JP2001164760A - 養生ネットの留め金具 - Google Patents

養生ネットの留め金具

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JP2001164760A
JP2001164760A JP34904399A JP34904399A JP2001164760A JP 2001164760 A JP2001164760 A JP 2001164760A JP 34904399 A JP34904399 A JP 34904399A JP 34904399 A JP34904399 A JP 34904399A JP 2001164760 A JP2001164760 A JP 2001164760A
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JP
Japan
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curing net
pin
clasp
curing
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP34904399A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Iwata
年晴 岩田
Katsuhiko Tsuboi
勝彦 坪井
Kazue Murao
和重 村尾
Atsunori Ishihara
敦徳 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 養生ネットの取り付けおよび取り外しが簡単
かつ効率良く行うことができる養生ネットの留め金具を
提供することである。 【解決手段】 適宜長さの添え板2の上下端部に半割可
能な締め付け環3が設けられ、前記添え板2の表面に
は、ロック手段を備えた掛止ピン4が適宜間隔ごとに突
設された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は養生ネットの留め金
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物を構築する際には、躯体外部の枠組
足場に養生ネットを張って作業中に物が外部へ落下する
のを防いでいる。この養生ネットの両側端部は、図4に
示すように、通し孔16に結束紐17を通して枠組足場
の建枠18に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
養生ネットには下記のような問題がある。 側端部の通し孔に結束紐を通して固定しているため
手間がかかる。 結束紐を結束する人の技量により、結び目に隙間が
できて外部に物が落下するおそれがある。 養生ネットが弛んで美観を損ねる。 養生ネットを取り外すには結束紐を切断するため、
これがゴミとなって再利用することができない。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、養生ネットの取り付けおよ
び取り外しが簡単かつ効率良く行うことができる養生ネ
ットの留め金具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、請求項1の発明が、適宜長さの添え板の上
下端部に半割可能な締め付け環が設けられ、前記添え板
の表面には、ロック手段を備えた掛止ピンが適宜間隔ご
とに突設されたことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明によれば、締め付け環によ
って留め金具が枠組足場の建枠に固定されるので掛止ピ
ンが建枠に突設したようになる。
【0007】また請求項2の発明が、請求項1におい
て、半割可能な締め付け環の一方には掛止ピンが突設さ
れ、他方には掛止ピンに重ね合わされる重ね片が突設さ
れたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、半割な締め付け
環の一方に、他の半割環を合わせると掛止ピンに重ね片
が重ね合わされる。
【0009】また請求項3の発明は、請求項1または2
において、ロック手段は掛止ピンに出没自在に設けられ
た止め片であることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明によれば、養生ネットの通
し孔に掛止ピンを通すと、該掛止ピンを通すときには止
め片が没し、通し終わったら止め片が突出して養生ネッ
トを固定する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の養生ネットの留め
金具(以下留め金具という)の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。留め金具は第1の実施の形態のみ
があり、図1は留め金具の斜視図、正面図、背面図およ
び平面図、図2は枠組足場の建枠に留め金具を取り付け
た正面図および、留め金具に養生ネットを取り付けた正
面図、図3は留め金具に養生ネットを取り付けた要部の
斜視図および断面図である。
【0012】留め金具1は、図1に示すように、添え板
2の上下端部に締め付け環3が設けられるとともに、添
え板2の表面に掛止ピン4が突設されて構成されてい
る。添え板2は枠組足場の建枠に添えられるために湾曲
され、その表面には6本の掛止ピン4が適宜間隔をもっ
て突設されている。この掛止ピン4は養生ネットの側端
部の通し孔に挿入されるものであり、下面にはロック手
段である止め片5が出没自在に設けられている。この止
め片5は平面三角形であり、先端部のピン6を中心に回
転自在で、かつバネ(図示せず)により外側に押し出さ
れている。したがって、止め片5は掛止ピン4の先端部
から後端部にかけて漸次大きく突出した状態になり、養
生ネットの通し孔に挿入するときには掛止ピン4内に埋
没するようになっている。
【0013】また添え板2の上下両端部に溶接接合され
た締め付け環3は半割環3a、3bが合わされて形成さ
れ、蝶番7によって開閉できるようになっている。一方
の半割環3aには掛止ピン4が突設され、これに重ね合
わされる湾曲の重ね片8が他方の半割環3bに突設され
ている。よって、図1の(4)に示すように、半割環3
a、3b同士が合わされた状態で重ね片8が掛止ピン4
に重ね合わされる。また各半割環3a、3b内には、建
枠に取り付けたときにガタつかないようにゴムなどの滑
り止め材9が設けられている。
【0014】図2の(1)は、留め金具1を枠組足場の
建枠10に取り付けた状態を示し、養生ネットが側端部
で重なり合う箇所に取り付ける。このように建枠10に
取り付けた留め金具1の掛止ピン4を養生ネット11の
通し孔12に挿入し、同図の(2)に示すように、養生
ネット11を枠組足場に取り付ける。
【0015】この養生ネット11の取り付け方法は、ま
ず、留め金具1を建枠10に取り付けて重ね片8が重ね
合わされた掛止ピン4を、図3の(1)に示すように、
一方の養生ネット11aの通し孔12に挿入する。この
ように掛止ピン4を通し孔12に挿入するときは止め片
5が埋没するが、通し終わったら突出して掛止ピン4を
通し孔12から抜けないようにする。この作業は下側の
掛止ピン4から上側にかけて行うが、最上部の掛止ピン
4を通し孔12に挿入すると、同図の(2)に示すよう
に、掛止ピン4と重ね片8とが結束されるとともに締め
付け環3も建枠10に強く締め付けられる。これらの養
生ネット11a、11bは両側端が留め金具1に固定さ
れるので所定の張力をもって張ることができる。次に、
他方の養生ネット11bの通し孔12に掛止ピン4を前
記と同じ方法で挿入すると、双方の養生ネット11a、
11bの側端部が重なり合った状態で固定される。この
ような作業を枠組足場の下側から上側にかけて繰り返す
と、図2の(2)に示すように、枠組足場全体に養生ネ
ット11が張られる。
【0016】一方、養生ネット11を取り外す場合は、
図2の(2)に示すような操作部13を開き、ここから
手を出して外側に重なった養生ネット11bを取り外し
てから、全ての養生ネット11を取り外す。そして、こ
れらの養生ネットを取り外した後に建枠10から留め金
具1を取り外す。なお、前記操作部13はジッパー14
で開閉できるようになっている。
【0017】
【発明の効果】留め金具の建枠への取り付けおよび取り
外しが簡単にできる。
【0018】留め金具の転用ができる。
【0019】養生ネットの枠組足場への取り付けおよび
取り外しが専門工でなくても簡単かつ効率良く行える。
【0020】養生ネットの側端部が重ね接合できるの
で、接合部に隙間ができずに物が外部へ落下することが
ない。
【0021】養生ネットを弛まずに張ることができるの
で、美観を損ねない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は第1の実施の形態の留め金具の斜視
図、(2)は同正面図、(3)は同背面図、(4)は同
平面図である。
【図2】(1)は枠組足場の建枠に留め金具を取り付け
た正面図、(2)は留め金具に養生ネットを取り付けた
正面図である。
【図3】(1)は掛止ピンを養生ネットの通し孔に通し
た斜視図、(2)は同横断面図、(3)は同縦断面であ
る。
【図4】従来の養生ネットの正面図である。
【符号の説明】
1 留め金具 2 添え板 3 締め付け環 4 掛止ピン 5 止め片 6 ピン 7 蝶番 8 重ね片 9 滑り止め材 10、18 建枠 11 養生ネット 12、16 通し孔 13 操作部 14 ジッパー 17 結束紐
フロントページの続き (72)発明者 村尾 和重 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社東京支店内 (72)発明者 石原 敦徳 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設株 式会社東京支店内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜長さの添え板の上下端部に半割可能
    な締め付け環が設けられ、前記添え板の表面には、ロッ
    ク手段を備えた掛止ピンが適宜間隔ごとに突設されたこ
    とを特徴とする養生ネットの留め金具。
  2. 【請求項2】 半割可能な締め付け環の一方には掛止ピ
    ンが突設され、他方には掛止ピンに重ね合わされる重ね
    片が突設されたことを特徴とする請求項1に記載の養生
    ネットの留め金具。
  3. 【請求項3】 ロック手段は掛止ピンに出没自在に設け
    られた止め片であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の養生ネットの留め金具。
JP34904399A 1999-12-08 1999-12-08 養生ネットの留め金具 Pending JP2001164760A (ja)

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JP34904399A JP2001164760A (ja) 1999-12-08 1999-12-08 養生ネットの留め金具

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JP34904399A JP2001164760A (ja) 1999-12-08 1999-12-08 養生ネットの留め金具

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JP2001164760A true JP2001164760A (ja) 2001-06-19

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ID=18401114

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019196776A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 晃輝 平山 係止具及び係止方法

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