JP3104097U - バッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】 キャリーケース本体Cから取り外してバッグのみを使用する場合に、キャリーケース本体Cに取り付けておくための部材が、バッグの外部に露出せず、体裁が悪くなることもなく、またこれらに物が当たったり、引っ掛かったりして邪魔になるということもなく、非常に使用し易いバッグを提供する。
【解決手段】 バッグ本体1に設けたポケット2内部の上部両端間に、キャリーケース本体CのハンドルHを貫通させるためのベルト4を前記ポケット2の口部2aから出没自在として掛け渡し、前記ベルト4の略中央部をバッグ本体1に止着しておくための止着具5を設けたものとしている。
【選択図面】 図5
【解決手段】 バッグ本体1に設けたポケット2内部の上部両端間に、キャリーケース本体CのハンドルHを貫通させるためのベルト4を前記ポケット2の口部2aから出没自在として掛け渡し、前記ベルト4の略中央部をバッグ本体1に止着しておくための止着具5を設けたものとしている。
【選択図面】 図5
Description
この考案は、一般にキャリーケースと呼ばれたり、キャスターバッグ等と呼ばれているバッグ本体のハンドルに取り付けておくことのできるバッグに関するものである。
従来、この種のバッグBとしては、例えば図7に示したように、キャスター11を有するキャリーケース本体Cに、押したり引いたりして移動させるために取り付けたハンドルHに、このハンドルHを貫通させるハンドル通しベルト12を設けたものが存在する(特許文献1)。
すなわち、前記バッグBは、キャリーケース本体Cの上に載置可能な大きさにしており、後面部に上下方向へ開通した前記ハンドル通しベルト12を設けている。
そして、前記バッグBは、キャリーケース本体Cの上に載置し、ハンドル通しベルト12にハンドルHを貫通させて、そのハンドルHを押したり引いたりすれば、キャリーケース本体Cと一緒に移動させることができる。
したがって、前記バッグBは、ハンドル通しベルト12にハンドルHを通すので移動中に落下する心配がなく、また盗難も防止することができるという効果を有している。
さらに、この種のバッグBとしては、例えば図8に示したように、前記キャリーケース本体CのハンドルHに、このハンドルHに固定するためのベルト13、面接着ファスナー14による係止部材が前面部に設けられたものが存在する(特許文献2)。
前記バッグBは、キャリーケース本体Cの上に載置し、ハンドルHにベルト13を掛け渡し、面接着ファスナー14で止着しておけば、キャリーケース本体Cと一緒に移動させることができる。
したがって、このバッグBも、前記バッグと同様に移動中に落下する心配がなく、また盗難も防止することができるという効果を有している。
実用新案登録第3045786号(第4頁、図1)
特開2002−159319号(第6頁、図19)
上記従来のバッグでは、何れにおいてもハンドル通しベルト12やベルト13、面接着ファスナー14がバッグの前面部や後面部に設けられているが、キャリーケース本体Cから取り外してバッグのみを使用する場合にも、前記ハンドル通しベルト12やベルト13、面接着ファスナー14がバッグの外部に露出したままになっている。
そのため、バッグのみを使用する場合には、ハンドル通しベルト12やベルト13、面接着ファスナー14が目立って、体裁が悪いという問題点を有していた。さらに、ハンドル通しベルト12やベルト13、面接着ファスナー14が露出しているため、これらに物が当たったり、引っ掛かったりして邪魔になるという問題点を有していた。
そこで、この考案は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、キャリーケース本体Cから取り外してバッグのみを使用する場合には、キャリーケース本体Cに取り付けておくための部材が、バッグの外部に露出せず、体裁が悪くなることもなく、またこれらに物が当たったり、引っ掛かったりして邪魔になるということもなく、非常に使用し易いバッグを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案のバッグは、バッグ本体1に設けたポケット2内部の上部両端間に、キャリーケース本体CのハンドルHを貫通させるためのベルト4を前記ポケット2の口部2aから出没自在として掛け渡し、前記ベルト4の略中央部をバッグ本体1に止着しておくための止着具5を設けたものとしている。
そして、この考案のバッグでは、前記ポケット2の口部2aに開閉ファスナー3または被蓋を設けたものとしている。
さらに、この考案のバッグでは、ベルト4の両端部4aをそれぞれポケット2内部の上部両端に縫い付け、この両端部4aから少し中間部4bに寄った個所をそれぞれ直角に折り曲げて縫い合わせ、その直角に折り曲げた状態を維持するようにして、ベルト4の中間部4bを水平にすることにより、前記ベルト4をポケット2内部の上部両端間に掛け渡したものとしている。
また、この考案のバッグでは、前記止着具5を、ベルト4の略中央部と、ポケット2内部の上部略中央に取り付けたタレ紐6に設けた一対のホック5a、5aまたは面接着ファスナーとしている。
さらに、この考案のバッグでは、前記止着具5を、ベルト4の略中央部と、ポケット2内部の上部略中央に設けた一対のホック5a、5aまたは面接着ファスナーとしている。
この考案のバッグは、以上に述べたように構成されているので、バッグのみを使用する場合には、キャリーケースに取り付けておくための部材を、ポケット内部に入れておけばバッグの外部に露出せず、体裁が悪くなることもなく、またこれらに物が当たったり、引っ掛かったりして邪魔になるということもなく、非常に使用し易いものとなる。
以下、この考案のバッグを実施するための最良の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この考案のバッグは、図1〜4に示したように、バッグ本体1の前面部、後面部の何れか一方または両方にポケット2を設けている。このポケット2は、マチ幅を有したものとしてもよいが、図示したようにマチ幅を有していないものとしてもよい。前記ポケット2の上部には、口部2aを設けており、この口部2aには被蓋を設けたものとしてもよいが、図示したように開閉ファスナー3を設けたものとしてもよい。
前記何れかのポケット2には、ポケット2内部の上部両端間に、キャリーケースCのハンドルHを貫通させるためのベルト4を掛け渡したものとしている。すなわち、ベルト4の両端部4aをそれぞれポケット2内部の上部両端に縫い付け、この両端部4aから少し中間部4bに寄った個所をそれぞれ直角に折り曲げて縫い合わせ、その直角に折り曲げた状態を維持するようにして、ベルト4の中間部4bを水平にすることにより、前記ベルト4をポケット2内部の上部両端間に掛け渡したものとしている。そして、このベルト4は、ポケット2の口部2aから出没自在としている。図示した実施の形態では、前記したようにベルト4をポケット2内部の上部両端間に掛け渡すことにより、前記ベルト4は、中間部4bのみをポケット2の口部2aから出没自在としているので、ベルト4の両端部4aのポケット2内部への縫い付け部はポケット2内部に位置し、ベルト4をポケット2の口部2aから外に出しているときも露出しないものとなる。
さらに、前記ベルト4には、このベルト4の略中央部をバッグ本体1に止着しておくための止着具5を設けたものとしている。この止着具5は、図1、2に示したものでは、ベルト4の略中央部と、ポケット2内部の上部略中央に取り付けたタレ紐6に設けた一対のホック5a、5aや面接着ファスナー(図示せず)としている。また、前記止着具5は、図3、4に示したものでは、ベルト4の略中央部と、ポケット2内部の上部略中央に設けた一対のホック5a、5aや面接着ファスナー(図示せず)としている。
以上のように構成したこの発明のバッグは、キャリーケースのハンドルに取り付ける場合には、図2、4に示したように、ポケット2の開閉ファスナー3を開いて口部2aを開口し、この口部2aからベルト4を外に出す。そして、バッグ本体1をキャリーケース本体Cの上に載置し、ベルト4にハンドルHを貫通させ、図5、6に示したように、ベルト4の略中央部を止着具5によってバッグ本体1に止着する。
このようにすれば、この発明のバッグは、キャリーケース本体Cと一緒に移動させているときは、キャリーケース本体Cから落下する心配がなく、また盗難も防止することができる。しかも、ポケット2から外に出したベルト4は、両端部4aのポケット2内部への縫い付け部が露出していないので、余り目立たないものとなる。
また、この発明のバッグは、キャリーケースCのハンドルHから取り外して使用する場合には、バッグ本体1に止着した止着具5を外してハンドルHからベルト4を抜き、このベルト4をポケット2内部に入れ、図1、3に示したように、ポケット2の開閉ファスナー3を閉じればよい。
このようにすれば、この発明のバッグは、ベルト4がバッグ本体1の外に露出せず、体裁が悪くなることもなく、またベルトに物が当たったり、引っ掛かったりして邪魔になるということもない。
1 バッグ本体
2 ポケット
2a 口部
3 開閉ファスナー
4 ベルト
4a 両端部
4b 中間部
5 止着具
5a ホック
6 タレ紐
C キャリーケース
H ハンドル
2 ポケット
2a 口部
3 開閉ファスナー
4 ベルト
4a 両端部
4b 中間部
5 止着具
5a ホック
6 タレ紐
C キャリーケース
H ハンドル
Claims (5)
- バッグ本体(1)に設けたポケット(2)内部の上部両端間に、キャリーケース本体(C)のハンドル(H)を貫通させるためのベルト(4)を前記ポケット(2)の口部(2a)から出没自在として掛け渡し、前記ベルト(4)の略中央部をバッグ本体(1)に止着しておくための止着具(5)を設けたことを特徴とするバッグ。
- 前記ポケット(2)の口部(2a)に開閉ファスナー(3)または被蓋を設けたことを特徴とする請求項1記載のバッグ。
- ベルト(4)の両端部(4a)をそれぞれポケット(2)内部の上部両端に縫い付け、この両端部(4a)から少し中間部(4b)に寄った個所をそれぞれ直角に折り曲げて縫い合わせ、その直角に折り曲げた状態を維持するようにして、ベルト(4)の中間部(4b)を水平にすることにより、前記ベルト(4)をポケット(2)内部の上部両端間に掛け渡したことを特徴とする請求項1記載のバッグ。
- 前記止着具(5)を、ベルト(4)の略中央部と、ポケット(2)内部の上部略中央に取り付けたタレ紐(6)に設けた一対のホック(5a、5a)または面接着ファスナーとしたことを特徴とする請求項1記載のバッグ。
- 前記止着具(5)を、ベルト(4)の略中央部と、ポケット(2)内部の上部略中央に設けた一対のホック(5a、5a)または面接着ファスナーとしたことを特徴とする請求項1記載のバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001392U JP3104097U (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001392U JP3104097U (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | バッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104097U true JP3104097U (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=43257522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001392U Expired - Lifetime JP3104097U (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104097U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017196365A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 澄子 堀内 | 手荷物バッグの留め具 |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004001392U patent/JP3104097U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017196365A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 澄子 堀内 | 手荷物バッグの留め具 |
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