JP2001164516A - 浮桟橋の連結構造 - Google Patents
浮桟橋の連結構造Info
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- JP2001164516A JP2001164516A JP35186199A JP35186199A JP2001164516A JP 2001164516 A JP2001164516 A JP 2001164516A JP 35186199 A JP35186199 A JP 35186199A JP 35186199 A JP35186199 A JP 35186199A JP 2001164516 A JP2001164516 A JP 2001164516A
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- floating pier
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価なコストで、しかも任意の形状に簡単に
成形することができるようにした浮桟橋用フロートの提
供。 【解決手段】 浮桟橋6の基端部両側に張出部69,6
9を形成し、この張出部に左右の連結金具60、60を
取り付けることにより、左右の連結金具間の距離L1を
浮桟橋の幅員Lよりも大きくした。
成形することができるようにした浮桟橋用フロートの提
供。 【解決手段】 浮桟橋6の基端部両側に張出部69,6
9を形成し、この張出部に左右の連結金具60、60を
取り付けることにより、左右の連結金具間の距離L1を
浮桟橋の幅員Lよりも大きくした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶(主に、モー
タボートやクルーザ等の小型船舶)の乗降場所として、
海や湖等の水面上に浮設される浮桟橋において、その浮
桟橋の連結構造、例えば、本桟橋に対する枝桟橋の連結
構造に関する。
タボートやクルーザ等の小型船舶)の乗降場所として、
海や湖等の水面上に浮設される浮桟橋において、その浮
桟橋の連結構造、例えば、本桟橋に対する枝桟橋の連結
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】浮桟橋は、デッキの下面にフロートが取
り付けられ、このフロートによる浮力によって水面上に
浮設される。この場合、例えば、本桟橋に枝桟橋が連結
された浮桟橋では、枝桟橋の基端両側部が、左右の連結
金具により本桟橋に対して連結されることになる。従
来、本桟橋に対する枝桟橋の取り付け構造においては、
図5の枝桟橋5で示すように、枝桟橋5が基端から先端
まで同一幅員のストレート状に形成されている関係で、
左右の連結金具50,50は、枝桟橋5の幅員内で取り
付けられ、このため、左右の連結金具間の距離L5は、
枝桟橋5の幅員とほぼ同一になっている。浮桟橋は、水
面上に浮設されているため、波の上下動に対応できるよ
うに、連結部に上下方向のガタ付きを設けている。この
ため、特に、長さに対する幅員が狭い細幅の枝桟橋で
は、この上を人が歩くと、ガタ付きによって両側が上下
方向に揺れ(ローリング)易く、転落等の事故につなが
ることがある。このような揺れを小さく抑えるために、
図5の枝桟橋5で示すように、先端に支持杭51を立設
し、この支持杭51によって先端部を昇降可能に支持す
るようにしていた。
り付けられ、このフロートによる浮力によって水面上に
浮設される。この場合、例えば、本桟橋に枝桟橋が連結
された浮桟橋では、枝桟橋の基端両側部が、左右の連結
金具により本桟橋に対して連結されることになる。従
来、本桟橋に対する枝桟橋の取り付け構造においては、
図5の枝桟橋5で示すように、枝桟橋5が基端から先端
まで同一幅員のストレート状に形成されている関係で、
左右の連結金具50,50は、枝桟橋5の幅員内で取り
付けられ、このため、左右の連結金具間の距離L5は、
枝桟橋5の幅員とほぼ同一になっている。浮桟橋は、水
面上に浮設されているため、波の上下動に対応できるよ
うに、連結部に上下方向のガタ付きを設けている。この
ため、特に、長さに対する幅員が狭い細幅の枝桟橋で
は、この上を人が歩くと、ガタ付きによって両側が上下
方向に揺れ(ローリング)易く、転落等の事故につなが
ることがある。このような揺れを小さく抑えるために、
図5の枝桟橋5で示すように、先端に支持杭51を立設
し、この支持杭51によって先端部を昇降可能に支持す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、支持杭によって浮桟橋の先端部を昇降可能に支
持すると、揺れを抑えることができるものの、この支持
杭の設置にかかるコスト、即ち、鋼管杭等の部品コス
ト、架設工事コストが必要になり、多大なコスト負担を
強いられるという問題がある。
ように、支持杭によって浮桟橋の先端部を昇降可能に支
持すると、揺れを抑えることができるものの、この支持
杭の設置にかかるコスト、即ち、鋼管杭等の部品コス
ト、架設工事コストが必要になり、多大なコスト負担を
強いられるという問題がある。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、浮桟橋の連結構造に改良を
加えることにより、簡単な構造で、しかも安価なコスト
で、揺れを小さく抑えることができるようにした浮桟橋
の連結技術を提供することを課題としている。
するためになされたもので、浮桟橋の連結構造に改良を
加えることにより、簡単な構造で、しかも安価なコスト
で、揺れを小さく抑えることができるようにした浮桟橋
の連結技術を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の浮桟橋の連結構造(請求項1)は、基端両
側部が左右の連結金具により連結される浮桟橋の連結構
造において、左右の連結金具間の距離を浮桟橋の幅員よ
りも大きくした構成にしている。
め、本発明の浮桟橋の連結構造(請求項1)は、基端両
側部が左右の連結金具により連結される浮桟橋の連結構
造において、左右の連結金具間の距離を浮桟橋の幅員よ
りも大きくした構成にしている。
【0006】このように、連結金具間の距離を浮桟橋の
幅員よりも大きくすると、連結金具間の距離を浮桟橋の
幅員と同一にしたものに比べ、揺れを小さく抑えること
ができる。即ち、図6の作用説明図で示すように、連結
金具間の距離A1を浮桟橋の幅員よりも大きくしたもの
Aと、連結金具間の距離B1を浮桟橋の幅員と同一にし
たものBとの揺れを比べると、連結部における上下方向
のガタ付き量Tを同一とした場合、Aでは上下方向の傾
きが小さいのに対し、Bでは上下方向の傾きが大きく、
Aの揺れ幅A2をBの揺れ幅B2よりも小さく(A2<
B2)することができる。
幅員よりも大きくすると、連結金具間の距離を浮桟橋の
幅員と同一にしたものに比べ、揺れを小さく抑えること
ができる。即ち、図6の作用説明図で示すように、連結
金具間の距離A1を浮桟橋の幅員よりも大きくしたもの
Aと、連結金具間の距離B1を浮桟橋の幅員と同一にし
たものBとの揺れを比べると、連結部における上下方向
のガタ付き量Tを同一とした場合、Aでは上下方向の傾
きが小さいのに対し、Bでは上下方向の傾きが大きく、
Aの揺れ幅A2をBの揺れ幅B2よりも小さく(A2<
B2)することができる。
【0007】又、本発明の浮桟橋の連結構造において、
浮桟橋の基端部片側に張出部を形成し、この張出部に左
右の連結金具の一方を取り付けることにより、左右の連
結金具間の距離を浮桟橋の幅員よりも大きくした態様
(請求項2)がある。
浮桟橋の基端部片側に張出部を形成し、この張出部に左
右の連結金具の一方を取り付けることにより、左右の連
結金具間の距離を浮桟橋の幅員よりも大きくした態様
(請求項2)がある。
【0008】又、本発明の浮桟橋の連結構造において、
浮桟橋の基端部両側に張出部を形成し、この張出部に左
右の連結金具を取り付けることにより、左右の連結金具
間の距離を浮桟橋の幅員よりも大きくした態様(請求項
3)がある。
浮桟橋の基端部両側に張出部を形成し、この張出部に左
右の連結金具を取り付けることにより、左右の連結金具
間の距離を浮桟橋の幅員よりも大きくした態様(請求項
3)がある。
【0009】このように、浮桟橋の基端部に張出部(ハ
ンチ部)を形成すると、基端部の幅員が広がり、本桟橋
から枝桟橋への乗り移りにおいて、足元のスペースに余
裕が生じ、安全に乗り移ることができる。
ンチ部)を形成すると、基端部の幅員が広がり、本桟橋
から枝桟橋への乗り移りにおいて、足元のスペースに余
裕が生じ、安全に乗り移ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の実施の1形態にかかる
浮桟橋に設けられた枝桟橋の切欠平面図、図2はこの枝
桟橋の側面図、図3はこの枝桟橋の連結構造を示す側面
図、図4はこの連結構造を示す平面図、図5は浮桟橋の
全体概略平面図である。
により説明する。図1は本発明の実施の1形態にかかる
浮桟橋に設けられた枝桟橋の切欠平面図、図2はこの枝
桟橋の側面図、図3はこの枝桟橋の連結構造を示す側面
図、図4はこの連結構造を示す平面図、図5は浮桟橋の
全体概略平面図である。
【0011】この浮桟橋は、図5に示すように、3体の
本桟橋1,2,3と、5体の枝桟橋4,5,6,7,8
を備え、各本桟橋1,2,3同士はそれぞれ端部左右が
連結金具20,30によって長さ方向に直列に連結され
ている。又、枝桟橋4,5,6,7,8は、本桟橋2の
片側縁に本桟橋2の長さ方向と直角に延長するようにそ
れぞれ端部左右が連結金具40,50,60,70,8
0によって連結され、この場合、枝桟橋6,7は、それ
ぞれ2体の桟橋体で構成され、両桟橋体は端部左右が接
続金具61,71によって長さ方向に直列に連結されて
いる。
本桟橋1,2,3と、5体の枝桟橋4,5,6,7,8
を備え、各本桟橋1,2,3同士はそれぞれ端部左右が
連結金具20,30によって長さ方向に直列に連結され
ている。又、枝桟橋4,5,6,7,8は、本桟橋2の
片側縁に本桟橋2の長さ方向と直角に延長するようにそ
れぞれ端部左右が連結金具40,50,60,70,8
0によって連結され、この場合、枝桟橋6,7は、それ
ぞれ2体の桟橋体で構成され、両桟橋体は端部左右が接
続金具61,71によって長さ方向に直列に連結されて
いる。
【0012】尚、本桟橋2には、1本杭による支持杭2
1が本桟橋2を貫通する状態で設けられ、又、枝桟橋5
の先端にも1本杭による支持杭51が設けられている。
この支持杭21,51は、海底に立設され、そして、桟
橋2,5には、支持杭21,51の周囲四方を囲むよう
にガイドローラ(図示せず)が取り付けられ、潮位の変
動に伴う桟橋の昇降に際し、ガイドローラを支持杭2
1,51の外周面で転動させることにより、桟橋2,5
を支持杭21,51に沿って昇降させると共に、桟橋
2,5の揺れを防止するようになっている。尚、又、本
桟橋3には、4本の杭体31を四角形状に配置すると共
に、各杭体31同士を連結した支持杭32が設けられ、
この場合、各杭体31のそれぞれに周囲四方を囲むよう
にガイドローラ(図示せず)が設けられている。
1が本桟橋2を貫通する状態で設けられ、又、枝桟橋5
の先端にも1本杭による支持杭51が設けられている。
この支持杭21,51は、海底に立設され、そして、桟
橋2,5には、支持杭21,51の周囲四方を囲むよう
にガイドローラ(図示せず)が取り付けられ、潮位の変
動に伴う桟橋の昇降に際し、ガイドローラを支持杭2
1,51の外周面で転動させることにより、桟橋2,5
を支持杭21,51に沿って昇降させると共に、桟橋
2,5の揺れを防止するようになっている。尚、又、本
桟橋3には、4本の杭体31を四角形状に配置すると共
に、各杭体31同士を連結した支持杭32が設けられ、
この場合、各杭体31のそれぞれに周囲四方を囲むよう
にガイドローラ(図示せず)が設けられている。
【0013】前記本桟橋1,2,3及び枝桟橋4,5,
6,7,8は、デッキの下面に取り付けられたフロート
による浮力によって海面上に浮設されるもので、その構
造を図1及び図2に示す枝桟橋6を例にとって説明す
る。
6,7,8は、デッキの下面に取り付けられたフロート
による浮力によって海面上に浮設されるもので、その構
造を図1及び図2に示す枝桟橋6を例にとって説明す
る。
【0014】この枝桟橋6は、長さ方向に延長した左右
の大引62と、この大引62,62間に渡した根太63
とでデッキ枠64が形成され、このデッキ枠64の上面
に床板65を敷設することでデッキ66が形成されてい
る。又、デッキ66の下面には、左右2列でフロート6
7が並設されている。この場合、デッキ枠64の下面に
L型鋼による補強フレーム68が取り付けられ、この補
強フレーム68でフロート67の上面外周を囲むように
した取り付け構造となっている。
の大引62と、この大引62,62間に渡した根太63
とでデッキ枠64が形成され、このデッキ枠64の上面
に床板65を敷設することでデッキ66が形成されてい
る。又、デッキ66の下面には、左右2列でフロート6
7が並設されている。この場合、デッキ枠64の下面に
L型鋼による補強フレーム68が取り付けられ、この補
強フレーム68でフロート67の上面外周を囲むように
した取り付け構造となっている。
【0015】又、枝桟橋6の基端部両側にはハンチ状に
張出部69,69が形成されており、このように、浮桟
橋6の基端部に張出部69,69を形成すると、基端部
の幅員が広がり、本桟橋2から枝桟橋6への乗り移りに
おいて、足元のスペースに余裕が生じ、安全に乗り移る
ことができる。
張出部69,69が形成されており、このように、浮桟
橋6の基端部に張出部69,69を形成すると、基端部
の幅員が広がり、本桟橋2から枝桟橋6への乗り移りに
おいて、足元のスペースに余裕が生じ、安全に乗り移る
ことができる。
【0016】そして、この枝桟橋6の本桟橋2に対する
連結構造は、張出部69,69の外側端部に左右の連結
金具60,60を取り付けることにより、連結金具6
0,60間の距離L1を浮桟橋6の幅員Lよりも大きく
(L1>L)したものとなっている。前記連結金具60
は、図3及び図4で示すように、本桟橋2の側縁に取り
付けられた可動ブラケット60aと、枝桟橋6の基端縁
部において補強フレーム68に固定された固定ブラケッ
ト60bを備え、両ブラケット60a,60bがボルト
軸60cによって上下方向に揺動可能に連結されたもの
である。この場合、本桟橋2側の可動ブラケット60a
は、補強フレーム22に固定されたガイド部材23に上
下移動可能に取り付けられ、この上下移動によって連結
部に生じる上下方向のガタ付きにより、浮桟橋6を波の
上下動に対応して上下動できるようにしている。
連結構造は、張出部69,69の外側端部に左右の連結
金具60,60を取り付けることにより、連結金具6
0,60間の距離L1を浮桟橋6の幅員Lよりも大きく
(L1>L)したものとなっている。前記連結金具60
は、図3及び図4で示すように、本桟橋2の側縁に取り
付けられた可動ブラケット60aと、枝桟橋6の基端縁
部において補強フレーム68に固定された固定ブラケッ
ト60bを備え、両ブラケット60a,60bがボルト
軸60cによって上下方向に揺動可能に連結されたもの
である。この場合、本桟橋2側の可動ブラケット60a
は、補強フレーム22に固定されたガイド部材23に上
下移動可能に取り付けられ、この上下移動によって連結
部に生じる上下方向のガタ付きにより、浮桟橋6を波の
上下動に対応して上下動できるようにしている。
【0017】従って、この枝桟橋6では、連結金具6
0,60間の距離L1を枝桟橋6の幅員Lよりも大きく
しているため、図6の作用説明図で示したように、連結
金具間の距離を浮桟橋の幅員と同一にしたものに比べ、
揺れ幅を小さく抑えることができる。又、張出部69,
69によって、基端部の幅員が広がり、本桟橋2から枝
桟橋6への乗り移りにおいて、足元のスペースに余裕が
生じ、安全に乗り移ることができる。
0,60間の距離L1を枝桟橋6の幅員Lよりも大きく
しているため、図6の作用説明図で示したように、連結
金具間の距離を浮桟橋の幅員と同一にしたものに比べ、
揺れ幅を小さく抑えることができる。又、張出部69,
69によって、基端部の幅員が広がり、本桟橋2から枝
桟橋6への乗り移りにおいて、足元のスペースに余裕が
生じ、安全に乗り移ることができる。
【0018】尚、他の枝桟橋4,5,7,8及び本桟橋
1,2,3についても、デッキ枠の上面に床板を敷設す
ることでデッキが形成され、又、デッキの下面にフロー
トが取り付けられている。又、図5に示すように、枝桟
橋5については、従来と同様に左右の連結金具50,5
0間の距離が枝桟橋5の幅員とほぼ同一である。枝桟橋
4,8は、基端部片側に張出部41,81を形成し、こ
の張出部41,81に左右の連結金具40,80の一方
を取り付けることにより、左右の連結金具40,40
間、80,80間の距離を枝桟橋4,8の幅員よりも大
きくしている。枝桟橋7は、前記枝桟橋6と同様に、基
端部両側に張出部72,72を形成し、この張出部7
2,72に左右の連結金具70,70を取り付けること
により、左右の連結金具70,70間の距離を浮桟橋7
の幅員よりも大きくしている。
1,2,3についても、デッキ枠の上面に床板を敷設す
ることでデッキが形成され、又、デッキの下面にフロー
トが取り付けられている。又、図5に示すように、枝桟
橋5については、従来と同様に左右の連結金具50,5
0間の距離が枝桟橋5の幅員とほぼ同一である。枝桟橋
4,8は、基端部片側に張出部41,81を形成し、こ
の張出部41,81に左右の連結金具40,80の一方
を取り付けることにより、左右の連結金具40,40
間、80,80間の距離を枝桟橋4,8の幅員よりも大
きくしている。枝桟橋7は、前記枝桟橋6と同様に、基
端部両側に張出部72,72を形成し、この張出部7
2,72に左右の連結金具70,70を取り付けること
により、左右の連結金具70,70間の距離を浮桟橋7
の幅員よりも大きくしている。
【0019】以上、本発明の実施の1形態を図面により
説明したが、具体的な構成はこれに限定されるものでは
ない。例えば、実施の形態では、張出部を形成したが、
この張出部は必ずしも必要でなく、補強フレームだけを
基端部において側方に延長し、その延長部に連結金具を
取り付けることにより、左右の連結金具間の距離を枝桟
橋の幅員よりも大きくすることができる。
説明したが、具体的な構成はこれに限定されるものでは
ない。例えば、実施の形態では、張出部を形成したが、
この張出部は必ずしも必要でなく、補強フレームだけを
基端部において側方に延長し、その延長部に連結金具を
取り付けることにより、左右の連結金具間の距離を枝桟
橋の幅員よりも大きくすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の浮桟
橋の連結構造(請求項1)にあっては、上記のように構
成したので、簡単な構造で、しかも安価なコストで、揺
れを小さく抑えることができる。
橋の連結構造(請求項1)にあっては、上記のように構
成したので、簡単な構造で、しかも安価なコストで、揺
れを小さく抑えることができる。
【0021】又、張出部を形成すると(請求項2、
3)、基端部の幅員が広がり、本桟橋から枝桟橋への乗
り移りにおいて、足元のスペースに余裕が生じ、安全に
乗り移ることができる。
3)、基端部の幅員が広がり、本桟橋から枝桟橋への乗
り移りにおいて、足元のスペースに余裕が生じ、安全に
乗り移ることができる。
【図1】本発明の実施の1形態にかかる浮桟橋に設けら
れた枝桟橋の切欠平面図である。
れた枝桟橋の切欠平面図である。
【図2】この枝桟橋の側面図である。
【図3】この枝桟橋の連結構造を示す側面図である。
【図4】この連結構造を示す平面図である。
【図5】浮桟橋の全体概略平面図である。
【図6】浮桟橋の揺れ幅を比較するための作用説明図で
ある。
ある。
6 枝桟橋(浮桟橋) 60 連結金具 69 張出部 L 枝桟橋の幅員 L1 連結金具間の距離
Claims (3)
- 【請求項1】 基端両側部が左右の連結金具により連結
される浮桟橋の連結構造において、 左右の連結金具間の距離を浮桟橋の幅員よりも大きくし
たことを特徴とする浮桟橋における浮桟橋の連結構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の浮桟橋の連結構造におい
て、浮桟橋の基端部片側に張出部を形成し、この張出部
に左右の連結金具の一方を取り付けることにより、左右
の連結金具間の距離を浮桟橋の幅員よりも大きくした浮
桟橋における枝桟橋の連結構造。 - 【請求項3】 請求項1記載の浮桟橋の連結構造におい
て、浮桟橋の基端部両側に張出部を形成し、この張出部
に左右の連結金具を取り付けることにより、左右の連結
金具間の距離を浮桟橋の幅員よりも大きくした浮桟橋に
おける枝桟橋の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35186199A JP2001164516A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 浮桟橋の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35186199A JP2001164516A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 浮桟橋の連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001164516A true JP2001164516A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18420122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35186199A Pending JP2001164516A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 浮桟橋の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001164516A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017066802A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 三井造船鉄構エンジニアリング株式会社 | 浮桟橋用浮体の連結構造 |
-
1999
- 1999-12-10 JP JP35186199A patent/JP2001164516A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017066802A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 三井造船鉄構エンジニアリング株式会社 | 浮桟橋用浮体の連結構造 |
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