JP2001164062A - 樹脂組成物及びそれを用いた積層体 - Google Patents

樹脂組成物及びそれを用いた積層体

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JP2001164062A
JP2001164062A JP35284899A JP35284899A JP2001164062A JP 2001164062 A JP2001164062 A JP 2001164062A JP 35284899 A JP35284899 A JP 35284899A JP 35284899 A JP35284899 A JP 35284899A JP 2001164062 A JP2001164062 A JP 2001164062A
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propylene
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JP35284899A
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Masayoshi Suzuta
昌由 鈴田
Yoshinaga Shirosugi
嘉良 白杉
Hiroshi Umeyama
浩 梅山
Mamoru Sekiguchi
守 関口
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Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低温では強接着且つ耐衝撃性を有し、高温(8
5℃)での易開封性を有する樹脂組成物及びそれを用い
た積層体を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の樹脂組成物は、メルトインデック
ス(MI)が0.1〜100g/10分(230℃)の
ポリプロピレン樹脂である樹脂Aと、1種類以上のコモ
ノマーを含むプロピレン系共重合体である樹脂Bと、高
密度ポリエチレンである樹脂Cとからなり、配合比は樹
脂A+樹脂Bが50〜99wt%、樹脂Cが1〜50w
t%であり、且つ樹脂A+樹脂B+樹脂Cの合計100
重量部に対し、炭素数3〜8のαオレフィンを共重合さ
せたエチレン−αオレフィン共重合体エラストマーもし
くはプラストマーを0.01〜20重量部配合したもの
で、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂層1上に本発明の
樹脂組成物を用いてシーラント層11を形成して積層体
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリプロピレン樹
脂に対してイージーピール性を有する樹脂組成物及びそ
れを用いた積層体に関し、さらに詳細には、低温時に落
下などの衝撃が加わっても積層体の接着界面が開封する
こと無く(耐衝撃性を有し)、室温でも密着性かつ易開
封性を有しながらも、電子レンジなどで加温した際に
は、非常にイージーピール性を有する樹脂組成物及びそ
の積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品包装分野において、インスタントラ
ーメン、ゼリー、ヨーグルトなどカップに内容物を充填
した包装形態が増加してきている。また、最近ではHM
R(ホーム・ミール・リプレイスメント)の流れが強く
なり、それに伴い、冷凍流通が可能でかつ電子レンジな
どの耐熱性を有するトレーなども徐々に増えつつある。
これらの容器の代表的な例としては、一般的にポリエチ
レン、ポリスチレン、発泡ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂を射出成形や
真空圧縮成形などの製法を利用して製造されている。
【0003】しかしながら、上述したように消費者が内
容物が入った容器を、そのまま直接電子レンジで加温し
て、その後、蓋などを開封することで内容物を食する傾
向が強くなり、それらの容器の要求品質として耐熱性が
求められるようになってきた。一般に耐熱性が要求され
る分野では、ポリプロピレン樹脂やポリエステル樹脂を
使用した容器が多く、また最近では、省資源対応や環境
問題を考慮して、紙とポリプロピレンフィルムあるいは
ポリエステルフィルムを複合させた紙トレーなどが使用
される傾向が強くなってきているため、容器の蓋材など
に使用される積層体もポリプロピレンやポリエステルな
どの被着体に接着可能なシーラント層が要求されるよう
になってきた。
【0004】一般に容器の蓋材は、内容物保護及び開封
時の易開封性を考慮する必要がある。これらの蓋材のシ
ーラント層は、内容物保護のために基材とは強接着性を
有しながらも、開封時には容器との易開封性を有すると
いう相反する機能を要求されている。このような要求を
満たすため、様々な機能が蓋材に付与されてきた。その
一つが易開封機構の設計であり、それらの例として凝集
剥離機構が挙げられる。
【0005】しかしながら、消費者の食生活の変化に伴
い、容器に対する要求品質もかなり大きく変化してきて
いる。その第1としては、冷凍流通の拡大である。最近
は冷凍食品の需要が伸びてきており、その結果として、
冷凍流通時の落下における耐衝撃性が求められるように
なってきた(特に蓋材のシール部分)。上述したよう
に、耐熱性が求められる分野では、ポリプロピレンやポ
リエステルのような樹脂が使用されているが、これらの
樹脂は耐低温衝撃性が無いのが特徴的であり、容器だけ
でなく、蓋材のシーラント層にも耐衝撃性が求められる
ようになってきた。
【0006】第2には、上述したように省資源・環境対
応に伴う紙とプラスチックの複合容器の登場である。一
般に板紙などは、室温において凝集力が弱いが、高温に
なると著しくその傾向が強くなる。消費者が電子レンジ
で容器を加温した際には、その容器の強度物性が著しく
低下している可能性があるため、易開封性を要求するに
は、加温により低下した容器の強度物性よりも小さい開
封強度で蓋材が開封されなくてはならない。また、電子
レンジで加温された容器は非常に熱くなっているため、
できるだけ開封強度を弱くして開けやすくすることによ
り、容器を手で保持する、あるいは内容物をこぼすこと
なく火傷の問題をさける必要がある。
【0007】以上のように、消費者の食生活の変化や環
境を意識した活動に伴い、容器の要求品質も大きく変化
し、低温では強接着且つ耐衝撃性を有しながらも、室温
ではそこそこの易開封性を有し、かつ、高温ではかなり
の易開封性を要求されるようになってきた。現在のとこ
ろ易開封性を考慮した蓋材を構成している樹脂組成物も
しくは積層体は数々上市されているが、これらの要求に
見合うものは少なく、今後の容器の品質の変化に対応し
た、低温では強接着且つ耐衝撃性を有しながらも、室温
及び高温で易開封性を有する蓋材が必要となってきてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みなされたもので、低温では強接着且つ耐衝撃性を
有し、且つ高温(85℃)での易開封性を有する樹脂組
成物及びそれを用いた積層体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1においては、メルトイ
ンデックス(MI)が0.1〜100g/10分(23
0℃)のポリプロピレン樹脂である樹脂Aと、1種類以
上のコモノマーを含むプロピレン系共重合体である樹脂
Bと、樹脂A及び樹脂Bと非相溶系である樹脂Cとから
なり、配合比は樹脂A+樹脂Bが50〜99wt%、樹
脂Cが1〜50wt%であって、且つ、樹脂A+樹脂B
+樹脂Cの合計100重量部に対し、炭素数3〜8のα
オレフィンを共重合させたエチレン−αオレフィン共重
合体エラストマーもしくはプラストマーを0.01〜2
0重量部配合したことを特徴とする樹脂組成物としたも
のである。
【0010】また、請求項2においては、前記樹脂Bの
前記プロピレン系共重合体の軟化点温度が60〜130
℃であることを特徴とする請求項1記載の樹脂組成物と
したものである。
【0011】さらにまた、請求項3においては、前記樹
脂Bが、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−
ブテン−1共重合体、あるいはプロピレン−エチレン−
ブテン−1共重合体からなることを特徴とする請求項1
又は2記載の樹脂組成物としたものである。
【0012】さらにまた、請求項4においては、前記樹
脂Cがポリエチレン樹脂であることを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか一項に記載の樹脂組成物としたもの
である。
【0013】さらにまた、請求項5においては、請求項
1乃至4のいずれか一項に記載の樹脂組成物をイージー
ピール性を有するシーラント層としていることを特徴と
する積層体としたものである。
【0014】さらにまた、請求項6においては、前記シ
ーラント層の室温(25℃)における剥離強度が4.9
〜24.5N/15mmで、85℃における剥離強度が
4.9N/15mm以下であることを特徴とする請求項
5記載の積層体としたものである。
【0015】さらにまた、請求項7においては、ポリプ
ロピレン樹脂を主体とした容器の蓋材として機能するこ
とを特徴とする請求項5又は6記載の積層体としたもの
である。
【0016】さらにまた、請求項8においては、ポリプ
ロピレンを被着体とした、紙とプロピレン樹脂とからな
る複合紙容器の蓋材として機能することを特徴とする請
求項5又は6記載の積層体としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
説明する。本発明の樹脂組成物は、メルトインデックス
(MI)が0.1〜100g/10分(230℃)のポ
リプロピレン樹脂である樹脂Aと、樹脂Aの耐衝撃改質
効果を有する1種類以上のコモノマーを含むプロピレン
系共重合体である樹脂Bと、易開封性を付与するために
配合した高密度ポリエチレンである樹脂Cとからなり、
配合比は樹脂A+樹脂Bが50〜99wt%、樹脂Cが
1〜50wt%であって、且つ樹脂A+樹脂B+樹脂C
の合計100重量部に対し、炭素数3〜8のαオレフィ
ンを共重合させたエチレン−αオレフィン共重合体エラ
ストマーもしくはプラストマーを0.01〜20重量部
配合したものである。
【0018】ここで、樹脂Aであるポリプロピレンは2
30℃におけるメルトインデックスが0.1〜100g
/10分、好ましくは1〜50g/10分のものをい
い、その種類に関しては特に制限されるものではない
が、前述したように耐衝撃性が要求されるので、プロピ
レン−エチレンブロック共重合体が好ましい。しかしな
がら、後述する樹脂Bの添加を考慮するのであれば、ブ
ロック共重合体でなくとも、ホモ、ランダムいずれも使
用が可能である。
【0019】樹脂Bとしては、樹脂Aであるポリプロピ
レンに対して親和性(相溶性)があり、且つ樹脂Aに耐
衝撃性を付与するものが選択される。このような樹脂B
としては、1種類以上のコモノマーを含むプロピレン系
共重合体、2元系であれば、プロピレン−エチレン共重
合体、プロピレン−ブテン−1共重合体のようなプロピ
レン−αオレフィン共重合体、3元系であれば、プロピ
レン−エチレン−ブテン−1共重合体などのプロピレン
−エチレン−αオレフィン及びプロピレン−αオレフィ
ン(1)−αオレフィン(2)などの低結晶性プロピレン系
共重合体が好ましい。また、低結晶性でなくとも、軟質
ポリオレフィンと呼ばれる結晶性の特殊共重合タイプの
軟質ポリプロピレンでも構わない。
【0020】また、樹脂Bであるプロピレン系共重合体
の軟化点温度は60〜130℃であるため、後記する高
温イージーピール性についても有効である。一般に凝集
剥離型のイージーピールシーラント層は、ベースポリマ
ーにそのポリマーと非相溶系の樹脂を配合することで、
ベースポリマーの凝集力を低下させることを利用してい
る。そのため、ベースポリマー自体の凝集力に温度依存
性を持たせることで、ピール温度におけるピール強度の
コントロールを行うことが可能である。一般にポリプロ
ピレン樹脂(樹脂A)は耐熱性がある樹脂であるため、
その軟化点温度は非常に高い。そこで、軟化点温度が6
0〜130℃の範囲に選択される樹脂Bを配合すること
で、樹脂A+樹脂B全体の系における軟化点温度を樹脂
A単体より低くすることが可能であり、高温での開封時
では、ベースポリマーが軟化し、室温(25℃)の状態
よりも樹脂自体の凝集力を低下させることで、ピール強
度の温度依存性を持たせることが可能である。
【0021】その際、樹脂Bの軟化点温度は、60℃を
下回るとブロッキングなどの影響が出るため好ましくな
い。また、130℃を超えると、樹脂A+樹脂Bの系の
高温での軟化の効果が得られない。そのような意味で6
0〜130℃であることが好ましい。
【0022】樹脂Cは、樹脂A+樹脂Bに配合すること
で、その凝集力を低下させ、易開封性を付与するもので
あるため、樹脂Cとしては樹脂A及び樹脂Bと非相溶系
である樹脂が好ましい。このような樹脂Cの種類として
は、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレ
ン樹脂、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−
α,β不飽和カルボン酸共重合体、エチレン−α,β不
飽和カルボン酸のイオン架橋物など、樹脂A、樹脂Bに
対し非相溶系の樹脂であれば種々に選択することが可能
であるが、後記する樹脂Dの添加の効果を考慮すると、
樹脂Cとしてはポリエチレン樹脂、特に高密度ポリエチ
レン樹脂が好ましい。
【0023】樹脂Dとしては、炭素数3〜8のαオレフ
ィンを共重合させたエチレン−αオレフィン共重合体エ
ラストマーもしくはプラストマーが選択され、その代表
的なものとしては、エチレン−プロピレン共重合体エラ
ストマー(EPR)や、メタロセン触媒などのシングル
サイト系触媒により得られた、炭素数3〜8のエチレン
−αオレフィン共重合体エラストマーやプラストマーが
挙げられる。樹脂Dの機能としては、第1に樹脂A+樹
脂Bと樹脂Cの相溶化剤としての機能、第2に樹脂Cと
同様に樹脂A+樹脂Bの凝集力を低下させる機能が挙げ
られる。樹脂Dはエチレン系の共重合体で、かつ低結晶
性のものを選択していることから、上記第1、第2の機
能にさらに軟化点温度が低いという特徴を加え、高温ピ
ール性を向上させることが可能である。そのため、樹脂
B及び樹脂Dの組み合わせで、室温及び高温時における
ピール強度を容易に制御することが可能である。さら
に、樹脂Dは、一般にPP系樹脂の耐衝撃改質剤として
機能するタイプのものもあり、このような樹脂を用いる
ことで、さらに樹脂組成物の耐衝撃性を向上させること
ができる。
【0024】樹脂A〜Dの配合比としては、樹脂A+樹
脂Bで50〜99wt%、樹脂Cが1〜50wt%であ
り、樹脂A+樹脂B+樹脂C合計100重量部に対し樹
脂Dを0.01〜20重量部配合する。これらの配合比
の詳細については、要望されるピール強度に応じて適宜
調整される。
【0025】これらの樹脂組成物には、必要に応じて低
分子量の石油樹脂、例えば脂肪族系石油樹脂、芳香族系
石油樹脂、共重合系石油樹脂、脂環系石油樹脂や、ロジ
ン、重合ロジン、水素添加ロジン、ロジングリセリンエ
ステル、及びその水素添加物や重合物、ロジンペンタエ
リストール及びその水添物又は重合物のようなロジン類
を粘着付与剤として上記樹脂組成物に適量配合しても構
わなく、更には加工性、熱安定性などを考慮して、酸化
防止剤、安定剤、滑剤、アンチブロッキング剤、帯電防
止剤、粘着調整剤、充填剤、着色剤などの添加剤を加え
ることができる。
【0026】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層
を形成した積層体の構成例について説明する。図1〜図
11に本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形成
した積層体の構成模式断面図を示す。この構成例は一例
で、これに限られず、本発明の樹脂組成物をシーラント
層とした構成としては様々な形態に展開が可能である。 (例1) 熱可塑性樹脂層1/シーラント層11(図1参照)。 これは熱可塑性樹脂層1上に本発明の樹脂組成物を用い
てシーラント層11を形成したごく単純な積層体の構成
であり、熱可塑性樹脂層1としては延伸ポリプロピレン
や延伸ポリエチレンテレフタレート、延伸ナイロン、ポ
リエチレンなどの各種フィルムが使用できる。
【0027】(例2) 熱可塑性樹脂層1/熱可塑性樹脂層2/シーラント層1
1(図2参照)。 (例3) 熱可塑性樹脂層1/熱可塑性樹脂層3/熱可塑性樹脂層
2/熱可塑性樹脂層3/シーラント層11(図3参
照)。 これは熱可塑性樹脂層を複数層にして本発明の樹脂組成
物を用いてシーラント層11を形成した構成例であり、
例2の構成としては上記熱可塑性樹脂層1上にポリオレ
フィン系樹脂層、ポリエステル系樹脂層、バリア性樹脂
層、アルミ蒸着フィルム層、無機化合物を蒸着したフィ
ルム層などの熱可塑性樹脂層2を積層して、本発明の樹
脂組成物を用いてシーラント層11を形成して積層体と
したものである。さらに、例3の構成は熱可塑性樹脂層
1上にポリオレフィン系樹脂や接着性樹脂などの熱可塑
性樹脂層3、上記熱可塑性樹脂層2及び熱可塑性樹脂層
3を積層して、本発明の樹脂組成物を用いてシーラント
層11を形成して積層体としたものである。
【0028】(例4) 熱可塑性樹脂層1/アルミ箔層21/シーラント層11
(図4参照)。 (例5) 熱可塑性樹脂層1/熱可塑性樹脂層3/アルミ箔層21
/熱可塑性樹脂3/シーラント層11(図5参照)。 これは、熱可塑性樹脂層とシーラント層11との間にア
ルミ箔層21を介在させてバリア性を有する積層体とし
た構成例である。上記例1〜例5に挙げた積層体の構成
は、各種PP容器の蓋材や、その積層体自体を包材とし
た軟包装体にも使用することができる。
【0029】(例6) 紙層31/熱可塑性樹脂層2/シーラント層11(図6
参照)。 (例7) 紙層31/熱可塑性樹脂層3/熱可塑性樹脂層2/熱可
塑性樹脂層3/シーラント層11(図7参照)。 (例8) 紙層31/熱可塑性樹脂層3/アルミ箔層21/熱可塑
性樹脂層3/シーラント層11(図8参照)。 例6及び例7は紙層31上に熱可塑性樹脂層3、熱可塑
性樹脂層2、熱可塑性樹脂層3及びシーラント層11を
設けた積層体の構成例であり、例8は紙層31上に熱可
塑性樹脂層3、アルミ箔層21、熱可塑性樹脂層3及び
シーラント層11を設けた積層体の構成例である。 (例9) 熱可塑性樹脂層1/紙層31/熱可塑性樹脂層2/シー
ラント層11(図9参照)。 (例10) 熱可塑性樹脂層1/紙層31/熱可塑性樹脂層3/熱可
塑性樹脂層2/熱可塑性樹脂層3/シーラント層11
(図10参照)。 (例11) 熱可塑性樹脂層1/紙層31/熱可塑性樹脂層3/アル
ミ箔層21/熱可塑性樹脂層3/シーラント層11(図
11参照)。 例9〜例11は、上記例6〜例8の紙層31を基材とし
た積層体に耐水性を持たせるために、紙層31の反対面
に熱可塑性樹脂層1を形成した積層体である。例6〜例
11の紙層31を基材とした積層体は、おもにプラスチ
ック容器の蓋材として利用される。
【0030】上記例の中で熱可塑性樹脂層としては、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、エチレン−αオレフィン共重合体な
どの単体あるいは各種ブレンド物でも構わなく、必要に
応じては、エチレン−ビニルアルコール共重合体やポリ
ビニルアルコールなどのバリア性樹脂層、エチレン−
α,β不飽和カルボン酸共重合体やそのイオン架橋物や
エステル化物、酸無水物変性ポリオレフィン樹脂、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体などの接着性樹脂層、ウレタ
ン系やイミン系などの接着剤層やコーティング層、イン
キ層を介在させても構わない。更に紙層を積層させた構
成においては、紙層の材質も特に限定されるものではな
い。また、バリア性を向上させるため、無機化合物を蒸
着などの手法により積層させたフィルムも使用が可能で
ある。
【0031】これらの積層体の積層方法も特に限定され
るわけではなく、通常の押出ラミネート、ドライラミネ
ートなどの各種ラミネート方法を利用することで製造す
ることができる。また、本発明の樹脂組成物を用いたシ
ーラント層の製造方法としては、主に押出ラミネート手
法によって製膜され、その際には本発明の樹脂組成物を
構成している上記樹脂A〜Dを各種ブレンダーによりド
ライブレンドしたものを直接単軸押出機によって製膜し
ても、あるいは2軸押出機やバンバリミキサーなどの混
練機を用いて樹脂A〜Dのコンパウンドを作成してか
ら、単軸押出機でフィルムを製膜しても構わない。フィ
ルムの製膜方法としてはTダイによる押出ラミネートだ
けでなく、インフレーションやキャストなどの手法によ
りフィルムを製膜したものを別工程で各種基材と貼り合
せても構わない。また、加工性に応じては各種樹脂との
共押出により製膜しても構わない。
【0032】これらの積層体は、別工程あるいはインラ
インで各種加工・処理を施しても構わない。必要に応じ
ては、被着体との接着性を向上させるため、コロナ処
理、火炎処理、プラズマ処理などの各種表面処理を施し
ても構わなく、また、押出ラミネート法であれば溶融樹
脂にオゾン処理などの処理を施しても構わない。また、
包材のスリップ性、アンチブロッキング性、ライン適性
を考慮した上で、シーラント内面のみあるいは積層体全
体にエンボス加工を施しても構わない。特に、エンボス
加工に関しては、凝集剥離タイプのシーラントを物理的
に糸引きを解消させる効果があるので、特に好ましい。
エンボス加工方法としては、各種公知の手法を用いて行
うことのできるが、工程間省略などを考慮すると、あら
かじめ押出ラミネート機の冷却ロールをエンボスロール
にすることでインラインでエンボス加工を施すことが可
能である。
【0033】これらの積層体の用途分野としては、ポリ
プロピレンを主体としたイージーピール用の蓋材として
使用することが可能であり、ポリプロピレン単体のカッ
プや、ポリプロピレン樹脂やエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体とからなるバリアカップの蓋材として使用さ
れる。また、本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層
が形成された積層体は、以下に示すように、高温時にお
けるイージーピール性を改善したものであるため、紙を
主体とした複合紙容器、例えば紙トレーや紙カップなど
の蓋材にも展開が可能であり、さらには電子レンジ対応
容器にも使用可能である。さらに各種カップ用の蓋材だ
けでなく、ブリスター包材、ガゼット包材、3方、4方
シール包材などの各種包材に適用が可能である。これら
のシーラント層の剥離強度は易開封性を考慮して、室温
(25℃)では4.9〜24.5N/15mmが好まし
い。4.9N/15mmを下回ると、低温衝撃が加わっ
た際に容易に開封してしまう恐れがある。また、24.
5N/15mmを超えると、低温衝撃に耐えられるシー
ル強度としては十分であるが、室温(25℃)での開封
が非常に困難になる。さらに、高温時特に85℃におけ
る剥離強度は4.9N/15mmを超えない方が好まし
い。4.9N/15mmを超えると、高温により低下し
た紙の凝集力により被着体が破壊する恐れがあり、か
つ、高温時での開封は火傷の恐れがあるため、容易に開
封できた方が好ましいことから、4.9N/15mmを
超えない強度に設定している。
【0034】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 <使用樹脂> 樹脂A :B−PP(MI=25) 樹脂B−1:プロピレン−ブテン共重合体(MI=6、
軟化点温度120℃) 樹脂B−2:プロピレン−ブテン共重合体(MI=7、
軟化点温度81℃) 樹脂B−3:プロピレン−ブテン−エチレン共重合体
(MI=6、軟化点温度62℃) 樹脂C :HDPE(MI=8) 樹脂D−1:エチレン−オクテン1共重合体(MI=
5.1) 樹脂D−2:エチレン−プロピレン共重合体ゴム(MI
=5.4) <樹脂組成物(コンパウンド)の作成>実施例に示す配
合比で調整したドライブレンド物を、2軸押出機により
加工温度240℃で混練し、これらのコンパウンド物を
作成した。 <フィルムの製膜]上記コンパウンドを単軸共押出ラミ
ネート機により、加工温度270℃でフィルム製膜を行
った。その際、ランダムポリプロピレン樹脂(MI=2
3)の樹脂と共押出することにより、基材上に積層させ
た。その時の層厚比は20μm/20μmである。 <基材及び被着体>あらかじめ、ドライラミネート手法
により積層させたポリエステルフィルム/キャストポリ
プロピレンフィルムを使用した。 <剥離強度測定>上記方法にて作成した積層体を、上記
記載の被着体と共に、シール温度150〜180℃、シ
ール時間1秒、シール圧0.2MPa2kg/cm2
シールしたものを剥離強度測定に用いた。その時、クロ
スヘッドスピードは300mm/minのT型剥離であ
る。また、高温における剥離強度は、高温槽(85℃)環
境中で同様に測定を行った。
【0035】<実施例1>樹脂Aを50wt%、樹脂B
−1を20wt%、樹脂Cを30wt%、樹脂A+B+
Cを100重量部に対し、樹脂D−1を10重量部配合
して、本発明の樹脂組成物を作製し、上記の方法で製膜
し、剥離強度測定サンプルを作製した。
【0036】<実施例2>樹脂Aを50wt%、樹脂B
−2を20wt%、樹脂Cを30wt%、樹脂A+B+
Cを100重量部に対し、樹脂D−1を10重量部配合
して、本発明の樹脂組成物を作製し、上記の方法で製膜
し、剥離強度測定サンプルを作製した。
【0037】<実施例3>樹脂Aを50wt%、樹脂B
−3を20wt%、樹脂Cを30wt%、樹脂A+B+
Cを100重量部に対し、樹脂D−1を10重量部配合
して、本発明の樹脂組成物を作製し、上記の方法で製膜
し、剥離強度測定サンプルを作製した。
【0038】<実施例4>樹脂Aを50wt%、樹脂B
−1を30wt%、樹脂Cを20wt%、樹脂A+B+
Cを100重量部に対し、樹脂D−2を10重量部配合
して、本発明の樹脂組成物を作製し、上記の方法で製膜
し、剥離強度測定サンプルを作製した。
【0039】<実施例5>樹脂Aを50wt%、樹脂B
−2を30wt%、樹脂Cを20wt%、樹脂A+B+
Cを100重量部に対し、樹脂D−2を10重量部配合
して、本発明の樹脂組成物を作製し、上記の方法で製膜
し、剥離強度測定サンプルを作製した。
【0040】<実施例6>樹脂Aを50wt%、樹脂B
−3を30wt%、樹脂Cを20wt%、樹脂A+B+
Cを100重量部に対し、樹脂D−2を10重量部配合
して、本発明の樹脂組成物を作製し、上記の方法で製膜
し、剥離強度測定サンプルを作製した。
【0041】実施例1〜実施例6で得られた剥離強度測
定サンプルを上記に示す方法で剥離強度を測定した結果
を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1の結果から分かるように、本発明の樹
脂組成物を用いてシーラント層を形成した場合シーラン
ト層と被着体の剥離強度はシール温度(150〜180
℃)に関係なく、室温(25℃)で4.9〜24.5N
/15mmを、85℃で4.9N/15mm以下を示
し、本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形成し
た場合高温(85℃)での易開封性と、室温(25℃)
での所定のシール強度を有することが確認できた。
【0044】<積層体の作製及びピール感の評価>上記
実施例3の配合組成の樹脂組成物を用いて積層体を作製
した。ポリプロピレン層/紙層/ポリプロピレン層から
なる原紙を用いて得られたトレーを被着体とし、このト
レーに内容物を充填後、以下の実施例で示す構成の積層
体を、シール温度180℃、シール圧0.4MPa、シ
ール時間2〜4秒のシール条件でシールした。さらに、
トレーを室温及び電子レンジで3分加熱後のピール感を
官能的に評価した。
【0045】<実施例7>12μm厚の2軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルムからなる熱可塑性樹脂層
1に20μm厚のキャストポリプロピレンフィルムから
なる熱可塑性樹脂層2をドライラミネートにより貼り合
せた積層フィルムを用いて、押出ラミネートにより、ラ
ンダムポリプロピレン樹脂からなる熱可塑性樹脂及び実
施例3の樹脂組成物を共押出にてそれぞれ20μm厚で
積層することにより本発明の積層体を得た。この積層体
を蓋材として、上記トレーに上記条件でシールし、官能
的な剥離感を評価した。室温(25℃)、電子レンジで
3分加熱後共にトレーを破壊すること無く、容易に開封
することが可能であり、また、電子レンジ加温後の蓋材
の開封が非常に容易であり、熱せられた容器を手で支え
る時間も短く、安全に取り扱うことができた。
【0046】<実施例8>実施例8で作製した積層体
を、ノンソルベントラミネーションにより、坪量250
g/m2の板紙からなる紙層31の一方の面に貼り合せ
た後、紙層31の他方の面に2軸延伸ポリエステルフィ
ルムからなる熱可塑性樹脂層1をノンソルベントラミネ
ーションにより貼り合せることで本発明の積層体を得
た。この積層体を蓋材として、上記トレーに上記条件で
シールし、官能的な剥離感を評価した。室温(25
℃)、電子レンジで3分加熱後共にトレーを破壊するこ
と無く、容易に開封することが可能であり、また、電子
レンジ加温後の蓋材の開封が非常に容易であり、熱せら
れた容器を手で支える時間も短く、安全に取り扱うこと
ができた。
【0047】
【発明の効果】上記したように、本発明の樹脂組成物を
用いてシーラント層を形成した積層体を用いることによ
り、低温での強接着且つ耐衝撃性を有し、且つ高温(8
5℃)での易開封性を有する蓋材を得ることができる。
このように、剥離強度の温度依存性を持たせることで、
紙トレーなど高温での凝集力に劣るような被着体におい
ても良好な開封性を付与することができる。また、本被
着体は室温でも当然のことながら易開封性を有すること
から、各種形態(例えばカップや軟包装形態など)にも
展開可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の一実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図2】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図3】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図4】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図5】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図6】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図7】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図8】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図9】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を形
成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図であ
る。
【図10】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を
形成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図で
ある。
【図11】本発明の樹脂組成物を用いてシーラント層を
形成した積層体の他の実施例の構成を示す模式断面図で
ある。
【符号の説明】
1、2、3……熱可塑性樹脂層 11……シーラント層21……アルミ箔層 31……紙層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 守 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AK04A AK07A AK42 AK62A AK64A AK67A AK75A AL01A AL09A AT00B BA02 BA03 DG06 DG10B GB18 JA04A JA06A JK06A JK10 JL14 YY00A 4J002 BB033 BB053 BB054 BB083 BB12W BB14X BB15X BC033 BC043 BP02W

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メルトインデックス(MI)が0.1〜1
    00g/10分(230℃)のポリプロピレン樹脂であ
    る樹脂Aと、1種類以上のコモノマーを含むプロピレン
    系共重合体である樹脂Bと、樹脂A及び樹脂Bと非相溶
    系である樹脂Cとからなり、配合比は樹脂A+樹脂Bが
    50〜99wt%、樹脂Cが1〜50wt%であって、
    且つ、樹脂A+樹脂B+樹脂Cの合計100重量部に対
    し、炭素数3〜8のαオレフィンを共重合させたエチレ
    ン−αオレフィン共重合体エラストマーもしくはプラス
    トマーを0.01〜20重量部配合したことを特徴とす
    る樹脂組成物。
  2. 【請求項2】前記樹脂Bの前記プロピレン系共重合体の
    軟化点温度が60〜130℃であることを特徴とする請
    求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】前記樹脂Bが、プロピレン−エチレン共重
    合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、あるいはプロ
    ピレン−エチレン−ブテン−1共重合体からなることを
    特徴とする請求項1又は2記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】前記樹脂Cがポリエチレン樹脂であること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の樹
    脂組成物。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか一項に記載の樹
    脂組成物をイージーピール性を有するシーラント層とし
    ていることを特徴とする積層体。
  6. 【請求項6】前記シーラント層の室温(25℃)におけ
    る剥離強度が4.9〜24.5N/15mmで、85℃
    における剥離強度が4.9N/15mm以下であること
    を特徴とする請求項5記載の積層体。
  7. 【請求項7】ポリプロピレン樹脂を主体とした容器の蓋
    材として機能することを特徴とする請求項5又は6記載
    の積層体。
  8. 【請求項8】ポリプロピレンを被着体とした、紙とプロ
    ピレン樹脂とからなる複合紙容器の蓋材として機能する
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の積層体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006307038A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Prime Polymer:Kk ポリプロピレン樹脂組成物および該組成物よりなる医療用器具ならびにプレフィルドシリンジ
JP2008063563A (ja) * 2006-08-09 2008-03-21 Mitsui Chemicals Inc 熱可塑性樹脂組成物および該熱可塑性樹脂組成物から得られる成形体
JP2008080509A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Dainippon Printing Co Ltd シーラントフィルム、このシーラントフィルムを用いた包装材料および包装容器
JP2012007187A (ja) * 2006-08-09 2012-01-12 Mitsui Chemicals Inc 熱可塑性樹脂組成物および該熱可塑性樹脂組成物から得られる成形体

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