JP2001163357A - 液体抽出容器収納具 - Google Patents

液体抽出容器収納具

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JP2001163357A JP34484399A JP34484399A JP2001163357A JP 2001163357 A JP2001163357 A JP 2001163357A JP 34484399 A JP34484399 A JP 34484399A JP 34484399 A JP34484399 A JP 34484399A JP 2001163357 A JP2001163357 A JP 2001163357A
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壮一 菅沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体抽出容器を簡便に収納でき、しかも、収
納後には液体抽出容器が外部に飛び出たりしない液体抽
出容器収納具を提供する。 【解決手段】 収納具2は、収納具本体10及び蓋体2
0からなる。収納具本体10は上部に開口部12を有
し、開口部12の外面上端側には溝14が形成されてい
る。蓋体20は天板22と側壁24,26とを有し、し
かも蓋体20には、長辺方向の一側方から天板22の中
心部分までの間が切れ込まれた状態の切欠部28が形成
されている。また、側壁26には、収納具本体10の溝
14に係合する係合突起30が突設されている。容器1
00を収納するには、開口部12を介して容器100を
収納具本体10に収納し、更に蓋体20を一側方からス
ライド移動させて蓋体20を収納具本体10に固定する
と共に、容器100のキャップ126の下部周縁部分を
天板22の中央部分側に当接させればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄肉可撓性のシー
ト材から形成された容器本体と、容器本体の開口部に取
付部材を介して取り付けられ、外部操作によって容器本
体に収容された内容物を汲み上げて、外部に吐出するよ
うに構成されたディスペンサとからなる液体抽出容器を
収納するための液体抽出容器収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、このような液体抽出容器を収
納する液体抽出容器収納具は種々提案されており、例え
ば、実開平6−32347号公報では、上部が開口し、
液体抽出容器の容器本体を収納する箱形の収納具本体
と、収納具本体の開口部に取り付けられる蓋体とからな
る液体抽出容器収納具が提案されている。
【0003】そして、この公報に記載の収納具では、蓋
体の中央部分が開口しており、液体抽出容器を収納具に
収納する際には、まず、液体抽出容器の容器本体を蓋体
の内側から差し入れ、更に蓋体の外側から蓋体の開口部
を介してディスペンサを挿通した後に、ディスペンサを
容器本体に取り付けるようになっている。つまり、ディ
スペンサ,蓋体,容器本体を一体的に固定した後に、こ
の状態の蓋体を収納具本体に取り付けることによって、
液体抽出容器を収納するようにしているのである。
【0004】また、実用新案登録第2563326号公
報では、収納具自体が箱形状に形成されると共に、天板
の一部が開口され、更に収納具の一側方から開口部にか
けて開放された開放部を有する液体抽出容器収納具が提
案されている。そして、この公報に記載の収納具では、
液体抽出容器収納具を開放部を介して一側方から挿入さ
せて収納するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開平6−
32347号公報の液体抽出容器収納具では、液体抽出
容器を収納具に収納する際には、蓋体の開口部を介して
蓋体の外側からディスペンサを挿通し、更に容器本体が
倒れたりしないように手で支持しつつ、ディスペンサを
容器本体に取り付けることになるが、このような作業を
行うには、例えば、液体抽出容器からディスペンサを取
り外して、ディスペンサと容器本体とを分離しておく必
要があり、液体抽出容器の使用者にとっては面倒であ
る。
【0006】また、ディスペンサを容器本体に取り付け
る際には、容器本体を使用者が手で支持することによっ
て容器本体を押圧することになる上に、容器本体内に挿
通されるチューブ等によって液体自体が押圧されること
になる。このため、容器本体内の液体が容器本体からあ
ふれ出ることがあった。
【0007】また、実用新案登録第2563326号公
報の液体抽出容器収納具では、収納具の一側方が開放さ
れているため、液体抽出容器を収納した状態の収納具を
取り扱う際(例えば、収納具を移動させたり、持ち上げ
たりする際)に、不用意に収納具が開放部側が下方側を
向くと、液体抽出容器が開放部の開放方向に滑り出た
り、収納具から液体抽出容器が飛び出てしまうおそれが
あった。
【0008】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、液体抽出容器を取出可能に収納する液体抽出
容器収納具において、液体抽出容器を簡便に収納でき、
しかも、収納後には液体抽出容器が外部に飛び出たりし
ないようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段,発明の実施の形態及び発
明の効果】かかる目的を達成するためになされた請求項
1に記載の発明は、薄肉可撓性のシート材から形成され
た容器本体と、該容器本体の開口部に取付部材を介して
取り付けられ、外部操作によって前記容器本体に収容さ
れた内容物を汲み上げて、外部に吐出するように構成さ
れたディスペンサとからなる液体抽出容器を収納するた
めの液体抽出容器収納具であって、上部に開口部を有
し、該開口部から挿入された前記液体抽出容器を周囲の
側壁にて包み込むように構成された収納具本体と、前記
収納具本体の前記開口部に着脱自在に固定される蓋体と
を備え、しかも、該蓋体には、前記液体抽出容器を挿通
すると共に、前記取付部材を介して当該蓋体にて液体抽
出容器を支持するために、当該蓋体の一端から中心部に
かけて切れ込んだ切欠部が設けられていることを特徴と
する。
【0010】このように、本発明(請求項1)の液体抽
出容器収納具は、液体抽出容器を収納する収納具本体
と、収納具本体に着脱自在に取り付けられる蓋体とから
なる。また、蓋体は一端から中心部まで切れ込んだ切欠
部を有しており、この切欠部を介して液体抽出容器が蓋
体の一端側から中心部側に通過できるようになってお
り、しかも、ディスペンサの取付部材を介して、蓋体に
て液体抽出容器を支持できるようになっている。
【0011】このため、容器本体に対してディスペンサ
が取り付けられた状態の液体抽出容器でもそのまま収納
でき、従来の液体抽出容器収納具の場合に行っていたよ
うな液体抽出容器の容器本体からディスペンサを一旦取
り外す、といった作業が不要となり、再度ディスペンサ
を容器本体に取り付ける際に生じていた、容器本体内の
液体があふれ出でしまう等の不具合がなくなるのであ
る。しかも、液体抽出容器を収納する際には、蓋体にて
液体抽出容器を支持した上で、液体抽出容器の容器本体
部分を収納具本体内に入れると共に、蓋体を収納具本体
の開口部に配置する(或いは、液体抽出容器の容器本体
部分を収納具本体内に入れた上で、蓋体を収納具本体の
開口部に配置し、蓋体にて液体抽出容器を支持する)だ
けでよいので、その収納作業は極めて簡単である。
【0012】また、収納具本体は収納された液体抽出容
器を側壁にて周囲から包み込むように構成されているた
め、液体抽出容器を収納した後には、液体抽出容器収納
具を移動させたり、持ち上げたりすることによって液体
抽出容器収納具が傾いたとしても、収納した液体抽出容
器が容器本体から滑り出たりするといったように飛び出
ることがない。
【0013】また更に、本発明(請求項1)では、蓋体
と収納具本体とを別体としており、例えば、切欠部の切
れ込みの大きさが異なる複数種類の蓋体を用意しておけ
ば、容器本体の取付部の外径の大きさが異なる複数種類
の液体抽出容器をそれぞれ収容することができるように
なる。
【0014】尚、切欠部の切れ込みの大きさは、必ずし
も容器本体の取付部の外径の大きさに対応するように完
全一致している必要はなく、多少取付部よりも大きく形
成してもよい。このようにしても、液体抽出容器が上記
した容器本体に収納されるため、容器本体から滑り出た
りしてしまうことはないのである。
【0015】ところで、本発明(請求項1)では、液体
抽出容器のディスペンサの取付部材を利用することによ
って、液体抽出容器収納具の蓋体にて液体抽出容器を支
持するようにしているが、よりしっかりと支持するよう
にするためには、例えば、蓋体の天板を挟み込めるよう
な溝をディスペンサ(或いは、容器本体)に設けるよう
にしておけばよい。
【0016】また、蓋体を液体抽出容器収納具に取り付
けるには、請求項2に記載のように、蓋体及び収納具本
体の内のいずれか一方に溝を設け、かつ、いずれか他方
には、この溝に係合すると共に、溝に沿って摺動可能な
係合突起を設けるようにしてもよい。
【0017】このようにすれば、係合突起を溝に沿って
摺動させることにより、蓋体と収納具本体とを互いに固
定することができる。しかも、蓋体を収納具本体に取り
付けるには、蓋体をスライド移動させるだけでよく、ま
た、蓋体を収納具本体から取り外すには、取り付けた方
向とは反対側の方向にスライド移動させるだけでよいの
で、蓋体の着脱作業は極めて簡単である。
【0018】また、請求項3に記載のように、蓋体及び
収納具本体の内のいずれか一方に係止用のリブを設け、
かつ、いずれか他方はこのリブに係合する係止部を設け
るようにしてもよい。このような係止部としては、例え
ば、リブを突設したものや、リブの形状に対応して凹状
に窪ませて設けたものでもよい。
【0019】このようにすれば、蓋体を該収納具本体の
上方から被せるようにして、収納具本体の開口部をこの
蓋体にて被覆すると共に、リブを係止部に係合させるこ
とで、蓋体と収納具本体とを互いに固定することができ
る。しかも、蓋体を収納具本体に取り付けるには、蓋体
を収納具本体の上から被せて、リブを係止部に係合させ
るだけでよく、また、蓋体を収納具本体から取り外すに
は、係合した状態のリブを係止部から外せばよいので、
蓋体の着脱作業は極めて簡単である。
【0020】従って、本発明(請求項2,3)の液体抽
出容器収納具は、請求項1に記載の発明の効果に加え
て、蓋体を簡単に収納具本体に取り付けたり、取り外し
たりすることができるといった効果を奏する。
【0021】
【実施例】以下に本発明の各実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本実施例の液体抽出容器収納具2の概略構
成を表す斜視図である。ここで、まず各実施例の液体抽
出容器収納具(以下、単に収納具ともいう)に収納する
液体抽出容器100の構成について、図1を用いて簡単
に説明する。
【0022】液体抽出容器100は、容器本体110
と、内容物を汲み上げるポンプ機能及び内容物を吐出す
る機能を備えた周知のディスペンサ120とから構成さ
れている。この内、容器本体110は、薄肉可撓性を有
するシート材が用いられ、所要箇所を融着・接着等によ
り箱形状に形成したもので、上端中央部には、ディスペ
ンサ120を取り付けると共に、薬品(例えば、染毛
剤、パーマネント液、シャンプー、リンス、ヘアートリ
ートメント等の毛髪化粧剤等)を内容物として注入する
ための開口部112を有している。
【0023】一方、ディスペンサ120は、内容物を抽
出するための操作用ヘッド122と、内容物を抽出する
抽出口を備えた抽出ノズル124と、当該ディスペンサ
120を容器本体110の円形の開口部112に取り付
けるための円筒状のキャップ126とからなる。
【0024】尚、キャップ126は請求項1に記載の取
付部材としての機能を有しており、後述するようにキャ
ップ126の下部周縁部分を蓋体20の天板22に当接
させることによって、ディスペンサ120(ひいては液
体抽出容器100)を蓋体20にて支持できるようにな
っている。
【0025】また、ディスペンサ120は、中空円筒状
のピストン128を有しており、弾性部材(図示略)に
よって常に上方に付勢されている。また、その下部には
内容物抽出用のチューブ(図示略)が固着されている。
そして、液体抽出容器100では、操作用ヘッド122
を外部から押下することによって、ピストン128がシ
リンダ(図示略)内を下動するが、この下動に伴ってチ
ューブを介して内容物が抽出され、更にその内容物はピ
ストン128内等に導入され、最終的には抽出ノズル1
24から吐出されるようになる。
【0026】次に、本発明の主要部である液体抽出容器
収納具2について説明する。収納具2は、液体抽出容器
100を収納する収納具本体10と、収納具本体10に
対して着脱可能に取り付けられる蓋体20とからなる。
尚、収納具本体10及び蓋体20は共に合成樹脂(例え
ば、ポリプロピレン等)から形成されている。
【0027】この内、収納具本体10は、上部に開口部
12を有すると共に、開口部12を取り囲む側壁10
a,10bと、底板10cとから構成され、液体抽出容
器100の容器本体110を各側壁10a,10bにて
十分包み込むことが可能な大きさを有した上で、全体と
して直方体状の外観を呈するように形成されている(即
ち、収納具本体10を上から見た場合には長方形状を呈
するように形成されている)。また、収納具本体10の
開口部12側において長辺方向に沿った外面上端側に
は、後述する蓋体20を取り付けるための溝14が形成
されている。
【0028】一方、蓋体20は天板22と、天板22の
端部から延設された側壁とからなり、蓋体20を上から
みた場合には、収納具本体10と同様の長方形状を呈し
ている。また、蓋体20の長辺方向に沿った両側の側壁
24は、天板22の端部から外側斜め下方に延びる斜面
と、斜面の下端から下方に延びる壁面とを有している。
【0029】また、蓋体20は、長辺方向の一端にの
み、天板22の端部から下方に延設された側壁24を有
しており、側壁が設けられない側は開放された状態とな
っている。そして、天板22において、側壁が設けられ
ない側の端部から天板22の中心部分までの間は短冊状
に切れ込まれており、前述した開放された部分と、この
切れ込まれた部分とで切欠部28が形成されている。つ
まり、蓋体20は、長辺方向の一側方から天板22の中
心部分までの間が開放された状態となっている。
【0030】尚、切欠部28は、天板22の部分では、
蓋体20の長辺方向に平行な幅が、液体抽出容器100
における容器本体110の開口部112の外径よりも若
干大きくなるように形成されている。また、側壁26の
内面下端側には、係合部分の縦断面図である図2に示す
ように、収納具本体10の溝14に係合する係合突起3
0が突設されており、係合突起30を溝14に沿って摺
動させることにより、蓋体20と収納具本体10とが互
いに固定できるようになっている。
【0031】このように構成された収納具2に液体抽出
容器100を収納するには、例えば、まず、ディスペン
サ120が容器本体110に取り付けられた状態の液体
抽出容器100を、収納具本体10内に開口部12を介
して収納した上で、液体抽出容器100が収納具本体1
0内で倒れないように支持して直立させておく。次い
で、蓋体20の切欠部28が形成された側の一側方を収
納具本体10の長辺方向に向かせて、更に蓋体20の係
合突起30を収納具本体10の溝14に係合させる。そ
して、係合突起30を溝14に沿って摺動させることに
より、蓋体20をスライド移動させて、蓋体20と収納
具本体10とを互いに固定する。
【0032】尚、蓋体20をスライド移動させる際に
は、液体抽出容器100のディスペンサ120のキャッ
プ126全体が蓋体20から突出するように液体抽出容
器100を支持した上で、液体抽出容器100を天板2
2の中心部分側に向かって、切欠部28の間を移動させ
るようにする。
【0033】また、蓋体20を収納具本体10に固定し
た後には、キャップ126の下部周縁部分を蓋体20上
に当接させて、液体抽出容器100を蓋体20にて支持
する。以上の手順にて収納具2に液体抽出容器100を
収納することができる。尚、収納具2から液体抽出容器
100を取り出すには、収納した手順を逆にたどればよ
い。
【0034】以上説明したように、第1実施例の収納具
2では、容器本体110にディスペンサ120を取り付
けたままで液体抽出容器100を収納具本体10に収納
できる。しかも、液体抽出容器が収納された状態の収納
具本体10に蓋体20を固定するには、蓋体20を収納
具本体10の開口部12の側方からスライド移動させれ
ばよいため、簡単に固定することができる。従って、液
体抽出容器100を収納具2に収納する作業(ひいては
取り出す作業)は極めて簡単である。また、収納具2の
収納具本体10では、図1に示すように、液体抽出容器
100を収納する際には、液体抽出容器100を周囲の
側壁10a,10bにて包み込む共に、蓋体20を収納
具本体10に固定するようになっているため、液体抽出
容器100を収納した後には、収納具2を移動させた
り、持ち上げたりすることによって収納具2が傾いて
も、収納した液体抽出容器が滑り出たり、落下してしま
うことがないのである。
【0035】次に、第2実施例の液体抽出容器収納具4
0について説明する。図3は、本実施例の液体抽出容器
収納具40の概略構成を示す斜視図である。収納具40
は、液体抽出容器100を収納する収納具本体50と、
収納具本体50に対して着脱可能に取り付けられる蓋体
60とからなる。尚、収納具本体50及び蓋体60は共
に合成樹脂(例えば、ポリプロピレン等)から形成され
ている。
【0036】尚、本実施例の収納具40では、収納具本
体50,蓋体60それぞれの全体的な形状は、上記した
第1実施例の収納具2の収納具本体10,蓋体20とほ
ぼ同様であるものの、収納具2では、蓋体20を一側方
からスライド移動させることによって収納具本体10に
固定するようにしていたのに対し、収納具40では、蓋
体60を収納具本体50の上方から被せるようにして固
定するようにしているため、収納具40と収納具2と
は、蓋体と収納具本体との固定方法が異なる。
【0037】そして、以下の説明においては、収納具2
と同じ構成部材については、同じ符号を用いてその詳細
な説明を省略する。収納具本体50の開口部12側にお
いて、長辺方向に沿った外面上端側には、蓋体60を取
り付けるための複数の半円形状のリブ52(図3に示し
た収納具本体50では一辺に二つのリブ)が形成されて
いる。
【0038】一方、蓋体60において、側壁26の内面
下端側には、係合部分の縦断面図である図4に示すよう
に、収納具本体50のリブ52に係合する凹状に窪んだ
係止部62が設けられており、蓋体60を収納具本体5
0の上方から被せた上で、係止部62にリブ52を係合
させることにより、蓋体60と収納具本体50とが互い
に固定できるようになっている。尚、このとき、収納具
本体50及び蓋体60は共に合成樹脂から形成されてい
るため、リブ52及び係止部62が共に適度に弾性変形
しつつ、リブ52が係止部62に係合するようになる。
【0039】このように構成された収納具40に液体抽
出容器100を収納するには、例えば、まず、ディスペ
ンサ120が容器本体110に取り付けられた状態の液
体抽出容器100を、収納具本体50内に開口部12を
介して収納した上で、液体抽出容器100が収納具本体
10内で倒れないように支持して直立させておく。次い
で、蓋体60の長辺方向が収納具本体50の長辺方向に
対して平行となるように蓋体60を配置させた上で、蓋
体60を収納具本体50の上方から被せて、更に蓋体6
0の係止部62を収納具本体50のリブ52に係合させ
ることにより、蓋体60と収納具本体50とを互いに固
定する。
【0040】尚、蓋体60を収納具本体50に被せる際
には、液体抽出容器100のディスペンサ120のキャ
ップ126全体が蓋体20から突出するように液体抽出
容器100を支持した上で、液体抽出容器100を天板
22の中心部分側に向かって、切欠部28の間を移動さ
せるようにする。
【0041】また、蓋体60を収納具本体50に固定し
た後には、キャップ126の下部周縁部分を蓋体60上
に当接させて、液体抽出容器100を蓋体60にて支持
する。以上の手順にて収納具40に液体抽出容器100
を収納することができる。尚、収納具40から液体抽出
容器100を取り出すには、収納した手順を逆にたどれ
ばよい。
【0042】以上説明したように、第2実施例の収納具
40では、容器本体110にディスペンサ120を取り
付けたままで液体抽出容器100を収納具本体50に収
納できる。しかも、液体抽出容器100が収納された状
態の収納具本体10に蓋体60を固定するには、蓋体6
0を収納具本体10の開口部12の上方から被せるよう
にすればよいため、簡単に固定することができる。従っ
て、液体抽出容器100を収納具40に収納する作業
(ひいては取り出す作業)は極めて簡単である。また、
収納具40の収納具本体50では、図3に示すように、
液体抽出容器100を収納する際には、液体抽出容器1
00を周囲の側壁10a,10bにて包み込む共に、蓋
体60を収納具本体50に固定するようになっているた
め、液体抽出容器100を収納した後には、収納具40
を移動させたり、持ち上げたりすることによって収納具
40が傾いても、収納した液体抽出容器が滑り出たり、
落下してしまうことがないのである。
【0043】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の態様を採ることができる。例えば、各実施例では、
蓋体20,60にて液体抽出容器100を支持するため
に、ディスペンサ120のキャップ126を利用するよ
うにしたが、図1(または図3)に示すように、容器本
体110の開口部112の周縁に、複数のフランジ11
6(図1(または図3)に示した液体抽出容器100で
は二つのフランジ)を外周に有する円筒状の支持部11
4を固着し、各フランジ116にて蓋体20,60の天
板22における切欠部28側の端部を挟み込ませること
によって、液体抽出容器100を蓋体20,60にて支
持するようにしてもよい。尚、その場合には、各フラン
ジ116間の距離が蓋体20,60の天板22の厚みよ
りも若干大きくなるように各フランジ116を設けれ
ば、液体抽出容器100をスムーズに切欠部28を移動
させることができるようになる。
【0044】また、収納具2では、収納具本体10に対
して溝14を設け、蓋体20に対して係合突起30を設
けるようにしたが、これに限定されず、収納具本体10
に対して係合突起を設け、蓋体20に対して係合突起に
係合する溝を設けるようにしてもよい。或いは、収納具
本体10及び蓋体20の内のいずれか一方に対して、溝
及び係合突起の組み合わせからなる凹凸部を設け、いず
れか他方に対してこの凹凸部に係合する凸凹部を設ける
ようにしてもよい。
【0045】このようにしても、蓋体20をスライド移
動させることにより、蓋体20と収納具本体10とを互
いに固定することができる。また、収納具40では、収
納具本体50に対してリブ52を設け、蓋体60に対し
て係止部62を設けるようにしたが、これに限定され
ず、蓋体60に対してリブを設け、収納具本体50に対
してリブに係合する係止部を設けるようにしてもよい。
或いは、収納具本体50及び蓋体60の内のいずれか一
方に対して、リブ及び係止部を設け、いずれか他方に対
してこれらリブ及び係止部に係合する係止部及びリブを
設けるようにしてもよい(即ち、収納具本体50及び蓋
体60に対してそれぞれリブ及び係止部を同時に設ける
ようにする)。
【0046】このようにしても、蓋体60を収納具本体
50の上方から被せるようにして、蓋体60と収納具本
体50とを互いに固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の液体抽出容器収納具2の概略構
成を説明するための説明図である。
【図2】 収納具本体10と蓋体20との係合部分を説
明するための説明図である。
【図3】 第2実施例の液体抽出容器収納具40の概略
構成を説明するための説明図である。
【図4】 収納具本体50と蓋体60との係合部分を説
明するための説明図である。
【符号の説明】
2,40…液体抽出容器収納具、10,50…収納具本
体、10a,10b…側壁、12…開口部、14…溝、
20,60…蓋体、28…切欠部、30…係合突起、5
2…リブ、62…係止部、100…液体抽出容器、11
0…容器本体、120…ディスペンサ、126…キャッ
プ(取付部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松林 通 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1番 地12 ホーユー株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3E014 PA01 PD12 PF05 3E067 AA03 BA01C BA12B BC07B BC07C EB33 ED08 EE59 FA04 FB15 3E084 AA05 AA06 AB01 BA03 CA03 DA03 FA09 FC09 GA10 GB13 GB30 KB01 LB02 LD22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉可撓性のシート材から形成された容
    器本体と、該容器本体の開口部に取付部材を介して取り
    付けられ、外部操作によって前記容器本体に収容された
    内容物を汲み上げて、外部に吐出するように構成された
    ディスペンサとからなる液体抽出容器を収納するための
    液体抽出容器収納具であって、 上部に開口部を有し、該開口部から挿入された前記液体
    抽出容器を周囲の側壁にて包み込むように構成された収
    納具本体と、 前記収納具本体の前記開口部に着脱自在に固定される蓋
    体とを備え、 しかも、該蓋体には、前記液体抽出容器を挿通すると共
    に、前記取付部材を介して当該蓋体にて液体抽出容器を
    支持するために、当該蓋体の一端から中心部にかけて切
    れ込んだ切欠部が設けられていることを特徴とする液体
    抽出容器収納具。
  2. 【請求項2】 前記蓋体及び前記収納具本体の内のいず
    れか一方には溝が設けられ、かつ、いずれか他方には、
    該溝に係合すると共に、該溝に沿って摺動可能な係合突
    起が設けられ、 該係合突起を該溝に沿ってスライド移動させることによ
    り、該蓋体と該収納具本体とが互いに固定可能に構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の液体抽出容
    器収納具。
  3. 【請求項3】 前記蓋体及び前記収納具本体の内のいず
    れか一方にはリブが設けられ、かつ、いずれか他方に
    は、該リブに係合する係止部が設けられ、 該蓋体を該収納具本体の上方から被せるようにして該蓋
    体を該収納具本体の前記開口部を被覆すると共に、該リ
    ブを該係止部に係合させることにより、該蓋体と該収納
    具本体とが互いに固定可能に構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の液体抽出容器収納具。
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