JP2001162992A - 指輪等への図形等の刻設方法及びその指輪 - Google Patents

指輪等への図形等の刻設方法及びその指輪

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JP2001162992A
JP2001162992A JP2000290672A JP2000290672A JP2001162992A JP 2001162992 A JP2001162992 A JP 2001162992A JP 2000290672 A JP2000290672 A JP 2000290672A JP 2000290672 A JP2000290672 A JP 2000290672A JP 2001162992 A JP2001162992 A JP 2001162992A
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稔 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】写真図形の転写による指輪への図形等の刻設方
法において、その写実性を失うことなく、金・銀は勿
論、プラチナにも適用できるとともに無公害に実施する
ことができること。 【解決手段】写真図形を入力されたコンピュータの図形
処理により黒白コントラストの2階調化処理を施し、該
2階調化処理図形に基づいて黒白正像フィルム10を作
成し、該黒白正像フィルム10を介して貴金属素材より
なる指輪1の面に塗布した感光性レジスト15を白地部
分を感光定着し、該定着されたレジスト図形の残余部分
をサンドブラスト処理をなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は指輪等の微細工芸
物への図形等の刻設方法及びその指輪に関し、特には、
金、銀更にはプラチナ等の貴金属製指輪に写実図形の転
写をなす図形等の刻設方法及びその指輪に関する。
【0002】
【従来の技術】金、銀及びプラチナ等の貴金属を素材と
する指輪の面、特にはその内径面への文字・図形の刻設
は種々試みられているところであり、写真撮影によるネ
ガからの転写はその写実性から特に需要の大きいもので
あり、当該写真ネガに基づく腐食法もその一手段であ
る。しかしながら、この腐食法によっては、金・銀を腐
食するために王水の使用が全儀なくされる関係上、使用
においても危険であるうえ、その廃液の処理も公害上問
題となる。また、プラチナは王水によっても腐食され難
く、その適用に制約がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであり、写真図形の転写による指輪への
図形等の刻設方法において、その写実性を失うことな
く、金・銀は勿論、プラチナにも適用できるとともに無
公害に実施することのできる新規な刻設方法並びにその
指輪を提供することを目的とする。本発明は更に、指輪
に限定されない硬質素材よりなる微細工物への図形等の
刻設方法を得ることも他の目的とする。本発明はこのた
め、コンピュータの図形処理における2階調化処理がこ
の目的を達成するとの着想に基づいてなされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の構成を採る。本発明の指輪への図形等
の刻設方法は、請求項1に記載のとおり、写真図形を入
力されたコンピュータの図形処理により黒白コントラス
トの2階調化処理を施し、該2階調化処理図形の少なく
とも黒色部分に対応して指輪の基材表面に加工を施すこ
とを特徴とする。上記構成において、2階調化処理と
は、後記する「発明の実施の形態」において詳述され
る。また、基材表面への加工は研削・粗面化等の加工方
法が採られ、かつ、それに対応して加工手段としてレー
ザー加工手段、研削加工手段、腐食エッチング加工手段
等の適宜手段が採られる。更に、当該図形の黒色部分に
反応して上記加工手段のツールが移動する数値(NC)
制御化がなされうる。
【0005】次に、本発明の貴金属製指輪への図形等の
刻設方法は、請求項2に記載のとおり、写真図形を入力
されたコンピュータの図形処理により黒白コントラスト
の2階調化処理を施し、該2階調化処理図形に基づいて
黒白正像フィルムを作成し、該黒白正像フィルムを介し
て貴金属素材よりなる指輪の面に該黒白正像フィルムの
白地部分に対応して感光性レジストを感光させて形成し
たレジスト画像を定着し、該定着されたレジスト画像の
残余部分をサンドブラスト処理をなすことを特徴とす
る。上記構成において、貴金属素材は金、銀並びにプラ
チナを含む。また、上記構成において、感光性レジス
トは未感光状態で指輪の面に塗布され、しかる後感光処
理する態様、指輪の面への定着に先立って感光性レジ
ストを感光させてレジスト画像を形成し、しかる後該レ
ジスト画像を指輪の面に定着する態様、の各処理態様を
含む。
【0006】本発明の硬質素材への図形等の刻設方法
は、請求項5に記載のとおり、写真図形を入力されたコ
ンピュータの図形処理により黒白コントラストの2階調
化処理を施し、該2階調化処理図形の黒色部分に対応し
て硬質素材の表面に加工を施すことを特徴とする。上記
構成において、硬質素材は金属、合成樹脂を含む。な
お、素材表面への加工は前記した指輪への図形等の刻設
方法と同様である。
【0007】(作用)2階調化処理において、そのコン
トラストの度合いを自在に調整し、所望の図形を得る。
また、部分に付いてもコントラストの度合いを変化させ
て加工に適合する図形を得る。2階調化処理により、写
真あるいは筆跡の特徴を失わず、写実性が保持される。
少なくとも黒地部分の加工に付き、加工が単純化され、
加工の迅速化が達成され、かつ、図形の微小化に容易に
追従することができる。サンドブラスト処理加工におい
て、硬化レジスト層はマスキング作用をなし、確実かつ
精確な図形加工をなすことができる。また、廃液処理を
要する溶剤を使用することなく、無公害に加工をなすこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の貴金属製指輪への図形等
の刻設方法の実施の形態を説明する。図1〜図12に基
づいてその一実施形態の貴金属製指輪への図形等の刻設
方法を説明する。この実施の形態においては、指輪の内
面に特定人物の顔写真と直筆文とをサンドブラストをも
って刻設する適用例を示す。図1はその指輪1を示し、
金、銀あるいはプラチナ製よりなり、指輪の内面2には
顔写真図形と手書き文章とが刻設され、その外面3は無
地となっている。なお、指輪1の幅は3〜5ミリメート
ルを採る。
【0009】以下、工程順に説明する。 (1) 顔写真等のコンピュータへの入力 顔写真5並びに手書き文章(直筆文・署名)6の原稿を
用意し(図2・図3参照)、これらをイメージスキャナ
ーを介して個々にまた一連に、コンピュータへ入力す
る。なお、顔写真はカラー、黒白を問わない。また、当
該コンピュータには入力された図形を処理するプログラ
ムが内蔵され、所期の図形処理をなす。なお、旅券すな
わちパスポートに付き、顔写真及び署名更にはパスポー
ト番号は当該パスポートのものがそのままスキャナーに
より取り込まれ、格別原稿として用意する必要がない。
【0010】(2) 2階調化処理を含む画像処理 コンピュータにおいて、顔写真の画像を2階調化処理を
する。更に、この顔画像と文字とを一列配置に合成す
る。ここに、2階調化処理とは、カラーやグレースケー
ルの画像を黒と白だけの画像に変換して、画像のコント
ラストを強くする画像処理をいう。黒と白とのピクセル
の割合により階調が調整される。2階調化する境界のし
きい値は、1〜255のうち、顔写真に関し50〜10
0が好ましい。なお、文字画像の部分に付いても2階調
化の調整をなし、全体との調和を図る。
【0011】(3) 印刷出力及び写真撮影 前記工程(2) における合成画像をコンピュータに連動す
るプリンタにより印刷し(図4参照)、この印刷原稿8
を写真機により黒白フィルムをもって撮影する。なお、
図4においてLは合成画像の長さであって、所定の縮小
率をもって図7のlを得る。図5は印刷原稿8に表われ
た2階調処理による顔画像の一例を示す。その(a)図は
2階調化のしきい値として47を採り、(b) 図は82、
(c) 図は129をそれぞれ採るものである。このしきい
値は例示であって、それぞれの元の写真画像に応じて各
しきい値が異なることは勿論である。
【0012】(4) ネガフィルム・リスフィルム フィルムを現像・定着し、図6に示すように、反転像と
してのネガフィルム9を得る。このネガフィルム9にお
いては黒白が反転している。次いで、このネガフィルム
9より引伸し機を介して、図7に示すように、透明板の
リスフィルム10に正像(ポジ)として焼き付ける。こ
のリスフィルム10においては黒白は先の合成画像、換
言すれば印刷原稿8どおりとなる。該リスフィルム10
の長さlは指輪1の内周と同一寸法を採り、その上下の
側縁部に沿って黒線11が表示される。該黒線11間b
は指輪1の幅aよりわずかに大きい。なお、該黒線11
は適宜省略できる。図8はリスフィルム10の平面の一
部分の拡大を示し、12はその透明部分、13はその黒
地部分である。
【0013】(5) 感光性レジストの塗布(及びリスフィ
ルムの貼付け)…直接法 指輪1の内面2にサンドブラスト用感光性フィルムのフ
ィルム本体すなわちレジスト層15を貼り付け、次い
で、その上に前記リスフィルム10を貼り付け、しかる
後、紫外線をもって所定時間にわたって露光する。これ
を「直接法」という。図9はこの状態の断面構造を示
す。もっと詳しくは、サンドブラスト用感光性フィルム
は、一般に、内側のPET膜(約75μm )と外側のカ
バーフィルムとの間に感光性のいわゆるフォトレジスト
よりなるフィルム本体(約100μm )が挟着されてお
り、フィルム本体15は光硬化性を持つとともに硬化に
伴い耐サンドブラスト性を発揮する。使用において、内
側のPET膜を剥し、該フィルム本体15を基材に貼り
付けた後カバーフィルムを剥す。このサンドブラスト用
感光性フィルムを使用することなく、直接にフォトレジ
ストを指輪内面に塗り付けてもよい。次いで、このフィ
ルム本体15の上面にポジとしてのリスフィルム10を
密着状態に貼り付ける。しかる後、指輪1の内部に紫外
線照射器により万遍なくリスフィルム10の上から紫外
線を所定時間にわたって照射する。この露光により、リ
スフィルム10の透明部分12に対応するレジスト層1
5は硬化し、リスフィルム10の黒地(不透明)部分1
3に対応するレジスト層15は未硬化状態となる。
【0014】(6) レジスト画像 露光が終了すれば、リスフィルム10を剥離し、次い
で、所定の現像液をもってレジスト層15を現像し、硬
化部分によるレジスト画像を得る。図10はこの状態の
断面構造を示す。現像処理において、0.2%〜0.5
%の炭酸ナトリウム水溶液をレジスト層15に所定圧力
下(1.2kg/cm )で噴霧して行うが、スポンジあるい
はブラシによる洗い出し方法を採ることもできる。
【0015】(7) サンドブラストによる加工 指輪1の外面3を、更には内面2においても未加工部分
を、保護材(通常には透明接着テープ)をもって被覆・
保護した後、サンドブラスト機17をもって指輪1の内
面2に向けてサンドブラスト材(研掃材)18を噴射す
る。図11はこの状態の断面構造を示す。サンドブラス
ト機は小型細工物に適したペンシル型のノズル19から
研掃材が噴射されるものを使用すると好適である。サン
ドブラスト材18としては、アルミナ、ガラスビーズ、
カーボランダム等の微粒子が使用される。噴射機構に
は、空気圧縮機の圧縮空気流(5気圧)にサンドブラス
ト材を直接的に混入する方式(直圧式)と、吸引作用を
利用して吹き付ける方式(吸引式)とがあり、強い吹付
け力を得る場合は直圧式を使用する。レジスト層15は
マスキング作用をなし、その余の素材表面2はサンドブ
ラスト材18により粗面化2aされる。
【0016】(8) レジスト画像の剥離・仕上り 保護材を外すとともにレジスト画像15を剥離液をもっ
て剥離し、その後、水洗いして仕上げる。図12はこの
状態の断面構造を示す。硬化したレジスト層15の剥離
は水酸化ナトリウムの水溶液等の所定の剥離液に浸漬さ
せて行う。このようにして、指輪1の内面2には、2階
調化処理による黒色部分、換言すればリスフィルム10
の黒色部分に対応する部分が粗面化2aされ、結果とし
て顔写真並びに直筆文が刻設される。
【0017】この実施の形態によれば、顔写真並びに直
筆文をその特徴を失うことなく、プラチナを含む貴金属
指輪の内面にサンドブラスト処理をもって刻設すること
ができ、微細加工に適するばかりでなく、無公害型の加
工を実現することができる。また、パスポートの顔写真
・署名・パスポート番号を利用することによりパスポー
トとの連動性が確保され、旅行時に着用して便利であ
る。
【0018】叙上の実施の形態において、(3) の工程に
おいて、印刷原稿をリスフィルム態様の透明紙に出力で
きる場合には、(4) の工程を省略し、(5) の工程に進ん
で処理することができる。
【0019】叙上の実施の形態では、指輪の内面の加工
に付いての態様を示したが、これを外面に加工すること
に格別の困難性はない。
【0020】叙上の実施の形態において、(5) の「直接
法」の態様に替え、以下の「間接法」の態様(5a)更には
(6a)を採ることができる。 (5a)レジスト画像の作成…間接法 この態様においては、サンドブラスト用感光性フィルム
をリスフィルムをもって露光処理した後、指輪1の内面
2に貼り付けるものである。もっと詳しくは、サンドブ
ラスト用感光性フィルムの一方のカバーフィルム(PT
E膜)を剥し、リスフィルム10を密着状に貼り付け
る。しかる後、紫外線照射器により万遍なくリスフィル
ム10の上から紫外線を所定時間にわたって照射する。
この露光により、リスフィルム10の透明部分12に対
応するレジスト層15は硬化し、リスフィルム10の黒
地(不透明)部分13に対応するレジスト層15は未硬
化状態となる。次いで、リスフィルム10を剥し、所定
の現像液をもって現像し、硬化部分によるレジスト画像
を得る。
【0021】(6a)フィルムの貼付け 指輪1の内面2に、接着剤を薄く塗布し、この接着剤の
塗膜を介して(5a)で得たレジスト画像処理をしたサンド
ブラスト用感光性フィルムを貼り付け、しかる後、サン
ドブラスト用感光性フィルムの他方のカバーフィルムを
剥す。以下、前記した(7) の工程に進む。以下の工程に
おいて、サンドブラストにより接着剤層は容易に剥離さ
れることは勿論である。上記の(5a)(6a)の間接法によれ
ば、露光処理並びに現像処理が容易かつ確実に行え、従
って鮮明なレジスト画像が得られる。また、指輪1の内
面2に若干の凹凸があっても、レジスト画像を該内面2
上に確実かつ鮮明に転写することができる。
【0022】叙上の実施の形態の(1)(2)の工程から、サ
ンドブラスト加工に替えてNC加工による指輪加工を実
施することができる。すなわち、前記(1)(2)の工程によ
り2階調化処理された画像に基づき、この画像情報、特
には黒色部分画像をNC加工機の演算処理部に送り、該
NC加工機のツールをもって当該黒色部分に対応して指
輪内面及び又は外面を加工する。NC加工手段としてレ
ーザー加工、フライス研削加工、腐食エッチング加工等
の適宜手段が採られる。この態様においては、指輪の素
材は貴金属に限られない。
【0023】叙上の実施の形態においては、プラチナを
含む貴金属製指輪を対象としたが、(1) 〜(8) の工程に
準じて指輪以外のプラチナを含む貴金属製素材への適用
も可能である。この場合においても、顔写真並びに直筆
文をその特徴を失うことなく、プラチナを含む貴金属製
素材の表面にサンドブラスト処理をもって刻設すること
ができ、微細加工に適するばかりでなく、無公害型の加
工を実現することができる。
【0024】本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計
変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技
術的範囲内に包含されるものである。 写真は、人物の顔写真を例示したが、人以外の動物は
もちろん、風景写真に適用されうる。
【0025】
【発明の効果】本発明の指輪への図形等の刻設方法によ
れば、2階調化処理により、写真あるいは筆跡の特徴を
失わず、写実性が保持されたまま微細図形を指輪面に刻
設することができる。また、2階調化処理において、そ
のコントラストの度合いを自在に調整し、所望の図形を
得ることができる。更には、少なくとも黒地部分の加工
に付き、加工が単純化され、加工の迅速化・容易化が達
成される。本発明の貴金属製指輪への図形等の刻設方法
によれば、上記効果に加え、サンドブラスト処理加工に
よるので、硬化レジスト層はマスキング作用をなし、確
実かつ精確な図形加工をなすことができる。また、廃液
処理を要する溶剤を使用することなく、無公害に加工を
なすことができる。本発明の硬質素材面への図形等の刻
設方法によれば、2階調化処理により、写真あるいは筆
跡の特徴を失わず、写実性が保持されたまま微細図形を
硬質素材の表面に刻設することができる。また、2階調
化処理において、そのコントラストの度合いを自在に調
整し、所望の図形を得ることができる。更には、少なく
とも黒地部分の加工に付き、加工が単純化され、加工の
迅速化・容易化が達成され、かつ、図形の微小化に容易
に追従することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貴金属製指輪への図形等の刻設方法の
一実施形態を示す図。
【図2】その1工程の顔写真を示す図。
【図3】その1工程の手書き原稿を示す図。
【図4】印刷原稿を示す図。
【図5】2階調化処理された画像の例示図。
【図6】ネガフィルムを示す図。
【図7】リスフィルムを示す図。
【図8】リスフィルムの一部分拡大平面図。
【図9】露光工程における指輪の部分拡大断面図(図8
のIX−IX線断面図)。
【図10】現像工程における指輪の部分拡大断面図。
【図11】サンドブラスト処理工程における指輪の部分
拡大断面図。
【図12】仕上り状態の指輪の部分拡大断面図。
【符号の説明】
1…指輪、2…内面、3…外面、10…リスフィルム
(黒白正像フィルム)、14…レジスト層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月26日(2000.10.
26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 指輪等への図形等の刻設方法及びその
指輪
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は指輪等の微細工芸
物への図形等の刻設方法及びその指輪に関し、特には、
金、銀更にはプラチナ等の貴金属製指輪に写実図形の転
写をなす図形等の刻設方法及びその指輪に関する。
【0002】
【従来の技術】金、銀及びプラチナ等の貴金属を素材と
する指輪の面、特にはその内径面への文字・図形の刻設
は種々試みられているところであり、写真撮影によるネ
ガからの転写はその写実性から特に需要の大きいもので
あり、当該写真ネガに基づく腐食法もその一手段であ
る。しかしながら、この腐食法によっては、金・銀を腐
食するために王水の使用が全儀なくされる関係上、使用
においても危険であるうえ、その廃液の処理も公害上問
題となる。また、プラチナは王水によっても腐食され難
く、その適用に制約がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであり、写真図形の転写による指輪への
図形等の刻設方法において、その写実性を失うことな
く、金・銀は勿論、プラチナにも適用できるとともに無
公害に実施することのできる新規な刻設方法並びにその
指輪を提供することを目的とする。本発明は更に、指輪
に限定されない硬質素材よりなる微細工物への図形等の
刻設方法を得ることも他の目的とする。本発明はこのた
め、コンピュータの図形処理における2階調化処理がこ
の目的を達成するとの着想に基づいてなされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の構成を採る。本発明の指輪への図形等
の刻設方法は、請求項1に記載のとおり、顔写真を含む
図形を指輪の内面及び又は外面に写実性を保持したまま
微細図形として刻設する方法であって、写真図形を入力
されたコンピュータの図形処理により黒白コントラスト
の2階調化処理を施し、該2階調化処理図形に基づいて
黒白正像フィルムを作成し、該黒白正像フィルムを介し
て貴金属素材よりなる指輪の面に該黒白正像フィルムの
白地部分に対応して感光性レジストを感光させて形成し
たレジスト画像を定着し、該定着されたレジスト画像の
残余部分をサンドブラスト処理をなすことを特徴とす
る。上記構成において、2階調化処理とは、後記する
「発明の実施の形態」において詳述される。また、貴金
属素材は金、銀並びにプラチナを含む。更にまた、上記
構成において、感光性レジストは未感光状態で指輪の
面に塗布され、しかる後感光処理する態様、指輪の面
への定着に先立って感光性レジストを感光させてレジス
ト画像を形成し、しかる後該レジスト画像を指輪の面に
定着する態様、の各処理態様を含む。
【0005】(作用)2階調化処理において、そのコン
トラストの度合いを自在に調整し、所望の図形を得る。
また、部分に付いてもコントラストの度合いを変化させ
て加工に適合する図形を得る。2階調化処理により、写
真あるいは筆跡の特徴を失わず、写実性が保持される。
サンドブラスト処理加工において、硬化レジスト層はマ
スキング作用をなし、確実かつ精確な図形加工をなすこ
とができる。また、廃液処理を要する溶剤を使用するこ
となく、無公害に加工をなすことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の貴金属製指輪への図形等
の刻設方法の実施の形態を説明する。図1〜図12に基
づいてその一実施形態の貴金属製指輪への図形等の刻設
方法を説明する。この実施の形態においては、指輪の内
面に特定人物の顔写真と直筆文とをサンドブラストをも
って刻設する適用例を示す。図1はその指輪1を示し、
金、銀あるいはプラチナ製よりなり、指輪の内面2には
顔写真図形と手書き文章とが刻設され、その外面3は無
地となっている。なお、指輪1の幅は3〜5ミリメート
ルを採る。
【0007】以下、工程順に説明する。 (1) 顔写真等のコンピュータへの入力 顔写真5並びに手書き文章(直筆文・署名)6の原稿を
用意し(図2・図3参照)、これらをイメージスキャナ
ーを介して個々にまた一連に、コンピュータへ入力す
る。なお、顔写真はカラー、黒白を問わない。また、当
該コンピュータには入力された図形を処理するプログラ
ムが内蔵され、所期の図形処理をなす。なお、旅券すな
わちパスポートに付き、顔写真及び署名更にはパスポー
ト番号は当該パスポートのものがそのままスキャナーに
より取り込まれ、格別原稿として用意する必要がない。
【0008】(2) 2階調化処理を含む画像処理 コンピュータにおいて、顔写真の画像を2階調化処理を
する。更に、この顔画像と文字とを一列配置に合成す
る。ここに、2階調化処理とは、カラーやグレースケー
ルの画像を黒と白だけの画像に変換して、画像のコント
ラストを強くする画像処理をいう。黒と白とのピクセル
の割合により階調が調整される。2階調化する境界のし
きい値は、1〜255のうち、顔写真に関し50〜10
0が好ましい。なお、文字画像の部分に付いても2階調
化の調整をなし、全体との調和を図る。
【0009】(3) 印刷出力及び写真撮影 前記工程(2) における合成画像をコンピュータに連動す
るプリンタにより印刷し(図4参照)、この印刷原稿8
を写真機により黒白フィルムをもって撮影する。なお、
図4においてLは合成画像の長さであって、所定の縮小
率をもって図7のlを得る。図5は印刷原稿8に表われ
た2階調処理による顔画像の一例を示す。その(a)図は
2階調化のしきい値として47を採り、(b) 図は82、
(c) 図は129をそれぞれ採るものである。このしきい
値は例示であって、それぞれの元の写真画像に応じて各
しきい値が異なることは勿論である。
【0010】(4) ネガフィルム・リスフィルム フィルムを現像・定着し、図6に示すように、反転像と
してのネガフィルム9を得る。このネガフィルム9にお
いては黒白が反転している。次いで、このネガフィルム
9より引伸し機を介して、図7に示すように、透明板の
リスフィルム10に正像(ポジ)として焼き付ける。こ
のリスフィルム10においては黒白は先の合成画像、換
言すれば印刷原稿8どおりとなる。該リスフィルム10
の長さlは指輪1の内周と同一寸法を採り、その上下の
側縁部に沿って黒線11が表示される。該黒線11間b
は指輪1の幅aよりわずかに大きい。なお、該黒線11
は適宜省略できる。図8はリスフィルム10の平面の一
部分の拡大を示し、12はその透明部分、13はその黒
地部分である。
【0011】(5) 感光性レジストの塗布(及びリスフィ
ルムの貼付け)…直接法 指輪1の内面2にサンドブラスト用感光性フィルムのフ
ィルム本体すなわちレジスト層15を貼り付け、次い
で、その上に前記リスフィルム10を貼り付け、しかる
後、紫外線をもって所定時間にわたって露光する。これ
を「直接法」という。図9はこの状態の断面構造を示
す。もっと詳しくは、サンドブラスト用感光性フィルム
は、一般に、内側のPET膜(約75μm )と外側のカ
バーフィルムとの間に感光性のいわゆるフォトレジスト
よりなるフィルム本体(約100μm )が挟着されてお
り、フィルム本体15は光硬化性を持つとともに硬化に
伴い耐サンドブラスト性を発揮する。使用において、内
側のPET膜を剥し、該フィルム本体15を基材に貼り
付けた後カバーフィルムを剥す。このサンドブラスト用
感光性フィルムを使用することなく、直接にフォトレジ
ストを指輪内面に塗り付けてもよい。次いで、このフィ
ルム本体15の上面にポジとしてのリスフィルム10を
密着状態に貼り付ける。しかる後、指輪1の内部に紫外
線照射器により万遍なくリスフィルム10の上から紫外
線を所定時間にわたって照射する。この露光により、リ
スフィルム10の透明部分12に対応するレジスト層1
5は硬化し、リスフィルム10の黒地(不透明)部分1
3に対応するレジスト層15は未硬化状態となる。
【0012】(6) レジスト画像 露光が終了すれば、リスフィルム10を剥離し、次い
で、所定の現像液をもってレジスト層15を現像し、硬
化部分によるレジスト画像を得る。図10はこの状態の
断面構造を示す。現像処理において、0.2%〜0.5
%の炭酸ナトリウム水溶液をレジスト層15に所定圧力
下(1.2kg/cm )で噴霧して行うが、スポンジあるい
はブラシによる洗い出し方法を採ることもできる。
【0013】(7) サンドブラストによる加工 指輪1の外面3を、更には内面2においても未加工部分
を、保護材(通常には透明接着テープ)をもって被覆・
保護した後、サンドブラスト機17をもって指輪1の内
面2に向けてサンドブラスト材(研掃材)18を噴射す
る。図11はこの状態の断面構造を示す。サンドブラス
ト機は小型細工物に適したペンシル型のノズル19から
研掃材が噴射されるものを使用すると好適である。サン
ドブラスト材18としては、アルミナ、ガラスビーズ、
カーボランダム等の微粒子が使用される。噴射機構に
は、空気圧縮機の圧縮空気流(5気圧)にサンドブラス
ト材を直接的に混入する方式(直圧式)と、吸引作用を
利用して吹き付ける方式(吸引式)とがあり、強い吹付
け力を得る場合は直圧式を使用する。レジスト層15は
マスキング作用をなし、その余の素材表面2はサンドブ
ラスト材18により粗面化2aされる。
【0014】(8) レジスト画像の剥離・仕上り 保護材を外すとともにレジスト画像15を剥離液をもっ
て剥離し、その後、水洗いして仕上げる。図12はこの
状態の断面構造を示す。硬化したレジスト層15の剥離
は水酸化ナトリウムの水溶液等の所定の剥離液に浸漬さ
せて行う。このようにして、指輪1の内面2には、2階
調化処理による黒色部分、換言すればリスフィルム10
の黒色部分に対応する部分が粗面化2aされ、結果とし
て顔写真並びに直筆文が刻設される。
【0015】この実施の形態によれば、顔写真並びに直
筆文をその特徴を失うことなく、プラチナを含む貴金属
指輪の内面にサンドブラスト処理をもって刻設すること
ができ、微細加工に適するばかりでなく、無公害型の加
工を実現することができる。また、パスポートの顔写真
・署名・パスポート番号を利用することによりパスポー
トとの連動性が確保され、旅行時に着用して便利であ
る。
【0016】叙上の実施の形態において、(3) の工程に
おいて、印刷原稿をリスフィルム態様の透明紙に出力で
きる場合には、(4) の工程を省略し、(5) の工程に進ん
で処理することができる。
【0017】叙上の実施の形態では、指輪の内面の加工
に付いての態様を示したが、これを外面に加工すること
に格別の困難性はない。
【0018】叙上の実施の形態において、(5) の「直接
法」の態様に替え、以下の「間接法」の態様(5a)更には
(6a)を採ることができる。 (5a)レジスト画像の作成…間接法 この態様においては、サンドブラスト用感光性フィルム
をリスフィルムをもって露光処理した後、指輪1の内面
2に貼り付けるものである。もっと詳しくは、サンドブ
ラスト用感光性フィルムの一方のカバーフィルム(PT
E膜)を剥し、リスフィルム10を密着状に貼り付け
る。しかる後、紫外線照射器により万遍なくリスフィル
ム10の上から紫外線を所定時間にわたって照射する。
この露光により、リスフィルム10の透明部分12に対
応するレジスト層15は硬化し、リスフィルム10の黒
地(不透明)部分13に対応するレジスト層15は未硬
化状態となる。次いで、リスフィルム10を剥し、所定
の現像液をもって現像し、硬化部分によるレジスト画像
を得る。
【0019】(6a)フィルムの貼付け 指輪1の内面2に、接着剤を薄く塗布し、この接着剤の
塗膜を介して(5a)で得たレジスト画像処理をしたサンド
ブラスト用感光性フィルムを貼り付け、しかる後、サン
ドブラスト用感光性フィルムの他方のカバーフィルムを
剥す。以下、前記した(7) の工程に進む。以下の工程に
おいて、サンドブラストにより接着剤層は容易に剥離さ
れることは勿論である。上記の(5a)(6a)の間接法によれ
ば、露光処理並びに現像処理が容易かつ確実に行え、従
って鮮明なレジスト画像が得られる。また、指輪1の内
面2に若干の凹凸があっても、レジスト画像を該内面2
上に確実かつ鮮明に転写することができる。
【0020】叙上の実施の形態においては、プラチナを
含む貴金属製指輪を対象としたが、(1) 〜(8) の工程に
準じて指輪以外のプラチナを含む貴金属製素材への適用
も可能である。この場合においても、顔写真並びに直筆
文をその特徴を失うことなく、プラチナを含む貴金属製
素材の表面にサンドブラスト処理をもって刻設すること
ができ、微細加工に適するばかりでなく、無公害型の加
工を実現することができる。
【0021】本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計
変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技
術的範囲内に包含されるものである。 写真は、人物の顔写真を例示したが、人以外の動物は
もちろん、風景写真に適用されうる。
【0022】
【発明の効果】本発明の貴金属製指輪への図形等の刻設
方法によれば、2階調化処理により、写真あるいは筆跡
の特徴を失わず、写実性が保持されたまま微細図形を指
輪面に刻設することができる。また、2階調化処理にお
いて、そのコントラストの度合いを自在に調整し、所望
の図形を得ることができる。更には、少なくとも黒地部
分の加工に付き、加工が単純化され、加工の迅速化・容
易化が達成される。更に本発明によれば、サンドブラス
ト処理加工によるので、硬化レジスト層はマスキング作
用をなし、確実かつ精確な図形加工をなすことができ
る。また、廃液処理を要する溶剤を使用することなく、
無公害に加工をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貴金属製指輪への図形等の刻設方法の
一実施形態を示す図。
【図2】その1工程の顔写真を示す図。
【図3】その1工程の手書き原稿を示す図。
【図4】印刷原稿を示す図。
【図5】2階調化処理された画像の例示図。
【図6】ネガフィルムを示す図。
【図7】リスフィルムを示す図。
【図8】リスフィルムの一部分拡大平面図。
【図9】露光工程における指輪の部分拡大断面図(図8
のIX−IX線断面図)。
【図10】現像工程における指輪の部分拡大断面図。
【図11】サンドブラスト処理工程における指輪の部分
拡大断面図。
【図12】仕上り状態の指輪の部分拡大断面図。
【符号の説明】 1…指輪、2…内面、3…外面、10…リスフィルム
(黒白正像フィルム)、14…レジスト層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真図形を入力されたコンピュータの図形
    処理により黒白コントラストの2階調化処理を施し、該
    2階調化処理図形の少なくとも黒色部分に対応して指輪
    の基材表面に加工を施す、ことを特徴とする指輪への図
    形等の刻設方法。
  2. 【請求項2】写真図形を入力されたコンピュータの図形
    処理により黒白コントラストの2階調化処理を施し、該
    2階調化処理図形に基づいて黒白正像フィルムを作成
    し、該黒白正像フィルムを介して貴金属素材よりなる指
    輪の面に該黒白正像フィルムの白地部分に対応して感光
    性レジストを感光させて形成したレジスト画像を定着
    し、該定着されたレジスト画像の残余部分をサンドブラ
    スト処理をなす、ことを特徴とする貴金属製指輪への図
    形等の刻設方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、感光性レジストは未感
    光状態で指輪の面に塗布され、しかる後感光処理する貴
    金属製指輪への図形等の刻設方法。
  4. 【請求項4】請求項2において、指輪の面への定着に先
    立って感光性レジストを感光させてレジスト画像を形成
    し、しかる後該レジスト画像を指輪の面に定着する貴金
    属製指輪への図形等の刻設方法。
  5. 【請求項5】写真図形を入力されたコンピュータの図形
    処理により黒白コントラストの2階調化処理を施し、該
    2階調化処理図形の黒色部分に対応して硬質素材の表面
    に加工を施す、ことを特徴とする硬質素材への図形等の
    刻設方法。
  6. 【請求項6】写真図形を入力されたコンピュータの図形
    処理により黒白コントラストの2階調化処理を施し、該
    2階調化処理図形の少なくとも黒色部分に対応して指輪
    の基材表面に加工を施されたことを特徴とする指輪。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004358662A (ja) * 2003-05-30 2004-12-24 Tatsuta Kagaku Kk 凹凸模様及び押型の作成方法並びに押型
JP2008246853A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Dainippon Printing Co Ltd エンボス版製造システム、エンボス版製造方法、及びプログラム
JP2010158829A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Miyoko Koizumi ステンドグラスを用いた装飾ガラス板
JP2019120071A (ja) * 2018-01-09 2019-07-22 三井住友建設株式会社 鉄筋とその製造方法及び配筋検査方法

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