JP2001162180A - ドラフトチャンバー - Google Patents
ドラフトチャンバーInfo
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Abstract
ドラフトチャンバーを提供する。 【手段】本体1の背板3には配管用や配線用の穴29が空
いており、穴29はフレーム30で囲われている。フレーム
30の前面に、器具類・装置類35を取付けた閉鎖パネル31
が着脱自在に取付けられている。背板3の前方には、吸
気通路52を形成するためのバッフルプレート22が配置さ
れており、バッフルプレート22には、閉鎖パネル31を抜
き差しできる窓穴36が空いている。閉鎖パネル31だけを
取り外して器具・装置類35を新増設したり、別の閉鎖パ
ネル31に交換したりすることにより、器具類・装置類35
の新設や増設、撤去を簡単に行える。
Description
ー(ヒュームフード)に関するものである。
左右側板と背板とを備えて前向き開口式に形成されてお
り、左右側板と背板とで囲われた空間を天井板と作業テ
ーブルとで仕切ることにより、前向きに開口した作業空
間を形成している(本体の前面と側面が開口したタイプ
のものもある)。また、作業空間の開口部は開閉自在な
扉で塞がれている。
ク、或いは廃液受け具、バーナー、各種検査装置などの
各種の器具類・装置類を必要に応じて配置しており、こ
れらの器具類・装置類は、本体の背板に取付けられてい
ることが多い。
ャンバーでは様々の実験や作業を行っており、それら実
験や作業の種類によって使用する器具類・装置類も異な
ってくるため、実験や作業の内容が変わると器具類・装
置類の新増設や取り外しの必要が生じてくる。
固定しているため、器具類・装置類を増新設したり取り
外したりするには、背板にホースやコード挿通用の穴を
空けて器具類・装置類を取付けたり、背板に空けられた
穴を板で塞いだりというように背板に加工を施す工事を
しなければならないため、新増設や取外しの工事がきわ
めて厄介であった。
の背面が建物の壁に接するようにして設置したり、或い
はドラフトチャンバー同士を背中合わせにして設置した
りというようにして設置しているため、人がドラフトチ
ャンバーの裏側に入りこむことは殆どできず、このた
め、配管類・配線類の接続のためには一々ドラフトチャ
ンバーを手前に引き出して作業するか、或いは、人が作
業空間内の狭い場所に入り込んで作業したりしなければ
ならず、このことが、器具類・装置類の新増設や取り外
しなどの作業の負担を一層増大させていた。
類・装置類の新増設や取り外しなどをごく簡単に行える
ようにすることを目的とする。
ンバーは、横向きに開口した作業空間を有する本体を備
えており、前記本体のうち作業空間を囲う部分の適宜箇
所に、配管類や配線類を挿通できる大きさの穴を内外に
貫通するように設け、この穴を、作業空間内に取り外し
できる閉鎖部材によって塞ぎ、前記閉鎖部材に、ガスコ
ックや水道栓などの器具類・装置類を取付け得るように
なっている。
求項1を具体化したものであり、請求項2において、本
体は、左右側板と、前記穴が空けられた背板とを備えた
前向き開口式に形成されており、前記背板に、前記穴と
連通するように前後に開口したフレームを前方に突出す
るように設け、このフレームの前面に閉鎖パネルを着脱
自在に取付け、背板の前方に、前記閉鎖パネルを抜き差
しできる窓穴が空けられたバッフルプレートを配置し
て、背板とバッフルプレートとの間の空間を吸気通路と
なし、更に、パネルの外周とバッフルプレートにおける
窓穴の内周との間に吸気用の隙間を設けている。
さ部位に作業テーブルを設け、作業テーブルの上方を作
業空間と成し、作業テーブルの下方を収納空間と成し、
本体のうち収納空間に対応した部位に、前記本体に設け
た穴から本体の外側に引き出された配管・配線類を収納
空間内に引き込み得る挿通口を設けている。この場合、
挿通口は、人が配線や配管等の作業を行える広い面積と
するのが好ましい。
直接に取付けても良いし、請求項2におけるフレームの
ような部材を介して取付けても良い。
類・装置類を新増設する場合は、パネル状等のような閉
鎖部材を背板から取り外して、この閉鎖部材に器具類・
装置類を新増設した背板に取付け直したり、或いは、閉
鎖部材ごと交換したりすれば良い。
合は、閉鎖部材を背板から取り外して、その閉鎖部材か
ら器具類・装置類を取り外して背板に取付け直したり、
或いは、器具類・装置類が取付けられていない閉鎖部材
に交換したりすれば良い。
板の手前側の作業空間に取り外したり、作業空間から背
板に取り付けたりするものであるため、ドラフトチャン
バーを動かすことなく作業を行えるのであり、このこと
と、閉鎖部材への器具類・装置類の取付け・取り外しを
広い場所で容易に行えること、並びに、閉鎖部材を取り
扱い容易な大きさに設定できることの三者が相俟って、
器具類・装置類の新増設や取り外しの作業をごく簡単に
行うことができ、延いては、ドラフトチャンバーの使用
価値を格段に向上させることができる。
フルプレートの存在によって有害ガスを効果的に吸引排
除できるが、その場合、閉鎖部材である閉鎖パネルはバ
ッフルプレートを取り付けたままで着脱できるため、有
害ガスを効果的に吸引排除できるドラフトチャンバーで
ありながら、器具類・装置類の新増設や取り外し作業を
より簡単に行える。
ば、作業空間に設けた器具類・装置類に接続された配線
や配管は、本体にお設けた穴及び挿通口を介して、収納
空間に設けたコンセントやタンク、ボンベなどに接続す
ることができる。
く露出することはないため、外観に優れていると共に、
配線や配管が作業の邪魔になることもなく、更に、配線
や配管類に薬品がかかることを抑制できるため、それら
配線や配管類の耐久性も向上できる。
り、まず、図1〜図4に基づいて、ドラフトチャンバー
の概要を説明する。図1(A)はドラフトチャンバーの
大雑把な外観斜視図、図1(B)は一部の縦断側面図、
図2は一部破断斜視図、図3は一部省略した正面図、図
4は図3のIV−IV視断面図である。
3とを主要部材とする本体1を備えており、本体1の内
部には、天井板4とテーブル5とで上下を区画した前向
き開口の作業空間6が形成されている。本体1の前面部
のうちテーブル5の上方には、作業空間6を塞ぐ上扉7
と下扉8とが昇降自在に配置されている。
にスライド自在に嵌め入れた引き戸式の3枚の透明板
(ガラス板)8bとから成っている。この場合、図1
(B)に示すように、扉枠8aの上下水平部に2列のガ
イド溝8cを設け、一方のガイド溝8cに2枚の透明板
8bを嵌め入れ、他方のガイド溝8cに1枚のガラス板
8bを嵌め入れている。したがって、扉枠8aの厚さ
(奥行き方向の寸法)を厚くすることなく、作業位置を
3箇所に変更できる。
bを嵌め入れても良いし、両ガイド溝8cにそれぞれ1
枚ずつの透明板8bを嵌め入れても良い。
よりも手前側に位置する上パネル9が配置されており、
上昇した下扉8は、上扉7と上パネル9との間の空間に
引き込まれる。上扉7に代えて、非昇降式のパネルを配
置しても良い。
昇降バランス用のベルト(又はチェーンやワイヤー)1
0で吊られており、ベルト10は左右側板2の上部に軸
支したプーリ11に巻掛けられて背板3の裏側に延びて
いる。ベルト10の端部には図示しない重りが取付けら
れている。天井板4は左右側板2の上端よりも下方に位
置しており、天井板4の上方は上向きに開口している
(上面板で塞いでもよい)。
た吸気穴13と、照明具14とを設けている。また、本
体1の前面部のうちテーブル5の下方には横長のフロン
トパネル15を配置して、このフロントパネル16に、
スイッチ類などを設けた操作パネル16を装着してい
る。
た収納空間17となっている。収納空間17の前面が開
口しているため、コロ付きのワゴン(キャビネット)2
0や台車に載せた廃液タンク20などの大きな物品や重
い物品も簡単に出し入れすることができると共に、人が
身体を収納空間に入り込ませて、配線や配管等の作業を
することができる。
面も参照して、ドラフトチャンバーの内部構造を説明す
る。
VI−VI視断面図、図7は要部の分離斜視図、図8は要部
の一部破断正面図、図9は図8のIX−IX視断面図、図1
0は図8の X-X視断面図、図11のうち (A)は図8及び
図10のXI−XI視断面図、図12は作用を示す図、図1
3は図2のXIII−XIII視断面図、図14のうち (A)は図
3のXIV−XIV視断面図、 (B)は (A)を矢印B方向から見
た正面図である。
図5に示すように、背板3は左右側板2と天井板4とテ
ーブル5とに固定されており、背板3の前方には、断面
L型の支持部材21で支持されたバッフルプレート22
が配置されている。バッフルプレート22の上方には、
側面視で傾斜した傾斜ガイド板23が配置されている。
固定されている。また、支持部材21には通気用の穴2
1aが適宜間隔で多数空いている。なお、必ずしも支持
部材21は必要ない。
に固定されている。具体的には、図5に示すように、背
板3とバッフルプレート22との間に筒状のスペーサ
(カラー)24を介在せしめ、背板3の裏側から挿通し
たボルト25をスペーサ24に挿入して、これにバッフ
ルプレート22の前面側から袋ナット26をねじ込んで
締結している。
ガスでボルト25が腐食しないように、スペーサ24は
耐薬品性ゴムや合成樹脂のような薬品に強い素材で製造
しており、更に、袋ナット26は合成樹脂で製造してい
る。なお、バッフルプレート22は、他の手段で取付け
ても良い。
は、例えば図6に示すように、背板3の前面に上向き開
口鉤型の下係止具27をねじ止め等によって固定する一
方、天井板4には、後ろ向き開口コ字状の上係止具28
をねじ止め等によって複数個固着し、これらの係止具2
7,28に傾斜ガイド板23の上端縁と下端縁とを引っ
掛けている。
上係止具28に挿入してから、下端縁を下係止具27に
落し込むという手順によって取り付けることができ、逆
の手順で取り外すことができる。
2、傾斜ガイド板23のように、作業空間6に面する部
材は、安全性の点から、それぞれ不燃性で且つ酸やアル
カリに強い耐薬品性のもので全体を製造するか、或い
は、少なくとも作業空間6に面した部分に耐薬品加工や
不燃加工を施すのが好ましい。
レート22と左右側板2及びテーブル5との間には吸気
のための隙間が空いている。また、バッフルプレート2
2と傾斜ガイド板23との間にも僅かながら吸気用の隙
間が空いている。
すように、背板3には、上下長手で角形の穴29を左右
適宜隔てて3個設けており、各穴29に、前後に開口し
たフレーム30を嵌め込み装着し、各フレーム30に、
閉鎖部材の一例としての閉鎖パネル31を取付け、この
閉鎖パネル31に、水道栓32やガスコック33、或い
は廃液受け具34など各種器具類・装置類35を取付け
ている(なお、水道栓やガスコックも器具類・装置類に
含まれることから、符号32,33,34と符号35と
を並記している)。
閉鎖パネル31と略同じ面を成すように配置されてお
り、また、バッフルプレート22には、閉鎖パネル31
を抜き差しできる窓穴36が空いている。また、フレー
ム30には、水平状に延びる仕切り37が適宜数設けら
れている。このように仕切り37を設けると、ケーブル
類やコード類38やホース類(或いはチューブ類・配管
類)39を整理することができる利点がある。
る外向きのフランジ30aと、前端に設けた内向きのフ
ランジ30bとが形成されており、図5に示すように、
外向きのフランジ30aをねじ40で背板3に締結する
と共に、図10に示すように、フレーム30の筒状部を
背板3における穴の内周面にねじ40で締結している。
フレーム30と背板3との間にゴム製の耐薬品性パッキ
ン又はガスケットを介在させても良い。
の左右内向きフランジ30bにはそれぞれ角形の係合穴
41が上下に適宜間隔で複数個ずつ空けられている。他
方、閉鎖パネル31の裏面のうち前記係合穴41に対応
した部位には、図11に最も良く示すように、下向き鉤
型の係合爪42を固着している。
すように、各係合爪42を係合穴41に嵌め込んで下方
にずらすことにより、閉鎖パネル31をフレーム30に
取付けることができる。この場合、閉鎖パネル31とフ
レーム30との間のシール性を確保するため、フレーム
30の前面には全周にわたって延びるパッキン43を装
着している。
レーム30のうち任意の係合穴41に対応した部位に、
係合穴41に落とし込まれた係合爪42の上面に位置し
得るストッパーねじ44をねじ込み、閉鎖パネル31を
フレーム30に取付けてから、スパナSでストッパーね
じ44を回転させてねじ込むことにより、閉鎖パネル3
1を抜け不能に保持することができる。従って、実験等
の作業中に閉鎖パネル31に上向きの外力が作用して
も、閉鎖パネル31が外れることなく、安全性を確保で
きる。
パ状に形成して、ストッパーねじ44のねじ込みによっ
て係合爪42を下方に押すように構成しても良い。ま
た、ストッパーねじ44を複数個設けても良い。
に、器具類や装置類の取付け方法を説明する。ホース類
39やケーブル類やコード類38が接続されていない器
具類・装置類35の場合は、それら器具類・装置類35
が固定された閉鎖パネル31を、作業空間6からフレー
ム30に取付ければ良い。
受け具34、圧縮空気のノズル、電気製品などのよう
に、ホース類39やコード類38が接続されている器具
類・装置類35の場合は、図12に代表して示すよう
に、ホース類39やコード類38を先ず穴29から本体
1の裏側に垂らした状態で、閉鎖パネル31をフレーム
30に取付けたら良い。
ているため、閉鎖パネル31の取付け・取り外しはバッ
フルプレート22を取付けたままで行えるので、作業を
至極容易に行える。
収納空間17に連通した挿通口18が空いている。挿通
口18は、コード類38やホース類39を引出しできる
と共に、接続等の作業を行えるように大きく開口してい
る。
コード類38は、その種類や性質に応じて様々に処理さ
れる。図14に示す例では、ドラフトチャンバーと建物
の壁との間に、ガス管や水道管、蒸気管、圧縮空気供給
管、或いは廃液用ドレンパイプなどのパイプ類45や電
源コード(図示せず)が配置されており、ホース類39
は、これらのパイプ45に継手を介して接続されてい
る。
て、収納空間に配置した廃液タンク20に溜めることも
可能である。収納空間17の前面を引き戸式や回動式等
の扉で塞いでもよい。
5に電力線や信号線などのコード類38が接続されてい
る場合は、そのコード類38を本体1の下方に垂らし
て、挿通口18を介して収納空間17に引き込んでか
ら、プラグ46を介してコンセント等に接続すれば良
い。この場合、図14では、テーブル5の後部下方に設
けたバックパネル47等の部材にコンセント48を設け
ている。
に設けると、コード類38の処理が簡単であり、しか
も、コード類38に薬品類が付着することはないため、
安全性も向上できる(フロントパネル15にコンセント
48を設けて、コード類38を作業空間6の前面から引
き込むことも可能であるが、そうするとコード類38に
薬品がかかり易くなる)。
に、検査用や実験用等の装置35をテーブル5に載せ
て、これに接続したホース類39やコード類38を、閉
鎖パネル31に設けた継手49を介して背板3の裏側に
引き出しても良く、この場合は、継手49も器具類・装
置類35の範疇に含まれる。
て、各穴29を複数の閉鎖パネル31で塞ぐ場合、必ず
しも各閉鎖パネル31に器具類・装置類35を取付ける
必要がない場合がある。この場合は、使用しない穴29
の箇所には、器具類・装置類35が取付けられていない
閉鎖パネル31で塞げば良い。
穴50が予め空けられている場合は、図3及び図13に
示すように、貫通穴50を詰栓51や盲板で塞いでおけ
ば良い。
とバッフルプレート22との間の排気通路53から排気
ダクト13に吸引される。また、有害ガスは、バッフル
プレート22の窓穴36と閉鎖パネル31との間の隙間
からも吸気通路52に吸引されて排気される。
鎖部材の取付け手段は、例えばねじ止めのように様々に
具体化できるが、実施形態のように係合爪42等の係合
穴41とのような、係止部と係合部との対から成る嵌め
合わせ式の係合手段(或いは係止手段)を採用すると、
閉鎖部材の取付け・取り外しをワンタッチ的に行える利
点がある。
が容易でありながらシール性を確保することができる。
更に、ストッパーねじ44のようなストッパー手段を採
用すると、より安全性を向上できる。ストッパー手段と
しては、ねじに代えて、レバーやカムなどの他の機構を
採用しても良い。
27で傾斜ガイド板23を支持すると、傾斜ガイド板2
3は取り付けたままでバッフルプレート22を取付けた
り取り外したりできる利点がある。
ース類(配管類)39の接続作業等を行えるようにする
ため、収納空間17の後方は本実施形態のように開放さ
せておくのが好ましいが、着脱自在な幕板を配置しても
良い。
は排気穴13から排気されるため、排気穴13に近い部
分ほど吸引力が強く、排気穴13から遠ざかるほど吸引
力は弱くなる。そこで、例えば、バッフルプレート22
と傾斜ガイド板23との間の隙間間隔を、バッフルプレ
ート22と作業テーブル5との間の間隔寸法よりも大き
くするというようにして、吸引穴13に近い部位からの
吸引量を抑制することにより、作業空間6内の有害ガス
を有効に吸引排除することができる。
は、バッフルプレート22の上下箇所での隙間を変える
ことの他に、バッフルプレート22と閉鎖パネル31と
の間隔を、下部の間隔寸法e1よりも上部の間隔寸法e
2が大きくなるように設定することも可能である(符号
e1,e2は図8を参照:但し、図では両者は同じ寸法
になっている)。或いは、バッフルプレート22を、上
部に行くに従って幅寸法が大きくなるように正面視逆台
形状に形成したりしても良い。
は、収納空間17に、コンセント48やブレーカー53
等を備えた制御ボックス54を配置している。ブレーカ
ー53は開閉自在なカバー55で塞がれた凹所内に配置
している。
6を配置し、幕板56の上方に挿通口18を形成してい
る。幕板56は着脱自在としても良い。
されたコード類38は、閉鎖パネル31に設けたシール
部材57及び背板3に開けた穴29を介して本体1の裏
側に垂らされ、更に、挿通口18から引き出されてコン
セント48に接続される。
業時にOFFとするのが好ましいが、従来のブレーカー
は本体の裏側に設けられているのが殆どであったため、
簡単にはON・OFFできない問題があった。この点、
本実施形態のように収納空間17に設けた制御ボックス
55にブレーカー54を設けると、ON・OFF操作を
簡単に行える利点がある。
用することができる。例えば、収納空間17にガス等の
ボンベ58を設置し、ボンベ58に接続したホース類3
9を、挿通口18及び背板3の穴29を介して作業空間
6に引き出しても良い。
の上端に、傾斜ガイド板23を下方から支持する下係止
具27を嵌め込み装着している。
鎖パネル31を背板3に取付けた例であったが、図17
に示す第4実施形態では、背板3に、第1実施形態のフ
レーム30に相当する前向き枠部3aを一体に設け、こ
の前向き枠部3aに閉鎖パネル31を取付けている。
開口したボックス状の閉鎖パネル31を背板3に直接に
取付けて、閉鎖パネル31の前面に器具類・装置類35
を取付けている。
2に固着された背板3に大きな穴29を空けて、大きな
穴29を、背板3に前方から着脱できる中間板3′で塞
ぎ、更に、中間板3′に適宜個数の穴29を空けて、こ
れに第1実施形態と同様にフレーム30を取付けて、フ
レーム30に閉鎖パネル31を取付けている。バッフル
プレート22は中間板3′に取付けている。
ことにより、背板3を大きく開口させることができるの
で、本体1の裏側での配管や配線などの大きな工事も容
易に行える利点がある。
設けた複数の穴29を一つのフレーム30で囲って、こ
れに閉鎖パネル31を取り付けている。逆に、図21に
示す第8実施形態では、背板3に開けた一つの穴29を
一つのフレーム30で覆い、このフレーム30に複数の
閉鎖パネル31を取付けている。
た部位にブラケット(図示せず)を設け、このブラケッ
トに制御ユニット等の各種の設備類を配置しても良い。
設ける穴の大きさや個数、形状、位置などは必要に応じ
て様々に変更できる。また、閉鎖部材の形状もパネル状
やボックス状には限らず、様々の形状にすることができ
る。
付けられることが多いが、請求項1の構成では、側板に
穴を空けて、これを塞ぐ閉鎖部材に器具類や装置類を取
付けることも可能である。
ず、前面と一方又は両方の側面が開口したタイプでもよ
い。
把な外観斜視図である。
は閉鎖パネルにおける係止爪の斜視図である。
B矢視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】横向きに開口した作業空間を有する本体を
備えており、前記本体のうち作業空間を囲う部分の適宜
箇所に、配管類や配線類を挿通できる大きさの穴を内外
に貫通するように設け、この穴を、作業空間内に取り外
しできる閉鎖部材によって塞ぎ、前記閉鎖部材に、ガス
コックや水道栓などの器具類・装置類を取付け得るよう
になっている、ドラフトチャンバー。 - 【請求項2】前記本体は、左右側板と、前記穴が空けら
れた背板とを備えた前向き開口式に形成されており、前
記背板に、前記穴と連通するように前後に開口したフレ
ームを前方に突出するように設け、このフレームの前面
に閉鎖パネルを着脱自在に取付け、背板の前方に、前記
閉鎖パネルを抜き差しできる窓穴が空けられたバッフル
プレートを配置して、背板とバッフルプレートとの間の
空間を吸気通路となし、更に、パネルの外周とバッフル
プレートにおける窓穴の内周との間に吸気用の隙間を設
けている、請求項1に記載したドラフトチャンバー。 - 【請求項3】前記本体の内部の適宜高さ部位に作業テー
ブルを設け、作業テーブルの上方を作業空間と成し、作
業テーブルの下方を収納空間と成し、本体のうち収納空
間に対応した部位に、前記本体に設けた穴から本体の外
側に引き出された配管・配線類を収納空間内に引き込み
得る挿通口を設けている、請求項1又は請求項2に記載
したドラフトチャンバー。
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1999
- 1999-12-07 JP JP34780599A patent/JP3801828B2/ja not_active Expired - Fee Related
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