JP2001161229A - スピニングリールのスプール - Google Patents

スピニングリールのスプール

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JP2001161229A JP34431899A JP34431899A JP2001161229A JP 2001161229 A JP2001161229 A JP 2001161229A JP 34431899 A JP34431899 A JP 34431899A JP 34431899 A JP34431899 A JP 34431899A JP 2001161229 A JP2001161229 A JP 2001161229A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸巻胴部とスカート部とが別体で構成された
スピニングリールのスプールにおいて、スカート部の強
度を維持する。 【解決手段】 スピニングリールのスプール本体7は、
外周に釣り糸が巻かれる筒状の糸巻胴部7aと、糸巻胴
部7aの後端部に取り付けられ糸巻胴部7aより大径筒
状のスカート部7bを有している。糸巻胴部7aは、ア
ルミニウム合金製の糸巻部16と、糸巻部16の内周側
に一体成形された底部17とを主に有している。スカー
ト部7bは合成樹脂製の部材であり、前端部に環状の底
部7cが形成されている。スカート部7bの底部7cと
糸巻胴部7aの底部17とが接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプール、特に、
リール本体に対して前後移動自在なスピニングリールの
スプールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスピニングリールは、ハンドルを
回転自在に支持するリール本体と、ロータと、スプール
とを備えている。スピニングリールのスプールは、リー
ル本体に対して前後移動自在であり、釣り糸が巻かれる
糸巻胴部と、糸巻胴部の前端に配置され糸巻胴部の外径
より大きい外径を有する前フランジ部と、糸巻胴部の後
方に設けられた筒状のスカート部とを備えている。前フ
ランジ部は前フランジ固定部材により糸巻胴部に固定さ
れている。
【0003】このようなスプールでは、一般に糸巻胴部
には大きな力がかかるので、糸巻胴部の強度を保つ必要
があるが、スカート部は糸巻胴部ほどの強度を要しな
い。そこで、糸巻胴部とスカート部とを別体で形成し、
糸巻胴部に筒状のスカート部が取り付けられたものが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の糸巻胴部とスカ
ート部とが別体で構成されたスプールでは、スカート部
は筒状に形成されているので、スカート部の径方向の強
度が低下する。このようにスカート部の強度が低下する
と、外部からの衝撃によりスカート部が変形するおそれ
がある。
【0005】本発明の課題は、糸巻胴部とスカート部と
が別体で構成されたスピニングリールのスプールにおい
て、スカート部の強度を維持することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのスプールは、リール本体に対して前後移動自在
なスピニングリールのスプールであって、外周に釣り糸
が巻き付けられる筒状の糸巻胴部と、糸巻胴部の後端部
に取り付けられる底部を有するスカート部とを備えてい
る。
【0007】このようなスプールでは、スカート部に底
部が形成されているので、この底部により径方向の耐性
が強化され、スカート部の強度を維持することができ
る。発明2に係るスプールは、発明1のスプールにおい
て、スカート部は合成樹脂製である。この場合は、スカ
ート部の軽量化を図ることができる。
【0008】発明3に係るスプールは、発明1のスプー
ルにおいて、スカート部は金属製である。この場合は、
スカート部の強度を維持することができる。発明4に係
るスプールは、発明2のスプールにおいて、スカート部
は、アルミニウム合金、ステンレス合金、チタン合金及
びマグネシウム合金のうちのいずれかにより形成されて
いる。
【0009】アルミニウム合金の場合は、スカート部の
加工が容易になり、また低コストで形成することができ
る。ステンレス合金の場合は、スカート部の剛性を高く
維持できるとともに、耐食性を向上させることができ
る。チタン合金の場合は、スカート部の剛性を高く維持
できるとともに、軽量化を図ることができる。マグネシ
ウム合金の場合は、スカート部をさらに軽量化できる。
【0010】発明5に係るスプールは、発明3又は4の
スプールにおいて、スカート部は、プレス加工、ダイカ
スト成形及び鍛造のうちのいずれかにより形成されてい
る。プレス加工の場合はスカート部を薄く形成するとと
もに、プレス加工の1つである絞り加工やスピニング加
工によりスカート部の形成が容易になる。ダイカスト成
形の場合は、スカート部の形成が容易になるとともに、
強度を保つことができる。鍛造の場合はスカート部を高
強度に形成することができる。
【0011】発明6に係るスプールは、発明1から5の
いずれかのスプールにおいて、糸巻胴部は金属製であ
る。この場合は、強度を維持することができる。発明7
に係るスプールは、発明6のスプールにおいて、糸巻胴
部は、アルミニウム合金、ステンレス合金、チタン合金
及びマグネシウム合金のうちのいずれかにより形成され
ている。
【0012】アルミニウム合金の場合は、糸巻胴部の加
工が容易になり、また低コストで形成することができ
る。ステンレス合金の場合は、糸巻胴部の剛性を高く維
持できるとともに、耐食性を向上させることができる。
チタン合金の場合は、糸巻胴部の剛性を高く維持できる
とともに、軽量化を図ることができる。マグネシウム合
金の場合は、糸巻胴部をさらに軽量化できる。
【0013】発明8に係るスプールは、発明6又は7の
スプールにおいて、糸巻胴部は、プレス加工、ダイカス
ト成形及び鍛造のうちのいずれかにより形成されてい
る。プレス加工の場合は糸巻胴部を薄く形成するととも
に、プレス加工の1つである絞り加工やスピニング加工
により糸巻胴部の形成が容易になる。ダイカスト成形の
場合は、糸巻胴部の形成が容易になるとともに、強度を
保つことができる。鍛造の場合は糸巻胴部を高強度に形
成することができる。
【0014】発明9に係るスプールは、発明1から5の
いずれかのスプールにおいて、糸巻胴部は合成樹脂製で
ある。この場合は、合成樹脂により糸巻胴部を形成する
ことにより、軽量化を図ることができる。発明10に係
るスプールは、発明2又は9のスプールにおいて、合成
樹脂製の部材は表面処理が施されている。
【0015】この場合は、たとえば合成樹脂の表面にめ
っき処理を行うことにより、金属風の外観を呈すること
ができる。発明11に係るスプールは、発明1から10
のいずれかのスプールにおいて、糸巻胴部の前端部に設
けられ、糸巻胴部の外径より大きい外径を有する前フラ
ンジ部をさらに備えている。
【0016】この場合は、糸巻胴部の前端部に前フラン
ジ部が設けられているので、釣り糸が前方へばらけるの
を防ぐことができる。発明12に係るスプールは、発明
11のスプールにおいて、前フランジ部は糸巻胴部と一
体成形されている。この場合は、前フランジ部の強度を
維持することができる。
【0017】発明13に係るスプールは、発明11のス
プールにおいて、前フランジ部は糸巻胴部に別体で取り
付けられている。この場合は、たとえば前フランジ部と
糸巻胴部とを別部材で形成したり、着脱自在な構成にす
ることができる。発明14に係るスプールは、発明11
から13のいずれかのスプールにおいて、前フランジ部
は、アルミニウム合金、ステンレス合金、チタン合金及
びマグネシウム合金のうちのいずれかにより形成されて
いる。
【0018】アルミニウム合金の場合は、前フランジ部
の加工が容易になり、また低コストで形成することがで
きる。ステンレス合金の場合は、前フランジ部の剛性を
高く維持できるとともに、耐食性を向上させることがで
きる。チタン合金の場合は、前フランジ部の剛性を高く
維持できるとともに、軽量化を図ることができる。マグ
ネシウム合金の場合は、前フランジ部をさらに軽量化で
きる。
【0019】発明15に係るスプールは、発明11から
14のいずれかのスプールにおいて、前フランジ部はカ
ーリング加工が施されている。この場合は、前フランジ
部の強度を高くすることができる。発明16に係るスプ
ールは、発明1から15のいずれかのスプールにおい
て、糸巻胴部は底部を有している。
【0020】この場合は、糸巻胴部の強度を維持するこ
とができる。発明17に係るスプールは、発明16のス
プールにおいて、糸巻胴部の底部はスカート部の底部と
接合可能である。この場合は、糸巻胴部の底部とスカー
ト部の底部とを接着や溶接等の接合手段により、強固に
接合することができる。
【0021】発明18に係るスプールは、発明1から1
5のいずれかのスプールにおいて、糸巻胴部は糸巻胴部
の後端部から外周側に延びる外周部をさらに有してい
る。発明19に係るスプールは、発明18スプールにお
いて、糸巻胴部の外周部はスカート部の底部と接合可能
である。発明20に係るスプールは、発明1から15の
いずれかのスプールにおいて、糸巻胴部は、第1底部を
有する第1糸巻部と、第1糸巻部と同径にスカート部と
一体成形された筒状の第2糸巻部とを備えている。
【0022】この場合は、スカート部と第2糸巻部とが
一体成形されて滑らかに連結されているので、釣り糸の
噛み込みを防ぐことができる。発明21に係るスプール
は、発明20のスプールにおいて、第2糸巻部は第2底
部を有している。この場合は、第2糸巻部の強度を維持
することができる。
【0023】発明22に係るスプールは、発明21のス
プールにおいて、第1底部は第2底部と接合可能であ
る。発明23に係るスプールは、発明1から22のいず
れかのスプールにおいて、スカート部の後端部は前記ス
カート部の内周側に折れ曲がる折れ曲がり部をさらに有
している。
【0024】この場合は、スカート部の強度を高くする
ことができる。発明24に係るスプールは、発明23の
スプールにおいて、折れ曲がり部はカーリング加工にと
り形成されている。この場合は、簡単な塑性加工である
カーリング加工により、折れ曲がり部を容易に形成する
ことができる。
【0025】発明25に係るスプールは、発明3から2
4のいずれかのスプールにおいて、スカート部は外周面
からのプレス加工により形成された貫通孔をさらに有し
ている。この場合は、スカート部をさらに軽量化するこ
とができ、しかもプレス加工により比較的安価に貫通孔
を形成することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を採用したス
ピニングリールは、図1に示すように、ハンドル1を回
転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプー
ル4とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部
に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を
外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移
動自在に配置されている。
【0027】リール本体2は、リールボディ2aと、リ
ールボディ2aから斜め上前方に延びる竿取付脚2bと
を有している。リールボディ2aは、図2に示すように
内部に空間を有しており、その空間内には、ロータ3を
ハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構
5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻
き取るためのオシレーティング機構6とが設けられてい
る。
【0028】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ピニオンギア12は筒状に形成されて
おり、その前部12aは、ロータ3の中心部を貫通し、
ナット13によりロータ3に固定されている。また、ピ
ニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、
それぞれ軸受14a、14bを介してリール本体2に回
転自在に支持されている。
【0029】オシレーティング機構6は、スプール4の
中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸
15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動
させるための機構である。オシレーティング機構6は、
スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸21と、
螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、
螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有してい
る。スライダ22にはスプール軸15の後端が回転不能
に固定されている。中間ギア23はピニオンギア12に
噛み合っている。
【0030】ロータ3は、図2に示すように、円筒部3
0と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第
1及び第2ロータアーム31、32とを有している。円
筒部30と両ロータアーム31、32とは、たとえばア
ルミニウム合金製であり一体成形されている。円筒部3
0の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中
央部にはボス部33aが形成されている。ボス部33a
の中心部には貫通孔が形成されており、この貫通孔をピ
ニオンギア12の前部12a及びスプール軸15が貫通
している。前壁33の前部にナット13が配置されてお
り、ナット13の内部にスプール軸15を回転自在に支
持する軸受35が配置されている。
【0031】第1ロータアーム31の先端の外周側に
は、第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されてい
る。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプ
ール4に案内するためのラインローラ41が装着されて
いる。また、第2ロータアーム32の先端内周側には、
第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。
ラインローラ41と第2ベール支持部材42との間には
線材を略U状に湾曲させた形状のベール43が固定され
ている。これらの第1及び第2ベール支持部材40、4
2、ラインローラ41及びベール43により釣り糸をス
プール4に案内するベールアーム44が構成される。ベ
ールアーム44は、図2に示す糸案内姿勢とそれから反
転した糸開放姿勢との間で揺動自在である。
【0032】ロータ3の円筒部30の内部にはロータ3
の逆転を禁止・解除するための逆転防止機構50が配置
されている。逆転防止機構50は、図2に示すように、
内輪が遊転するローラ型のワンウェイクラッチ51と、
ワンウェイクラッチ51を作動状態(逆転禁止状態)と
非作動状態(逆転許可状態)とに切り換える切換機構5
2とを有している。
【0033】スプール4は、ロータ3の第1ロータアー
ム31と第2ロータアーム32との間に配置されてお
り、スプール軸15の先端にドラグ機構60を介して装
着されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻かれる
筒状の糸巻胴部7a及び糸巻胴部7aの後端部に取り付
けられ糸巻胴部7aより大径筒状のスカート部7bを有
するスプール本体7と、糸巻胴部7aの前端部に装着さ
れる前フランジ部8と、前フランジ部8をスプール本体
7に固定するための前フランジ固定部材9とを有してい
る。なお、スプール本体7は、2つの軸受56、57に
よりスプール軸15に回転自在に装着されている。
【0034】糸巻胴部7aは、図3に示すように、アル
ミニウム合金製の糸巻部16と、糸巻部16の内周側に
一体成形された底部17と、底部17の内周側に形成さ
れた1対のボス部18a、18bとを有している。糸巻
部16の外周面には、図1に示すように、多数の環状溝
が糸巻部16の軸方向に間隔を隔てて形成されている。
糸巻部16の内周面には、前フランジ固定部材9を装着
するための雌ネジ部16aが形成されている。ボス部1
8a、18bの内周部には軸受56、57が装着されて
いる。
【0035】スカート部7bは、ロータ3の円筒部30
を覆う合成樹脂製の部材であり、スカート部7bの前端
部に環状の底部7cが形成されている。スカート部7b
の後端部は、内周側に折れ曲がる折れ曲がり部7dが、
カーリング加工により形成されている。スカート部7b
の底部7cと糸巻胴部7aの底部17とが接着等により
接合されている。なお、スカート部7bの外周側には、
金属風の外観を呈するように、めっき処理が施されてい
る。
【0036】前フランジ部8はステンレス合金製の円板
状の部材である。前フランジ部8は、糸巻胴部7aの内
周面の雌ネジ部16aに螺合する前フランジ固定部材9
により糸巻胴部7aとの間に挟持されて固定されてい
る。前フランジ固定部材9は、スプール本体7の内周面
に形成された雌ネジ部16aに螺合する筒状の雄ネジ部
9aと、雄ネジ部9aの内周側に一体で形成されドラグ
機構60の後述する複数のドラグ板62を収納可能な空
間を内部に有する筒状のドラグ収納部9bと、雄ネジ部
9aの先端に前フランジ部8に当接可能に設けられた当
接部9cとを有している。
【0037】ドラグ機構60は、スプール4とスプール
軸15との間に装着されスプール4にドラグ力を作用さ
せるための機構である。ドラグ機構60は、ドラグ力を
手で調整するためのつまみ部61と、つまみ部61によ
りスプール4側に押圧される複数枚のドラグ板62とを
有している。このようなスプール4は、スカート部7b
に底部7cが形成されている。この底部7cにより径方
向の耐性が強化されるので、スカート部7bの強度を十
分に維持することができる。
【0038】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、糸巻胴部7aはアルミニウ
ム合金により形成されていたが、これに限定されるもの
ではなく、ステンレス合金、チタン合金及びマグネシウ
ム合金等によりスカート部7bを形成してもよい。 (b) 前記実施形態では、スカート部7bは合成樹脂
で形成されていたが、これに限定されるものではなく、
アルミニウム合金、ステンレス合金、チタン合金及びマ
グネシウム合金等の金属のプレス加工、ダイカスト成形
及び鍛造のいずれかにより糸巻胴部7aを形成してもよ
い。
【0039】(c) 図4に示すように、糸巻胴部7a
は糸巻胴部7aの後端部から外周側に延びる外周部7e
をさらに有し、この外周部7eと底部7cとを接合する
ようにしてもよい。 (d) 図5に示すように、アルミニウム合金製の第1
糸巻部16bと、第1糸巻部16bと同径になるように
加工された合成樹脂製の第2糸巻部16cとにより糸巻
胴部7aを構成し、第1糸巻部16bの内周側に形成さ
れた第1底部17aと第2糸巻部16cの第2底部17
bとを接合させるようにしてもよい。また、第1糸巻部
16b及び第2糸巻部16cを各々金属により形成し、
第1底部17aと第2底部17bとを溶接等により接合
してもよい。
【0040】(e) 前記実施形態では、前フランジ部
8は糸巻胴部7aに別体で取り付けられていたが、図6
に示すように、前フランジ部8と糸巻胴部7aとを一体
成形してもよい。また、図7に示すように、カーリング
加工を施した前フランジ部8を糸巻胴部7aに取り付け
てもよい。 (f) 図8に示すように、スカート部7bの外周面か
らのプレス加工により、複数の貫通孔70を形成しても
よい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、スカート部に底部が形
成されているので、スカート部の強度を十分に維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスピニングリールの
右側面図。
【図2】前記スピニングリールの左側面断面図。
【図3】前記スピニングリールのスプールの拡大断面
図。
【図4】他の実施形態の前記スプールの拡大断面図。
【図5】さらに他の実施形態の図4に相当する図。
【図6】さらに他の実施形態の図4に相当する図。
【図7】さらに他の実施形態の図4に相当する図。
【図8】さらに他の実施形態の図1に相当する図。
【符号の説明】
4 スプール 7a 糸巻胴部 7b スカート部 7c 底部 7d 折れ曲がり部 7e 外周部 8 前フランジ部 16 糸巻部 16b 第1糸巻部 16c 第2糸巻部 17 底部 17a 第1底部 17b 第2底部 70 貫通孔

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール本体に対して前後移動自在なスピニ
    ングリールのスプールであって、 外周に釣り糸が巻き付けられる筒状の糸巻胴部と、 前記糸巻胴部の後端部に取り付けられる底部を有するス
    カート部と、を備えたスピニングリールのスプール。
  2. 【請求項2】前記スカート部は合成樹脂製である、請求
    項1に記載のスピニングリールのスプール。
  3. 【請求項3】前記スカート部は金属製である、請求項1
    に記載のスピニングリールのスプール。
  4. 【請求項4】前記スカート部は、アルミニウム合金、ス
    テンレス合金、チタン合金及びマグネシウム合金のうち
    のいずれかにより形成されている、請求項3に記載のス
    ピニングリールのスプール。
  5. 【請求項5】前記スカート部は、プレス加工、ダイカス
    ト成形及び鍛造のうちのいずれかにより形成されてい
    る、請求項3又は4に記載のスピニングリールのスプー
    ル。
  6. 【請求項6】前記糸巻胴部は金属製である、請求項1か
    ら5のいずれかに記載のスピニングリールのスプール。
  7. 【請求項7】前記糸巻胴部は、アルミニウム合金、ステ
    ンレス合金、チタン合金及びマグネシウム合金のうちの
    いずれかにより形成されている、請求項6に記載のスピ
    ニングリールのスプール。
  8. 【請求項8】前記糸巻胴部は、プレス加工、ダイカスト
    成形及び鍛造のうちのいずれかにより形成されている、
    請求項6又は7に記載のスピニングリールのスプール。
  9. 【請求項9】前記糸巻胴部は合成樹脂製である、請求項
    1から5のいずれかに記載のスピニングリールのスプー
    ル。
  10. 【請求項10】前記合成樹脂製の部材は表面処理が施さ
    れている、請求項2又は9に記載のスピニングリールの
    スプール。
  11. 【請求項11】前記糸巻胴部の前端部に設けられ、前記
    糸巻胴部の外径より大きい外径を有する前フランジ部を
    さらに備えている、請求項1から10のいずれかに記載
    のスピニングリールのスプール。
  12. 【請求項12】前記前フランジ部は前記糸巻胴部と一体
    成形されている、請求項11に記載のスピニングリール
    のスプール。
  13. 【請求項13】前記前フランジ部は前記糸巻胴部に別体
    で取り付けられている、請求項11に記載のスピニング
    リールのスプール。
  14. 【請求項14】前記前フランジ部は、アルミニウム合
    金、ステンレス合金、チタン合金及びマグネシウム合金
    のうちのいずれかにより形成されている、請求項11か
    ら13のいずれかに記載のスピニングリールのスプー
    ル。
  15. 【請求項15】前記前フランジ部はカーリング加工が施
    されている、請求項11から14のいずれかに記載のス
    ピニングリールのスプール。
  16. 【請求項16】前記糸巻胴部は底部を有している、請求
    項1から15のいずれかに記載のスピニングリールのス
    プール。
  17. 【請求項17】前記糸巻胴部の底部は前記スカート部の
    底部と接合可能である、請求項16に記載のスピニング
    リールのスプール。
  18. 【請求項18】前記糸巻胴部は前記糸巻胴部の後端部か
    ら外周側に延びる外周部をさらに有している、請求項1
    から15のいずれかに記載のスピニングリールのスプー
    ル。
  19. 【請求項19】前記糸巻胴部の前記外周部は前記スカー
    ト部の底部と接合可能である、請求項18に記載のスピ
    ニングリールのスプール。
  20. 【請求項20】前記糸巻胴部は、第1底部を有する第1
    糸巻部と、前記第1糸巻部と同径に前記スカート部と一
    体成形された筒状の第2糸巻部とを備えている、請求項
    1から15のいずれかに記載のスピニングリールのスプ
    ール。
  21. 【請求項21】前記第2糸巻部は第2底部を有してい
    る、請求項20に記載のスピニングリールのスプール。
  22. 【請求項22】前記第1底部は前記第2底部と接合可能
    である、請求項21に記載のスピニングリールのスプー
    ル。
  23. 【請求項23】前記スカート部の後端部は前記スカート
    部の内周側に折れ曲がる折れ曲がり部をさらに有してい
    る、請求項1から22のいずれかに記載のスピニングリ
    ールのスプール。
  24. 【請求項24】前記折れ曲がり部はカーリング加工によ
    り形成されている、請求項23に記載のスピニングリー
    ルのスプール。
  25. 【請求項25】前記スカート部は外周面からのプレス加
    工により形成された貫通孔をさらに有している、請求項
    3から24のいずれかに記載のスピニングリールのスプ
    ール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102264220A (zh) * 2008-12-05 2011-11-30 亚历桑大·拉费罗维奇·尼亚泽夫 避免钓鱼线缠绕的无惯性钓鱼线盘

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