JP2001161197A - ペット用トイレ砂とその添加剤 - Google Patents

ペット用トイレ砂とその添加剤

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JP2001161197A
JP2001161197A JP37662799A JP37662799A JP2001161197A JP 2001161197 A JP2001161197 A JP 2001161197A JP 37662799 A JP37662799 A JP 37662799A JP 37662799 A JP37662799 A JP 37662799A JP 2001161197 A JP2001161197 A JP 2001161197A
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JP
Japan
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pet
sand
toilet sand
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additive
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JP37662799A
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English (en)
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Takesaburo Otani
武三郎 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】今までに使用されたペット用トイレ砂と比較し
て、更に効果のある脱臭効果をもち、それ故に周辺の人
を異臭で不快にさせることもなく、排泄物の処理の際に
異臭を気にすることなく、容易に処理することを可能に
する、新しいペット用トイレ砂とその添加剤を提供する
ことを目的とする。 【構成】今まで使用されていたペット用トイレ砂に、麦
飯石を添加したもので、その麦飯石は、砂利状もしくは
顆粒状もしくは粉末状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、ペット用トイレ砂に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】猫等のペットを飼育するに際して、それ
が排出する糞尿を処理するために、ペット用トイレ砂が
古くから使用されている。ペット用トイレ砂には、主と
して次のような効果が求められている。それは、固化促
進効果、吸水効果、脱臭効果である。固化促進効果は排
泄物の処理を便利にするため、吸水効果は排泄物の不衛
生の元である細菌を死滅させるため、脱臭効果は対人間
に対する不快感を解消するために、それぞれ必要とされ
る効果である。
【0003】ペット用トイレ砂として古今様々なものが
使用されており、たとえば、周辺に存在するものとして
は、天然ゼオライト、川砂、シリカゲル、新聞紙等、合
成して使用されるものとしては、ベントナイト系物質、
アロフェン系物質があげられる。
【0004】しかし、以上の物質を利用して得られたペ
ット用トイレ砂は天然物人工物によらず、必要最小限の
固化促進効果と吸水効果はもつものの、脱臭作用に対す
る効果が十分に満足できないものが多い。それ故に異臭
を散らせ、周辺の人を不快にさせることが多かった。
【0005】しかも、排泄物を処理するとき、その異臭
により、飼い主ですら不快な臭いに悩まされることも少
なくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、今までに使用されたペット用トイレ砂と比較して、
更に効果のある脱臭効果をもち、それ故に、周辺の人を
異臭で不快にさせることもなく、排泄物の処理の際に異
臭を気にすることなく、容易に処理することを可能にす
る、新しいペット用トイレ砂を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のペット用トイレ
砂は、これまで一般に使用されていたペット用トイレ砂
に、麦飯石を添加することによって構成されるペット用
トイレ砂である。
【0008】上記麦飯石は粒体であり、各粒の大きさ
は、砂利状もしくは顆粒状もしくは粉末状である。
【発明の実施の形態】
【0009】天然に存在する麦飯石については、一般に
次のことが知られている。麦飯石は表面が多孔質である
アルミノ珪酸塩で、性質として臭いの成分となる分子を
吸着する。特に、排泄物に多く含まれるアンモニアを強
力に吸着する。従って、かかる目的を解決するために、
これまで一般に使用されてきたペット用トイレ砂に、麦
飯石を添加することによって、脱臭効果を極限まで高め
たペット用トイレ砂を得ることができるのである。
【0010】前記麦飯石は、脱臭効果を十分に持つよう
加工される。ここでは、吸着力を高めるために、単位体
積あたりの表面積が大きくなるように加工される。した
がって、砂利や、それ以下の大きさである、顆粒、粉末
状に加工されて使用することが、最も適切である。しか
も、麦飯石に高熱を加えることにより、更に効果を高め
ている。
【0011】また、前記麦飯石の砂利状もしくは顆粒状
もしくは粉末状物体には固化促進作用はないために、麦
飯石のみでペット用トイレ砂を構成することは、排泄物
の処理が容易であるという条件を満たさないために、不
完全である。それ故に、天然ないしは人工の砂を混合す
ることで、固化促進作用を得る。また、前記麦飯石の質
量パーセントは、5ないし15%が望ましく、それ以上
では他のペット用トイレ砂がもつ固化促進効果及び吸水
効果が得られにくく、それ以下では麦飯石による脱臭効
果が得られにくい。
【作用】
【0012】本発明のペット用トイレ砂にペットが尿を
すると、尿はトイレ砂に浸透し、トイレ砂の隙間へと流
れ入る。流れ入った尿は、砂に水を混ぜたときと同様
に、互いにまとまり合い、水分が乾燥した後、ひとつの
固まりをなす。ベントナイト系物質やアロフェン系物質
が含まれていた場合には、尿に含まれている水分と反応
し、固化促進効果が現れる。その結果、尿が浸透した部
分は、砂と尿の混合物の固まりとなる。
【0013】また、ペット用トイレ砂の中に含まれる麦
飯石は、塊の中に均一に含まれるようになることによ
り、異臭が塊の外へと流れ出る前に、異臭の分子成分を
吸着し、外部への流出を防ぐ。従って、塊から異臭がす
るということはなく、周囲に迷惑をかけることがないだ
けでなく、排泄物を処理する過程においても、異臭を気
にすることなく、容易に処理することが可能になる。
【実施例】
【0014】本発明のペット用トイレ砂の効果を、次の
ような実験によって検証する。まず、川砂と市販の猫用
トイレ砂を用意し、それぞれを二つに分けて、一方はそ
のまま、他方には本発明の添加剤が10%となるように
添加し、均一に混合したものを、それぞれ用意する。
【0015】次に、猫を飼っている人に協力をいただ
き、各々のペット用トイレ砂をペット用トイレに一週間
使用し、使用者に次のことに対して回答してもらった。
(1)排泄物の処理、(2)猫の様子、(3)周囲の臭
い。その回答結果が、次の表である。
【0016】
【表1】
【0017】また、同使用者宅において、各々のペット
用トイレ砂に対して、20人にアンケートし、ペット用
トイレからの距離に対する臭いの強さについて、1、全
く臭わない、から、5、非常に強く臭う、までの5段階
で評価してもらった。評価した距離は、(1)30c
m、(2)1m(3)5m、である。次の表は、回答の
内、4または5の評価をした割合である。
【0018】
【表2】
【0019】ここにおいて、市販のペット用トイレ砂と
して、ライオン製「においをとる砂」を使用した。
【発明の効果】
【0020】以上のことから明らかなように、本発明の
ペット用トイレ砂とペット用トイレ砂の添加剤は、ベン
トナイト系物質やアロフェン系物質などを成分にもつ合
成的なペット用トイレ砂だけでなく、川砂や新聞紙など
の周辺に存在するものに対しても、混合することで脱臭
効果を持ち、その脱臭効果は、以前のものと比較して
も、異臭が周囲に分散されないほど十分に強化された脱
臭効果であるということがわかる。
【0021】従って、周辺の人を異臭で不快にさせるこ
ともなく、排泄物の処理の際に異臭を気にすることな
く、容易に処理することを可能にする、新しいペット用
トイレ砂とペット用トイレ砂の添加剤を提供することが
できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】麦飯石を成分として含むペット用トイレ砂
    であって、該麦飯石は砂利状もしくは顆粒状もしくは粉
    末状であることを特徴とするペット用トイレ砂。
  2. 【請求項2】麦飯石を成分として含むペット用トイレ砂
    の添加剤であって、該麦飯石は砂利上もしくは顆粒状も
    しくは粉末状であることを特徴とするペット用トイレ砂
    の添加剤。
JP37662799A 1999-12-14 1999-12-14 ペット用トイレ砂とその添加剤 Pending JP2001161197A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013201991A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Eiko Enterprise Co Ltd 多孔質石粒子を含む粒状物
KR102039162B1 (ko) * 2019-03-15 2019-10-31 강태순 세라믹 볼을 패드로 하는 반려동물 배변판
KR20210047632A (ko) * 2019-10-22 2021-04-30 강태순 반려동물 배변판
CN114042632A (zh) * 2021-10-27 2022-02-15 安徽喜尔奇日用品有限公司 一种除臭猫砂及加工其的筛分装置

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