JP2001156623A - nビットカウンタ - Google Patents

nビットカウンタ

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JP2001156623A
JP2001156623A JP33342099A JP33342099A JP2001156623A JP 2001156623 A JP2001156623 A JP 2001156623A JP 33342099 A JP33342099 A JP 33342099A JP 33342099 A JP33342099 A JP 33342099A JP 2001156623 A JP2001156623 A JP 2001156623A
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Takashi Mitsuida
▲高▼ 三井田
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INNOTECH CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は 本発明はnビットカウンタおよび
画像処理装置に関し、。固体撮像素子による光検出方法
に関し、大規模のゲート回路を必要とせず、半導体集積
化に適した、あるいは高速動作を可能とするカウンタ回
路を得る。 【解決手段】 最終段のビットシフト回路4の出力とス
タート信号STとを二入力とするクロックド・NAND
ゲート回路6を有するビット生成回路1で1ビットデー
タを生成し、その後、同期信号φ1hおよびφ2hに同
期してクロックド・インバータ構成のビットシフト回路
2、3……を介して該1ビットデータを転送し、最終段
のビットシフト回路4に到達後、再び先頭のビット生成
回路1に戻して巡回させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はnビットカウンタお
よび画像処理装置に関し、より詳しくはデジタルカメラ
等の画像処理装置に用いられるnビットカウンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々のカウンタ回路が用いら
れている。例えば、複数のトグル型フリップフロップを
カスケード接続したカウンタ回路やシフトレジスタを用
いたカウンタ回路が使用されている。しかし、複数のト
グル型フリップフロップを用いたカウンタ回路によれ
ば、前段のトグル型フリップフロップの出力により後段
のトグル型フリップフロップが順番に従って動作してい
くものであるから、必然的に段数が増えるごとに後段の
回路動作が遅延していく。この結果、入力パルス数とカ
ウンタ出力とが対応しなくなり、正確なカウント値を与
えることが困難になるという問題がある。また、各段の
トグル型フリップフロップの出力をデコード回路に入力
してデコードする必要があるため、出力段数が増えるに
比例してデコーダ回路への入力数も増加するので、デコ
ーダ回路の規模が大きくなるという問題がある。
【0003】一方、シフトレジスタを用いたカウンタ回
路によれば、クロックパルスを用いて全段のフリップフ
ロップを同期して動作させるものであるから、非同期で
動作するトグル型フリップフロップを用いたカウンタ回
路のような問題は生じない。しかし、従来のシフトレジ
スタを用いたカウンタ回路においては、全ビット出力を
NANDゲート回路を介して初段のシフトレジスタの入
力に戻す構成であるから、多入力のNAND回路を必要
とする。このため、回路が複雑となるとともに、遅延時
間が大きくなる等の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来構成
のカウンタ回路によれば、カウンタのビット数が増える
ほど大規模のゲート回路を必要とするため、カウンタ回
路を集積回路で作成するとき面積縮小化の妨げになった
り、あるいは該ゲート回路での遅延が大きいためカウン
タ回路の高速動作の妨げになるという問題がある。
【0005】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、大規模のゲート回路を必要とせず、半導体集
積化に適した、あるいは高速動作を可能とするカウンタ
回路の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のnビットカウンタは、図1に例示するよう
に、1ビットデータを発生するビット生成回路と、縦続
接続されたn−1段のビットシフト回路とを有し、該ビ
ット生成回路から出力される1ビットのデータを、該ビ
ットシフト回路を介して同期信号により順次シフトする
nビットカウンタにおいて、前記ビット生成回路は、最
終段であるn−1段目の前記ビットシフト回路の出力信
号とスタート信号とを少なくとも入力とするクロックド
・ゲート回路を有することを特徴としている。
【0007】このnビットカウンタによれば、ビット生
成回路のクロックド・ゲート回路に、最終段であるn−
1段目の前記ビットシフト回路の出力信号とスタート信
号とが入力し、かつ同期信号が入力することにより、1
ビットのデータが生成される。そして、次の同期信号が
入力すると、該ビット生成回路で生成された1ビットデ
ータが次段のビットシフト回路に送られる。このように
して、該1ビットデータは、同期信号に同期しながら、
順次、ビットシフト回路を伝播する。そして、最終段の
ビットシフト回路に到達すると、1ビットデータは再び
先頭のビット生成回路のクロックド・ゲート回路に入力
する。
【0008】このようにして、スタート信号の入力によ
り、発生した1ビットデータは、同期信号に同期してn
ビットカウンタを巡回する。なお、スタート信号が入力
しないときには、nビットカウンタのカウント動作は停
止する。ビット生成回路のクロックド・ゲート回路とし
ては、種々のものが考えられるが、図1に例示するよう
に、最終段のn−1段目のビットシフト回路の出力信号
と前記スタート信号とを二入力とする2入力クロックド
・NANDゲート回路と、前記2入力クロックド・NA
NDゲート回路の出力信号を入力とするクロックド・イ
ンバータとを有する構成であることが好ましい。かかる
構成によれば、素子数を少なくすることができるので半
導体集積回路化に適しているとともに、信号伝播遅延時
間を短くすることができるので、回路動作の高速化に適
しているからである。
【0009】最終段であるn−1段目のビットシフト回
路は、該ビットシフト回路の前段のn−2段目のビット
シフト回路の出力信号を入力とするクロックド・インバ
ータと、該クロックド・インバータの出力信号と前記ス
タート信号とを入力とするクロックド・NANDゲート
回路とを有する構成であることが好ましい。かかる構成
によれば、素子数を少なくすることができるので半導体
集積回路化に適しているとともに、信号伝播遅延時間を
短くすることができるので、回路動作の高速化に適して
いるからである。
【0010】また、ビットシフト回路と最終段のn−1
段目のビットシフト回路との間の各段のビットシフト回
路は、前段回路から送られた1ビットデータを取り込む
第1のクロックド・インバータと、該データを出力する
第2のクロックド・インバータとを有する構成であるこ
とが望ましい。かかる構成によれば、素子数を少なくす
ることができるので半導体集積回路化に適しているとと
もに、信号伝播遅延時間を短くすることができるので、
回路動作の高速化に適しているからである。特に、本発
明によれば、このシフト回路の繰り返しとなって、nビ
ットカウンタのほとんどの構成部分を占めているので、
半導体集積回路の集積化に適している。
【0011】また、スタート信号は、遅延回路を介して
クロックド・NANDゲート回路の入力することが望ま
しい。これにより、クロックド・NANDゲート回路の
クロック動作が開始してクロックド・NANDゲート回
路の状態が決定した後に、スタート信号を入力すること
ができるので、クロックド・NANDゲート回路の誤動
作を防止することができる。
【0012】さらに、本発明のnビットカウンタを、C
MOSイメージセンサや、液晶表示装置等の画像装置の
画素選択に用いれば、半導体集積回路の面積の縮小化と
ともに、高速動作化が可能となる。
【0013】
【実施の形態】以下、図面を参照しながら、本願発明の
実施の形態に係るnビットカウンタについて説明する。 (1)nビットカウンタの構成についての説明 図1は、本発明の実施の形態に係るnビットカウンタの
全体構成を示す図である。1は最初の1ビットデータを
生成するビット生成回路であり、2はその1ビットデー
タを入力して、同期信号に同期して次段のビットシフト
回路2にシフト出力するビットシフト回路である。また
3は、ビットシフト回路2から出力された1ビットデー
タをさらに次の段のビットシフト回路にシフト出力する
ビットシフト回路である。4は最終段のビットシフト回
路である。
【0014】1ビットデータを生成するビット生成回路
1は、図1に示すように、クロックド・NANDゲート
回路6と該クロックド・NANDゲート回路6に縦続接
続するクロックド・インバータ7とによって構成されて
いる。クロックド・NANDゲート回路6は、遅延回路
5を介して入力するスタート信号STと最終段のビット
シフト回路4の出力とを2入力とし、同期信号φh2に
よって動作する。クロックド・インバータ7はクロック
ド・NANDゲート回路6の出力を入力とし、同期信号
φh1によって動作する。
【0015】8は出力バッファ回路8であり、クロック
ド・NANDゲート回路6の出力を増幅して信号HS1
を出力するものである。次にビットシフト回路について
説明する。ビットシフト回路2は、クロックド・インバ
ータ9と該クロックド・インバータに縦続接続するクロ
ックド・インバータ10とによって構成されている。
【0016】クロックド・インバータ9は、前段のビッ
ト生成回路1の出力を入力とし、同期信号φh2によっ
て動作する。クロックド・インバータ10は、クロック
ド・インバータ9の出力を入力とし、同期信号φh2に
よって動作する。出力バッファ回路11は、クロックド
・インバータ9の出力を増幅して信号HS2を出力する
ものである。
【0017】ビットシフト回路3は、ビットシフト回路
2と同様な回路構成であり、同期信号φh2によって動
作するクロックド・インバータ12と、同期信号φh1
によって動作するクロックド・インバータ13とを有す
る。最終段のビットシフト回路4はクロックド・インバ
ータ15と該クロックド・インバータ15の出力と、遅
延回路5を介して入力するスタート信号STとを二入力
とするクロックド・NAND回路16とによって構成さ
れている。
【0018】なお、二入力クロックド・NANDゲート
回路は、図3(a)に示すように、二入力NANDゲー
ト回路とトランスファゲート回路とによって構成されて
おり、クロックド・インバータは、図3(b)に示すよ
うに、インバータとトランスファゲート回路とによって
構成されている。 (2)本願発明の実施の形態に係るnビットカウンタの
動作の説明 図2は、図1に示す、本願発明の実施の形態に係るnビ
ットカウンタの動作を説明するための信号波形図であ
る。
【0019】STはnビットカウンタの動作を開始する
スタート信号である。φh1とφh2はクロックド・N
ANDゲート回路又はクロックド・インバータの動作を
制御する同期信号であり、回路の誤動作を防止するた
め、同期信号φh1とφh2が同時に“H”にならない
ようにしている。gは二入力クロックド・NANDゲー
ト回路6の一方の入力における信号波形、hは二入力ク
ロックド・NANDゲート回路16の一方の入力におけ
る信号波形であり、共に遅延回路5の出力信号を示して
いる。
【0020】aは二入力クロックド・NANDゲート回
路17の出力における信号波形、bは二入力クロックド
・NANDゲート回路6の出力における信号波形を示し
ている。また、cはクロックド・インバータ7の出力に
おける信号波形、dはクロックド・インバータ9の出力
における信号波形、eはビットシフト回路3のクロック
ド・インバータ13の出力における信号波形、fはクロ
ックド・インバータ15の出力における信号波形を示し
ている。
【0021】まず、スタート信号STが入力する前の状
態においては、スタート信号は“L”、同期信号φh1
及びφh2は“H”である。これにより、ビット生成回
路およびビットシフト回路のすべての出力HS1〜HS
nは“L”である。スタート信号STが入力すると、図
2に示すようなタイミングで同期信号φh1及びφh2
のパルスが入力し、nビットカウンタの動作が始まる。
【0022】スタート信号STが入力して“H”になる
と、遅延回路5によって定まる一定時間後、クロックド
・NANDゲート回路6の入力(g)およびクロックド
・NANDゲート回路17の入力(h)が“H”にな
る。従って、クロックド・NANDゲート回路6の一方
の入力(a)と他方の入力(g)が共に“H”であり、
また同期信号φh2が“H”であることによってトラン
スファゲート回路が開いているので、クロックド・NA
NDゲート回路6の出力(b)は“L”になる。この結
果、出力バッファ回路8の出力HS1は“H”になる。
【0023】次いで、同期信号φh2が“L”になった
後、同期信号φh1が“H”になると、クロックド・N
ANDゲート回路7の出力(c)は“H”となり、次段
のビットシフト回路2にデータ転送される。このよう
に、ビット生成回路1において生成された1ビットデー
タ“H”は同期信号φh2のパルスによって出力バッフ
ァ回路8から出力されるとともに、同期信号φh1のパ
ルスによって、該1ビットデータ“H”は次段のビット
シフト回路2に転送される。
【0024】そして、次の同期信号φh2が入力して
“H”になると、ビット生成回路1から転送された1ビ
ットデータ“H”は、ビットシフト回路2のクロックド
・インバータ9を介して出力され、出力バッファ回路1
1の出力HS2は“H”になる。さらに、次の同期信号
φh1が入力して“H”になると、ビットシフト回路2
から転送された1ビットデータ“H”は、クロックド・
インバータ10を介して出力され、次段のビットシフト
回路に転送される。
【0025】このようにして、同期信号φh2およびφ
h1のパルスがn個入力すると、ビットシフト回路1で
生成された1ビットデータ“H”は、最終段のビットシ
フト回路4に達する。すなわち、出力バッファ回路17
の出力HSnは“H”になるさらに、n+1個の同期信
号φh2およびφh1のパルスが入力すると、1ビット
生成回路1に1ビットデータ“H”が戻されて、出力H
S1が“H”になる。
【0026】このように、実施の形態においては、1ビ
ット生成回路1で生成された1ビットデータ“H”は同
期信号φh2およびφh1のパルスの個数に応じてシフ
トし、出力HS1〜HSnのいずれかに出力される。ま
た、スタート信号STが“L”になると、ビット生成回
路1の入力(g)と最終段のビットシフト回路4のクロ
ックド・NANDゲート回路17の入力(h)が“L”
に固定されるので、全出力HS1〜HSnは“L”にな
りカウント動作を停止する。
【0027】このように、本願発明の実施の形態に係る
nビットカウンタによれば、二入力NAND回路は先頭
の1ビット生成回路に一個、最終段のビットシフト回路
に一個使用するだけで、他は全てクロックド・インバー
タの繰り返しで構成することができるので、集積回路化
に適しており、また動作の高速化を図ることができる。
【0028】(3)nビットカウンタで使用するスター
ト信号ST、同期信号φh1および同期信号φh2の生
成する回路についての説明 次に、図1のnビットカウンタにおいて使用されるスタ
ート信号ST、同期信号φh1およびφh2を生成する
回路について説明する。まず、図4は、基本クロック信
号CLKにより、信号φ1とその反転信号である信号φ
2とを生成する回路である。
【0029】容易にわかるように、図4に示す回路によ
り、基本クロック信号CLKと同相の信号φ1と、基本
クロック信号CLKを反転した信号φ2とが生成され
る。図5はカウント開始信号を検知してスタート信号S
Tを生成するスタート信号生成回路である。図におい
て、18と22はフリップ・フロップ回路、21は二入
力NAND回路、19はインバータである。
【0030】この回路の動作の概略について説明する
と、二入力NAND回路21の一方の入力にカウント開
始信号が入力すると、該二入力NAND回路21の出力
は“H”から“L”に変わる。そして、フリップ・フロ
ップ回路18に入力したカウント開始信号は、フリップ
・フロップ回路18の動作時間で定まる時間経過後にセ
ットされ“H”を出力する。これにより、二入力NAN
D回路21の出力は“H”に戻る。
【0031】このようにして、フリップ・フロップ回路
22にはパルスが入力し、フリップ・フロップ回路22
の出力が“H”にセットされるので、スタート信号ST
が発生する。図6は、図4の回路で生成された信号φ1
およびφ2に基づいて、同期信号φh10およびφh2
0を生成する回路である。図において、24〜27、2
9、31、32はインバータ、28は3入力NAND回
路、29は二入力NAND回路である。
【0032】図7の信号波形図において、Aは二入力ク
ロックド・NANDゲート回路23の出力における信号
波形、Bはクロックド・インバータ24の出力における
信号波形、Cはクロックド・インバータ25の出力にお
ける信号波形、Dはクロックド・インバータ26の出力
における信号波形、Eはクロックド・インバータ27の
出力における信号波形、Fは三入力クロックド・NAN
Dゲート回路28の出力における信号波形、Gはクロッ
クド・インバータ29の出力における信号波形を示して
いる。
【0033】そして、Hはインバータ31の出力におけ
る信号波形、すなわち、同期信号φh1の信号波形であ
り、Iはインバータ32の出力における信号波形、すな
わち、同期信号φh2の信号波形である。スタート信号
STが入る前、すなわち、スタート信号STが“L”の
とき、信号波形A,B,Cは共に“H”であるから、三
入力NANDゲート回路28の出力は“L”であり、ク
ロックド・インバータ29の出力は“H”である。
【0034】スタート信号STが入ると、すなわち、ス
タート信号STが“H”になると、二入力クロックド・
NANDゲート回路23の二入力は共に“H”になる。
これにより、二入力クロックド・NANDゲート回路2
3は“L”に変化する。そして、この変化は、同期信号
φ2と同期信号φ1により、三入力クロックド・NAN
Dゲート回路28およびクロックド・インバータ29を
介して戻ってくるので二入力クロックド・NANDゲー
ト回路23は“H”に変化する。すなわち、信号波形A
に示すように、同期信号φ2と同期信号φ1のパルス幅
を合計したパルス幅のパルスが発生する。
【0035】そして、信号波形Aに示す生成パルスは、
クロックド・インバータ24、2526および27を介
して、同期信号φ2と同期信号φ1により進んでゆくの
で、信号波形B,C,D,Eに示すパルスが得られる。
そして、信号波形A,C,Eを入力とする三入力NAN
Dゲート回路28の出力では、信号波形Fが得られる。
またクロックド・インバータ29の出力では、信号波形
Gが得られる。このようにして、インバータ31の出力
からは、信号波形Hで示す同期信号φ1が出力され、ま
たインバータ32の出力からは、信号波形Iで示す同期
信号φ2が出力される。
【0036】このようにして、図1のnビットカウンタ
において使用されるするスタート信号ST、同期信号φ
h1および同期信号φh2を生成することができる。な
お、本発明のnビットカウンタの実施の形態では、クロ
ックド・NAND回路やクロックド・インバータを用い
て構成したが、その他のクロックド・ゲート回路を適
宜、組み合わせることにより構成できることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明のnビットカウンタによれば、ビ
ット生成回路のクロックド・ゲート回路は、最終段であ
るn−1段目の前記ビットシフト回路の出力信号とスタ
ート信号の二つの入力のみで、1ビットデータを生成可
能にしているので、ビット生成回路の構成を簡単にする
ことができる。これにより、半導体集積回路の規模を小
さくすることがでできる。また同時に、信号伝播時間を
短くすることができる。
【0038】また、本発明のnビットカウンタによれ
ば、ビット生成回路のクロックド・ゲート回路として、
最終段のn−1段目のビットシフト回路の出力信号と前
記スタート信号とを二入力とする2入力クロックド・N
ANDゲート回路と、前記2入力クロックド・NAND
ゲート回路の出力信号を入力とするクロックド・インバ
ータとを有する構成にしているので、素子数を少なくす
ることができる。これにより半導体集積回路化に適して
いるとともに、信号伝播遅延時間を短くすることができ
るので、回路動作の高速化に適している。
【0039】また、本発明のnビットカウンタによれ
ば、最終段であるn−1段目のビットシフト回路とし
て、該ビットシフト回路の前段のn−2段目のビットシ
フト回路の出力信号を入力とするクロックド・インバー
タと、該クロックド・インバータの出力信号と前記スタ
ート信号とを入力とするクロックド・NANDゲート回
路とを有する構成にしているので、素子数をより少なく
することができる。これにより半導体集積回路化に適し
ているとともに、信号伝播遅延時間を短くすることがで
きるので、回路動作の高速化に適している。
【0040】さらに、本発明のnビットカウンタによれ
ば、ビットシフト回路と最終段のn−1段目のビットシ
フト回路との間の各段のビットシフト回路は、前段回路
から送られた1ビットデータを取り込む第1のクロック
ド・インバータと、該データを出力する第2のクロック
ド・インバータとを有する簡単な構成にしているので、
素子数を少なくすることができる。これにより半導体集
積回路化に適しているとともに、信号伝播遅延時間を短
くすることができるので、回路動作の高速化に適してい
る。
【0041】また、本発明のnビットカウンタによれ
ば、遅延回路を介してスタート信号をクロックド・NA
NDゲート回路に入力するように構成しているので、ク
ロックド・NANDゲート回路のクロック動作が開始し
てクロックド・NANDゲート回路の状態が決定した後
に、スタート信号を入力することができる。これによ
り、NANDゲート回路の出力データがトランスファゲ
ート回路を介してスルーする等の誤動作を防止すること
ができる。
【0042】さらに、本発明のnビットカウンタを、C
MOSイメージセンサや、液晶表示装置等の画像装置の
画素選択に用いているので、同一の半導体基板に作成し
た場合には、半導体集積回路の面積の縮小化とともに、
高速動作化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るnビットカ
ウンタの構成を示す図である。
【図2】図2は、図1の本発明の実施の形態に係るnビ
ットカウンタの動作を説明する信号波形図である。
【図3】図3(a)は本発明の実施の形態に係るnビッ
トカウンタに用いる二入力クロックド・NANDゲート
回路の回路図であり、図3(b)はとクロックド・イン
バータの回路図である。
【図4】図4は、信号CLKにより信号φ1とその反転
信号である信号φ2とを生成する回路の構成図である。
【図5】図5は、図4の信号φ1、信号φ2およびカウ
ント開始信号とにより、スタート信号STを生成する回
路の構成図である。
【図6】図6は、図4の信号φ1、信号φ2により、本
発明の実施の形態に係るnビットカウンタで用いる信号
φh1、信号φh2を作成する回路の構成図である。
【図7】図7は、図4の回路、図6の回路の動作を説明
する信号波形図である。
【符号の説明】
図1において、 1 1ビット生成回路、 2、3 ビットシフト回路、 4 最終段のビットシフト回路、 5 遅延回路、 6、17 二入力クロックド・NANDゲート回路、 7、9、10、12、13、15 クロックド・インバ
ータ、 8、11、14、16 出力バッファ回路、 図5において、 18、22 フリップ・フロップ回路、 19、21 インバータ、 20 二入力NANDゲート回路、 図6において、 23 二入力クロックド・NANDゲート回路、 24〜27、29 クロックド・インバータ、 31、32 出力バッファ回路、 28 三入NANDゲート回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1ビットデータを発生するビット生成回路
    と、縦続接続されたn−1段のビットシフト回路とを有
    し、該ビット生成回路から出力される1ビットのデータ
    を、該ビットシフト回路を介して同期信号により順次シ
    フトするnビットカウンタにおいて、 前記ビット生成回路は、最終段であるn−1段目の前記
    ビットシフト回路の出力信号とスタート信号とを少なく
    とも入力とするクロックド・ゲート回路を有し、 前記スタート信号の入力により1ビットデータの生成を
    行うものであることを特徴とするnビットカウンタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のnビットカウンタにおい
    て、 前記クロックド・ゲート回路は、 前記n−1段目のビットシフト回路の出力信号と前記ス
    タート信号とを二入力とする2入力クロックド・NAN
    Dゲート回路と、 前記2入力クロックド・NANDゲート回路の出力信号
    を入力とするクロックド・インバータとを有することを
    特徴とするnビットカウンタ。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれか一に記載のnビッ
    トカウンタにおいて、 前記ビットシフト回路のn−1段目のビットシフト回路
    は、 該ビットシフト回路の前段のn−2段目のビットシフト
    回路の出力信号を入力とするクロックド・インバータ
    と、 該クロックド・インバータの出力信号と前記スタート信
    号とを入力とするクロックド・NANDゲート回路とを
    有することを特徴とするnビットカウンタ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一に記載のnビッ
    トカウンタにおいて、 前記ビットシフト回路と最終段のn−1段目のビットシ
    フト回路との間の各段のビットシフト回路は、前段回路
    から送られた1ビットデータを取り込む第1のクロック
    ド・インバータと、該データを出力する第2のクロック
    ド・インバータとを有することを特徴とするnビットカ
    ウンタ。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか一に記載のnビッ
    トカウンタにおいて、 前記スタート信号は、遅延回路を介して入力することに
    より、前記クロックド・NANDゲート回路のクロック
    動作の開始よりも遅らせることを特徴とするnビットカ
    ウンタ。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか一に記載のnビッ
    トカウンタを有し、該nビットカウンタの各出力から順
    次シフト出力される信号により、マトリックス状に配列
    された画素の行、または列を選択することを特徴とする
    画像処理装置。
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