JP2001155455A - アクチュエータの制御方法及び記憶装置 - Google Patents

アクチュエータの制御方法及び記憶装置

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JP2001155455A
JP2001155455A JP33795999A JP33795999A JP2001155455A JP 2001155455 A JP2001155455 A JP 2001155455A JP 33795999 A JP33795999 A JP 33795999A JP 33795999 A JP33795999 A JP 33795999A JP 2001155455 A JP2001155455 A JP 2001155455A
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体を読み取るヘッドを、記憶媒体の外
に退避するヘッドのロード/アンロード制御のためのモ
ータ速度制御方法及び記憶装置に関し、モータの逆起電
圧から正確な速度を検出して、ロード/アンロード制御
する。 【解決手段】 記憶媒体(6)と、ヘッド(4)と、ア
クチュエータ(3)と、制御回路(19)と、ランプ部
材(11)を有する記憶装置において、ヘッド(4)を
記憶媒体(6)外に退避するアンロード/ロード制御
に、アクチュエータ(3)の逆起電圧により検出した速
度を用いて、速度制御する。又、アクチュエータの過渡
応答電圧値を計算し、検出電圧を補正する。更に、逆起
電圧を速度に換算するための速度オフセット係数を校正
する。更に、逆起電圧を速度に換算するための速度補正
係数を校正する。これにより、逆起電圧を検出しても、
正確な速度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータの
逆起電圧から、アクチュエータの速度を検出するための
アクチュエータの制御方法及び記憶装置に関し、特に、
記憶媒体を読み取るヘッドを、不必要な時(アクセスコ
マンドが所定時間到来しないとき)に、記憶媒体外に退
避するためのアンロード動作を行うためのアクチュエー
タの制御方法及び記憶装置に関する。
【0002】記憶媒体を読み取るヘッドを有する記憶装
置は、広く利用されている。例えば、コンピュータの記
憶装置として、利用されている磁気ディスクドライブ
は、磁気ディスクと、磁気ディスクをリード/ライトす
るヘッドと、磁気ディスクのトラックにヘッドを位置つ
けるVCM(ボイスコイルモータ)とを備えている。こ
のディスクドライブの記録密度が飛躍的に増大してい
る。このための小型のディスクドライブが開発されてい
る。小型のディスクドライブは、単独で携帯可能であ
り、又、携帯可能なハンドヘルドコンピュータの外部記
憶装置にも利用されている。
【0003】
【従来の技術】ハードディスク装置は、磁気ディスク
と、磁気ヘッドと、VCMアクチュエータと、フレクチ
ャ(サスペンション)とを備えている。このハードディ
スク装置では、近年の磁気ディスクの高密度化に伴い、
磁気ディスクに対する磁気ヘッドの浮上量が小さくなっ
ている。このため、若干の振動でも、磁気ヘッドと磁気
ディスクが接触し、両者を損傷する。
【0004】これを防止するため、磁気ディスクの外側
の位置に、ランプ部材を設け、非動作時に、ヘッドをこ
のランプ部材の位置に、退避する動作(これをアンロー
ド動作という)を行うハードディスク装置が提案されて
いる(例えば、特開平6ー60578号公報等)。
【0005】近年のハードディスク装置や、これを内蔵
する電子装置(コンピュータ等)は、携帯されるように
なっている。このため、ハードディスク装置は、外部か
ら振動を受けやすい環境で使用される。又、電子装置
は、電池駆動されるため、電源容量が限られている。こ
のため、消費電力を低減することが望まれている。
【0006】このため、従来のかかる記憶装置では、ア
クセス(入出力コマンド)が継続して到来しない継続時
間を計数し、継続時間が所定時間に到達した時に、前述
のアンロード動作を行い、ヘッドを磁気ディスクから退
避することが行われていた。この方法は、アクセスが所
定時間ない時に、ヘッドを磁気ディスクから退避するた
め、外部から振動が与えられても、損傷を防止できる。
又、ランプ部材で機械的に支持されているため、VCM
に駆動電流を流す必要がないので、消費電力を低減でき
る。更に、アクセスが到来した時は、ヘッドをランプ部
材から磁気ディスクに復帰する(これをロードという)
ことにより、使用時のみヘッドをロードできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。
【0008】(1) 従来の技術では、ロード/アンロード
時には、速度制御をしていなかった。これは、かかる記
憶装置では、ディスクに記録されたサーボ情報(位置情
報)をヘッドが読み取り、速度、位置を検出している
が、ロード/アンロード時には、ヘッドがディスクから
離れるため、サーボ情報を読み取ることができず、速度
を検出できない。このため、アンロード時は、ヘッド等
がランプ部材に衝突し、又、ロード時には、ヘッドがデ
ィスクに衝突するという問題があった。この衝突を緩和
するため、ロード/アンロード時の移動速度を低速にす
ると、高速のロード/アンロード動作ができないという
問題があった。
【0009】(2) 又、モータ(アクチュエータ)の逆起
電圧から速度を検出することは、良く知られているが、
モータのインダクタンスのため、過渡応答が生じる。こ
のため、過渡応答が落ちつくまで、速度検出のための逆
起電圧を検出を待つ必要があった。このため、検出間隔
を短くすることができず、高精度の速度制御が困難であ
るという問題があった。
【0010】(3) 更に、モータ(アクチュエータ)の逆
起電圧を速度に換算するには、速度オフセット係数を適
切に設定する必要がある。しかし、この速度オフセット
係数は、個々の回路、温度により変化するため、適切な
速度オフセット係数を設定するのが困難であるという問
題があった。
【0011】(4) 更に、モータ(アクチュエータ)の逆
起電圧を速度に換算するには、補正係数を適切に設定す
る必要がある。しかし、この補正係数は、装置、温度に
より変化するため、適切な補正係数を設定するのが困難
であるという問題があった。
【0012】本発明の目的は、ロード/ アンロード時の
ヘッドが記憶媒体を読み取れない状態でも、アクチュエ
ータを速度制御するためのアクチュエータの制御方法及
び記憶装置を提供するにある。
【0013】本発明の他の目的は、アクチュエータの逆
起電圧の検出間隔を短くして、高精度の速度制御を行う
ためのアクチュエータの制御方法及び記憶装置を提供す
るにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、モータ(アクチ
ュエータ)の逆起電圧を速度に換算するための適切な速
度オフセット係数を得るためのアクチュエータの制御方
法及び記憶装置を提供するにある。
【0015】本発明の更に他の目的は、モータ(アクチ
ュエータ)の逆起電圧を速度に換算するための適切な補
正係数を得るためのアクチュエータの制御方法及び記憶
装置を提供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的の達成のため、
本発明の記憶装置は、記憶媒体を少なくとも読み取るヘ
ッドと、前記ヘッドを前記記憶媒体の所定位置に位置つ
けるアクチュータと、前記記憶媒体外の位置に設けら
れ、前記ヘッドを支持するランプ部材と、所定のパラメ
ータを格納する格納手段と、前記ヘッドを、前記記憶媒
体から前記ランプ部材の位置にアンロードし、且つ前記
ヘッドを、前記ランプ部材から前記記憶媒体にロードす
る制御手段とを有する。そして、前記制御手段は、前記
アンロード及びロード時に、前記アクチュエータの逆起
電圧検出回路の出力と前記パラメータに基づいて、前記
アクチュエータの制御量を算出し、且つパラメータを校
正する。
【0017】この態様では、アンロード/ロード時のヘ
ッドが記憶媒体を読み取れない状態において、アクチュ
エータの逆起電圧とパラメータから、アクチュエータの
移動速度を検出して、速度制御するため、アンロード/
ロード時も速度制御でき、ヘッド等とランプ部材、ヘッ
ドと記憶媒体との衝突を防止でき、且つ高速移動でき
る。
【0018】又、パラメータ(過渡応答電圧、オフセッ
ト係数、補正係数等)を校正するので、正確な速度制御
ができる。
【0019】本発明の他の態様は、記憶装置の制御手段
は、前記アクチュエータの移動速度を検出するため、前
記アクチュエータの駆動電流を更新した後、前記アクチ
ュエータの検出電圧値から、前記アクチュエータの過渡
応答電圧値を差し引き、前記アクチュエータの逆起電圧
を算出し、前記逆起電圧から前記アクチュエータの速度
を算出する。
【0020】又、アクチュエータの制御方法は、前記ア
クチュエータの逆起電圧とパラメータとからアクチュエ
ータの制御量を算出するステップとを有する。
【0021】この態様では、駆動電流からモータの過渡
応答電圧値を算出し、モータの検出電圧値から、前記逆
起電圧検出回路の出力の補正値(パラメータ)を用い、
これを制御量の算出に利用しているため、高精度の速度
制御が可能となる。
【0022】又、本発明の更に他の態様は、記憶装置の
制御手段は、前記アクチュエータを固定した状態で、前
記アクチュエータに駆動電流を流して、前記アクチュエ
ータの速度オフセット係数を測定する。
【0023】又、制御方法は、前記モータを固定した状
態で、前記モータに駆動電流を流して、前記モータの速
度オフセット係数を測定するステップと、前記モータの
逆起電圧を検出するステップと、前記モータの逆起電圧
と前記速度オフセット係数とから前記モータの速度を算
出するステップと、前記モータの検出速度に基づき、前
記モータを速度制御するステップとを有する。
【0024】この態様では、モータを固定した状態で、
前記モータに駆動電流を流して、前記モータの速度オフ
セット係数を測定するため、装置及び温度に応じた適切
な速度オフセット係数にキャリブレーションできる。
【0025】更に、本発明の他の態様は、記憶装置の制
御手段は、前記ロード時に、前記速度オフセット係数を
測定する。ロード時に行うため、特別な測定動作を必要
としない。このため、記憶装置の待ち時間を低減でき
る。
【0026】更に、本発明の制御方法は、前記測定ステ
ップは、前記モータを固定した状態で、前記モータに第
1の値の駆動電流を流し、前記モータの第1の逆起電圧
を検出するステップと、前記モータを固定した状態で、
前記モータに第2の値の駆動電流を流し、前記モータの
第2の逆起電圧を検出するステップと、前記両逆起電圧
の差から、前記モータの速度オフセット係数を算出する
ステップとを有する。
【0027】これにより、正確な速度オフセット係数を
測定することができる。
【0028】更に、本発明の他の態様は、記憶装置の制
御手段は、前記ヘッドが読み取った前記記憶媒体の位置
情報から算出した前記アクチュエータの移動速度と、前
記アクチュエータの逆起電圧から検出した移動速度とか
ら、前記逆起電圧を前記移動速度に変換するための補正
係数を校正する。
【0029】この態様では、逆起電圧から検出した移動
速度が、記憶媒体の位置情報から算出した前記アクチュ
エータの移動速度に合うように、補正係数を校正するた
め、逆起電圧を正確な移動速度に換算することができ
る。
【0030】更に、本発明の他の態様は、記憶装置の制
御手段は、前記アンロード時に、前記補正係数を校正す
る。これにより、特別な測定動作を必要としないで測定
できる。このため、記憶装置の待ち時間を低減できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、記憶装置、ロー
ド/アンロード処理、その速度制御方法、キャリブレー
ションを含むロード/アンロード処理に分けて、説明す
る。
【0032】・・記憶装置・・ 図1は、本発明の一実施の態様の記憶装置の上面図、図
2は、その記憶装置の断面図、図3及び図4は、そのラ
ンプ部材の構成図、図5は、記憶装置のブロック図であ
る。この例では、記憶装置として、ハードディスク装置
を例にしてある。
【0033】図1及び図2に示すように、磁気ディスク
6は、2.5インチの基板(円板)に磁気記録層を設け
て構成される。磁気ディスク6は、ドライブ内に、3枚
設けられている。スピンドルモータ5は、磁気ディスク
6を支持し、且つ回転する。磁気ヘッド4は、アクチュ
エータに設けられている。アクチュエータは、回転型V
CM(ボイスコイルモータ)3と、アーム8と、フレク
チャー(サスペンション)9を有する。フレクチャー9
の先端に、磁気ヘッド4が取り付けられている。
【0034】磁気ヘッド4は、磁気ディスク6のデータ
を読み取り、データを書き込む。アクチュエータ3は、
磁気ヘッド4を磁気ディスク6の所望のトラックに位置
付ける。アクチュエータ3及びスピンドルモータ5は、
ドライブベース2に設けられる。カバー1は、ドライブ
ベース2を覆い、ドライブ内部を外部から隔離する。プ
リント板7は、ドライブベース2の下に設けられ、ドラ
イブの制御回路を搭載する。コネクタ10は、ドライブ
ベース2の下に設けられ、制御回路と外部とを接続す
る。
【0035】このドライブは、小型であり、横、90m
m、縦、63mm、幅、10mm程度である。従って、
ノートパソコンの内蔵ディスクとして使用される。
【0036】図1に示すように、ドライブベース2内の
磁気ディスク6の外に、ランプ部材11が設けられてい
る。ランプ部材11は、合成樹脂で形成され、ヘッドの
アンロード時に、ヘッドを支持するものである。図4に
示すように、磁気ヘッド4を支持するサスペンション9
の先端に、リフトタブ12が設けられている。リフトタ
ブ12が、ランプ部材11に接触する。図3に示すよう
に、ランプ部材11は、斜面11ー1と、凹み11ー2
とを有する。この斜面11ー1は、磁気ディスク6から
ヘッド4を滑らかにランプ部材11に移動するために設
けられている。凹み11ー2は、アンロード時に、リフ
トタブ12を機械的に保持するために、設けられてい
る。
【0037】図5は、プリント板7及びドライブ内に設
けられた制御回路のブロック図である。
【0038】HDC(ハードディスクコントローラ)1
8は、ホストCPUの各種コマンドの授受、データの授
受等のホストCPUとのインターフェース制御及び磁気
ディスク媒体上の記録再生フォーマットを制御するため
の磁気ディスク装置内部の制御信号の発生等を行う。バ
ッファ17は、ホストCPUよりのライトデータの一時
的な記憶及び磁気ディスク媒体よりのリードデータの一
時的な記憶に使用される。
【0039】MCU(マイクロコントローラ)19は、
マイクロプロセッサ(MPU)等で構成されている。M
CU(以下、MPUという)19は、磁気ヘッドの位置
決めのためのサーボ制御等を行う。MPU19は、メモ
リに記憶されたプログラムを実行して、サーボ復調回路
16よりの位置信号の認識、VCM駆動回路13のVC
M制御電流の制御、SPM駆動回路14の駆動電流の制
御を行う。
【0040】VCM駆動回路13は、VCM(ボイスコ
イルモータ)3に駆動電流を流すためのパワーアンプ等
で構成される。SPM駆動回路14は、磁気ディスクを
回転するスピンドルモータ(SPM)5に駆動電流を流
すためのパワーアンプで構成される。
【0041】リードチャネル15は、記録再生を行うた
めの回路である。リードチャネル15は、ホストCPU
よりのライトデータを磁気ディスク媒体6に記録するた
めの変調回路、パラレルシリアル変換回路、磁気ディス
ク媒体6よりデータを再生するための復調回路、シリア
ルパラレル変換回路等を有する。サーボ復調回路16
は、磁気ディスク媒体6に記録されたサーボパターンを
復調する回路であり、ピークホールド回路、積分回路等
を有する。
【0042】尚、図示されていないが、ドライブHDA
内には、磁気ヘッド4に記録電流を供給するライトアン
プと、磁気ヘッド4よりの再生電圧を増幅するプリアン
プとを内蔵したヘッドICが設けられている。
【0043】ここでは、記憶装置として、磁気ディスク
装置を例に説明しているが、DVD、MO等の光ディス
ク装置や、磁気カード装置、光カード装置等を用いても
良く、リード/ライト可能な装置で示しているが、リー
ドオンリーの装置(再生装置)を用いても良い。 ・・ロード/アンロード処理・・ 図6は、図5のVCM駆動回路に設けられたVCM逆起
電圧検出回路の回路図である。
【0044】図6に示すように、VCM3のコイルは、
抵抗RvとインダクタンスLとを有する。このインダク
タンスLに、電流センス抵抗Rsが接続されている。こ
れと並列に、抵抗Rsに対応した逆起電圧検出のための
抵抗R1と、抵抗Rvに対応した逆起電圧検出のための
抵抗R2とが設けられる。アンプAMPは、抵抗Rsの
電位から、抵抗R1、R2の中点電位を差し引く。差動
増幅器DーAMPは、VCM抵抗Rvの電位とアンプA
MPの出力電位との差をとる。ここで、差動増幅器Dー
AMPのゲインを「G」、VCM両端電圧を「A」、V
CM電流をIvとすると、検出電圧Vaは、下記式で表
される。
【0045】 Va=G(Iv・Rs・R2/R1ーA) (1) ここで、VCMの逆起電圧をVbとすると、両端電圧A
は、下記式で示される。
【0046】 A=Iv・Rv+Vb (2) これを(1)式に代入すると、下記(3)式を得る。
【0047】 Va=G〔Iv・Rs・R2/R1ー(Iv・Rv+Vb)〕 Va=G〔(Rs・R2/R1ーRv)IvーVb〕 (3) (3)式から、VCM電流Ivは、駆動指示電流値であ
り、既知であるため、検出電圧Vaから、逆起電圧を検
出できる。VCM逆起電圧は、力定数と速度の積で求ま
るため、検出したVCM逆起電圧から速度を検出するこ
とができる。
【0048】即ち、モータの実速度vrは、下記(4)
式で得られる。
【0049】 vr=Ke・Vb=Ke・(K・IvーVa) (4) ここで、Keは、力定数から得られる補正係数であり、
Kは、(3)式の(Rs・R2/R1ーRv)である。
但し、ゲインGは、「1」とする。
【0050】このVCMの逆起電圧から速度を検出し
て、ロード/アンロードする処理を、図7及び図8より
説明する。
【0051】図7は、アンロード処理フロー図である。
【0052】(S1)MPU19(図5参照)は、アン
ロードコマンドを受けると、VCM3を、磁気ディスク
6の特定のシリンダ(図3のランプ部材11の近傍)に
シークする。この時、MPU19は、ヘッド4が読み取
る磁気ディスク6のサーボ情報に基づいて、現在位置及
び現在速度を検出して、位置制御する。
【0053】(S2)次に、MPU19は、VCM3
を、アウターストッパー位置まで駆動する。この時、M
PU19は、前述のVCM逆起電圧検出回路13ー1の
検出電圧値Vaを所定のサンプルタイムで検出して、前
述の(4)式により、実速度を算出する。そして、目標
速度と実速度の差により、VCM駆動電流Ivを演算
し、VCM駆動回路13を介しVCM3を速度制御す
る。
【0054】これにより、図3の矢印Fに示すように、
リフトタブ12は、ランプ部材11の斜面11ー1にガ
イドされ、凹み11ー2に向かい、慴動移動し、凹み1
1ー2(ランプパーキングエリア)に収容される。この
ため、図1の位置P0に示すように、ヘッド4は、磁気
ディスク6の外の位置で保持される。
【0055】この位置では、ヘッド4は、磁気ディスク
6と対向しないため、衝撃が与えられても、磁気ヘッド
4と、磁気ディスク6とが衝突することがない。又、磁
気ヘッド4は、機械的に保持されているため、衝撃によ
り、磁気ヘッド4が振動することもない。これにより、
衝撃耐久性を向上できる。又、機械的に保持しているた
め、VCM3に電流を流す必要がない。これにより、消
費電力を低減できる。
【0056】更に、超小型の記憶装置では、各部品が高
密度で配置されているため、放熱が難しい。この位置で
は、VCM3に電流を流さないため、装置の温度上昇を
防止できる。
【0057】ここで、速度制御している意味を説明す
る。ランプアンロード時は、磁気ヘッド4は、磁気ディ
スク6から離れるため、磁気ヘッド4は、磁気ディスク
6のサーボ情報を読むことが出来ない。このため、磁気
ヘッド4から速度を得ることはできない。
【0058】一方、磁気ヘッド4は、磁気ディスク6か
ら浮上しているが、浮上量が小さいため、磁気ヘッド4
は、磁気ディスク6との間に吸着力が生じる。このた
め、磁気ヘッド4を、磁気ディスク6から離し、且つラ
ンプ部材11の斜面11ー1を登るためには、所定の速
度以上で、VCM3を駆動する必要がある。又、速度を
速くしすぎると、VCM3がアウターストッパーに衝突
する際の衝撃が大きくなり、機構部品の寿命が短くな
る。このため、磁気ヘッド4は、磁気ディスク6のサー
ボ情報を読むことが出来ないランプアンロード時にも、
VCMの逆起電圧を利用して、速度制御している。
【0059】次に、図8によりロード処理を説明する。
【0060】(S3)MPU19は、ランプロードコマ
ンドを受けると、VCM3により、ヘッド4を磁気ディ
スク6の方向に駆動する。先ず、MPU19は、ランプ
部材11の凹み11ー2を乗り越えるため、一定の打ち
出し電流をVCM3に流す。これにより、リフトタブ1
2は、ランプ部材11の凹み11ー2を乗り越える。
【0061】(S4)次に、MPU19は、前述のVC
M逆起電圧検出回路13ー1の検出電圧値Vaを所定の
サンプルタイムで検出して、前述の(4)式により、実
速度を算出する。そして、目標速度と実速度の差によ
り、VCM駆動電流Ivを演算し、VCM駆動回路13
を介しVCM3を速度制御する。これにより、リフトタ
ブ12は、ランプ部材11の凹み11ー2から斜面11
ー1を慴動して、磁気ディスク6方向(図3のR方向)
に移動する。
【0062】(S5)MPU19は、速度制御開始時点
から所定時間経過すると、速度制御を停止し、前述の磁
気ディスク6のサーボ情報による位置制御に移行して、
終了する。即ち、ランプ部材11から磁気ディスク6の
復帰位置までに到る距離は、既知であり、目標速度も既
知であるため、ヘッドが、ランプ部材11から磁気ディ
スク6の復帰位置までに到ったことは、時間により検出
できる。
【0063】これにより、磁気ヘッド4は、磁気ディス
ク6上に復帰する。このため、磁気ヘッド4による磁気
ディスク6のリード/ライトが可能となる。尚、図1の
位置P1は、ドライブの組立て時のアクチュエータの位
置である。
【0064】ここで、ランプロード時に速度制御してい
るため、ヘッド4が、磁気ディスク6に衝突することを
防止できる。又、磁気ヘッド4は、磁気ディスク6のサ
ーボ情報を読むことが出来ないランプロード時にも、V
CMの逆起電圧を利用して、速度制御することができ
る。
【0065】・・速度制御方法・・ 次に、このようなVCMの逆起電圧による速度の検出を
短いサンプル期間で実行できる方法を説明する。図9
は、VCMコイル両端電圧の説明図、図10は、従来の
VCM電流更新タイミングの説明図、図11は、本発明
による速度検出処理フロー図、図12は、図11のため
のVCM過渡応答モデルの説明図、図13は、図11の
サンプル間隔の説明図、図14は、本発明によるVCM
電流更新タイミングの説明図である。
【0066】VCMには、インダクタンスがあるため、
ステップ入力(電流指示値の更新)を与えると、過渡応
答する。従って、図9に示すように、前述のコイル両端
電圧Aは、VCM指示電流Ivによる電圧値B(=Iv
・Rv)と、VCM逆起電圧C(Vb)と、VCMのイ
ンダクタンスの過渡応答成分Dとの和で表現される。即
ち、図10に示すように、コイル両端電圧Aは、VCM
の電流更新直後から過渡応答し、ある時間後に、過渡応
答が落ちつく。図6のVCM逆起電圧検出回路13ー1
の検出電圧Vaも同様の過渡応答を示す。
【0067】即ち、インダクタンスによるVCMの過渡
応答中に、速度を検出(逆起電圧を検出)すると、誤差
が大きい。この誤差を取り除くには、インダクタンスの
過渡応答がある程度落ちつくまで待つ必要があった。こ
のため、従来は、図10に示すように、VCM電流を更
新した後、インダクタンスの過渡応答がある程度落ちつ
くまでの期間T0内では、誤差が大きいため、VCMの
逆起電圧を検出することができない。従って、VCMの
電流更新タイミングの間隔は、T0から短くできない。
これにより、高速の速度検出、電流更新ができないた
め、速度制御しても、速度誤差が大きく、目標速度に制
御することができない。
【0068】この実施例では、このVCM電流更新タイ
ミングの間隔を短くするため、VCMの過渡応答中に
も、正確なVCM逆起電圧を検出できるようにした。こ
のため、VCMの過渡応答を予めモデル化しておき、V
CMの過渡応答電圧値を計算し、これにより、検出電圧
を補正するようにした。
【0069】図12(A)は、VCM駆動回路のブロッ
ク図である。図12(A)に示すように、VCM3は、
抵抗R(Rv)とインダクタンスLとで表現される。R
sは、前述のセンス抵抗である。第1の差動アンプDー
Aは、抵抗Rsの両端電圧からVCM電流Idを検出す
る。第2の差動アンプDーMは、指示電流値Ivと、検
出された電流値Idとの差により、パワーアンプPーA
の出力電圧を制御する。
【0070】VCM過渡応答のモデルを得るには、この
駆動回路に、単位ステップ入力を与える。図12(B)
に示すように、単位ステップ(「1」)の指示電流値I
vを駆動回路に与える。そして、時間t毎に、VCMコ
イルの両端電圧値Aをサンプルし、サンプル値Sn(n
=1、2〜)をメモリに格納する。これにより、過渡応
答モデルをメモリに展開できる。
【0071】次に、図11により、この過渡応答モデル
を用いた速度検出処理について、説明する。
【0072】(S10)MPU19は、VCM電流を更
新すると、時間Tだけ待つ。
【0073】(S11)時間T経過後、MPU19は、
前述のVCM逆起電圧検出回路13ー1の検出電圧Va
をサンプルする。
【0074】(S12)MPU19は、メモリの過渡応
答モデルから、時間T後の過渡応答電圧値Dを計算す
る。即ち、メモリのサンプル値から時間T後のサンプル
値を引出し、指示電流値を乗算して、時間T後の過渡応
答電圧値Dを計算する。
【0075】(S13)MPU19は、検出電圧値Va
から過渡応答電圧値Dを差し引き、補正された検出電圧
値Vaを計算する。
【0076】(S14)MPU19は、前述の(4)式
に、補正された検出電圧値Vaを代入して、実速度vr
を計算する。
【0077】尚、MPU19は、目標速度と実速度との
速度誤差から、制御量(VCM電流指示値)を計算し、
VCM電流を更新する。
【0078】このように、電流指示値に対する過渡応答
電圧値Dを計算し、検出電圧から差し引くため、図13
に示すように、VCM電流更新後、VCMの過渡応答中
に、VCM逆起電圧を検出しても、正確な速度が検出が
できる。
【0079】このため、図14に示すように、VCM逆
起電圧の検出間隔及びVCM電流更新タイミング間隔を
T1のように短くできる。これにより、高速の速度検
出、電流更新が可能となり、速度制御しても、速度誤差
が小さく、目標速度に制御することができる。この例で
は、更新周期T1は、図10の周期T0の1/3とな
り、3倍の高速速度制御ができる。
【0080】又、前述の例は、逆起電圧検出回路の出力
電圧Vaに含まれるVCM過渡応答電圧を補正している
が、図9に示したように、VCM両端電圧値の補正にも
使用できる。即ち、逆起電圧検出回路を設けず、VCM
両端電圧値をVCM駆動回路から検出して、実速度を計
算する回路構成のものでは、VCM両端電圧値からVC
M過渡応答電圧を差し引き、VCM両端電圧値を補正し
た後、VCM指示電流値分の電圧値Bを差し引くことに
より、正確なVCM逆起電圧を検出できる。
【0081】更に、この速度検出方法は、ロード/アン
ロード時でなくても、又ロード/アンロード機構がない
ものでも、実行できる。更に、ハードディスクのVCM
以外の他の速度制御するモータの速度検出にも適用でき
る。 ・・キャリブレーションを含むロード/アンロード処理
・・ 次に、前述の(4)式において、速度オフセット係数K
は、抵抗値、即ち、(Rs・R2/R1ーRv)で規定
される。理想的には、速度オフセット係数Kを「0」が
望ましいが、速度オフセット係数Kは、各VCM逆起電
圧検出回路13ー1の抵抗値及び温度変化によるVCM
逆起電圧検出回路13ー1及びVCMの抵抗値により変
化する。このため、速度オフセット係数Kをキャリブレ
ーションする必要がある。
【0082】図15は、本発明のかかるキャリブレーシ
ョンを含むロード処理フロー図であり、図16は、キャ
リブレーション動作の説明図である。
【0083】(S20)MPU19は、ランプロードコ
マンドを受けると、VCM3に、アウター方向への第1
の押しつけ電流I1を流す。前述のように、アンロード
(パーキングエリア)位置では、VCM3が、そのアウ
ターストッパに位置しているため、押しつけ電流を流し
ても、VCM3は、アウター方向に移動しない。そし
て、MPU19は、この時のVCM逆起電圧検出回路1
3ー1の検出電圧V1を読み取る。
【0084】(S21)次に、MPU19は、VCM3
に、アウター方向への第2の押しつけ電流I2を流す。
第2の押しつけ電流値I2は、第1の押しつけ電流値I
1と異なる。前述のように、アンロード(パーキングエ
リア)位置では、VCM3が、そのアウターストッパに
位置しているため、押しつけ電流を流しても、VCM3
は、アウター方向に移動しない。そして、MPU19
は、この時のVCM逆起電圧検出回路13ー1の検出電
圧V2を読み取る。
【0085】(S22)このように、図16に示すよう
に、VCM3を固定した状態で、VCM3に駆動電流I
vを流すと、速度がゼロにも係わらず、速度オフセット
係数Kがゼロでないため、検出電圧はゼロにならない。
従って、前述の検出電圧V1、V2と電流値I1、I2
とから速度オフセット係数を求める。
【0086】前述の(3)式から、V1=K・I1ーV
b、V2=K・I2ーVbである。従って、速度オフセ
ット係数Kは、下記(6)式を算出することにより得ら
れる。
【0087】 K=(V2ーV1)/(I2ーI1) (6) (S23)このように、速度オフセット係数Kは、キャ
リブレーションした後、MPU19は、VCM3によ
り、ヘッド4を磁気ディスク6の方向に駆動する。先
ず、MPU19は、ランプ部材11の凹み11ー2を乗
り越えるため、インナー方向の一定の打ち出し電流をV
CM3に流す。これにより、リフトタブ12は、ランプ
部材11の凹み11ー2を乗り越える。
【0088】(S24)次に、MPU19は、前述のV
CM逆起電圧検出回路13ー1の検出電圧値Vaを所定
のサンプルタイムで検出して、キャリブレーションした
速度オフセット係数Kと前述の(4)式により、実速度
を算出する。そして、目標速度と実速度の差により、V
CM駆動電流Ivを演算し、VCM駆動回路13を介し
VCM3を速度制御する。これにより、リフトタブ12
は、ランプ部材11の凹み11ー2から斜面11ー1を
慴動して、磁気ディスク6方向(図3のR方向)に移動
する。
【0089】(S25)MPU19は、速度制御開始時
点から所定時間経過すると、速度制御を停止し、前述の
磁気ディスク6のサーボ情報による位置制御に移行し
て、終了する。即ち、ランプ部材11から磁気ディスク
6の復帰位置までに到る距離は、既知であり、目標速度
も既知であるため、ヘッドが、ランプ部材11から磁気
ディスク6の復帰位置までに到ったことは、時間により
検出できる。
【0090】これにより、磁気ヘッド4は、磁気ディス
ク6上に復帰する。このため、磁気ヘッド4による磁気
ディスク6のリード/ライトが可能となる。
【0091】このように、VCM3を固定した状態にお
いて、VCM3に電流を流し、検出電圧を得ることによ
り、速度オフセット係数Kを校正することができる。
又、この実施例では、ロード開始時に行うため、ロード
時の速度制御のための速度検出が正確となる。即ち、温
度等により、抵抗値が変化して、速度オフセット係数が
変化しても、ロード動作前に校正できる。更に、アンロ
ードエリアでVCMがアウターストッパに固定されてい
る状態で実行するため、特別の固定動作を必要としな
い。このため、短時間で校正処理できる。
【0092】この校正方法は、ロード時でなくても、又
ロード/アンロード機構がないものでも、実行できる。
例えば、ロード処理と別にキャリブレーション処理を設
け、VCM3をアウターストッパ又はインナーストッパ
に固定して、前述の校正処理を実行できる。
【0093】同様に、ハードディスクのVCM以外の他
の速度制御するモータの速度検出にも適用できる。又、
前述の速度オフセット係数を求める方法として、次の変
形が可能である。第1に、電流値I1を「0」としても
良い。第2に、VCM固定時の逆起電圧Vbが一定
(0)である場合には、一回の電圧検出により、速度オ
フセット値Kを算出できる。第3に、前述の校正処理を
複数回行い、その平均値を速度オフセット値Kとして採
用することもできる。
【0094】次に、前述の(4)式において、速度補正
係数Keは、VCM3の力定数Blで決定される。しか
し、VCM3の力定数Blは、温度変化により、変化す
る。このため、速度補正係数Keをキャリブレーション
する必要がある。
【0095】図17は、本発明のかかるキャリブレーシ
ョンを含むアンロード処理フロー図であり、図18は、
キャリブレーション動作の説明図である、 (S30)MPU19は、アンロードコマンドを受ける
と、先ず、キャリブレーションを実行する。即ち、VC
M3により、磁気ヘッド4を磁気ディスク6の第1のシ
リンダ位置に移動する。次に、VCM3により、磁気ヘ
ッド4を磁気ディスク6の第2のシリンダ位置に移動を
開始する。
【0096】(S31)MPU19は、各サンプル毎
に、磁気ヘッド4が読み取るサーボ情報からVCM3の
位置を検出して、1サンプリング間隔における移動量L
を計算する。即ち、移動量Lは、現サンプル時の検出位
置から前のサンプル時の検出位置を引くことにより得ら
れる。そして、サーボ情報から得た移動速度vsを「L
/S」より算出する。尚、Sは、サンプリング間隔であ
る。
【0097】(S32)MPU19は、VCM逆起電圧
検出回路13ー1の検出電圧Vaを検出し、前述の
(4)式により、VCM逆起電圧から得た移動速度vr
を計算する。
【0098】(S33)次に、MPU19は、ゲイン誤
差Erを、速度比(vs/vr)により計算する。図1
8に示すように、位置情報から算出した速度vsは、サ
ーボ情報からのため、温度により変化しない。これを基
準にして、速度補正係数Keを補正する。即ち、速度補
正係数Keを、「Ke+Er」により得る。この速度補
正係数を記憶する。
【0099】(S34)次に、MPU19は、前述の第
2のシリンダ位置に到達したかを判定する。到達してい
ないと、ステップS31に戻る。
【0100】(S35)MPU19は、前述の第2のシ
リンダ位置に到達したと判断すると、先ず、各サンプル
で得られた速度補正係数Keを加算し、サンプル数nで
割り、平均値を求める。図18に示すように、検出速度
vs、vrは変化するため、平均値を採用する。この平
均値を、速度補正係数Keとして記憶する。
【0101】(S36)次に、MPU19は、VCM3
を、アウターストッパー位置まで駆動する。MPU19
は、前述のVCM逆起電圧検出回路13ー1の検出電圧
値Vaを所定のサンプルタイムで検出して、記憶した速
度補正係数Keと前述の(4)式により、実速度を算出
する。そして、目標速度と実速度の差により、VCM駆
動電流Ivを演算し、VCM駆動回路13を介しVCM
3を速度制御する。
【0102】これにより、図3の矢印Fに示すように、
リフトタブ12は、ランプ部材11の斜面11ー1にガ
イドされ、凹み11ー2に向かい、慴動移動する。
【0103】(S37)MPU19は、速度制御開始時
点から到達時間経過すると、速度制御を停止する。即
ち、磁気ディスク6の第2のシリンダ位置から凹み11
ー2までに到る距離は、既知であり、目標速度も既知で
あるため、ヘッドが、ランプ部材11の凹み11ー2に
到ったことは、時間により検出できる。これにより、リ
フトタブ12は、凹み11ー2(ランプパーキングエリ
ア)に収容される。このため、図1の位置P0に示すよ
うに、ヘッド4は、磁気ディスク6の外の位置で保持さ
れる。
【0104】このように、磁気ディスク6の位置情報か
ら得た移動速度と、VCM3の逆起電圧から得た移動速
度とを測定するため、速度補正係数Keを校正すること
ができる。又、この実施例では、アンロード開始時に行
うため、アンロード時の速度制御のための速度検出が正
確となる。即ち、温度等により、VCMの力定数が変化
して、速度補正係数が変化しても、アンロード動作前に
校正できる。更に、オントラック中に行うため、特別の
動作を必要としない。このため、短時間で校正処理でき
る。
【0105】この校正方法は、アンロード時でなくて
も、又、ロード/アンロード機構がないものでも、実行
できる。例えば、アンロード処理と別にキャリブレーシ
ョン処理を設け、VCM3をシリンダ移動して、前述の
校正処理を実行できる。同様に、ハードディスクのVC
M以外の他の速度制御するモータの速度検出にも適用で
きる。
【0106】上述の実施の態様の他に、本発明は、次の
ような変形が可能である。
【0107】(1) 前述の実施の態様では、磁気ディスク
ドライブのヘッドのアンロード制御について説明した
が、光ディスクドライブのヘッドのヘッドのアンロード
制御等他の記憶装置に適用できる。
【0108】(2) 同様に、ランプ部材も他の形状のもの
を使用できる。
【0109】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0111】(1) ヘッドが、記憶媒体の位置情報を読め
ないロード/アンロード時に、アクチュエータの逆起電
圧から速度検出するため、ロード/アンロード時も速度
制御が可能となる。
【0112】(2) このため、ロード/アンロード動作を
円滑に高速に実行できる。
【0113】(3) アクチュエータの過渡応答電圧値を計
算し、検出電圧から差し引くため、アクチュエータの過
渡応答中に、逆起電圧を検出しても、正確な速度が得ら
れる。これにより、電流更新間隔が短くなり、高精度の
速度制御が可能となる。
【0114】(4) 逆起電圧を速度に換算するための速度
オフセット係数を校正するため、装置及び温度に応じた
適切な速度オフセット係数に校正でき、逆起電圧を検出
しても、正確な速度が得られる。
【0115】(5) 逆起電圧を速度に換算するための速度
補正係数を校正するため、装置及び温度に応じた適切な
速度補正係数に校正でき、逆起電圧を検出しても、正確
な速度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の記憶装置の上面図であ
る。
【図2】図1の記憶装置の断面図である。
【図3】図1のランプ部材の断面図である。
【図4】図1のランプ部材の正面図である。
【図5】図1の記憶装置のブロック図である。
【図6】図5の逆起電圧検出回路のブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態のアンロード処理フロー
図である。
【図8】本発明の一実施の形態のロード処理フロー図で
ある。
【図9】本発明の速度検出のためのコイル両端電圧の説
明図である。
【図10】比較例のVCM電流更新タイミングの説明図
である。
【図11】本発明の一実施の形態の速度検出処理フロー
図である。
【図12】図11の処理の過渡応答モデルの説明図であ
る。
【図13】本発明の一実施の形態の速度検出サンプル間
隔の説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態のVCM電流更新タイ
ミングの説明図である。
【図15】本発明の他のロード処理フロー図である。
【図16】本発明の他のロード処理の動作説明図であ
る。
【図17】本発明の他のアンロード処理フロー図であ
る。
【図18】本発明の他のアンロード処理の動作説明図で
ある。
【符号の説明】
3 アクチュエータ 4 磁気ヘッド 5 スピンドルモータ 6 磁気ディスク 11 ランプ部材 13 VCM駆動回路 13ー1 逆起電圧検出回路 19 MPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D076 AA01 BB01 CC05 DD03 EE01 EE15 FF14 GG12 5D095 AA11 BB05 DD07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体を少なくとも読み取るヘッド
    と、 前記ヘッドを前記記憶媒体の所定位置に位置づけるアク
    チュエータと、 前記記憶媒体外の位置に設けられ、前記ヘッドを支持す
    るランプ部材と、 前記アクチュエータの逆起電圧を検出する逆起電圧検出
    回路と、 所定のパラメータを格納する格納手段と、 前記ヘッドを、前記記憶媒体から前記ランプ部材の位置
    にアンロードし、且つ、前記ヘッドを、前記ランプ部材
    から前記記憶媒体にロードし、該アンロードまたはロー
    ド時に、前記逆起電圧検出回路の出力及び前記パラメー
    タに基づいて該アクチュエータの制御量を算出し、前記
    パラメータを校正する制御手段とを有することを特徴と
    する記憶装置。
  2. 【請求項2】 記憶媒体を少なくとも読み取るヘッド
    と、 前記ヘッドを前記記憶媒体の所定位置に位置づけるアク
    チュエータと、 前記記憶媒体外の位置に設けられ、前記ヘッドを支持す
    るランプ部材と、 前記アクチュエータの逆起電圧を検出する逆起電圧検出
    回路と、 前記逆起電圧検出回路の出力の補正量を格納する格納手
    段と、 前記ヘッドを、前記記憶媒体から前記ランプ部材の位置
    にアンロードし、且つ、前記ヘッドを、前記ランプ部材
    から前記記憶媒体にロードし、該アンロード又はロード
    時に、前記逆起電圧検出回路出力および前記補正量に基
    づいて該アクチュエータの制御量を算出する制御手段と
    を有することを特徴とする記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記憶装置において、 前記制御手段は、 前記アクチュエータの移動速度を検出するため、前記ア
    クチュエータの駆動電流を更新した後、前記アクチュエ
    ータの検出電圧値から、前記アクチュエータの過渡応答
    電圧値を差し引き、前記アクチュエータの逆起電圧を算
    出し、前記逆起電圧から前記アクチュエータの速度を算
    出することを特徴とする記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の記憶装置において、 前記制御手段は、 前記アクチュエータを固定した状態で、前記アクチュエ
    ータに駆動電流を流して、前記アクチュエータの速度オ
    フセット係数を測定することを特徴とする記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の記憶装置において、 前記制御手段は、 前記ロード時に、前記速度オフセット係数を測定するこ
    とを特徴とする記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の記憶装置において、 前記制御手段は、 前記ヘッドが読み取った前記記憶媒体の位置情報から算
    出した前記アクチュエータの移動速度と、前記アクチュ
    エータの逆起電圧から検出した移動速度とから、前記逆
    起電圧を前記移動速度に変換するための補正係数を校正
    することを特徴とする記憶装置。
  7. 【請求項7】 アクチュエータの逆起電圧から、前記ア
    クチュエータの制御量を算出するアクチュエータの制御
    方法において、 逆起電圧検出回路から前記アクチュエータの逆起電圧を
    検出するステップと、 前記逆起電圧と前記逆起電圧検出回路の出力の補正量と
    から、前記アクチュエータの制御量と算出するステップ
    とを有することを特徴とするアクチュエータの制御方
    法。
  8. 【請求項8】 アクチュエータの逆起電圧から、前記ア
    クチュエータの制御量を算出するアクチュエータの制御
    方法において、 前記アクチュエータのパラメータを測定するステップ
    と、 前記アクチュエータの逆起電圧を検出するステップと、 前記アクチュエータの逆起電圧と前記パラメータとから
    前記アクチュエータの制御量を算出するステップとを有
    することを特徴とするアクチュエータの制御方法。
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