JP2001154827A - 情報処理装置および情報処理装置の制御方法ならびに情報処理プログラムを記憶した情報記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置の制御方法ならびに情報処理プログラムを記憶した情報記録媒体

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JP2001154827A
JP2001154827A JP33901399A JP33901399A JP2001154827A JP 2001154827 A JP2001154827 A JP 2001154827A JP 33901399 A JP33901399 A JP 33901399A JP 33901399 A JP33901399 A JP 33901399A JP 2001154827 A JP2001154827 A JP 2001154827A
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Teppei Morinaga
哲平 森永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不快なモータ音などの発生するタイミングと
音源装置から発生する音のタイミングとを同期させるこ
とによって音の発生時間を減少し、不快感を軽減してよ
り快適に操作することができる情報処理装置を提供す
る。 【解決手段】 モータを有する電動手段と、音を発生さ
せる音源手段と、前記電動手段および音源手段を制御す
る制御手段と、前記電動手段および音源手段を動作させ
るタイミングを演算し、それに従って前記電動手段およ
び音源手段を動作させるタイミング制御手段とを備え、
前記タイミング制御手段は、電動手段動作指示がなされ
た際、音源手段が動作中であればすぐに電動手段を動作
させ、動作中でなければ、制御手段から音源手段動作指
示がなされた後か、所定時間経過後に電動手段を動作さ
せることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータなどの電動
装置および音源装置を備えた情報処理装置、および情報
処理装置の制御方法、ならびに情報処理プログラムを記
憶した情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、情報処理装置におけるフロッ
ピーディスク装置やCD−ROM装置など、モータやソ
レノイド等の電動部品を備える電動装置の動作時には、
その動作音が発生していた。また、情報処理装置の操作
時において、警告時などの情報発信時には音源装置より
発信音を鳴らしていた。
【0003】このように、従来の情報処理装置において
はエラー警告音やモータの動作音などの各種発生音は、
情報処理装置の処理状況により、互いに関連すること無
く随時発生していた。
【0004】また特開平5−282129号公報には、
タイマーと音量調整装置を設けることにより、警告音の
鳴動を開始してから一定時間経過後に音量を下げるよう
にして不快感を抑える方法が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
情報処理装置においてはエラー警告音やモータの動作音
などの各種発生音は、情報処理装置の処理状況により、
互いに関連すること無く随時発生していたため、警告音
の鳴っていない静かな時にモータ動作音などの音が発生
するなど、何らかの形で音の発生する時間が多く、利用
者に対して不快感を与えるなどの課題があった。
【0006】前記特開平5−282129号公報に記載
の技術では、警告音を鳴動させる際に、他の動作音が発
生する装置の動作状態を考慮していないため、上記のよ
うな課題は解決することはできなかった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、エラー警告音な
どを発生させる音源装置と、モータ動作音などを発生さ
せる電動装置の動作タイミングを制御し、それぞれの音
が単独で発生している時間を減らし、これにより全体の
音発生時間を減少させるようにして利用者に対する不快
感を低減する情報処理装置、および情報処理装置の制御
方法、ならびに情報処理プログラムを記憶した情報記録
媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、電動部品を有する電動手段と、音を発生させる音
源手段と、前記電動手段および音源手段を制御する制御
手段と、前記制御手段による電動手段動作指示および音
源手段動作指示のタイミング、並びに前記電動手段およ
び音源手段の動作状態に応じて、前記電動手段および音
源手段を動作させるタイミングを決定し、そのタイミン
グに従って前記電動手段および音源手段を動作させるタ
イミング制御手段と、を備えてなることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る情報処理装置は、電動
手段の動作開始待機時間を記憶する第1待機時間記憶手
段を更に備え、前記タイミング制御手段は、前記制御手
段による電動手段動作指示に応じて、前記音源手段が動
作中であるか判断し、動作中である場合は前記電動手段
を動作させ、動作中でない場合は、その後、前記制御手
段により音源手段動作指示がなされるまでの時間、およ
び前記第1待機時間記憶手段に記憶された時間の短い方
の時間だけ経過後に前記電動手段を動作させることを特
徴とする。
【0010】また、本発明に係る情報処理装置は、音源
手段の動作開始待機時間を記憶する第2待機時間記憶手
段を更に備え、前記タイミング制御手段は、前記制御手
段による音源手段動作指示に応じて、前記電動手段が動
作中であるか判断し、動作中である場合は前記音源手段
を動作させ、動作中でない場合は、その後、前記制御手
段により電動手段動作指示がなされるまでの時間、およ
び前記第2待機時間記憶手段に記憶された時間の短い方
の時間だけ経過後に前記音源手段を動作させることを特
徴とする。
【0011】また、本発明に係る情報処理装置は、前記
制御手段による電動手段動作指示がなされてから、前記
タイミング制御手段により電動手段の動作が開始される
までの時間に応じて、前記第1待機時間記憶手段の記憶
内容を更新する更新手段を更に備えたことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明に係る情報処理装置は、前記
制御手段による音源手段動作指示がなされてから、前記
タイミング制御手段により音源手段の動作が開始される
までの時間に応じて、前記第2待機時間記憶手段の記憶
内容を更新する更新手段を更に備えたことを特徴とす
る。
【0013】また、本発明に係る情報処理装置の制御方
法は、電動装置の動作開始を指示するステップと、音源
装置の動作開始を指示するステップと、電動装置の動作
開始指示に応じて、音源装置が動作中であるか判断する
ステップと、音源装置が動作中であれば電動装置の動作
を開始するステップと、音源装置が動作中でなければ、
その後音源装置の動作が開始されるまでの時間および所
定の待機時間の短い方の時間だけ経過後、電動装置の動
作を開始するステップと、音源装置の動作開始指示に応
じて、電動装置が動作中であるか判断するステップと、
電動装置が動作中であれば音源装置の動作を開始するス
テップと、電動装置が動作中でなければ、その後電動装
置の動作が開始されるまでの時間および所定の待機時間
の短い方の時間だけ経過後、音源装置の動作を開始する
ステップとからなることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る情報処理プログラムを
記憶した情報記録媒体は、モータを有する電動手段と、
音を発生させる音源手段とを備えたコンピュータに、電
動手段への動作指示および音源手段への動作指示のタイ
ミング、並びに前記電動手段および音源手段の動作状態
に応じて、前記電動手段および音源手段を動作させるタ
イミングを決定し、そのタイミングに従って前記電動手
段および音源手段を動作させるタイミング制御処理を行
わせることを特徴とする情報処理プログラムを記憶した
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における情報処理
装置の実施形態について図面を用いてその一実施例を説
明する。
【0016】図1は本発明における情報処理装置の構成
の一例を示したブロック図である。本実施例では、電動
装置として情報記録媒体から情報を読み取る情報読取装
置を用いるものとする。図1によると、本情報処理装置
は、情報処理プログラムや演算結果を格納するメモリ
9、メモリ9に格納されている情報処理プログラムに基
づいて演算処理を行い、その結果を各部へ伝える中央演
算装置7、モータ6を内蔵する情報読取装置5、情報発
信時に音を鳴らすための音源装置8、利用者が情報読取
装置5や音源装置8の動作条件を入力するための入力装
置1、情報読取装置5や音源装置8の動作時間を計測す
るタイミング計測装置2、情報読取装置5および音源装
置8の過去の動作時の動作要求発生から動作処理開始ま
での時間の履歴情報が格納されており、タイミング計測
装置2から送られる情報と過去の動作履歴に基づいて情
報読取装置5および音源装置8の次の動作条件を算出す
るタイミング算出装置3、入力装置1およびタイミング
算出装置3からの情報、ならびに中央演算装置7の演算
結果に基づいて情報読取装置5および音源装置8の動作
タイミングを制御するタイミング制御装置4を備えてい
る。
【0017】また上記情報読取装置5には情報記録媒体
10が着脱可能に接続される。情報記録媒体10は、磁
気テープやカセットテープ等のテープ系、あるいはフロ
ッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやC
D−ROM/DVD等の光ディスクのディスク系であっ
てもよい。
【0018】情報記録媒体10には中央演算装置7で実
行される情報処理プログラムが記憶されており、所定の
タイミングで読み取られてメモリ9に記憶される。
【0019】なお、タイミング計測装置2、タイミング
算出装置3、およびタイミング制御装置4は個別の装置
ではなく、中央演算装置7とメモリ9の所定の領域に記
憶された情報処理プログラムおよびデータとで実現させ
ても良い。この場合情報記録媒体10には上記の各々を
実現させるための情報処理プログラム(タイミング計測
プログラム、タイミング算出プログラム、タイミング制
御プログラム、およびデータ)が記憶されている。
【0020】利用者が入力装置1から入力した動作条件
はタイミング制御装置4に記録される。中央演算装置7
において情報読取装置5あるいは音源装置8を動作させ
る必要が出てきた時、中央演算装置7からタイミング制
御装置4に動作命令が送られる。タイミング制御装置4
において動作条件に当てはまるか否かを判断し、動作条
件に当てはまる場合は情報読取装置5あるいは音源装置
8を動作させる。動作条件に当てはまらない場合は動作
させない。動作要求が発生してから情報読取装置5なら
びに音源装置8が動作した時点までの時間がタイミング
計測装置2によって計測され、タイミング算出装置3に
よって新たな動作条件を計算する。
【0021】図2は、本情報処理装置の処理を示したメ
インのフローチャートである。
【0022】利用者はまず入力装置1によって情報読取
装置5や音源装置8の動作条件を入力する(ステップS
1)。ここで入力される動作条件としては、例えば情報
読取装置5の動作要求がなされた際に、音源装置8が動
作状態でなかった場合にどれだけの時間待機するかとい
う情報(情報読取装置待機時間)と、音源装置8の動作
要求がなされた際に、情報読取装置5が動作状態でなか
った場合にどれだけの時間待機するかという情報(音源
装置待機時間)である。利用者が特に特定の条件を入力
しなかった場合はあらかじめ定められた標準の動作条件
(例えば500ミリ秒)が自動的に入力される。
【0023】入力された動作条件(情報読取装置待機時
間および音源装置待機時間)はタイミング制御装置4に
送られ、タイミング制御装置4内に記憶され(ステップ
S2)、動作要求を待機する状態になる(ステップS
3)。
【0024】中央演算装置7内において情報読取装置5
または音源装置8を動作させるイベントが発生すると、
タイミング制御装置4に動作要求が送られる(ステップ
S4)。
【0025】タイミング制御装置4において、現在の時
点で動作条件に当てはまるかどうかを判断(ステップS
5)し、判断結果によって情報読取装置5あるいは音源
装置8を動作させる(ステップS6)。
【0026】ステップS5の詳細な説明は後述するが、
その動作例の概略を次に説明する。例えば、上記例に示
す動作条件が入力され、タイミング制御装置4において
設定されているとき、中央演算装置7内において情報読
取装置5を動作させるイベントが発生した場合、情報読
取装置5への動作要求がタイミング制御装置4に送られ
る。このとき、音源装置8への動作要求が同時にタイミ
ング制御装置4へ送られた場合、動作条件に当てはまる
のでタイミング制御装置4によって情報読取装置5なら
びに音源装置8を動作させる。音源装置8への動作要求
が同時にタイミング制御装置4へ送られなかった場合、
500ミリ秒(情報読取装置待機時間)だけ待ち、その
間に音源装置8の動作要求があった場合は情報読取装置
5と音源装置8を同時に動作させ、動作要求がなかった
場合は情報読取装置5のみ動作させる。
【0027】情報読取装置5ならびに音源装置8の動作
開始処理が完了すると、動作要求が発生(ステップS
4)してから実際に動作処理が行われ始める(ステップ
S6)までの時間がタイミング計測装置2によって計測
され、上記計測時間情報がタイミング算出装置3に送ら
れる。タイミング算出装置3には情報読取装置5ならび
に音源装置8の過去の動作時の動作要求から動作処理完
了までの時間の履歴情報が格納されており、上記履歴情
報と、上記計測時間情報を元に新たな動作条件に更新す
る(ステップS7)。新たに設定された動作条件はタイ
ミング制御装置4に送られ、動作条件が再設定される
(ステップS2)。
【0028】ステップS7の詳細な説明は後述するが、
その動作例の概略を次に説明する。上記例で、例えば情
報読取装置5への動作要求の100ミリ秒後に音源装置
8への動作要求があり、情報読取装置5ならびに音源装
置8が動作した場合、情報読取装置5への動作要求から
情報読取装置5ならびに音源装置8の動作開始までの時
間100ミリ秒がタイミング計測装置2で計測され、タ
イミング算出装置3に格納されている情報読取装置5の
動作時間の履歴情報と今回計測された時間から新たな動
作条件(情報読取装置待機時間)をタイミング算出装置
3において設定し、タイミング制御装置4に送る。
【0029】図3は、動作条件判定処理の詳細を示した
フローチャートである。つまり、上記図2のステップS
5での詳細な動作を示したフローチャートである。
【0030】図2のステップS4で動作要求が発生して
タイミング制御装置4に送られると、その動作要求が情
報読取装置5への動作要求か否かを判断する(ステップ
S51)。
【0031】情報読取装置5への動作要求である場合、
この時点で音源装置8が動作中かどうか判断(ステップ
S52)し、音源装置8が動作中の場合、情報読取装置
5を動作させる処理(図2のステップS6)に移る。
【0032】音源装置8が動作中でない場合、動作要求
からの時間を調べ、タイミング制御装置4に記憶されて
いる情報読取装置待機時間(上記例では500ミリ秒)
が経過しているかどうかを判断(ステップS53)し、
すでに設定された時間(500ミリ秒)を経過している
場合、情報読取装置5のみを動作させる処理(図2のス
テップS6)に移る。
【0033】時間が経過していない場合、音源装置8へ
の動作要求があるか否かを判断(ステップS54)し、
動作要求がある場合、情報読取装置5および音源装置8
の動作処理(図2のステップS6)に移り、動作要求が
ない場合、ステップS53に戻る。
【0034】一方、ステップS51で動作要求が情報読
取装置5へのものでなかった場合、動作要求が音源装置
8へのものかを判断する(ステップS55)。音源装置
8への動作要求でない場合、情報読取装置5および音源
装置8以外の装置への動作要求であるため、該装置を動
作させる処理(図2のステップS6)に移る。
【0035】音源装置8への動作要求である場合、この
時点で情報読取装置5が動作中かどうか判断(ステップ
S56)し、情報読取装置5が動作中の場合、音源装置
8を動作させる処理(図2のステップS6)に移る。
【0036】情報読取装置5が動作中でない場合、動作
要求からの時間を調べ、タイミング制御装置4に記憶さ
れている音源装置待機時間(上記例では500ミリ秒)
が経過しているかどうかを判断(ステップS57)し、
すでに設定された時間(500ミリ秒)を経過している
場合、音源装置8のみを動作させる処理(図2のステッ
プS6)に移る。
【0037】時間が経過していない場合、情報読取装置
5への動作要求があるか否かを判断(ステップS58)
し、動作要求がある場合、情報読取装置5および音源装
置8の動作処理(図2のステップS6)に移る。動作要
求がない場合、ステップS57に戻る。
【0038】図4は、動作条件更新処理の詳細を示した
フローチャートである。つまり、上記図2のステップS
7での詳細な動作を示したフローチャートである。本実
施例では一例として、動作要求から動作処理開始までに
かかった時間と、過去の動作時に動作要求から動作処理
開始までかかった時間との平均を取る方法を示してい
る。
【0039】図5は過去に情報読取装置5が動作したと
きの動作要求から動作処理までにかかった時間の履歴情
報(情報読取装置履歴情報)の一例である。上記情報読
取装置履歴情報はタイミング算出装置3に格納されてい
る。図5の例では、過去10回分の履歴情報として、動
作履歴ナンバー5−1、処理完了時刻5−2、所要時間
5−3(動作要求発生から動作処理開始までかかった時
間)が格納されている。
【0040】なお図示しないが、過去に音源装置8が動
作したときの動作要求から動作処理までにかかった時間
の履歴情報(音源装置履歴情報)も図5と同様の形式で
別途タイミング算出装置3に格納されている。
【0041】図2のステップS4において情報読取装置
5の動作要求が発生してからステップS6において情報
読取装置5の動作処理が始まるまでの時間がタイミング
計測装置2によって計測され、上記計測時間がタイミン
グ算出装置3に送られる(ステップS71)。ただしこ
の際、図2のステップS4で動作要求が発生してから、
動作条件で設定した時間(情報読取装置待機時間)内に
音源装置8への動作要求がなかった場合(すなわち図3
のステップS53でYesと判断されたとき)は計測さ
れた時間に特定の数値(例えば100ミリ秒)を加えた
ものをタイミング算出装置3に送る。
【0042】次いで、タイミング算出装置3に格納され
ている情報読取装置5の過去10回の処理時間(情報読
取装置履歴情報)と今回の処理時間の平均を計算する
(ステップS72)。図5の例では、過去10回の処理
時間の合計に今回の処理時間を加え、その合計を11で
割ったものが平均となる。図5の例で、新たに計測され
た動作要求から動作処理までの処理時間が170ミリ秒
であったとすると、過去10回の処理時間の合計が50
00ミリ秒であるため、(5000+170)÷11に
より平均は470ミリ秒となる。
【0043】上記の計算の後、タイミング算出装置3に
格納されている情報読取装置5の過去の処理時間の情報
(情報読取装置履歴情報)のうち、一番古いものを削除
(ステップS73)し、今回の処理時間の情報をタイミ
ング算出装置3に格納する(ステップS74)。図5の
例では動作履歴No.1024が削除され、新たに17
0ミリ秒という情報が動作履歴No.1034として格
納される。ステップS72で計算された平均時間(上記
の例では470ミリ秒)は新たな動作条件(情報読取装
置待機時間)としてタイミング制御装置4に送られる
(ステップS2)。
【0044】なお、上記は図2のステップS4において
情報読取装置5の動作要求が発生した場合(情報読取装
置の動作条件更新処理)の説明であるが、音源装置8の
動作要求が発生した場合も同様に図4で示したフローチ
ャートに従って音源装置の動作条件更新処理が行われ
る。すなわち、図2のステップS4において音源装置8
の動作要求が発生してからステップS6において音源装
置8の動作処理が始まるまでの時間がタイミング計測装
置2によって計測され、上記計測時間がタイミング算出
装置3に送られる(ステップS71)。ただしこの際、
図2のステップS4で動作要求が発生してから、動作条
件で設定した時間(音源装置待機時間)内に情報読取装
置5への動作要求がなかった場合(すなわち図3のステ
ップS57でYesと判断されたとき)は計測された時
間に特定の数値(例えば100ミリ秒)を加えたものを
タイミング算出装置3に送る。
【0045】次いで、タイミング算出装置3に格納され
ている音源装置8の過去10回の処理時間(音源装置履
歴情報)と今回の処理時間の平均を計算する(ステップ
S72)。
【0046】上記の計算の後、タイミング算出装置3に
格納されている音源装置8の過去の処理時間の情報(音
源装置履歴情報)のうち、一番古いものを削除(ステッ
プS73)し、今回の処理時間の情報をタイミング算出
装置3に格納する(ステップS74)。ステップS72
で計算された平均時間は新たな動作条件(音源装置待機
時間)としてタイミング制御装置4に送られる(ステッ
プS2)。
【0047】なお、図2のステップS4において情報読
取装置5の動作要求が発生し、かつ図3のステップS5
4において音源装置8の動作要求が発生した場合には、
図2のステップS7において情報読取装置5の動作条件
更新処理および音源装置8の動作条件更新処理を実行す
る。この場合、音源装置8の今回の処理時間は0ミリ秒
として計算する。
【0048】また、図2のステップS4において音源装
置8の動作要求が発生し、かつ図3のステップS58に
おいて情報読取装置5の動作要求が発生した場合には、
図2のステップS7において情報読取装置5の動作条件
更新処理および音源装置8の動作条件更新処理を実行す
る。この場合、情報読取装置5の今回の処理時間は0ミ
リ秒として計算する。
【0049】以上、ここまで挙げた実施形態における内
容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限
定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】本発明における情報処理装置では、以下
の効果が得られる。本発明の情報処理装置は、タイミン
グ制御手段によって電動手段と音源手段の動作するタイ
ミングを調節することができるため、電動手段の動作音
と音源手段で音を鳴らす時間を合わせることができ、音
の発生する時間を減らすことができる。このため、利用
時の不快感を軽減することができる。
【0051】また、本発明の情報処理装置は、タイミン
グ制御手段の動作条件(待機時間)を、動作要求発生か
ら動作処理開始までかかった時間の情報を元に再設定す
る。これにより、本情報処理装置を動作させるほど動作
条件が改善される。
【0052】また、本発明の情報処理装置の制御方法
は、電動装置と音源装置の動作するタイミングを調節す
ることができるため、電動装置の動作音と音源装置で音
を鳴らす時間を合わせることができ、音の発生する時間
を減らすことができる。このため、利用時の不快感を軽
減することができる。
【0053】また、本発明の情報記録媒体は、モータを
有する電動手段と、音を発生させる音源手段とを備えた
コンピュータに読み込ませることにより、電動手段と音
源手段の動作するタイミングを調節することができるた
め、電動手段の動作音と音源手段で音を鳴らす時間を合
わせることができ、音の発生する時間を減らすことがで
きる。このため、利用時の不快感を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置における機能ブロック図
である。
【図2】本発明の情報処理装置における動作を示すメイ
ンのフローチャートである。
【図3】本発明の情報処理装置における動作条件判定処
理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の情報処理装置における動作条件更新処
理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の情報処理装置における動作履歴の記憶
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 タイミング計測装置 3 タイミング算出装置 4 タイミング制御装置 5 情報読取装置 6 モータ 7 中央演算装置 8 音源装置 9 メモリ 10 情報記録媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動部品を有する電動手段と、音を発生
    させる音源手段と、前記電動手段および音源手段を制御
    する制御手段とを備えた情報処理装置において、 前記制御手段による電動手段動作指示および音源手段動
    作指示のタイミング、並びに前記電動手段および音源手
    段の動作状態に応じて、前記電動手段および音源手段を
    動作させるタイミングを決定し、そのタイミングに従っ
    て前記電動手段および音源手段を動作させるタイミング
    制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 電動手段の動作開始待機時間を記憶する
    第1待機時間記憶手段を更に備え、 前記タイミング制御手段は、前記制御手段による電動手
    段動作指示に応じて、前記音源手段が動作中であるか判
    断し、動作中である場合は前記電動手段を動作させ、動
    作中でない場合は、その後、前記制御手段により音源手
    段動作指示がなされるまでの時間、および前記第1待機
    時間記憶手段に記憶された時間の短い方の時間だけ経過
    後に前記電動手段を動作させることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 音源手段の動作開始待機時間を記憶する
    第2待機時間記憶手段を更に備え、 前記タイミング制御手段は、前記制御手段による音源手
    段動作指示に応じて、前記電動手段が動作中であるか判
    断し、動作中である場合は前記音源手段を動作させ、動
    作中でない場合は、その後、前記制御手段により電動手
    段動作指示がなされるまでの時間、および前記第2待機
    時間記憶手段に記憶された時間の短い方の時間だけ経過
    後に前記音源手段を動作させることを特徴とする請求項
    1乃至請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段による電動手段動作指示が
    なされてから、前記タイミング制御手段により電動手段
    の動作が開始されるまでの時間に応じて、前記第1待機
    時間記憶手段の記憶内容を更新する更新手段を更に備え
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段による音源手段動作指示が
    なされてから、前記タイミング制御手段により音源手段
    の動作が開始されるまでの時間に応じて、前記第2待機
    時間記憶手段の記憶内容を更新する更新手段を更に備え
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 電動装置の動作開始を指示するステップ
    と、 音源装置の動作開始を指示するステップと、 電動装置の動作開始指示に応じて、音源装置が動作中で
    あるか判断するステップと、 音源装置が動作中であれば電動装置の動作を開始するス
    テップと、 音源装置が動作中でなければ、その後音源装置の動作が
    開始されるまでの時間、および所定の待機時間の短い方
    の時間だけ経過後、電動装置の動作を開始するステップ
    と、 音源装置の動作開始指示に応じて、電動装置が動作中で
    あるか判断するステップと、 電動装置が動作中であれば音源装置の動作を開始するス
    テップと、 電動装置が動作中でなければ、その後電動装置の動作が
    開始されるまでの時間、および所定の待機時間の短い方
    の時間だけ経過後、音源装置の動作を開始するステップ
    とからなることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 モータを有する電動手段と、音を発生さ
    せる音源手段とを備えたコンピュータに、 電動手段への動作指示および音源手段への動作指示のタ
    イミング、並びに前記電動手段および音源手段の動作状
    態に応じて、前記電動手段および音源手段を動作させる
    タイミングを決定し、そのタイミングに従って前記電動
    手段および音源手段を動作させるタイミング制御処理を
    行わせることを特徴とする情報処理プログラムを記憶し
    た情報記録媒体。
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