JP2001153980A - 放送電波を利用した自動時刻設定装置 - Google Patents

放送電波を利用した自動時刻設定装置

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JP2001153980A
JP2001153980A JP33906499A JP33906499A JP2001153980A JP 2001153980 A JP2001153980 A JP 2001153980A JP 33906499 A JP33906499 A JP 33906499A JP 33906499 A JP33906499 A JP 33906499A JP 2001153980 A JP2001153980 A JP 2001153980A
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JP33906499A
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Seiji Miyabe
誠司 宮部
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送電波を利用した自動時刻設定装置におい
て、複雑な構成の時刻データ検出回路を必要とせず、ま
た、曜日・時間が分かっていない状態でも自動的に時刻
設定を可能とする。 【解決手段】 放送電波より一日の基準時刻に出力され
る時報と、特定曜日に基準時刻の時報の他に所定時刻に
出力される時報とを利用して、一つの時報を検出してか
ら所定時間後に時報が検出されれば(#1〜#3)、現
在時刻を特定曜日の所定時刻であると判定する(#
4)。時報が検出されなければ、さらに所定の時間経過
後に、時報が検出されるかを調べ(#5,#6)、時報
の検出状況に応じて、時刻を設定する(#7〜#1
0)。こうして、曜日・時間が分からない状態からでも
自動時刻設定が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送電波に含まれ
る時報を利用して時刻を自動的に設定する自動時刻設定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオテープレコーダ等の時
刻表示・設定機能が備えられた電子機器において、時刻
設定操作を行うと、テレビ放送番組に対応して放送信号
に重畳された番組ラベルデータを利用して時計カウント
を開始し、現在時刻の設定を行うタイマー装置が知られ
ている(例えば特開平2−249993号公報参照)。
また、時刻をラジオ放送の時報で修正する電波規正時計
が知られている(例えば、特開昭57−88377号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した先
の公報に示されるようなタイマー装置においては、映像
信号の番組ラベルデータに含まれる時間情報から時刻デ
ータにデコードするものであるため、時刻データ検出回
路の構成が複雑になるといった問題がある。また、後者
の公報に示されるような電波規正時計では、曜日・時間
がある程度分かっている状態からの若干の誤差を補正す
るものであって、曜日・時間が分かっていない状態では
使用できない。
【0004】本発明は、上記問題を解消するものであ
り、複雑な構成の時刻データ検出回路を必要とせず、ま
た、曜日・時間が分かっていない状態でも自動的に時刻
設定が可能な放送電波を利用した自動時刻設定装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、放送電波に含まれる時報を利用して時刻を
自動的に設定する自動時刻設定装置において、放送電波
で伝送され、一日の基準時刻に出力される時報と、特定
曜日にのみ前記基準時刻以外に所定時刻に出力される時
報とを利用し、放送電波より時報を検出する時報検出手
段と、前記時報検出手段により先に検出した一つの時報
と、それ以降に検出された時報とに基づいて、現在の曜
日と時刻を判定する判定手段と、前記時報検出手段によ
り検出された時報情報及び前記判定手段により判定され
た時報情報を記憶する記憶手段とを備えたものである。
【0006】本発明の構成においては、時報検出手段は
放送電波より一日の基準時刻に出力される時報と、特定
曜日に前記基準時刻の時報の他に所定時刻に出力される
時報とを検出し、判定手段は先に検出した一つの時報
と、それ以降に検出される時報のタイミングを調べるこ
とにより、現在の曜日と時刻を判定することができる。
これにより、曜日・時間が分からない状態からでも、自
動での時刻設定が可能となる。
【0007】前記判定手段は、先に検出し前記記憶手段
に記憶させた一つの時報と、それ以降に前記時報検出手
段により検出された時報との時間間隔に基づいて、現在
の曜日と時刻を判定するものとすることができる。
【0008】特定曜日の所定時刻の時報が、一日の基準
時刻の時報の後に出力されるものである場合に、前記判
定手段は、一つの時報を検出した後、特定曜日に出力さ
れる一日の基準時刻とそれ以外の所定時刻との時間間隔
T1を経過した時点で、時報の有無を調べ、時報が有れ
ば特定曜日の所定時刻であると判定し、前記時点で時報
が無ければ、さらに特定曜日の所定時刻から次の一日の
基準時刻までの時間間隔T2から前記時間間隔T1を差
し引いた時間を経過した時点で、時報の有無を調べ、時
報が有れば特定曜日の次の日の基準時刻であると判定
し、時報が無ければ、一日の基準時刻から前記時間間隔
T2を経過した時刻であると判定・設定し、その設定で
刻んだ時刻が前記所定時刻の時点で時報が検出された時
に曜日を特定曜日に設定するものとすることができる。
この構成においては、時報信号の有無検出と時間計測を
行うだけで、簡単に自動時刻設定が行える。
【0009】所定チャンネルのテレビ放送の音声信号に
含まれる時報を利用するものとすればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
放送電波を利用した自動時刻設定装置について図面を参
照して説明する。図1において、自動時刻設定装置は、
ビデオテープレコーダに搭載されており、テレビ放送電
波を受信する受信回路1と、この受信回路1により受信
したテレビ電波の中の音声検波出力より時報を検出する
時報検出回路2と、複数の時報検出信号から時刻を判定
する時報判定回路3と、判定された時刻情報を記憶する
記憶回路4と、時刻を計時する時計回路5と、時刻を表
示する表示装置6と、ユーザが自動時刻設定等の指示を
行う操作装置7とを備えている。時報判定回路3及び時
計回路5は、マイクロコンピュータ等により構成するこ
とができる。映像信号検出出力部分は図示を省略してい
る。
【0011】この自動時刻設定装置は、放送電波で伝送
される、一日の基準時刻に出力される時報と、特定曜日
にのみ該基準時刻の他に所定時刻に出力される時報(特
定曜日の所定時刻の時報が、一日の基準時刻の時報の後
に出力される)とを利用するものである。時報信号は、
FM変調波でなる音声信号中に含まれ、図2に示したよ
うに、一定間隔での所定周波数の3つの出力信号と、そ
の後のそれよりも高い周波数の1つの出力信号とから構
成される。時報検出回路2は、このような時報信号の有
無につき周波数変化を調べることで検出する。時報判定
回路3は、先に検出し記憶回路4に記憶させた一つの時
報と、それ以降に時報検出回路2により検出された時報
との時間間隔に基づき後述する所定の論理により、現在
の曜日と時刻を判定する。
【0012】ここに、使用する時報は、図3に示すよう
に、毎日の基準時刻(正午)に出力される時報と、特定
曜日(日曜日)にのみ該基準時刻(正午)の他に所定時
刻(午後7時)に出力される時報である。このような時
報は、現在、日本国内では、日本放送協会(NHK)の
教育テレビのチャンネルで放送されている。なお、特定
曜日(日曜日)に出力される一日の基準時刻(正午)と
それ以外の所定時刻(午後7時)との時間間隔T1は、
7時間である。また、特定曜日(日曜日)の所定時刻
(午後7時)から次の一日の基準時刻(正午)までの時
間間隔T2は、17時間である。
【0013】次に、操作装置7からユーザにより自動時
刻設定の指示が成された時に、上記時報判定回路3が行
う判定処理について、図4のフローチャートを参照して
説明する。一つの時報が検出されるまで待機し(#
1)、時報が検出されると、その後、上述した時間間隔
T1(7時間)を経過した時点で(#2)、時報の有無
を調べる(#3)。ここで、時報が有れば、現在時刻が
特定曜日(日曜日)の所定時刻(午後7時)であると判
定し、現在時刻をその時刻に設定する(#4)。
【0014】#3で時報が無ければ、さらに時間間隔T
2(17時間)から時間間隔T1(7時間)を差し引い
た時間(10時間)を経過した時点で(#5)、時報の
有無を調べる(#6)。ここで、時報が有れば、特定曜
日(日曜日)の次の日(月曜日)の基準時刻(正午)で
あると判定し、現在時刻をその時刻に設定する(#
7)。#6で時報が無ければ、一日の基準時刻(正午)
から時間間隔T2(17時間)を経過した時刻(午前5
時)であると判定・設定する(#8)。その設定で刻ん
だ時刻が所定時刻(午後7時)の時点で(#9でYE
S)、時報が検出された時に(#10でYES)、曜日
を特定曜日(日曜日)に設定する(#4)。こうして、
曜日・時刻が未確定の状態であっても、自動的にそれら
が確定される。このため、ビデオで録画を予約する時
に、誤りなく適正な曜日・時間での設定が可能となる。
なお、本例では、曜日が分からない状態で、時刻設定の
操作指示が日曜日の午後7時を過ぎた時点であった場
合、最終的に曜日が確定されるのは、次の日曜日又は月
曜日になる。
【0015】本発明は、上記実施形態の構成に限られ
ず、各種の変更が可能であり、例えば、放送波に含まれ
る時報の形態が上記とは異なる場合であっても、一日の
定形的な基準時刻の時報以外に、特定の曜日に基準時刻
以外の不定形(変則的)な時報が含まれるような場合に
は、その形態の異なりに応じて、適宜に判定を行う時間
間隔を変更すれば、同様に適用可能である。また、ラジ
オ放送の電波や、有線放送の信号であっても、上記と同
様に適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の放送電波を
利用した自動時刻設定装置によれば、放送電波より一日
の基準時刻に出力される時報と、特定曜日に基準時刻の
時報の他に所定時刻に出力される時報とを検出し、先に
検出した一つの時報とそれ以降に検出される時報のタイ
ミングから、現在の曜日と時刻を判定するようにしたの
で、簡単な処理構成により、曜日・時間が未確定な状態
であっても自動的に曜日・時刻の設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による自動時刻設定装置
のブロック構成図である。
【図2】 同装置により検出される時報信号の形態を示
す図である。
【図3】 同装置で使用する時報信号の形態を示す図で
ある。
【図4】 同装置の時報判定の処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】 1 受信回路 2 時報検出回路(時報検出手段) 3 時報判定回路(時報判定手段) 4 記憶回路(記憶手段) 5 時計回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送電波に含まれる時報を利用して時刻
    を自動的に設定する自動時刻設定装置において、 放送電波で伝送され、一日の基準時刻に出力される時報
    と、特定曜日にのみ前記基準時刻以外に所定時刻に出力
    される時報とを利用し、 放送電波より時報を検出する時報検出手段と、 前記時報検出手段により先に検出した一つの時報と、そ
    れ以降に検出された時報とに基づいて、現在の曜日と時
    刻を判定する判定手段と、 前記時報検出手段により検出された時報情報及び前記判
    定手段により判定された時報情報を記憶する記憶手段と
    を備えたことを特徴とする放送電波を利用した自動時刻
    設定装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、先に検出し前記記憶手
    段に記憶させた一つの時報と、それ以降に前記時報検出
    手段により検出された時報との時間間隔に基づいて、現
    在の曜日と時刻を判定することを特徴とする請求項1に
    記載の放送電波を利用した自動時刻設定装置。
  3. 【請求項3】 特定曜日の所定時刻の時報が、一日の基
    準時刻の時報の後に出力されるものである場合に、前記
    判定手段は、一つの時報を検出した後、特定曜日に出力
    される一日の基準時刻とそれ以外の所定時刻との時間間
    隔T1を経過した時点で、時報の有無を調べ、時報が有
    れば特定曜日の所定時刻であると判定し、前記時点で時
    報が無ければ、さらに特定曜日の所定時刻から次の一日
    の基準時刻までの時間間隔T2から前記時間間隔T1を
    差し引いた時間を経過した時点で、時報の有無を調べ、
    時報が有れば特定曜日の次の日の基準時刻であると判定
    し、時報が無ければ、一日の基準時刻から前記時間間隔
    T2を経過した時刻であると判定・設定し、その設定で
    刻んだ時刻が前記所定時刻の時点で時報が検出された時
    に曜日を特定曜日に設定することを特徴とする請求項2
    に記載の放送電波を利用した自動時刻設定装置。
  4. 【請求項4】 所定チャンネルのテレビ放送の音声信号
    に含まれる時報を利用することを特徴とする請求項3に
    記載の放送電波を利用した自動時刻設定装置。
JP33906499A 1999-11-30 1999-11-30 放送電波を利用した自動時刻設定装置 Withdrawn JP2001153980A (ja)

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