JP2001153837A - ガス濃度検出器及びガス濃度測定方法 - Google Patents

ガス濃度検出器及びガス濃度測定方法

Info

Publication number
JP2001153837A
JP2001153837A JP33342199A JP33342199A JP2001153837A JP 2001153837 A JP2001153837 A JP 2001153837A JP 33342199 A JP33342199 A JP 33342199A JP 33342199 A JP33342199 A JP 33342199A JP 2001153837 A JP2001153837 A JP 2001153837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
gas
concentration
conductive layer
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33342199A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Nadanami
紀彦 灘浪
Takaharu Inoue
隆治 井上
Takafumi Oshima
崇文 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP33342199A priority Critical patent/JP2001153837A/ja
Publication of JP2001153837A publication Critical patent/JP2001153837A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
    • G01N27/4073Composition or fabrication of the solid electrolyte
    • G01N27/4074Composition or fabrication of the solid electrolyte for detection of gases other than oxygen
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/0004Gaseous mixtures, e.g. polluted air
    • G01N33/0009General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
    • G01N33/0027General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector
    • G01N33/0036Specially adapted to detect a particular component
    • G01N33/005Specially adapted to detect a particular component for H2

Abstract

(57)【要約】 【課題】固体高分子型燃料電池に適用され、水素ガスと
2Oが共存している燃料ガス中の水素ガス濃度を精度
良く求めることが可能なガス濃度検出器及びガス濃度測
定方法の提供。 【解決手段】高分子電解質のプロトン伝導層6に接して
それぞれ設けられ、被測定ガス雰囲気から拡散律速層2
を介して導入された被測定ガスと接する第1の電極3、
被測定ガス雰囲気に曝される第2の電極4及び被測定ガ
ス雰囲気に直接接しない参照電極5を有し、第1の電極
3上に導入された水素ガスを、第1の電極3と参照電極
5間の電位差が一定となるよう第1の電極3と第2の電
極4間に電圧を印加することにより、解離または分解も
しくは反応させ、発生したプロトンをプロトン伝導層6
を介して第1の電極3側から第2の電極4側へ伝導させ
ることにより生じる限界電流に基づいて水素ガス濃度を
求めることができるガスセンサを用い、この限界電流に
基づいて得られる水素ガス濃度を被測定ガス雰囲気中の
2O濃度に応じて補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス濃度検出器及
びガス濃度測定方法に関し、中でも、水素ガス濃度及び
/又はH2O濃度のガス濃度検出器及びその測定方法に
関し、特に、燃料電池に適用される燃料ガス中のガス成
分濃度を測定するために好ましく用いられるガス濃度検
出器及びガス濃度測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地球規模の環境悪化が問題視される中、
高効率で、クリーンな動力源として燃料電池の研究が近
年盛んに行われている。その中で、低温作動、高出力密
度等の利点により、自動車用として固体高分子型燃料電
池(PEFC)が期待されている。この場合、燃料ガス
として、メタノール等の改質ガスの使用が有望である
が、より効率等を向上させる為に、改質ガス中の水素ガ
ス濃度を直接検知できるセンサが必要になってくる。こ
のセンサは、水素リッチな雰囲気で用いられるため、作
動温度が低いこと(約100℃以下)が必要である。
【0003】このような低温作動型センサとして、特公
平7−31153号公報には、絶縁基材上に作用電極、
対向電極及び参照電極を設置し、これら3電極をガス透
過性のプロトン伝導体膜、詳細には、フッ素系樹脂の一
種である「Nafion」(登録商標、デュポン社製)により
一体的に覆った構造のセンサが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者ら
は、上記特公平7−31153号公報に開示されたガス
センサのように、「Nafion」をプロトン伝導体として用
いた場合、雰囲気中のH2O濃度にセンサ出力が依存し
てしまい、正確な測定が困難になることを見出した。
【0005】本発明の目的は、水素ガスとH2Oが共存
している雰囲気中の水素ガス濃度を精度良く求めること
が可能なガス濃度検出器及びガス濃度測定方法を提供す
ることである。また、本発明の別の目的は、特に、水素
ガス濃度を精度良く求めるために好適に用いられるH2
O濃度測定用のガス濃度検出器及びガス濃度測定方法を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ガスセン
サにおいて、上記「Nafion」のような性質の材料をプロ
トン伝導層として用いた場合、プロトンはこのプロトン
伝導層中をH2O分子を伴って伝導するため、プロトン
伝導度が雰囲気中のH2O濃度に応じて変化することを
見出した。そこで、本発明者らは、上記知見に基づき鋭
意研究を進めた結果、本発明を完成するに至ったもので
ある。
【0007】本発明の第1の視点に係るガス濃度検出器
は、高分子電解質のプロトン伝導層と、ガス拡散律速部
と、プロトン伝導層に接して設けられ被測定ガス雰囲気
からガス拡散律速部を介して導入された被測定ガスと接
する第1の電極と、プロトン伝導層に接して設けられ被
測定ガス雰囲気と接する第2の電極と、プロトン伝導層
に接してかつ被測定ガス雰囲気に直接晒されないよう設
けられた参照電極と、を含み、第1の電極と参照電極間
の電位差が一定となるように第1の電極と第2の電極間
に電圧を印加することにより、第1の電極又は第2の電
極上に導入された水素ガスを解離または分解もしくは反
応させ、発生したプロトンがプロトン伝導層を伝導する
ことにより流れる限界電流に基づいて水素ガス濃度が測
定されるガスセンサを用い、限界電流と被測定ガス雰囲
気中のH2O濃度に基づいて、H2O濃度補正された被測
定ガス雰囲気中の水素ガス濃度を求める手段を有する。
【0008】このガス濃度検出器において、被測定ガス
雰囲気中のH2O濃度は、ガスセンサのプロトン伝導層
に接して設けられた第1の電極と参照電極間の内部抵抗
に基づいて求めることができる。以下、その原理を説明
すると、本発明によるガスセンサにおいて、高分子電解
質のプロトン伝導層に流れる電流は、H2Oを伴ったプ
ロトンの伝導によるものであるため、プロトン伝導層に
接して設けられた電極間におけるプロトン伝導層の内部
抵抗は、それらの電極がそれぞれ接する雰囲気中におけ
るH2O濃度に応じて変化する。また、内部抵抗を測定
する手段としては、例えば定電圧を印加したときに流れ
る電流量から求めたり、あるいは定電流を流したときの
電極間の電圧から求めるが、これらの検出電流や検出電
圧はプロトンのもととなるガス種(水素ガス)の濃度に
応じても変化する。そこで、互いの電位差、すなわち、
水素ガス濃度濃淡電位差が一定に制御された第1の電極
と参照電極間の内部抵抗を検出すると、この内部抵抗
は、基本的に被測定ガス雰囲気中のH2O濃度に応じて
変化するから、この内部抵抗値より被測定ガス雰囲気中
のH2O濃度を求めることができる。なお、内部抵抗
は、被測定ガス雰囲気中のH2O濃度が高くなるほど低
くなる。
【0009】一方、第1の電極と第2の電極間に流され
る限界電流も、同様に、H2Oを伴ったプロトンの伝導
によるものであるため、その限界電流値はこのプロトン
のもととなるガス種(水素ガス)の濃度及びH2O濃度
に応じて変化する。
【0010】そこで、上記内部抵抗より被測定ガス雰囲
気中のH2O濃度を求め、求められたH2O濃度に基づ
き、上記限界電流より求められる水素ガス濃度を補正す
ることにより、被測定ガス雰囲気中のH2O濃度が変化
した場合においても、水素ガス濃度を精度良く求めるこ
とができる。或いは、予め、内部抵抗と限界電流を変数
とする近似式の係数を求めておくこと、若しくは、予
め、内部抵抗、限界電流及び水素ガス濃度の三者間の関
係をあらわすマップを作成しておくことにより、測定時
に検出された内部抵抗及び限界電流に基づいてH2O濃
度補正された精度の良い水素ガス濃度を求めることがで
きる。
【0011】また、このようなガス濃度検出器によれ
ば、別途H2O濃度検出用のガスセンサを用いることな
く、1つのガスセンサを用いて、H2O濃度に応じて補
正された水素ガス濃度を求めることができ、又は水素ガ
ス濃度とH2O濃度の両方或いはH2O濃度のみを精度良
く求めることもできる。
【0012】本発明の第2の視点に係るガス濃度検出器
は、プロトンがH2Oと共に伝導するプロトン伝導層
と、プロトン伝導層に接して設けられ水素ガス濃度が一
定に制御された雰囲気に接する一方の電極と、プロトン
伝導層に接して設けられ被測定ガス雰囲気に接する他方
の電極と、一方の電極が水素ガス濃度が一定に制御され
た雰囲気に接するよう一方と他方の電極間に電圧が印加
された際に一方と他方の電極間に流れるプロトンの限界
電流を検出する限界電流検出手段と、プロトン伝導層に
接して設けられると共に、前記一方の電極又は前記他方
の電極との電極間におけるプロトン伝導層の内部抵抗を
測定する内部抵抗検出手段と、内部抵抗及び限界電流に
基づいてH2O濃度補正された被測定ガス雰囲気中の水
素ガス濃度を求める手段とを有する。
【0013】本発明の第3の視点に係るガス濃度検出器
は、プロトンがH2Oと共に伝導するプロトン伝導層
と、プロトン伝導層に接してそれぞれ設けられた複数の
電極と、これら複数の電極間におけるプロトン伝導層の
内部抵抗を測定する内部抵抗検出手段と、この内部抵抗
に基づいて被測定ガス雰囲気中のH2O濃度を求める手
段とを有する。このガス濃度検出器によれば、簡素なガ
スセンサ構成によりH2O濃度を精度良く求めることが
できる。
【0014】本発明の第4の視点に係るガス濃度検出方
法によれば、上記第1〜第3の視点に係るガス濃度検出
器で用いられるガスセンサを用いて、(a) 第1の電極
と参照電極間の電位差が一定となるように第1の電極と
第2の電極間に電圧を印加し、第1の電極と第2の電極
間に流れる限界電流を検出する工程、(b) 第1の電極
と参照電極間の電位差が一定とされた状態で、第1の電
極と参照電極間におけるプロトン伝導層の内部抵抗を検
出する工程と、を含み、(a)工程と(b)工程を周期的に
切り替えることにより、限界電流及び内部抵抗を両方と
も検出し、検出された限界電流及び内部抵抗に基づい
て、H2O濃度補正された被測定ガス雰囲気中の水素ガ
ス濃度を求める。
【0015】本発明の第5の視点に係るガス濃度検出方
法によれば、上記第4の視点に係る(a)工程を実行した
直後に同じく第4の視点に係る(b)工程を実行すること
により、検出された内部抵抗に基づいて被測定ガス中の
2O濃度を求める。
【0016】本発明のその他の視点及び特徴は、各請求
項に記載のとおりであり、その引用をもってその重複記
載を省略する。よって、各請求項の各特徴は、ここに記
載されているものとみなされる。なお、従属項はそれぞ
れ、各独立項に記載された発明の原理に反しない限り、
各独立項に適用され得、又従属項は他の従属項に適用さ
れ得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を説明する。
【0018】本発明のガス濃度検出器はその好ましい実
施の形態において、限界電流に基づいて得られた水素ガ
ス濃度を、被測定ガス雰囲気中のH2O濃度に応じて補
正する手段として、検出した限界電流と内部抵抗とを入
力とし、内部抵抗と限界電流を変数とする近似式の係数
若しくは内部抵抗、限界電流及び水素ガス濃度の関係を
あらわすマップを記憶し、この近似式を用いた演算を実
行し若しくはこのマップから水素ガス濃度を呼び出すマ
イクロコンピュータ、或いは検出した限界電流と内部抵
抗とを入力としてH2O濃度補正された水素ガス濃度に
相当する信号を出力するアナログ回路を用いる。
【0019】本発明によるガスセンサにおいて、第1の
電極と参照電極間の電位は安定となるように制御される
ため、参照電極上の水素ガス濃度が一定であれば、第1
の電極上も水素ガス濃度は安定に保たれる。従って、本
発明のガス濃度検出器の好ましい実施の形態において
は、第1の電極と参照電極間の内部抵抗を測定する。こ
の内部抵抗と、第1の電極と第2の電極間に流れる限界
電流に基づいて、被測定ガス雰囲気中のH2O濃度に応
じて補正された水素ガス濃度を求めることができる。
【0020】本発明のガス濃度検出器はその好ましい実
施の形態において、H2O濃度測定と水素ガス濃度測定
を一つのガスセンサを用いて行う。この実施の形態によ
れば、ガス濃度検出器全体のシステムが簡素化され、コ
ストも低減される。なお、場合によっては、H2O濃度
測定を別のセンサ等を用いて行ってもよい。
【0021】本発明によるガス濃度検出器は、電解質に
「Nafion」のような高分子樹脂を用い、燃料ガス中(水
素ガスとH2Oが共存している)のH2O濃度をある程度
一定に保つことが必要である固体高分子型燃料電池に適
用されて、水素ガス濃度及び/又はH2O濃度測定用の
検出器として好適に使用される。
【0022】本発明によるガスセンサはその好ましい実
施の形態によれば、プロトンと共にH2Oが伝導する高
分子電解質のプロトン伝導層として、比較的低温、例え
ば150℃以下、好ましくは130℃以下、さらに好ま
しくは80℃付近で十分に作動するもの、例えばフッ素
系樹脂系の固体高分子電解質から形成されたものが用い
られる。
【0023】本発明によるガスセンサはその好ましい実
施の形態において、第1の電極にガス拡散律速部が設け
られ、又は第1の電極自体がガス拡散律速機能を有する
よう形成される。これによって、ガス拡散律速部を別個
に設ける必要がなくされ、ガスセンサの構造をより簡素
化することができる。この場合、第1の電極の原料とし
て、材質Pt、平均粒径2〜50μmの粉末を用いるこ
とが好ましい。
【0024】本発明によるガスセンサはその好ましい実
施の形態において、第1の電極と第2の電極がプロトン
伝導層を挟んで対向するよう形成されている、或いは、
同一平面上に形成されている。複数の電極を同一平面上
に形成する場合には、電極形成に係る工数が削減され
る。
【0025】本発明によるガスセンサはその好ましい実
施の形態において、ガス拡散律速部が支持体表面ないし
上或いは支持体中に形成されている。特に、ガス拡散律
速部を支持体中に形成(埋設)することにより、ガスセ
ンサの構造が一層簡素化される。
【0026】本発明のガス濃度検出器はその好ましい実
施の形態において、参照電極が自己生成基準極とされ、
参照電極上ないし参照電極が接する雰囲気の水素ガス濃
度が安定化される。
【0027】
【実施例】以上説明した本発明の好ましい実施の形態を
さらに明確化するために、以下図面を参照して、本発明
の一実施例を説明する。
【0028】[実施例1]図1は、本発明の実施例1に係
るガス濃度検出器の説明図であり、この検出器に適用さ
れたガスセンサの断面を示している。図1を参照する
と、このガスセンサは、緻密なセラミック質の支持体1
上に、ガス拡散律速部2、参照電極5及び第2の電極4
が層平面方向に離間して積層されている。ガス拡散律速
部2の一端部は被測定ガス雰囲気に晒されている。ガス
拡散律速部2上には第1の電極3が積層されている。さ
らに、支持体1上には、第1の電極3の全体、参照電極
5の全体及び第2の電極4の一部を覆うようにプロトン
伝導層6が積層されている。プロトン伝導層6は、各電
極3,4及び5と接している。また、プロトン伝導層6
の一部は、ガス拡散律速部2と参照電極5の間、参照電
極5と第2の電極4の間に侵入して、支持体1と当接し
ている。第1の電極3は被測定ガス雰囲気からガス拡散
律速部2を介して導入された被測定ガスと接することが
できる。第2の電極4は被測定ガス雰囲気に晒される。
参照電極5は被測定ガス雰囲気に直接晒されない。
【0029】第1の電極3及び第2の電極4は十分にガ
スを拡散させることが可能な多孔質Pt電極から構成さ
れ、水素ガス解離能を備えている。ガス拡散律速部2
は、多孔質アルミナセラミックスから構成され、ガス拡
散律速機能を備えている。プロトン伝導層6は、フッ素
系樹脂の一種である「Nafion」(登録商標、デュポン社
製、動作温度:室温〜130℃)から構成されている。
【0030】このガスセンサは、支持体1となるアルミ
ナ成形シート上に、ガス拡散律速部2となるアルミナペ
ースト、第1の電極3,第2の電極4,参照電極5とな
るPt粉末をペースト状にしたものを、所定位置にそれ
ぞれスクリーン印刷し、一体焼成後、焼成体の所定位置
にプロトン伝導層5となるNafion膜をホットプレスによ
って接着すること、或いは、Nafionの溶液を焼成体の所
定位置に塗布し乾燥させることによって作製される。ま
た、各電極3,4,5はスパッタリング法によっても形
成することができる。
【0031】続いて、このガスセンサを用いたガス濃度
検出器において、第1の電極3と第2の電極間には、リ
ード部を介して可変電源7及び電流計8が互いに直列に
接続されている。また、第1の電極3と参照電極5間に
は、リード部を介して第1のスイッチ9及び第2のスイ
ッチ10が互いに並列に接続されている。さらに、第1
の電極3と参照電極5間には、第1のスイッチ9と直列
に電位計11が、第2のスイッチ10と直列に内部抵抗
測定回路(内部抵抗検出手段)12がそれぞれ接続され
ている。内部抵抗測定回路12は定電流電源を有し、一
定電流を流した際の電極間の電圧に基づき内部抵抗を測
定することができる。なお、三端子を有するスイッチを
用いて、第1の電極3と参照電極5間に電位計11が接
続された状態(A)と、第1の電極3と参照電極5間に内
部抵抗測定回路12が接続された状態(B)とを切替えて
もよい。
【0032】次に、このガス濃度検出器の制御方法を説
明する。すなわち、(A)第1のスイッチ9がオン状態で
第2のスイッチ10がオフ状態のとき、第1の電極3と
参照電極5間の電位差(電位計11の電位)がある一定
の値になるように、第1の電極3と第2の電極4間に十
分な電圧が印加され、第1の電極3と第2の電極4間に
流れる限界電流を電流計8によって検出する。(B)一
方、第1のスイッチ9がオフ状態で第2のスイッチ10
がオン状態のときは、内部抵抗測定回路12によって第
1の電極3と参照電極5間におけるプロトン伝導層6の
内部抵抗が検出できるようになっている。不図示の制御
回路は、第1のスイッチ9及び第2のスイッチ10のオ
ン・オフを切替制御することにより、上記(A)と上記
(B)の状態を周期的に切り替えることができる。
【0033】以下、引き続き図1を参照して、このガス
濃度検出器の測定原理を説明する。
【0034】<上記(A)の状態:第1のスイッチ9が
オン、第2のスイッチ10がオフ> (A1)ガスセンサが水素ガス及びH2Oを含む被測定ガス
雰囲気に晒された際、水素ガスは被測定ガス雰囲気から
ガス拡散律速部2を通って第1の電極3上に到達し、プ
ロトン伝導層6を介して第1の電極3と参照電極5間
に、被測定ガス雰囲気中の水素ガス濃度に応じた起電力
が生じる。 (A2)第1の電極3上の水素ガス濃度が一定になるよう
に、つまり第1の電極3と参照電極5間の電位差(電位
計10の電位)が一定となるよう、可変電源7によって
第1の電極3と第2の電極4間に十分な電圧が印加され
る。 (A3)その結果、第1の電極3上で水素はプロトンに解離
され、プロトンは第1の電極3側からプロトン伝導層6
を介して第2の電極4側へ伝導し、第2の電極4上で再
び水素ガスとなって被測定ガス雰囲気に拡散していく。
なお、被測定ガス雰囲気中の水素ガス濃度がきわめて低
い場合には、第2の電極4側から第1の電極3側へプロ
トンが伝導する。 (A4)このとき、電流計8によって検出される第1の電極
3と第2の電極4間に流れる電流、すなわち限界電流の
大きさは、被測定ガス雰囲気中の水素ガス濃度に基本的
には比例する。しかし、この限界電流の大きさは被測定
ガス雰囲気中のH 2O濃度にも依存している。
【0035】<上記(B)の状態:第1のスイッチがオ
フ、第2のスイッチがオン> (B1)第1の電極3と参照電極5間の電位差が一定に制御
された状態で、第1のスイッチ9がオフ及び第2のスイ
ッチ10がオンにそれぞれ切り替えられ、第1の電極3
と参照電極5間に接続された内部抵抗測定回路12によ
り、プロトン伝導層6における第1の電極3と参照電極
5間の内部抵抗が検出される。 (B2)この内部抵抗の大きさは被測定ガス雰囲気中のH2
O濃度と関係があるため、この内部抵抗の大きさに基づ
いて被測定ガス雰囲気中のH2O濃度を求めることがで
きる。
【0036】そこで、周期的に上記(A)の状態と(B)の
状態とを切り替えることにより、電流計8によって測定
される限界電流値と、内部抵抗測定回路12によって測
定される内部抵抗値とに基づいて、被測定ガス雰囲気中
のH2O濃度により補正された精度の良い水素ガス濃度
を求めることができ、加えて、被測定ガス雰囲気中のH
2O濃度を求めることもできる。
【0037】[測定例1、補正方法1]次に、以上説明し
た本発明の実施例1に係るガス濃度検出器を用いて水素
ガス濃度等を測定した結果(測定例1)、及びH2O濃
度に応じた水素ガス濃度の補正方法の一例(補正方法
1)を説明する。
【0038】まず、本発明の実施例1に係るガス濃度検
出器を用い、種々のH2O濃度において、投入する水素
ガス濃度を変えて、ガスセンサの水素ガス濃度検出出力
(電流計8(図1参照)の電流値に相当する、測定結果
は図2参照)と、第1の電極と参照電極間の内部抵抗値
(内部抵抗測定回路12によって測定される、測定結果
は図4参照)とを測定した。この測定条件を下記に示
す。なお、本測定例1では、参照電極と第1の電極間の
電位を600mVになるように制御した。また、参照電
極上の水素濃度をより安定させるために、第1の電極か
ら参照電極へ一定の微小電流を流し、これによって参照
電極を自己生成基準極とした。
【0039】<測定条件> ・ガス組成:H2=0〜50%、H2O=10、15、2
0、25、30%、CO 2=17%、N2=bal.; ・ガス温度:80℃; ・ガス流量:4L/min; ・参照電極と第1の電極間の目標電位:600mV; ・参照電極を自己生成基準極とするため、第1電極から
参照電極に向かって流した一定の微小電流:1μA。
【0040】図2は、測定例1の測定結果を説明するた
め水素ガス濃度と電流値(水素ガス濃度検出出力)の関
係を示すグラフである。図2を参照すると、水素ガス濃
度に対して直線的に電流値が変化しており、本発明の実
施例1に係るガス濃度検出器を用いて水素ガス濃度の測
定が可能であることがわかる。そこで、それぞれのH 2
O濃度における水素ガス濃度と電流値(水素ガス濃度検
出出力)の関係をあらわす近似式を求めた。この近似式
を下記に示し、表1に、この近似式の傾きαと切片βの
値を示し、又図3にその傾きαとH2O濃度の関係を示
す。
【0041】 近似式:水素ガス濃度(%)=傾きα×電流値(μA)+切片β …(式1)
【0042】
【表1】
【0043】図3を参照すると、各直線の傾きは被測定
ガス雰囲気中のH2O濃度により変化しており、このH2
O濃度に応じて電流値(水素ガス濃度検出出力)が変化
することがわかる。
【0044】ところで、切片βの値は、H2O濃度依存
性が小さいため、切片βの値として表1に示した5点の
平均値(1.631)を用いると、式1は下記の式2のように
なる。
【0045】 水素ガス濃度(%)=傾きα×電流値(μA)+1.631 …(式2)
【0046】一方、傾きαとH2O濃度の関係は、表1
に示したデータに基づき、下記の式3のような近似式で
あらわすことができる(図3中の曲線参照)。
【0047】 傾きα=-0.435×ln(H2O濃度(%))+3.004 …(式3)
【0048】ここで、図4は、測定例1の結果を説明す
るため、水素ガス濃度20%のときの被測定ガス雰囲気
中のH2O濃度と内部抵抗値との関係を示すグラフであ
る。図4に示したデータに基づき、内部抵抗値とH2
濃度の関係は下記の式4のような近似式であらわすこと
ができる。
【0049】 H2O濃度(%)=-11.074×ln(内部抵抗値(Ω))+120.3 …(式4)
【0050】<H2O濃度補正をしない水素ガス濃度計
算方法>次に、式2において傾きαを一定とし、測定し
た電流値を代入して水素ガス濃度を計算した。但し、式
2中の傾きαの値として、H2O濃度=20%のときの
値(表1参照)を用いた。
【0051】<H2O濃度補正をする水素ガス濃度計算
方法>これに対して、測定した内部抵抗値を式4に代入
してH2O濃度を求め、求められたH2O濃度を式3に代
入して傾きαを求め、求められた傾きαを式2に代入し
て水素ガス濃度を計算した。
【0052】表2に、上記H2O濃度補正をしない計算
方法と、上記H2O濃度補正をする計算方法とによりそ
れぞれ求められた水素ガス濃度を示す。
【0053】
【表2】
【0054】表2から、内部抵抗値に基づき、水素ガス
濃度検出出力を被測定ガス雰囲気中のH2O濃度により
補正すると、このH2O濃度が変化した場合において
も、水素ガス濃度を精度良く求めることができることが
わかる。
【0055】なお、上記補正方法は一例であり、例え
ば、内部抵抗値とH2O濃度と傾きαの関係をあらわす
マップを用いて、H2O濃度補正を行ってもよい。
【0056】また、以上説明した実施例は本発明の理解
を容易にするためのものであって、本発明の実施の形態
は上記実施例の内容に限定されるものではなく、本発明
はその原理に反しない限り種々の態様で実施することが
できる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、水素ガスとH2Oが共
存しているガス雰囲気中の水素ガス濃度を精度良く求め
ることが可能なガス濃度検出器及びガス濃度測定方法が
提供される。また、本発明によれば、H2O濃度を精度
良く求めることが可能なガス濃度検出器及びガス濃度測
定方法が提供される。特に、本発明のガス濃度検出器及
びガス濃度測定方法は、固体高分子型燃料電池に適用さ
れ、水素ガスとH2Oが共存している燃料ガス中の水素
ガス濃度を精度良く求めることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るガス濃度検出器の説明
図であり、この検出器に適用されたガスセンサの断面を
示している。
【図2】本発明の実施例1に係るガス濃度検出器を用い
た測定例1の結果を説明するためのグラフであり、水素
ガス濃度と電流値(水素ガス濃度検出出力)の関係を示
す。
【図3】本発明の実施例1に係るガス濃度検出器を用い
た測定例1の結果を示すグラフであり、各H2O濃度に
おける水素ガス濃度と電流値の関係をあらわす近似式の
傾きαとH2O濃度の関係を示す。
【図4】本発明の実施例1に係るガス濃度検出器を用い
た測定例1の結果を説明するためのグラフであり、H2
O濃度と内部抵抗値の関係を示す。
【符号の説明】
1 支持体 2 ガス拡散律速部 3 第1の電極(作用電極) 4 第2の電極(対向電極) 5 参照電極 6 プロトン伝導層 7 可変電源 8 電流計 9 第1のスイッチ 10 第2のスイッチ 11 電位計 12 内部抵抗測定回路(内部抵抗検出手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子電解質のプロトン伝導層と、ガス拡
    散律速部と、前記プロトン伝導層に接して設けられ被測
    定ガス雰囲気から前記ガス拡散律速部を介して導入され
    た被測定ガスと接する第1の電極と、前記プロトン伝導
    層に接して設けられ被測定ガス雰囲気と接する第2の電
    極と、前記プロトン伝導層に接してかつ被測定ガス雰囲
    気に直接晒されないよう設けられた参照電極と、を含
    み、前記第1の電極と前記参照電極間の電位差が一定と
    なるように該第1の電極と前記第2の電極間に電圧を印
    加することにより、該第1の電極又は該第2の電極上に
    導入された水素ガスを解離または分解もしくは反応さ
    せ、発生したプロトンが前記プロトン伝導層を伝導する
    ことにより流れる限界電流に基づいて水素ガス濃度が測
    定されるガスセンサを用い、 前記限界電流と被測定ガス雰囲気中のH2O濃度に基づ
    いて、H2O濃度補正された被測定ガス雰囲気中の水素
    ガス濃度が求められることを特徴とするガス濃度検出
    器。
  2. 【請求項2】前記限界電流に基づいて得られた水素ガス
    濃度を、被測定ガス雰囲気中のH2O濃度に応じて補正
    する手段を有することを特徴とする請求項1記載のガス
    濃度検出器。
  3. 【請求項3】前記第1の電極、前記第2の電極及び前記
    参照電極のうち、いずれか2つの電極間における前記プ
    ロトン伝導層の内部抵抗を測定する内部抵抗検出手段を
    有し、 被測定ガス雰囲気中のH2O濃度が前記内部抵抗検出手
    段より求められることを特徴とする請求項1記載のガス
    濃度検出器。
  4. 【請求項4】前記内部抵抗検出手段が、前記第1の電極
    と前記参照電極間における前記プロトン伝導層の内部抵
    抗を測定するものであることを特徴とする請求項3記載
    のガス濃度検出器。
  5. 【請求項5】H2O濃度測定用であることを特徴とする
    請求項3又は4記載のガス濃度検出器。
  6. 【請求項6】前記ガスセンサは、前記プロトン伝導層、
    前記第1の電極、前記第2の電極、前記参照電極及び前
    記ガス拡散律速部を支持する支持体を有し、 前記ガス拡散律速部が前記支持体の表面ないし上或いは
    前記支持体中に形成されたことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか一記載のガス濃度検出器。
  7. 【請求項7】固体高分子型燃料電池に適用され、水素ガ
    スとH2Oガスが共存している燃料ガス中の水素ガス濃
    度及び/又はH2O濃度の測定に用いられることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一記載のガス濃度検出
    器。
  8. 【請求項8】プロトンがH2Oと共に伝導するプロトン
    伝導層と、前記プロトン伝導層に接して設けられ水素ガ
    ス濃度が一定に制御された雰囲気に接する一方の電極
    と、前記プロトン伝導層に接して設けられ被測定ガス雰
    囲気に接する他方の電極と、前記一方の電極が水素ガス
    濃度が一定に制御された雰囲気に接するよう該一方と該
    他方の電極間に電圧が印加された際に該一方と該他方の
    電極間に流れる限界電流を検出する限界電流検出手段
    と、前記プロトン伝導層に接して設けられると共に、前
    記一方の電極又は前記他方の電極との電極間における前
    記プロトン伝導層の内部抵抗を測定する内部抵抗検出手
    段と、を有し、前記内部抵抗及び前記限界電流に基づい
    てH2O濃度補正された被測定ガス雰囲気中の水素ガス
    濃度が求められることを特徴とするガス濃度検出器。
  9. 【請求項9】プロトンがH2Oと共に伝導するプロトン
    伝導層と、前記プロトン伝導層に接してそれぞれ設けら
    れた複数の電極と、前記複数の電極間における前記プロ
    トン伝導層の内部抵抗を測定する内部抵抗検出手段と、
    を有し、前記内部抵抗に基づいて被測定ガス雰囲気中の
    2O濃度が求められることを特徴とするガス濃度検出
    器。
  10. 【請求項10】高分子電解質のプロトン伝導層と、ガス
    拡散律速部と、前記プロトン伝導層に接して設けられ被
    測定ガス雰囲気から前記ガス拡散律速部を介して導入さ
    れた被測定ガスと接する第1の電極と、前記プロトン伝
    導層に接して設けられ被測定ガス雰囲気と接する第2の
    電極と、前記プロトン伝導層に接してかつ被測定ガス雰
    囲気に直接晒されないよう設けられた参照電極と、を有
    するガスセンサを用い、(a) 前記第1の電極と前記参
    照電極間の電位差が一定となるように該第1の電極と前
    記第2の電極間に電圧を印加し、該第1の電極と該第2
    の電極間に流れる限界電流を検出する工程、(b) 前記
    第1の電極と前記参照電極間の電位差が一定とされた状
    態で、前記第1の電極と前記参照電極間における前記プ
    ロトン伝導層の内部抵抗を検出する工程と、 を含み、 前記(a)工程と前記(b)工程を周期的に切り替えること
    により、前記限界電流及び前記内部抵抗を両方とも検出
    し、検出された限界電流及び内部抵抗に基づいて、H2
    O濃度補正された被測定ガス雰囲気中の水素ガス濃度を
    求めることを特徴とするガス濃度検出方法。
  11. 【請求項11】高分子電解質のプロトン伝導層と、ガス
    拡散律速部と、前記プロトン伝導層に接して設けられ被
    測定ガス雰囲気から前記ガス拡散律速部を介して導入さ
    れた被測定ガスと接する第1の電極と、前記プロトン伝
    導層に接して設けられ被測定ガス雰囲気と接する第2の
    電極と、前記プロトン伝導層に接してかつ被測定ガス雰
    囲気に直接晒されないよう設けられた参照電極と、を有
    するガスセンサを用い、(a) 前記第1の電極と前記参
    照電極間の電位差が一定となるように該第1の電極と前
    記第2の電極間に電圧を印加する工程、(b) 前記第1
    の電極と前記参照電極間の電位差が一定とされた状態
    で、前記第1の電極と前記参照電極間における前記プロ
    トン伝導層の内部抵抗を検出する工程と、 を含み、 前記(a)工程を実行した直後に前記(b)工程を実行する
    ことにより、検出された内部抵抗に基づいて被測定ガス
    雰囲気中のH2O濃度を求めることを特徴とするガス濃
    度検出方法。
JP33342199A 1999-11-24 1999-11-24 ガス濃度検出器及びガス濃度測定方法 Withdrawn JP2001153837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33342199A JP2001153837A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 ガス濃度検出器及びガス濃度測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33342199A JP2001153837A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 ガス濃度検出器及びガス濃度測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001153837A true JP2001153837A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18265933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33342199A Withdrawn JP2001153837A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 ガス濃度検出器及びガス濃度測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001153837A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102565288A (zh) * 2012-01-05 2012-07-11 天津通广集团数字通信有限公司 一种分析混合挥发性有机化合物(VOCs)组分浓度的方法
EP2533038A1 (en) * 2010-02-04 2012-12-12 Figaro Engineering Inc. Electrochemical gas detection device
JP2014503827A (ja) * 2011-01-28 2014-02-13 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ガス空間における混合気のパラメータを検出するためのセンサ素子と方法
CN114113236A (zh) * 2021-11-10 2022-03-01 北京惠朗时代科技有限公司 一种氢气浓度测量传感器和测量系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2533038A1 (en) * 2010-02-04 2012-12-12 Figaro Engineering Inc. Electrochemical gas detection device
EP2533038A4 (en) * 2010-02-04 2014-12-10 Figaro Eng ELECTROCHEMICAL GAS DETECTION DEVICE
JP2014503827A (ja) * 2011-01-28 2014-02-13 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ガス空間における混合気のパラメータを検出するためのセンサ素子と方法
US9829457B2 (en) 2011-01-28 2017-11-28 Continental Automotive Gmbh Sensor element and a method for detecting a parameter of a gas mixture in a gas chamber
CN102565288A (zh) * 2012-01-05 2012-07-11 天津通广集团数字通信有限公司 一种分析混合挥发性有机化合物(VOCs)组分浓度的方法
CN114113236A (zh) * 2021-11-10 2022-03-01 北京惠朗时代科技有限公司 一种氢气浓度测量传感器和测量系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Brichzin et al. The geometry dependence of the polarization resistance of Sr-doped LaMnO3 microelectrodes on yttria-stabilized zirconia
JP3090479B2 (ja) ガスセンサ
Leonide et al. SOFC modeling and parameter identification by means of impedance spectroscopy
US5716506A (en) Electrochemical sensors for gas detection
JP3953677B2 (ja) ガスセンサ
US4227984A (en) Potentiostated, three-electrode, solid polymer electrolyte (SPE) gas sensor having highly invariant background current characteristics with temperature during zero-air operation
JP2001215214A (ja) 水素ガスセンサ
JP2004219405A (ja) ガスセンサ
JP2002310978A (ja) 水素センサ
US7384524B2 (en) Detection of carbon monoxide in hydrogen-based gas streams
LaConti et al. Electrochemical detection of H2, CO, and hydrocarbons in inert or oxygen atmospheres
CN109725034A (zh) 测量离聚物对局域传质阻力影响特征的方法
JP2003518619A (ja) ガス成分を測定するためのガスセンサーのセンサー素子
JP2001153837A (ja) ガス濃度検出器及びガス濃度測定方法
JPH0640092B2 (ja) 湿度測定方法
Pijolat et al. Detection of CO in H2-rich gases with a samarium doped ceria (SDC) sensor for fuel cell applications
JP3736445B2 (ja) 内燃機関のガス濃度検出装置
JP2002207024A (ja) Coセンサ及びco濃度測定方法
JP4465677B2 (ja) 水素ガス検知素子
JP2004170147A (ja) 一酸化炭素ガスセンサ素子及び一酸化炭素ガス検知装置
JPS607358A (ja) 常温作動型ガスセンサ−
Donker et al. Influence of Pt paste and the firing temperature of screen-printed electrodes on the NO detection by pulsed polarization
JP3801789B2 (ja) ガスセンサ
JP3371358B2 (ja) 酸素ガス・一酸化炭素ガスセンサ、酸素・一酸化炭素測定装置及び酸素・一酸化炭素測定方法
JP2003149191A (ja) ガスセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206