JP2001153436A - 空気調和機および空気調和設備 - Google Patents

空気調和機および空気調和設備

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JP2001153436A JP2000322044A JP2000322044A JP2001153436A JP 2001153436 A JP2001153436 A JP 2001153436A JP 2000322044 A JP2000322044 A JP 2000322044A JP 2000322044 A JP2000322044 A JP 2000322044A JP 2001153436 A JP2001153436 A JP 2001153436A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機において、遠隔操作装置(リモコ
ン)の設置場所の限定を無くし、操作性の向上を図るこ
とを目的とする。 【解決手段】 空気調和機のリモコン2と室内機4の運
転制御装置にそれぞれ、無線通信手段としてアンテナ
6,7と無線送受信ユニットを具備し、双方向の信号伝
送のうち、少なくとも室内機4の運転制御装置から空気
調和機のリモコン2へ向けての通信において無線電波を
用いる。この構成によれば、少なくとも室内機4の運転
制御装置から空気調和機のリモコン2へ向けての通信
が、無線電波を用いて行われることによって、リモコン
2の設置場所の制約を無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作装置(リ
モコン)を備えた空気調和機および空気調和設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機、空気調和設備は、そ
の運転制御装置の操作装置として、その操作性の改善の
ために、一般には有線式リモコン、超音波式リモコン、
赤外線を用いたワイヤレス式のリモコンを具備してい
た。そして、そのリモコンとしては取扱い上の容易性や
信号の対応性の面から、一般には赤外線式リモコンが使
用されている。
【0003】従来の赤外線式リモコンを使用した空気調
和機を図10の構成図に基づいて説明する。赤外線発光
部1を具備した赤外線リモコン2は、操作スイッチ2A
を操作することにより、発光部1より、予め設定したパ
ルスコードにより変調された赤外線信号3を発光する。
一方、空気調和機の室内機4は、この赤外線信号3を受
光し、電気信号に変換する受光部5を具備しており、室
内機4の運転制御装置(図示せず)は、この受光部5か
ら赤外線信号3より変換された電気信号を入力して、所
定の運転制御を行っている。一般には、発光部1にはL
EDが、受光部5にはPINダイオードなどが用いられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の赤外線
式遠隔操作装置(リモコン)2を具備した空気調和機、
空気調和設備では、下記のような問題があった。
【0005】(1)たとえば、赤外線の性質である直進
性および指向性のために、特に、リビングなどの広い部
屋では、特にリモコン2の設置場所、設置方向と室内機
4の設置場所の位置関係によっては、操作できず、リモ
コン2の設置場所が制約されるといった問題があった。
同様のリモコンを具備するAV機器と異なって、空気調
和機のリモコン2の操作は、リモコン2を手元におい
て、必要時に随時、機器に向かって操作するといった使
用方法と異なり、一般には壁面に取り付けられて運転停
止、温度設定、風量調整設定を行い、以後は室内機4の
運転制御装置の制御に依存するのが普通である。そのた
めに、リモコン2を操作する度に室内機4に向かって、
操作されるといったことはない。その結果、リモコン2
の設置場所としても、必ずしも使用者の望む場所、使用
しやすい場所に設置されずに、赤外線の到達する場所を
優先して、設置されていた。
【0006】(2)また、有線式リモコンの場合には、
空気調和機の設定条件、運転状況、温度、湿度など室内
機4の運転制御装置が有している情報をリモコンに表示
することは容易であったが、赤外線式リモコン2では、
リモコン2が机上に置かれたりすると、リモコン2の受
光部が、室内機4の発光部に向くといったことは期待で
きず、室内機4から送信した赤外線信号を受信できない
ため、前記情報を表示することは実用的に不可能である
という問題があった。
【0007】(3)一般に、空気調和機においては、室
内機4と室外機とリモコン2はそれぞれの制御装置によ
り独立して制御されている。そのために、室内機4と室
外機の運転制御装置間は常時通信を行って、互いに協調
して運転制御すること必要であり、有線式の通信によっ
て信号の送受信を行っている。しかしながら、リモコン
2と室内機4の運転制御装置間は常に、リモコン2から
の一方向通信が一般的であり、そのためにたとえば、リ
モコン2の温度設定通りの室温状態にて運転しているか
は、不明であった。また、運転状況のモニター表示を、
室内機4に具備する方法もあるが、必ずしもデザイン、
視認性の面から有効ではない。また、室外機にて知り得
る情報としては、戸外の天気、温度、湿度条件など種々
あるが、それを表示する手段としても、リモコン2の操
作、表示部に行うが適当であるが、従来の赤外線式リモ
コン2では、前記理由から同様に実現に問題があった。
【0008】(4)また、空気調和機においては、運転
停止タイマーが具備されているが、従来のタイマー運転
停止は、リモコン2側の時計機能によりセットされた室
内機4側の限時タイマーにより実現している。しかしな
がら、この方式では、リモコン2側は電池によるバック
アップにて動作しているが、室内機4において停電が発
生すると、室内機4の限時タイマーがクリアされるため
に、タイマーが的確に動作しないといった問題があっ
た。
【0009】(5)また、従来の空気調和機のリモコン
2では、空気調和機の運転状況、たとえば圧縮機の運
転、停止について不明であるために、サーモスタットに
て停止状態の空気調和機に対して、使用者が運転停止操
作を繰り返したり、サーモスタット設定の変更操作を繰
り返すといった問題があった。さらに、圧縮機の停止時
間後、復帰した空気調和機が、不快なために再度運転を
変更するといった問題があった。
【0010】(6)また、分離型空気調和機において
は、室外機の運転制御装置は、室外の気温、湿度などを
各種センサにより、収集しているが、室内機4あるいは
リモコン2にそのデータが表示されないため、特に全館
空調の集合住宅、ホテルなどにおいては、室内から、室
外の気温などを知ることができず、外出時において、服
装の選択や雨具などの準備が的確にできないといった問
題があった。
【0011】(7)また、従来の空気調和機において
は、使用者の設定に対して、省エネルギー運転において
は温度を自動的にシフトさせたり、立ち上がりの空気調
和機の能力を稼ぐために、風量を自動的に補正している
が、それらの設定が運転制御装置独自で制御されている
ために、リモコン2の運転表示と空気調和機の運転モー
ド、設定が異なり、使用者に不信感をもたれるという問
題があった。
【0012】(8)また、分離型空気調和機において、
室内機4の運転制御装置と室外機の運転制御装置間の通
信方式においては、有線式の信号伝送が一般的であるた
めに、何らかの通信線とその設置工事が必要であるとい
う問題があった。
【0013】(9)また、いわゆるマルチタイプの空気
調和機においては、異なる室内機の運転制御装置毎に受
光部5を具備しているために、設定を変更したり、運転
停止毎にその受光部5を設置した部屋にて、操作するこ
とが必要であるという問題があった。
【0014】(10)また、複数台の空気調和機を備え
た空気調和設備では、運転制御を集中的に行う制御方式
として、電灯線搬送式、専用通信線を用いた方式などが
一般的に使用されているが、いずれも専用の工事が必要
であり、汎用的でなく、また移動やシステムの変更毎に
対応することが容易でないという問題があった。また、
システムの汎用性のために、空気調和機毎の具備する特
有の運転制御機能が操作できないといった問題があっ
た。
【0015】本発明は、このような空気調和機および空
気調和設備において、遠隔操作装置(リモコン)におけ
る操作性と表示内容を改善し、より合理的な運転制御を
実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機にお
いては、空気調和機の遠隔操作装置と空気調和機本体の
運転制御装置それぞれに無線送受信手段を具備し、前記
両者間の信号伝送のうち、少なくとも前記空気調和機本
体の運転制御装置から前記空気調和機の遠隔操作装置へ
向けての通信において、無線電波を用いることとしたも
のである。
【0017】この本発明によれば、遠隔操作装置(リモ
コン)における操作性が改善される空気調和機が得られ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、空気調和機の遠隔操作装置と空気調和機本体の運転
制御装置それぞれに無線送受信手段を具備し、前記両者
間の信号伝送のうち、少なくとも前記空気調和機本体の
運転制御装置から前記空気調和機の遠隔操作装置へ向け
ての通信において、無線電波を用いることを特徴とする
ものであり、少なくとも空気調和機本体の運転制御装置
から空気調和機の遠隔操作装置へ向けての通信が、無線
電波を用いて行われる、という作用を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、室内機と室外機
から構成され、空気調和機の遠隔操作装置を具備した分
離型の空気調和機であって、前記遠隔操作装置と室内機
の運転制御装置それぞれに無線送受信手段を具備し、前
記室内機が収集した運転状況、環境条件などの情報を前
記室内機の運転制御装置より電波を用いる通信により前
記遠隔操作装置に伝送し、遠隔操作装置に表示すること
を特徴とするものであり、室内機が収集した運転状況、
環境条件などの情報が、電波を用いる通信により室内機
から遠隔操作装置(リモコン)へ伝送され、リモコンに
表示される、という作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、室内機と室外機
から構成され、空気調和機の遠隔操作装置を具備した分
離型の空気調和機であって、前記遠隔操作装置と室内機
の運転制御装置それぞれに無線送受信手段を具備し、定
期的に、前記空気調和機の遠隔操作装置より前記室内機
の運転制御装置へ、少なくとも運転モードまたは時間の
いずれかの信号を伝送することを特徴とするものであ
り、定期的に、空気調和機の遠隔操作装置より室内機の
運転制御装置へ、少なくとも運転モードまたは時間のい
ずれかの信号が伝送され、両者の運転モード、時間が常
に合致される、という作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、室内機と室外機
から構成され、空気調和機の遠隔操作装置を具備した分
離型の空気調和機であって、前記遠隔操作装置と室内機
の運転制御装置それぞれに無線送受信手段を具備し、前
記室内機の運転制御装置はデータを無くしたとき、デー
タの送信を前記空気調和機の遠隔操作装置へ要求し、前
記空気調和機の遠隔操作装置はこの要求に応じてデータ
を前記室内機の運転制御装置へ伝送することを特徴とす
るものであり、室内機の運転制御装置が停電などにより
データを無くしたとき、室内機の運転制御装置より空気
調和機の遠隔操作装置へデータの送信が要求され、空気
調和機の遠隔操作装置よりこの要求に応じてデータが室
内機の運転制御装置へ伝送され、室内機の運転制御装置
のデータが回復される、という作用を有する。
【0022】請求項5に記載の発明は、上記請求項2〜
請求項4のいずれかに記載の発明であって、空気調和機
の遠隔操作装置と室内機の運転制御装置間の信号伝送
を、少なくとも2波以上の周波数を用いて双方向通信に
より行うことを特徴とするものであり、遠隔操作装置
(リモコン)と室内機の運転制御装置間の信号伝送は、
リモコンから室内機の運転制御装置に対する信号伝送周
波数と、室内機の運転制御装置からリモコンに対する信
号伝送周波数に異なる周波数が用いられ、同時双方向通
信で行われる、という作用を有する。
【0023】請求項6に記載の発明は、室内機と室外機
から構成され、空気調和機の遠隔操作装置を具備した分
離型の空気調和機であって、前記遠隔操作装置と室内機
の運転制御装置それぞれに無線送受信手段を具備し、前
記室外機の運転制御装置より有線にて、この室外機の運
転制御装置が収集した運転状況、環境条件などの情報を
前記室内機の運転制御装置に伝送し、この情報と前記室
内機が収集した運転状況、環境条件などの情報とを前記
室内機の運転制御装置より電波を用いる通信により前記
遠隔操作装置に伝送し、遠隔操作装置に表示することを
特徴とするものであり、室外機の運転制御装置が収拾し
た運転状況、環境条件などの情報は有線にて室内機の運
転制御装置に伝送され、この情報と室内機が収集した運
転状況、環境条件などの情報とが室内機の運転制御装置
から電波を用いる通信により遠隔操作装置(リモコン)
に伝送され、リモコンに表示される、という作用を有す
る。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明であって、室外機の運転制御装置より有線にて、
室外機の運転制御装置が収集した運転状況、環境条件な
どの情報を前記室内機の運転制御装置に伝送し、この情
報と前記室内機が収集した運転状況、環境条件などの情
報により、遠隔操作装置における設定条件を補正し、前
記室内機の運転制御装置より電波を用いる通信により前
記遠隔操作装置に伝送し、遠隔操作装置に表示すること
を特徴とするものであり、室内機と室外機の運転状況お
よび室内機と室外機が観測した環境状態などの情報によ
って、遠隔操作装置(リモコン)の設定条件が補正され
る、という作用を有する。
【0025】請求項8に記載の発明は、少なくとも2台
以上の室内機と1台の室外機から構成され、空気調和機
の遠隔操作装置を具備したマルチタイプの空気調和機で
あって、前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置それ
ぞれに無線送受信手段を具備し、前記室内機の運転制御
装置の無線送受信手段にそれぞれ無線通信に使用する周
波数を切り替える周波数スイッチを設け、前記遠隔操作
装置の無線送受信手段に各室内機に対する送受信を切り
替える周波数スイッチを設け、目的の室内機に対する送
信を、前記遠隔操作装置の無線送受信手段の周波数スイ
ッチを前記目的の室内機の無線送受信手段の周波数スイ
ッチの設定に合わせて行うことを特徴とするものであ
り、マルチタイプの空気調和機において、遠隔操作装置
(リモコン)の無線送受信手段の周波数スイッチを目的
の室内機の無線送受信手段の周波数スイッチの設定に合
わせて、信号の送信が行われ、1台のリモコンにより個
別に室内機の運転制御が行われる、という作用を有す
る。
【0026】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明であって、遠隔操作装置の無線送受信手段に全て
の室内機への同時送受信に切り替える周波数スイッチを
設け、全ての室内機に対する送信を、前記遠隔操作装置
の無線送受信手段の周波数スイッチを前記全ての室内機
への同時送受信に切り替える周波数スイッチの設定に合
わせて行うことを特徴とするものであり、マルチタイプ
の空気調和機において、遠隔操作装置(リモコン)の無
線送受信手段の周波数スイッチを全ての室内機への同時
送受信に切り替える周波数スイッチの設定に合わせて、
全ての室内機への信号の送信が行われ、1台のリモコン
により同時に全ての室内機の運転制御が行われる、とい
う作用を有する。
【0027】請求項10に記載の発明は、少なくとも2
台以上の室内機と1台の室外機から構成され、空気調和
機の遠隔操作装置を具備したマルチタイプの空気調和機
であって、前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置そ
れぞれに無線送受信手段を具備し、前記室内機の運転制
御装置の無線送受信手段にそれぞれ固有のアドレスコー
ドを設定し、前記遠隔操作装置の無線送受信手段は、目
的の室内機に対する送信を、データコードに前記目的の
室内機の無線送受信手段のアドレスコードを付加して行
うことを特徴とするものであり、マルチタイプの空気調
和機において、遠隔操作装置(リモコン)の無線送受信
手段からの目的の室内機に対する送信が、データコード
に目的の室内機の無線送受信手段のアドレスコードが付
加して行われ、1台のリモコンにより個別に室内機への
データ送信が行われる、という作用を有する。
【0028】請求項11に記載の発明は、それぞれ独立
した運転制御装置を有した、少なくとも1台以上の独立
した空気調和機と、少なくとも1台以上の遠隔操作装置
を具備した空気調和設備であって、前記遠隔操作装置と
空気調和機の運転制御装置それぞれに無線送受信手段を
具備し、前記遠隔操作装置とそれぞれの空気調和機間の
信号伝送を、1波以上の周波数電波を用いた双方向通信
により行い、運転制御を行うことを特徴とするものであ
り、少なくとも1台以上の独立した空気調和機と、少な
くとも1台以上の遠隔操作装置(リモコン)との間の信
号伝送が、少なくとも1波以上の周波数電波を用いた双
方向通信により行われ、同時にまた個別に空気調和機の
運転制御および運転状況のモニターが行われる、という
作用を有する。 [空気調和機]以下、本発明の空気調和機の実施の形態
を図面に基づいて説明する。なお、従来例の図10と同
一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。 (実施の形態1)本発明の空気調和機の実施の形態1を
図1〜図4の空気調和機の構成図、ブロック図に基づい
て説明する。
【0029】室内機4とリモコン2はそれぞれは送受信
兼用のアンテナ6,7を具備している。図2により、リ
モコン2の構成について説明する。
【0030】リモコン2は、上記アンテナ7と、このア
ンテナ7に接続され、電気信号と電波との変換を行う無
線送受信ユニット9と、この無線送受信ユニット9に接
続されたマイクロコンピュータからなる制御装置10
と、図1に示すようにリモコン2の表面に設けられ、制
御装置10に接続された液晶表示板11と、リモコン2
の表面に設けられ、制御装置10に接続された操作スイ
ッチ12とから構成されている。
【0031】また、図3により、室内機4の運転制御装
置の構成について説明する。室内機4の運転制御装置
は、上記アンテナ6と、このアンテナ6に接続され、電
気信号と電波との変換をおこなう無線送受信ユニット1
3と、この無線送受信ユニット13に接続されたマイク
ロコンピュータからなり、室内機4の機器を制御する制
御装置14と、この制御装置14に接続された室内外通
信回路15とから構成されている。
【0032】なお、無線送受信ユニット9、13は、同
一の送受信ユニットであり、その構成を図4に示す。な
お周知の通信構成であるために特に説明はしない。また
送受信ユニットの主要な性能は次の様である。
【0033】出力周波数:240MHz 周波数変調方式:FM変調 周波数偏位:3kHz (入力3V) 出力電力:−11dbm (50ohm 負荷) 受信感度:−5dbm 上記構成により、リモコン2の操作スイッチ12を操作
すると、制御装置10はこれを検出し、所定の運転コー
ドに変更し電気信号に変換して、無線送受信ユニット9
に送信する。すると、無線送受信ユニット9は電波信号
8に変換して、アンテナ7から送信する。その電波を、
室内機4のアンテナ6により受信すると、無線送受信ユ
ニット13は電波信号8を電気信号に変換して制御装置
14へ送信し、制御装置14は入力した電気信号のコー
ド(運転コード)に応じて、所定の運転を行う。また、
室内機4の吸い込み温度、すなわち、室温の情報を室内
機4の吸い込み口に設けたサーミスタにて温度を測定
し、それを所定の電波信号8に変換し、リモコン2に対
して送信している。
【0034】このように、実施の形態1によれば、リモ
コン(遠隔操作装置)2と室内機(空気調和機本体)4
の運転制御装置間の信号伝送が少なくとも一方向通信に
おいて無線電波を用いて行われることによって、リモコ
ン2の設置場所の制約を無くすことができる。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2について
説明する。
【0035】上記図1〜図4に示す本発明の実施の形態
1においては、無線送受信ユニット9,13の無線電波
の周波数は、同一の周波数を用いており、双方向通信を
行うにあって、リモコン2と室内機4とで時間的に相互
に切り替えて、通信し、混信を防止しているが、制御に
よっては同時に通信を必要とする。そこで、実施の形態
2においては、無線送受信ユニット9,13の機能を変
更して、リモコン2から室内機4への送信周波数と、室
内機4からリモコン2への送信周波数を変えることによ
り、同時双方向通信を実現する。
【0036】この実施の形態2によれば、緊急的に送信
でき、また送信のタイミングにおいて、常に相手が送信
していないことを確認する必要がないために、非常に高
速のプロトコルを採用できる。たとえば、空気調和機の
運転停止タイマー運転は、リモコン側の時計機能により
セットされた室内機側の限時タイマーにより実現されて
いるが、この方式では、リモコン2側は電池によるバッ
クアップにて動作しているが、室内機4において停電が
発生すると、室内機4の限時タイマーがクリアされてい
た。そこで、実施の形態2においては、周期的にリモコ
ン2側から、タイマーデータ、時刻データなどを送信す
ることにより、両者の運転モード、時間を常に合致させ
ることができる。
【0037】このように、リモコン(遠隔操作装置)2
と室内機4の運転制御装置間の信号伝送を、少なくとも
2波以上の周波数を用いて同時に双方向通信を行うこと
により、同時双方向通信ができるとともに、通信の速度
の安定性と信頼性を向上させることができる。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3について
説明する。
【0038】上記実施の形態1の図3において、空気調
和機の運転状況、たとえば圧縮機の運転、停止状態など
は、制御装置14により、制御されており、その運転状
況を予め設定したコードにより、無線送受信ユニット1
3により、リモコン2に対して送信している。このと
き、確実に送信、受信したことを確認するために、リモ
コン2から再送信(受信したことを返信)している。リ
モコン2は受信した運転状況を液晶表示板11に表示す
る。
【0039】この実施の形態3によれば、リモコン2に
おいて、たとえば、圧縮機の運転周波数など室内機4の
情報をリアルタイムにて把握することができる。このよ
うに、少なくとも一方向通信において電波を用いて、室
内機4における運転状況などをリモコン2に表示するこ
とにより、手元ですべての空気調和機の運転状況を的確
に知らせるといった、利便を与えるだけでなく、空気調
和機のモニター機能の充実を図ることができる。 (実施の形態4)次に、本発明の実施の形態4について
説明する。
【0040】図5は実施の形態4における空気調和機の
室外機の運転制御装置の構成図である。同図において、
室外機の運転制御装置のマイクロコンピュータからなる
制御装置16は、室内外通信回路17および図3に示し
た室内機4の運転制御装置の室内外通信回路15を介し
て室内機4の制御装置14に有線で接続されており、ま
た圧縮機18および送風機19などの運転を制御する。
また、この制御装置16に室外温度センサ(サーミス
タ)20と室外湿度センサ21が接続されており、制御
装置16はこの温度センサ20と湿度センサ21により
測定した温度、湿度および圧縮機18の運転状況(回転
数)を室内外通信回路17および室内外通信回路15を
介して室内機4の制御装置14へ伝送する。室内機4の
制御装置14は入力した温度、湿度および圧縮機18の
運転状況(回転数)を、無線送受信ユニット13および
アンテナ6を介してリモコン2へ送信し、リモコン2の
制御装置10はこの情報をアンテナ7および無線送受信
ユニット9を介して受信し、液晶表示板11に室外機の
運転状況および温度、湿度を表示する。なお、確実に、
室内機4からリモコン2に送信が、実施されたことを確
認するために、リモコン2から再送信して、室内機4の
制御装置14にて、送信データとの照合を行い、必要で
あれば、再送信している。
【0041】このように実施の形態4によれば、室外機
の運転制御装置が収集した運転状況、環境条件(戸外の
温度、湿度)などの情報を室内機4の運転制御装置を介
してリモコン2に伝送し、表示することにより、使用者
は室内に居ながら、室外機の運転状況、戸外の環境状態
(戸外の温度、湿度)を知り得るといった、利便を提供
することができる。 (実施の形態5)次に、本発明の実施の形態5を図6の
特性図を用いて説明する。
【0042】たとえば、おやすみ運転を設定された場
合、一定時間(t1)後、設定温度を+1度上げ、さら
に一定時間(t2)後に+1度上げるといった運転制御
を行っている。この制御において、従来、室内機4およ
びリモコン2の液晶表示板11に’おやすみ’表示を行
うとともに、図6に示すように、温度表示は初期の設定
を表示していた。実施の形態5では、図3に示す室内機
4の制御装置14において、おやすみ運転制御の温度シ
フトと時間管理を実施しており、この時間による、設定
温度のシフトにしたがって、無線送受信ユニット13を
介して、リモコン2に対して設定温度を送信し、リモコ
ン2は液晶表示板11に、現時点の温度設定を表示す
る。このとき、再送信により、信号伝送の信頼性を向上
させているのは、前記実施の形態と同様である。
【0043】このように実施の形態5によれば、リモコ
ン2において、シフトされた設定温度を知ることがで
き、さらに室内機4と室外機の運転状況および室内機4
と室外機が観測した環境状態などの情報によりリモコン
2の設定条件が補正されることによって、リモコン2に
おける設定条件を補正した運転モードで運転を行った場
合においても、使用者に的確な情報を提供することがで
きる。 (実施の形態6)次に、本発明の実施の形態6を図7に
基づいて説明する。
【0044】同図において、室内機41、室外機44
は、図3に示した構成と同一の構成の運転制御装置をそ
れぞれ具備している。図7において、43は室内機41
のアンテナ、42は室内機41の制御装置、45は室外
機44のアンテナ、46は室外機44の制御装置、50
は室外機44の温度センサを示しており、アンテナ45
は室外機44の外箱が金属であるために、外に取り付け
られている。またリモコン47も図2の構成と同じ構成
である。48はリモコン47のアンテナを示している。
また室内機41と室外機44とリモコン47にはそれぞ
れ所定のアドレスが設定されている。
【0045】上記構成により、互いに通信を行い、協調
しながら空気調和機の運転制御を行うとともに、室外機
44に設けられた温度センサ50により、室外の温度を
計測し、室外機44より直接リモコン47にこの温度デ
ータを送信して外気温度をリモコン47に表示する。ま
た運転指令を、リモコン47の操作により、同時に室内
機41の制御装置42と室外機44の制御装置46に対
して送信する。また、室外機44からは、温度状態のほ
かに、圧縮機の実運転回転数のデータが送信される。ま
た運転・停止タイマー設定時間の管理は、電池にて駆動
されるリモコン47にて実施されており、停電時などで
室内機側にてデータが無くなった場合には、室内機41
からの要求に応じて、リモコン47から再送信するよう
にして室内機側のデータの回復を図っている。
【0046】このように実施の形態6によれば、室内機
41の運転制御装置と、室外機44の運転制御装置と、
リモコン(遠隔操作装置)47との間の通信を1波以上
の周波数電波を用いて行い、運転制御を行うことによ
り、室内機41の制御装置42と室外機44の制御装置
46との間の通信制御電線を不要とすることができ、設
置工事を容易にすることができ、さらに通信回路に異常
のあった場合に、直接的にリモコン47において、故
障、正常の判断表示を行うことができる。 (実施の形態7)次に、本発明の実施の形態7を図8の
いわゆるマルチタイプの空気調和機の構成図に基づいて
説明する。
【0047】室内機A22と室内機B23は、共に一台
の室外機24に接続され、いわゆるマルチタイプの空気
調和機を構成している。室内機A22および室内機B2
3は図3に示した、運転制御装置をそれぞれ具備し、さ
らにそれぞれ無線通信に使用する周波数を切り替える周
波数スイッチ26および周波数スイッチ27を具備して
いる。一方、リモコン25も図2の構成と同じ構成であ
り、室内機A22に対する送受信と、室内機B23に対
する送受信と、室内機A22および室内機B23の双方
に対する同時送受信とを切り替える周波数スイッチ28
を具備している。
【0048】上記構成により、たとえば室内機A22に
対する送信を行う場合には、室内機A22に設定された
周波数Aの設定に合わして、周波数スイッチ28を’
A’に設定して操作すると、リモコン25は’A’の周
波数にて変調した信号を送信し、一方、室内機B23に
対する送信を行う場合には、室内機B23に設定された
周波数Bの設定に合わして、周波数スイッチ28を’
B’に設定して操作すると、リモコン25は’B’の周
波数にて変調した信号を送信することにより、所定の運
転制御を実現している。また、周波数スイッチを’A+
B’とした場合には、時間差をおいて、双方の周波数に
て送信することにより、同時制御を実現している。
【0049】この実施の形態7によれば、1台のリモコ
ン25によって、1箇所から、各室内機A22,B23
を操作できるとともに、運転制御および運転状況のモニ
ターを行うことができる。なお、本実施の形態におい
て、周波数(キャリヤ)を変更することにより、複数台
の室内機に対する操作を実現しているが、同一の周波数
においても、それぞれの室内機に対してアドレスコード
を設定しておいて、操作データコードに機器アドレスを
付加しても、同様の機能を実現することができる。
【0050】このように、マルチタイプの空気調和機に
おいて、双方向通信を行う電波を用いたリモコン(遠隔
操作装置)25により、それぞれの室内機A22,B2
3の運転制御装置との信号伝送が行われることによっ
て、1台のリモコン25により、1箇所から同時にまた
個別に室内機A22,B23の運転制御および運転状況
のモニターを行うことができる。 [空気調和設備]次に、本発明の空気調和設備の実施の
形態を図9の構成図に基づいて説明する。
【0051】同図において、室内機A29、室内機B3
0、室内機C31はそれぞれ、個別リモコンと室外機を
具備した、独立した空気調和機である。また、これら室
内機A29,B30,C31は、図3に示した、運転制
御装置をそれぞれ具備している。図9において、51,
52,53は室内機A29,B30,C31のアンテ
ナ、34,35,36は室内機A29,B30,C31
の無線送受信ユニットを示す。一方、集中リモコン37
も図2の構成と同じ構成であり、それぞれの室内機2
9,30,31を個別に操作するための送信ボタン38
と、同時に各室内機を操作する一括運転停止ボタン39
を具備し、アンテナとして、印刷配線板上の銅箔により
形成されたアンテナ40を具備している。各室内機A2
9,B30,C31およびリモコン37には、予め所定
の機器アドレスが設定されている。
【0052】上記構成により、各室内機A29,B3
0,C31を単独にて操作する場合には、所定の設定
(温度、ファン速)後に、対応する室内機の送信ボタン
38を操作することによって、操作に対応した制御コー
ドは、前記実施の形態と同様に、無線変調されて、アン
テナ40により、各室内機のアンテナ51,52,53
に対して送信される。この際、送信データ中にその対象
機器のアドレスをも送信しており、室内機においては、
機器アドレスを解読し、自分に対する操作データであれ
ば、その操作に応じた運転を行い、対応する室内機の所
定の運転操作が実現される。なお、個別の運転停止は送
信ボタン38と同様に室内機に対応した送信ボタンによ
って操作することにより、また全空気調和機の停止は一
括運転停止スイッチ39を操作することによって実現さ
れる。また、一括運転停止スイッチ39の操作の場合に
は、全機器に対するアドレスが送信される。また、逆に
各室内機A29,B30,C31から、集中リモコン3
7への送信の場合には、リモコンアドレスの送信により
データの判別を行っている。なお、この場合に、データ
送信用の電波の周波数は、単一周波数を使用しているた
めに、混信を防止するために、CSMA(Carrie
r Sense Multiple Access)方
式(キャリアを検出して他局が送信していないことを確
認してこちらが送信する通信方式)を採用している。本
実施の形態においては、受信アンテナを1/16波長ダ
イポールを使用して、受信到達距離として、実用上15
m以上を確保している。このために、一般住居において
は何ら問題なく、空気調和機の運転制御を実現してい
る。なお、この受信アンテナをさらに高感度、大型化す
ることにより、より実用範囲を広げることは容易であ
る。
【0053】このように本実施の形態によれば、少なく
とも1台以上の独立した空気調和機の室内機A29,B
30,C31と、1台のリモコン37との間を、少なく
とも1波以上の周波数電波を用いた双方向通信により行
うことによって、同時にまた個別に空気調和機の運転制
御および運転状況のモニターが行うことができ、専用通
信線などを設置すること無く、容易にホームオートメシ
ョン(HA)システムを構築でき、きめ細かな運転制御
を実現できる。
【0054】なお、この実施の形態においては、単一の
周波数を用いたが、複数の周波数を送信と受信とに選択
的に使用しても同様の効果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、少な
くとも空気調和機本体の運転制御装置から空気調和機の
遠隔操作装置へ向けての通信が、無線電波を用いて行わ
れることによって、リモコンの設置場所の制約を無くす
ことができる、という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す空気調和機の構成
図である。
【図2】本発明の実施の形態における空気調和機のリモ
コンの構成図である。
【図3】同空気調和機の室内機の運転制御装置の構成図
である。
【図4】同空気調和機の無線送受信ユニットの回路構成
図である。
【図5】本発明の実施の形態4を示す空気調和機の室外
機の運転制御装置の構成図である。
【図6】本発明の実施の形態5を示す空気調和機の運転
制御の一例を示すタイムチャート図である。
【図7】本発明の実施の形態6を示す空気調和機の構成
図である。
【図8】本発明の実施の形態7を示す空気調和機の構成
図である。
【図9】本発明の実施の形態における空気調和設備の構
成図である。
【図10】従来の空気調和機の構成図である。
【符号の説明】
2,25,37,47 リモコン 4,22,23,29,30,31,41 空気調
和機(室内機) 24,44 空気調和機(室外機) 9,13,34,35,36 無線送受信手段(無
線送受信ユニット) 6,7,40,43,45,48,51,52,53
アンテナ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の遠隔操作装置と空気調和機
    本体の運転制御装置それぞれに無線送受信手段を具備
    し、 前記両者間の信号伝送のうち、少なくとも前記空気調和
    機本体の運転制御装置から前記空気調和機の遠隔操作装
    置へ向けての通信において、無線電波を用いることを特
    徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内機と室外機から構成され、空気調和
    機の遠隔操作装置を具備した分離型の空気調和機であっ
    て、 前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置それぞれに無
    線送受信手段を具備し、 前記室内機が収集した運転状況、環境条件などの情報を
    前記室内機の運転制御装置より電波を用いる通信により
    前記遠隔操作装置に伝送し、遠隔操作装置に表示するこ
    とを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 室内機と室外機から構成され、空気調和
    機の遠隔操作装置を具備した分離型の空気調和機であっ
    て、 前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置それぞれに無
    線送受信手段を具備し、 定期的に、前記空気調和機の遠隔操作装置より前記室内
    機の運転制御装置へ、少なくとも運転モードまたは時間
    のいずれかの信号を伝送することを特徴とする空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 室内機と室外機から構成され、空気調和
    機の遠隔操作装置を具備した分離型の空気調和機であっ
    て、 前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置それぞれに無
    線送受信手段を具備し、 前記室内機の運転制御装置はデータを無くしたとき、デ
    ータの送信を前記空気調和機の遠隔操作装置へ要求し、
    前記空気調和機の遠隔操作装置はこの要求に応じてデー
    タを前記室内機の運転制御装置へ伝送することを特徴と
    する空気調和機。
  5. 【請求項5】 空気調和機の遠隔操作装置と室内機の運
    転制御装置間の信号伝送を、少なくとも2波以上の周波
    数を用いて双方向通信により行うことを特徴とする請求
    項2〜請求項4のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 室内機と室外機から構成され、空気調和
    機の遠隔操作装置を具備した分離型の空気調和機であっ
    て、 前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置それぞれに無
    線送受信手段を具備し、 前記室外機の運転制御装置より有線にて、この室外機の
    運転制御装置が収集した運転状況、環境条件などの情報
    を前記室内機の運転制御装置に伝送し、この情報と前記
    室内機が収集した運転状況、環境条件などの情報とを前
    記室内機の運転制御装置より電波を用いる通信により前
    記遠隔操作装置に伝送し、遠隔操作装置に表示すること
    を特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 室外機の運転制御装置より有線にて、室
    外機の運転制御装置が収集した運転状況、環境条件など
    の情報を前記室内機の運転制御装置に伝送し、 この情報と前記室内機が収集した運転状況、環境条件な
    どの情報により、遠隔操作装置における設定条件を補正
    し、前記室内機の運転制御装置より電波を用いる通信に
    より前記遠隔操作装置に伝送し、遠隔操作装置に表示す
    ることを特徴とする請求項6記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 少なくとも2台以上の室内機と1台の室
    外機から構成され、空気調和機の遠隔操作装置を具備し
    たマルチタイプの空気調和機であって、 前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置それぞれに無
    線送受信手段を具備し、 前記室内機の運転制御装置の無線送受信手段にそれぞれ
    無線通信に使用する周波数を切り替える周波数スイッチ
    を設け、 前記遠隔操作装置の無線送受信手段に各室内機に対する
    送受信を切り替える周波数スイッチを設け、 目的の室内機に対する送信を、前記遠隔操作装置の無線
    送受信手段の周波数スイッチを前記目的の室内機の無線
    送受信手段の周波数スイッチの設定に合わせて行うこと
    を特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】 遠隔操作装置の無線送受信手段に全ての
    室内機への同時送受信に切り替える周波数スイッチを設
    け、 全ての室内機に対する送信を、前記遠隔操作装置の無線
    送受信手段の周波数スイッチを前記全ての室内機への同
    時送受信に切り替える周波数スイッチの設定に合わせて
    行うことを特徴とする請求項8に記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 少なくとも2台以上の室内機と1台の
    室外機から構成され、空気調和機の遠隔操作装置を具備
    したマルチタイプの空気調和機であって、 前記遠隔操作装置と室内機の運転制御装置それぞれに無
    線送受信手段を具備し、 前記室内機の運転制御装置の無線送受信手段にそれぞれ
    固有のアドレスコードを設定し、 前記遠隔操作装置の無線送受信手段は、目的の室内機に
    対する送信を、データコードに前記目的の室内機の無線
    送受信手段のアドレスコードを付加して行うことを特徴
    とする空気調和機。
  11. 【請求項11】 それぞれ独立した運転制御装置を有し
    た、少なくとも1台以上の独立した空気調和機と、少な
    くとも1台以上の遠隔操作装置を具備した空気調和設備
    であって、 前記遠隔操作装置と空気調和機の運転制御装置それぞれ
    に無線送受信手段を具備し、 前記遠隔操作装置とそれぞれの空気調和機間の信号伝送
    を、1波以上の周波数電波を用いた双方向通信により行
    い、運転制御を行うことを特徴とする空気調和設備。
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