JP2001153123A - 螺合具 - Google Patents

螺合具

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JP2001153123A
JP2001153123A JP33314099A JP33314099A JP2001153123A JP 2001153123 A JP2001153123 A JP 2001153123A JP 33314099 A JP33314099 A JP 33314099A JP 33314099 A JP33314099 A JP 33314099A JP 2001153123 A JP2001153123 A JP 2001153123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現状のナットと外径寸法を同じに形成するこ
とができ、しかも、ナットカバーの紛失を防止すること
のできる螺合具を提供する。 【解決手段】 螺合具21において、軸線方向所定位置
のみの外周に嵌合外形部35の突設されたナットコア2
3と、ナットコア23の挿入される中空部43が形成さ
れこの中空部43の軸線方向所定位置のみに嵌合外形部
35と嵌合する嵌合内形部45の形成されたナットカバ
ー25と、ナットコア23とナットカバー25との間に
突出するマグネットピン53を有し嵌合外形部35と嵌
合内形部45とが嵌合する位置又は嵌合しない位置のい
ずれかにナットコア23とナットカバー25とを位置規
制する位置規制手段51と、筒状本体61の内壁側に磁
石63を有し磁力によってマグネットピン53を後退さ
せてナットコア23とナットカバー25との軸線方向の
移動を可能にする鍵27とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄ねじに対するナ
ットの自由な螺合解除を防止する螺合具に関し、例えば
タイヤ盗難防止用のナットとして用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、タイヤの盗難を防止するには、
雄ねじに対するナットの自由な螺合解除を行えないよう
にするのが有効な手段の一つとなる。この種の従来技術
として、例えば特開平8−114214号公報に開示さ
れる「盗難防止のための自動車タイヤ取付用のナットと
ナットカバー及び保護用カバー」を、図7を参照して説
明する。
【0003】円錐台状のナット1の底部には、溝3が形
成されている。ナット1と別体で形成した六角ナットカ
バー5には、溝3に食い込む形状の突起7が突設され
る。タイヤの固定に際しては、ナット1の頭部1aに、
六角ナットカバー5を被せ、ねじ9で固定し、一体とな
ったナット1及び六角ナットカバー5を、六角レンチを
使って雄ねじ(図示せず)に締付け、タイヤ(図示せ
ず)を固定する。その後、六角ナットカバー5を外し、
保護用ナットカバー11を取付け、再びねじ9で固定す
る。
【0004】このように構成されるナットとナットカバ
ー及び保護用カバーによれば、保護用ナットカバー11
を外してナット1を緩めようとしても、ナット1が円錐
台状のため、六角レンチ又はスパナが使用できず、ナッ
トが螺合解除されることによるタイヤの盗難を防止する
ことができる。また、ナット1に形成する溝3と、六角
ナットカバー5に形成する突起7とを固有の形状とすれ
ば、鍵としての作用も付加することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た「盗難防止のための自動車タイヤ取付用のナットとナ
ットカバー及び保護用カバー」は、ナット1の外周に、
保護用ナットカバー11を取付けるため、外径寸法が大
きくなる欠点があった。また、ナット1と別体で形成し
た六角ナットカバー5を、螺合又は螺合解除の都度、ね
じ9を用いて固定しなければならず、作業が煩雑となっ
た。さらに、保護用ナットカバー11を取付けた後に
は、六角ナットカバー5を保管しておかなければなら
ず、この六角ナットカバー5を紛失すれば、ナット1の
螺合解除が不能となる虞れがあった。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、現状のナットと外径寸法を同じに形成することがで
き、しかも、ナットカバーの紛失を防止することのでき
る螺合具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。本発明の請求項1記載の螺合具21は、円
柱状の本体29の軸線31を中心に雌ねじ33が形成さ
れ軸線方向所定位置のみの外周に嵌合外形部35の突設
されたナットコア23と、六角柱状の本体41の軸線3
1を中心に前記ナットコア23の挿入される中空部43
が形成され該中空部43の軸線方向所定位置のみに前記
嵌合外形部35と嵌合して前記ナットコア23との相対
回転を規制する嵌合内形部45の形成されたナットカバ
ー25と、前記ナットコア23と前記ナットカバー25
との間に突出するマグネットピン53を有し前記ナット
コア23と前記ナットカバー25との軸線方向の相対移
動を規制して前記嵌合外形部35と前記嵌合内形部45
とが嵌合する位置又は嵌合しない位置のいずれかに前記
ナットコア23と前記ナットカバー25とを位置規制す
る位置規制手段51と、一端の開口した筒状本体61の
内壁側に磁石63を有し前記ナットカバー25に外挿さ
れることで該磁石63の磁力によって前記マグネットピ
ン53の突出を後退させて前記ナットコア23と前記ナ
ットカバー25との軸線方向の移動を可能にする鍵27
と、を具備したことを特徴とする。
【0008】この螺合具21では、雌ねじ33の形成さ
れたナットコア23の外周にナットカバー25が外挿さ
れ、ナットコア23とナットカバー25との間に、両者
を軸線方向に位置規制する位置規制手段51が設けら
れ、この位置規制手段51による位置規制が、鍵27に
設けられた磁石63の磁力によって解除される。従っ
て、現状のナットの雌ねじをナットコア23の内周に形
成し、現状のナットの六角形状をナットカバー25の外
周に形成することで、外径寸法が現状のナットと同一に
形成可能になる。また、ナットコア23とナットカバー
25とが一体に構成されて使用されるので、従来、必要
であった別体の六角ナットカバー等の保管が不要にな
り、その紛失も生じなくなる。
【0009】請求項2記載の螺合具21は、複数の前記
マグネットピン53が前記ナットコア23の軸線31を
中心とした円周方向の任意位置に配設され、複数の前記
磁石63が前記筒状本体61の円周方向に、前記マグネ
ットピン53に対応して配設されたことを特徴とする。
【0010】この螺合具21では、ナットカバー25に
鍵27が外挿されると、円周方向に設けられた複数のマ
グネットピン53に対し、鍵27の筒状本体61に配設
された複数の磁石63が一致し、全てのマグネットピン
53が突出位置から同時に後退して、ナットコア23と
ナットカバー25との軸線方向の移動が可能になる。す
なわち、マグネットピン53の配列に対応した特定の配
列の磁石63を有する鍵27のみが鍵として作用するよ
うになる。
【0011】請求項3記載の螺合具21は、前記ナット
コア23と前記ナットカバー25との間に、該ナットコ
ア23と該ナットカバー25とを軸線方向で離反させる
方向に付勢する圧縮バネ71が設けられていることを特
徴とする。
【0012】この螺合具21では、鍵27がナットカバ
ー25に外挿され、マグネットピン53が突出位置から
後退すると、ナットコア23に対するナットカバー25
の軸線方向の移動が可能になり、圧縮バネ71によって
ナットカバー25が自動的に移動され、鍵27による解
錠動作が明確に確認可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る螺合具の好適
な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は
本発明に係る螺合具の分解斜視図、図2は図1の螺合具
の鍵を外挿した状態の断面図、図3は鍵の開口部を軸線
方向から見た正面図、図4は図2に示したナットコア及
びナットカバーのA−A矢視図、図5はナットコアとナ
ットカバーとが離反する方向に移動した状態の螺合具の
断面図である。
【0014】本実施の形態による螺合具21は、ナット
コア23と、ナットカバー25と、鍵27とに大別して
構成される。ナットコア23は、略円柱状に形成され、
本体29の一端29a側に、軸線31を中心に雌ねじ3
3が形成されている。ナットコア23の外周には軸線方
向所定位置のみ、本実施の形態では他端29b側に位置
して断面略六角形状に形成されるとともに、突条部分を
設けた多角形状の嵌合外形部35が突設されている。な
お、この嵌合外形部35の断面形状は、六角形状の他、
三角形状、四角形状、八角形状等の多角形であってもよ
い。また、ナットコア23の嵌合外形部35に隣接する
一端29a側の外周部には嵌合外形部35の最小直径
(外径)と同じ直径若しくはそれより小さい直径の断面
円形状の円周部37が形成されている。
【0015】円周部37の一端29aには六角板状のフ
ランジ部39が形成され、フランジ部39の端面には上
述の雌ねじ33が開口している。なお、このフランジ部
39の六角形状は、ナットカバー25の外形の六角形状
と一致している。雌ねじ33は、タイヤのディスクホイ
ールを貫通したボルト(図示せず)に螺合される。な
お、フランジ部39は、円盤形状に形成されてもよい。
【0016】ナットカバー25は、六角柱形状に形成さ
れ、本体41の一端41a側に、軸線31を中心にナッ
トコア23の挿入される中空部43が形成されている。
中空部43の内周には軸線方向所定位置のみ、本実施の
形態では一端41a側に嵌合内形部45が形成されてい
る。嵌合内形部45は、上述したナットコア23の嵌合
外形部35に嵌合して、ナットコア23との相対回転を
規制する断面六角形状で形成されている。ナットカバー
25の嵌合内形部45に隣接する他端41b側となる内
周部には嵌合内形部45の最大直径(内径)と同じ直径
若しくはそれより大きい直径の断面円形状の円周部47
が形成されている。
【0017】ナットコア23とナットカバー25との間
には、位置規制手段51が設けられる。位置規制手段5
1は、ナットコア23とナットカバー25との間に突出
するマグネットピン53と、ナットコア23の本体他端
29b側に位置しマグネットピン53をナットコア23
に後退させる収納孔55と、マグネットピン53と収納
孔55との間に配設される圧縮コイルバネよりなるバネ
57と、中空部43の内壁に形成された周方向に平行な
二つの周溝59a,59bとから構成される。
【0018】マグネットピン53は、外部から磁力によ
る反発力を受けることで、バネ57の付勢力に抗して収
納孔55内に収容されるようになっている。一方、外部
からの磁力による反発力がない状態では、バネ57の付
勢力により突出し、先端が中空部43の内壁に当接する
ようになっている。
【0019】マグネットピン53は、ナットコア23と
ナットカバー25とが軸線方向に相対移動され、周溝5
9a又は59bの位置に一致すると、この周溝59a又
は59b内に突出し、ナットコア23とナットカバー2
5との軸線方向の相対移動を規制するようになってい
る。
【0020】この際、マグネットピン53と一方の周溝
59aとが係合した状態では、ナットコア23の嵌合外
形部35が、ナットカバー25の円周部47に一致し、
ナットコア23とナットカバー25とが相対回転可能に
なる。
【0021】また、マグネットピン53と他方の周溝5
9bとが係合した状態では、ナットコア23の嵌合外形
部35が、ナットカバー25の嵌合内形部45に一致す
ることとなり、ナットコア23とナットカバー25とが
相対回転不能になる。
【0022】つまり、位置規制手段51は、嵌合外形部
35と嵌合内形部45とが嵌合する位置又は嵌合しない
位置のいずれか一方に、ナットコア23とナットカバー
25とを位置規制するようになっている。そして、この
位置規制手段51のマグネットピン53は、ナットコア
23の軸線31を中心とした円周方向の任意位置に配設
されている。
【0023】鍵27は、ナットカバー25が嵌挿可能に
一端61aに開口した筒状本体61の内壁側に、複数の
磁石63が、前述したマグネットピン53に対応して円
周方向に配設されている。この磁石63は、マグネット
ピン53に対して反発力を生じさせる極性の向きで取り
付けられている。つまり、鍵27は、ナットカバー25
に外挿されることで、磁石63の磁力によってマグネッ
トピン53の突出を後退させて、ナットコア23とナッ
トカバー25との軸線方向の移動を可能にしている。
【0024】ナットコア23とナットカバー25との間
にはコイルバネよりなる圧縮バネ71が配設され、圧縮
バネ71はナットコア23とナットカバー25とを軸線
方向で離反させる方向に付勢している。
【0025】なお、ナットコア23の他端29bには、
収納孔55の設けられた短尺な円筒状の大径部73が形
成され、大径部73は嵌合内形部45に軸線方向で当接
することで、ナットカバー25からのナットコア23の
脱落を防止している。
【0026】また、ナットカバー25の他端41bには
蓋部材75が固着され、蓋部材75は螺合具21の製造
組立時において、ナットカバー25内への大径部73及
び圧縮バネ71の組付けを可能にしている。
【0027】次に、このように構成された螺合具21の
作用を説明する。図6は本発明に係る螺合具の螺合解除
の手順を(a)〜(c)で示した説明図である。
【0028】螺合具21がディスクホイールに装着され
ているとき、図2,図6(a)に示すように、ナットコ
ア23の嵌合外形部35が、ナットカバー25の円周部
47に配置されているので、ナットカバー25はナット
コア23に対して空転する。従って、レンチやスパナで
ナットカバー25を回しても、ナットコア23は回転せ
ず、ディスクホイールから外すことができない。
【0029】次に、図6(a)に示すように、鍵27を
ナットカバー25の先端側から外挿し、図6(b)に示
すように、鍵27を回して、鍵27の磁石63と、ナッ
トコア23のマグネットピン53との位置を合わせる
と、各マグネットピン53が収納孔55に引っ込み、ま
た、嵌合外形部35と嵌合内形部45とが一致して、図
5,図6(c)に示すように、ナットコア23に対して
ナットカバー25がスライドされる。この際、ナットカ
バー25は、圧縮バネ71の付勢力により自動的に飛び
出す。
【0030】ナットカバー25がナットコア23に対し
て飛び出した状態では、ナットコア23の嵌合外形部3
5と、ナットカバー25の嵌合内形部45とが嵌合して
いるので、レンチやスパナでナットカバー25を回す
と、ナットコア23も回転し、螺合具21のディスクホ
イールからの脱着が可能になる。
【0031】また、ナットコア23とナットカバー25
とは、嵌合外形部35と嵌合内形部45が嵌合している
ときも、マグネットピン53が周溝59bに係合してい
るので、軸線方向に相対移動して空転状態に戻ることが
ない。
【0032】空転状態、すなわち、ディスクホイールへ
の装着状態に戻すときには、再度鍵27をナットカバー
25に外挿し、マグネットピン53を引っ込めてからナ
ットカバー25を押し込んで、図2に示す状態とし、デ
ィスクホイールへの装着が完了する。
【0033】この螺合具21では、現状のナットの雌ね
じをナットコア23の内周に形成し、現状のナットの六
角形状をナットカバー25の外周に形成することで、外
径寸法が現状のナットと同一に形成可能になる。また、
ナットコア23とナットカバー25とが一体で使用され
るので、従来、必要であった別体の六角ナットカバー等
の保管が不要になり、また、その紛失も生じなくなる。
【0034】そして、マグネットピン53の配列に対応
して磁石63を配列することで、特定の鍵27のみが鍵
として作用するようになる。
【0035】さらに、鍵27がナットカバー25に外挿
され、マグネットピン53が突出位置から後退すると、
圧縮バネ71によってナットカバー25が自動的に軸線
方向に移動され、すなわちナットコア23に対してナッ
トカバー25が飛び出した状態となることから、鍵によ
る解錠動作が明確に確認可能になる。
【0036】このように、上述の螺合具21によれば、
従来のようにナットにカバーを被せるのでなく、ナット
自体に施・解錠機能を付加し、鍵27を使用しないとナ
ットが螺合解除されないようにしたので、現状のナット
と外径寸法を同じに形成することができる。
【0037】また、ナットコア23とナットカバー25
によって一体構成されるので、別体のカバーを被せる従
来のナット外し防止装置で生じたカバーの紛失を防止す
ることができる。
【0038】なお、上述の実施の形態では、螺合具21
を、タイヤ盗難防止のために用いた場合を例に説明した
が、本発明に係る螺合具は、この他、自由なナットの螺
合解除を防止する例えば公共構造物のナット締結部(送
電鉄塔のナット締結部、列車軌道レールのナット締結部
等)にも好適に用いて上述同様の作用、効果を奏するも
のである。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る螺合具は、雌ねじの形成されたナットコアの外周にナ
ットカバーを外挿し、ナットコアとナットカバーとの間
に、両者を軸線方向に位置規制する位置規制手段を設
け、この位置規制手段による位置規制を、鍵に設けた磁
石の磁力によって解除するようにしたので、現状のナッ
トと外径寸法を同じに形成することが可能になり、従来
のナット外し防止装置に比べて外形をスリムにすること
ができる。
【0040】また、ナットコアとナットカバーとが一体
に構成されるので、別体のカバーを被せる従来のナット
外し防止装置で生じたカバーの煩雑な取り扱いや紛失な
どが発生することがなく、取り扱いが容易であるととも
に、確実に螺合状態の解除を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る螺合具の分解斜視図である。
【図2】図1の螺合具の鍵を外挿した状態の断面図であ
る。
【図3】鍵の開口部を軸線方向から見た正面図である。
【図4】図2に示したナットコア及びナットカバーのA
−A矢視図である。
【図5】ナットコアとナットカバーとが離反する方向に
移動した状態の螺合具の断面図である。
【図6】本発明に係る螺合具の螺合解除の手順を(a)
〜(c)で示した説明図である。
【図7】従来の盗難防止のための自動車タイヤ取付用の
ナットとナットカバー及び保護用カバーの側面図であ
る。
【符号の説明】
21…螺合具 23…ナットコア 25…ナットカバー 27…鍵 29…円柱状の本体 31…軸線 33…雌ねじ 35…嵌合外形部 41…六角柱状の本体 43…中空部 45…嵌合内形部 51…位置規制手段 53…マグネットピン 61…筒状本体 63…磁石 71…圧縮バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状の本体の軸線を中心に雌ねじが形
    成され軸線方向所定位置のみの外周に嵌合外形部の突設
    されたナットコアと、 六角柱状の本体の軸線を中心に前記ナットコアの挿入さ
    れる中空部が形成され該中空部の軸線方向所定位置のみ
    に前記嵌合外形部と嵌合して前記ナットコアとの相対回
    転を規制する嵌合内形部の形成されたナットカバーと、 前記ナットコアと前記ナットカバーとの間に突出するマ
    グネットピンを有し前記ナットコアと前記ナットカバー
    との軸線方向の相対移動を規制して前記嵌合外形部と前
    記嵌合内形部とが嵌合する位置又は嵌合しない位置のい
    ずれかに前記ナットコアと前記ナットカバーとを位置規
    制する位置規制手段と、 一端の開口した筒状本体の内壁側に磁石を有し前記ナッ
    トカバーに外挿されることで該磁石の磁力によって前記
    マグネットピンの突出を後退させて前記ナットコアと前
    記ナットカバーとの軸線方向の移動を可能にする鍵と、 を具備したことを特徴とする螺合具。
  2. 【請求項2】 複数の前記マグネットピンが前記ナット
    コアの軸線を中心とした円周方向の任意位置に配設さ
    れ、 複数の前記磁石が前記筒状本体の円周方向に、前記マグ
    ネットピンに対応して配設されたことを特徴とする請求
    項1記載の螺合具。
  3. 【請求項3】 前記ナットコアと前記ナットカバーとの
    間に、該ナットコアと該ナットカバーとを軸線方向で離
    反させる方向に付勢する圧縮バネが設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の螺合具。
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KR100923565B1 (ko) 2009-03-24 2009-10-27 주식회사 대산시빌테크날러지 연결기 및 연결구조체
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