JP2001152821A - エンジンの弁作動装置 - Google Patents

エンジンの弁作動装置

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JP2001152821A
JP2001152821A JP33801799A JP33801799A JP2001152821A JP 2001152821 A JP2001152821 A JP 2001152821A JP 33801799 A JP33801799 A JP 33801799A JP 33801799 A JP33801799 A JP 33801799A JP 2001152821 A JP2001152821 A JP 2001152821A
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Seiji Tsuruta
誠次 鶴田
Nobutaka Hayashi
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0005Deactivating valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの運転状態が所定の運転状態のと
き、複数の気筒のうちの一部の気筒における吸気弁およ
び排気弁を停止しポンピングロスを低減することがで
き、しかも、エンジンの始動運転を円滑にかつ確実に行
うことができること。 【解決手段】 吸気弁42Aおよび42Bを開閉制御す
るロッカーアーム34の下部に配される支持軸46に回
動可能に支持される連結レバー48における係合部48
Aおよび48Bが、所定のエンジン運転状態のとき、そ
れぞれ、サブロッカーアーム38および36の窪み部3
8Bおよび36Bに対して非係合状態とされて吸気弁4
2Aおよび42Bが停止状態とされ、また、エンジン始
動時、係合部48Aがサブロッカーアーム38の窪み部
38Bに係合状態とされるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの運転状
態に応じて弁リフト特性を複数の段階に切換えることが
できるエンジンの弁作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの弁作動装置は、エンジンの運
転状態に応じて弁リフト特性を切換えるにあたり、例え
ば、実開平6−73301号公報にも示されるように、
エンジンの全運転領域において使用される低速用のカム
に摺接され吸気弁もしくは排気弁を開閉するロッカーア
ームがロッカーシャフトに設けられ、また、エンジンの
中速および高速運転状態において使用される中速用もし
くは高速用のカムにそれぞれ摺接される2個のサブロッ
カーアームがそのロッカーシャフトと同一軸上にそれぞ
れ並設されるもとで、2個のサブロッカーアームをそれ
ぞれ選択的にロッカーアームに連結する選択連結機構を
備えている。
【0003】選択連結機構は、例えば、各サブロッカー
アームに対応してそれぞれ、独立して1個ずつ、ロッカ
ーアームに回動可能に支持されてロッカーシャフトの中
心軸線に沿って配列される連結部材としてのレバー部材
を含んで構成されている。
【0004】各レバー部材の一端が対応するサブロッカ
ーアームの被係合部にそれぞれ選択的に係合状態とされ
るとき、各サブロッカーアームとロッカーアームとが連
動しロッカーアームにより揺動される吸気弁もしくは排
気弁のリフト特性が中速用もしくは高速用のカムの回転
に応じて変化するものとされる。
【0005】また、多気筒エンジンにおいては、例え
ば、特開平5−248215号公報にも示されるよう
に、エンジンの低負荷運転時におけるポンピングロスを
低減すべく、エンジンの低負荷運転時、複数の気筒のう
ちの一部の気筒における吸気弁および排気弁を停止状態
とすることが提案されている。
【0006】吸気弁および排気弁を停止状態とするにあ
たっては、例えば、吸気弁もしくは排気弁を開閉するメ
インロッカーアームが固定されるロッカーシャフトとサ
ブロッカーアームとを選択的に連結し、メインロッカー
アームをサブロッカーアームに連動させる連結プランジ
ャがロッカーシャフト内の貫通孔に摺動可能に設けられ
るもとで、連結プランジャがサブロッカーアームに対し
て非連結状態とされる。
【0007】このように連結プランジャが非連結状態と
される場合、連結プランジャを連結状態とする作動油圧
の供給が停止されるとともに連結プランジャに巻装され
るコイルスプリングの付勢力により連結プランジャ全体
がロッカーシャフト内の貫通孔に引き込まれることとな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
気筒のうちの一部の気筒における吸気弁および排気弁を
所定の運転状態の場合、停止状態とする弁作動装置を備
えるエンジンにおいては、エンジン停止後、再始動時、
上述の連結プランジャを連結状態とする作動油圧の圧力
は、急峻には上昇しないので所定期間、複数の気筒のう
ちの一部の気筒における吸気弁および排気弁が停止状態
とされることとなる。これにより、エンジンの始動運転
が円滑に開始されない虞がある。
【0009】このような場合、エンジン始動時、油圧回
路により一旦急峻に高められた作動油圧を連結プランジ
ャが設けられる部位に供給し連結プランジャを連結状態
とした後、作動油圧を通常運転状態の圧力まで戻す制御
を行うことも考えられるが、油圧回路の制御が複雑とな
り得策とは言えない。
【0010】以上の問題点を考慮し、本発明は、エンジ
ンの運転状態に応じて弁リフト特性を複数の段階に切換
えることができるエンジンの弁作動装置であって、エン
ジンの運転状態が所定の運転状態のとき、複数の気筒の
うちの一部の気筒における吸気弁および排気弁を停止し
ポンピングロスを低減することができ、しかも、エンジ
ンの始動運転を円滑に行うことができるエンジンの弁作
動装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るエンジンの弁作動装置は、エンジン
に設けられ外周面にそれぞれカムリフトの高さが互いに
異なる3つのカム部を有するカムシャフトと、基端部が
ロッカーシャフトに回動可能に支持されてカムリフトの
高さが最小の第1のカム部の回動に応じて吸気弁もしく
は排気弁を開閉するロッカーアームと、ロッカーアーム
の基端部に隣接配置された基部がロッカーアームに回動
可能に支持され、カムリフトが前記第1のカム部のカム
リフトより高い第2のカム部の回動に応じて揺動する第
1のサブロッカーアームと、ロッカーアームの基端部お
よび第1のサブロッカーアームの基端部に隣接配置され
た基部がロッカーアームに回動可能に支持されカムリフ
トが前記第2のカム部のカムリフトより高い第3のカム
部の回動に応じて揺動する第2のサブロッカーアーム
と、第1のサブロッカーアームの被係合部に選択的に係
合されるとき、ロッカーアームを伴って第1のサブロッ
カーアームを揺動させるべく、第1のサブロッカーアー
ムのロッカーアームに対する相対運動を抑制する第1の
係合部、および、第2のサブロッカーアームの被係合部
に選択的に係合されるとき、ロッカーアームおよび第1
のサブロッカーアームを伴って第2のサブロッカーアー
ムを揺動させるべく、第2のサブロッカーアームのロッ
カーアームおよび第1のサブロッカーアームに対する相
対運動を抑制する第2の係合部を有する連結部材と、作
動圧が選択的に供給される第1の圧力室および第2の圧
力室を有し、第1の圧力室に作動圧が供給されないと
き、連結部材の第1係合部を第1のサブロッカーアーム
に対して係合状態とし、作動圧が第1の圧力室に供給さ
れるとき、連結部材の第1の係合部を第1のサブロッカ
ーアームに対して非係合状態とするとともに、第2の圧
力室に供給される作動圧に応じて連結部材の第2の係合
部を第2のサブロッカーアームの被係合部に対し係合状
態または非係合状態とする連結部材駆動機構部と、連結
部材駆動機構部の第1および第2の圧力室に作動圧をそ
れぞれ供給する作動圧供給手段と、エンジンの運転状態
に応じて作動圧供給手段に、連結部材の第1の係合部を
第1のサブロッカーアームの被係合部に対して非係合状
態とし、連結部材の第2の係合部を第2のサブロッカー
アームの被係合部に対して非係合状態とする動作を行わ
せるとともに、連結部材の第1の係合部を第1のサブロ
ッカーアームの被係合部に対して係合状態とし、連結部
材の第2の係合部を第2のサブロッカーアームの被係合
部に対して非係合状態もしくは係合状態とする動作を行
わせる制御部とを備えて構成される。
【0012】また、二つのピストン部材と一つの連結部
材とが用いられて、連結部材を被係合部に対して係合状
態、もしくは、非係合状態とする動作を行わせるもので
あってもよい。
【0013】さらに、エンジンの停止状態の場合、制御
部は、作動圧供給手段に、連結部材の第1の係合部を第
1のサブロッカーアームの被係合部に対して係合状態と
し、連結部材の第2の係合部を第2のサブロッカーアー
ムの被係合部に対して非係合状態とする動作を行わせる
ものであってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係るエンジンの
弁作動装置の一例を、それが適用されたエンジンおよび
変速機とともに示す。
【0015】図2において、エンジン4は直列式の気筒
6A、6B、6C、および、6Dを有し、その各気筒6
A〜6Dには、それぞれ、点火プラグ8A、8B、8
C、および、8Dが設けられている。各気筒6A〜6D
の吸気側は、スロットル弁19が上流側部分に設けられ
た吸気通路22の分岐通路にそれぞれ接続されている。
吸気通路22において形成された混合気は各気筒6A〜
6Dにそれぞれ供給される。各気筒6A〜6Dに供給さ
れた混合気は、点火プラグ8A〜8D、ディストリビュ
ータ12、点火コイル部を有する点火制御部14を含ん
でなる点火系の作動により燃焼される。点火順序は、例
えば、第1番目に気筒6Aにおいて点火され、第2番目
に気筒6C、第3番目に気筒6B、第4番目に気筒6D
において順次点火されることとなる。混合気が燃焼され
ることにより各気筒6A〜6Dにおいて生成された排気
ガスは、各気筒6A〜6Dの排気側に接続された排気通
路2の各分岐通路にそれぞれ排出される。
【0016】また、エンジン4の出力側には、エンジン
4のクランク軸に連結される変速機10が配設されてい
る。
【0017】図3および図4は、本発明に係るエンジン
の弁作動装置の一例を示す。図3および図4は、エンジ
ン4におけるシリンダヘッド内に設けられ、4個の気筒
6A〜6Dのうちのひとつの気筒に対応した吸気通路2
2側の弁機構を示す。なお、その弁機構における排気通
路2側における構成は、吸気通路22側の弁機構と同様
な構成とされるのでその説明を省略する。
【0018】弁機構の駆動方式は、例えば、OHC(o
ver head camshaft)方式とされ、2
つの吸気弁を開閉駆動するものとされる。
【0019】弁機構は、吸気弁42Aおよび42Bのバ
ルブステムの端部に当接されるアーム部34Aおよび3
4Bを有しロッカーシャフト30に回動可能に支持され
るロッカーアーム34と、ロッカーアーム34のアーム
部34Aとアーム部34Bとの間の略中央位置に互いに
平行に配されるサブロッカーアーム36および38と、
ロッカーアーム34、サブロッカーアーム36および3
8の上方にロッカーシャフト30に対して平行に配され
エンジン4のクランク軸に連動して回動されるカムシャ
フト32とを含んで構成されている。
【0020】ロッカーアーム34は、その基端部に設け
られる孔34hに嵌合されるロッカーシャフト30によ
り回動可能に支持されている。ロッカーシャフト30の
両端部は、図示が省略されるシリンダヘッドに支持され
ている。
【0021】その孔34hよりもカムシャフト32側に
は、ロッカーシャフト30の軸線方向に沿って所定の間
隔をもって軸受部34I、34J、および、34Kが設
けられている。
【0022】軸受部34Iと軸受部34Jとの間には、
サブロッカーアーム36の基端部が配され、軸受部34
Jと軸受部34Kとの間には、サブロッカーアーム38
の基端部が配されている。サブロッカーアーム36およ
び38の基端部は、その孔36aおよび38aにそれぞ
れ嵌合される支持軸40により回動可能に支持され互い
に同一軸線上に配されている。支持軸40の両端部は、
軸受部34I、34J、および、34Kの透孔34i、
34j、および、34kにそれぞれ嵌合され支持されて
いる。支持軸40の両端部は、止め輪SLaによりそれ
ぞれ軸受部34Iおよび34Kに係止されている。
【0023】ロッカーアーム34のアーム部34Aの先
端、および、アーム部34Bの先端における吸気弁42
Aおよび42Bに対向する部分には、吸気弁42Aおよ
び42Bのバルブステムの端部に当接する当接部34C
および34Dが設けられている。また、アーム部34A
の先端とアーム部34Bの先端とは、連結部34Eによ
り連結されている。
【0024】なお、吸気弁42Aおよび42Bは、図4
に示されるように、それぞれ、バルブステムの端部に設
けられるリテーナにより保持されるコイルスプリング4
2Aおよび42Bの付勢力により当接部34Cおよび3
4Dに向けて付勢されている。
【0025】サブロッカーアーム38におけるカムシャ
フト32に対向する上面には、図1および図3に示され
るように、カムシャフト32のカム32Dに摺接される
カムフォロア38Aが設けられている。サブロッカーア
ーム38におけるカムフォロア38Aに対向する下面に
は、後述する連結レバー48の係合部48Aが係合され
る被係合部としての窪み部38Bが設けられている。窪
み部38Bにおける支持軸40の軸線方向に沿った一方
の端部は、図4に示されるように、開口し、他方の端部
は、支持軸40の軸線方向に略直交する壁面部38gが
形成されている。
【0026】窪み部38Bに連なる下面部には、ロッカ
ーアーム34とサブロッカーアーム38との間に配され
るコイルスプリング56の位置決めを行う係止部38C
が設けられている。弾性部材としてのコイルスプリング
56の両端部は、係止部38Cおよび係止部38Cに対
向して配されるロッカーアーム34の係止部34paが
その内周部に挿入されることにより位置規制されてい
る。コイルスプリング56は、サブロッカーアーム38
をカムシャフト32に向けて付勢するものとされる。
【0027】このようにコイルスプリング56は、従来
のようにコイルスプリング56を収容する保持器などを
介してロッカーアーム34の内部に配される構成ではな
いのでその保持器とロッカーアーム34の内部との間の
摩擦力が解消されることとなる。従って、部品点数の低
減、および、ロッカーアーム34におけるコイルスプリ
ング56の収容部に対する加工の簡略化が図られること
となる。また、係止部38Cと係止部34paとが互い
に当接される場合、コイルスプリング56に対して不所
望な衝撃的なせん断力が作用されることが回避されるこ
ととなる。
【0028】サブロッカーアーム38の基端部のロッカ
ーシャフト30側には、突起片38dが設けられてい
る。突起片38dがロッカーアーム34の嵌合孔30h
の外周部の段部に係合されるとき、サブロッカーアーム
38の先端における所定以上の上昇が規制されることと
なる。
【0029】また、サブロッカーアーム36におけるカ
ムシャフト32に対向する上面には、図4および図5に
示されるように、カムシャフト32のカム32Cに摺接
されるカムフォロア36Aが設けられている。サブロッ
カーアーム36におけるカムフォロア36Aに対向する
下面には、後述する連結レバー48の係合部48Bが係
合される被係合部としての窪み部36Bが設けられてい
る。窪み部36Bにおける連結レバー48の係合部48
Bの回転方向に沿った長さは、窪み部38Bにおいて対
応する部分の長さに比して短いものとされる。窪み部3
6Bにおける支持軸46の軸線方向に沿った一方の端部
は、図4に示されるように、開口し、他方の端部は、支
持軸46の軸線方向に略直交する壁面部36gが形成さ
れている。
【0030】窪み部36Bに連なる下面部には、図5に
示されるように、ロッカーアーム34とサブロッカーア
ーム36との間に配されるコイルスプリング58の位置
決めを行う係止部36Cが設けられている。コイルスプ
リング58の両端部は、係止部36C、および、係止部
36Cに対向して配されるロッカーアーム34の係止部
34pbがその内周部に挿入されることにより位置規制
されている。コイルスプリング58は、サブロッカーア
ーム36をカムシャフト32に向けて付勢するものとさ
れる。
【0031】このようにコイルスプリング58は、従来
のようにコイルスプリング58を収容する保持器などを
介してロッカーアーム34の内部に配される構成ではな
いのでその保持器とロッカーアーム34の内部との間の
摩擦力が解消されることとなる。従って、部品点数の低
減、および、ロッカーアーム34におけるコイルスプリ
ング58の収容部に対する加工の簡略化が図られること
となる。また、係止部36Cと係止部36pbとが互い
に当接される場合、コイルスプリング58に対して不所
望な衝撃的なせん断力が作用されることが回避されるこ
ととなる。
【0032】サブロッカーアーム36の基端部のロッカ
ーシャフト30側には、突起片36dが設けられてい
る。突起片36dがロッカーアーム34の嵌合孔30h
の外周部の段部に係合されるとき、サブロッカーアーム
36の先端における所定以上の上昇が規制されることと
なる。
【0033】カムシャフト32には、エンジン4が低速
運転状態であるとき、吸気弁42Aおよび42Bのリフ
ト量を設定するカム32Dがその軸線方向に沿ってロッ
カーアーム38のカムフォロア38Aに対向して設けら
れている。
【0034】また、カムシャフト32におけるカム32
Dに隣接して、エンジン4が高速運転状態であるとき、
吸気弁42Aおよび42Bのリフト量を設定するカム3
2Bが、その軸線方向に沿ってサブロッカーアーム36
のカムフォロア36Aに対向して設けられている。
【0035】カム32Dのカムシャフト32の軸心に対
する最大偏心量は、カム32Cの最大偏心量に比して小
なるものとされる。また、カムシャフト32の一端部に
は、図示が省略される可変バルブ開閉タイミング機構が
設けられている。
【0036】ロッカーアーム34の下部においてサブロ
ッカーアーム36および38に対向する略中央部位に
は、図4に示されるように、カムシャフト32およびロ
ッカーシャフト30に対して略平行に支持軸46が配さ
れている。支持軸46は、その両端部が間隔をもって相
対向する軸受部34Fにより支持され、それぞれ、止め
輪SLbによりその軸受部34Fに係止されている。
【0037】支持軸46には、連結レバー48が回動可
能に支持されている。連結レバー48は、サブロッカー
アーム36の窪み部36Bに選択的に係合される係合部
48Bと、サブロッカーアーム38の窪み部38Bに選
択的に係合される係合部48Aとを有している。係合部
48Aと係合部48Bとは、支持軸46の軸線に沿って
配列され一体に成形されている。係合部48Aは、係合
部48Bに対して連結レバー48の回転方向に沿った所
定角度分ロッカーシャフト30側に離隔して設けられて
いる。
【0038】従って、係合部48Aの端部48bの略半
分が図1に実線で示される位置から二点鎖線で示される
係合位置となるとき、係合部48Bは図5に二点鎖線で
示す位置から実線で示される位置まで回動されることと
なる。
【0039】係合部48Aの一方の端部48bは、係合
状態がとられるとき、円滑に係合されるようにするため
に湾曲状に形成されている。また、係合部48Bの一方
の端部48dも同様に係合状態がとられるとき、円滑に
係合されるようにするために湾曲状に形成されている。
【0040】連結レバー48には、図4に示されるよう
に、中間部が連結レバー48の下端に係合され、両端部
がそれぞれ支持軸46の両端に巻装されるリターンスプ
リング50が設けられている。リターンスプリング50
は、連結レバー48の係合部48Aおよび48Bをそれ
ぞれサブロッカーアーム38および36から引き離す方
向に付勢するものとされる。
【0041】ロッカーシャフト30の内部には、図1に
示されるように、互いに平行にその中心軸線に沿って延
びる油路30arおよび30brが形成されている。油
路30arおよび30brは、後述する油圧回路に接続
されている。ロッカーアーム34において連結レバー4
8の係合部48Aに対向する部分には、油路30arに
供給路30cr、供給路34oa、供給路34ob、お
よび、供給路34ocを介して連通する圧力室34rが
形成されている。圧力室34rには、ピストン部材52
が摺動可能に配されている。供給路34oaの一端、お
よび、供給路34obの一端は、それぞれ、プラグ部材
60Aおよび60Bにより密封されている。供給路34
ocの一端は、圧力室34r内におけるピストン部材5
2の先端部の外周面と圧力室34rの内周面との間の空
間に連通している。
【0042】圧力室34r内におけるピストン部材52
の内側の空間には、ピストン部材52の先端部を開口端
34raを介して外方に突出させる方向に付勢するコイ
ルスプリング62が設けられている。コイルスプリング
62の付勢力はリターンスプリング50の付勢力に比し
て大なるものに設定されている。作動油圧が油路30a
r、供給路30cr、34oa、34ob、および、供
給路34ocを通じて供給される場合、ピストン部材5
2の先端はコイルスプリング62の付勢力に抗して圧力
室34r内に後退されてロッカーアーム34の端面と一
致せしめられる。これにより、連結レバー48がリター
ンスプリング50の付勢力により時計回り方向、即ち、
サブロッカーアーム38に対して非係合状態となるよう
に回転されることとなる。
【0043】一方、作動油圧が油路30ar、供給路3
0cr、34oa、34ob、および、供給路34oc
を通じて供給されない場合、ピストン部材52の先端
は、コイルスプリング62の付勢力により図1に二点鎖
線で示されるように圧力室34rの開口端34raを通
じて外方に突出され、連結レバー48が反時計回り方向
に回動される。
【0044】ロッカーアーム34においてロッカーシャ
フト30における連結レバー48の係合部48Bに対向
する部分には、図5に示されるように、油路30brに
連通路30drおよび連通路34odを介して連通する
圧力室34orが形成されている。圧力室34orに
は、ピストン部材54が摺動可能に配されている。
【0045】油路30br、連通路30drおよび連通
路34odを通じて作動油圧が供給される場合、図7に
示されるように、ピストン部材54の先端は移動されて
圧力室34orの一方の開口端を介して外部に突出せし
められる。これにより、係合部48Bの端部48cが押
圧されて連結レバー48がリターンスプリング50の付
勢力に抗して反時計回り方向、即ち、サブロッカーアー
ム36側に向けて回転されることとなる。
【0046】一方、油路30br、連通路30dr、3
4odを通じて作動油圧が供給されない場合、ピストン
部材54の先端は、連結レバー48がリターンスプリン
グ50の付勢力により時計回り方向に回動され係合部4
8Bの端部48cにより押圧されて図5に示されるよう
にロッカーアーム34の端面と一致せしめられる。
【0047】本発明に係るエンジンの弁作動装置の一例
においては、加えて、図2に示されるように、ロッカー
アーム34の圧力室34rおよび34orに作動油圧を
それぞれ供給する油圧回路部72、および、エンジン4
の運転状態に応じて油圧回路部72の動作制御を行うこ
とによるバルブリフト量の切換制御、バルブ停止制御を
行うとともに点火時期制御を行うエンジン制御ユニット
70を備えている。
【0048】油圧回路部72は、オイルパンに貯留され
る作動油を供給するポンプの吐出側に一端が共通接続さ
れ、他端がそれぞれ複数の油路に接続される油路と、複
数の油路にそれぞれ設けられ作動油圧の供給制御を行う
電磁弁とを含んで構成されている。その複数の油路は、
2系統設けられ、例えば、気筒6Bおよび6Cにそれぞ
れ対応して設けられる油路30arおよび油路30br
に対して共通に独立して設けられるとともに、気筒6A
および6Dにそれぞれ対応して設けられる油路30ar
および油路30brに対して共通に独立してそれぞれ設
けられている。また、その2系統の油路は、互いに独立
したものとされる。
【0049】それら電磁弁は、後述する制御部としての
エンジン制御ユニット70からの制御信号が供給される
とき、それぞれ、調圧された作動油圧をロッカーアーム
34の圧力室34rおよび34orに供給するものとさ
れる。
【0050】従って、作動圧供給手段が、油圧回路部7
2およびポンプを含んで構成されることとなる。
【0051】エンジン制御ユニット70には、エンジン
4におけるディストリビュータ12に付設されるエンジ
ン回転数センサ16からのエンジン回転数をあらわす検
出出力信号Sn、ディストリビュータ12に付設される
クランク角センサ18からのクランク角(気筒判別)を
あらわす検出出力信号Sc、エンジン4における冷却水
の温度を検出する温度センサ17からの検出出力信号S
w、スロットル弁19の開度を検出するスロットル開度
センサ20からの検出出力信号St、図示が省略される
エアフローメータからの吸入空気量をあらわす検出出力
信号Sa、および、吸気負圧センサからの吸気負圧をあ
らわす検出出力信号Sbが供給される。
【0052】エンジン制御ユニット70は、点火時期制
御を行うにあたっては、検出出力信号Sn、検出出力信
号Sbに基づいて基本点火進角値を設定し、また、検出
出力信号Swに基づいて補正値を設定し、さらに、その
基本点火進角値およびその補正値に基づいて実効点火進
角値を設定する。そして、エンジン制御ユニット70
は、検出出力信号Scがあらわすクランク角および設定
された実効点火進角値に対応する点火時期制御信号Ci
を形成し、それを点火制御部14に供給する。これによ
り、上述のように第1番目に気筒6Aにおいて点火さ
れ、順次、第2番目に気筒6C、第3番目に気筒6B、
第4番目に気筒6Dにおいて点火されることとなる。
【0053】エンジン制御ユニット70は、バルブリフ
ト量の切換制御においては、検出出力信号Sn、検出出
力信号St、もしくは検出出力信号Sa、および、検出
出力信号Swに基づいてエンジン4の始動時、すべての
気筒6A〜6Dにおける油路30arおよび30brへ
の作動油圧の供給を停止すべく、制御信号を供給しな
い。これにより、図5および図6に示されるように、ピ
ストン部材52のみは外方に突出し連結レバー48の係
合部48Aがサブロッカーアーム38の窪み部38Bに
対して係合状態とされ、連結レバー48の係合部48B
がサブロッカーアーム36の窪み部36Bに対して非係
合状態とされる。
【0054】低速用のカム32Dにより揺動されるサブ
ロッカーアーム38に連結状態とされるロッカーアーム
34は、可変バルブ開閉タイミング機構により設定され
る所定のタイミングで吸気弁42Aおよび42Bに開閉
動作を行わせることができる状態となる。従って、エン
ジン4の始動が円滑かつ確実に行われることとなる。
【0055】また、エンジン制御ユニット70は、検出
出力信号Sn、検出出力信号St、もしくは検出出力信
号Sa、および、検出出力信号Swに基づいてエンジン
回転数が5000(rpm)未満である中負荷から高負
荷運転領域における低回転領域においては、エンジン4
のすべての気筒6A〜6Dにおける油路30arおよび
30brへの作動油圧の供給を停止すべく、制御信号を
供給しない。これにより、図1および図5に示されるよ
うに、ピストン部材52のみは外方に突出し連結レバー
48の係合部48Aがサブロッカーアーム38の窪み部
38Bに対して係合状態とされ、連結レバー48の係合
部48Bがサブロッカーアーム36の窪み部36Bに対
して非係合状態とされる。これにより、低速用のカム3
2Dにより揺動されるサブロッカーアーム38に連結状
態とされるロッカーアーム34は、可変バルブ開閉タイ
ミング機構により設定される所定のタイミングで吸気弁
42Aおよび42Bに開閉動作を行わせる。
【0056】さらに、エンジン制御ユニット70は、検
出出力信号Sn、検出出力信号St、もしくは、検出出
力信号Saに基づいてエンジン4の運転状態が、エンジ
ン回転数が5000(rpm)以上8000(rpm)
未満である中負荷から高負荷における高回転領域におい
ては、すべての気筒6A〜6Dにおける油路30brを
通じて圧力室34orに作動油圧を供給すべく、制御信
号Cdbを油圧回路部72に供給する。
【0057】これにより、作動油圧が油路30brを通
じて圧力室34orに供給されるので図6および図7に
示されるように、ピストン部材54の先端が外方に向け
て突出し、ピストン部材52の先端は外方に突出した状
態で維持されるので係合部48Bの端部48dが二点鎖
線で示す位置から実線で示す位置まで回動されて窪み部
36Bに係合し、また、係合部48Aの回動により係合
部48Aの端部48bは二点鎖線で示す位置から実線で
示される位置までさらに回動されることとなる。
【0058】その際、連結レバー48の係合部48B
は、サブロッカーアーム36の窪み部36Bに対して係
合状態とされ、連結レバー48の係合部48Aにおける
端部48bの全体が、サブロッカーアーム38の窪み部
38Bに対して係合状態とされる。
【0059】従って、ロッカーアーム34とサブロッカ
ーアーム38との間、ロッカーアーム34とサブロッカ
ーアーム36との間は連結状態とされるので高速用のカ
ム32Cにより揺動されるサブロッカーアーム36のリ
フト量に応じて揺動されることとなるロッカーアーム3
4が所定のタイミングで吸気弁42Aおよび42Bに開
閉動作を行わせる。
【0060】エンジン制御ユニット70は、バルブ停止
制御においては、検出出力信号Sn、検出出力信号S
t、もしくは検出出力信号Sa、および、検出出力信号
Swに基づいてエンジンの負荷が低負荷であり、エンジ
ン回転数が750〜3000(rpm)である、アイド
ル運転状態および低速運転状態である場合、気筒6Bお
よび気筒6Cにおける油路30arに作動油圧を供給す
べく、制御信号Cdaを油圧回路70に供給する。な
お、エンジン制御ユニット70は、気筒6Aおよび気筒
6Dおける油路30arには作動油圧を供給させない。
【0061】これにより、図1に示されるように、気筒
6Bおよび気筒6Cにおける油路30arを通じて圧力
室34rには作動油圧が供給され、一方、圧力室34o
rには、図5に示されるように、作動油圧が供給され
ず、ピストン部材52および54の先端が外方に突出し
ないこととなる。従って、連結レバー48の係合部48
Aおよび48Bは、図1および図5に示されるように、
サブロッカーアーム36および14の窪み部36Bおよ
び38Bに対して非係合状態とされる。そして、吸気弁
42Aおよび42Bは、停止状態となり、ポンピングロ
スが低減されることとなる。
【0062】また、ロッカーアーム34とサブロッカー
アーム36との間、および、ロッカーアーム34とサブ
ロッカーアーム38との間は、非連結状態とされるので
低速用のカム32Dにより揺動されるサブロッカーアー
ム38の揺動はコイルスプリング56で吸収され、ま
た、高速用のカム32Cにより揺動されるサブロッカー
アーム36の揺動はコイルスプリング58で吸収され
る。
【0063】その際、気筒6Aおよび気筒6Dにおける
油路30arおよび30brには、作動油圧が供給され
ないのでピストン部材52のみは外方に突出し連結レバ
ー48の係合部48Aがサブロッカーアーム38の窪み
部38Bに対して係合状態とされ、連結レバー48の係
合部48Bがサブロッカーアーム38の窪み部36Bに
対して非係合状態とされる。これにより、低速用のカム
32Dにより揺動されるサブロッカーアーム38に連結
状態とされるロッカーアーム34は、カム32Dの回動
に応じて可変バルブ開閉タイミング機構により設定され
る所定のタイミングで吸気弁42Aおよび42Bに開閉
動作を行わせる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るエンジンの弁作動装置によれば、制御部がエンジ
ンの運転状態に応じて作動圧供給手段に、連結部材の第
1の係合部を第1のカム部の回動に応じて揺動する第1
のサブロッカーアームの被係合部に対して非係合状態と
し、連結部材の第2の係合部を第2のカム部の回動に応
じて揺動する第2のサブロッカーアームの被係合部に対
して非係合状態とする動作を行わせるので吸気弁もしく
は排気弁を開閉するロッカーアームと第1および第2の
サブロッカーアームとの間が非連結状態とされ、例え
ば、複数の気筒のうちの一部の気筒における吸気弁およ
び排気弁が停止されポンピングロスを低減することがで
きる。
【0065】また、制御部が、例えば、エンジンの停止
状態の場合のように、油圧の供給が絶たれ直前までバル
ブ停止状態であっても、連結部材の第1の係合部を第1
のサブロッカーアームの被係合部に対して係合状態と
し、連結部材の第2の係合部を第2のサブロッカーアー
ムの被係合部に対して非係合状態とし低速状態を復帰さ
せる動作を行わせるのでエンジンの始動運転を円滑にか
つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの弁作動装置の一例の要
部の構成を示す断面図である。
【図2】本発明に係るエンジンの弁作動装置の一例を、
それが適用されたパワープラントとともに示す概略構成
図である。
【図3】図1に示される例における平面図である。
【図4】図3に示される例における正面図である。
【図5】図1に示される例の動作説明に供される断面図
である。
【図6】図1に示される例の動作説明に供される断面図
である。
【図7】図1に示される例の動作説明に供される断面図
である。
【符号の説明】
42A,42B 吸気弁 34 ロッカーアーム 34r,34or 圧力室 36 サブロッカーアーム 38 サブロッカーアーム 30 ロッカーシャフト 30ar、30br 油路 32 カムシャフト 48 連結レバー 48A、48B 係合部 40,46 支持軸 52、54 ピストン部材 70 エンジン制御ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに設けられ外周面にそれぞれカ
    ムリフトの高さが互いに異なる3つのカム部を有するカ
    ムシャフトと、 基端部がロッカーシャフトに回動可能に支持されて前記
    カムリフトの高さが最小の第1のカム部の回動に応じて
    吸気弁もしくは排気弁を開閉するロッカーアームと、 前記ロッカーアームの基端部に隣接配置された基部が該
    ロッカーアームに回動可能に支持され、前記カムリフト
    が前記第1のカム部のカムリフトより高い第2のカム部
    の回動に応じて揺動する第1のサブロッカーアームと、 前記ロッカーアームの基端部および前記第1のサブロッ
    カーアームの基端部に隣接配置された基部が前記ロッカ
    ーアームに回動可能に支持されカムリフトが前記第2の
    カム部のカムリフトより高い第3のカム部の回動に応じ
    て揺動する第2のサブロッカーアームと、 前記第1のサブロッカーアームの被係合部に選択的に係
    合されるとき、前記ロッカーアームを伴って該第1のサ
    ブロッカーアームを揺動させるべく、該第1のサブロッ
    カーアームの該ロッカーアームに対する相対運動を抑制
    する第1の係合部、および、前記第2のサブロッカーア
    ームの被係合部に選択的に係合されるとき、前記ロッカ
    ーアームおよび前記第1のサブロッカーアームを伴って
    該第2のサブロッカーアームを揺動させるべく、該第2
    のサブロッカーアームの該ロッカーアームおよび該第1
    のサブロッカーアームに対する相対運動を抑制する第2
    の係合部を有する連結部材と、 作動圧が選択的に供給される第1の圧力室および第2の
    圧力室を有し、該第1の圧力室に作動圧が供給されない
    とき、前記連結部材の第1係合部を該第1のサブロッカ
    ーアームに対して係合状態とし、作動圧が該第1の圧力
    室に供給されるとき、前記連結部材の第1の係合部を前
    記第1のサブロッカーアームに対して非係合状態とする
    とともに、該第2の圧力室に供給される作動圧に応じて
    前記連結部材の第2の係合部を前記第2のサブロッカー
    アームの被係合部に対し係合状態または非係合状態とす
    る連結部材駆動機構部と、 前記連結部材駆動機構部の第1および第2の圧力室に作
    動圧をそれぞれ供給する作動圧供給手段と、 前記エンジンの運転状態に応じて前記作動圧供給手段
    に、前記連結部材の第1の係合部を前記第1のサブロッ
    カーアームの被係合部に対して非係合状態とし、前記連
    結部材の第2の係合部を前記第2のサブロッカーアーム
    の被係合部に対して非係合状態とする動作を行わせると
    ともに、前記連結部材の第1の係合部を前記第1のサブ
    ロッカーアームの被係合部に対して係合状態とし、前記
    連結部材の第2の係合部を前記第2のサブロッカーアー
    ムの被係合部に対して非係合状態もしくは係合状態とす
    る動作を行わせる制御部と、 を具備して構成されるエンジンの弁作動装置。
  2. 【請求項2】 二つのピストン部材と一つの前記連結部
    材とが用いられて、該連結部材を前記被係合部に対して
    係合状態、もしくは、非係合状態とする動作を行わせる
    ことを特徴とする請求項1記載のエンジンの弁作動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記エンジンが停止状態の場合、前記制
    御部は、前記作動圧供給手段に、前記連結部材の第1の
    係合部を前記第1のサブロッカーアームの被係合部に対
    して係合状態とし、前記連結部材の第2の係合部を前記
    第2のサブロッカーアームの被係合部に対して非係合状
    態とする動作を行わせることを特徴とする請求項1記載
    のエンジンの弁作動装置。
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