JP3358960B2 - Sohc型内燃機関 - Google Patents

Sohc型内燃機関

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JP3358960B2
JP3358960B2 JP30883696A JP30883696A JP3358960B2 JP 3358960 B2 JP3358960 B2 JP 3358960B2 JP 30883696 A JP30883696 A JP 30883696A JP 30883696 A JP30883696 A JP 30883696A JP 3358960 B2 JP3358960 B2 JP 3358960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一のカムシャフ
トおよび単一のロッカシャフトを備えるSOHC型内燃
機関に関し、特に、複数のロッカアームに油圧式弁作動
特性変更手段が設けられるSOHC型内燃機関に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるSOHC型内燃機関は、た
とえば特開平4−17707号公報等により既に知られ
ており、このものでは、ロッカシャフト内に、油圧式弁
作動特性変更手段に通じる油路と、動弁系潤滑用の油路
とが相互に平行にしてロッカシャフト内に設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように、ロッカシャフト内に2つの油路が設けられる構
成では、油路構成が複雑となるだけでなく、両油路でそ
れぞれ必要な流路面積を確保するためにロッカシャフト
の外径が大きくなってしまい、動弁装置の大型化を招く
ことがある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、油路構成の単純化およびロッカシャフトの小
型化を可能としたSOHC型内燃機関を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、単一のカムシャフトが備え
る複数のカムジャーナル部が、シリンダヘッドに一体に
設けられた複数のカムホルダでそれぞれ回転自在に支持
され、カムシャフトおよび吸気弁間に設けられる吸気側
動弁機構ならびにカムシャフトおよび排気弁間に設けら
れる排気側動弁機構に共通な単一のロッカシャフトが、
前記カムシャフトの上方でシリンダヘッドに固定され、
前記吸気側および排気側動弁機構の一方を構成して前記
ロッカシャフトに支持される複数のロッカアームに油圧
式弁作動特性変更手段が設けられるSOHC型内燃機関
において、前記各カムホルダには、各カムジャーナル部
を挿通、支持するための軸受孔がそれぞれ形成され、吸
気側および排気側動弁機構の潤滑部および油圧式弁作動
特性変更手段に連なってロッカシャフトの軸線方向に沿
って延びる単一の第1給油路がロッカシャフト内に設け
られ、第1給油路を横切って前記各カムホルダにそれぞ
れねじ込まれるボルトで前記ロッカシャフトが各カムホ
ルダの上面に締結され、前記各軸受孔の内面および各カ
ムジャーナル部の外面間にオイルを導く第2給油路が、
その一端を第1給油路に通じさせて各ボルトに設けら
れ、第2給油路の少なくとも一部の横断面積が第1給油
路の横断面積よりも小さく設定されることを特徴とす
る。
【0006】このような請求項1記載の発明の構成によ
れば、吸気側および排気側動弁機構の潤滑部および油圧
式弁作動特性変更手段に給油可能な第1給油路だけが、
ロッカシャフト内に設けられ、カムシャフトの潤滑部に
オイルを導くための第2給油路が各ボルトにそれぞれ設
けられることにより、ロッカシャフト内の油路構成を単
純化することが可能であり、ロッカシャフトの大型化も
回避可能である。しかもロッカシャフトをカムホルダに
締結するボルトに第2給油路が設けられることにより、
カムホルダに第2給油路が設けられるのに比べるとカム
シャフトの軸線方向に沿うカムホルダの幅を小さくして
シリンダヘッドの小型化に寄与することが可能である。
さらに第2給油路の少なくとも一部の横断面積が第1給
油路の横断面積よりも小さいことにより、油圧式弁作動
特性変更手段で必要な油圧を第1給油路で確保しつつ第
2給油路からカムシャフトの潤滑部にオイルを供給する
ことができる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、ことにより、前記第
2給油路が、外端を第1給油路に通じさせて前記ボルト
の半径方向に沿って延びる半径方向油路と、上端を半径
方向油路の内端に通じさせるとともに前記ボルトの軸線
方向に沿って半径方向油路よりも長く形成される軸線方
向油路とで構成され、前記半径方向油路に絞りが形成さ
れることにより、軸線方向油路に絞りが形成される場合
に比べて、絞りを形成するための穿孔加工時のドリルの
長さを比較的短くすることができ、前記穿孔加工が容易
となる。
【0008】さらに請求項3記載の発明によれば、上記
請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ボル
トの下端およびカムジャーナル部の外面間に、第2給油
路よりも大径であるオイル溜まりが形成されることによ
り、カムジャーナル部およびカムホルダ間にオイル溜ま
りからのオイルを常時供給することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は内燃機関の要部縦断面図、図2は図
1の2矢視平面図、図3はロッカシャフトのカムホルダ
への締結構造を示すためのロッカシャフトの軸線方向に
沿う断面図、図4は図1の4−4線拡大断面図、図5は
給油系統図、図6は制御弁手段および第1給油路間の油
路構成を示す切欠き側面図、図7は図6の7−7線断面
図である。
【0011】先ず図1および図2において、多気筒たと
えば4気筒であるSOHC型内燃機関のシリンダヘッド
11には、各気筒毎の燃焼室12の天井面に開口する一
対の吸気弁口13…および一対の排気弁口14…が設け
られるとともに、両吸気弁口13…および両排気弁口1
4…をそれぞれ開閉可能な吸気弁15…および排気弁1
6…を軸方向移動自在に案内するガイド筒17…,18
が圧入される。これらのガイド筒17…,18…から突
出した各吸気弁15…および各排気弁16…の上端部に
はリテーナ19…,20…が固定されており、シリンダ
ヘッド11および各リテーナ19…,20…間にはコイ
ル状の弁ばね21…,22…が設けられ、それらの弁ば
ね21…,22…によるばね力が上方すなわち閉弁方向
に向けて各吸気弁15…および各排気弁16…に付与さ
れる。
【0012】シリンダヘッド11には、図示しないクラ
ンクシャフトの軸線方向に間隔をあけて複数たとえば5
つのカムホルダ23…が一体に設けられており、前記ク
ランクシャフトと平行な軸線を有するカムシャフト24
が、前記燃焼室12の上方で各カムホルダ23…で回転
自在に支持される。すなわち、各カムホルダ23…に
は、カムシャフト24に設けられているカムジャーナル
部24a…を挿通せしめて回転自在に支持するための軸
受孔23a…が設けられる。
【0013】図3を併せて参照して、カムシャフト24
および一対の吸気弁15…間には吸気側動弁機構30I
が、またカムシャフト24および一対の排気弁16…間
には排気側動弁機構30E がそれぞれ設けられるもので
あり、吸気側および排気側動弁機構30I ,30E に共
通である単一のロッカシャフト25が、カムシャフト2
4の上方で該カムシャフト24と平行な軸線を有するよ
うにして固定配置される。すなわち各カムホルダ23…
の上端部には、上方に臨む平坦な支持面26…が設けら
れており、ロッカシャフト25の各カムホルダ23…に
対応する部分の上面には平坦な係合面27…が、また下
面には平坦な取付面28…がそれぞれ設けられており、
取付面28…を支持面26…にそれぞれ接合させた状態
にあるロッカシャフト25を上下に貫通するボルト29
…が、その上端の係止頭部29a…を係合面27…に係
合させるまで各カムホルダ23…にねじ込まれる。
【0014】しかもカムシャフト24およびロッカシャ
フト25の軸線に直交する平面への投影図上で、カムシ
ャフト24およびロッカシャフト25の中心を結ぶ直線
に関してほぼ左右対称となるように、両吸気弁15…お
よび吸気側動弁機構30I と、両排気弁16…および排
気側動弁機構30E とが配置されている。
【0015】吸気側動弁機構30I は、相互に隣接配置
されてロッカシャフト25に共通に揺動可能に支持され
る第1および第2吸気側ロッカアーム31,32を備
え、また排気側動弁機構30E は、両吸気側ロッカアー
ム31,32を両側から挟むように配置されて前記ロッ
カシャフト25に揺動可能に支持される一対の排気側ロ
ッカアーム33,33を備える。一方、カムシャフト2
4には、第1吸気側ロッカアーム31に対応した第1吸
気側カム34と、第2吸気側ロッカアーム32に対応し
た第2吸気側カム35と、両排気側ロッカアーム33,
33にそれぞれ対応した排気側カム36,36とが一体
に設けられ、第1吸気側ロッカアーム31には第1吸気
側カム34に転り接触するローラ37が回転自在に支持
され、第2吸気側ロッカアーム32には第2吸気側カム
35に直接接触するカムスリッパ38が一体に設けら
れ、両排気側ロッカアーム33,33には排気側カム3
6,36に転り接触するローラ39,39がそれぞれ回
転自在に支持される。
【0016】また第1および第2吸気側ロッカアーム3
1,32には、両吸気弁15…の上方位置側に延びる連
結腕41,42がそれぞれ一体に設けられており、それ
らの連結腕41,42の先端に進退位置を調整可能とし
てそれぞれねじ込まれたタペットねじ43,43が、各
吸気弁15…の上端にそれぞれ接触し、各吸気弁15…
は、対応のロッカアーム31,32の揺動作動に応じて
開閉作動することになる。さらに両排気側ロッカアーム
33,33には、両排気弁16…の上方位置側に延びる
連結腕44,44がそれぞれ一体に設けられており、そ
れらの連結腕44,44の先端に進退位置を調整可能と
してそれぞれねじ込まれたタペットねじ45,45が、
各排気弁16…の上端にそれぞれ接触し、各排気弁16
…は、対応のロッカアーム33,33の揺動作動に応じ
て開閉作動することになる。
【0017】ところで、機関の低速運転域では、第1吸
気側ロッカアーム31が第1吸気側カム34によって揺
動作動し、その第1吸気側ロッカアーム31で一方の吸
気弁15が開閉作動せしめられるとともに、第2吸気側
ロッカアーム32が第2吸気側カム35によって揺動作
動し、その第2吸気側ロッカアーム32で他方の吸気弁
15が開閉作動せしめられるのであるが、その際、第1
吸気側ロッカアーム31の作動量が第2吸気側ロッカア
ーム32の作動量よりも大きくなるように設定されてお
り、したがって一方の吸気弁15の開閉リフト量は他方
の吸気弁15の開閉リフト量よりも大きい。なお、第2
吸気側カム35が、機関の低速運転域で第2吸気側ロッ
カアーム32を休止あるいは実質的に休止せしめ、前記
他方の吸気弁15を閉弁休止あるいは実質的に閉弁休止
させるものであってもよい。
【0018】図4において、相互に隣接配置されている
第1および第2吸気側ロッカアーム31,32には、機
関の低速運転域では両吸気側ロッカアーム31,32を
第1および第2吸気側カム34,35により相互に独立
して揺動させる状態とするが、機関の高速運転域では両
吸気側ロッカアーム31,32を第1吸気側カム34に
より連動、作動させる状態とを切換えて両吸気弁15…
の弁作動特性を機関の運転状態に応じて変更せしめる油
圧式弁作動特性変更手段46が設けられる。
【0019】この油圧式弁作動特性変更手段46は、ロ
ッカシャフト25の軸線と平行な軸線に沿って第1およ
び第2吸気側ロッカアーム31,32を連結する位置お
よび連結を解除する位置間で移動可能なシンクロピン4
7と、油圧の作用により該シンクロピン47を連結位置
側に押圧するタイミングピストン48と、タイミングピ
ストン48とは反対側でシンクロピン47に連接される
規制部材49と、該規制部材49および第2吸気側ロッ
カアーム32間に設けられる戻しばね50とを備える。
【0020】第1吸気側ロッカアーム31には、第2吸
気側ロッカアーム32側に開放した有底の嵌合穴51が
ロッカシャフト25と平行に延びるようにして設けられ
ており、一端を閉塞した有底円筒状に形成されているタ
イミングピストン48が該嵌合穴51に摺動可能に嵌合
され、該タイミングピストン48の一端と嵌合穴51の
閉塞端との間に油圧室52が形成される。またシンクロ
ピン47は、その一端をタイミングピストン48の他端
に同軸に接触させて嵌合穴51に摺動可能に嵌合され
る。
【0021】第2吸気側ロッカアーム32には、シンク
ロピン47の他端部を嵌合させることを可能として第1
吸気側ロッカアーム31側に開放した有底の嵌合穴53
がロッカシャフト25と平行に延びるようにして設けら
れており、この嵌合穴53の閉塞端には開放孔54が同
軸に設けられる。而して規制部材49は、シンクロピン
47とは反対側を開放した帽状に形成されるものであ
り、この規制部材49の一端がシンクロピン47の他端
に同軸に連接される。しかも規制部材49の開口端側す
なわち他端側には半径方向外方に張出したフランジ部4
9aが設けられており、嵌合穴54の内面で前記フラン
ジ部49aを案内するようにして規制部材49が嵌合穴
54に摺動可能に嵌合される。
【0022】戻しばね50は嵌合穴54の閉塞端および
規制部材49間に設けられており、この戻しばね50
は、規制部材49、シンクロピン47およびタイミング
ピストン48を油圧室52側に向けて押圧するばね力を
発揮する。また嵌合穴54の内面には、規制部材49が
嵌合穴54から脱落することを阻止するために、該規制
部材49のフランジ部49aに係合可能な止め輪55が
装着される。
【0023】このような油圧式弁作動特性変更手段46
によれば、油圧室52の油圧が低圧であるときには、戻
しばね50のばね力によりシンクロピン47および規制
部材49の接触端面が第1および第2吸気側ロッカアー
ム31,32間に対応する位置にあり、両吸気側ロッカ
アーム31,32はシンクロピン47および規制部材4
9の接触端面を相互に滑らせながら独立して揺動可能で
あるが、油圧室52の油圧が高圧になるとタイミングピ
ストン48によってシンクロピン47が押されることに
より、該シンクロピン47の他端部が規制部材49を押
しながら第2吸気側ロッカアーム32の嵌合穴54に嵌
合され、シンクロピン47を介して両吸気側ロッカアー
ム31,32が連結されるので、両吸気側ロッカアーム
31,32は一体的に連動、作動することになる。
【0024】ところで、両吸気弁15…は、カムシャフ
ト24の回転作動に応じて開閉作動および閉弁静止を交
互に繰返すものであり、閉弁静止時期の初期から油圧式
弁作動特性変更手段46による両吸気側ロッカアーム3
1,32の連結および連結解除作動を開始しないと、シ
ンクロピン47による両吸気側ロッカアーム31,32
の連結および連結解除が不円滑となることがある。そこ
で、油圧室52の油圧の切換タイミングによらず、シン
クロピン47による両吸気側ロッカアーム31,32の
連結開始時期および連結解除開始時期を閉弁静止時期の
初期に定めるために、第1吸気側ロッカアーム31にト
リガ機構56が設けられる。
【0025】このトリガ機構56は、第1吸気側ロッカ
アーム31の揺動作動に応じてロッカシャフト25と平
行なピン61のまわりに回動可能なタイミング板57を
備えており、第1吸気側ロッカアーム31には、嵌合穴
51の内面から内方にタイミンイグ板57の先端を突入
させ得るようにして該タイミング板57を案内するスリ
ット58が設けられる。一方、タイミングピストン48
の他端外周には、シンクロピン47および規制部材49
の接触端面が第1および第2吸気側ロッカアーム31,
32間に対応する位置にあるときに、タイミング板57
の先端部を係合させ得る環状の係合段部59が設けら
れ、シンクロピン47が第1および第2吸気側ロッカア
ーム31,32を連結する位置まで移動したときにタイ
ミング板57に対応する位置でタイミングピストン48
の外周にはタイミング板57の先端部を係合させ得る環
状の係合溝60が設けられる。
【0026】このようなトリガ機構56では、第1吸気
側ロッカアーム31が揺動作動しているときにタイミン
グ板57がその先端部の係合段部59あるいは係合溝6
0との係合を解除する方向に作動する。したがって、両
吸気側ロッカアーム31,32の連結解除状態で、第1
吸気側ロッカアーム31が静止状態にあるときに油圧室
52に油圧が作用しても、係合段部59へのタイミング
板57の係合によりタイミングピストン48が油圧室5
2の容積を増大する方向に直ちに作動を開始することは
なく、第1吸気側ロッカアーム31の揺動作動時にタイ
ミングピストン48の作動が可能となる。しかるに両吸
気側ロッカアーム31,32が相対揺動していることに
よりシンクロピン47が第2吸気側ロッカアーム32の
嵌合穴54に嵌合することはなく、両吸気側ロッカアー
ム31,32の揺動作動後に静止状態となったときに嵌
合穴51,54の軸線が一致するのに応じてタイミング
ピストン48が移動を開始してシンクロピン47の他端
部が嵌合穴54に嵌合する。また両吸気側ロッカアーム
31,32の連結状態で、第1吸気側ロッカアーム31
が静止状態にあるときに油圧室52に油圧が作用して
も、係合溝60へのタイミング板57の係合によりタイ
ミングピストン48が油圧室52の容積を縮少する方向
に直ちに作動を開始することはなく、第1吸気側ロッカ
アーム31の揺動作動時にタイミングピストン48の作
動が可能となる。しかるに第2吸気側ロッカアーム32
が第1吸気側ロッカアーム31に従動して揺動している
ことにより、シンクロピン47には剪断力が作用してお
り、シンクロピン47が第1吸気側ロッカアーム31側
に移動することはなく、両吸気側ロッカアーム31,3
2の揺動作動後に静止状態となったときに前記剪断力の
作用が解除されるのに応じて、シンクロピン47が戻し
ばね50のばね力によってタイミングピストン48を押
しながら嵌合穴51側に戻り、両吸気側ロッカアーム3
1,32の連結が解除されることになる。
【0027】ロッカシャフト25には、ロッカシャフト
25の軸線方向に沿って延びるとともに両端を閉塞した
第1給油路64が、たとえば該ロッカシャフト25の略
全長にわたって同軸に設けられており、各気筒において
第1吸気側ロッカアーム31…に対応する部分で、ロッ
カシャフト25の側壁には、第1給油路64に通じる油
路65…が設けられ、第1吸気側ロッカアーム31…に
は、第1吸気側ロッカアーム31…の揺動状態にかかわ
らず前記油路65を油圧室52に連通せしめる油路66
…が設けられる。
【0028】図5において、オイルパン67内のオイル
はストレーナ68を介してオイルポンプ69で汲上げら
れ、該オイルポンプ69からフィルタ70を介してメイ
ンギャラリ71ーに給油される。またオイルポンプ69
の吐出側およびオイルパン67間にはリリーフ弁72が
設けられる。
【0029】メインギャラリー71はクランクシャフト
の軸線方向に沿って延びるものであり、クランクシャフ
トのクランクジャーナル部73…にオイルを供給すべ
く、該メインギャラリー71から複数の分岐油路74…
が分岐される。
【0030】またメインギャラリー71の一端には油路
75が通じており、この油路75は油路76を介して制
御弁手段81に接続され、該制御弁手段81で油圧を
高、低に切換制御されたオイルが油路77を経て第1給
油路64に給油される。さらにメインギャラリー71の
他端には、油路78の一端が通じており、該油路78の
他端はシリンダヘッド11上に形成されたオイル溜まり
79に連通され、このオイル溜まり79のオイルは、ク
ランクシャフトの回転動力をカムシャフト24に伝達す
るためのタイミングチェーン(図示せず)に張力を付与
するためのテンショナー80に供給される。
【0031】図6および図7において、カムシャフト2
4の一端のカムジャーナル部24aに連結されるディス
トリビュータ82が、該カムシャフト24の一端側でシ
リンダヘッド11に取付けられており、該ディストリビ
ュータ82に対応する位置でシリンダヘッド11の側壁
に制御弁手段81が取付けられる。
【0032】この制御弁手段81は、スプール弁83お
よび電磁弁84を備えるものであり、スプール弁83の
ハウジング85がシリンダヘッド11に取付けられ、電
磁弁84は該ハウジング85に取付けられる。
【0033】スプール弁83は、入力ポート86、出力
ポート87および解放ポート88を有するハウジング8
5と、出力ポート87を解放ポート88に連通せしめる
が入力ポート86とは遮断する上動位置(図6で示す位
置)ならびに出力ポート87を入力ポート86に連通せ
しめるが解放ポート88とは遮断する下動位置間で移動
可能としてハウジング85に摺動可能に嵌合されるスプ
ール89と、該スプール89の上端との間にパイロット
室91を形成してハウジング85に固着されるプラグ9
0と、パイロット室91の容積を縮少する側にスプール
89を押圧するばね力を発揮してスプール89およびハ
ウジング85間に設けられるばね92とを備える。
【0034】一方、図5で示したメインギャラリー71
に通じる油路75は、シリンダヘッド11およびシリン
ダブロックを締結せしめる複数の通しボルト100…の
1つと、シリンダヘッド11およびシリンダブロックと
の間で環状に形成されるものであり、この油路75の上
端に通じる油路76が、スプール弁83におけるハウジ
ング85の入力ポート86に対応する位置でシリンダヘ
ッド11の側壁に開口せしめられる。しかもハウジング
85は、油路76および入力ポート86間に介在するフ
ィルタ93をシリンダヘッド11との間に挟持してシリ
ンダヘッド11に取付けられるものであり、油路75,
76からのオイルはフィルタ93を介して入力ポート8
6に導入されることになる。またハウジング85には入
力ポート86および出力ポート87間を結ぶリークジェ
ット94が設けられており、スプール89で入力ポート
86および出力ポート87間が遮断されている状態でも
入力ポート86はリークジェット94を介して出力ポー
ト87に通じている。
【0035】ハウジング85は、シリンダヘッド11に
設けられた油路77に出力ポート87を通じさせるとと
もに、シリンダヘッド11に設けられた開口部95に解
放ポート88を対応させるようにしてシリンダヘッド1
1に取付けられており、ハウジング85には、出力ポー
ト87の油圧を検出する圧力センサ96が取付けられ
る。
【0036】電磁弁84は、入力ポート86およびパイ
ロット室91間の連通・遮断を切換えるものであり、該
電磁弁84によって入力ポート86およびパイロット室
91間が連通されると、パイロット室91が高油圧とな
るのに応じてスプール89は、出力ポート87を入力ポ
ート86に連通せしめるが解放ポート88とは遮断する
下動位置に移動し、また前記電磁弁83によって入力ポ
ート86およびパイロット室91間が遮断されると、パ
イロット室91が低油圧となるのに応じてスプール89
は、出力ポート87を解放ポート88に連通せしめるが
入力ポート86とは遮断する上動位置へとばね92のば
ね力により移動することになる。
【0037】前記油路77は、出力ポート87からロッ
カシャフト25の一端側へと斜め上方に延びるようにし
てシリンダヘッド11に設けられており、この油路77
の上端部は、ロッカシャフト25の一端に対応したカム
ホルダ23の上端およびロッカシャフト25の一端間に
設けられる円筒状のピン97を介して第1給油路64に
連通される。
【0038】ロッカシャフト25内に形成されている第
1給油路64は、各油圧式弁作動特性変更手段46…に
高低の油圧を切換えて給油するとともに、吸気側および
排気側動弁機構30I ,30E の潤滑部、すなわち各ロ
ッカアーム31,32,33…の潤滑部に給油する機能
をも果すものであり、第2吸気側ロッカアーム32…に
対応する位置でロッカシャフト25には、ロッカシャフ
ト25および第2吸気側ロッカアーム32間に第1給油
路64からのオイルを供給する油孔98…が設けられ、
排気側ロッカアーム33,33…に対応する位置でロッ
カシャフト25には、ロッカシャフト25および排気側
ロッカアーム33,33間に第1給油路64からオイル
を供給する油孔99,99…が設けられる。なお、油圧
式弁作動特性変更手段46…の油圧室52に通じるよう
にして第1吸気側ロッカアーム31…に設けられている
油路66…を第1給油路64に通じさせるべく、ロッカ
シャフト25に油路65…が設けられており、第1吸気
側ロッカアーム31…およびロッカシャフト25間に
は、上記油路65…からオイルが供給される。
【0039】さらに第1給油路64のオイルは、複数の
第2給油路104…を介してカムシャフト24のカムジ
ャーナル部24a…およびカムホルダ23…間に供給さ
れる。
【0040】第2給油路104…は、ロッカシャフト2
4を各カムホルダ23…の上面に締結せしめる複数のボ
ルト29…内に形成されるものであり、各カムホルダ2
3…には、その軸受孔23aの内面に下端を開口せしめ
る導孔101…と、該導孔101よりも大径にして導孔
101の上端に同軸に連なるとともにカムホルダ23…
の上面すなわち支持面26…に上端を開口せしめるねじ
孔102…とが設けられており、ロッカシャフト25の
第1給油路64を横切るようにして各ボルト29…がね
じ孔102…にねじ込まれる。
【0041】而して第2給油路104…は、その少なく
とも一部の横断面積が第1給油路64の横断面積よりも
小さくなるように形成されるものであり、第1給油路6
4に通じるようにして外端をボルト29の外面に開口さ
せてボルト29の半径方向に沿って延びる半径方向油路
105と、上端を半径方向油路105の内端に通じさせ
てボルト29の軸線方向に沿って半径方向油路105よ
りも長く形成されるとともに下端を導孔101に同軸に
通じさせる軸線方向油路107とで構成され、半径方向
油路105の内端部に絞り106が形成される。
【0042】しかもボルト29の外径は、その第1給油
路64を横切る部分で第1給油路64の内面およびボル
ト29間に間隙が生じるように設定されるものであり、
そうすることにより、ボルト29の周方向位置決めをす
ることなく、第2給油路104における半径方向油路1
05の外端を第1給油路64に確実に通じさせることが
できる。
【0043】また各カムホルダ23に、軸受孔23aの
内面に下端を開口せしめる導孔101…と、該導孔10
1よりも大径であるねじ孔102…とが同軸に設けられ
ることにより、ボルト29…の下端とカムジャーナル部
24a…との間には、第2給油路104における軸線方
向油路107よりも大径であるオイル溜まり109が形
成されることになる。
【0044】ところで、ねじ孔102…の下端でボルト
29…の最大締付位置が定まるのであるが、ボルト29
…の係止頭部29a…がロッカシャフト25の上面すな
わち係合面27に接触した状態でボルト29…の下端と
ねじ孔29…の下端との間にわずかな所定距離が生じる
ように設定しておくことにより、ボルト29…の締付け
過ぎを防止することができる。
【0045】さらに各カムホルダ23…の両側にそれぞ
れ配置される通しボルト100…と、カムホルダ23…
へのロッカシャフト25の締結部との間でシリンダヘッ
ド11には、ロッカシャフト25の軸線に直交する方向
で上方に隆起する一対ずつのリブ108,108…が設
けられており、それらのリブ108,108…により、
ロッカシャフト25の支持剛性およびカムシャフト24
の支持剛性が大幅に増大されている。
【0046】次にこの実施例の作用について説明する
と、ロッカシャフト25内には、各ロッカアーム31,
32,33,33…の潤滑部および油圧式弁作動特性変
更手段46…に給油するための第1給油路64がロッカ
シャフト25の軸線方向に延びるようにして設けられる
だけであり、ロッカシャフト25を複数のカムホルダ2
3…に締結するためのボルト29…に、カムシャフト2
4およびカムホルダ23…間の潤滑部にオイルを導くた
めの第2給油路104…がそれぞれ設けられるので、従
来のように一対の給油路がロッカシャフト25内に平行
に設けられるのに比べてロッカシャフト25内の油路構
成を単純化することが可能であり、ロッカシャフト25
の小型化ひいては動弁装置の小型化を図ることが可能と
なる。しかもカムホルダ23…に第2給油路が設けられ
るのに比べるとカムシャフト24の軸線方向に沿うカム
ホルダ23…の幅を小さくすることが可能であり、それ
によりシリンダヘッド11の小型化を図ることもでき
る。
【0047】また第2給油路104…の少なくとも一部
の横断面積が第1給油路64の横断面積よりも小さく設
定されていることにより、油圧式弁作動特性変更手段4
6…で必要な油圧を第1給油路64で確保しつつ、カム
シャフト24およびカムホルダ23…間の潤滑部にオイ
ルを導くことが可能である。
【0048】さらに第2給油路104…において、絞り
106が半径方向油路105に形成されることにより、
穿孔加工のためのドリルの長さが比較的短くてすむが、
ボルト29の軸線方向に沿う軸線方向油路107に絞り
が形成される場合には、前記ドリルが比較的長くなり、
穿孔加工の精度が劣ることになり、孔径を3あるいは4
段とするように順次変えて加工する必要があるので加工
が煩雑となるものである。
【0049】しかも各ボルト29…の下端と、カムジャ
ーナル部24a…との間には、第2給油路104よりも
大径のオイル溜まり109…が形成されるので、そのオ
イル溜まり109…で溜まったオイルをカムジャーナル
部24a…およびカムホルダ23…間に常時供給するこ
とができる。
【0050】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0051】たとえば上記実施例では1気筒あたり2つ
の排気側ロッカアーム33,33がロッカシャフト25
に支持された例について説明したが、排気側ロッカアー
ムが1つであるものについても本発明を適用可能であ
り、また排気側ロッカアームに油圧式弁作動特性変更手
段が設けられる動弁装置に本発明を適用することも可能
であり、さらに半径方向油路105の全長を絞りとして
形成することも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、第1給油路だけが、ロッカシャフト内に設けられ、
カムシャフトの潤滑部にオイルを導くための第2給油路
が各ボルトにそれぞれ設けられることにより、ロッカシ
ャフト内の油路構成を単純化し、ロッカシャフトの小型
化を図るとともにカムホルダの幅を小さくしてシリンダ
ヘッドの小型化を図ることができる。しかも第2給油路
の少なくとも一部の横断面積が第1給油路の横断面積よ
りも小さいことにより、油圧式弁作動特性変更手段で必
要な油圧を第1給油路で確保しつつカムシャフトおよび
カムホルダ間の潤滑部にオイルを導くことが可能とな
る。
【0053】また請求項2記載の発明によれば、第2給
油路の半径方向油路に絞りが形成されることにより、絞
りを形成するための穿孔加工時のドリルの長さを比較的
短くし、穿孔加工を容易とすることができる。
【0054】さらに請求項3記載の発明によれば、ボル
トの下端およびカムジャーナル部の外面間に第2給油路
よりも大径であるオイル溜まりが形成されることによ
り、カムジャーナル部およびカムホルダ間にオイル溜ま
りからのオイルを常時供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の要部縦断面図である。
【図2】図1の2矢視平面図である。
【図3】ロッカシャフトのカムホルダへの締結構造を示
すためのロッカシャフトの軸線方向に沿う断面図であ
る。
【図4】図1の4−4線拡大断面図である。
【図5】給油系統図である。
【図6】制御弁手段および第1給油路間の油路構成を示
す切欠き側面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【符号の説明】
11・・・シリンダヘッド 15・・・吸気弁 16・・・排気弁 23・・・カムホルダ 23a・・・軸受孔 24・・・カムシャフト 24a・・・カムジャーナル部 25・・・ロッカシャフト 29・・・ボルト 30I ・・・吸気側動弁機構 30E ・・・排気側動弁機構 31,32・・・ロッカアーム 46・・・油圧式弁作動特性変更手段 64・・・第1給油路 104・・・第2給油路 105・・・半径方向油路 106・・・絞り 107・・・軸線方向油路 109・・・オイル溜まり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 範行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平4−17707(JP,A) 特開 平3−295762(JP,A) 特開 平8−261001(JP,A) 特開 平4−104110(JP,A) 実開 平3−89902(JP,U) 実開 平3−32108(JP,U) 実開 昭63−63507(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/00 F01L 1/04 F01L 1/26 F01M 9/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のカムシャフト(24)が備える複
    数のカムジャーナル部(24a)が、シリンダヘッド
    (11)に一体に設けられた複数のカムホルダ(23)
    でそれぞれ回転自在に支持され、カムシャフト(24)
    および吸気弁(15)間に設けられる吸気側動弁機構
    (30I )ならびにカムシャフト(24)および排気弁
    (16)間に設けられる排気側動弁機構(30E )に共
    通な単一のロッカシャフト(25)が、前記カムシャフ
    ト(24)の上方でシリンダヘッド(11)に固定さ
    れ、前記吸気側および排気側動弁機構(30I ,3
    E )の一方(30I )を構成して前記ロッカシャフト
    (25)に支持される複数のロッカアーム(31,3
    2)に油圧式弁作動特性変更手段(46)が設けられる
    SOHC型内燃機関において、前記各カムホルダ(2
    3)には、各カムジャーナル部(24a)を挿通、支持
    するための軸受孔(23a)がそれぞれ形成され、吸気
    側および排気側動弁機構(30I ,30E )の潤滑部お
    よび油圧式弁作動特性変更手段(46)に連なってロッ
    カシャフト(25)の軸線方向に沿って延びる単一の第
    1給油路(64)がロッカシャフト(25)内に設けら
    れ、第1給油路(64)を横切って前記各カムホルダ
    (23)にそれぞれねじ込まれるボルト(29)で前記
    ロッカシャフト(25)が各カムホルダ(23)の上面
    に締結され、前記各軸受孔(23a)の内面および各カ
    ムジャーナル部(24a)の外面間にオイルを導く第2
    給油路(104)が、その一端を第1給油路(64)に
    通じさせて各ボルト(29)に設けられ、第2給油路
    (104)の少なくとも一部の横断面積が第1給油路
    (64)の横断面積よりも小さく設定されることを特徴
    とするSOHC型内燃機関。
  2. 【請求項2】 前記第2給油路(104)が、外端を第
    1給油路(64)に通じさせて前記ボルト(29)の半
    径方向に沿って延びる半径方向油路(105)と、上端
    を半径方向油路(105)の内端に通じさせるとともに
    前記ボルト(29)の軸線方向に沿って半径方向油路
    (105)よりも長く形成される軸線方向油路(10
    7)とで構成され、前記半径方向油路(105)に絞り
    (106)が形成されることを特徴とする請求項1記載
    のSOHC型内燃機関。
  3. 【請求項3】 前記ボルト(29)の下端およびカムジ
    ャーナル部(24a)の外面間に、第2給油路(10
    4)よりも大径であるオイル溜まり(109)が形成さ
    れることを特徴とする請求項1または2記載のSOHC
    型内燃機関。
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