JP2001150999A - 車両用アシストグリップ取付構造 - Google Patents

車両用アシストグリップ取付構造

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JP2001150999A
JP2001150999A JP33500599A JP33500599A JP2001150999A JP 2001150999 A JP2001150999 A JP 2001150999A JP 33500599 A JP33500599 A JP 33500599A JP 33500599 A JP33500599 A JP 33500599A JP 2001150999 A JP2001150999 A JP 2001150999A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アシストグリップの支持剛性を確保すると共
に、車体側方から所定値以上の衝撃荷重が作用した際、
乗員の頭部への影響が回避乃至極めて軽減し得る車両用
アシストグリップ取付構造を提供する。 【解決手段】アシストグリップ取付部21A、21Bを
有する頂面部21と、該頂面部21に折曲形成されて上
端縁がサイドレールインナ11に結合する上面部13
と、頂面部12に折曲形成された下面部14とを備え、
下面部14にサイドレール10の下方フランジ14a、
18aに結合する下部フランジ27a・・・27dと、
アシストグリップ取付部21A、21Bに対応して形成
された衝撃吸収部24、25とを有するアシストグリッ
プ支持メンバ20によってアシストグリップ30をサイ
ドレールインナ11に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アシストグリップ
の取付構造に関し、特にサイドレールに取り付けられる
車両用アシストグリップ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両にあっては、例えば車室
内のルーフ側部を形成するサイドレール等に、悪路走行
時等において運転者以外の乗員が握って身体を支えるア
シストグリップが取り付けられている。
【0003】このアシストグリップには、身体を支える
に十分な支持強度が要求されることから、例えば実開平
3−5683号公報に開示され、かつ図12に要部断面
図を示すようにサイドレールアウタ111とサイドレー
ルインナ112によって形成される閉断面形状のサイド
レール110と、フロントピラーアウタ116とフロン
トピラーインナ117によって形成される閉断面形状の
フロントピラー115の結合部近傍において、略コ字状
のナット取付パネル120の一側端120aをフロント
ピラーインナ117に重合する一方、他側端120b及
び120cをサイドレールアウタ111とフロントピラ
ーアウタ116との結合部を跨ぐようにしてサイドレー
ルアウタ111とフロントピラーアウタ116とに各々
結合すると共に、ナット取付パネル120の一側端12
0aに溶接結合されたナット121に螺合する取付ボル
ト122によってアシストグリップ100の基端部10
1を取り付ける構造が提案されている。
【0004】また、一般にサイドレール110は、図1
3に縦断面図を示すように、車体前後方向に延在する断
面略コ字状乃至C字状のサイドレールアウタ111とサ
イドレールインナ112の各上縁及び下縁に沿って各々
折曲形成された上方フランジ111aと112a、下方
フランジ111bと112bとを各々結合して閉断面形
状に形成することによって十分な剛性が確保されると共
に、アシストグリップ100がサイドレールインナ11
2に沿って配設されている。
【0005】なお符号125はルーフからサイドレール
インナ112の内面に沿って張設されるルーフトリムで
あり、126は互いに結合されて十分な剛性が確保され
た下方フランジ111bと112bとを覆うガーニッシ
ュである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記実開平3−568
3号公報によると、ナット取付パネル120がサイドレ
ールアウタ111とフロントピラーアウタ116の結合
部を跨ぐように配設されてサイドレールアウタ111と
フロントピラーアウタ116の結合剛性が確保され、該
剛性が向上した部分とナット取付パネル120を介して
結合されたフロントピラーインナ117の部位にアシス
トグリップ100を取り付けることによって、アシスト
グリップ100の支持強度が確保される。
【0007】しかし、上記図13に示すようにアシスト
グリップ100が、サイドレールインナ112から車室
内に突出するようにしてサイドレールインナ112に沿
って配設され、アシストグリップ100の下方において
サイドレールアウタ111及びサイドレールインナ11
2の各下方フランジ111bと112bとが結合される
ことから、車体側方から所定値以上の衝撃荷重Pが作用
した際、例えば乗員の頭部を一点鎖線Maで示すように
アシストグリップ100に当接し、更に慣性力によって
頭部Maの上部がアシストグリップ100に支持された
状態で二点鎖線Mbで示すように揺動し、剛性が高い上
記下方フランジ111bと112bとの結合部に頭部が
当接して頭部に影響することが懸念される。
【0008】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、アシストグリップの支持剛性を確保すると共
に、車体側方から所定値以上の衝撃荷重が作用した際、
乗員の頭部への影響が回避乃至極めて軽減し得る車両用
アシストグリップ取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の車両用アシストグリップ取付構造は、サイ
ドレールインナとサイドレールアウタの各上縁に沿って
各々形成される各上方フランジ及び各下縁に沿って各々
形成される各下方フランジを各々結合して形成された車
体前後方向に延在するサイドレールにアシストグリップ
を取り付ける車両用アシストグリップ取付構造におい
て、上記アシストグリップは、該アシストグリップに作
用する所定値以上の当接荷重で変形すると共に、互いに
結合された上記下方フランジの車室内側を覆うアシスト
グリップ支持メンバを介在して上記サイドレールインナ
に取り付けられたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によると、アシストグリッ
プに作用する所定値以上の当接荷重で変形すると共に、
互いに結合されたサイドレールインナ及びサイドレール
アウタの各下方フランジを車室内側から覆うアシストグ
リップ支持メンバを介在してアシストグリップをサイド
レールインナに取り付けることから、アシストグリップ
支持メンバによってサイドレールの剛性及びサイドレー
ルとアシストグリップの結合剛性が向上し、通常状態に
おける悪路走行時等において乗員からアシストグリップ
に作用する荷重は、確実にサイドレールに伝達されてア
シストグリップの機能が確保される。
【0011】一方、車体側方から所定値以上の衝撃荷重
が作用した際、例えば、慣性によって乗員の頭部がアシ
ストグリップに当接すると、その当接荷重がアシストグ
リップ支持メンバの変形によって吸収されて軽減され、
頭部への影響が回避乃至極めて低減され、かつアシスト
グリップによって受け止められた頭部が慣性力によって
揺動した場合においても、頭部はアシストグリップ支持
メンバによって受け止められて剛性を有するサイドレー
ルの下方フランジへの直接的な当接が未然に回避されて
乗員の安全性が確保される。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用アシストグリップ取付構造において、上記アシ
ストグリップ支持メンバは、上記サイドレールインナと
離間してサイドレールに沿って延在すると共に、上記ア
シストグリップの基端部が結合されるアシストグリップ
取付部を有する頂面部と、該頂面部の上縁に沿って折曲
形成されて上端縁にサイドレールに結合される上部フラ
ンジを有する上面部と、上記頂面部の下縁に沿って折曲
形成された下面部とを備え、該下面部は、該下面部の下
端縁に形成されて上記下方フランジに結合される下部フ
ランジと、上記アシストグリップ取付部に対応して下縁
が上記下方フランジに間隙を介して対向すると共に、上
記下方フランジの車室内側をサイドレールインナと離間
した状態で覆う衝撃吸収部とを有することを特徴とす
る。
【0013】請求項2の発明は、請求項1のアシストグ
リップを具体化したものであって、請求項2の発明によ
ると、上部フランジがサイドレールインナに、下部フラ
ンジが下方フランジに各々結合することによってサイド
レールに沿って延在する断面略コ字状乃至C字状のアシ
ストグリップ支持メンバがサイドレールインナに結合さ
れ、その結果サイドレールの剛性が向上すると共に、サ
イドレールとアシストグリップ支持メンバとの結合剛性
が向上し、該アシストグリップ支持メンバにアシストグ
リップが配設されることから、乗員からアシストグリッ
プに作用する荷重は、アシストグリップの基端部からア
シストグリップ取付部に伝達され、アシストグリップ支
持メンバからサイドレールに分散伝達されて確実にアシ
ストグリップの機能が確保される。
【0014】一方、車体側方から所定値以上の衝撃荷重
が作用して乗員の頭部がアシストグリップに当接した場
合には、その当接荷重がアシストグリップの基端部を支
持するアシストグリップ取付部に伝達されて、アシスト
グリップ取付部に対応して形成された衝撃吸収部によっ
て剛性が比較的抑制された該部に応力が集中して変形す
ると共に、衝撃吸収部の下縁が下方フランジに当接して
受け止められる。この結果衝撃吸収部及び上面部のアシ
ストグリップ取付部近傍部分が集中的に変形して当接荷
重を吸収して頭部への影響が回避乃至極めて軽減され
る。
【0015】またアシストグリップによって受け止めら
れた頭部が慣性力によって揺動した場合においても、頭
部は衝撃吸収部の変形を伴って衝撃吸収部によって受け
止められ、頭部への衝撃が回避乃至極めて軽減され、か
つ下方フランジへの直接的な頭部の当接が未然に回避さ
れることと相俟って乗員の安全性が確保される。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2の車両
用アシストグリップ取付構造において、上記アシストグ
リップ支持メンバの頂面部は、アシストグリップの両端
に形成された各基端部が結合される一対のアシストグリ
ップ取付部を有し、上記下面部は、上記各アシストグリ
ップ取付部に対応した一対の上記衝撃吸収部を有し、各
衝撃吸収部の間及び下面部両端に各々上記下部フランジ
が配設されたことを特徴とする。
【0017】請求項3の発明によると、アシストグリッ
プの両端がアシストグリップ支持メンバのアシストグリ
ップ取付部に支持されると共に、各アシストグリップ取
付部に対応して衝撃吸収部が配設され、かつ各衝撃吸収
部の両側に近接して下方フランジに結合する下部フラン
ジが配設することから、サイドレールがアシストグリッ
プ支持メンバによって補剛されてサイドレールの剛性及
びサイドレールインナとアシストグリップ支持メンバと
の結合剛性が確保され、かつアシストグリップから入力
される荷重に起因する衝撃吸収部の変形が確実に実行さ
れて効率的に頭部への影響が軽減される。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3の車両用アシストグリップ取付構造において、上記ア
シストグリップ支持メンバの頂面、上面及び下面は上記
アシストグリップ取付部から前方に延在し、該延在した
下面部に更に下縁が上記下方フランジと間隙を介して対
向すると共に下方フランジの車室内側をサイドレールイ
ンナと離間した状態で覆う衝撃吸収部を有することを特
徴とする。
【0019】請求項4の発明によると、アシストグリッ
プ取付部の前方に延在する下面部に衝撃吸収部を配設す
ることから、アシストグリップによって受け止められた
頭部が慣性力によって前方に揺動、或いは直接的にアシ
ストグリップの前方で車幅方向に揺動した場合において
も頭部が衝撃吸収部の変形によって受け止められ、頭部
への影響が回避乃至極めて軽減され、下方フランジの結
合部への直接的な頭部の当接が未然に回避されることと
相俟って乗員の安全性が更に向上する。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項2または
3の車両用アシストグリップ取付構造において、上記ア
シストグリップ支持メンバの頂面、上面及び下面は上記
アシストグリップ取付部から後方に延在し、該延在した
下面部に更に下縁が上記下方フランジに間隙を介して対
向すると共に下方フランジの車室内側をサイドレールイ
ンナと離間して覆う衝撃吸収部を有することを特徴とす
る。
【0021】請求項5の発明によると、アシストグリッ
プ取付部の後方に延在する下面部に衝撃吸収部を配設す
ることから、アシストグリップによって受け止められた
頭部が慣性力によって後方に揺動、或いは直接的にアシ
ストグリップの後方で車幅方向に揺動した場合において
も、頭部が衝撃吸収部の変形によって受け止められ、頭
部への影響が回避乃至極めて軽減され、かつ下方フラン
ジの結合部への直接的な頭部の当接が未然に回避されて
乗員の安全性が向上する。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
車両用アシストグリップ取付構造において、上記衝撃吸
収部は、下方に膨出形成されたことを特徴とする。
【0023】請求項6の発明によると、衝撃吸収部が下
方に膨出するよう形成されることから、衝撃吸収部の変
形領域が確保されて当接エネルギーが効率的に吸収され
かつ頭部の揺動を抑制することができる。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
車両用アシストグリップ取付構造において、頂面部は、
上記衝撃吸収部に対応する部分にアシストグリップ支持
メンバの延在方向と交差する方向に延在するビードを有
することを特徴とする。
【0025】請求項7の発明によると頂面部にアシスト
グリップ支持メンバの延在方向と交差するビードを設け
ることから、衝撃吸収部及び該部近傍の変形が容易にな
りアシストグリップに作用する当接エネルギーの吸収が
効率的に達成される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車両用アシス
トグリップ取付構造の実施の形態を図によって説明す
る。
【0027】図1は、アシストグリップ30の取付部を
示す車室内斜視図であり、図2はルーフトリムを省略し
たアシストグリップ取付部の概要を示す図1におけるA
部の要部側面、図3、図4、図5、図6、図7、図8、
図9は各々図2のa−a、b−b、c−c、d−d、e
−e、f−f、g−g線断面図である。なお矢印Frは
車体前方方向を示している。
【0028】図中符号10は、サイドレールであり、サ
イドレール10はサイドレールインナ11とサイドレー
ルアウタ15とによって形成されている。
【0029】サイドレールインナ11は、内側面12、
該内側面12の上縁及び下縁に沿って各々上面13及び
下面14が折曲形成された車体前後方向に延在する断面
略コ字状乃至C字状であって、上面13の上端縁及び下
面14の下端縁に沿って各々上方フランジ13a及び下
方フランジ14aが折曲形成されている。
【0030】一方、サイドレールアウタ15は、外側面
16、該外側面16の上縁及び下縁に沿って各々上面1
7及び下面18が折曲形成されて車体前後方向に延在す
る断面略コ字状乃至C字状であって、上面17の上端縁
及び下面18の下端縁に沿って各々上記サイドレールイ
ンナ11の上方フランジ13a及び下方フランジ14a
に対向する上方フランジ17a及び下方フランジ18a
が折曲形成され、対向する上方フランジ13aと17a
及び下方フランジ14aと18aとを結合することによ
って、サイドレールインナ11とサイドレールアウタ1
5とによって車体前後方向に延在する閉断面形状のサイ
ドレール10が形成される。
【0031】サイドレールインナ11の車室内側には、
アシストグリップ30を取付支持するアシストグリップ
支持メンバ20が配設されている。
【0032】アシストグリップ支持メンバ20は、上記
図2乃至図9及に示すように、アシストグリップ30の
取付面となる頂面部21と、該頂面部21の上縁及び下
縁に沿って各々折曲形成された上面部22及び下面部2
3を有して車体前後方向に延在する断面略コ字状乃至C
字状に形成されている。
【0033】頂面部21には、図6、図8に示すよう
に、車体前後方向の略中央部と後端近傍とに離間して各
々穿設された一対の透孔21a、21b及び各透孔21
a、21bに対応してナット29が溶接結合されて該部
にアシストグリップ取付部21A及び21Bが形成さ
れ、アシストグリップ取付部21Aに近接して頂面部2
1の延在方向と交差する方向に沿ってビード21cが形
成されている。
【0034】上面部22の上端縁には、上記サイドレー
ルインナ11の上面13に連続して重合する上部フラン
ジ22aが全長に亘って折曲形成されている。
【0035】一方、下面部23には、上記アシストグリ
ップ取付部21Aに対応して、図2、図6に示すように
前後方向に連続して下方に膨出すると共に、下縁24a
が上記サイドレールインナ11の下方フランジ14aと
間隙aを隔てて対峙する第1衝撃吸収部24が形成され
ている。
【0036】同様に、下面部23には、上記アシストグ
リップ取付部21Bに対応して上記図2及び図8に示す
ように前後方向に連続して下方に膨出すると共に、下縁
25aが上記サイドレールインナ11の下方フランジ1
4aと間隙aを隔てて対峙する第2衝撃吸収部25が形
成され、かつアシストグリップ取付部21Aより前方に
延在する下面部23の前端近傍にも、上記図2、図4に
示すように前後方向に連続して下方に膨出すると共に、
下縁26aが上記サイドレールインナ11の下方フラン
ジ14aと間隙aを隔てて対峙する第3衝撃吸収部26
が形成されている。
【0037】更に、下面部23の前端、上記膨出形成さ
れた第3衝撃吸収部26と第1衝撃吸収部24の間、第
1衝撃吸収部24と第2衝撃吸収部25の間及び後端の
各下端縁には、図2及び各対応する断面を示す図3、図
5、図7、図9のようにサイドレールインナ11の下方
フランジ14aに重合する下部フランジ27a、27
b、27c、27dが折曲形成されている。
【0038】このように形成されたアシストグリップ支
持メンバ20は、上部フランジ22aをサイドレールイ
ンナ11の上面13に結合し、各下部フランジ27a、
27b、27c、27dが上記下方フランジ14a及び
18aと共に結合されてサイドレール10のサイドテー
ルインナ11に沿って結合される。
【0039】このサイドレール10にアシストグリップ
支持メンバ20が取り付けられた通常状態においては、
図3乃至図9に示すようにサイドレールインナ11の内
側面12及び下面14とアシストグリップ支持メンバ2
0の頂面部21及び下面部23とは互いに離間して略対
向配置され、サイドレールインナ11とアシストグリッ
プ支持メンバ20によって、第1、第2、第3の衝撃吸
収部24、25、26の各下縁24a、25a、26a
に対応する部分に間隙aが形成された車体前後方向に延
在する略閉断面形状に形成される。
【0040】一方、第1衝撃吸収部24、第2衝撃吸収
部25、第3衝撃吸収部25の下縁24a、25a、2
6aはサイドレール10に結合されることなくサイドレ
ール10との間に間隙aが形成され、各衝撃吸収部2
4、25、26が膨出形成、即ち湾曲形成されてサイド
レールインナ11と離間することと相俟って該部の剛性
は、サイドレール10の下方フランジ14a、18aに
結合される下部フランジ27a、27b、27c、27
dが配設される部分に対して比較的低く設定される。
【0041】そして、互いに結合したサイドレールイン
ナ11及びサイドレールアウタ15の各下方フランジ1
4a、18a及びアシストグリップ支持メンバ20の各
下部フランジ27a、27b、27c、27dを被覆す
るガーニッシュ35が取り付けられ、かつアシストグリ
ップ支持メンバ20からルーフ(図示せず)に連続して
車室内側を被覆するルーフトリム36が張設されてい
る。
【0042】更に、アシストグリップ30の基端部30
aが、上記アシストグリップ取付部21A及び21Bに
掛け渡されて上記ナット29に螺合する取付ボルト31
によってアシストグリップ支持メンバ20に取り付けら
れる。
【0043】このように形成された本実施の形態による
アシストグリップ取付構造によると、上部フランジ22
aがサイドレールインナ11の上面13に、各下部フラ
ンジ27a、27b、27c、27dが下方フランジ1
4a及び18aに各々結合することによって、車体前後
方向に延在する略コ字状乃至C字状のアシストグリップ
支持メンバ20がサイドレール10に結合されて、サイ
ドレール10の剛性及びサイドレール10とアシストグ
リップ支持メンバ20との結合剛性が向上し、該アシス
トグリップ支持メンバ20にアシストグリップ30が配
設されることから、通常状態における悪路走行時等にお
いて乗員からアシストグリップ30に作用する荷重は、
アシストグリップ30の基端部30aからアシストグリ
ップ取付部21A及び21Bに分散伝達され、アシスト
グリップ支持メンバ20からサイドレール10に分散伝
達されて確実にアシストグリップ30の機能が確保され
る。
【0044】一方、車体側方から所定値以上の衝撃荷重
Pが作用した際、図10に図6に対応する部分の断面を
示すように、車体側方から所定値以上の衝撃荷重Pが作
用した際、例えば、慣性によって乗員の頭部Maがアシ
ストグリップ30に当接すると、その当接荷重Fはアシ
ストグリップ30の両基端部30aを支持するアシスト
グリップ取付部21A及び21Bに分散されてアシスト
グリップ支持メンバ20に伝達され、アシストグリップ
取付部21A及び21Bに対応する下面部23が第1衝
撃吸収部24及び第2衝撃吸収部25及びビード21c
によって比較的剛性が抑制された該部に応力が集中して
アシストグリップ取付部21A及び21Bが押しやられ
る。
【0045】このアシストグリップ取付部21A及び2
1Bの後退に伴って、第1衝撃吸収部24の下縁24a
が、上記下方フランジ14aと18aが結合されて剛性
が確保された該部に当接して受け止められ、第1衝撃吸
収部24及び上面部22のアシストグリップ取付部21
A近傍部分が変形して衝撃エネルギーを吸収すると共
に、同様に第2衝撃吸収部25の下縁25aも上記下方
フランジ14aと18aの結合部に当接して受け止めら
れ、第2衝撃吸収部25及び上面部22のアシストグリ
ップ取付部21B近傍部分の変形によって衝撃エネルギ
ーを吸収して当接荷重Fによる頭部Maへの影響が回避
乃至極めて軽減される。
【0046】更に、例えば、アシストグリップ30に受
け止められた頭部Maが慣性力によって図10に二点鎖
線Mbで示すように揺動した場合においても、頭部Ma
はルーフトリム36を介在して第1衝撃吸収部24によ
って受け止められ、かつ第1衝撃吸収部24の変形によ
る衝撃エネルギーの吸収を伴って頭部Maへの衝撃が回
避乃至極めて軽減されると共に、剛性を有するサイドレ
ール10の下方フランジ14aと18aとの結合部への
直接的な頭部Maの当接が未然に回避されることと相俟
って乗員の安全性が確保される。
【0047】これら第1衝撃吸収部24及び第2衝撃吸
収部25が下方に膨出形成されることから、変形領域、
即ちクラッシュストロークが十分確保されて効率的にエ
ネルギーの吸収が得られ、かつ頭部Maの揺動が抑制さ
れて頭部Maへの影響が極めて抑制される。
【0048】また、仮に、アシストグリップ30に受け
止められた頭部Maが慣性力によって前方に揺動、或い
はアシストグリップ30に当接することなく直接的にア
シストグリップ30の前方で車幅方向に揺動した場合に
おいても、頭部Maはルーフトリム36を介在して第3
衝撃吸収部26の変形による衝撃エネルギーの吸収を伴
って第3衝撃吸収部26によって受け止められ、頭部M
aへの衝撃が回避乃至極めて軽減されると共に、剛性を
有する下方フランジ14aと18aとの結合部への直接
的な頭部Maの当接が未然に回避されることと相俟って
乗員の安全性が確保される。
【0049】更に、同様にアシストグリップ30に受け
止められた頭部Maが慣性力によって揺動してアシスト
グリップ30の後端近傍において、ルーフトリム36に
当接した場合でも、頭部Maはルーフトリム36を介在
して第2衝撃吸収部25の変形による衝撃エネルギーの
吸収を伴って第2衝撃吸収部25によって受け止めら
れ、頭部Maへの衝撃が回避乃至極めて軽減されると共
に、剛性を有する下方フランジ14aと18aとの結合
部への直接的な頭部Maの当接が未然に回避されること
と相俟って乗員の安全性が確保される。
【0050】また、要求により、アシストグリップ支持
メンバ20の板厚やビード21cの形状、形成部位、形
成個数等を変更ことにより、車体剛性に影響を及ぼすこ
となく上記当接エネルギーの吸収効率を適宜調整するこ
とが可能であり、当接エネルギーの吸収効率を容易に設
定変更することができる。
【0051】上記実施の形態では、アシストグリップ取
付部21Aより前方に延在するアシストグリップ支持メ
ンバ20の下面部23に第3衝撃吸収部26及び下部フ
ランジ27aを形成したが、アシストグリップ30が比
較的サイドレール10の前部に配設される車両にあって
は、図11に図2と対応する側面図を示すようにアシス
トグリップ取付部21Bより後方にアシストグリップ支
持メンバ20を延在せしめ、該部の下面部23に第3衝
撃吸収部26及び下部フランジ27aを配設することも
可能であり、また、第1衝撃吸収部24、第2衝撃吸収
部25、第3衝撃吸収部26、或いは下部フランジ27
a、27b、27c、27d等の形状等を要求剛性等に
応じて変更することも可能であり、本発明は上記実施の
形態に限定されることなく発明の趣旨を逸脱しない範囲
で適宜変更可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明した本発明による車両用アシス
トグリップ取付構造によると、アシストグリップ支持メ
ンバによってサイドレールの剛性及びサイドレールとア
シストグリップの結合剛性が向上し、通常状態における
悪路走行時等において乗員からアシストグリップに作用
する荷重が確実にサイドレールに分散伝達されてアシス
トグリップの機能が確保されると共に、車体側方から所
定値以上の衝撃荷重が作用した際、例えば、慣性によっ
て乗員の頭部がアシストグリップに当接したとしても、
その衝撃荷重がアシストグリップ支持メンバの変形によ
って軽減されて頭部への影響が回避乃至極めて低減さ
れ、かつ更に、アシストグリップによって受け止められ
た頭部が慣性力によって揺動した場合においても、頭部
はアシストグリップ支持メンバによって受け止められて
サイドレールの下方フランジへの直接的な当接が未然に
回避されることと相俟って乗員の安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用アシストグリップ取付構造
の実施の形態を説明する車室内の斜視図である。
【図2】ルーフトリムを省略した図1のA部の要部側面
図である。
【図3】図2のa−a線断面図である。
【図4】図2のb−b線断面図である。
【図5】図2のc−c線断面図である。
【図6】図2のd−d線断面図である。
【図7】図2のe−e線断面図である。
【図8】図2のf−f線断面図である。
【図9】図2のg−g線断面図である。
【図10】アシストグリップ支持メンバの作用を説明す
る図である。
【図11】他のアシストグリップ支持メンバを示す要部
側面図である。
【図12】従来のアシストグリップの取付構造を示す要
部断面図である。
【図13】他の従来のアシストグリップの取付構造を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
10 サイドレール 11 サイドレールインナ 13a 上方フランジ 14a 下方フランジ 15 サイドレールアウタ 17a 上方フランジ 18a 下方フランジ 20 アシストグリップ支持メンバ 21 頂面部 21A アシストグリップ取付部 21B アシストグリップ取付部 22 上面部 22a 上部フランジ 23 下面部 24 第1衝撃吸収部(衝撃吸収部) 24a 下縁 25 第2衝撃吸収部(衝撃吸収部) 25a 下縁 26 第3衝撃吸収部(衝撃吸収部) 26a 下縁 27a 下部フランジ 27b 下部フランジ 27c 下部フランジ 27d 下部フランジ 30 アシストグリップ 30a 基端部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドレールインナとサイドレールアウ
    タの各上縁に沿って各々形成される各上方フランジ及び
    各下縁に沿って各々形成される各下方フランジを各々結
    合して形成された車体前後方向に延在するサイドレール
    にアシストグリップを取り付ける車両用アシストグリッ
    プ取付構造において、 上記アシストグリップは、 該アシストグリップに作用する所定値以上の当接荷重で
    変形すると共に、互いに結合された上記下方フランジの
    車室内側を覆うアシストグリップ支持メンバを介在して
    上記サイドレールインナに取り付けられたことを特徴と
    する車両用アシストグリップ取付構造。
  2. 【請求項2】 上記アシストグリップ支持メンバは、 上記サイドレールインナと離間してサイドレールに沿っ
    て延在すると共に、上記アシストグリップの基端部が結
    合されるアシストグリップ取付部を有する頂面部と、 該頂面部の上縁に沿って折曲形成されて上端縁にサイド
    レールに結合される上部フランジを有する上面部と、 上記頂面部の下縁に沿って折曲形成された下面部とを備
    え、 該下面部は、 該下面部の下端縁に形成されて上記下方フランジに結合
    される下部フランジと、 上記アシストグリップ取付部に対応して下縁が上記下方
    フランジに間隙を介して対向すると共に、上記下方フラ
    ンジの車室内側をサイドレールインナと離間した状態で
    覆う衝撃吸収部とを有することを特徴とする請求項1に
    記載の車両用アシストグリップ取付構造。
  3. 【請求項3】 上記アシストグリップ支持メンバの頂面
    部は、 アシストグリップの両端に形成された各基端部が結合さ
    れる一対のアシストグリップ取付部を有し、 上記下面部は、 上記各アシストグリップ取付部に対応した一対の上記衝
    撃吸収部を有し、各衝撃吸収部の間及び下面部両端に各
    々上記下部フランジが配設されたことを特徴とする請求
    項2に記載の車両用アシストグリップ取付構造。
  4. 【請求項4】 上記アシストグリップ支持メンバの頂
    面、上面及び下面は上記アシストグリップ取付部から前
    方に延在し、該延在した下面部に更に下縁が上記下方フ
    ランジと間隙を介して対向すると共に下方フランジの車
    室内側をサイドレールインナと離間した状態で覆う衝撃
    吸収部を有することを特徴とする請求項2または3に記
    載の車両用アシストグリップ取付構造。
  5. 【請求項5】 上記アシストグリップ支持メンバの頂
    面、上面及び下面は上記アシストグリップ取付部から後
    方に延在し、該延在した下面部に更に下縁が上記下方フ
    ランジに間隙を介して対向すると共に下方フランジの車
    室内側をサイドレールインナと離間して覆う衝撃吸収部
    を有することを特徴とする請求項2または3に記載の車
    両用アシストグリップ取付構造。
  6. 【請求項6】 上記衝撃吸収部は、 下方に膨出形成されたことを特徴とする請求項2〜5に
    記載の車両用アシストグリップ取付構造。
  7. 【請求項7】 頂面部は、 上記衝撃吸収部に対応する部分にアシストグリップ支持
    メンバの延在方向と交差する方向に延在するビードを有
    することを特徴とする請求項1〜6に記載の車両用アシ
    ストグリップ取付構造。
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