JP2001150262A - マシニングセンタ - Google Patents

マシニングセンタ

Info

Publication number
JP2001150262A
JP2001150262A JP33216399A JP33216399A JP2001150262A JP 2001150262 A JP2001150262 A JP 2001150262A JP 33216399 A JP33216399 A JP 33216399A JP 33216399 A JP33216399 A JP 33216399A JP 2001150262 A JP2001150262 A JP 2001150262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft member
column
guide member
horizontal shaft
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33216399A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsutoshi Yokota
敦俊 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP33216399A priority Critical patent/JP2001150262A/ja
Publication of JP2001150262A publication Critical patent/JP2001150262A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの切削加工時の負荷による撓みを防止
してワークを高精度に加工する。 【解決手段】 主軸5が下端に取り付けられた縦軸部材
4と、縦軸部材4が取り付けられ左右方向に移動可能な
横軸部材3と、横軸部材3が係合すると共に横軸部材3
の移動を支持するガイド部材2と、ガイド部材2が内面
に取り付けられると共に、縦軸部材4及び横軸部材3が
内部に設けられたコラム1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械部品の加工等
に用いられるマシニングセンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は日立精機株式会社の製品カタログ
に記載された従来のマシニングセンタであり、ベッド1
01の上にコラム102が載置されることによりベッド
101上に支持されている。
【0003】コラム102の前面の上部には、2本の横
軸ガイド104が取り付けられ、この横軸ガイド104
の前面に横軸部材103が配置されている。横軸部材1
03は背部に、左右方向に貫通する図示しないねじ孔ガ
形成されており、このねじ孔に螺合するボールねじ10
8及びボールねじ108を回転させるサーボモータ10
7とにより、横軸ガイド104に沿って左右方向移動可
能に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マシニングセンタでは、主軸106の回転軸線が横軸部
材103の左右移動を可能にする横軸ガイド104の作
用線がコラム102の前面側に大きくオフセットしてい
るため、主軸106に取り付けた工具に切削時に力が作
用するとモーメントが発生する。そして、切削速度が大
きい場合や、切削量が大きい場合には、このモーメント
が増大し、縦軸部材105が取り付けられている横軸部
材103、横軸ガイド104やコラム102が撓み、精
度の確保ができなくなる問題点がある。又、上述したオ
フセットにより、マシニングセンタの正面から見た前後
方向のサイズが大きくならざるを得ない問題点も有して
いる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を考慮
してなされたものであり、切削速度を大きくしたり、切
削量を多くしたときのモーメント増加に伴う各部材の撓
みを最小限に抑えることができ、剛性を向上させて加工
精度を確保することが可能で、しかも前後方向のサイズ
を小さくして、省スペース化を行うことが可能なマシニ
ングセンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、主軸が下端に取り付けられた縦
軸部材と、この縦軸部材が取り付けられ左右方向に移動
可能な横軸部材と、この横軸部材が係合すると共に横軸
部材の移動を支持するガイド部材と、このガイド部材が
内面に取り付けられると共に、前記縦軸部材及び横軸部
材が内部に設けられたコラムと、を備えていることを特
徴とする。
【0007】この発明では、横軸部材を支持するガイド
部材がコラムの内面に取り付けられ、縦軸部材、横軸部
材がコラムの内部に設けられているため、加工時の負荷
によるモーメントの増加の影響がなく、撓みを生じない
ため、高精度に加工することができると共に、前後方向
のサイズを小さくすることができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記横軸部材を左右移動可能に支持するサブガ
イド部材が前記ガイド部材と対向するように前記コラム
に設けられていることを特徴とする。
【0009】この発明では、サブガイド部材がガイド部
材と対向する位置に設けられて横軸部材を支持するた
め、加工時の負荷によるモーメントの発生が抑えられる
とともに、横軸部材の支持力が大きくなり、大きな負荷
が作用しても、横軸部材や横軸部材に取り付けられてい
る縦軸部材が撓むことがなく、ワークを高精度に加工す
ることができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
発明であって、前記コラムが平面から見て閉断面形状に
成形されていることを特徴とする。
【0011】閉断面形状となっているため、コラムの剛
性が増大し、撓みを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態により具体的に説明する。なお、各実施の形態におい
て、同一の要素は同一の符号を付して対応させてある。
【0013】(実施の形態1)図1及び図2は本発明の
実施の形態1のマシニングセンタを示し、図1はコラム
周辺の平面図、 図2は図1のA−A線断面図である。
この実施の形態のマシニングセンタは、コラム1,ガイ
ド部材2,横軸部材3、縦軸部材4を備えている。
【0014】コラム1は平面から見て閉断面形状に成形
されており、その内部に空間を有している。この実施の
形態における閉断面形状は、矩形断面となっているが、
他の閉断面形状であっても良い。このような閉断面形状
となっていることにより、コラム1に剛性が付与されて
おり、撓みにくくなっている。なお、コラム1はマシニ
ングセンタのベッド(図示省略)に固定されるものであ
る。
【0015】ガイド部材2はコラム1の内面における一
方の長辺1a側に取り付けられている。又、ガイド部材
2は図2に示すように、コラム1内面の上部々分に取り
付けられている。このガイド部材2は、2列が上下に平
行となるように配設されるものであり、その長さ方向に
沿って横軸部材3が左右方向に往復可能となっている。
【0016】横軸部材3はボックス状に成形されてお
り、そのガイド部材2側の面の外側面には、ガイド部材
2のそれぞれに係合する2つのトラック7が取り付けら
れている。従って、トラック7がガイド部材2をスライ
ドすることにより、横軸部材3が左右方向に移動する。
この左右方向の移動は、図示を省略したサーボモータ、
ボールねじによって行われる。
【0017】横軸部材3は平面から見て矩形々状の非円
形に形成されており、後述する縦軸部材4が位置ずれす
ることなく、挿入可能となっている。この縦軸部材4の
挿入及び縦軸部材4の下方への抜出しを確保するため、
横軸部材3はその上下面が開放されている。
【0018】縦軸部材4は横軸部材3に嵌合する形状に
成形されており、横軸部材3の内部に挿入される。縦軸
部材4は図示を省略するが、外筒及び内部の内筒とから
なり、内筒が外筒内で上下移動自在となっている。又、
外筒の上端面には、フランジ板8が外方向に突出するよ
うに設けられており、このフランジ板8が横軸部材3の
上面に固定されることにより、縦軸部材4が横軸部材3
に取り付けられている。一方、内筒の下端には、工具
(図示省略)が着脱される主軸5が取り付けられてい
る。なお、内筒の上下移動は、図示を省略したサーボモ
ータ、ボールねじによって行われる。又、内筒の上下移
動は、縦軸ガイド(図示省略)により案内されるもので
ある。
【0019】以上の構造では、縦軸部材4が横軸部材3
に取り付けられ、横軸部材3を支持するガイド部材2が
コラム2の内面に取り付けられているため、ガイド部材
2、横軸部材3及び縦軸部材4がコラムの内部に収容さ
れている。
【0020】この実施の形態では、 不図示の工具を主
軸5の先端に取り付けて、ワークを加工した時、工具の
切削抵抗がモーメントとしてガイド部材2や横軸部材3
に作用する。しかしながら、コラム1や横軸部材3の剛
性が高いため、モーメントの影響が小さく、ガイド部材
2や横軸部材3の撓みが少なくなる。このため、加工精
度を確保できる。
【0021】又、コラム1内の空間にガイド部材2、横
軸部材3、縦軸部材4を配置するため、主軸がコラムに
対して大きくオーバーハングしている従来の構造に比較
して、非常にコンパクトとなり、これにより、マシニン
グセンタ自体が小さくなり、省スペース化を図ることが
できる。
【0022】(実施の形態2)図3及び図4は本発明の
実施の形態2であり、 図3はコラムの平面図、 図4は
図3のB−B断面図である。
【0023】この実施の形態では、実施の形態1の構造
に対して、サブガイド部材6が加えられるものである。
サブガイド部材6はコラム1に設けられるものであり、
ガイド部材2と対向するようにコラム1に設けられてい
る。すなわち、サブガイド部材6はガイド部材2が取り
付けられるコラム1の一方の長辺1aと対向した他方の
長辺1bに取り付けられるものである。
【0024】又、サブガイド部材6はガイド部材2と平
行となるように設けられるが、コラム1の上面に載置さ
れた状態で固定されることにより取り付けられている。
このサブガイド部材6には、横軸部材3に設けられた2
個のトラック9が係合することにより、横軸部材3の左
右方向の移動を案内する。
【0025】この実施の形態では、横軸部材3及び縦軸
部材4がガイド部材2及びガイド部材2と対向したサブ
ガイド部材6に支持された構造となっている。従って、
工具加工時の切削抵抗によるモーメントはそれぞれのガ
イド部材2及びサブガイド部材6に対して逆方向とな
り、相互に打ち消し合うため、大幅に減少する。このた
め、高速加工におけるガイド部材2や横軸部材3の撓み
をさらに小さくすることができるため、高精度を確保す
ることができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コラムや横軸
部材の剛性が高いため、加工時の負荷によるモーメント
の増加の影響がなく、撓みを生じることなく、高精度に
加工することができると共に、主軸のコラムに対するオ
ーバーハングがないため、サイズを小さくすることがで
きる。
【0027】請求項2の発明によれば、サブガイド部材
によって加工時の負荷によるモーメントの発生が抑えら
れるとともに、横軸部材の支持力が大きくなり、大きな
負荷が作用しても、撓むことがなく、ワークを高精度に
加工することができる。
【0028】請求項3の発明によれば、コラム剛性が増
大するため、撓みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2の平面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来のマシニングセンタの斜視図である。
【符号の説明】
1 コラム 2 ガイド部材 3 横軸部材 4 縦軸部材 5 主軸 6 サブガイド部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸が下端に取り付けられた縦軸部材
    と、この縦軸部材が取り付けられ左右方向に移動可能な
    横軸部材と、この横軸部材が係合すると共に横軸部材の
    移動を支持するガイド部材と、このガイド部材が内面に
    取り付けられると共に、前記縦軸部材及び横軸部材が内
    部に設けられたコラムと、を備えていることを特徴とす
    るマシニングセンタ。
  2. 【請求項2】 前記横軸部材を左右移動可能に支持す
    るサブガイド部材が前記ガイド部材と対向するように前
    記コラムに設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のマシニングセンタ。
  3. 【請求項3】 前記コラムが平面から見て閉断面形状に
    成形されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    マシニングセンタ
JP33216399A 1999-11-24 1999-11-24 マシニングセンタ Withdrawn JP2001150262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33216399A JP2001150262A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 マシニングセンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33216399A JP2001150262A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 マシニングセンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001150262A true JP2001150262A (ja) 2001-06-05

Family

ID=18251869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33216399A Withdrawn JP2001150262A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 マシニングセンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001150262A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023462A1 (fr) 2006-08-21 2008-02-28 Next21 K.K. Moulage d'os, charge d'os et procédé de production d'une charge d'os
WO2008065738A1 (fr) 2006-11-11 2008-06-05 The University Of Tokyo Charge de compensation de défauts osseux, porteur à libération contrôlée et leurs méthodes de production
CN100400207C (zh) * 2005-08-25 2008-07-09 协鸿工业股份有限公司 加工中心机的轴头

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100400207C (zh) * 2005-08-25 2008-07-09 协鸿工业股份有限公司 加工中心机的轴头
WO2008023462A1 (fr) 2006-08-21 2008-02-28 Next21 K.K. Moulage d'os, charge d'os et procédé de production d'une charge d'os
WO2008065738A1 (fr) 2006-11-11 2008-06-05 The University Of Tokyo Charge de compensation de défauts osseux, porteur à libération contrôlée et leurs méthodes de production

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5025036B2 (ja) 工作機械のラム案内装置
JP4988427B2 (ja) 工作機械
JP5811599B2 (ja) 工作機械
KR100493596B1 (ko) 공작 기계
JP2001150262A (ja) マシニングセンタ
JP4431788B2 (ja) 工作機械
JP5435169B1 (ja) 工作機械
JPH1043975A (ja) 工作機械
JP2001269827A (ja) 立形工作機械
US7237991B2 (en) Machine tool
JPH11235631A (ja) 工作機械
KR20200131921A (ko) 램 스핀들을 구비한 수평형 공작기계
JP2004148426A (ja) 門形工作機械
JP5436801B2 (ja) 加工機におけるマルチ加工ユニット
JP2000084786A (ja) 保護カバー装置
JP2000237923A (ja) 工作機械
RU168927U1 (ru) Вертикальный фрезерно-сверлильно-расточной станок с чпу
JP2001025936A (ja) 工作機械
JPS62173128A (ja) 工作機械における主軸頭の支持構造
JP3843098B2 (ja) 送り系構造及びこれを備えた工作機械
JP2001150260A (ja) マシニングセンタ
JP4079388B2 (ja) 旋盤用心押台
JP3706516B2 (ja) Ncマシンのヘッド支持構造
JP2002137128A (ja) 横型工作機械のコラム装置
KR200206749Y1 (ko) 초정밀 선반

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206