JP2001149879A - 粉体つまり防止装置 - Google Patents

粉体つまり防止装置

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JP2001149879A JP33685999A JP33685999A JP2001149879A JP 2001149879 A JP2001149879 A JP 2001149879A JP 33685999 A JP33685999 A JP 33685999A JP 33685999 A JP33685999 A JP 33685999A JP 2001149879 A JP2001149879 A JP 2001149879A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体のつまりを機械式に除去することによ
り、作業者による手作業を省き、設置スペースを縮小す
ることを目的とする。 【解決手段】 粉体を移送する配管Lに回転(移動)可
能に設置されるリング状部材(基部)4と、リング状部
材4に設けられリング状部材4の回転に伴って配管Lの
内面に沿って移動する棒状部材(移動体)6と、リング
状部材4を回転させる駆動装置3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメントプラント
などにおいて粉体を移送する配管内でつまりが生じた段
階、またはつまりが生じる前の段階でつまりの原因とな
る粉体かたまり(コーチング)を除去する粉体つまり防
止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】セメントプラントなどでは、セメントを
生成する過程で各種粉体を配管により移送している。図
5は、セメントプラントの一部を模式化して粉体の流れ
を示した粉体フロー図である。図5に示すように、原料
がミルMに投入されて粉砕され、その粉砕物が第1〜第
4サイクロンC1〜C4を通過する間に予備加熱された
後に、第4サイクロンC4からロータリキルンRに投入
されて加熱処理されることでセメントを生成している。
このとき、ミルMと第1サイクロンC1との間、各サイ
クロン間、及び第4サイクロンC4とロータリキルンR
との間は配管で接続されており、これら配管を用いて粉
体の移送を行っている。
【0003】そして、粉体の質、温度、湿度によっては
配管内で粉体かたまり(コーチング)が生じることがあ
り、例えば、図5の点線部分Xでは配管の内径を縮小さ
せているため粉体かたまりが生じやすく、その結果、配
管のつまりが発生する。同様に配管のつまりが発生しや
すい箇所としては、セメント生成で生じたダストを移送
する配管のうち、ホッパやトラック等に排出する部分な
どがある。このような配管のつまりは生成過程の連続性
を阻害するものであり、生産コストに大きく影響を与え
ることから、つまりを迅速に除去もしくはつまりが発生
する前に粉体かたまりを除去することが必要となる。
【0004】従来では、このような粉体かたまりを除去
するため、配管の所定箇所(つまりが発生しやすい箇
所)に開閉可能なドアを形成し、つまりが発生した段階
で作業者がドアを開けて棒などでつついて粉体かたまり
を除去する方法や、エアブラスタを配管の所定位置に設
置し、噴射ノズルを粉体かたまりに向けて適宜エアを噴
射することで粉体かたまりを除去する方法が用いられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配管に
形成したドアにより作業者が粉体かたまりを除去する方
法は、作業者が人力で行うためコストがかかるだけでな
く、作業中は粉体の移送を中断する必要があるためプラ
ントの運転停止が必要となり、生産効率を低下させるこ
とになる。さらに、ドアを開けた状態では配管内の粉塵
が外に飛散することから作業者に対する作業環境が決し
てよいものではない。また、エアブラスタを用いる方法
は、エアを噴射して粉体の流れを一部逆流させる結果と
なり、粉体の円滑な流れが阻害され部分的な圧力変動を
生じさせることからトラブルが発生しやすい。さらに、
エアブラスタ自体が大型の装置であるため大きな取付ス
ペースを必要とし、狭い空間に通された配管への適用が
困難である。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、粉体のつまりを機械式に除去することによ
り、作業者による手作業を省くとともに、設置スペース
を縮小させることにより省スペース化を達成することが
できる粉体つまり防止装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、粉体を移送する配管に移
動可能に設置される基部と、基部に設けられ基部の移動
に伴って配管の内面に沿って移動する移動体と、基部を
移動させる駆動装置とを備えることを特徴とする。この
粉体つまり防止装置では、駆動装置によって基部を移動
させ、この基部の移動によって移動体を配管の内面に沿
って移動させるため、配管内で粉体かたまりが生じたと
きでも移動体が配管内面に沿って移動することで粉体か
たまりを配管内面からそぎ落とし、つまりを効率よく除
去することが可能となる。従って、つまりを機械式に除
去するため作業者による手作業を省くとともに、配管の
外側では基部の一部と駆動装置があるだけで全体として
小型化を図ることが可能となり、設置スペースを縮小さ
せることが可能となる。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1の粉体つ
まり防止装置において、基部が、断面円形の配管の途中
に介在状態で回転可能に設置されるリング部材であり、
移動体が、リング部材から配管の略長手方向に延びる棒
状部材である技術が適用される。この粉体つまり防止装
置では、基部としてリング部材を用いることにより円形
配管に対して効率よく基部を設置することが可能とな
り、さらに、移動体として配管の略長手方向に延びる棒
状部材を用いるため、停止時では粉体の流れを阻害せ
ず、しかも移動時には配管の内面に付着して成長する粉
体かたまりを効率よく除去することが可能となる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1または2
の粉体つまり防止装置において、駆動装置への駆動開始
を所定のタイミングで指示する制御装置を備える技術が
適用される。この粉体つまり防止装置では、駆動装置へ
の駆動開始を指示する制御装置を備えるため、移動体は
制御装置から所定のタイミングの指示によって移動する
ことになり、必要以上に移動体を移動させることがな
く、粉体のつまり除去または粉体のつまり防止を効率よ
く行うことが可能となる。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項3の粉体つ
まり防止装置において、配管内における単位時間あたり
の通過量を検出する検出装置を備え、制御装置が、検出
装置の検出結果に基づいて駆動装置へ駆動開始を指示す
る技術が適用される。この粉体つまり防止装置では、制
御装置による駆動装置への駆動開始タイミングを検出装
置からの検出結果に基づいて行うため、移動体は検出装
置からの検出結果を待って移動することになり、つまり
の除去を迅速に行うことができるだけでなく、つまりの
予防を効果的に行うことが可能となる。
【0011】請求項5に係る発明は、請求項3の粉体つ
まり防止装置において、制御装置が、タイマを備えると
ともにタイマからの出力に基づいて駆動装置へ駆動開始
を指示する技術が適用される。この粉体つまり防止装置
では、制御装置に備えるタイマからの出力によって移動
体が移動するため、予め数時間ごとにタイマを設定する
ことで、つまりの除去またはつまりの予防を行うことが
可能となり、制御装置の構成を簡略化することで装置の
製造コストを低減することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る粉体つまり防
止装置の実施形態を図1〜図4を参照して説明する。図
1〜図3に示すように、この粉体つまり防止装置は、断
面が円形の配管Lに移動可能に設置される基部1と、配
管L内において基部1に設けられる移動体2と、基部1
を移動させる駆動装置3とで概略構成される。
【0013】基部1は、金属製またはセラミックス製等
のリング状部材4が用いられ、図3に示すように、その
外径が配管Lの外径より大きく、かつ内径が配管Lの内
径よりやや小さい寸法に形成されている。そして、リン
グ状部材4は、図1に示すように、配管Lに挟まれた状
態で、配管Lに対して回転可能な状態で設置される。こ
のとき、リング状部材4と配管Lとの間にはシール用の
Oリング5が配置され、リング状部材4の回転時におけ
る摺動部(配管Lの端部)の保護及びリング状部材4と
配管Lとの間のシール状態の確保を行っている。
【0014】移動体2は、基部1と同様に金属製または
セラミックス製の棒状部材6が用いられ、図3に示すよ
うに、断面が三角形状であって所定長さに形成されてい
る。そして、複数の棒状部材6は、それぞれ頂角を内側
に向けかつリング状部材4を貫通した状態で、全長のほ
ぼ中央部分においてリング状部材4の内周面に固着され
ている。なお、複数の棒状部材6はリング状部材4に対
して所定間隔で配置される。これら棒状部材6は、図1
及び図2に示すように、配管Lでリング状部材4を挟ん
だときに各配管Lに挿入した状態で設置され、このとき
それぞれが配管Lの略長手方向に延びた状態となってい
る。
【0015】駆動装置3は、モータ7と、モータ7の出
力軸7a及びリング状部材4に巻回されたベルト8とで
構成されており、出力軸7aを回転させることにより、
ベルト8を介してリング状部材4を回転させる。回転方
向は任意であり、さらに正転と逆転とを交互に繰り返す
ような回転であってもよい。なお、駆動装置3としては
図示のものに限定されず、例えば歯車等を用いて出力軸
7aの回転をリング状部材4に伝達する方法など、リン
グ状部材4を回転させる各種装置が適用可能である。
【0016】この駆動装置3の駆動状態は制御装置9に
よって制御される。制御装置9は、モータ7の駆動開始
タイミングや出力を指示するものであり、タイマ10を
備えている。また、配管Lには粉体の単位時間あたりの
流量を検出する検出装置11が設置されており、その検
出結果が制御装置9へ入力される。なお、このような制
御装置9及び検出装置11を設置するか否かは任意であ
り、単にモータ7(駆動装置3)をオン・オフするスイ
ッチを設けるだけでもよい。
【0017】制御装置9によるモータ7への駆動開始タ
イミングは複数のモードに設定することができ、例え
ば、手動モード、タイマモード、流量監視モードなどが
ある。手動モードは、作業者がモータ7の駆動開始及び
停止を指示するもので、上記したスイッチと実質的に変
わらないものである。タイマモードは、タイマ10から
の出力信号に基づいて設定時間間隔で設定時間だけモー
タ7の駆動を指示するものであり、例えばプラント操業
中の時間帯において、1時間間隔で1分間モータ7の駆
動を指示する。流量監視モードは、検出装置11により
配管Lを通過する粉体の単位時間あたりの流量をモニタ
し、所定流量を下回ったときにモータ7の駆動開始を指
示するとともに、所定流量を超えた段階でモータ7の駆
動停止を指示する。
【0018】なお、上記したモードは一例であり、これ
らに限定するものではない。例えば、手動モードとタイ
マモードとを組み合わせて、作業者が駆動開始を指示し
た場合に所定時間(例えば1分間)経過後に自動的に駆
動停止を指示するモードなど、各種モードが設定可能で
ある。また、手動モードの場合及び制御装置9がない場
合において、作業者によるつまり確認の便宜のために配
管Lの一部に内部を目視可能な透過窓を設けてもよい。
【0019】このように構成された粉体つまり防止装置
の使用状態について説明する。先ず、配管Lにおいて粉
体のつまり発生もしくはつまり発生の前兆である粉体か
たまりを確認した後にモータ7の駆動を開始する。な
お、上記したタイマモードでは粉体かたまりの有無に関
係なくモータ7の駆動を開始し、流量監視モードでは検
出装置11からの検出結果によりモータ7の駆動を開始
する。
【0020】モータ7の駆動開始により、ベルト8を介
してリング状部材4が回転し、これに伴って各棒状部材
6も配管Lの内面に沿って移動する。そして、図2に示
すように配管Lの内面に付着して形成された粉体かたま
りHを棒状部材6の辺部で掻き落とすことにより粉体か
たまりHは除去される。なお、棒状部材6の断面を三角
形としたことにより、配管Lの内面近くで粉体かたまり
Hを容易に掻き落とすことができる。その後、つまりが
解消された段階でモータ7の駆動を停止する。また、タ
イマモードでは粉体かたまりの除去に関係なくモータ7
の駆動を停止することになり、流量監視モードでは、検
出装置11により単位時間あたりの粉体の流量が所定値
を超える結果が検出されることでモータ7の駆動を停止
する。
【0021】このように棒状部材6が配管Lの内面に沿
って移動することにより粉体かたまりHを除去している
が、棒状部材6は全長が長いことから移動時に端部の挙
動が不安定になる可能性があり、しかも端部がリング状
部材4との固着部分から遠いため固着部分に力が大きく
かかって破損する原因となる。従って、図3一転鎖線で
示すように、棒状部材6の端部をリング体12で接続す
ることにより、端部の挙動を安定させるとともに、端部
にかかる力をリング体12に分散させることで固着部分
にかかる力を低減させることができる。
【0022】なお、棒状部材6として断面三角形状のも
のを用いることに限定されず、円形断面や四角形断面の
他に、羽根状のものや螺旋状のものを用いてもよい。ま
た、配置する本数や間隔も任意であり、配管Lの略長手
方向に対して傾斜させた状態で配置してもよい。さら
に、基部1及び移動体2としてリング状部材4及び棒状
部材6を用いることに限定されない。
【0023】図4は粉体つまり防止装置の他の実施形態
を示すものである。図4に示す粉体つまり防止装置は、
粉体を移送する配管が角形配管Laである場合の適用例
を示しており、図1に示すものと同様に、基部1と、移
動体2と、駆動装置3とで概略構成される。基部1は、
金属製またはセラミックス製等のスライダ13が用いら
れ、図4(a)及び(b)に示すように、角形配管La
に設けられた案内開口部14に突起13aを入れた状態
で設置されている。そして、スライダ13は、突起13
aが案内開口部14にガイドされることで角形配管La
の長手方向に沿って往復移動可能となっている。このと
き、スライダ13と角形配管Laとの間にはシール材1
5が配置され、スライダ13の移動時における角形配管
Laとの間のシール状態の確保を行っている。
【0024】移動体2は、図4(a)及び(b)に示す
ように、断面形状として頂角を内側に向けた三角形状で
あって金属製またはセラミックス製の環状部材16が用
いられ、その外周が角形配管La内に設置可能な寸法に
形成されている。そして、複数の環状部材16は、それ
ぞれ角形配管Laの長手方向に直交する平面上において
スライダ13に固着され、さらに角形配管Laの長手方
向に沿って所定間隔で配置されている。
【0025】駆動装置17は、スライダ13を往復移動
させる各種装置が用いられる。なお、図示していない
が、図1に示すものと同様に、駆動装置17の駆動状態
(駆動開始及び停止、駆動速度など)を制御装置により
行うようにしてもよい。この場合、図1の制御装置9と
同様に、タイマ10や検出装置11を用いてもよく、手
動モード、タイマモード、流量監視モードなど複数のモ
ードに設定可能である。なお、それぞれのモードの内容
については上記した内容と同様であり、ここでの説明は
省略する。また、作業者によるつまり確認の便宜のため
に角形配管Lの一部に内部を目視可能な透過窓を設けて
もよい点も同様である。
【0026】このように構成された粉体つまり防止装置
は、駆動装置17を駆動してスライダ13を往復移動さ
せることにより、これに伴って各環状部材16も角形配
管La内を往復移動する。そして、図4(a)に示すよ
うに角形配管Laの内面に付着して形成された粉体かた
まりHaを環状部材16の辺部で掻き落とすことにより
粉体かたまりHaは除去される。なお、環状部材16の
断面を三角形としたことにより、角形配管Laの内面近
くで粉体かたまりHaを容易に掻き落とすことができ
る。その後、つまりが解消された段階で駆動装置17の
駆動を停止する。
【0027】なお、環状部材16として断面三角形状の
ものを用いることに限定されず、円形断面や四角形断面
の他に、羽根状のものや螺旋状のものを用いてもよい。
また、配置する本数や間隔も任意であり、一つ以上の環
状部材16が用いられればよい。また、角形配管Laに
代えて図1のような断面が円形の配管Lに適用すること
もでき、この場合、環状部材16としては、配管の断面
に合わせて適宜形成される。
【0028】また、前記実施の形態において示した各構
成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明
の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき
種々変更可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る粉
体つまり防止装置は、駆動装置によって基部を移動さ
せ、この基部の移動によって移動体を配管の内面に沿っ
て移動させるため、配管内で粉体かたまりが生じたとき
でも移動体が配管内面に沿って移動することで粉体かた
まりを配管内面からそぎ落とし、つまりを効率よく除去
することができる。従って、つまりを機械式に除去する
ため作業者による手作業を省くとともに、配管の外側で
は基部の一部と駆動装置があるだけで全体として小型化
を図ることができ、設置スペースを縮小させることがで
きる。
【0030】請求項2に係る粉体つまり防止装置は、基
部としてリング部材を用いることにより円形配管に対し
て効率よく基部を設置することができ、さらに、移動体
として配管の略長手方向に延びる棒状部材を用いるた
め、停止時では粉体の流れを阻害せず、しかも移動時に
は配管の内面に付着して成長する粉体かたまりを効率よ
く除去することができる。
【0031】請求項3に係る粉体つまり防止装置は、駆
動装置への駆動開始を指示する制御装置を備えるため、
移動体は制御装置から所定のタイミングの指示によって
移動することになり、必要以上に移動体を移動させるこ
とがなく、粉体のつまり除去または粉体のつまり防止を
効率よく行うことができる。
【0032】請求項4に係る粉体つまり防止装置は、制
御装置による駆動装置への駆動開始タイミングを検出装
置からの検出結果に基づいて行うため、移動体は検出装
置からの検出結果を待って移動することになり、つまり
の除去を迅速に行うことができるだけでなく、つまりの
予防を効果的に行うことができる。
【0033】請求項5に係る粉体つまり防止装置は、制
御装置に備えるタイマからの出力によって移動体が移動
するため、予め数時間ごとにタイマを設定することで、
つまりの除去またはつまりの予防を行うことが可能とな
り、制御装置の構成を簡略化することで装置の製造コス
トを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る粉体つまり防止装置の実施形態
を示す側面断面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】 図1の基部及び移動体を示す斜視図である。
【図4】 粉体つまり防止装置の他の実施形態を示し、
(a)は側面断面図、(b)はaのB−B線に沿った断
面図である。
【図5】 セメントプラントにおいて粉体の流れを示す
粉体フロー図である。
【符号の説明】
H、Ha 粉体かたまり L 配管 La 角形配管 1 基部 2 移動体 3 駆動装置 4 リング状部材(基部) 6 棒状部材(移動体) 9 制御装置 10 タイマ 11 検出装置 13 スライダ(基部) 16 環状部材(移動体) 17 駆動装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を移送する配管に移動可能に設置さ
    れる基部と、 該基部に設けられ該基部の移動に伴って前記配管の内面
    に沿って移動する移動体と、 前記基部を移動させる駆動装置とを備えることを特徴と
    する粉体つまり防止装置。
  2. 【請求項2】 前記基部は、断面円形の配管の途中に介
    在状態で回転可能に設置されるリング部材であり、 前記移動体は、前記リング部材から前記配管の略長手方
    向に延びる棒状部材であることを特徴とする請求項1記
    載の粉体つまり防止装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置への駆動開始を所定のタイ
    ミングで指示する制御装置を備えることを特徴とする請
    求項1または2記載の粉体つまり防止装置。
  4. 【請求項4】 前記配管内における単位時間あたりの通
    過量を検出する検出装置を備え、 前記制御装置は、前記検出装置の検出結果に基づいて前
    記駆動装置へ駆動開始を指示することを特徴とする請求
    項3記載の粉体つまり防止装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、タイマを備えるととも
    に該タイマからの出力に基づいて前記駆動装置へ駆動開
    始を指示することを特徴とする請求項3記載の粉体つま
    り防止装置。
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