JP2001149773A - 静電場処理方法 - Google Patents
静電場処理方法Info
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- JP2001149773A JP2001149773A JP33338899A JP33338899A JP2001149773A JP 2001149773 A JP2001149773 A JP 2001149773A JP 33338899 A JP33338899 A JP 33338899A JP 33338899 A JP33338899 A JP 33338899A JP 2001149773 A JP2001149773 A JP 2001149773A
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電場の種々の応用を図る。
【解決手段】 静電場と磁場又は光触媒又は遠赤外線と
を組合せてこれらのエネルギーの増強を図るとともに液
体、気体の相分離に適用し、更にコンクリートの固化、
液体の酸化防止に適用する。
を組合せてこれらのエネルギーの増強を図るとともに液
体、気体の相分離に適用し、更にコンクリートの固化、
液体の酸化防止に適用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電場を利用して
種々の作用を行わせしめるようにした静電場処理方法に
関する。
種々の作用を行わせしめるようにした静電場処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】静電場
は食品の鮮度保持及び食品の解凍、油の寿命延長等に利
用されているが、更に種々の応用が考えられ、本件出願
の発明者は以下に示す種々の作用を有することを新たに
見出した。
は食品の鮮度保持及び食品の解凍、油の寿命延長等に利
用されているが、更に種々の応用が考えられ、本件出願
の発明者は以下に示す種々の作用を有することを新たに
見出した。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明では、静電場と磁
場とを組合せて各場の有するエネルギーを増強させる。
場とを組合せて各場の有するエネルギーを増強させる。
【0004】更に、静電場と遠赤外線とを組合せて静電
場エネルギーと遠赤外線エネルギーを増強させる。
場エネルギーと遠赤外線エネルギーを増強させる。
【0005】また本発明では、静電場雰囲気内に光触媒
を設置し、光触媒の機能を調節する。
を設置し、光触媒の機能を調節する。
【0006】更に、容器内に被処理体を収納し、この容
器内を静電場雰囲気として被処理体の相均一化を図る。
器内を静電場雰囲気として被処理体の相均一化を図る。
【0007】更に、容器内に収納された液体の液面上に
炭酸ガスを供給するとともに前記液体の少なくとも液面
付近を静電場雰囲気又は遠赤外線雰囲気として液体の酸
化を防止する。
炭酸ガスを供給するとともに前記液体の少なくとも液面
付近を静電場雰囲気又は遠赤外線雰囲気として液体の酸
化を防止する。
【0008】更に、炭酸ガスを含んだ液体を静電場雰囲
気内又は遠赤外線雰囲気内に設置して液体内に炭酸ガス
を一旦トラップし、温度又は圧力の変化によって一旦ト
ラップした炭酸ガスを放出して炭酸ガスを調整する。
気内又は遠赤外線雰囲気内に設置して液体内に炭酸ガス
を一旦トラップし、温度又は圧力の変化によって一旦ト
ラップした炭酸ガスを放出して炭酸ガスを調整する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
施形態について説明する。
【0010】図1において、封鎖空間A(冷凍庫)内に
は静電場雰囲気を作るための電極1が設けられ、この電
極1上には、3個の永久磁石2,2,2がセットされ、
この永久磁石によって磁場雰囲気が形成されている。前
記電極1は前記封鎖空間A内に絶縁駒3,3…3によ
り、絶縁状態でセットされ、電圧発生装置4により所定
電圧が電極1に供給される。前記電圧発生装置4におい
てはその電流値、電圧値、周波数値が可変となってい
る。このように、磁場雰囲気と電場雰囲気とを組合せる
ことにより核磁気共鳴を起こし、磁場の強さは約200
倍位に増強される。すなわち、磁力線、電気力線ともに
電磁波なので、それらの作用は共通している部分が多
く、これらのエネルギーが核磁気共鳴によって増強され
ると、弱い電圧、弱い磁力にも拘わらず強力なエネルギ
ーが発生する。このように、弱い電流によって磁場エネ
ルギーを増強できるのでオペレータが種々の電場処理装
置に触れて感電することがなくなる。例えば、現在静電
場が作用されている揚げ物を作るフライヤーの油槽内の
食用油を静電場雰囲気と磁場雰囲気との組み合わせ雰囲
気とすれば、低電流でオペレータが感電することなく油
の寿命を増大できる。油の寿命増大は、食用油に限定さ
れず、化学プラントにおける熱媒としての油の寿命も延
ばすことが可能である。また、電場、磁場の2つの場雰
囲気内で食品、水等を冷却凍結すれば、その冷却凍結速
度が著しく増大することが確認された。更に、図1に示
す如く電場、磁場の組み合わせ雰囲気内に水5を設置し
たら−10℃以下の過冷却を起こした。更に、食品
(肉)6も−15℃位までは凍ることはなかった。すな
わち、この組合わせエネルギーを冷蔵庫(冷凍庫)に応
用すれば、食品を凍らせることなく長く保存できること
になる。また、食品の解凍も−10℃位で行うことが可
能となり、−2〜−3℃では、食品の急速解凍が可能と
なる。
は静電場雰囲気を作るための電極1が設けられ、この電
極1上には、3個の永久磁石2,2,2がセットされ、
この永久磁石によって磁場雰囲気が形成されている。前
記電極1は前記封鎖空間A内に絶縁駒3,3…3によ
り、絶縁状態でセットされ、電圧発生装置4により所定
電圧が電極1に供給される。前記電圧発生装置4におい
てはその電流値、電圧値、周波数値が可変となってい
る。このように、磁場雰囲気と電場雰囲気とを組合せる
ことにより核磁気共鳴を起こし、磁場の強さは約200
倍位に増強される。すなわち、磁力線、電気力線ともに
電磁波なので、それらの作用は共通している部分が多
く、これらのエネルギーが核磁気共鳴によって増強され
ると、弱い電圧、弱い磁力にも拘わらず強力なエネルギ
ーが発生する。このように、弱い電流によって磁場エネ
ルギーを増強できるのでオペレータが種々の電場処理装
置に触れて感電することがなくなる。例えば、現在静電
場が作用されている揚げ物を作るフライヤーの油槽内の
食用油を静電場雰囲気と磁場雰囲気との組み合わせ雰囲
気とすれば、低電流でオペレータが感電することなく油
の寿命を増大できる。油の寿命増大は、食用油に限定さ
れず、化学プラントにおける熱媒としての油の寿命も延
ばすことが可能である。また、電場、磁場の2つの場雰
囲気内で食品、水等を冷却凍結すれば、その冷却凍結速
度が著しく増大することが確認された。更に、図1に示
す如く電場、磁場の組み合わせ雰囲気内に水5を設置し
たら−10℃以下の過冷却を起こした。更に、食品
(肉)6も−15℃位までは凍ることはなかった。すな
わち、この組合わせエネルギーを冷蔵庫(冷凍庫)に応
用すれば、食品を凍らせることなく長く保存できること
になる。また、食品の解凍も−10℃位で行うことが可
能となり、−2〜−3℃では、食品の急速解凍が可能と
なる。
【0011】上述のような過冷却を起こした水、又は食
品に振動を与えると、急速に凍るので極低温で食品を保
存するときは保存装置に振動防止手段を設ける必要があ
る。また、極低温で保存している食品を急に大気中に取
出すと組合せ雰囲気のエネルギーが遮断されるので食品
が凍ってしまう。そのため、この場合に食品を極低温か
ら−5℃位まで組合せ雰囲気内で上昇せしめてから大気
中に取出す必要がある。
品に振動を与えると、急速に凍るので極低温で食品を保
存するときは保存装置に振動防止手段を設ける必要があ
る。また、極低温で保存している食品を急に大気中に取
出すと組合せ雰囲気のエネルギーが遮断されるので食品
が凍ってしまう。そのため、この場合に食品を極低温か
ら−5℃位まで組合せ雰囲気内で上昇せしめてから大気
中に取出す必要がある。
【0012】なお、前記永久磁石2の代わりに電磁石を
使用することも可能であり、電磁石の電流調整により磁
場の強さも調節可能となる。
使用することも可能であり、電磁石の電流調整により磁
場の強さも調節可能となる。
【0013】なお、前記電極1は導電体である必要があ
るが、電流損失の少ないアルミニウム板が電極として好
ましい。又、図1においては、永久磁石2と電極1とは
直接接触しているが、これらを離間して配置してもよ
い。要するに、同一場所に電場雰囲気と磁場雰囲気とが
組合せればよい。
るが、電流損失の少ないアルミニウム板が電極として好
ましい。又、図1においては、永久磁石2と電極1とは
直接接触しているが、これらを離間して配置してもよ
い。要するに、同一場所に電場雰囲気と磁場雰囲気とが
組合せればよい。
【0014】図2は、静電場雰囲気内では、光触媒の作
用が励起されることを示している。すなわち、閉鎖空間
B内は可変の静電場雰囲気が形成され可変の電圧発生装
置13からの電圧は閉鎖空間内に置かれた電極12に印
加される。この閉鎖空間B内には、基板10上に付着さ
れた光触媒粒子11が存在する。前記光触媒粒子は、酸
化チタン等の粒子からなり、例えば酸化チタン粒子11
aと白金、銀等の電極11bとからなっている。光触媒
には、前極電極11bを有しないものもあるが、光触媒
は、光が当たると、電子e-の移動が起こりOHラジカ
ル等の活性気体が発生し、殺菌等の作用をするものであ
る。このように、静電場雰囲気内で光触媒を作用させる
と電子の移動が励起され、その作用が増強される。ま
た、前記電圧発生装置13の電圧、電流、周波数を可変
とすれば、静電場雰囲気を可変とすることができる。従
来光触媒作用を可変とすることは困難であったが、静電
場雰囲気と組合せることにより容易に可変とすることが
できる。なお、光触媒は、光温度(熱)によって反応す
るが、これらの反応要素がなくても、静電場雰囲気内に
光触媒を置けば光触媒が機能する。
用が励起されることを示している。すなわち、閉鎖空間
B内は可変の静電場雰囲気が形成され可変の電圧発生装
置13からの電圧は閉鎖空間内に置かれた電極12に印
加される。この閉鎖空間B内には、基板10上に付着さ
れた光触媒粒子11が存在する。前記光触媒粒子は、酸
化チタン等の粒子からなり、例えば酸化チタン粒子11
aと白金、銀等の電極11bとからなっている。光触媒
には、前極電極11bを有しないものもあるが、光触媒
は、光が当たると、電子e-の移動が起こりOHラジカ
ル等の活性気体が発生し、殺菌等の作用をするものであ
る。このように、静電場雰囲気内で光触媒を作用させる
と電子の移動が励起され、その作用が増強される。ま
た、前記電圧発生装置13の電圧、電流、周波数を可変
とすれば、静電場雰囲気を可変とすることができる。従
来光触媒作用を可変とすることは困難であったが、静電
場雰囲気と組合せることにより容易に可変とすることが
できる。なお、光触媒は、光温度(熱)によって反応す
るが、これらの反応要素がなくても、静電場雰囲気内に
光触媒を置けば光触媒が機能する。
【0015】更に、遠赤外線エネルギーも電磁波エネル
ギーであり、静電場雰囲気を可変とすることにより、そ
れを可変とすることが可能となる。すなわち、図3に示
すように、閉鎖空間C内に基板20上にセラミック粒子
(SiO2、Al2O3)の遠赤外線膜21を溶射により
付着せしめ、可変の電圧発生装置23から閉鎖空間C内
に配置された電極22に電圧を印加し、電圧発生装置2
3の電圧、電流、周波数の変化に応じて遠赤外線エネル
ギーの増幅度が調節可能となる。
ギーであり、静電場雰囲気を可変とすることにより、そ
れを可変とすることが可能となる。すなわち、図3に示
すように、閉鎖空間C内に基板20上にセラミック粒子
(SiO2、Al2O3)の遠赤外線膜21を溶射により
付着せしめ、可変の電圧発生装置23から閉鎖空間C内
に配置された電極22に電圧を印加し、電圧発生装置2
3の電圧、電流、周波数の変化に応じて遠赤外線エネル
ギーの増幅度が調節可能となる。
【0016】次に、静電の他の作用について説明する。
【0017】静電場雰囲気内に気体、流体を置くと均一
相ができることが判明しており、例えば、食用油又は化
学プラントの熱冷媒の油を静電場雰囲気内に置くと、温
度が一定のある厚さの相ができるとともに、液の濃度、
不純物の濃度が一定の相ができる。したがって、静電場
フライヤーにおいては、油槽内のどの位置に温度センサ
ーをセットしてもほぼ同一の温度が検出され、温度のコ
ントロールが正確に行われ得る。
相ができることが判明しており、例えば、食用油又は化
学プラントの熱冷媒の油を静電場雰囲気内に置くと、温
度が一定のある厚さの相ができるとともに、液の濃度、
不純物の濃度が一定の相ができる。したがって、静電場
フライヤーにおいては、油槽内のどの位置に温度センサ
ーをセットしてもほぼ同一の温度が検出され、温度のコ
ントロールが正確に行われ得る。
【0018】このことを利用して、図4に示すような分
離装置30が作られる。すなわち、図4において、分離
装置30は、絶縁材質からなる細長いキャピラリーチュ
ーブ31を有し、このキャピラリーチューブ31には、
電極リング32が上下動可能に設けられ、これらキャピ
ラリーチューブ31、電極リング32が閉鎖空間D内に
セットされている。このキャピラリーチューブ31内に
は少量のコーヒー、ワイン、ウイスキー、お茶、血液、
CO,CO2が混合した液体(静電場雰囲気又は遠赤外
線雰囲気内ではCO,CO2は種々の液体内にトラップ
される。)が収納されている。この状態において、前記
電極リング32をゆっくりと上下に移動させる(1mm
/hour〜10mm/hour)。このようにする
と、各液がその成分が異なる帯域に分離するので、例え
ば、帯域A,B,Cからは、濃度、不純物量、CO,C
O2の溶存量の異なる液が抽出できる。このようにすれ
ば、各溶液の成分毎の分離が可能となる。
離装置30が作られる。すなわち、図4において、分離
装置30は、絶縁材質からなる細長いキャピラリーチュ
ーブ31を有し、このキャピラリーチューブ31には、
電極リング32が上下動可能に設けられ、これらキャピ
ラリーチューブ31、電極リング32が閉鎖空間D内に
セットされている。このキャピラリーチューブ31内に
は少量のコーヒー、ワイン、ウイスキー、お茶、血液、
CO,CO2が混合した液体(静電場雰囲気又は遠赤外
線雰囲気内ではCO,CO2は種々の液体内にトラップ
される。)が収納されている。この状態において、前記
電極リング32をゆっくりと上下に移動させる(1mm
/hour〜10mm/hour)。このようにする
と、各液がその成分が異なる帯域に分離するので、例え
ば、帯域A,B,Cからは、濃度、不純物量、CO,C
O2の溶存量の異なる液が抽出できる。このようにすれ
ば、各溶液の成分毎の分離が可能となる。
【0019】このように、静電場は相均一化作用を有す
るので、この作用をコンクリート工法に利用すれば、強
固なコンクリートが形成できることが判明している。
るので、この作用をコンクリート工法に利用すれば、強
固なコンクリートが形成できることが判明している。
【0020】すなわち、図5に示すように、生コンクリ
ート51を絶縁枠50内に収納し、生コンクリート51
内に電極の作用をする鉄筋52を植込み、この鉄筋52
の端部が電圧発生装置53に接続されている。生コンク
リートには多量の水分が含まれており、これが固まる迄
は良電導体なので、この間に鉄筋52に高電圧を通電
し、生コンクリート全体を静電場雰囲気とすれば、コン
クリートの相が均一化され、セメンと等の粒子も均一に
分散され強固に固まることとなる。このような静電場を
利用したコンクリート工法は、ビルディング、橋、トン
ネル等、種々応用できる。
ート51を絶縁枠50内に収納し、生コンクリート51
内に電極の作用をする鉄筋52を植込み、この鉄筋52
の端部が電圧発生装置53に接続されている。生コンク
リートには多量の水分が含まれており、これが固まる迄
は良電導体なので、この間に鉄筋52に高電圧を通電
し、生コンクリート全体を静電場雰囲気とすれば、コン
クリートの相が均一化され、セメンと等の粒子も均一に
分散され強固に固まることとなる。このような静電場を
利用したコンクリート工法は、ビルディング、橋、トン
ネル等、種々応用できる。
【0021】次に、ジュース、コーヒー等は大気に解放
すると酸化してしまい味が落ちるが、このように酸化し
やすい液体についての酸化防止手段について説明する。
すると酸化してしまい味が落ちるが、このように酸化し
やすい液体についての酸化防止手段について説明する。
【0022】コーヒーは豆を焙煎した後にドリップさせ
て作るが、このドリップ後のコーヒー液又は擦り潰した
りんごのジュース液等の液体1は図6に示すように導電
性の缶60内に収納され、この缶60に電圧発生装置6
2が接続されている。また、缶60の絶縁を保つように
するために、缶60は絶縁箱61内に収納されている。
液60の上面の空間内には、外部からCO,CO2が供
給され、これらガスは液面から液体L中にトラップ(吸
収)されるが、液面にはこれらガスの薄い膜64が形成
されて液体Lの酸化が有効に防止される。なお、図6の
実施例において、液収納缶の全体に電場を印加したが、
図の一点鎖線で示す如く、缶の内面の液面近傍に帯状に
電極63を設け、液面近傍のみを静電場雰囲気としても
よい。なお、液中に含まれたCO,CO2のガスは、液
の圧力を変化させるが温度を上昇せしめることによって
大気中に放出されることができるが、若干の炭酸ガス
(CO2)を例えばコーヒー液中に混合させると味がま
ろやかになるので、液中に炭酸ガスが残っても味が落ち
ることはない。
て作るが、このドリップ後のコーヒー液又は擦り潰した
りんごのジュース液等の液体1は図6に示すように導電
性の缶60内に収納され、この缶60に電圧発生装置6
2が接続されている。また、缶60の絶縁を保つように
するために、缶60は絶縁箱61内に収納されている。
液60の上面の空間内には、外部からCO,CO2が供
給され、これらガスは液面から液体L中にトラップ(吸
収)されるが、液面にはこれらガスの薄い膜64が形成
されて液体Lの酸化が有効に防止される。なお、図6の
実施例において、液収納缶の全体に電場を印加したが、
図の一点鎖線で示す如く、缶の内面の液面近傍に帯状に
電極63を設け、液面近傍のみを静電場雰囲気としても
よい。なお、液中に含まれたCO,CO2のガスは、液
の圧力を変化させるが温度を上昇せしめることによって
大気中に放出されることができるが、若干の炭酸ガス
(CO2)を例えばコーヒー液中に混合させると味がま
ろやかになるので、液中に炭酸ガスが残っても味が落ち
ることはない。
【0023】なお、CO,CO2の吸収は遠赤外線の作
用によっても起きるので、缶60の内面に上述の遠赤外
線膜を形成してもよいし、静電場と遠赤外線膜とを組合
せてもよい。なお、静電場形成における電圧発生装置か
ら供給される電圧は連続波形のものでもパルス波形のも
のでもよい。
用によっても起きるので、缶60の内面に上述の遠赤外
線膜を形成してもよいし、静電場と遠赤外線膜とを組合
せてもよい。なお、静電場形成における電圧発生装置か
ら供給される電圧は連続波形のものでもパルス波形のも
のでもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
静電場の作用を種々応用できるという効果を奏する。
静電場の作用を種々応用できるという効果を奏する。
【図1】静電場と磁場との組合せ状態説明図である。
【図2】静電場と光触媒との組合せ状態説明図である。
【図3】静電場と遠赤外線との組合せ状態説明図であ
る。
る。
【図4】静電場を利用した分離装置の概略構成図であ
る。
る。
【図5】生コンクリートの静電場工法説明図である。
【図6】液体の酸化防止方法の概略構成図である。
1…電極 2…永久磁石 11…光触媒 21…遠赤外線粒子 31…キャピラリーチューブ 52…鉄筋 64…ガス膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/42 A23L 3/3409 3/32 3/36 Z 3/3409 A23B 4/06 502Z 3/36 A23L 2/00 N Fターム(参考) 4B017 LC02 LC10 LG04 LG14 LK04 LL07 LP10 4B021 LA42 LP10 LT03 LW06 MC03 MK13 MQ02 4B022 LA06 LB01 LJ08 LQ10 LT13 4G075 AA01 AA61 CA03 CA13 CA14 CA22 CA35 CA42 DA02 EC21 4H011 BB18 CA04 CB10 CD03 CD13
Claims (6)
- 【請求項1】 静電場と磁場とを組合せて各場の有する
エネルギーを増強させるエネルギー増強方法。 - 【請求項2】 静電場と遠赤外線とを組合せて静電場エ
ネルギーと遠赤外線エネルギーを増強させるエネルギー
増強方法。 - 【請求項3】 静電場雰囲気内に光触媒を設置し、光触
媒の機能を調節するようにした光触媒機能調整方法。 - 【請求項4】 容器内に被処理体を収納し、この容器内
を静電場雰囲気として被処理体の相均一化を図る静電場
処理方法。 - 【請求項5】 容器内に収納された液体の液面上に炭酸
ガスを供給するとともに前記液体の少なくとも液面付近
を静電場雰囲気又は遠赤外線雰囲気とした液体酸化防止
方法。 - 【請求項6】 炭酸ガスを含んだ液体を静電場雰囲気内
又は遠赤外線雰囲気内に設置して液体内に炭酸ガスを一
旦トラップし、温度又は圧力の変化によって一旦トラッ
プした炭酸ガスを放出するようにした炭酸ガス調整方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338899A JP2001149773A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 静電場処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338899A JP2001149773A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 静電場処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001149773A true JP2001149773A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18265569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33338899A Withdrawn JP2001149773A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 静電場処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001149773A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005013730A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | Yugengaisha Sun World Kawamura | 食品の保存方法およびその装置 |
JP2009165392A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プラスチック容器入り凍結物およびその製造方法。 |
US8394320B2 (en) | 2007-06-28 | 2013-03-12 | Kochi University | Method of preserving biomaterial |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP33338899A patent/JP2001149773A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005013730A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | Yugengaisha Sun World Kawamura | 食品の保存方法およびその装置 |
EA009630B1 (ru) * | 2003-08-11 | 2008-02-28 | Югенгейша Сан Уорлд Кавамура | Способ и устройство консервирования пищи |
US8899069B2 (en) | 2003-08-11 | 2014-12-02 | Yugengaisha Sun World Kawamura | Food preserving method and its device |
US8394320B2 (en) | 2007-06-28 | 2013-03-12 | Kochi University | Method of preserving biomaterial |
JP2009165392A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プラスチック容器入り凍結物およびその製造方法。 |
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