JPH07274917A - 食品収容容器 - Google Patents

食品収容容器

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Publication number
JPH07274917A
JPH07274917A JP6066278A JP6627894A JPH07274917A JP H07274917 A JPH07274917 A JP H07274917A JP 6066278 A JP6066278 A JP 6066278A JP 6627894 A JP6627894 A JP 6627894A JP H07274917 A JPH07274917 A JP H07274917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
food
magnet
sake
storing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6066278A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekazu Kurata
繁和 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGANO EKIKA KK
Original Assignee
NAGANO EKIKA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAGANO EKIKA KK filed Critical NAGANO EKIKA KK
Priority to JP6066278A priority Critical patent/JPH07274917A/ja
Publication of JPH07274917A publication Critical patent/JPH07274917A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】食品を冷凍・解凍する際、食品中の細胞組織を
破壊することのない食品収容容器を提供すること。 【構成】食品収容容器は、肉・さかな・野菜などの生鮮
食品や調理済みの食品などを収容するための磁石付冷凍
保存用容器1であり、容器外表面2には容器内側に向か
って磁力線が放射されるように例えば、所望の磁束密度
の帯状の永久磁石3,3,3...が接着剤によって容
器外表面2の側面2a,2a,..及び底面2bに複数
接着固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品を冷凍保存すると
きに使用する食品用容器や酒・ワインなどを貯蔵するの
に使用する樽など食品を収容する食品収容容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電気冷蔵庫や電子レンジの普及に
伴い、肉・さかな・野菜などの生鮮食品が冷凍保存され
た状態で輸送されたり、冷凍された肉・さかな・野菜や
加工済みの冷凍食品が広く出まわっている。また、各家
庭においても余った食材などを容器に入れて冷凍保存し
ていた。
【0003】一方、酒類やコーヒー・紅茶などの嗜好品
も多くの人にたしなまれ、香りやこくのあるものが好ま
れている。特に、コーヒーなどでは同じ種類のコーヒー
豆でも煎り加減や豆の引き具合、あるいは、水の種類・
分量などによって好みの味を引き出すことができるが、
酒類に関して瓶詰めされた中身に味の違いがほとんど無
いため、口あたりやこく・香りなど自分の嗜好に合うも
のを選んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酒やワ
インなどのアルコール飲料では好みの多様化により、あ
ともう一歩こくがもの足りないなどというジレンマを感
じることがあった。
【0005】また、肉・さかななどの食品を冷凍・解凍
する際に食品中の細胞組織を破壊して本来の味を引き出
すことができなかった。
【0006】本発明は上記事情にかんがみてなされたも
のであり、食品を冷凍・解凍する際、食品中の細胞組織
を破壊することのない食品収容容器を提供することを目
的とする一方、日本酒などのアルコール飲料のこくや熟
成を促す食品収容容器を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の食品収容容器
は、容器外表面に永久磁石を複数配設し、これら容器外
表面に配設したそれぞれの永久磁石からの磁力線が容器
内側に向かって放射されている。
【0008】
【作用】この構成によれば、食品収容容器の容器外表面
に配設した永久磁石から容器内に向かって常に磁力線が
放射されるので、食品収容容器に食品を収容することに
より、食品は永久磁石の磁界中に置かれる。
【0009】
【実施例】原子は、物質の構成要素であり、簡略に説明
すると原子核を中心にしていくつかの電子が自転しなが
ら原子核の周囲の電子軌道を公転している。電子が公転
するということは、マイナスの電荷が周回運動している
ことを意味しており、電子の回転方向とは逆向きに電流
が流れることと同じで、電子が公転、自転という2種類
の回転運動をすることによって小さな永久磁石の働きを
している。このことから、全ての物質には磁性があるこ
とがわかり、全ての物質は、磁石に吸いつけられること
がよく分かる強磁性の物質と、非常に精密な実験をして
初めて磁性のあることが分かる弱磁性の物質とに分けら
れる。
【0010】このように、全ての物質に磁性があること
から、一般に、ある物質を磁界の中に置くことによって
何らかの影響が物質に働くことが知られいる。例えば、
特定の磁界で生成した磁化水は、元の水と比べて味が異
なるだけで無くカルキ分の析出が抑制され、物性的にも
元の水とは異なる水である。
【0011】以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1及び図2は本発明の実施例に係り、図1は
食品収容容器の概略構成を示す斜視図、図2は食品収容
容器の断面図である。
【0012】図1に示すように食品収容容器は、肉・さ
かな・野菜などの生鮮食品や調理済みの食品などを収容
するための磁石付冷凍保存用容器1であり、容器外表面
2には容器内側に向かって磁力線が放射されるように例
えば、所望の磁束密度の帯状の永久磁石3,3,
3...が接着剤などによって複数接着固定されてい
る。
【0013】図2に示すように永久磁石3,3,
3...は、容器外表面2の側面2a,2a,..及び
底面2bに配設されており、対設する側面2a,2aに
配設される永久磁石3,3同士は互いに対設している。
【0014】上述のように構成されている磁石付冷凍保
存用容器1について説明する。まず、磁石付冷凍保存用
容器1の中に食品を収容する。すると、磁石付冷凍保存
用容器1の容器外表面2に固定された永久磁石3,3,
3...から様々な方向に出ている磁力線により、食品
が磁界の中に置かれた状態となり、常時食品の細胞組織
や水分子などに複数の永久磁石3,3,3...からの
磁力線が働く。
【0015】次に、この磁石付冷凍保存用容器1を図示
しない冷凍庫に入れて冷凍保存する。このとき、冷凍庫
内の磁石付冷凍保存用容器内に収容されている食品の細
胞組織には常に複数の永久磁石3,3,3...からの
磁力線が透過する。
【0016】次いで、この冷凍庫に入れられていた磁石
付冷凍保存用容器1を冷凍庫から出し食品を自然解凍す
る。
【0017】このとき、磁石付冷凍保存用容器内に収容
されていた食品は、常に、磁界の中に置かれ,食品の細
胞組織や水分子などに磁力線が働いていたので、解凍中
も冷凍中と同様に食品の細胞組織や水分子などに磁力線
が働いて、冷凍保存する前の状態とほぼ同様の状態で解
凍することができる。
【0018】なお、容器外表面に接着固定する磁石は、
帯状の永久磁石に限定されるものではなく、板状、棒状
あるいは円形状などの磁石であってもよい。また、永久
磁石の固定方法も接着固定に限定されるものではない。
【0019】図3は本発明の第2実施例に係る食品収容
容器の概略構成を示す斜視図である。図に示すように本
実施例の食品収容容器は、例えば醸造酒である日本酒を
瓶4ごと収容しておくための略筒状の磁石付酒容器1a
であり、容器外表面5には容器内側の日本酒に向かって
磁力線が出るように例えば、所望の磁束密度の板状の永
久磁石6,6,6...が接着剤によって複数接着固定
されている。この磁石付酒容器1aに日本酒の入った瓶
を収容することにより、瓶内の日本酒の酵母菌や水分子
に永久磁石からの磁力線が働く。そして、この磁石付酒
容器1aに一定期間(1週間〜1ヶ月)酒瓶を収納して
おく。
【0020】このことにより、酒瓶は、磁界の中に一定
期間放置され、一定期間放置後にこの日本酒を飲むと、
磁石付酒容器1aに収容する前と同じ日本酒とは思えな
いほどこくのある旨い酒となる。
【0021】なお、本実施例においては酒瓶を収納する
ため略筒状の磁石付酒容器としたが、磁石付酒容器は略
筒状に限定されるものではなくパックに入った酒を入れ
るように角形にしたり、様々な酒瓶に対応するように形
成してもよい。また、磁石付酒容器に収容される酒は、
醸造酒である日本酒やワインに限定されるものではな
く、蒸留酒であるウィスキーなどであってもよい。さら
に、容器外表面に接着固定する磁石は、板状の永久磁石
に限定されるものではなく、帯状、棒状あるいは円形状
などの磁石であってもよい。
【0022】ところで、蒸留酒ばかりでなく、醸造酒に
あっても熟成が必要であることは周知のとおりであり、
貯蔵中に物理的・化学的変化によって円熟し芳香・こく
を有するものとなる。熟成は例えば、水分子会合とアル
コール分子の会合とが解けて、水とアルコールとの新し
い会合が形成されたり、樽材から溶けだしてくる物質と
酒中の成分とが化学反応したり、さらには醸造酒の貯蔵
中の酸化還元反応などによって行われる。
【0023】図4は本発明の第2実施例の応用例に係る
食品収容容器の概略構成を示す斜視図である。図に示す
ように本実施例の食品収容容器は、日本酒やワインなど
醸造酒を発酵させるための樽やウィスキーを熟成させる
樽に磁石を配設した磁石付貯蔵用樽7である。この磁石
付貯蔵樽7には貯蔵樽外表面8に樽内に収められている
日本酒やワイン・ウィスキーなどの酒類に向かって磁力
線が放射されるように例えば、所望の磁束密度の板状の
永久磁石8,8,8...を複数配設している。
【0024】この磁石付貯蔵樽7で熟成することによ
り、酒中の水分子の会合とアルコール分子の会合とに影
響を与えて熟成度の異なる一味違うアルコール飲料を提
供することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、食
品を冷凍・解凍する際、食品中の細胞組織を破壊するこ
とのない食品収容容器や、日本酒・ウィスキーなどのア
ルコール飲料のこくや熟成を促す食品収容容器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は本発明の実施例に係り、図1は
食品収容容器の概略構成を示す斜視図
【図2】食品収容容器の断面図
【図3】本発明の第2実施例に係る食品収容容器の概略
構成を示す斜視図
【図4】本発明の第2実施例の応用例に係る食品収容容
器の概略構成を示す斜視図
【符号の説明】
1…磁石付冷凍保存用容器 2…容器外表面 3…永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器外表面に永久磁石を複数配設し、これ
    ら容器外表面に配設したそれぞれの永久磁石からの磁力
    線が容器内側に向かって放射されることを特徴とする食
    品収容容器。
JP6066278A 1994-04-04 1994-04-04 食品収容容器 Pending JPH07274917A (ja)

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JP6066278A JPH07274917A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 食品収容容器

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JP6066278A JPH07274917A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 食品収容容器

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ID=13311214

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JP6066278A Pending JPH07274917A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 食品収容容器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1843669A1 (en) * 2005-02-01 2007-10-17 Esmo Technologies PTE Ltd. Magnetic device and method for treating perishable items such as food or ice
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KR20220159024A (ko) * 2021-05-25 2022-12-02 최현확 식품 신선도 유지 장치 및 그 제어방법

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