JP2001149307A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2001149307A
JP2001149307A JP33855499A JP33855499A JP2001149307A JP 2001149307 A JP2001149307 A JP 2001149307A JP 33855499 A JP33855499 A JP 33855499A JP 33855499 A JP33855499 A JP 33855499A JP 2001149307 A JP2001149307 A JP 2001149307A
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Hiroaki Kagawa
裕昭 加川
Hiroyuki Nagami
裕之 永水
Masaichi Higuma
政一 樋熊
Takashi Ogawa
敬司 小川
Susumu Aono
進 青野
Yousuke Yoshimoto
羊介 吉本
Yasuyuki Futaki
泰行 二木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】挿入部の先端部に湾曲操作ワイヤを確実に固定
するとともに、湾曲操作ワイヤに錆が発生するのを確実
に防止する。 【解決手段】各湾曲駒23a,23,23…のワイヤ受
け25a,25,25…にはそれぞれ湾曲操作ワイヤ3
4が挿通されており、各ワイヤ34のワイヤ先端34a
は、最先端の湾曲駒23aのワイヤ受け25aに対し
て、真空環境下においてろう付けにより固着されてい
る。一方、ワイヤ34の基端は操作部11の湾曲操作レ
バー15まで挿入部12及び操作部11内を通じて導か
れており、このレバー15を回動操作することで、一対
のワイヤ34を押し引きし、挿入部12の湾曲部18を
上下2方向へ遠隔的に湾曲可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲部を牽引操作
する湾曲操作ワイヤを挿入部の先端部に固定した内視鏡
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡の挿入部は、可撓管、湾曲
管および先端硬性部から構成されている。内視鏡の湾曲
操作ワイヤは、湾曲管の内側に挿通され、湾曲管を構成
する各湾曲駒の内周面に設けられたワイヤ受けによって
案内されている。各ワイヤ受けに挿通された湾曲操作ワ
イヤの先端は、最先端の湾曲駒に固着されている。そし
て、湾曲管は、湾曲操作ワイヤを押し引きすることによ
り強制的に湾曲させることが出来るようになっている。
【0003】このような湾曲操作ワイヤの先端を最先端
の湾曲駒に固着する内視鏡については種々提案されてい
る。これらのうち例えば、実用新案登録第250115
8号公報に記載されている内視鏡は、最先端の湾曲駒と
湾曲操作ワイヤとを固定する際に、各部品の接合部分に
フラックスを塗布し、ろう付けした後にフラックスを洗
浄除去していた。
【0004】このようなろう付けをした湾曲操作ワイヤ
は、洗浄後にフラックスが残留して錆が発生しやすく、
断線する虞があり、内視鏡の寿命低下の要因となってい
た。特に、内視鏡をオートクレープ滅菌装置に投入する
場合、湾曲操作ワイヤは、高温高圧水蒸気にさらされる
為、僅かなフラックスの残留でも錆が発生し易くなる。
しかしながら、湾曲管の構造上、ろう付け後にフラック
スを完全に除去することは困難であった。
【0005】一方、特開昭61―293419号公報に
記載されている内視鏡では、湾曲駒と湾曲操作ワイヤの
素線とをレーザ等の手段により直接溶接している。この
方法によればフラックスを使用せずに湾曲駒と湾曲操作
ワイヤを固定することができる。
【0006】しかしながら、湾曲駒と湾曲操作ワイヤの
素線とは、熱容量の値が大きく異なる為、直接溶接を行
うと湾曲駒が十分加熱される前に湾曲操作ワイヤの素線
が溶けてしまい、接合できなくなることが多々あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
内視鏡では、湾曲駒と湾曲操作ワイヤの固定にろう付け
を用いた場合、洗浄後の湾曲操作ワイヤにフラックスが
残留して錆が発生しやすく、湾曲操作ワイヤが断線する
虞があり、内視鏡の寿命低下の要因となっていた。
【0008】また、従来の内視鏡では、湾曲駒と湾曲操
作ワイヤの固定に直接溶接を用いた場合、湾曲駒と湾曲
操作ワイヤの素線とで熱容量の値が大きく異なる為、直
接溶接を行うと湾曲駒が十分加熱される前に湾曲操作ワ
イヤの素線が溶けてしまい、接合できなくなることが多
々あった。
【0009】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、挿入部の先端部に湾曲操作ワイヤを確実に
固定できるとともに、湾曲操作ワイヤに錆が発生するの
を確実に防止できる内視鏡を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の内視鏡は、挿入部に、湾曲可能な湾曲
部と、この湾曲部の先端に連結される先端部とを設ける
とともに、前記先端部に固定され、前記湾曲部を牽引操
作する湾曲操作ワイヤを有する内視鏡において、前記湾
曲操作ワイヤと前記挿入部の先端部とを、真空環境下ま
たは不活性ガス環境下において、ろう付けにより固定し
たことを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の構成により、挿入部の先
端部に湾曲操作ワイヤを確実に固定できるとともに、湾
曲操作ワイヤに錆が発生するのを確実に防止できる内視
鏡を実現する。
【0012】請求項2に記載の内視鏡は、挿入部に、湾
曲可能な湾曲部と、この湾曲部の先端に連結される先端
部とを設けるとともに、前記先端部に固定され、前記湾
曲部を牽引操作する湾曲操作ワイヤを有する内視鏡にお
いて、前記湾曲操作ワイヤと前記挿入部の先端部とを接
続部材を介して溶接することにより接合したことを特徴
とする。
【0013】請求項2に記載の構成により、挿入部の先
端部に湾曲操作ワイヤを確実に固定できるとともに、湾
曲操作ワイヤに錆が発生するのを確実に防止できる内視
鏡を実現する。
【0014】請求項3に記載の内視鏡は、挿入部に、湾
曲可能な湾曲部と、この湾曲部の先端に連結される先端
部とを設けるとともに、前記先端部に固定され、前記湾
曲部を牽引操作する湾曲操作ワイヤを有する内視鏡にお
いて、前記湾曲操作ワイヤの先端に膨大部を溶融成形
し、前記挿入部の先端部に対して前記膨大部を接合した
ことを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の構成により、挿入部の先
端部に湾曲操作ワイヤを確実に固定できるとともに、湾
曲操作ワイヤに錆が発生するのを確実に防止できる内視
鏡を実現する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1ないし図5は本
発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡の挿入部
先端側を側方から見た断面図、図2は図1のA−A線断
面図、図3は最先端の湾曲駒及び湾曲操作ワイヤの組立
前の状態を示す断面図、図4は最先端の湾曲駒及び湾曲
操作ワイヤの組立後の状態を示す正面及び側方から見た
断面図、図5は内視鏡の全体を示す斜視図である。
【0018】まず、図5を用いて内視鏡の概略構成を説
明する。
【0019】図5に示すように、内視鏡10は、操作部
11、この操作部11の先端に接続され体腔内に挿入さ
れる細長の挿入部12、及び前記操作部11の基端部に
接続され図示しない光源装置に着脱自在に接続されるコ
ネクタ13を備えた長尺のライトガイドケーブル14か
ら構成されている。前記操作部11には湾曲操作レバー
15及び接眼部16が設けられている。
【0020】また、挿入部12は、基端側から可撓管部
17、湾曲部18、先端構成部19を直列に連結した構
造になっている。
【0021】図1に示すように湾曲部18は、湾曲駒列
からなる湾曲管20の外周面に金属素線よりなるブレー
ド21及び外皮チューブ22を被覆して構成されてい
る。外皮チューブ22の先端部は、先端構成部19の先
端部を除く外周部に達してそれに被嵌しており、緊締糸
26及び接着剤27によって固定されている。
【0022】前記湾曲管20は、短円筒状の湾曲駒23
を複数、直列に並べ、隣接する湾曲駒23相互の例えば
相対する部位を一対の枢軸24を介して回動自在に連結
し、かつ各湾曲駒23の内周面のうち、前記枢軸部と直
交する相対部位で、軸方向中途部に壁部を内側へ円弧状
に切り曲げて一対のワイヤ受け25を一体に形成してな
る。また、最先端の湾曲駒23aの先端部は先端構成部
19の基端外周部に被嵌されており、接着剤付けによっ
て固定されている。
【0023】前記先端構成部19には、挿入部長手方向
に略円柱状の穴19aが形成され、この穴19aには、
挿入部12内に挿通されたイメージガイドファイバ28
及びライトガイドファイバ29の各先端部が固着されて
いる。穴19aの先端側には、外周から順にライトガイ
ド口金32、ライトガイドファイバ29、イメージガイ
ド口金31、対物レンズ30が配置されている。イメー
ジガイドファイバ28は対物レンズ30の後側にイメー
ジガイド口金31を介して連結され、ライトガイドファ
イバ29はライトガイド口金32を介して円筒状に形成
されて連結されている。
【0024】イメージガイドファイバ28の基端は図5
に示した操作部11の接眼部16まで導かれ、ライトガ
イドファイバ29の基端は図5に示したライトガイドケ
ーブル14のコネクタ13まで操作部11及びライトガ
イドケーブル14内を通じて導かれている。イメージガ
イドファイバ28及びライトガイドファイバ29は挿入
部12内では被覆チューブ33によって一緒に内装され
ており、操作部11内では前記イメージガイドファイバ
ー28とライトガイドファイバ29とは分別されて別々
の被覆チューブ(いずれも図示せず)に内装されてい
る。
【0025】各湾曲駒23a,23,23…のワイヤ受
け25a,25,25…にはそれぞれ湾曲操作ワイヤ3
4が挿通されており、各ワイヤ34のワイヤ先端34a
は、最先端の湾曲駒23aのワイヤ受け25aに対し
て、真空環境下においてろう付けにより固着されてい
る。一方、ワイヤ34の基端は図5に示した操作部11
の湾曲操作レバー15まで挿入部12及び操作部11内
を通じて導かれており、このレバー15を回動操作する
ことで、一対のワイヤ34を押し引きし、挿入部12の
湾曲部18を上下2方向へ湾曲操作可能となっている。
【0026】図2に示すように挿入部12のワイヤ受け
25aを形成した位置では、外周から順に外皮チューブ
22、ブレード21、湾曲駒23a、ライトガイド口金
32、ライトガイドファイバ29、イメージガイド口金
31、イメージガイドファイバ28がリング状に配置さ
れている。最先端の湾曲駒23aのワイヤ受け25aの
外周側の面には、ワイヤ34のワイヤ先端34aがろう
付けにより固定されている。
【0027】以下、図3及び図4を用いて最先端の湾曲
駒23a及び湾曲操作ワイヤ34について詳細に説明す
る。
【0028】図3に示すように最先端の湾曲駒23a
は、内周面の互いに対向する2か所を内側へ円弧状に切
り曲げて湾曲操作ワイヤ34のワイヤ先端34aを嵌め
込む切起し片を形成し、これら切起し片をワイヤ受け2
5aとしている。
【0029】最先端の湾曲駒23a及び湾曲操作ワイヤ
34の組立前の状態では、湾曲駒23aのワイヤ受け2
5aにはめっき36が施されている。めっき36の材質
はニッケルもしくは金が好ましい。またワイヤ先端34
aも同様にめっきが施され、更にろう材37が塗布され
ている。
【0030】これらの前処理を施した湾曲駒23と湾曲
操作ワイヤ34とは、次の工程で、図4(a),(b)
に示すように、ワイヤ受け25aに湾曲操作ワイヤ34
を嵌め込むことにより組み付け、真空炉内でろう材37
を溶かし、ワイヤ受け25aとワイヤ先端34aとをろ
う付けする。この場合、ワイヤ受け25aとワイヤ先端
34aとを組み合わせた後、ろう材39を追加塗布して
も良い。
【0031】尚、本実施の形態では、先端構成部19と
最先端の湾曲駒23aとは、この湾曲部の先端に連結さ
れる先端部となっており、前記湾曲操作ワイヤと前記挿
入部の先端部とを、真空環境下において、固定したこと
を特徴としている。
【0032】このような第1の実施形態によれば、湾曲
駒23と湾曲操作ワイヤ34を真空炉内でろう付けする
場合において、両部材をろう材の溶融温度まで加熱して
も接合部表面に酸化被膜が形成されないため、フラック
スを用いる必要がない。これにより、湾曲駒23aに湾
曲操作ワイヤ34を確実に固定できるとともに、湾曲操
作ワイヤ34に錆が発生するのを確実に防止できるの
で、内視鏡をオートクレーブ滅菌装置に投入しても、フ
ラックス残留に起因する錆の発生を確実に防止すること
ができ、湾曲操作ワイヤの錆による劣化や断線の発生を
確実に防止でき、内視鏡の寿命を延長することができ
る。
【0033】尚、第1の実施の形態では、真空環境下で
ろう付けを行ったが、不活性ガス環境下でろう付けを行
ってもよく、この場合もフラックスが不要となり、フラ
ックス残留に起因する錆の発生を確実に防止することが
できる。これにより、内視鏡の寿命を延長することがで
きる。また、湾曲駒23aのワイヤ受け25a及びワイ
ヤ先端34aにあらかじめめっきを施したことにより、
ろう材の濡れ性が向上し、確実な接合が可能となる。
【0034】(第2の実施の形態)図6は本発明の第2
の実施の形態に係る内視鏡の先端部及び湾曲操作ワイヤ
を示す断面図である。
【0035】図6に示すように、先端構成部41は、左
右の半体(半体42のみ図示)を組み立てて構成され
る。前記先端構成部41には、挿入部長手方向に略円柱
状の穴41aが形成され、この穴41aには、外周から
順にライトガイド口金32、ライトガイドファイバ2
9、イメージガイド口金31、対物レンズ30が配置さ
れている。半体42の先端構成部分割面43の基端側に
は、挿入部長手方向に上下2つの溝状のワイヤ受け部4
4が穴41aを挟んで形成されている。
【0036】ワイヤ受け部44には、湾曲操作ワイヤ3
4が固着されている。このワイヤ受け部44は切削加工
等により湾曲操作ワイヤ34より僅かに大きな断面形状
寸法を有するように形成される。そして第1の実施形態
と同様、ワイヤ受け部44の内面及びワイヤ34のワイ
ヤ先端34aにはめっき及びろう材の塗布がなされ、真
空もしくは不活性ガス環境下でろう付けを行なってい
る。
【0037】最先端の湾曲駒45aの先端部は先端構成
部41の基端外周部に被嵌されており、接着剤付けによ
って固定されている。これら以外の構成は図1の実施形
態と同様になっている。
【0038】このような第2の実施形態によれば、先端
構成部41と湾曲操作ワイヤ34とのろう付けを真空も
しくは不活性ガス環境下で行っているので、図1乃至図
5に示した第1の実施形態と同様の効果があるととも
に、ワイヤ受け部44を、切削加工等により湾曲操作ワ
イヤ34より僅かに大きな断面形状寸法を有するように
形成したため、最先端の湾曲駒の内周面を内側へ円弧状
に切り曲げてワイヤ受けを形成する場合に比べて、湾曲
操作ワイヤ34とのクリアランスを最適にすることが可
能となり、より確実な接合が行える。
【0039】(第3の実施の形態)図7及び図8は本発
明の第3の実施の形態に係り、図7は湾曲操作ワイヤと
接続部材を示す断面図、図8は最先端の湾曲駒及び湾曲
操作ワイヤの組立後の状態を示す断面図である。
【0040】図7に示すように湾曲操作ワイヤ34の先
端部には、円筒形状の接続部材51が、かしめやフラッ
クスレス半田等の方法により固定されている。この接続
部材51を図8に示すように湾曲駒53aのワイヤ受け
55aに対してレーザ等の手段により溶接することによ
り接合する。この場合、接続部材51は、熱容量が、湾
曲操作ワイヤ34の素線よりも大きく湾曲駒53aより
も小さくなるように寸法形状及び材質が選定される。な
お、図中の矢印はレーザ光の照射方向を示している。ワ
イヤ受け55aの大きさは、接続部材51に合わせて設
定している。
【0041】このような第3の実施形態によれば、各部
材の熱容量を湾曲操作ワイヤ34の素線<接続部材51
<湾曲駒53aの順に段階的に変化するように構成して
いるので、溶接を行つた際に熱容量の差によるワイヤの
破断を防止でき、安定した接合を行うことができる。こ
こで、溶接を用いて接合すれば、フラックスが不要とな
り、洗浄不足に起因する錆の発生を防ぐことが可能とな
る。これにより、第3の実施形態は、図1乃至図5に示
した第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0042】(第4の実施の形態)図9は本発明の第4
の実施の形態に係る内視鏡の湾曲駒及び湾曲操作ワイヤ
を示す断面図である。
【0043】図9に示すように本実施形態では、最先端
の湾曲駒63aにワイヤ受けを設けず、図7と同様の湾
曲操作ワイヤ34に取り付けた接続部材51を、最先端
の湾曲駒63aの内側面に直接レーザ溶接により接合し
ている。この場合も、各部材の熱容量は湾曲操作ワイヤ
34の素線<接続部材51<湾曲駒63aの順に段階的
に変化するように構成している。
【0044】このような第4の実施形態によれば、図8
に示した第3の実施形態と同様の効果が得られるととも
に、最先端の湾曲駒63aにワイヤ受けを設けないた
め、最先端の湾曲駒の製造コストを削減できるととも
に、湾曲管内の内蔵物のレイアウトの自由度が向上し、
湾曲管の細径化が可能となる。
【0045】図10は図9の接続部材の変形例を示す側
面図である。
【0046】図10に示すように、湾曲操作ワイヤ34
に接続した接続部材65は、円筒部66の先端側に偏平
な舌片67を追加した形状となっている。
【0047】この場合、湾曲操作ワイヤ34と接続部材
65を円筒部66で接合した後、図9に示した湾曲駒6
3aに接続部材65の舌片67をレーザ溶接により接合
する。
【0048】このような変形例によれば、レーザ溶接に
適した形状の舌片67を設けることにより、安定した溶
接が可能となる。また、湾曲操作ワイヤ34と接続部材
65の接合部と、接続部材65と湾曲駒63aの接合部
との間に距離を設けることにより、レーザ溶接時の熱
が、先に接合しておいた湾曲操作ワイヤ34と接続部材
65の接合部に影響を及ぼすのを防止することができ
る。
【0049】(第5の実施の形態)図11は本発明の第
5の実施の形態に係る内視鏡の先端部及び湾曲操作ワイ
ヤを示す断面図である。
【0050】図11に示すように、先端構成部71は、
左右の半体(半体72のみ図示)を組み立てて構成され
る。前記先端構成部71には、図6に示したものと同様
の穴41a形成され、半体72の先端構成部分割面73
の基端側には、挿入部長手方向に溝状の上下2つのワイ
ヤ受け部74が穴41aを挟んで形成されている。ワイ
ヤ受け部74の先端側には、抜け止め溝75が形成され
ている。湾曲操作ワイヤ34の先端部には、円筒形状の
接続部材76がかしめやフラックスレス半田等の方法に
より固定されている。
【0051】湾曲操作ワイヤ34の先端に固定した接続
部材76は、先端構成部71に設けた抜け止め溝75に
対して嵌合することにより接合している。
【0052】このような構造により、本実施の形態の内
視鏡は、湾曲操作レパー(図示せず)の操作により湾曲
操作ワイヤ34が牽引された場合、接続部材76が抜け
止め溝75の当接部に当接し、先端構成部71を牽引操
作できるようになっている。
【0053】このような発明の実施の形態によれば、図
6に示した第2の実施形態と同様の効果が得られるとと
もに、湾曲操作ワイヤ34の先端に固定した接続部材7
6を先端構成部71に設けた抜け止め溝75に対して嵌
合させることにより、湾曲操作ワイヤ34を先端構成部
71に対して確実に固定し、湾曲操作ワイヤ34が牽引
された際に先端構成部71から抜けるのを防ぐことがで
きる。
【0054】(第6の実施の形態)図12は本発明の第
6の実施の形態に係る内視鏡の湾曲駒及び湾曲操作ワイ
ヤを示す断面図である。
【0055】図12に示すように、第6の実施の形態で
は、湾曲操作ワイヤ84の先端部を溶断等により溶融
し、略球状の金属塊85を形成している。これにより、
湾曲操作ワイヤ84の先端に膨大部を形成している。金
属塊85の熱容量は湾曲操作ワイヤ84の素線よりも大
きくなっている。この金属塊85は、図9に示したもの
と同様の最先端の湾曲コマ63aの内周面にレーザー等
の手段により溶接する。
【0056】このような発明の実施の形態によれば、湾
曲操作ワイヤ84の先端部に略球状の金属塊85を設
け、金属塊85の熱容量が湾曲操作ワイヤ84の素線よ
りも大きくなるように構成したことにより、溶接を行っ
た際に熱容量の差によるワイヤの破断を防ぎ、安定した
接合を行うことができる。溶接を用いて接合すれば、フ
ラックスが不要となり、洗浄不足に起因する錆の発生を
確実に防止できる。
【0057】(第7の実施の形態)図13は本発明の第
7の実施の形態に係る内視鏡の先端部及び湾曲操作ワイ
ヤを示す断面図である。
【0058】図13に示すように、先端構成部91は、
左右の半体(半体92のみ図示)を組み立てて構成され
る。前記先端構成部91には、図6と同様の穴41a形
成され、半体92の先端構成部分割面93の基端側に
は、挿入部長手方向に溝状の2つのワイヤ受け部94が
穴41aを挟んで形成されている。ワイヤ受け部94の
先端には、抜け止め穴95が形成されている。湾曲操作
ワイヤ97の先端には、略球状の金属塊98を形成して
いる。
【0059】湾曲操作ワイヤ97の金属塊98は、先端
構成部91に設けた抜け止め穴95に対して嵌合してい
る。
【0060】このような発明の実施の形態によれば、湾
曲操作ワイヤ97の先端に設けた略球状の金属塊98
を、先端構成部91に設けた抜け止め穴95に対して嵌
合させることにより、湾曲操作ワイヤ97を先端構成部
91に対して確実に固定し、湾曲操作ワイヤ97が牽引
された際に先端構成部91から抜けるのを防止すること
ができる。これにより、図11の実施の形態と同様の効
果が得られる。
【0061】尚、本発明の内視鏡は、前記した実施の形
態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形実施可能である。
【0062】[付記]以上詳述したような本発明の前記
実施の形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0063】(付記項1) 挿入部に、湾曲可能な湾曲
部と、この湾曲部の先端に連結される先端部とを設ける
とともに、前記先端部に固定され、前記湾曲部を牽引操
作する湾曲操作ワイヤを有する内視鏡において、前記湾
曲操作ワイヤと前記挿入部の先端部とを、真空環境下ま
たは不活性ガス環境下において、ろう付けにより固定し
たことを特徴とする内視鏡。
【0064】(付記項2) 前記湾曲操作ワイヤと前記
挿入部の先端部との少なくとも一方にめっきを施した
後、ろう付けにより固定したことを特徴とする付記項1
に記載の内視鏡。
【0065】(付記項3) 前記めっきの材質にニッケ
ルまたは金を用いたことを特徴とする付記項2に記載の
内視鏡。
【0066】(付記項4) 挿入部に、湾曲可能な湾曲
部と、この湾曲部の先端に連結される先端部とを設ける
とともに、前記先端部に固定され、前記湾曲部を牽引操
作する湾曲操作ワイヤを有する内視鏡において、前記湾
曲操作ワイヤと前記挿入部の先端部とを接続部材を介し
て溶接することにより接合したことを特徴とする内視
鏡。
【0067】(付記項5) 前記湾曲操作ワイヤ、接続
部材及び挿入部の先端部の各熱容量を、一番小さい湾曲
操作ワイヤ、次に小さい接続部材、一番大きい挿入部の
先端部の順で段階的に変化するように構成したことを特
徴とする付記項4に記載の内視鏡。
【0068】(付記項6) 前記接続部材は、円筒形状
の金属部材からなることを特徴とする付記項4に記載の
内視鏡。
【0069】(付記項7) 前記接続部材は、湾曲操作
ワイヤに対する接合部と挿入部の先端部に対する接合部
とから構成されることを特徴とする付記項4に記載の内
視鏡。
【0070】(付記項8) 挿入部に、湾曲可能な湾曲
部と、この湾曲部の先端に連結される先端部とを設ける
とともに、前記先端部に固定され、前記湾曲部を牽引操
作する湾曲操作ワイヤを有する内視鏡において、前記湾
曲操作ワイヤの先端に膨大部を溶融成形し、前記挿入部
の先端部に対して前記膨大部を接合したことを特徴とす
る内視鏡。
【0071】(付記項9) 前記湾曲操作ワイヤの膨大
部の熱容量をワイヤ素線の熱容量より大きくなるように
形成したことを特徴とする付記項8記載の内視鏡。
【0072】(付記項10) 前記膨大部を略球形状に
形成したことを特徴とする付記項8に記載の内視鏡。
【0073】(付記項11) 前記挿入部の先端部は、
湾曲部の最先端の湾曲駒または対物レンズを取り付ける
先端構成部であることを特徴とする付記項1乃至10の
いずれかに記載の内視鏡。
【0074】
【発明の効果】以上述べた様に請求項1に記載された発
明によれば、挿入部の先端部に湾曲操作ワイヤを確実に
固定できるとともに、湾曲操作ワイヤに錆が発生するの
を確実に防止できるので、内視鏡の寿命を延長すること
ができる。
【0075】請求項2に記載された発明によれば、挿入
部の先端部に湾曲操作ワイヤを確実に固定できるととも
に、湾曲操作ワイヤに錆が発生するのを確実に防止でき
るので、内視鏡の寿命を延長することができる。
【0076】請求項3に記載された発明によれば、挿入
部の先端部に湾曲操作ワイヤを確実に固定できるととも
に、湾曲操作ワイヤに錆が発生するのを確実に防止でき
るので、内視鏡の寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡の挿入
部先端側を側方から見た断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1の最先端の湾曲駒及び湾曲操作ワイヤの組
立前の状態を示す断面図。
【図4】図1の最先端の湾曲駒及び湾曲操作ワイヤの組
立後の状態を示す断面図。
【図5】図1の内視鏡の全体を示す斜視図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡の先端
部及び湾曲操作ワイヤを示す断面図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る湾曲操作ワイ
ヤと接続部材を示す断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る最先端の湾曲
駒及び湾曲操作ワイヤの組立前の状態を示す断面図。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡の湾曲
駒及び湾曲操作ワイヤを示す断面図。
【図10】図9の接続部材の変形例を示す側面図。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係る内視鏡の先
端部及び湾曲操作ワイヤを示す断面図。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係る内視鏡の湾
曲駒及び湾曲操作ワイヤを示す断面図。
【図13】本発明の第7の実施の形態に係る内視鏡の先
端部及び湾曲操作ワイヤを示す断面図。
【符号の説明】
12 …挿入部 18 …湾曲部 19 …先端構成部 20 …湾曲管 23a …湾曲駒 25a …ワイヤ受け 34 …湾曲操作ワイヤ 34a …ワイヤ先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋熊 政一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小川 敬司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青野 進 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉本 羊介 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 二木 泰行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA21 DA12 DA19 4C061 AA00 BB00 CC00 DD03 FF35 HH37 JJ06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部に、湾曲可能な湾曲部と、この湾
    曲部の先端に連結される先端部とを設けるとともに、前
    記先端部に固定され、前記湾曲部を牽引操作する湾曲操
    作ワイヤを有する内視鏡において、 前記湾曲操作ワイヤと前記挿入部の先端部とを、真空環
    境下または不活性ガス環境下において、ろう付けにより
    固定したことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】 挿入部に、湾曲可能な湾曲部と、この湾
    曲部の先端に連結される先端部とを設けるとともに、前
    記先端部に固定され、前記湾曲部を牽引操作する湾曲操
    作ワイヤを有する内視鏡において、 前記湾曲操作ワイヤと前記挿入部の先端部とを接続部材
    を介して溶接することにより接合したことを特徴とする
    内視鏡。
  3. 【請求項3】 挿入部に、湾曲可能な湾曲部と、この湾
    曲部の先端に連結される先端部とを設けるとともに、前
    記先端部に固定され、前記湾曲部を牽引操作する湾曲操
    作ワイヤを有する内視鏡において、 前記湾曲操作ワイヤの先端に膨大部を溶融成形し、前記
    挿入部の先端部に対して前記膨大部を接合したことを特
    徴とする内視鏡。
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