JP2001149278A - 送風・吸引装置 - Google Patents

送風・吸引装置

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JP2001149278A
JP2001149278A JP33373699A JP33373699A JP2001149278A JP 2001149278 A JP2001149278 A JP 2001149278A JP 33373699 A JP33373699 A JP 33373699A JP 33373699 A JP33373699 A JP 33373699A JP 2001149278 A JP2001149278 A JP 2001149278A
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collar
handle
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JP33373699A
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Shinji Ohama
伸司 大浜
Makoto Fujita
信 藤田
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体にノズル部を有する装置の、ノズルの長
手方向の長さが調整可能で、風切り音等が発生しない送
風・吸引装置の提供。 【解決手段】 送風・吸引装置1は、本体部10′、ノ
ズル部50及びハンドル20′により構成されている。
ハンドル20′には、支持棒21が設けられており、支
持棒21は、本体部10′に形成された支持棒係合穴に
保持される。ノズル部50は、バキュームノズル51と
ブロワノズル52とがノズル部結合部によって結合さ
れ、一体に構成されたものである。ノズル部50は長手
方向に延出する調整代を有し、調整代は本体部10′に
保持される。支持棒21、調整代を、本体部10′に対
してそれぞれ所望の位置に保持することにより、装置の
全長を調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送風・吸引装置に関し、
特に作業者の手によって保持されながら使用されるタイ
プの送風・吸引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、送風機能と吸引機能との両方
の機能を有する送風・吸引装置が知られている。送風・
吸引装置の本体には、バキュームノズル、ブロワノズル
が設けられており、これらは、長手方向に一定の長さを
有している。
【0003】本体に選択的にバキュームノズル又はブロ
ワノズルを取付けるタイプの送風・吸引装置において
は、作業者が適切な作業姿勢で作業が行えるように、バ
キュームノズルの長さを調整可能としたものが提案され
ている。
【0004】具体的には、送風・吸引装置の本体部に
は、図8乃至図9に示されるように、長手方向に2つに
分割可能な略円筒形状をしたバキュームノズル150が
接続される。バキュームノズル150は、略中央部で先
端側ノズル160と本体側ノズル170との2つに分割
可能に構成されている。先端側ノズル160の内径は、
本体側ノズル170の外径と同一であり、本体側ノズル
170を先端側ノズル160の内側に挿嵌可能である。
先端側ノズル保持部161の内周面、及び、本体側ノズ
ル長さ調整代171の外周面であって、先端側ノズル1
60に本体側ノズル170が挿嵌されときに互いに係合
する部分には、位置決め手段をなす係合溝と係合凸部1
71aとがそれぞれ設けられている。係合溝は、先端側
ノズル160の後端から先端に向かう方向に平行に形成
された長手方向溝部161Aと、長手方向溝部161A
の所定の位置から先端側ノズルの周方向に向かって複数
形成された周方向溝部161Bとによって構成されてい
る。周方向溝部161Bの先端には、周方向溝部161
Bよりも先端側ノズル160の半径方向外側に向かって
形成された位置決め凹部161Cが形成されている。係
合凸部171aは、本体側ノズル170の半径方向外側
に突出している。
【0005】本体側ノズル170は、先端側ノズル16
0に対してノズル150の長手方向に向かって挿嵌さ
れ、これに伴い係合凸部171aは、先端側ノズル16
0の後端から長手方向溝部161A内を摺動してゆく。
その後、所望の位置で本体側ノズル170は先端側ノズ
ル160に対して周方向に向かって回転され、これに伴
い係合凸部171aは周方向溝部161B内を摺動して
ゆき、位置決め凹部161Cに係合する。ノズル150
の先端寄りの位置決め凹部161Cに、係合凸部171
aが係合しているときには、ノズル150は短い状態と
なり、本体側ノズル170寄りの位置決め凹部161C
に、係合凸部171aが係合しているときには、ノズル
150の長さは長い状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の送風・
吸引装置では、先端側ノズルと本体側ノズルとの間の継
ぎ目の隙間及び段差を完全になくすことはできず、特に
バキューム時には、この隙間や段差は、吸出音や風切り
音等の異音の発生源となっていた。
【0007】又、従来の送風・吸引装置では、先端側ノ
ズルの内周面に、本体側ノズルに対する先端側ノズルの
位置を決めるための手段である長手方向溝部及び周方向
溝部が形成されていたので、係合凸部171aが本体に
より近い側の位置決め凹部161Cに係合しているとき
は、本体側ノズルと対向していない位置にある長手方向
溝部、周方向溝部及び位置決め凹部が、先端側ノズル内
の空気の通路内に露出することになり、これらの部分も
吸出音や風切り音等の異音の発生源となっていた。
【0008】又、先端側ノズルに対して本体側ノズルを
挿嵌し回転した後に位置決めする方式では、本体側ノズ
ルに対して先端側ノズルを回転させるため、先端側ノズ
ル及び本体側ノズルが円筒形状をしている必要がある。
従って、例えば、バキュームノズルとブロワノズルとが
一体に設けられた断面非円筒形状のノズル部を本体に取
付けるようなタイプに適用することはできず、このよう
なタイプの装置の長さ調整を可能とすることはできなか
った。
【0009】そこで本発明は、本体に、ノズル部が取付
けられた装置の、ノズルの長手方向の長さが調整可能で
あると共に、異音の発生しない送風・吸引装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、本体部10と、該本体部10内部に支持
されたファンと、該本体部10に接続され、該ファンに
連通するノズル部50とを有する送風・吸引装置におい
て、該ノズル部50には該ノズル部50の長手方向に向
かって延出するノズル部長さ調整代51a、52aが設
けられ、該本体部10には該ノズル部長さ調整代51
a、52aを収納保持するノズル保持部31、32、4
1、42が設けられている送風・吸引装置を提供してい
る。
【0011】ここで、該ノズル部長さ調整代51a、5
2a、及び該ノズル部長さ調整代に対向する該ノズル保
持部31、32、41、42には、該ノズル部長さ調整
代51a、52aを本体部10に対して位置決めするた
めの位置決め手段30B、37、37a、37b、3
8、50Aが設けられることが好ましい。
【0012】本発明は、更に、本体部10′と、該本体
部10′内部に支持されたファンと、該本体部10′に
接続され、該ファンに連通するノズル部50と、該本体
部10′に設けられたハンドル部20′とを有する送風
・吸引装置において、該ハンドル部20′には、ノズル
部50の長手方向に向かって延出するハンドル部長さ調
整代21が設けられ、該本体部10′には該ハンドル部
長さ調整代21を収納保持するハンドル保持部10′、
10′Aが設けられている送風・吸引装置を提供してい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
送風・吸引装置について第1図乃至第4図に基づき説明
する。
【0014】送風・吸引装置1は、本体部10と、本体
部10に接続されたノズル部50とを備えている。ノズ
ル部50は、バキュームノズル51とブロワノズル52
とにより構成されている。本体部10の上部には、作業
者が本体部10を手で保持するためのハンドル20が設
けられ、本体部10には、ファンケース11とファンケ
ース11の後方に位置するモータケース12とファンケ
ース11の下方に位置する分岐室13とが一体に設けら
れている。なお、本体部10は略左右対称に分割可能な
構成となっている。
【0015】ファンケース11及び分岐室13の前方に
は、後述するバキュームノズル51及びブロワノズル5
2の後端部を挿通させるための、右カラー部30と左カ
ラー部40(図3)とからなるカラー部が設けられてい
る。右カラー部30、左カラー部40は略左右対称であ
り、それぞれに右吸い込み用カラー31及び右吹き出し
用カラー32、左吸い込み用カラー41及び左吹き出し
用カラー42が設けられている。左右の吸い込み用カラ
ー31、41からなる吸い込み用カラー部は、ファンケ
ース11の前方に位置しており、左右の吹き出し用カラ
ー32、42からなる吹き出し用カラー部は、分岐室1
3の前方に位置しており、これらは上下に並んで位置し
ている。右吸い込み用カラー31、右吹き出し用カラー
32、左吸い込み用カラー41及び左吹き出し用カラー
42は、ノズル保持部に相当する。
【0016】ブロワノズル52の先端は吹出し口52A
をなし、ブロワノズル52の後端部分をなすブロワノズ
ル長さ調整代52a(図2)は、吹き出し用カラー部3
2、42に嵌挿される。又、バキュームノズル51はブ
ロワノズル52に平行かつ一体に設けられ、その先端が
吸引口51Aをなし、その後端部分をなすバキュームノ
ズル長さ調整代51aは吸い込み用カラー31、41に
嵌挿される。ブロワノズル52とバキュームノズル51
は長尺であるが、ブロワノズル52から吹き出されるエ
アの流速を高めるために、ブロワノズル52は先端の吹
出し口52Aに向かって先細り状をなしている。一方バ
キュームノズル51は長手方向で一定の径をなしてい
る。
【0017】分岐室13の下方には、分岐室13から下
方に向かって開口する図示せぬ集塵口が形成されてい
る。図示せぬ集塵口には、図示せぬ集塵袋(ダストバッ
ク)を接続するダストノズル14が嵌挿接続されてい
る。ファンケース11内には図示せぬファンが回転可能
に設けられ、モータケース12内には図示せぬモータが
設けられ、モータの出力軸がファンに接続されている。
図示せぬファンはその縁部が鋭角なカッタをなし、ファ
ンを通過する比較的大きなゴミを粉砕する機能を兼ね備
える。図示せぬファンとファンケース11との間には、
吸い込み用カラー部31、41から分岐室13に至るエ
ア通路が形成されている。このエア通路は、図示せぬモ
ータの出力軸を中心とするスクロール状をなす。
【0018】分岐室13には、摘み部15aを有する切
換機構15が設けられている。作業者が摘み部15aを
手で操作することにより、切換機構15は、図示せぬフ
ァンとブロワノズル52又はバキュームノズル51との
連通を選択的に切換えることができるように構成されて
いる。切換機構15については、特許第2938577
号公報に記載されている。
【0019】次に、ノズル部50が本体部10に挿嵌さ
れ収納保持されている部分について説明する。
【0020】ノズル部50は、吸い込み用カラー部3
1、41及び吹き出し用カラー部32、42を介して本
体部10に収納保持されている。図3に示されるよう
に、吸い込み用カラー部をなす右吸い込み用カラー3
1、左吸い込み用カラー41には、それぞれ送風・吸引
装置の上方向へ突出する係止部31a、41aが設けら
れており、係止部31a、41aには、送風・吸引装置
1の左右方向に向かって貫通するネジ孔31A、41A
がそれぞれ形成されている。ネジ孔31A、41Aには
ネジ33が挿嵌されており、ネジ33にはナット34が
螺合している。ネジ33の締付けにより、右吸い込み用
カラー31と左吸い込み用カラー41とが左右方向から
バキュームノズル51を挟むことによって、本体部10
に対してバキュームノズル51が収納保持されるように
構成されている。一方、吹き出し用カラー部をなす右吹
き出し用カラー32、左吹き出し用カラー42には、そ
れぞれ装置の下方向へ向かって設けられた係止部32
a、42aが設けられており、係止部32a、42aに
は、送風・吸引装置1の左右方向に向かって貫通するネ
ジ孔32A、42Aが形成されている。ネジ孔32A、
42Aにはネジ35が挿嵌されており、ネジに35はナ
ット36が螺合しており、ネジ35の締付けによって、
右吹き出し用カラー32と左吹き出し用カラー42とが
左右方向からブロワノズル52を挟むことによって、本
体部10に対してブロワノズル52が収納保持されるよ
うに構成されている。
【0021】右吹き出し用カラー32と右吸い込み用カ
ラー31とを一体に連接している結合部30aには、貫
通口30Aが形成されており、又、貫通口30Aと同軸
的に略筒状に右側に突出する略筒形状のピン支承部30
bが設けられている。ピン支承部30bにはピン37が
挿嵌されており、ピン37の先端であって結合部から離
間している側の一端には、略フランジ状の摘み部37a
が設けられている。ピン37の他端には、ピン37より
も若干直径の大きい円柱形状をした係合部37bがピン
37と同軸的に設けられている。また、結合部30aの
内周面側には貫通口30Aと同軸的であり且つ貫通口3
0Aよりも直径の大きい円柱形状をした係合部待避孔3
0Bが形成されている。係合部待避孔30Bの内壁と係
合部37bの端部との間には圧縮バネ38が設けられて
おり、係合部37bを送風・吸引装置1の内側方向へと
付勢している。摘み部37aが操作者によって送風・吸
引装置1の外部方向へ付勢されているときには、係合部
37bは、係合部待避孔30B内に待避可能に構成され
ている。
【0022】ノズル部50は、断面が円形ではなく、断
面略逆だるま形状をしている。バキュームノズル51の
一部をなすバキュームノズル長さ調整代51aと、ブロ
ワノズル52の一部をなすブロワノズル長さ調整代52
aとを一体に結合しているノズル部結合部50aには、
ノズル部50の長手方向に沿って所定の間隔で、複数の
係合穴50Aが送風・吸引装置1の内部方向へ向けて形
成されている。係合穴50Aは、係合部37bと略同一
形状をしており、圧縮バネ38の付勢力によって係合部
37bが係合穴50Aに係合することによって、本体部
10に対してノズル部50が所定の位置に位置決めされ
るように構成されている。
【0023】ノズル部50の長さ調整は、次の手順によ
り行なう。先ず、本体部10に対するバキュームノズル
51の固定を解除する。具体的には、ネジ33を弛める
ことによって、右吸い込み用カラー31と左吸い込み用
カラー41とによる、左右方向からバキュームノズル5
1を挟む力を弛める。同様に、ネジ35を弛めて、本体
部10に対するブロワノズル52の固定を解除する。次
に、摘み部37aを装置の外側方向へ引き、係合部37
bを係合部待避孔30B内に待避させた状態で、ノズル
部50を所望の長さ分だけ長手方向に引出し、又は、挿
入する。最後に、摘み部37aを解放し、圧縮バネ38
の付勢力によって係合部37bを係合穴50Aに係合さ
せて位置決めをし、ネジ33及びネジ35を締付けるこ
とによってノズル部50を本体部10に対して固定し
て、長さ調整が完了する。図1及び図2は、係合部37
bが最前列の係合穴50Aに係合し、装置の全長が最小
となっている状態を示している。図4は、係合部37b
が最後列の係合穴50Aに係合し、装置の全長が最大と
なっている状態を示している。
【0024】本体部10に設けられた吸い込み用カラー
部31、41及び吹き出し用カラー部32、42にノズ
ル部50を挿嵌し、係合部37bが係合穴50Aに係合
することによって、本体部10に対してノズル部50が
位置決めされるようにしたため、ノズル部を回転させる
必要のある従来の方式とは異なり、断面非円形のノズル
部50を備えた装置全体の長さを調節することができ
る。又、バキュームノズル51内のエアの通路内に位置
決めのための溝が露出することがないため、吸出音や風
切り音等の異音の発生を防止することができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態による送
風・吸引装置について第5図乃至第7図に基づき説明す
る。第2の実施の形態による送風・吸引装置は、ハンド
ル20′及び本体部10′の構成が第1の実施の形態と
は異なっており、これらの部分以外は第1の実施の形態
と同様である。同一の部材については、同一の符号を用
いる。
【0026】図5及び図7に示されるように、ハンドル
20′には、ノズル部50の長手方向前方に向かって延
出する棒状の、ハンドル部の長さ調整用の支持棒21が
設けられている。本体部10′には、支持棒21と略同
一形状をした支持棒係合穴10′Aが、ノズル部50の
長手方向に平行に形成されており、支持棒21を挿嵌可
能に構成されている。支持棒係合穴10′Aが形成され
ている本体部10′後部は、ハンドル保持部に相当し、
支持棒21は、ハンドル部長さ調整代に相当する。
【0027】本体部10′の一部であって、支持棒係合
穴10′Aが形成されている部分には、本体部10′外
部と支持棒係合穴10′Aとを連通する貫通口10′B
が、支持棒21と直交する方向に向かって形成されてお
り、貫通口10′Bにはネジ16が螺合している。ネジ
16の内端は、ネジ16が締められてゆくことによっ
て、支持棒21をその長手方向に対して垂直の方向から
押圧可能に構成されている。ネジ16が締められてゆ
き、ネジ16の先端が支持棒21に当接し、押圧するこ
とにより、支持棒21が本体部10′に対して所定の位
置に固定されるように構成されている。図5は、ハンド
ル20′が最も前方に位置しており、ノズル部50の長
さを一定とした場合における、装置の全長が最小となっ
た状態を示している。図7はハンドル20′が後方に位
置しており、ノズル部50の長さを一定とした場合にお
ける、装置の全長が最大となった状態を示している。
【0028】本体部10′に対してハンドル20′を所
望の位置に固定することによって、装置全体の長さを所
望の値に調整できるため、ノズルの長さ調整が可能なこ
ととあいまって、作業者の採りうる姿勢の自由度をより
高くすることができる。
【0029】本発明による送風・吸引装置は上述した実
施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲
で種々の変形や改良が可能である。例えば、本体部10
に、吹き出し用カラー部32、42と吸い込み用カラー
部31、41とを設けない代わりに、バキュームノズル
調整代51a及びブロワノズル調整代52aと同様の調
整代を設け、ノズル部50に、バキュームノズル調整代
51aとブロワノズル調整代52aとを設けない代わり
に、吹き出し用カラー部32、42及び吸い込み用カラ
ー部31、41と同様の収納スペースを設けて、調整代
を収納スペースに挿嵌するようにしてもよい。
【0030】又、上述した実施の形態による送風・吸引
装置は、ノズル部がバキュームノズルとブロワノズルと
が一体に設けられたタイプであったが、バキュームノズ
ルとブロワノズルとが一体に設けられていないタイプ
や、用途に応じてバキュームノズル、ブロワノズルのど
ちらか一方を本体部に取付けて使用するタイプでもよ
い。
【0031】又、第2の実施の形態による送風・吸引装
置は、ノズル部周辺の構成が第1の実施の形態と同じで
あることから、ノズル部とハンドル周辺との両方におい
て長さ調整が可能であるが、ノズル部の長さ調整はでき
なくてもよい。ノズル部の長さ調整ができなくても、ハ
ンドル部を含めた装置の全長を調整できるため、作業者
は所望の姿勢で掃除作業等を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の送風・吸引装置によれ
ば、本体部に取付けられるノズル部に、ノズル部長さ調
整代を設け、本体部にその調整代を収納保持するノズル
保持部を設け、ノズル部の長さを調整可能としたので、
作業者は適切な姿勢での作業を行うことができる。
【0033】請求項2記載の送風・吸引装置によれば、
ノズル部の途中に位置決め手段が設けられているのでは
なく、本体部のノズル保持部及びノズル部のノズル部長
さ調整代に位置決め手段が設けられているため、長さ調
整を容易とすることができる。また、エアの通路にノズ
ルの位置を決めるための溝等が露出しないため、ノズル
内の段差を極めて小さく設計することができ、エアによ
る騒音を小くすることができる。
【0034】請求項3記載の送風・吸引装置によれば、
ハンドルにハンドル部長さ調整代が設けられ、本体部に
は、ハンドル保持部が設けられているため、ノズル部周
辺の部分において長さ調整ができない送風・吸引装置で
あっても装置全体の長さ調整が可能であり、作業者は所
望の姿勢で掃除作業等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による送風・吸引装
置を示す側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による送風・吸引装
置を示す部分断面図。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態による送風・吸引装
置の、ノズル部が最も前方に位置している状態を示す側
面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態による送風・吸引装
置を示す側面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿った要部断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態による送風・吸引装
置の、ハンドルが最も後方に位置している状態を示す側
面図。
【図8】従来の送風・吸引装置のノズル部を示す斜視
図。
【図9】従来の送風・吸引装置のノズル部を示し、
(a)は平面図、(b)は側面図(c)は正面図。
【符号の説明】
10 本体部 10′A 支持棒係合穴 15 ファン 20、20′ ハンドル 21 支持棒 31 右吸い込み用カラー 32 右吹き込み用カラー 37 ピン 37a 摘み部 37b 係合部 38 圧縮バネ 50 ノズル部 50A 係合穴 41 左吸い込み用カラー 42 左吹き出し用カラー 51 バキュームノズル 51a バキュームノズル長さ調整代 52 ブロワノズル 52a ブロワノズル長さ調整代

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、 該本体部内部に支持されたファンと、 該本体部に接続され、該ファンに連通するノズル部とを
    有する送風・吸引装置において、 該ノズル部には該ノズル部の長手方向に向かって延出す
    るノズル部長さ調整代が設けられ、 該本体部には該ノズル部長さ調整代を収納保持するノズ
    ル保持部が設けられていることを特徴とする送風・吸引
    装置。
  2. 【請求項2】 該ノズル部長さ調整代、及び該ノズル部
    長さ調整代に対向する該ノズル保持部には、該ノズル部
    長さ調整代を本体部に対して位置決めするための位置決
    め手段が設けられることを特徴とする請求項1記載の送
    風・吸引装置。
  3. 【請求項3】 本体部と、 該本体部内部に支持されたファンと、 該本体部に接続され、該ファンに連通するノズル部と、 該本体部に設けられたハンドル部とを有する送風・吸引
    装置において、 該ハンドル部には、ノズル部の長手方向に向かって延出
    するハンドル部長さ調整代が設けられ、 該本体部には該ハンドル部長さ調整代を収納保持するハ
    ンドル保持部が設けられていることを特徴とする送風・
    吸引装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2440503A (en) * 2006-07-31 2008-02-06 Husqvarna Uk Ltd Debris collector
CN101327109B (zh) * 2007-06-18 2011-12-07 苏州宝时得电动工具有限公司 吹吸机
WO2023155253A1 (zh) * 2022-02-21 2023-08-24 金华精研机电股份有限公司 可旋转方向的两用途轴流式吹吸机

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