JP2001148766A - 画像読取装置及び画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取方法

Info

Publication number
JP2001148766A
JP2001148766A JP32892099A JP32892099A JP2001148766A JP 2001148766 A JP2001148766 A JP 2001148766A JP 32892099 A JP32892099 A JP 32892099A JP 32892099 A JP32892099 A JP 32892099A JP 2001148766 A JP2001148766 A JP 2001148766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
amount
image
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32892099A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Hayashide
匡生 林出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32892099A priority Critical patent/JP2001148766A/ja
Publication of JP2001148766A publication Critical patent/JP2001148766A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯などの光源により原稿を照明して画像
を読取る装置において、安価且つ簡易な構成で、光源周
辺の温度を推測できるようにし、光量立ち上がり時間を
短くする。 【解決手段】 光源101により原稿を照明し、原稿か
らの反射光をレンズ102によりCCD103の受光面
に結像させ、原稿画像を読取る。また、光源制御部10
8により光源101の光量を変化させ、そのときの白色
基準板112の反射光から光量の経時変化を検出し、そ
の検出値から光源周辺の温度を推測する。そして光源周
辺の推測温度に応じて待機時の光源101の光量を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
や複写機、ファクシミリなどの画像読取装置、特に画像
を読取るために原稿を照明し、その反射光あるいは透過
光を光電変換し、その変換された画像信号の処理を行っ
て画像情報を形成する画像読取装置及び画像読取方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿面に光源からの光を照射し、その反
射光や透過光をCCD(ChargeCoulpled
Device)等の光電変換素子で受光して上記原稿
の画像情報を得るイメージスキャナや複写機などの画像
読取装置においては、照明光源として蛍光灯が多く用い
られている。
【0003】この蛍光灯は、その発光原理から発光量は
管面温度と相関している。また、発光量の少ないときは
相対的に赤外光の比率が多い。図9は一般的な画像読取
装置に用いられている蛍光灯の管面温度と光量及び赤外
光量比の関係を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な画像読取装置では、画像読取り時に光源の光量が安定
していていなければならない。また、可視画像を読取る
関係上、赤外光が少ない方が好ましい。しかし、待機時
間が長いと管面温度が下がるので、画像読取り開始時に
光量が不安定で、赤外光の比率が多くなる。
【0005】このため、従来の画像読取装置では、例え
ば蛍光灯の周辺にヒーターを配置したり、蛍光灯を常時
点灯させておくことで、予め管面温度を高く維持するよ
うにしている。
【0006】しかしながら、これらの方法では必要以上
の温度上昇を引き起こす恐れがあり、画像読取装置に熱
膨張や劣化などの悪影響を及ぼしていた。また、フィル
ムスキャナなどの樹脂原稿を光源近傍に配置する画像入
力装置では原稿が変形することもあった。さらに、蛍光
灯も点灯時間が長くなることで寿命が短くなるなどの問
題点もあった。
【0007】また、特開平05−176123号公報や
特開平07−199608号公報などにおいて、温度検
出手段や光量検出手段を新たに設けることで光源周辺温
度や発光量を検出し、光源の点灯を制御することが提案
されているが、これらの照明装置の近傍に検出手段を配
置することは装置が複雑化するだけでなく、部品点数が
増加するためにコストも高くなる問題がある。
【0008】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、特別な検出手段や複雑な回路を用いる
ことなく、光源や光源周辺の温度を推測でき、待機時の
発光量や点灯間隔を適正化することで、過剰な温度上昇
を防ぎかつ読取り実行時の光量立ち上がり時間の短い画
像読取装置及び画像読取方法を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読取装
置及び画像読取方法は、次のように構成したものであ
る。
【0010】(1)原稿の画像を読取る画像読取装置で
あって、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光
を電気信号に変換する光電変換素子と、この光電変換素
子が反射光を受光可能な位置に配置された白色基準板
と、前記光源の光量を制御する光源制御手段とを備え、
前記光源の光量を変化させたときの前記白色基準板から
の反射光量を前記光電変換素子により測定し、その測定
光量の経時変化から光源周辺の温度を推測するようにし
た。
【0011】(2)原稿の画像を読取る画像読取装置で
あって、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光
を電気信号に変換する光電変換素子と、前記光源の光量
を制御する光源制御手段とを備え、前記光源の光量を変
化させたときの該光源から発せられる光量を前記光電変
換素子により測定し、その測定光量の経時変化から光源
周辺の温度を推測するようにした。
【0012】(3)原稿の画像を読取る画像読取装置で
あって、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光
を電気信号に変換する光電変換素子と、この光電変換素
子が反射光を受光可能な位置に配置された白色基準板
と、前記光源の光量を制御する光源制御手段とを備え、
前記光源の光量を変化させたときの前記白色基準板から
の反射光量を前記光電変換素子により測定し、その測定
光量の経時変化から光源周辺の温度を推測して待機時の
光源の光量を制御するようにした。
【0013】(4)原稿の画像を読取る画像読取装置で
あって、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光
を電気信号に変換する光電変換素子と、前記光源の光量
を制御する光源制御手段とを備え、前記光源の光量を変
化させたときの該光源から発せられる光量を前記光電変
換素子により測定し、その測定光量の経時変化から光源
周辺の温度を推測して待機時の光源の光量を制御するよ
うにした。
【0014】(5)上記(3)または(4)の構成にお
いて、光源の点灯時に測定光量の経時変化を検出するよ
うにした。
【0015】(6)上記(3)または(4)の構成にお
いて、待機時に測定光量の経時変化を検出するようにし
た。
【0016】(7)上記(3)ないし(6)何れかの構
成において、光源制御手段は待機時に光源の光量を光源
周辺の温度に応じて大小を繰り返させるようにした。
【0017】(8)上記(3)ないし(6)何れかの構
成において、光源制御手段は待機時に光源の光量を光源
周辺の温度に応じて一定値に保持するようにした。
【0018】(9)原稿の画像を読取る画像読取方法で
あって、前記原稿を光源により照明したときの該原稿か
らの画像光を光電変換素子により電気信号に変換すると
ともに、前記光源の光量を変化させたときの所定位置に
配置した白色基準板からの反射光量を前記光電変換素子
により測定し、その測定光量の経時変化から光源周辺の
温度を推測して待機時の光源の光量を制御するようにし
た。
【0019】(10)原稿の画像を読取る画像読取方法
であって、前記原稿を光源により照明したときの該原稿
からの画像光を光電変換素子により電気信号に変換する
とともに、前記光源の光量を変化させたときの該光源か
ら発せられる光量を前記光電変換素子により測定し、そ
の測定光量の経時変化から光源周辺の温度を推測して待
機時の光源の光量を制御するようにした。
【0020】(11)上記(9)または(10)の構成
において、光源の点灯時に測定光量の経時変化を検出す
るようにした。
【0021】(12)上記(9)または(10)の構成
において、待機時に測定光量の経時変化を検出するよう
にした。
【0022】(13)上記(9)ないし(12)何れか
の構成において、待機時に光源の光量を光源周辺の温度
に応じて大小を繰り返させるようにした。
【0023】(14)上記(9)ないし(12)何れか
の構成において、待機時に光源の光量を光源周辺の温度
に応じて一定値に保持するようにした。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
の構成を示すブロック図であり、イメージスキャナの概
略構成を示している。
【0026】図1において、101は蛍光灯などの光源
であり、この光源101によって原稿が照明され、その
原稿からの反射光がレンズ102により光電変換素子で
あるCCD103の受光面に結像し、その画像情報が電
気信号となって画像処理部104に送られる。
【0027】また、CPU105によって画像処理部1
04や副走査制御部106、光源制御部108などが制
御されている。画像処理部104はCCD103からの
電気信号から適正な画像情報を形成し、その画像情報は
CPU105及びインターフェイス109を経てパーソ
ナルコンピューターなどの外部機器へ出力される。白色
基準板112はシェーディング補正のために、原稿台ガ
ラス111の原稿近傍に配置されている。
【0028】上記レンズ102,CCD103などを含
むスキャナキャリッジ113は、副走査駆動装置107
によって原稿台ガラス111の下を移動し、線順次方式
によって原稿全域を読取ることができる。記憶部110
は本装置の諸設定値などを記憶するメモリ部分で、特に
本実施例では光源101の光量変化量から光源周辺の温
度を推測するためのテーブルを含んでいる。
【0029】次に本実施例の動作を図2の(a),
(b)のフローチャートを用いて説明する。このフロー
チャートに示す制御処理は、図1のCPU105により
記憶部110に記憶されているプログラムに従って実行
されるものである。
【0030】イメージスキャナに電源が投入(S10
1)された直後に、スキャナキャリッジ113がホーム
ポジションに移動する(S102)。ホームポジション
においては、シェーディング補正用の白色基準板112
と対向している。そして、光源101に全出力の50%
の電力を与えて点灯させる(S103)と、その光量は
図3に示すように増加する。図3は光源101の立ち上
がり時の光量の経時変化を示す図である。
【0031】次に、光源101の点灯から1,2,3秒
後の反射光量E1 〜E3 をCCD103で読取る(S1
04)。このとき、光源101に100%の電力を与え
ないのは、光量変化をより敏感に測定するためである。
【0032】続いて、上記の光量E1 〜E3 から式1を
用いて光量変化係数Aを算出する(S105)。この係
数Aは光源101の周辺温度にほぼ対応する数であっ
て、この数字と記憶部110に保管されているテーブル
の値を比較し、このときの温度に対応した待機出力Wと
初期余熱時間Tを得る(S106)。
【0033】
【数1】
【0034】上記待機出力Wは、イメージスキャナが読
取り動作を行っていない時間に光源101に与えられる
電力のことで、待機状態から極めて短い時間で画像読取
りを開始するために必要な光源101の管面温度を維持
するためのものである。
【0035】また、初期余熱時間Tは、電源投入時の管
面温度が最も低い状態からすぐに読取り開始できる温度
まで温める(S107)ために必要な時間である。そし
て、この時間Tの間、光源101を100%の出力で発
光させると、管面温度は十分に上昇し、シェーディング
補正を行う(S108)ことができる。
【0036】上記シェーディング補正が終了すると、い
つでも画像を読取ることができるが、待機する場合は出
力Wで光源101を点灯(S109)する。外部機器な
どから画像読取りの命令を受信する(S110)と、光
源101は直ちに100%の光量で発光(S111)
し、極めて短い時間の後に画像読取りを開始する(S1
12)。
【0037】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
の構成を示すブロック図であり、デジタル複写機の概略
構成を示している。
【0038】図4において、201は蛍光灯などの光源
であり、この光源201によって原稿が照明され、その
原稿からの反射光がミラー台部213上のミラーを経て
レンズ202によりCCD203の受光面に結像し、そ
の画像情報が電気信号となって画像処理部204に送ら
れる。
【0039】また、CPU205によって画像処理部2
04や副走査制御部206、光源制御部208などが制
御されている。画像処理部204はCCD203からの
電気信号から適正な画像情報を形成し、その画像情報は
CPU205及びインターフェイス209を経てプリン
ター部へ送られる。白色基準板212はシェーディング
補正のために、原稿台ガラス211の原稿近傍に配置さ
れている。
【0040】上記光源201や複数の反射ミラーなどを
含むミラー台部213は、副走査駆動装置207によっ
て原稿台ガラス211の下を移動し、線順次方式によっ
て原稿全域を読取ることができる。記憶部210は本装
置の諸設定値などを記憶するメモリ部分で、特に本実施
例では光源201の光量変化量から光源周辺の温度を推
測するためのテーブルを含んでいる。
【0041】次に本実施例の動作を図5の(a),
(b)のフローチャートを用いて説明する。このフロー
チャートに示す制御処理は、図4のCPU205により
記憶部210に記憶されているプログラムに従って実行
されるものである。
【0042】デジタル複写機に電源が投入(S201)
された直後に、ミラー台部213がホームポジションに
移動する(S202)。ホームポジションにおいては、
シェーディング補正用の白色基準板212と対向してい
る。そして、光源201に全出力の50%の電力を与え
て点灯させ(S203)、1,2,3秒後の反射光量E
1 〜E3 をCCD203で読取る(S204)。
【0043】次に、上記光量E1 〜E3 から前述の式1
を用いて光量変化係数Aを算出する(S205)。この
係数Aは記憶部210に保管されているテーブルの値と
比較され、このときの温度に対応した待機出力Wと初期
余熱時間Tを得る(S206)。そして、時間Tの間、
光源201を100%の出力で発光させると(S20
7)、管面温度は十分に上昇し、以降は待機電力Wによ
り発光する(S208)。
【0044】ここで、デジタル複写機にはプリンター部
に熱定着機などが用いられているので、装置内の温度は
上述のイメージスキャナなどに比べて上昇しやすい。こ
のため、本実施例では60秒ごとに上記の待機電力Wを
補正している。
【0045】すなわち、初回待機後60秒たつと(S2
09)、光源201に100%の電力を与える(S21
0)。すると、光量は図6に示すように経時変化するの
で、0.1,0.2,0.3秒後の反射光量E1 ′〜E
3 ′をCCDで読取る(S211)。そして、この光量
1 ′〜E3 ′から式2を用いて光量変化係数A′を算
出する(S212)。
【0046】
【数2】
【0047】上記係数A′は管面温度にほぼ対応する数
であって、この数字を記憶部210に保管されているテ
ーブルの値と比較し、そのときの温度に対応した待機出
力W′を得て、以降60秒間は出力W′で発光する(S
213)。
【0048】そして、読取り命令を受信(S214)す
ると、光源201は極めて短い時間の間に100%の光
量で発光し(S215)、シェーディング補正(S21
6)を行った後、直ちに画像読取りを開始(S217)
することができる。
【0049】(実施例3)図7は本発明の第3の実施例
の構成を示すブロック図であり、フィルムスキャナの概
略構成を示している。
【0050】図7において、301は蛍光灯などの光源
であり、この光源301によってフィルム(原稿)が照
明され、そのフィルムからの透過光がレンズ302によ
りCCD303の受光面に結像し、その画像情報が電気
信号となって画像処理部304に送られる。
【0051】また、CPU305によって画像処理部3
04や副走査制御部306、光源制御部308などが制
御されている。画像処理部304はCCD303からの
電気信号から適正な画像情報を形成し、その画像情報は
CPU305及びインターフェイス309を経てパーソ
ナルコンピューターなどの外部機器へ出力される。フィ
ルムを保持するフィルムホルダー311は副走査駆動装
置307によって移動し、線順次方式によってフィルム
全域を読取ることができる。また、記憶部310は本装
置の諸設定値などを記憶するメモリ部分で、特に本実施
例では光源301の光量変化量から光源周辺の温度を推
測するためのテーブルを含んでいる。
【0052】次に本実施例の動作を図8の(a),
(b)のフローチャートを用いて説明する。このフロー
チャートに示す制御処理は、図7のCPU305により
記憶部310に記憶されているプログラムに従って実行
されるものである。
【0053】フィルムスキャナに電源が投入(S30
1)された直後に、フィルムホルダー311がホームポ
ジションに移動する(S302)。ホームポジションに
はシェーディング補正用の窓があり、光源301の照明
光を直接レンズ302に導ける構造になっている。
【0054】そして、光源301に全出力の50%の電
力を与えて点灯させる(S303)と、その光量は図3
に示すように増加していくので、1,2,3秒後の反射
光量E1 〜E3 をCCD303で読取る(S304)。
次に、この光量E1 〜E3 から前述の式1を用いて光量
変化係数Aを算出する(S305)。この係数Aは記憶
部310に保管されているテーブルの値と比較され、そ
のときの温度に対応した待機点滅時間Sと初期余熱時間
Tを得る(S306)。
【0055】上記待機点滅間隔時間Sは、フィルムスキ
ャナの待機時間に光源301を点滅させる間隔のこと
で、待機状態から極めて短い時間で画像読取りを開始す
るために必要な光源301の温度を維持するためのもの
である。
【0056】そして、時間Tの間光源301を100%
の出力で発光させると(S307)、管面温度は十分に
上昇し、シェーディング補正を行う(S308)ことが
できる。
【0057】上記シェーディング補正が終了すると、い
つでも画像を読取ることができるが、待機する場合は出
力Wで光源301を点灯(S309)する。外部機器な
どから画像読取りの命令を受信する(S310)と、光
源301は直ちに100%の光量で発光(S311)
し、極めて短い時間の後に画像読取りを開始(S31
2)する。
【0058】以上本発明の各実施例について説明した
が、本発明では光源に供給する電力を変化させたときの
光量の経時変化を画像読取り用の光電変換素子を用いて
読み取り、周辺温度を推測することで、待機時に光源を
適切な光量で発光させるか、あるいは適切な間隔で点滅
させるようにしている。したがって、蛍光灯などの光源
は周辺部は適切な温度に維持されるので、前述の問題は
発生しない。また、待機後も極めて少ない待ち時間で読
取りを実行でき、低コスト及び構造の簡単な画像読取装
置を実現することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光源周辺部は適切な温度に維持され、かつ待機後も極め
て少ない時間で光量が立ち上がり、読取りを実行できる
低コスト及び構造の簡単な画像読取装置が実現できる。
【0060】また、光源は蛍光灯に限定されるわけでは
なく、発光量が温度に依存する光源全てにおいて本発明
は効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
【図2】 第1の実施例の動作を示すフローチャート
【図3】 光源の光量立ち上がりの経時変化を示す説明
【図4】 本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
【図5】 第2の実施例の動作を示すフローチャート
【図6】 光源の光量変化の経時変化を示す説明図
【図7】 本発明の第3の実施例の構成を示すブロック
【図8】 第3の実施例の動作を示すフローチャート
【図9】 光源の立ち上がり時の赤外光量の経時変化を
示す説明図
【符号の説明】
101,201,301 光源 102,202,302 レンズ 103,203,303 CCD(光電変換素子) 104,204,304 画像処理部 105,205,305 CPU 108,208,308 光源制御部(光源制御手段) 110,210,310 記憶部 111 原稿台ガラス 112 白色基準板 311 フィルムホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H108 AA02 CA01 CA07 CB01 DA06 2H109 AA02 AA15 AA23 AB23 AB25 DA03 5B047 BA01 BA02 BB02 BC11 CB03 CB04 CB30 5C072 AA01 BA03 BA12 CA04 CA10 CA14 CA20 EA05 RA16 RA20 XA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読取る画像読取装置であっ
    て、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光を電
    気信号に変換する光電変換素子と、この光電変換素子が
    反射光を受光可能な位置に配置された白色基準板と、前
    記光源の光量を制御する光源制御手段とを備え、前記光
    源の光量を変化させたときの前記白色基準板からの反射
    光量を前記光電変換素子により測定し、その測定光量の
    経時変化から光源周辺の温度を推測するようにしたこと
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読取る画像読取装置であっ
    て、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光を電
    気信号に変換する光電変換素子と、前記光源の光量を制
    御する光源制御手段とを備え、前記光源の光量を変化さ
    せたときの該光源から発せられる光量を前記光電変換素
    子により測定し、その測定光量の経時変化から光源周辺
    の温度を推測するようにしたことを特徴とする画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読取る画像読取装置であっ
    て、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光を電
    気信号に変換する光電変換素子と、この光電変換素子が
    反射光を受光可能な位置に配置された白色基準板と、前
    記光源の光量を制御する光源制御手段とを備え、前記光
    源の光量を変化させたときの前記白色基準板からの反射
    光量を前記光電変換素子により測定し、その測定光量の
    経時変化から光源周辺の温度を推測して待機時の光源の
    光量を制御するようにしたことを特徴とする画像読取装
    置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読取る画像読取装置であっ
    て、前記原稿を照明する光源と、原稿からの画像光を電
    気信号に変換する光電変換素子と、前記光源の光量を制
    御する光源制御手段とを備え、前記光源の光量を変化さ
    せたときの該光源から発せられる光量を前記光電変換素
    子により測定し、その測定光量の経時変化から光源周辺
    の温度を推測して待機時の光源の光量を制御するように
    したことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 光源の点灯時に測定光量の経時変化を検
    出することを特徴とする請求項3または4記載の画像読
    取装置。
  6. 【請求項6】 待機時に測定光量の経時変化を検出する
    ことを特徴とする請求項3または4記載の画像読取装
    置。
  7. 【請求項7】 光源制御手段は待機時に光源の光量を光
    源周辺の温度に応じて大小を繰り返させることを特徴と
    する請求項3ないし6何れか記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 光源制御手段は待機時に光源の光量を光
    源周辺の温度に応じて一定値に保持することを特徴とす
    る請求項3ないし6何れか記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像を読取る画像読取方法であっ
    て、前記原稿を光源により照明したときの該原稿からの
    画像光を光電変換素子により電気信号に変換するととも
    に、前記光源の光量を変化させたときの所定位置に配置
    した白色基準板からの反射光量を前記光電変換素子によ
    り測定し、その測定光量の経時変化から光源周辺の温度
    を推測して待機時の光源の光量を制御するようにしたこ
    とを特徴とする画像読取方法。
  10. 【請求項10】 原稿の画像を読取る画像読取方法であ
    って、前記原稿を光源により照明したときの該原稿から
    の画像光を光電変換素子により電気信号に変換するとと
    もに、前記光源の光量を変化させたときの該光源から発
    せられる光量を前記光電変換素子により測定し、その測
    定光量の経時変化から光源周辺の温度を推測して待機時
    の光源の光量を制御するようにしたことを特徴とする画
    像読取方法。
  11. 【請求項11】 光源の点灯時に測定光量の経時変化を
    検出するようにしたことを特徴とする請求項9または1
    0記載の画像読取方法。
  12. 【請求項12】 待機時に測定光量の経時変化を検出す
    るようにしたことを特徴とする請求項9または10記載
    の画像読取方法。
  13. 【請求項13】 待機時に光源の光量を光源周辺の温度
    に応じて大小を繰り返させるようにしたことを特徴とす
    る請求項9ないし12何れか記載の画像読取方法。
  14. 【請求項14】 待機時に光源の光量を光源周辺の温度
    に応じて一定値に保持するようにしたことを特徴とする
    請求項9ないし12何れか記載の画像読取方法。
JP32892099A 1999-11-19 1999-11-19 画像読取装置及び画像読取方法 Withdrawn JP2001148766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32892099A JP2001148766A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 画像読取装置及び画像読取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32892099A JP2001148766A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 画像読取装置及び画像読取方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001148766A true JP2001148766A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18215578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32892099A Withdrawn JP2001148766A (ja) 1999-11-19 1999-11-19 画像読取装置及び画像読取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001148766A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270895A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置及び画像読取方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270895A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置及び画像読取方法
JP4525412B2 (ja) * 2005-03-25 2010-08-18 富士ゼロックス株式会社 画像読取装置及び画像読取方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3706807B2 (ja) 画像入力システム
TWI228907B (en) Apparatus for reducing start-up time by auxiliary light source and method for the same
JP2001148766A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP2003259088A (ja) 画像読み取り装置
JP3631100B2 (ja) 画像読取装置、及び画像読取方法
US7751096B2 (en) Scanning device having reduced scanning times and method related thereto
US7248388B2 (en) Optical scanner
US7898703B2 (en) Scanning device capable of shortening a warm-up time period
JPH10262173A (ja) ラインセンサカメラ
JP3625419B2 (ja) 画像読取装置
JP2014127907A (ja) 原稿の照明装置及びそれを備えた原稿読取装置
JP2586492B2 (ja) 原稿照明装置
JP2007010789A (ja) 画像形成装置
JP2003069794A (ja) 画像読取装置
JPH05211587A (ja) 画像読取り装置の画質安定化方法
JP2004173167A (ja) 画像読取装置
JPH09149196A (ja) 画像読取方法および装置
JP2644487B2 (ja) 画像読取装置
JP2005045309A (ja) 画像読取装置の制御方法
JP2001285581A (ja) 画像読取装置、点灯制御方法および記憶媒体
JPH11122441A (ja) 画像読取装置
JP2002101278A (ja) 原稿読取装置
JP2009098175A (ja) 画像読取装置
JP2000261582A (ja) 画像読取り装置
JP4392947B2 (ja) 画像読み取り装置、画像読み取り装置の制御方法及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206