JP2001148165A - 光ディスクの記録方法、光ディスク記録装置、光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスクの記録方法、光ディスク記録装置、光ディスク再生装置

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JP2001148165A JP33086399A JP33086399A JP2001148165A JP 2001148165 A JP2001148165 A JP 2001148165A JP 33086399 A JP33086399 A JP 33086399A JP 33086399 A JP33086399 A JP 33086399A JP 2001148165 A JP2001148165 A JP 2001148165A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク基板の凹凸により形成された領域が
トラックに沿って等間隔に配置された光ディスクにおけ
る訂正不能な誤りの発生を抑制できる光ディスク記録方
法、光ディスク記録装置、光ディスク再生装置を提供す
る。 【解決手段】 光ディスクには、ディスク基板の凹凸に
より形成された凹凸領域がトラックに沿って等間隔に配
置され、その等間隔に配置された凹凸領域の間に所定単
位数n(n;自然数)のデータを記録する記録領域が設
けられている。入力データに付加データを付加して、1
72バイト×192バイトの2次元配列に配列する。そ
の2次元配列に対して斜め方向のデータ並びにより符号
系列を構成する第1の符号化を行い第1の符号化パリテ
ィーP1を付加する。第1の符号化パリティーの付加さ
れた2次元配列に対して行方向のデータ並びにより符号
系列を構成する第2の符号化を行い第2の符号化パリテ
ィーP2を付加する。光ディスクに、2次元配列の行方
向に順にデータを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データにエラー訂
正符号化処理を施して記録する光ディスクの記録方法及
び光ディスク記録装置、光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクではディスク基板及び記録層
の欠陥、ディスク基板の表面の埃及びキズによって、再
生されるデータにエラーが生じる。特に近年では、ディ
スク記録密度が高くなると共に、ディスク基板厚みが
0.6mmとこれまでより薄型化されてきており、上記
欠陥、埃、キズ等がデータのエラーを引き起こしやすく
なっている。このために、光ディスク記録再生装置にお
いて、ディスク再生時に再生されたデータのエラーを検
出して誤ったデータを正しいデータに復元するために用
いる誤り訂正符号化として訂正能力の高いものが要求さ
れてきており、符号距離の大きい符号を2重に組合わせ
て符号化する方式が採用されてきている。
【0003】ここで、2重の誤り訂正符号化を含めた光
ディスク記録再生装置の記録方法の一例について図8を
用いて説明する。
【0004】上位装置から時系列的に入力される主デー
タは、光ディスク記録再生装置において、128バイト
単位に分割され、さらに2バイトの付属データを付加さ
れて、1行づつ128行並べられる。各行の130バイ
トのデータから同位置(同一列)のデータを1バイトづ
つ集められ、14バイトの第1の符号化パリティーが付
加される。この第1の符号化パリティーは矢印Qの方向
に沿って配置される。配置された第1の符号化パリティ
ーは130バイトづつ14行を構成する。こうして構成
された130バイトづつの142行の各列に対し、8バ
イトの第2の符号化パリティーが付加される。このよう
にして、2×128バイトの付属データと128×12
8バイトの主データに対し、14×130の第1の符号
化パリティーと、8×142バイトの第2の符号化パリ
ティーの付加がなされ図8の2次元配列が構成される。
この2次元配列において、連続する16行が1論理セク
タをなし、1論理セクタは128×16=2048バイ
トとなる。上記2次元配列の各行にはセクタアドレスが
付加され、さらに同期信号SYNCが付加される。
【0005】以上のようにして、第1の符号化パリティ
ー、第2の符号化パリティーによる訂正処理の完結する
2次元配列が構成される。ディスクには、図8において
左から右に各行の記録を行われ、その記録の完了したら
その下の列の行の記録が行われる。
【0006】ところで、光ディスク及び光ディスク記録
再生装置におけるデータの配置形態としては、ユーザデ
ータの記録再生単位である物理セクター内の連続したト
ラック領域に記録する連続サーボ方式と、上記物理セク
ター内でディスク基板上に凹凸によりトラック上に形成
された複数のサーボ領域の間に離散的に記録するサンプ
ルサーボ方式の2つの形態がある。
【0007】図9(a)は、サンプルサーボ方式におけ
るトラック上のデータ配置形態の1例を示した図であ
る。この図に示す通り、スパイラル状のトラック上にサ
ーボ領域であるサーボフィールドが離散的に等間隔で配
置される。データは隣り合うサーボフィールドの間のデ
ータフィールドに記録される。物理セクターは、上記サ
ーボフィールドとデータフィールドの組み合わせである
データセグメントが複数集合して構成される。又、物理
セクターの先頭のセグメントのデータフィールドに、こ
の物理セクターの位置を示すアドレス情報が形成された
アドレスセグメントを配置している。
【0008】図9(b)は、サーボフィールドを示した
概念図で、トラック中心に対してディスク半径方向に偏
移し所定間隔で配置された1対のピットP1及びP2、
更に、トラック中心に配置されたピットP3がディスク
基板上に凹凸により形成されている。ピットP1及びP
2は、光ディスク記録再生装置の光ヘッドから照射され
る光ビームをトラック中心に沿って走査する際の制御信
号(トラッキング誤差信号)を得るために用いられる。
光ビームがトラックを走査した時のピットP1、P2か
らの反射光量差に基づいてトラッキング誤差信号が生成
される。尚、光ビームをディスク記録面に集光して走査
するための制御信号(フォーカシング誤差信号)は、サ
ーボフィールド内のミラー面からの反射光を用いて生成
される。
【0009】ピットP3は、上記ピットP1及びP2の
位置を特定するためのクロック信号を得るために用いら
れる。更に、上記クロック信号はアドレスセグメントの
アドレス情報の再生及びデータセグメントにデータを記
録再生するための参照クロック(記録再生クロック)と
しても用いられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した光ディス
クでは、サーボフィールドをディスク基板上の凹凸によ
り形成しているため、ディスク基板を射出成形等で作製
した場合、サーボフィールドに隣接するデータフィール
ド部分の特性が劣る可能性が高くなる。特に、ディスク
基板の複屈折の管理が重要である光磁気ディスクでは、
データフィールドのトラック走査方向の端部の光学特性
がデータフィールドの他の部分の光学特性に比して劣
り、データフィールドの端部のデータ誤り率が高くなる
可能性がある。また、光ディスク記録再生装置では光ビ
ームをトラックに沿って走査した際に得られる再生信号
がデータフィールドの端部で不連続となるため、再生ア
ナログ信号をディジタル信号に変換する回路処理におけ
る上記データフィールド端部に相当する部位の処理は、
データフィールドの他の部分の処理に比してバラツキが
発生しやすくなり、データフィールド端部のデータ誤り
率が高くなる可能性がある。
【0011】ここで、図9に示した光ディスクに対し
て、図8に示した記録方法にて情報を記録する場合を考
える。この場合において、上述したようなサーボフィー
ルドに隣接する部分(データフィールドの端部)に記録
されるデータが、図8の2次元配列において例えば同一
の列に集中して配置されると、誤り訂正符号化における
第1の符号化は2次元配列の各列に対して符号系列を構
成するため、データフィールドの端部のデータが集中す
る列では、他の第1の符号化の符号系列に比して、誤り
訂正処理復号時に訂正不能となる確率が高くなっていま
う。
【0012】また、上述の理由により、図8におけるデ
ータ(ユーザデータ)が記録される列に訂正不能な誤り
が残ると、光ディスク記録再生装置からの再生データを
処理する上位装置の動作不良を引き起こす可能性が高く
なるという問題点がある。
【0013】このように、従来の光ディスクの記録方法
及び光ディスク記録再生装置では、特にフィールド端部
のデータ誤り率が高いような光ディスクを光ディスク記
録再生装置で再生する場合に、誤り訂正処理復号時に訂
正不能となる確率が高くなり、ひいては上位装置の動作
不良を招くという問題がある。
【0014】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、ディスク基板の凹凸により形成され
た領域がトラックに沿って等間隔に配置された光ディス
クにおける訂正不能な誤りの発生を抑制できる光ディス
ク記録方法及び光ディスク記録装置、光ディスク再生装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明の光ディスク
の記録方法は、ディスク基板の凹凸により形成された凹
凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等間
隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自然
数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディス
クの記録方法において、入力データに付加データを付加
して、第1の2次元配列に配列し、前記入力データ及び
付加データに対して、前記第1の2次元配列の斜め方向
のデータ並びにより符号系列を構成する誤り訂正符号化
を少なくとも含む複数の誤り訂正符号化を行い、各行の
長さがm(m:自然数)であり、a×m=b×n(a,
b:自然数)を満たす第2の2次元配列とし、該第2の
2次元配列の各行のデータを順次送出して該第2の2次
元配列のすべてのデータを前記光ディスクに記録するこ
とを特徴とする。
【0016】第2の発明の光ディスクの記録方法は、デ
ィスク基板の凹凸により形成された凹凸領域がトラック
に沿って等間隔に配置され、その等間隔に配置された凹
凸領域の間に所定単位数n(n;自然数)のデータを記
録する記録領域が設けられた光ディスクの記録方法にお
いて、入力データに付加データを付加して、第1の2次
元配列に配列し、該第1の2次元配列に対して、斜め方
向のデータ並びにより符号系列を構成する誤り訂正符号
化を行い、前記第1の2次元配列に第1の符号化パリテ
ィからなる列を付加して、1行に含まれるデータ数が行
数を超えない第3の2次元配列に配列し、該第3の2次
元配列に対して、行方向のデータ並びにより符号系列を
構成する誤り訂正符号化を行い、該第3の2次元配列に
第2の符号化パリティを付加して、各行の長さがm
(m:自然数)であり、a×m=b×n(a,b:自然
数)を満たす第2の2次元配列とし、該第2の2次元配
列の各行のデータを順次送出して前記光ディスクにデー
タを記録することを特徴とする。
【0017】第3の発明の光ディスクの記録方法は、デ
ィスク基板の凹凸により形成された凹凸領域がトラック
に沿って等間隔に配置され、その等間隔に配置された凹
凸領域の間に所定単位数n(n;自然数)のデータを記
録する記録領域が設けられた光ディスクの記録方法にお
いて、入力データに付加データを付加して、第1の2次
元配列に配列し、前記入力データ及び付加データに対し
て、1つの誤り訂正符号化、または、それぞれ前記第1
の2次元配列における互いに異なる方向のデータ並びに
より符号系列を構成する複数の誤り訂正符号化を行っ
て、第2の2次元配列とし、前記凹凸領域に隣接する部
分には前記誤り訂正符号化の少なくとも1つで生成され
たパリティーが記録されるように、該第2の2次元配列
の各行のデータの入れ替えを行いながら、順次前記光デ
ィスクに記録することを特徴とする。
【0018】第4の発明の光ディスクの記録方法は、第
3の発明の光ディスクの記録方法において、入力データ
及び付加データに対して、前記第2の2次元配列におけ
る前記光ディスクへのデータの記録方向のデータ並びに
より符号系列を構成する誤り訂正符号化を含む、複数の
誤り訂正符号化を行い、前記第2の2次元配列における
前記光ディスクへのデータの記録方向のデータ並びによ
り符号系列を構成する誤り訂正符号化で生成されたパリ
ティーを、前記凹凸領域に隣接する部分に記録すること
を特徴とする。
【0019】第5の発明の光ディスクの記録方法は、第
3の発明の光ディスクの記録方法において、入力データ
及び付加データに対して、複数の誤り訂正符号化を行
い、前記複数の誤り訂正符号化のうちの符号の最小距離
が短いもので生成されたパリティーを優先的に前記凹凸
領域に隣接する部分に記録することを特徴とする。
【0020】第6の発明の光ディスクの記録方法は、第
3乃至第5のいずれかに記載の光ディスクの記録方法に
おいて、前記第2の2次元配列は、各行の長さがm
(m:自然数)であり、a×m=b×n(a,b:自然
数)を満たすことを特徴とする。
【0021】第7の発明の光ディスクの記録方法は、第
1,2,6のいずれかに記載の光ディスクの記録方法に
おいて、前記第2の2次元配列の各行に、前記第2の2
次元配列に前記関係式(a×m=b×n(a,b:自然
数))を満足させる長さの付属のコードが付加されてい
ることを特徴とする。
【0022】第8の発明の光ディスクの記録方法は、第
1,2,6,7のいずれかに記載の光ディスクの記録方
法において、1つの論理セクターに関するデータ数をl
バイト(l:mより大きい自然数)としたとき、l=c
×m(c:自然数)を満たし、且つ、a×m=b×nを
満足する最小のa,bの組み合わせをamin,bminとし
たときにaminがcより小さいcの約数であることを特
徴とする。
【0023】第9の発明の光ディスク記録装置は、ディ
スク基板の凹凸により形成された凹凸領域がトラックに
沿って等間隔に配置され、その等間隔に配置された凹凸
領域の間に所定単位数n(n;自然数)のデータを記録
する記録領域が設けられた光ディスクに対して、情報を
記録する光ディスク記録装置において、入力データに付
加データを付加して第1の2次元配列を配列し、前記第
1の2次元配列の斜め方向のデータ並びにより符号系列
を構成する誤り訂正符号化を少なくとも含む複数の誤り
訂正符号化を行い、各行の長さがm(m:自然数)であ
り、a×m=b×n(a,b:自然数)を満たす第2の
2次元配列を生成する符号化手段と、該第2の2次元配
列の各行のデータを順次変調する変調手段と、該変調さ
れたデータを前記光ディスクに記録する記録手段と、を
有することを特徴とする。
【0024】第10の発明の光ディスク記録装置は、デ
ィスク基板の凹凸により形成された凹凸領域がトラック
に沿って等間隔に配置され、その等間隔に配置された凹
凸領域の間に所定単位数n(n;自然数)のデータを記
録する記録領域が設けられた光ディスクに対して、情報
を記録する光ディスク記録装置において、入力データに
付加データを付加して第1の2次元配列を配列し、1つ
の誤り訂正符号化、または、それぞれ互いに異なる方向
のデータ並びにより符号系列を構成する複数の誤り訂正
符号化を行い第2の2次元配列を生成する符号化手段
と、前記凹凸領域に隣接する部分には前記誤り訂正符号
化の少なくとも1つで生成されたパリティーが記録され
るように、第2の2次元配列のデータの順序を入れ替え
て、データの変調を行う変調手段と、該変調されたデー
タを前記光ディスクに記録する記録手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0025】第11の発明の光ディスク再生装置は、デ
ィスク基板の凹凸により形成された凹凸領域がトラック
に沿って等間隔に配置され、その等間隔に配置された凹
凸領域の間に所定単位数n(n;自然数)のデータを記
録する記録領域が設けられた光ディスクであって、入力
データに付加データが付加されることで第1の2次元配
列が配列され、該第1の2次元配列の斜め方向のデータ
並びにより符号系列を構成する誤り訂正符号化を少なく
とも含む複数の誤り訂正符号化が行われて、各行の長さ
がm(m:自然数)であり、a×m=b×n(a,b:
自然数)を満たす第2の2次元配列とされて、その第2
の2次元配列の各行のデータが順次送出されることで前
記第2の次元配列のすべてのデータが記録された光ディ
スクから、情報を再生する光ディスク再生装置であっ
て、前記光ディスクを再生する再生手段と、該再生手段
で読み出されたデータを復調する復調手段と、該復調手
段により復調されたデータを前記第2の2次元配列に配
列する配列手段と、前記第2の2次元配列に配列された
データに対して、前記複数の誤り訂正符号化の復号化処
理を行う復号手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】第12の発明の光ディスク再生装置は、デ
ィスク基板の凹凸により形成された凹凸領域がトラック
に沿って等間隔に配置され、その等間隔に配置された凹
凸領域の間に所定単位数n(n;自然数)のデータを記
録する記録領域が設けられた光ディスクであって、入力
データに付加データが付加されて第1の2次元配列が配
列され、1つの誤り訂正符号化、または、それぞれ互い
に異なる方向のデータ並びにより符号系列を構成する複
数の誤り訂正符号化が行われて第2の2次元配列が生成
され、前記凹凸領域に隣接する部分には前記誤り訂正符
号化の少なくとも1つで生成されたパリティーが記録さ
れるように、前記第2の2次元配列の各行のデータの入
れ替えを行いながら、順次データが記録された光ディス
クから、情報を再生する光ディスク再生装置であって、
前記光ディスクを再生する再生手段と、該再生手段で読
み出されたデータを復調する復調手段と、該復調手段に
より復調されたデータを、前記パリティーの配置を入れ
替えながら、順に前記第2の2次元配列に配列する配列
手段と、前記第2の2次元配列に配列されたデータに対
して、前記誤り訂正符号化の復号化処理を行う復号手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)実施の形態1の
光ディスクの記録方法及び光ディスク記録再生装置につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0028】図1は、本実施の形態の記録方法を適用す
る光ディスクを説明する図である。図1の光ディスク
は、サンプルサーボ方式のトラックフォーマットを有す
る光磁気ディスクである。この光磁気ディスクのスパイ
ラル状の1周のトラックは、30物理セクター(フレー
ム)に分割されている。
【0029】図2(a)はトラック上のセグメントの配
置を示す図である。各セグメントは2バイト相当の長さ
のサーボフィールドSF及び50バイトのデータが記録
されるデータフィールドDFにより構成される。したが
って、図2(a)では基板に凹凸により形成された領域
(サーボフィールドSF)の間に50バイトのデータが
記録されることになる。また、各フレームはデータが記
録されるデータセグメント48個とアドレス情報があら
かじめ形成されているアドレスセグメント2個により構
成される。
【0030】図2(b)は同図(a)のサーボフィール
ドSFを示した概念図で、トラック中心に対してディス
ク半径方向に偏移し所定間隔で配置された1対のピット
P1及びP2、更に、トラック中心に配置されたピット
P3がディスク基板上に凹凸により形成されている。光
ビームがトラックを走査した時のピットP1、P2から
の反射光量差に基づいてトラッキング誤差信号が生成さ
れる。尚、光ビームをディスク記録面に集光して走査す
るための制御信号(フォーカシング誤差信号)は、サー
ボフィールド内のミラー面からの反射光を用いて生成さ
れる。
【0031】ピットP3は、上記ピットP1及びP2の
位置を特定するためのクロック信号を得るために用いら
れる。更に、上記クロック信号はアドレスセグメントの
アドレス情報の再生及びデータセグメントにデータを記
録再生するための参照クロック(記録再生クロック)と
しても用いられる。
【0032】図3は、図1、2の光磁気ディスクに対す
る情報の記録方法(誤り訂正方式)を説明する図であ
り、誤り訂正符号化の単位であるデータブロックの構成
を示している。
【0033】ここでは、上位装置が指示する記録再生単
位である1論理セクターに記録するユーザデータを20
48バイトとし、1論理セクター分のユーザデータに対
して光ディスク記録再生装置で付加する付加データ(上
記ユーザデータの特徴などを示す付属的なデータ、ユー
ザデータに対する誤り訂正コード、等)を16バイトと
し、合計2064バイトを単位として、2次元配列(1
72バイト×12バイト)に並べる場合について説明す
る。
【0034】まず、16論理セクター分のデータ及び付
加データを、データの流れの方向(図3中の矢印P:記
録方向)に172バイトのデータを1行として、その方
向に直交わる方向に192列(仮想的に)配置すること
で、データブロックの2次元配列(第1の2次元配列)
(172バイト×12バイト×16)=(172バイト
×192バイト)を構成する。
【0035】続いて、この2次元配列したデータに対し
て、2つの誤り訂正系列によって第1の符号化パリティ
ーP1と第2の符号化パリティーP2を付加する。
【0036】第1の符号化パリティーP1は、上記2次
元配列の斜め方向(行方向に1つ進む従い列方向に1つ
下がる方向)のデータ並びに対して符号最小距離17の
リードソロモン符号を用いた符号化を行なった結果のど
れぞれ16バイトのパリティーであり、2次元配列の斜
方向の延長上の位置に付加される。すなわち、図中の横
方向の各行の付された行番号1,2,3・・・192、
及び、縦方向の各列に対して付された列番号1,2,3
・・・172を用いて、各データの2次元配列中の位置
を(行番号、列番号)で表わした場合、第1の符号化に
おける各符号系列は、例えば、データ位置(1,1)、
(2,2)、(3,3)、・・・(172,172)の
各データと、データ位置(173,173)、(17
4,174)、・・・(188,188)の各パリティ
ーによって構成される。また、上記のように、行の先頭
データ位置から順次斜方向のデータ位置のデータ及びパ
リティーにより符号系列を構成するに際し、188バイ
トの符号長に達しない内に最下段の行に到達した場合に
は、最上段の行に戻って、再度、順次斜方向のデータ位
置のデータ及びパリティーにより符号系列を構成する。
これにより、この斜め方向の符号系列における8シンボ
ルまでのランダムに発生する誤りを訂正することができ
る。
【0037】第2の符号化は、第1の符号化を行なった
後の2次元配列(第3の2次元配列)(188バイト×
192バイト)において、横方向の各行に対して符号最
小距離11のリードソロモン符号を用いた符号化を行な
い、10バイトの第2符号化パリティーP2を行方向に
付加する。これにより、この横方向の符号系列における
5シンボルまでのランダムに発生する誤りを訂正するこ
とができる。第2の符号化によって2次元配列(198
バイト×192シンボル)が構成される。
【0038】更に、パリティーの付加された2次元配列
(198バイト×192バイト)の各行の先頭には2次
元配列中の行番号等を示す制御コードC(付属のコー
ド)を付加する。なお、この制御コードCはユーザデー
タとは直接関係のないコードである。
【0039】この制御コードCを付加した後の2次元配
列(第2の2次元配列)は200バイト×192バイト
となる。ここでは図2のような各50バイトのデータフ
ィールドにデータを記録する場合を考えているため、上
記2次元配列では各行に丁度4データセグメント分の記
録データ(ユーザデータ、付加データ、第1及び第2の
符号化パリティー)が含まれることになる。
【0040】そして、この2次元配列された記録データ
は、記録の際に、各行がそれぞれ4データセグメントに
分割される。また、1フレームには12行分のデータ
(ユーザデータ、付加データ)及びパリティー(第1の
符号化パリティーP1、第2の符号化パリティーP2)
並びに制御コードが矢印P方向に順に、且つ上から下へ
と記録される。
【0041】このような記録フォーマットの光磁気ディ
スクでは、2次元配列の各行にデータセグメントの整数
倍(ここでは4)の記録データが丁度含まれることにな
るため、図2における各データセグメントのデータフィ
ールドの端部に配置されるデータは図3の2次元配列に
おいて、各行の先頭の制御コードと各行の列番号48、
49、98、99、・・・198に配置されるデータと
なる(なお、ここで言うところの列番号は制御コードC
を除いて付した番号をいう)。つまり、データフィール
ドの端部に配置されるデータは2次元配列における特定
の列に集中することになる。
【0042】本実施の形態では、第1の符号化を2次元
配列の斜め方向のデータ並びに対して符号系列を構成
し、列方向のデータ並びに対して符号系列を構成しない
ため、データフィールド端部の誤り率が高いような光磁
気ディスク、光磁気ディスク記録再生装置であっても、
特定の符号系列にエラーが集中せずに、エラーが各符号
系列に分散されるため、記録再生装置で再生する場合の
誤り訂正復号処理によって訂正される確率が高くなり、
記録データの信頼性が向上する。
【0043】なお、この実施の形態では、16論理セク
ター分のデータ(32768バイト)及び付加データを
2次元配列(172バイト×192バイト)に配列して
いるが、これは、第1の符号化を行ない、第1の符号化
パリティーP1を付加した状態の2次元配列が(188
バイト×192バイト)と、横方向長さ(1行に含まれ
るデータ数=188)が、縦方向長さ(行数=192)
を超えない範囲で、かつ、論理セクター数16の倍数で
最大の数に行数を設定したものである。これにより、第
1の符号化の各符号系列において、一つの符号系列に含
まれるデータ及びパリティーが全て異なる行からのデー
タ及びパリティーにより構成されることになり、有効な
インターリーブとすることができるとともに、符号化効
率を大きくすることができる。
【0044】更に、1つの論理セクターが12行の配列
で収まるように構成しており、複数の論理セクターに属
するデータが同じ行に配置されないようにしているた
め、論理セクター単位での記録再生が可能となる。ま
た、実際にディスク上に記録される物理セクターとの対
応が取り易くなる。
【0045】また、ここでは、各行にデータセグメント
の整数倍の記録データが丁度含まれるようにするため
に、2バイトの制御コードCを各行に挿入したが、ユー
ザデータ数、各データセグメントのデータ数等によって
制御コードCのバイト数は変化させる必要がある。ま
た、制御コードを付加する必要がない場合には、各デー
タセグメントのデータ数を調整すること等で、各行にデ
ータセグメントの整数倍の記録データが丁度含まれるよ
うにすることができれる。例えば上記例の場合各データ
セグメントのデータ数が49.5バイトであれば、制御
コードCの付加なしでも各行にデータセグメントの整数
倍の記録データが丁度含まれる用にすることができる。
なお、制御コードCは、データの信頼性の低いデータフ
ィールドDFの端部に、少なくとも1部が記録されるよ
うに配置することが、ユーザデータがその部分に配置さ
れることを抑制できるため、望ましい。
【0046】以上説明したように、本実施の形態では、
凹凸の領域(サーボフィールドSF)の間のデータフィ
ールドDFにおけるデータ数をnバイト(n:自然数)
としたときに、ユーザデータ、付加データ、第1の符号
化パリティー、第2の符号化パリティーに必要であれば
制御コードを加えたすべてのデータを、各行の長さmが
b×n(b:自然数)を満たす2次元配列とする。すな
わち、データフィールドDFの端部に記録されるデータ
が特定の列に集中するように配列する。その上で、誤り
訂正符号化の一方をその2次元配列の斜め方向のデータ
並びで符号系列を構成しているため(列方向のデータ並
びで符号系列を構成しなければどの方向で符号系列を構
成しても良い)、特定の符号系列にエラーが集中せず
に、記録再生装置で再生する場合の誤り訂正復号処理に
よって訂正される確率が高くなり、記録データの信頼性
が向上する。
【0047】なお、データフィールドDFの端部に記録
されるデータが特定の列に集中するように配列するため
には、各行の長さmはb×n=a×m(a:自然数)を
満たすものであっても良い。但し、1つの論理セクター
に関するデータが複数の行で完結する(複数の論理セク
ターに属するデータが同じ行に配置されることがないよ
うにする)には、1論理セクターに関するデータ数をl
バイト(l:mより大きい自然数)とすると、l=c×
m(c:自然数)を満たす必要があり(この場合1論理
セクター分のデータはc行で完結する)、上述のb×n
=a×mを満足する最小のa,bの組み合わせを
min,bminとしたときにaminは上記cより小さいc
の約数であることが望ましい。このようにすれば、1論
理セクター分のデータの配列において、データフィール
ドDFの端部に記録されるデータが複数個配置される特
定の列が存在することになり、本実施の形態の記録方法
の効果が発揮される。
【0048】次に、上述してきた記録方法を実現する記
録再生装置の一例について説明する。図4はその光磁気
ディスク記録再生装置の概略図である。
【0049】本実施例では、図に示すように、光磁気デ
ィスク1、磁気ヘッド2、光ピックアップ3、プリアン
プ回路11、クロック再生回路12、RF再生回路1
3、サーボ誤差信号生成回路14、サーボ制御回路1
5、アクチュエータ駆動回路16、LD駆動回路17、
磁気ヘッド駆動回路18、アドレス情報再生回路10
0、データ変調回路101、データ復調回路102、タ
イミング生成回路103、誤り訂正エンコーダ回路(E
CC−ENC)104、誤り訂正デコーダ回路(ECC
−DEC)105、メモリー(RAM)106、インタ
ーフェイス回路(I/F)107、制御コード回路10
8、コントローラ109、上位装置200から構成され
ている。
【0050】光磁気ディスク1は、図示しないディスク
回転モータ及び及び制御回路によって、角速度一定(C
AV)で回転駆動される。光ピックアップ3により出射
された光ビーム(図示しない)は、フォーカシング制御
及びトラッキング制御により、光磁気ディスク1上のト
ラックに沿って走査するようになっている。
【0051】図2に示すサンプルサーボ方式のサーボフ
ィールド内のトラック中心に対してディスク半径方向に
偏移し所定間隔で配置された1対のピットP1及びP2
(トラッキングピットP1、P2)に光ビームが照射さ
れると、トラッキングピットからの反射光量に応じてそ
れぞれ変化する電圧値が光ピックアップ3内の光検出器
から出力される。又、ピットP2とピットP3の間のミ
ラー面に光ビームが照射されると、光ピックアップ3内
に配置された光学部材及び光検出器(ともに図示しな
い)によって、ディスク記録面への光ビームの焦点合わ
せの度合い(焦点ずれ量)に応じて変化する電圧値を出
力する。更に、サーボフィールド内のピット3に光ビー
ムが照射された場合にも、ピットからの反射光量に応じ
て変化する電圧値が光検出器から出力される。
【0052】これらの光ピックアップ3の出力信号は、
プリアンプ回路11に接続され、適当な信号レベルに増
幅される。プリアンプ回路11の出力はサーボ誤差信号
生成回路14に入力され、ピットP1、P2及びミラー
面Mに対応する所定タイミングでの入力信号のサンプリ
ング及び演算が行われ、サーボ誤差信号であるトラッキ
ング誤差信号及びフォーカシング誤差信号を生成する。
上記サンプルサーボ方式ではトラッキング誤差信号生成
がピットP1とP2の反射光量の差に基づき生成される
ことは公知であり、また、フォーカシング誤差信号生成
としては例えば非点収差法等が知られている。トラッキ
ング誤差信号及びフォーカシング誤差信号はサーボ制御
回路15に接続され、サーボ制御回路15では所定サー
ボゲインに制御するための増幅処理及びサーボの安定性
を確保するためのサーボ位相補償処理を施される。サー
ボ制御回路15の出力はアクチュエータ駆動回路16に
接続され、光ピックアップ3内の対物レンズアクチュエ
ータを駆動する信号に変換される。
【0053】また、プリアンプ回路11の出力はクロッ
ク再生回路12に接続され、ピットP3の出力位置を示
すパルスを生成し、該パルスに基づいた記録再生ビット
レートに相当するクロック信号を生成する。このクロッ
ク信号生成にはフェーズロックドループ回路(PLL回
路)が用いられることは公知である。また、クロック再
生回路12の出力するクロック信号はタイミング生成回
路103に接続される。タイミング生成回路103は、
トラッキング誤差信号、フォーカシング誤差信号、及
び、後述するデータ記録、再生を行なうに必要な制御タ
イミング等を生成する。
【0054】本実施の形態では、磁界変調記録型の光磁
気ディスク記録再生装置を示しており、磁気ヘッド駆動
回路18はデータ変調回路101から出力されるチャネ
ルビット列に応じて光磁気ディスク1に印加する外部磁
界を反転させるための駆動信号(電流)を磁気ヘッド2
に供給する。また、光ピックアップ3内の半導体レーザ
を駆動するLD駆動回路17は、ディスクからの信号再
生時、及び、ディスクへの信号記録時の光ビーム強度を
再生及び記録に適する強度に維持制御する。
【0055】RF再生回路13は、プリアンプ回路11
の出力が接続され、図2に示すサンプルサーボ方式のデ
ータフィールドを光ビームが走査したときの信号を対象
にノイズ低減のためのフィルターリング処理、光ビーム
のビームサイズに起因する高周波数閾での分解能低下を
補償する波形等化、及び、ディジタル信号への変換を行
ない、再生ディジタル信号をデータ復調回路102及び
アドレス情報検出回路100に出力する。
【0056】アドレス情報検出回路100は、再生ディ
ジタル信号のチャネルビット列から光磁気ディスクのト
ラック上に形成されたアドレスセグメントに記録された
アドレス情報を検出する。
【0057】続いて、本発明の特徴部分である記録再生
データの処理に関して説明すると以下のようになる。こ
こで、説明の簡単化のために、上位装置は、光磁気ディ
スク記録再生装置に対して、誤り訂正ブロックを構成す
る16論理セクターを単位として記録再生指令を供する
ものとする。すなわち、誤り訂正ブロックを構成する1
6論理セクターの最初の論理セクターから連続する16
の倍数の論理セクター数分のデータを記録再生する場合
について説明する。
【0058】データ記録時のデータ処理は以下のように
なる。コントローラ109は、上位装置200から指令
された記録指示とともに、インターフェース回路107
を通じて送られてきた1論理セクターのサイズのユーザ
データ(2048バイト)を、一旦、データRAM10
6に格納する。また、コントローラ109は、ユーザデ
ータに付加する付加データ16バイトをデータRAM1
06に追加格納する。
【0059】ここで、データRAM内のデータ配置につ
いては、図3に示す記録フォーマットの2次元配列をデ
ータRAM上で実現する配置方法がもっとも簡単であ
り、以下、上記データRAM上のデータ配置方法に基づ
いた制御を行なうものとする。図5はデータRAM10
6上のデータ配置を模式的に示したものであり、少なく
とも図3の記録フォーマットに対応した行アドレス1〜
192、列アドレス1〜198のメモリースペースを有
する。これら1論理セクター分のユーザデータ及び付加
データは、データRAM106の行アドレス1〜12、
列アドレス1〜172に配置される。
【0060】コントローラ109は、上記の上位装置2
00からのユーザデータの受信、データRAM106へ
の格納、及び、付加データのデータRAM106への追
加記録を16論理セクター分について繰り返し処理し、
データRAM106の行アドレス1〜192及び列アド
レス1〜172に記録すべきデータを配置する。
【0061】次に、コントローラ109は、データRA
M106及び誤り訂正エンコーダ回路(符号化手段)1
04を制御して、データRAM106に格納されたユー
ザデータ及び付加データに対して誤り訂正符号化処理を
行なわせる。
【0062】第1の符号化処理では、コントローラ10
9は、データRAM106の行アドレス1〜192及び
列アドレス1〜172で表現される2次元配列のデータ
位置(行アドレス、列アドレス)=(1,1)を基点と
して斜め方向にデータ172バイトを読み出し、誤り訂
正エンーコーダ回路104にデータを送信する。誤り訂
正エンコーダ回路104は、上記データに対して、符号
最小距離17のリードソロモン符号で符号化処理行い、
生成したパリティー16バイトをデータRAM106上
の2次元配列の斜方向の延長上の位置に記録する。すな
わち、データ位置(1,1)、(2,2)、(3,
3)、・・・(172,172)の各データに対して付
加されるパリティーを、データ位置(173,17
3)、(174,174)、・・・(188,188)
に記録する。以降、コントローラ109は、データRA
M106上のデータ位置(2,1)、(3,1)、・・
・(192,1)を基点として、それぞれ斜方向にデー
タ172バイトを読み出して誤り訂正エンコーダ回路1
04に送信していく。
【0063】誤り訂正エンコーダ回路104は、送信さ
れた172バイト毎に符号化処理を行ない、生成したパ
リティーをデータRAM106に記録していく。ここ
で、行の先頭データ位置(2,1)、(3,1)、・・
・(192,1)から順次斜方向のデータ位置のデータ
の読み出し及びパリティー記録において、188バイト
の符号長に達しない内に最下段の行アドレス192に到
達した場合には、以後のデータ位置は最上段の行アドレ
ス1に戻ってから斜方向のデータ位置のデータの読み出
し及びパリティー記録を続ける。
【0064】上記第1の符号化処理を終えた後、第2の
符号化処理を行なう。コントローラ109は、データR
AM106の行アドレス1の各データ172バイト及び
第1の符号化のパリティー16バイトを読み出し、誤り
訂正エンーコーダ回路104にデータを送信する。誤り
訂正エンコーダ回路104は、上記データに対して、符
号最小距離11のリードソロモン符号で符号化処理行
い、生成したパリティー10バイトをデータRAM10
6上の列アドレス189〜198に記録する。以降、コ
ントローラ109は、データRAM106上の行アドレ
ス2、3、・・・192の各行それぞれでデータ172
バイト及び第1の符号化パリティー16バイトを読み出
して誤り訂正エンコーダ回路104に送信していく。誤
り訂正エンコーダ回路104は、送信された188バイ
ト毎に符号化処理を行ない、生成したパリティーをデー
タRAM106に記録していく。
【0065】以上のように第1及び第2の誤り訂正符号
化処理されたデータRAM106内のデータ及びパリテ
ィーに対して、上位装置200によって記録指示された
論理セクターに対応するフレームに記録すべく、コント
ローラ109は上記データ及びパリティーをデータ変調
回路101に送出制御する。
【0066】データRAM106に格納された16論理
セクター分のデータ及びパリティーに対して、まず、第
1の論理セクターに対応するフレームの到来をアドレス
情報再生回路100により検出することにより、コント
ローラ109は制御コード回路108を制御して制御コ
ード2バイトをデータ変調回路101に送出する。制御
コードには誤り訂正ブロックを構成する2次元配列中の
行番号1を示すコードを含む。
【0067】次に、コントローラ109はデータRAM
106の行アドレス1に対応する198バイトのデータ
及びパリティーをデータ変調回路(変調手段)101に
送出する。データ変調回路101は、コントローラ10
9の制御のもとに、誤り訂正ブロックの2次元配列の各
行に対応した制御コード(2バイト)、データ及びパリ
ティー(198バイト)を4分割して50バイトを単位
としてデータ変調処理を行ない、第1の論理セクターに
対応するフレームのアドレスセグメントに続く4データ
セグメント内のデータフィールドに記録すべく、記録デ
ータビット列を磁気ヘッド駆動回路18(記録手段)に
送出する。
【0068】以降、コントローラ109は、制御コード
回路108及びデータRAM106を制御して、データ
RAM内に格納された誤り訂正ブロックを構成する2次
元配列の行番号2,3,・・・12に対応する制御コー
ド、データRAM106の行アドレス2,3,・・・1
2のデータ及びパリティーを、順次、データ変調回路1
01に送出する。データ変調回路101は、各行毎に制
御コード、データ及びパリティーをデータフィールド単
位に分割し変調処理を行ない、記録チャネルビット列を
磁気ヘッド駆動回路18に送出する。
【0069】16論理セクターの第2論理セクター以降
に対して、対応する制御コード送出、対応するデータR
AM内のデータ及びパリティー送出、データ変調処理の
上記動作を繰り返すことにより、一つの誤り訂正ブロッ
クに対応する記録に伴うデータ処理を完了する。
【0070】更に、上位装置200が記録指示する論理
セクター数が残っている場合には、16論理セクターを
単位とする誤り訂正ブロックに関する上記処理を複数回
繰り返すことにより、上位装置の記録指示に対応するデ
ータ処理を完了する。
【0071】再生時のデータ処理は、記録時と逆の処理
を行なう。すなわち、上位装置200から再生指令で指
示された論理セクターに対応するフレームの到来をアド
レス情報再生回路(再生手段)100により検出するこ
とにより、データ復調回路(復調手段)102は、コン
トローラ109の制御のもとに、当該フレームのアドレ
スセグメントに後続する48個のデータセグメントから
の再生チャネルビット列をデータ復調処理し、データR
AM106に送出する。ここで、コントローラ109
は、データRAM106上のデータ配置を図5に示すデ
ータ配置に復元すべく、データRAM106を制御す
る。すなわち、コントローラ(配列手段)109はデー
タRAM106の行アドレス1の列アドレス1〜198
に、当該フレームの先頭の4データセグメントからの再
生データを格納するように制御する。以降、行アドレス
2,3,・・・12に順次データセグメントからの再生
データを格納していく。また、記録時に付加された制御
データはデータ復調処理後の再生データから抜き出さ
れ、上記データRAM106上に再生データを格納する
際のアドレス制御に用いられる。
【0072】誤り訂正ブロックを構成する16論理セク
ターに対応する16個のフレームに対して、データ復
調、制御データの抜き出し及びデータRAMへの格納の
上記動作を繰り返すことにより、一つの誤り訂正ブロッ
クに含まれるデータ及びパリティーのデータRAM上へ
の配置を完了する。
【0073】次に、コントローラ109は、データRA
M106及び誤り訂正デコーダ回路(復号手段)105
を制御して、データRAM106に格納されたユーザデ
ータ及び付加データに対して誤り訂正復号化処理を行な
わせる。第1の復号処理は、記録時の第2の符号化処理
によって符号化された符号系列毎に復号化処理を行な
う。すなわち、コントローラ109は、データRAM1
06の行アドレス1の各データ172バイト、第1の符
号化のパリティー16バイト及び第2の符号化パリティ
ー10バイトを読み出し、誤り訂正デコーダ回路105
にデータを送信する。誤り訂正デコーダ回路105は、
記録時の第2の符号化に対応する復号化処理行い、誤り
訂正可能なエラーを検出した場合には、データRAM1
06上のエラーデータを修正する。エラーが検出できな
い場合及び訂正不可能なエラーを検出した場合には、デ
ータRAM106上のデータ修正を行なわない。
【0074】以降、コントローラ109は、データRA
M106上の行アドレス2、3、・・・192の各行そ
れぞれに対して、データ、第1及び第2の符号化パリテ
ィーを誤り訂正デコーダ回路105に送信していく。誤
り訂正デコーダ回路105は、送信された198バイト
毎に復号化処理を行ない、必要に応じてデータRAM1
06上のデータを修正する。
【0075】上記第1の復号化処理を終えた後、第2の
復号化処理を行なう。第2の復号処理は、記録時の第1
の符号化処理によって符号化された符号系列毎に復号化
処理を行なう。すなわち、コントローラ109は、デー
タRAM106の行アドレス1〜192及び列アドレス
1〜188で表現される2次元配列の斜方向にデータ1
72バイト及び第1の符号化パリティー16バイトを読
み出し、誤り訂正デコーダ回路105に送出する。ここ
で、記録時の第1の符号化は上記2次元配列のデータ位
置(1,1)、(2,1)、(3,1)、・・・(19
2,1)を基点とした斜方向のデータ並びによって各符
号系列を構成しており、誤り訂正デコーダ回路105の
第2の復号化処理は上記各符号系列毎に行われ、誤り訂
正可能なエラーが検出された場合には、データRAM1
06上のデータ修正が行なわれる。
【0076】以上のように第1及び第2の復号化処理さ
れたデータRAM106上のデータに対して、コントロ
ーラ109はインターフェース回路107を通じて上位
装置200に送出する。更に、上位装置200が再生指
示する論理セクター数が残っている場合には、16論理
セクターを単位とする誤り訂正ブロックに関する上記処
理を複数回繰り返すことにより、上位装置の再生指示に
対応するデータ処理を完了する。
【0077】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
ついて図面を参照しながら説明する。ここでは、実施の
形態1と同様に、図1及び図2に示した光磁気ディスク
に本発明を適用した場合について説明する。なお、実施
の形態1と同様の部分については説明を省略または簡略
化する。
【0078】図6は、上記光磁気ディスクにおける記録
フォーマットの誤り訂正方式に関する説明図であり、誤
り訂正符号化の単位であるデータブロックの構成を示
す。データブロックの大きさ、論理セクターサイズ、第
1及び第2の符号化は実施の形態1と同一である。ま
た、パリティーの付加された2次元配列(198バイト
×192バイト)の各行の先頭には2次元配列中の行番
号等を示す制御コードを付加する点も実施の形態1の図
3と同様である。
【0079】図6(a)は、実施の形態1と同様にして
第2の符号化を行なった状態でのデータブロックを模式
的に示している。本実施の形態では図6(b)に示すよ
うに、第2の符号化処理を行なった後に、第2の符号化
によって生成されたパリティーP2を分散配置すること
を特徴とする。
【0080】すなわち、実施の形態1における図3の誤
り訂正ブロックを構成する2次元配列における列番号1
89、190、・・・198で示される第2の符号化に
より生成されたパリティーを、図6(b)ではそれぞれ
列番号48、49、98、99、148、149、19
5、196、197、198に分散配置する。なお、第
2の符号化パリティーは、本例では少なくとも48、4
9、98、99、148、149、198に配置されれ
ば良く、他の第2の符号化パリティーはどの列に配置さ
れても良い。
【0081】上記誤り訂正符号化パリティー及び制御コ
ードを付加されたデータブロック(図6(b))は図2
(a)のデータセグメントに分割して記録される。すな
わち、図6(b)のデータブロックの2次元配列の各行
をそれぞれ4データセグメントに分割して配置し、1フ
レームには12行分のデータ及びパリティー及び付加デ
ータが記録される。
【0082】上記記録フォーマットの光磁気ディスクで
は、各データセグメントのデータフィールドの端部に配
置されるデータは図6(b)の2次元配列において、各
行の先頭の制御コードと列番号48、49、98、9
9、・・・198(ここでの列番号は制御コードを含ま
ない番号である)に配置される第2の符号化により生成
されたパリティーP2となる。従って、データフィール
ド端部の誤り率が高いような光磁気ディスクであって、
誤り訂正不能が発生した場合であっても、上位装置から
送られた重要なデータに誤りが発生する可能性は低く抑
えられる。
【0083】また、第2の符号化のリードソロモン符号
の符号の最小距離は第1の符号化におけるリードソロモ
ン符号の符号の最小距離よりも小さいため、訂正能力が
低い。また、第2の符号化を行うデータ並びは2次元配
列における光ディスクへの記録方向の並びであるため訂
正能力が上がらない。このため、本実施の形態のよう
に、第2の符号化のパリティーを各データセグメントの
端部に分散配置することにより、第1の符号化の符号系
列を構成するデータ及び第1の符号化パリティーがデー
タセグメントの端部に配置されないため、訂正能力の高
い第1の符号化の符号系列における訂正不能発生確率を
低く抑えることができる。
【0084】なお、ここでは実施の形態1と同様に、斜
め方向のデータ並びに対して符号系列を構成する第1の
符号化と行方向のデータ並びに対して符号系列を構成す
る第2の符号化を行っているが、本実施の形態はデータ
フィールドDFの端部にパリティを配置すれば良いもの
であり、これに限るものではない。例えば、第1の符号
化を行方向のデータ並びに対して符号系列を構成するも
のとし、第2の符号化を列方向のデータ並びに対して符
号系列を構成するものとして、第1の符号化パリティー
をデータフィールドDFの端部の列に移動させ配置する
ようにしても良い。なお、この場合、移動させる第1の
符号化パリティーに対応する第2の符号化パリティーも
第1の符号化パリティーとともに移動させる必要があ
る。
【0085】また、ここでは第1の実施の形態と同様
に、データフィールドDFの端部が特定の列に集中する
ように、制御コードCを付加して、凹凸領域の間のデー
タ数(データフィールドDFのデータ数)をn(n:自
然数)としたときに、各行の長さmがb×n(b:自然
数)となるような例を示したが、本実施の形態ではデー
タフィールドDFの各端部にパリティを配置すれば良
く、データフィールドDFの端部が特定の列に集中しな
くても構わない。但し、データフィールドDFの端部が
特定の列に集中させれば、列単位でパリティーを移動さ
せることができ処理が容易である。
【0086】なお、データフィールドDFの端部に記録
されるデータが特定の列に集中するように配列するため
には、各行の長さmはb×n=a×m(a:自然数)を
満たすものであっても良い。但し、1つの論理セクター
に関するデータが複数の行で完結する(複数の論理セク
ターに属するデータが同じ行に配置されることがないよ
うにする)には、1論理セクターに関するデータ数をl
バイト(l:mより大きい自然数)とすると、l=c×
m(c:自然数)を満たす必要があり(この場合1論理
セクター分のデータはc行で完結する)、b×n=a×
mを満足する最小のa,bの組み合わせをamin,bmin
としたときにaminは上記cより小さいcの約数である
ことが望ましい。
【0087】続いて、本実施の形態の記録方法を実現す
る記録再生装置について説明する。この記録再生装置は
実施の形態1記録再生装置(第4図)と同様である。よ
って、実施の形態1と同様な部分については説明を省略
または簡略化する。
【0088】本光磁気ディスク記録再生装置の記録再生
データの処理に関しては、記録時の上位装置からのデー
タ転送、第1の符号化及び第2の符号化に伴うデータ処
理部分は、実施の形態1と同様であり、第2の符号化処
理を行なった後のデータRAM106上のデータ、第1
及び第2の符号化パリティーの配置は図5と同様にな
る。
【0089】本実施の形態では、上記データRAM10
6内のデータ及びパリティーに対して、上位装置200
によって記録指示された論理セクターに対応するフレー
ムに記録する際の、コントローラ109が制御する上記
データ及びパリティーのデータ変調回路101へのデー
タ送出順序が異なる。
【0090】すなわち、データRAM106に格納され
た16論理セクター分のデータ及びパリティーに対し
て、まず、第1の論理セクターに対応するフレームの到
来をアドレス情報再生回路100により検出することに
より、コントローラ109は制御コード回路108を制
御して制御コード(2バイト)をデータ変調回路101
に送出する。コントローラ109はデータRAM106
の行アドレス1のデータ及びパリティーに対して、列ア
ドレス1〜47に対応する47バイトのデータ、列アド
レス189、190の第2の符号化パリティー、列アド
レス48〜95のデータ、列アドレス191、192の
第2の符号化パリティー、列アドレス96〜143のデ
ータ、列アドレス193、194の第2の符号化パリテ
ィー、列アドレス144〜188のデータ及び第1の符
号化パリティー、列アドレス195〜198の第2の符
号化パリティーの順序でデータ変調回路101に送出す
る。
【0091】データ変調回路101は、コントローラ1
09の制御のもとに、上記順序で送出された制御コー
ド、データ及びパリティーを4分割して50バイトを単
位としてデータ変調処理を行ない、第1の論理セクター
に対応するフレームのアドレスセグメントに続く4デー
タセグメント内のデータフィールドに記録すべく、記録
データビット列を磁気ヘッド駆動回路に送出する。
【0092】以降、コントローラ109は、制御コード
回路108及びデータRAM106を制御して、データ
RAM内に格納された誤り訂正ブロックを構成する2次
元配列の行番号2,3,・・・12に対応する制御コー
ド、データRAM106の行アドレス2,3,・・・1
2のデータ及びパリティーを、上記行アドレス1におけ
る送出と同様に、順次、データ変調回路101に送出す
る。データ変調回路101は、各行毎に制御コード、デ
ータ及びパリティーをデータフィールド単位に分割し変
調処理を行ない、記録チャネルビット列を磁気ヘッド駆
動回路に送出する。
【0093】16論理セクターの第2論理セクター以降
に対して、上記動作を繰り返すことにより、一つの誤り
訂正ブロックに対応する記録に伴うデータ処理を完了す
る。
【0094】再生時のデータ処理は、記録時と逆の処理
を行なう。すなわち、上位装置200から再生指令で指
示された論理セクターに対応するフレームの到来をアド
レス情報再生回路100により検出することにより、デ
ータ復調回路102は、コントローラ109の制御のも
とに、当該フレームのアドレスセグメントに後続する4
8個のデータセグメントからの再生チャネルビット列を
データ復調処理し、データRAM106に送出する。
【0095】ここで、コントローラ109は、データR
AM106上のデータ配置を図5に示すデータ配置に復
元すべく、データRAM106を制御する。すなわち、
コントローラ109はデータRAM106の行アドレス
1の列アドレス1〜198に、当該フレームの先頭の4
データセグメントからの再生データを格納するに際し、
第2の符号化パリティーを抜き出してデータRAM10
6の列アドレス189から順次格納し、データ及び第1
の符号化パリティーはデータRAM106の列アドレス
1から準じ格納していく。
【0096】以降、行アドレス2,3,・・・12に順
次データセグメントからの再生データを格納していく。
また、記録時に付加された制御データがデータ復調処理
後の再生データから抜き出されることは、実施の形態1
と同様である。
【0097】誤り訂正ブロックを構成する16論理セク
ターに対応する16個のフレームに対して、データ復
調、制御データの抜き出し及びデータRAMへの格納の
上記動作を繰り返すことにより、一つの誤り訂正ブロッ
クに含まれるデータ及びパリティーのデータRAM上へ
の配置を完了する。
【0098】コントローラ109がデータRAM106
に格納されたユーザデータ及び付加データに対して誤り
訂正復号化処理を制御する以降の処理は、実施の形態1
と同様である。
【0099】以上、実施の形態1,2について説明した
が、上記実施の形態では、制御コードCして誤り訂正ブ
ロックを構成する2次元配列の行番号を記録している。
制御コードとして、フレーム内で当該制御コードが記録
されるデータセグメントの番号を示すコードを含めても
良い。この場合には、光ビームが現在走査しているセグ
メントのフレーム内の位置が簡単に認識できるために、
アクセス後等におけるフレームアドレス検出を容易に行
なえるようにできる。
【0100】また、上記実施の形態1,2ではサンプル
サーボ方式の光磁気ディスクを用いているが、勿論であ
るが光磁気ディスクに限るものではない。また、サンプ
ルサーボ方式と同様に、光ディスク基板上の凹凸により
形成された領域と領域の間に離散的にデータを記録する
ものとして、トラック上に等間隔に凹凸により形成され
たクロックマーク有する光ディスクにおいても適用可能
である。図7は、その一例を示す図である。ディスク基
板に凹凸により形成される案内溝のランド部300とグ
ルーブ部301の両方を記録トラックとして用い、ラン
ドトラック300或いはグルーブトラック301上で等
間隔に配置されたクロックマーク302とクロックマー
ク302の間にデータ記録がなされる。
【0101】また、以上の説明におけるデータの2次元
配列は仮想的なものであり、実際にこのように配置する
ものではない。例えば、実施の形態2の図6(b)にお
いては第2の符号化パリティーを列単位で移動させて2
次元配列させているが、この移動は上述したようにデー
タの送出順序を変えることで実現されるものであり、本
発明における2次元配列にはこのようなものも含まれ
る。
【0102】さらに、実施の形態1,2は両者とも2つ
の誤り訂正符号化を行うものであったが、誤り訂正符号
化はさらに多くでも構わない。
【0103】また、実施の形態2においては唯一の誤り
訂正符号化を行うものであっても良い。
【0104】
【発明の効果】本発明の第1の形態では、凹凸の形成領
域間にデータ記録領域を有する光ディスクに対して情報
を記録する際に、誤り訂正符号化における2次元配列に
おいてディスク基板上に凹凸により形成された領域の端
部に配置されるデータ及びパリティーが特定の列に集中
するように配列し、斜め方向のデータ並びに対して符号
系列を構成する誤り訂正符号化を行うため、ディスク基
板上に凹凸により形成された領域の端部に配置されるデ
ータ及びパリティーが分散される。従って、上記凹凸領
域の端部の誤り率が高いような光ディスク、光ディスク
記録再生装置であっても、記録再生装置で再生する場合
の誤り訂正復号処理によって訂正される確率が高くな
り、記録データの信頼性が向上する。
【0105】また、本発明の他の形態では、ディスク基
板上に形成された凹凸の領域の端部にパリティーを配置
するため、その部位には上位装置から送られた記録すべ
きデータが含まれないため、上記凹凸領域の端部の誤り
率が高いような光ディスクであって、記録再生装置にお
いて誤り訂正不能が発生した場合であっても、上位装置
から送られた重要なデータに誤りが発生する可能性は低
く抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の光ディスクを示す模式
図である。
【図2】図1の光ディスクのセグメント配置を示す図で
ある。
【図3】実施の形態1の光磁気ディスクにおける誤り訂
正方法を説明する図である。
【図4】本発明の光磁気ディスク記録再生装置の一例を
示す概略ブロックである。
【図5】図4の光磁気ディスク記録再生装置のデータR
AM106上のデータ配置を模式的に示す図である。
【図6】実施の形態2の光磁気ディスクにおける誤り訂
正方法を説明する図である。
【図7】本発明の記録方法、記録再生装置を適用できる
光ディスクのセグメント配置の他の例を示す図である。
【図8】従来の誤り訂正方法を説明する図である。
【図9】サンプルサーボ方式の光ディスクのセグメント
配置を示す図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 磁気ヘッド 3 光ピックアップ 11 プリアンプ回路 12 クロック再生回路 13 RF再生回路 14 サーボ誤差信号生成回路 15 サーボ制御回路 16 アクチュエータ駆動回路 17 LD駆動回路 18 磁気ヘッド駆動回路 100 アドレス情報再生回路 101 データ変調回路 102 データ復調回路 103 タイミング生成回路 104 誤り訂正エンコーダ回路 105 誤り訂正デコーダ回路 106 メモリー(RAM) 107 I/F回路 108 制御コード回路 109 コントローラ 200 上位装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F H03M 13/11 H03M 13/11 Fターム(参考) 5D044 BC04 CC04 DE44 EF05 5D090 AA01 BB04 CC01 CC04 DD03 DD05 FF36 FF43 GG10 GG27 HH01 LL08 5J065 AC03 AD02 AH01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク基板の凹凸により形成された凹
    凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等間
    隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自然
    数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディス
    クの記録方法において、 入力データに付加データを付加して、第1の2次元配列
    に配列し、 前記入力データ及び付加データに対して、前記第1の2
    次元配列の斜め方向のデータ並びにより符号系列を構成
    する誤り訂正符号化を少なくとも含む複数の誤り訂正符
    号化を行い、各行の長さがm(m:自然数)であり、a
    ×m=b×n(a,b:自然数)を満たす第2の2次元
    配列とし、 該第2の2次元配列の各行のデータを順次送出して該第
    2の2次元配列のすべてのデータを前記光ディスクに記
    録することを特徴とする光ディスクの記録方法。
  2. 【請求項2】 ディスク基板の凹凸により形成された凹
    凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等間
    隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自然
    数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディス
    クの記録方法において、 入力データに付加データを付加して、第1の2次元配列
    に配列し、 該第1の2次元配列に対して、斜め方向のデータ並びに
    より符号系列を構成する誤り訂正符号化を行い、前記第
    1の2次元配列に第1の符号化パリティからなる列を付
    加して、1行に含まれるデータ数が行数を超えない第3
    の2次元配列に配列し、 該第3の2次元配列に対して、行方向のデータ並びによ
    り符号系列を構成する誤り訂正符号化を行い、該第3の
    2次元配列に第2の符号化パリティを付加して、各行の
    長さがm(m:自然数)であり、a×m=b×n(a,
    b:自然数)を満たす第2の2次元配列とし、 該第2の2次元配列の各行のデータを順次送出して前記
    光ディスクにデータを記録することを特徴とする光ディ
    スクの記録方法。
  3. 【請求項3】 ディスク基板の凹凸により形成された凹
    凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等間
    隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自然
    数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディス
    クの記録方法において、 入力データに付加データを付加して、第1の2次元配列
    に配列し、 前記入力データ及び付加データに対して、1つの誤り訂
    正符号化、または、それぞれ前記第1の2次元配列にお
    ける互いに異なる方向のデータ並びにより符号系列を構
    成する複数の誤り訂正符号化を行って、第2の2次元配
    列とし、 前記凹凸領域に隣接する部分には前記誤り訂正符号化の
    少なくとも1つで生成されたパリティーが記録されるよ
    うに、該第2の2次元配列の各行のデータの入れ替えを
    行いながら、順次前記光ディスクに記録することを特徴
    とする光ディスクの記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光ディスクの記録方法
    において、 入力データ及び付加データに対して、前記第2の2次元
    配列における前記光ディスクへのデータの記録方向のデ
    ータ並びにより符号系列を構成する誤り訂正符号化を含
    む、複数の誤り訂正符号化を行い、 前記第2の2次元配列における前記光ディスクへのデー
    タの記録方向のデータ並びにより符号系列を構成する誤
    り訂正符号化で生成されたパリティーを、前記凹凸領域
    に隣接する部分に記録することを特徴とする光ディスク
    の記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の光ディスクの記録方法
    において、 入力データ及び付加データに対して、複数の誤り訂正符
    号化を行い、 前記複数の誤り訂正符号化のうちの符号の最小距離が短
    いもので生成されたパリティーを優先的に前記凹凸領域
    に隣接する部分に記録することを特徴とする光ディスク
    の記録方法。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載
    の光ディスクの記録方法において、 前記第2の2次元配列は、各行の長さがm(m:自然
    数)であり、a×m=b×n(a,b:自然数)を満た
    すことを特徴とする光ディスクの記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,6のいずれかに記載の光
    ディスクの記録方法において、 前記第2の2次元配列の各行に、前記第2の2次元配列
    に前記関係式(a×m=b×n(a,b:自然数))を
    満足させる長さの付属のコードが付加されていることを
    特徴とする光ディスクの記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,6,7のいずれかに記載
    の光ディスクの記録方法において、 1つの論理セクターに関するデータ数をlバイト(l:
    mより大きい自然数)としたとき、l=c×m(c:自
    然数)を満たし、 且つ、a×m=b×nを満足する最小のa,bの組み合
    わせをamin,bminとしたときにaminがcより小さい
    cの約数であることを特徴とする光ディスクの記録方
    法。
  9. 【請求項9】 ディスク基板の凹凸により形成された凹
    凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等間
    隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自然
    数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディス
    クに対して、情報を記録する光ディスク記録装置におい
    て、 入力データに付加データを付加して第1の2次元配列を
    配列し、前記第1の2次元配列の斜め方向のデータ並び
    により符号系列を構成する誤り訂正符号化を少なくとも
    含む複数の誤り訂正符号化を行い、各行の長さがm
    (m:自然数)であり、a×m=b×n(a,b:自然
    数)を満たす第2の2次元配列を生成する符号化手段
    と、 該第2の2次元配列の各行のデータを順次変調する変調
    手段と、 該変調されたデータを前記光ディスクに記録する記録手
    段と、を有することを特徴とする光ディスク記録装置。
  10. 【請求項10】 ディスク基板の凹凸により形成された
    凹凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等
    間隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自
    然数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディ
    スクに対して、情報を記録する光ディスク記録装置にお
    いて、 入力データに付加データを付加して第1の2次元配列を
    配列し、1つの誤り訂正符号化、または、それぞれ互い
    に異なる方向のデータ並びにより符号系列を構成する複
    数の誤り訂正符号化を行い第2の2次元配列を生成する
    符号化手段と、 前記凹凸領域に隣接する部分には前記誤り訂正符号化の
    少なくとも1つで生成されたパリティーが記録されるよ
    うに、第2の2次元配列のデータの順序を入れ替えて、
    データの変調を行う変調手段と、 該変調されたデータを前記光ディスクに記録する記録手
    段と、を有することを特徴とする光ディスク記録装置。
  11. 【請求項11】 ディスク基板の凹凸により形成された
    凹凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等
    間隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自
    然数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディ
    スクであって、入力データに付加データが付加されるこ
    とで第1の2次元配列が配列され、該第1の2次元配列
    の斜め方向のデータ並びにより符号系列を構成する誤り
    訂正符号化を少なくとも含む複数の誤り訂正符号化が行
    われて、各行の長さがm(m:自然数)であり、a×m
    =b×n(a,b:自然数)を満たす第2の2次元配列
    とされて、その第2の2次元配列の各行のデータが順次
    送出されることで前記第2の次元配列のすべてのデータ
    が記録された光ディスクから、情報を再生する光ディス
    ク再生装置であって、 前記光ディスクを再生する再生手段と、 該再生手段で読み出されたデータを復調する復調手段
    と、 該復調手段により復調されたデータを前記第2の2次元
    配列に配列する配列手段と、 前記第2の2次元配列に配列されたデータに対して、前
    記複数の誤り訂正符号化の復号化処理を行う復号手段
    と、を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  12. 【請求項12】 ディスク基板の凹凸により形成された
    凹凸領域がトラックに沿って等間隔に配置され、その等
    間隔に配置された凹凸領域の間に所定単位数n(n;自
    然数)のデータを記録する記録領域が設けられた光ディ
    スクであって、入力データに付加データが付加されて第
    1の2次元配列が配列され、1つの誤り訂正符号化、ま
    たは、それぞれ互いに異なる方向のデータ並びにより符
    号系列を構成する複数の誤り訂正符号化が行われて第2
    の2次元配列が生成され、前記凹凸領域に隣接する部分
    には前記誤り訂正符号化の少なくとも1つで生成された
    パリティーが記録されるように、前記第2の2次元配列
    の各行のデータの入れ替えを行いながら、順次データが
    記録された光ディスクから、情報を再生する光ディスク
    再生装置であって、 前記光ディスクを再生する再生手段と、 該再生手段で読み出されたデータを復調する復調手段
    と、 該復調手段により復調されたデータを、前記パリティー
    の配置を入れ替えながら、順に前記第2の2次元配列に
    配列する配列手段と、 前記第2の2次元配列に配列されたデータに対して、前
    記誤り訂正符号化の復号化処理を行う復号手段と、を備
    えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
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