JP2001146860A - 取手の取付装置 - Google Patents

取手の取付装置

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JP2001146860A
JP2001146860A JP33234699A JP33234699A JP2001146860A JP 2001146860 A JP2001146860 A JP 2001146860A JP 33234699 A JP33234699 A JP 33234699A JP 33234699 A JP33234699 A JP 33234699A JP 2001146860 A JP2001146860 A JP 2001146860A
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JP
Japan
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mounting
handle
mounting member
long groove
leg
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JP33234699A
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English (en)
Inventor
Zenji Tsuchikawa
善司 土川
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単にしかも確実に取手を取付けることので
きる取手の取付装置を提供すること。 【解決手段】 被取付体Pの取付孔8に挿通されて先端
部が裏面側に突出する左右一対の取付脚2、2を備えた
取手1と、板状の取付部材6とからなり、前記取手1
は、取付脚2が被取付体Pの取付孔8に挿通されたとき
に被取付体Pの表面に当接する当接面5を備え、且つ取
付脚2は細径軸部3と該細径軸部3の先端に形成された
鍔部4とを備えており、前記取付部材6には、前記一対
の取付脚2、2の細径軸部3が夫々挿通される一対の長
溝7、7が取付部材6の一端縁に開口して形成されてお
り、各長溝7の幅は鍔部4の幅よりも小さくされ且つ長
溝7の先端開口縁から長溝奥端部に向かって取付部材6
の肉厚が順次厚くなるように取付部材6の一面に傾斜面
6aが形成されている構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下駄箱、タンスな
どの家具や建具などに用いられる取手の取付装置に関
し、特に、商品購入者が購入後に簡単に組立可能な簡易
組立家具における取手の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の構造の簡易組立家具が
市販されている。かかる簡易組立家具は、組立コスト、
流通コストを節約することができ、販売価格を大幅に節
約できる利点がある。例えば、下駄箱などでは、扉や引
き出しを有するものもあり、簡易組立家具においても購
入者が簡単な操作で取手の取付けを行える構造を提供す
るようにするという要望があるが、従来の多くの製品で
は、一定の強度を持たせつつも低価格化を図るために、
ねじ止めによる固定方法が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ねじ止めによ
る固定方法では、組立時にドライバーなどの工具が必要
となり、組立の簡便性の利点が少なくなるとともに、ね
じなどの紛失しやすいパーツを添付しておく必要も生じ
る。そこで、本発明は、上記従来課題を克服し、簡単に
しかも確実に取手を取付けることのできる取手の取付装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
は、被取付体Pの取付孔8に挿通されて先端部が裏面側
に突出する取付脚2を備えた取手1と、板状の取付部材
6とからなり、前記取手1は、取付脚2が被取付体Pの
取付孔8に挿通されたときに被取付体Pの表面に当接す
る当接面5を備え、且つ取付脚2は細径軸部3と該細径
軸部3の先端に形成された大径の鍔部4とを備えてお
り、前記取付部材6には、前記取付脚2の細径軸部3が
夫々挿通される長溝7が取付部材6の一端縁に開口して
形成されており、各長溝7の幅は鍔部4の幅よりも小さ
くされ且つ鍔部4が摺接する長溝7の周辺部分の肉厚が
長溝先端開口縁から長溝奥端部に向かって順次厚くなる
ように取付部材6の一面に傾斜面6aが形成されている
構造としたものである。
【0005】かかる本発明の取手の取付装置によれば、
取手1を取り付けるときは、被取付体Pの裏面に露出し
た取手の取付脚の細径軸部3に取付部材6の長溝7を挿
通して押し込むだけでよく、ねじ部材を用いる必要がな
いので非常に簡単かつ迅速に取手の取付作業を行うこと
が可能となる。
【0006】なお、取付部材の素材は、硬質材料であれ
ば合成樹脂でも、金属でもよい。
【0007】上記取付装置において、好ましくば前記長
溝7の奥端で取付脚2の細径軸部3に嵌合する小さな縊
れ部7aを長溝7に設けるのがよい。これにより、取付
部材を押し込んでいくと、細径軸部が長溝の奥端に到達
した瞬間に「カチッ」という感触があり、適切に取付が
完了したことが容易に把握できるとともに、取付後の使
用中に取付部材6が徐々に取り外し方向にずれるのも防
止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図4は、本発明の一実施
形態に係る取手の取付装置を示しており、該装置は、被
取付体Pの取付孔8に挿通されて先端部が裏面側に突出
する左右一対の取付脚2、2を備えた略コ字状の取手1
と、長方形で板状の取付部材6とから構成されている。
【0009】前記取手1は、取付脚2が被取付体Pの取
付孔8に挿通されたときに被取付体Pの表面に当接する
当接面5を備えている。また前記取付脚2は、先端部分
において細径軸部3と該細径軸部3の先端に形成された
大径の鍔部4とを備えている。
【0010】前記取付部材6には、前記取付脚2の細径
軸部3が夫々挿通される一対の長溝7、7が取付部材6
の一端縁に開口して形成されている。これら長溝7の幅
は上記細径軸部3の直径よりも大きく鍔部4の幅よりも
小さくされている。また前記長溝7の先端開口縁から長
溝奥端部に向かって取付部材6の肉厚がくさびのように
順次厚くなるように鍔部4の下面に接する取付部材6の
一面に傾斜面6aが形成されている。図に示した実施例
では前記傾斜面6aを設けた側で長溝7の周辺部に取付
脚2の鍔部4がはまりこむ凹嵌部6bが設けられている
が、この凹嵌部6bは省略してもよい。。
【0011】次に、上記取手の取付装置の使用方法につ
いて説明する。上記取付装置は、例えば簡易組立下駄箱
などの商品に添付され、取手1と取付部材6とが分解さ
れた状態で販売される。
【0012】商品購入者は、取手1を取付けるべき引き
出しや扉などの被取付体Pに、以下の手順によってワン
タッチで迅速かつ容易に取手1を取付けることができ
る。なお、被取付体Pには、取手2を取付けるための取
付孔8が、取手1の取付脚2に対応する位置に予め形成
されている。
【0013】まず、図2に示すように取手1の取付脚2
を、対応する取付孔8に押通してその先端部分、即ち細
径軸部3並びに鍔部4を裏面側に突出させる。そして取
付脚2の細径軸部3に、取付部材6の傾斜面6aを鍔部
8側に向けた状態で長溝7を細径軸部3に溝奥端まで押
し込む(図3参照)。これにより、くさび効果によって
取手1が被取付体Pに強く引きつけられて固く被取付体
Pに固定することができる。尚この場合、取付部材6の
長溝方向の幅を長くして長溝7を長くし、同時に傾斜面
7aを長くて緩やかな傾斜面にすることにより、被取付
体Pの厚みに若干の変動があった場合でも、取付部材6
の押し込み量を調整することによってがたつき無く取手
1を取付けることができる。また、取付部材6を押し込
んでも、まだがたつきが残るような場合は、取付部材6
と被取付体Pとの間に適当な厚みのワッシャを介在させ
るようにすればよい。
【0014】尚、図1に示すように、長溝7の奥部で取
付脚2の細径軸部3に嵌合する小さな縊れ部7aを長溝
7に設けるのがよい。これにより、取付部材を押し込ん
でいくと、細径軸部3が長溝7の奥端に到達した瞬間に
「カチッ」という感触があり、適切に取付が完了したこ
とが容易に把握できるとともに、取付後の使用中に取付
部材6が徐々に取り外し方向にずれるのも防止すること
ができる。
【0015】また、図4に示すように、取付部材6の傾
斜面6aを設けた反対側の面に弾力的に突出するバネ片
6cを設けておくのがよい。これによりスプリング効果
によて取付部材6のガタツキを未然に防止することがで
きる。尚このバネ片5cに代えて小さな突起であっても
よい。
【0016】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではない。例えば上記実施例では傾斜面6aを
取付部材6の一面の一部分に設けたが一面全域に形成し
てもよい。また取手1の自然回動を防止するために取付
脚2の周面に軸方向に沿った多数の凸条を設けて被取付
体Pの取付孔8の内周面に噛み込むようにしてもよい。
その他本発明ではその構成要件を備え、かつ本発明の目
的を達成し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改
変して実施することができるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ネジ止め等の煩雑な操
作を行うことなく、取付部材を押し込むだけの極めて簡
単な操作で取手を被取付体に取付けることができると共
に、取付部材が単純な部材であるから低コストで提供で
きる、といった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取手の取付装置の一実施形態を示
す分解斜視図である。
【図2】同取付装置の使用説明図であって、取付部材の
押し込み前の断面図である。
【図3】同取付装置の使用説明図であって、取付部材を
押し込んだ後(取付完了状態)の断面図である。
【図4】取付部材の他の実施例を示す裏面からみた斜視
図である。
【符号の説明】
1 取手 2 取付脚 3 細径軸部 4 鍔部 5 当接面 6 取付部材 6a 傾斜面 7 長溝 8 取付孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体(P)の取付孔(8)に挿通されて先
    端部が裏面側に突出する取付脚(2)を備えた取手(1)と、
    板状の取付部材(6)とからなり、 前記取手(1)は、取付脚(2)が被取付体(P)の取付孔(8)に
    挿通されたときに被取付体(P)の表面に当接する当接面
    (5)を備え、且つ取付脚(2)は細径軸部(3)と該細径軸部
    (3)の先端に形成された大径の鍔部(4)とを備え、 前記取付部材(6)には、前記取付脚(2)の細径軸部(3)が
    挿通される長溝(7)が取付部材(6)の一端縁に開口して形
    成されており、各長溝(7)の幅は鍔部(4)の幅よりも小さ
    くされ且つ鍔部(4)が摺接する長溝(7)の少なくとも周辺
    部分の肉厚が長溝先端開口縁から長溝奥端部に向かって
    順次厚くなるように取付部材(6)の一面に傾斜面(6a)が
    形成されている取手の取付装置。
JP33234699A 1999-11-24 1999-11-24 取手の取付装置 Pending JP2001146860A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101418649A (zh) * 2007-10-25 2009-04-29 伊莱克斯公司 一种把手组件
CN106996216A (zh) * 2017-05-25 2017-08-01 广东贝克洛幕墙门窗系统有限公司 一种拨叉执手的固定装置及其安装方法
KR102284753B1 (ko) * 2021-05-31 2021-08-02 곽영준 사물함용 잠금장치 고정구조

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