JP2001146197A - 小型船舶 - Google Patents

小型船舶

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JP2001146197A
JP2001146197A JP32946199A JP32946199A JP2001146197A JP 2001146197 A JP2001146197 A JP 2001146197A JP 32946199 A JP32946199 A JP 32946199A JP 32946199 A JP32946199 A JP 32946199A JP 2001146197 A JP2001146197 A JP 2001146197A
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祥次 後閑
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
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    • B63H21/00Use of propulsion power plant or units on vessels
    • B63H21/12Use of propulsion power plant or units on vessels the vessels being motor-driven
    • B63H21/14Use of propulsion power plant or units on vessels the vessels being motor-driven relating to internal-combustion engines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
    • B63B34/10Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過給効果を十分に得ることのできる小型船舶
を提供する。 【解決手段】 排気マニホルド60を有するエンジン2
0を、そのクランクシャフトが船体の前後方向に沿うよ
うに配置し、排気マニホルド60の後方直近かつエンジ
ンの後方直近に、排気マニホルドからの排気で回転駆動
される排気ターボチャージャ70を設ける。排気ターボ
チャージャはタービンとコンプレッサとを連結している
軸が、船体の左右方向に向くように配置し、タービンを
排気マニホルド側に、コンプレッサをエンジンの吸気口
側に配置する。コンプレッサの側方にインタークーラー
50を並設し、インタークーラーはインテークチャンバ
の下方に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶、主とし
て鞍乗り型の小型船舶に関するものである。より詳しく
は、ターボチャージャ(過給機)を備えた小型船舶に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ターボチャージャを備えた小型船
舶としては、図7に示すようなものが知られている(実
開昭59−119926号公報)。この小型船舶は、ジ
ェット推進機1で発生する圧力水の一部を冷却水Aとし
てエンジン2に供給する小型船舶であり、ジェット推進
機1からエンジン2に供給される冷却水Aにより回転す
るタービン3aと、エンジンの吸気通路内でタービン3
aにより回転するコンプレッサ3bとからなるターボチ
ャージャ3を備えている。なお、図中4は排気マニホル
ド、5はマフラ、6は排気サイレンサ、7は排気チャン
バ、8は船体外への排気出口である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の小型船舶に
おけるターボチャージャ3は、ジェット推進機1からエ
ンジン2に向かう冷却水Aで駆動される構造となってい
るので、過給効果が十分には得られないおそれがある。
本発明の目的は、以上のような問題を解決し、過給効果
を十分に得ることのできる小型船舶を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の小型船舶は、排気マニホルドを有する
エンジンを、そのクランクシャフトが船体の前後方向に
沿うように配置し、前記排気マニホルドの後方に、この
排気マニホルドからの排気で回転駆動される排気ターボ
チャージャを設けたことを特徴とする。請求項2記載の
小型船舶は、請求項1記載の小型船舶において、前記排
気ターボチャージャから出て船体外へ排出される排気の
その排気出口がターボチャージャよりも後方に配置され
ていることを特徴とする。請求項3記載の小型船舶は、
請求項1または2記載の小型船舶において、前記排気タ
ーボチャージャは前記排気マニホルドの後方直近に設け
られていることを特徴とする。請求項4記載の小型船舶
は、請求項1,2,または3記載の小型船舶において、
前記排気ターボチャージャは、エンジンの後方直近に配
置されていることを特徴とする。請求項5記載の小型船
舶は、請求項4記載の小型船舶において、前記排気ター
ボチャージャは、そのタービンとコンプレッサとを連結
している軸が、船体の左右方向に向くように配置されて
おり、タービンが前記排気マニホルド側に、コンプレッ
サが前記エンジンの吸気口側に配置されていることを特
徴とする。請求項6記載の小型船舶は、請求項5記載の
小型船舶において、前記排気ターボチャージャには、そ
のコンプレッサにインタークーラーが接続されており、
このインタークーラーは、コンプレッサの側方に並設さ
れていることを特徴とする。請求項7記載の小型船舶
は、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の小型船舶
において、前記排気ターボチャージャには、そのコンプ
レッサにインタークーラーが接続されており、このイン
タークーラーは、これに続く、前記エンジンの側方に設
けられたインテークチャンバの下方に配置されているこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用効果】請求項1記載の小型船舶によれば、エンジ
ンの排気マニホルドの後方に、この排気マニホルドから
の排気で回転駆動される排気ターボチャージャが設けら
れているので、十分な過給効果を得ることが可能とな
る。そして、エンジンは、そのクランクシャフトが船体
の前後方向に沿うように配置してあるとともに、その排
気マニホルドの後方に前記排気ターボチャージャを設け
てあるので、船舶の重量バランスを大きく損なうことな
くターボチャージャを設けることが可能となる。すなわ
ち、排気ターボチャージャを設けつつ船舶の重量バラン
スを保つことができるという効果が得られる。請求項2
記載の小型船舶によれば、請求項1記載の小型船舶にお
いて、前記ターボチャージャから出て船体外へ排出され
る排気のその排気出口がターボチャージャよりも後方に
配置されているので、排気管等、排気系部材の引き回し
ないし配置を容易に行うことができることとなる。例え
ば、仮に、上述した従来の小型船舶(図7)において、
排気ターボチャージャを排気マニホルド4の後方に配置
したとすると、排気出口8が船体前部に設けられている
ので、ターボチャージャからの排気管の引き回しが煩雑
となってしまう。また仮に、排気ターボチャージャを排
気マニホルド4の前方に配置したとすると、ターボチャ
ージャからの排気管の引き回しは容易になると思われる
が、この場合には、船舶の重量バランスが大きく損なわ
れてしまうおそれがある。これに対し、この請求項2記
載の小型船舶によれば、請求項1記載の小型船舶におい
て、前記ターボチャージャから出て船体外へ排出される
排気のその排気出口がターボチャージャよりも後方に配
置されているので、排気管等、排気系部材の引き回しな
いし配置を容易に行うことができるとともに、船舶の重
量バランスを大きく損なうこともなくなる。請求項3記
載の小型船舶によれば、請求項1または2記載の小型船
舶において、前記排気ターボチャージャは前記排気マニ
ホルドの後方直近に設けられているので、排気ターボチ
ャージャが効率よく駆動され、結果として、より一層十
分な過給効果を得ることが可能となる。しかも、排気タ
ーボチャージャが排気マニホルドの後方直近に設けられ
ていることで、重量バランスが良好に保たれ(重量の集
中化が図られ)、ターボチャージャが設けられているに
もかかわらず船体の操縦性が損なわれるということもな
くなる。請求項4記載の小型船舶によれば、請求項1,
2,または3記載の小型船舶において、前記ターボチャ
ージャは、エンジンの後方直近に配置されているので、
重量バランスが良好に保たれ(重量の集中化が図ら
れ)、ターボチャージャが設けられているにもかかわら
ず船体の操縦性が損なわれるということがなくなる。請
求項5記載の小型船舶によれば、請求項4記載の小型船
舶において、前記排気ターボチャージャは、そのタービ
ンとコンプレッサとを連結している軸が、船体の左右方
向に向くように配置されているので、ターボチャージャ
をエンジンのより近くに配置さすることが可能となる。
したがって、重量バランスを一層良好に保つ(重量の集
中化を図る)ことが可能となり、結果として、ターボチ
ャージャが設けられているにもかかわらず船体の操縦性
を良好に保つことが可能となる。しかも、ターボチャー
ジャは、そのタービンが前記排気マニホルド側に、コン
プレッサが前記エンジンの吸気口側に配置されているの
で、ターボチャージャとエンジンとの接続を容易に行う
ことが可能となる。請求項6記載の小型船舶によれば、
請求項5記載の小型船舶において、前記排気ターボチャ
ージャには、そのコンプレッサにインタークーラーが接
続されているので、過給効率が向上する。しかも、この
インタークーラーは、コンプレッサの側方に並設されて
いるので、重量バランスを良好に保つ(重量の集中化を
図る)ことが可能となり、結果として、ターボチャージ
ャおよびインタークーラーが設けられているにもかかわ
らず船体の操縦性を良好に保つことが可能となる。請求
項7記載の小型船舶によれば、請求項1〜6のうちいず
れか一項に記載の小型船舶において、前記ターボチャー
ジャには、そのコンプレッサにインタークーラーが接続
されているので、過給効率が向上する。しかも、このイ
ンタークーラーは、これに続く、前記エンジンの側方に
設けられたインテークチャンバの下方に配置されている
ので、万が一ターボチャージャに水が侵入したとして
も、この水がエンジン本体に入りにくくなる。したがっ
て、エンジン本体が破損しにくくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る小型船
舶の一実施の形態を示す部分省略概略側面図、図2は同
じく平面図、図3は同じく背面図(図1におけるIII
矢視図)である。
【0007】これらの図(主として図1)に示すよう
に、この実施の形態の小型船舶10は、鞍乗り型小型船
艇であり、船体11上のシート12に乗員が座り、スロ
ットルレバー付きの操舵ハンドル13を握って操行可能
である。船体11は、ロアハルパネル14とアッパーハ
ルパネル15とを接合して内部に空間16を形成した浮
体構造となっている。空間16内において、ロアハルパ
ネル14上には、エンジン20が搭載され、このエンジ
ン20で駆動される推進手段としてのジェットポンプ3
0がロアハルパネル14後部に設けられている。
【0008】ジェットポンプ30は、船底に開口した取
水口16aから船体後端に開口した噴流口31およびノ
ズル32に至る流路33と、この流路33内に配置され
たインペラ34とを有しており、インペラ34のシャフ
ト35がエンジン20の出力軸21に連結されている。
したがって、エンジン20によりインペラ34が回転駆
動されると、取水口16aから取り入れられた水が噴流
口31からノズル32を経て噴出され、これによって船
体11が推進される。エンジン20の駆動回転数、すな
わちジェットポンプ30による推進力は、前記操作ハン
ドル13のスロットルレバー13a(図2参照)の回動
操作によって操作される。ノズル32は、図示しない操
作ワイヤーで操作ハンドル13と連係されていて、ハン
ドル13の操作で回動操作され、これによって進路を変
更することができる。
【0009】図4はエンジン20の概略側面図、図5は
斜め後方から見た概略斜視図、図6は図5とは反対側の
斜め後方から見た概略斜視図である。このエンジン20
はDOHC型で直列4気筒の4サイクルエンジンであ
り、図1に示すように、そのクランクシャフト(出力軸
21参照)が船体11の前後方向に沿うように配置され
ている。図1〜図6に示すように、エンジン20には排
気マニホルド60が設けられている。
【0010】排気マニホルド60はシリンダブロック2
2の側方に設けられており、図4に明示するように、シ
リンダブロック22の第1排気口23aに接続された第
1排気管61と、第2排気口23bに接続された第2排
気管62と、第3排気口23cに接続された第3排気管
63と、第4排気口23dに接続された第4排気管64
とを有している。第2排気管62および第3排気管63
は、第2排気口23b、第3排気口23cから上方後方
に湾曲しつつ伸びて合流し(合流部を符号63aで示
す)、後方に伸びる合流管62aを形成している。一
方、第1排気管61は、第1排気口23aから下方後方
に湾曲しつつ伸びているとともに、第4排気管64は、
前記第3排気管63の上方(図4において紙面と直交す
る手前側)を乗り越えるようにして一旦前方に湾曲し、
さらに下方後方に湾曲して第1排気管61と合流し(合
流部を符号64aで示す)、後方に伸びる合流管65を
形成している。そして、この合流管65と前記合流管6
2aとが合流部66で合流し、その合流部66の下流側
に排気マニホルド60全体の排気口67が形成されてい
る。
【0011】このような排気マニホルド60の後方に、
この排気マニホルド60からの排気で回転駆動される排
気ターボチャージャ70が設けられている。この排気タ
ーボチャージャ70は、図3に示すように、タービン7
1とコンプレッサ72と、これらを連結している軸73
と、ケーシング74とを備えている。この排気ターボチ
ャージャ70は、その軸73が、船体11の左右方向に
向くように配置されており、タービン71が排気マニホ
ルド60側に、コンプレッサ72がエンジン20の吸気
口24側に配置されている。図4、図5に示すように、
ケーシング74のタービン部74Tには、排気マニホル
ド60の上記排気口67に接続される接続部(排気受入
口)74T1と、タービン71を回した後の排気が排出
される排出口74T2とが形成されている。排出口74
T2には、図1,図2に示すように、順次第1排気管8
0、マフラ81、および第2排気管82が接続され、第
2排気管82の排気出口83(図2参照)が船体11後
部のジェットポンプ30近くで船体11外に開口してお
り(図3参照)、この排気出口83から、最終的に船外
への排気がなされるようになっている。すなわち、前記
排気ターボチャージャ70から出て船体11外へ排出さ
れる排気のその排気出口83は、ターボチャージャ70
よりも後方に配置されている。
【0012】図4,図5から明らかなように、排気ター
ボチャージャ70は排気マニホルド60の後方直近に設
けられており、また、エンジン20の後方直近に配置さ
れている。
【0013】図2,図3,図6に示すように、排気ター
ボチャージャ70には、そのコンプレッサ72(ケーシ
ング74のコンプレッサ部74C)に配管75を介して
インタークーラー50が接続されている。このインター
クーラー50は、コンプレッサ72の側方に並設されて
いる。図6に示すように、インタークーラー50には、
さらに配管53を介して、エンジン20の側方に設けら
れたインテークチャンバ52が接続され、このインテー
クチャンバ52は、エンジン20の吸気口24(図3参
照)に接続されている。インタークーラー50は、イン
テークチャンバ52の下方に配置されている。なお、図
6において、54はインタークーラー50に接続された
冷却水ホースである。また、図3において、40はブリ
ーザ出口41を有するヘッドカバーであり、そのブリー
ザ出口41はブリーザ管42を介してインタークーラー
50に接続されている。
【0014】以上のような小型船舶によれば、次のよう
な作用効果が得られる。 (a)エンジン20の排気マニホルド60の後方に、こ
の排気マニホルド60からの排気で回転駆動される排気
ターボチャージャ70が設けられているので、十分な過
給効果を得ることが可能となる。そして、エンジン20
は、そのクランクシャフト(21)が船体11の前後方
向に沿うように配置してあるとともに、その排気マニホ
ルド60の後方に排気ターボチャージャ70を設けてあ
るので、船舶10の重量バランスを大きく損なうことな
くターボチャージャ70を設けることが可能となる。す
なわち、排気ターボチャージャ70を設けつつ船舶10
の重量バランスを保つことができるという効果が得られ
る。 (b)ターボチャージャ70から出て船体11外へ排出
される排気のその排気出口83がターボチャージャ70
よりも後方に配置されているので、排気管等、排気系部
材(この実施の形態では第1排気管80,マフラ81,
第2排気管82)の引き回しないし配置を容易に行うこ
とができる。例えば、仮に、上述した従来の小型船舶
(図7)において、排気ターボチャージャを排気マニホ
ルド4の後方に配置したとすると、排気出口8が船体前
部に設けられているので、ターボチャージャからの排気
管の引き回しが煩雑となってしまう。また仮に、排気タ
ーボチャージャを排気マニホルド4の前方に配置したと
すると、ターボチャージャからの排気管の引き回しは容
易になると思われるが、この場合には、船舶の重量バラ
ンスが大きく損なわれてしまうおそれがある。これに対
し、この実施の形態の小型船舶10によれば、ターボチ
ャージャ70から出て船体11外へ排出される排気のそ
の排気出口83がターボチャージャ70よりも後方に配
置されているので、排気管等、排気系部材の引き回しな
いし配置を容易に行うことができるとともに、船舶10
の重量バランスを大きく損なうこともなくなる。 (c)排気ターボチャージャ70は排気マニホルド60
の後方直近に設けられているので、排気ターボチャージ
ャ70が効率よく駆動され、結果として、より一層十分
な過給効果を得ることが可能となる。しかも、排気ター
ボチャージャ70が排気マニホルド60の後方直近に設
けられていることで、重量バランスが良好に保たれ(重
量の集中化が図られ)、ターボチャージャ70が設けら
れているにもかかわらず船体の操縦性が損なわれるとい
うこともなくなる。 (d)ターボチャージャ70は、エンジン20の後方直
近に配置されているので、重量バランスが良好に保たれ
(重量の集中化が図られ)、ターボチャージャ70が設
けられているにもかかわらず船体11の操縦性が損なわ
れるということがなくなる。 (e)排気ターボチャージャ70は、そのタービン71
とコンプレッサ72とを連結している軸73が、船体1
1の左右方向に向くように配置されているので、ターボ
チャージャ70をエンジン20のより近くに配置さする
ことが可能となる。したがって、重量バランスを一層良
好に保つ(重量の集中化を図る)ことが可能となり、結
果として、ターボチャージャ70が設けられているにも
かかわらず船体の操縦性を良好に保つことが可能とな
る。しかも、ターボチャージャ70は、そのタービン7
1が排気マニホルド60側に、コンプレッサ72がエン
ジン20の吸気口24側に配置されているので、ターボ
チャージャ70とエンジン20との接続を容易に行うこ
とが可能となる。具体的には、排気マニホルド60と排
気ターボチャージャ70との接続、排気ターボチャージ
ャ70とインタークーラー50およびインテークチャン
バ52との接続が容易になる。 (f)排気ターボチャージャ70には、そのコンプレッ
サにインタークーラー50が接続されているので、過給
効率が向上する。しかも、このインタークーラー50
は、コンプレッサ72の側方に並設されているので、重
量バランスを良好に保つ(重量の集中化を図る)ことが
可能となり、結果として、ターボチャージャ70および
インタークーラー50が設けられているにもかかわらず
船体11の操縦性を良好に保つことが可能となる。 (g)インタークーラー50は、これに続く、エンジン
の側方に設けられたインテークチャンバ52の下方に配
置されているので、万が一ターボチャージャ70に水が
侵入したとしても、この水がエンジン20の本体に入り
にくくなる。したがって、エンジン本体が破損しにくく
なる。
【0015】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能で
ある。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型船舶の一実施の形態を示す部
分省略概略側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく部分省略背面図(図1におけるIII矢
視図)。
【図4】エンジン20の概略側面図。
【図5】斜め後方から見たエンジンの概略斜視図。
【図6】図5とは反対側の斜め後方から見たエンジンの
概略斜視図。
【図7】(a)(b)は従来技術の説明図。
【符号の説明】
10 小型船舶 11 船体 20 エンジン 21 クランクシャフト 24 吸気口側 50 インタークーラー 52 インテークチャンバ 60 排気マニホルド 70 排気ターボチャージャ 71 タービン 72 コンプレッサ 73 軸 83 排気出口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気マニホルドを有するエンジンを、そ
    のクランクシャフトが船体の前後方向に沿うように配置
    し、前記排気マニホルドの後方に、この排気マニホルド
    からの排気で回転駆動される排気ターボチャージャを設
    けたことを特徴とする小型船舶。
  2. 【請求項2】 前記排気ターボチャージャから出て船体
    外へ排出される排気のその排気出口がターボチャージャ
    よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1
    記載の小型船舶。
  3. 【請求項3】 前記排気ターボチャージャは前記排気マ
    ニホルドの後方直近に設けられていることを特徴とする
    請求項1または2記載の小型船舶。
  4. 【請求項4】 前記排気ターボチャージャは、エンジン
    の後方直近に配置されていることを特徴とする請求項
    1,2,または3記載の小型船舶。
  5. 【請求項5】 前記排気ターボチャージャは、そのター
    ビンとコンプレッサとを連結している軸が、船体の左右
    方向に向くように配置されており、タービンが前記排気
    マニホルド側に、コンプレッサが前記エンジンの吸気口
    側に配置されていることを特徴とする請求項4記載の小
    型船舶。
  6. 【請求項6】 前記排気ターボチャージャには、そのコ
    ンプレッサにインタークーラーが接続されており、この
    インタークーラーは、コンプレッサの側方に並設されて
    いることを特徴とする請求項5記載の小型船舶。
  7. 【請求項7】 前記排気ターボチャージャには、そのコ
    ンプレッサにインタークーラーが接続されており、この
    インタークーラーは、これに続く、前記エンジンの側方
    に設けられたインテークチャンバの下方に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に
    記載の小型船舶。
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