JP2001145985A - ストレッチシュリンクラベル用積層フィルム及びストレッチシュリンクラベル - Google Patents

ストレッチシュリンクラベル用積層フィルム及びストレッチシュリンクラベル

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英明 梅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐ブロッキング性に優れ、しかも熱収縮後に
も高い復元性を保持するストレッチシュリンクラベル用
のフィルムを得る。 【解決手段】 ストレッチシュリンクラベル用積層フィ
ルムは、密度0.880〜0.907g/cm3、ビカ
ット軟化点58〜88℃の線状低密度ポリエチレンから
なる芯層と、該芯層の両側に積層された密度0.910
〜0.925g/cm3、ビカット軟化点90〜115
℃の線状低密度ポリエチレンからなる外層とで構成され
ているとともに、前記芯層の厚みが全体の厚みの70〜
95%であり、且つ延伸処理が施されている。この積層
フィルムにおいて、80℃の温水中に10秒間浸漬した
後の一方向Xにおける熱収縮率は25%以上であっても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック製容
器、ガラス製容器、金属製容器等の容器などに、自己伸
縮性によって装着でき、且つ熱によって収縮するストレ
ッチシュリンクラベルのベースフィルムとして有用な積
層フィルムと、該積層フィルムをベースフィルムとする
ストレッチシュリンクラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレンテレフタレート製容
器(いわゆるPETボトル)等の容器などに装着される
ラベルとして、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリ塩化ビニル等の延伸フィルムを筒状に形成し
たシュリンクラベルが知られている。このシュリンクラ
ベルは、被装着物に外嵌し、且つ熱収縮させることによ
り被装着物に装着することができる。
【0003】また、容器などに装着されるラベルとし
て、弾性力を有するフィルムを筒状に形成し、外力が加
えられることにより伸張し、且つ該外力が解除されるこ
とによりほぼ元の形状に縮径するストレッチラベルも知
られている。このストレッチラベルは、それを径大とな
るように伸張させて被装着物に外嵌した後、外力を解除
すると、弾性力によって縮径することにより被装着物に
装着される。
【0004】上記シュリンクラベルは、被装着物の形状
にかかわらず被装着物の形状に沿って密着するので装着
仕上がりがよいという利点はあるが、その一方で、保
管、運搬時等の温度が高くなると自然収縮が起こるの
で、温度管理に留意する必要があるという欠点を有す
る。また、シュリンクラベルを炭酸飲料入り容器に熱収
縮により装着した場合には、開栓後の容器の微妙な変形
によってラベルの装着位置がずれることがある。
【0005】一方、上記ストレッチラベルは、装着後に
被装着物が微妙に変形した場合であっても、弾性力によ
り縮径して被装着物に密着するので、ラベルのずれや皺
が生じにくいという利点があるが、自己伸縮性の限界か
ら、凹凸形状の被装着物や円筒状容器の肩部(等径差が
大きい部分)には密着性よく装着できないという欠点を
有する。
【0006】従って、両者の利点を併有するラベルが好
ましく、ストレッチシュリンクラベルという着想がなさ
れている(実開平7−41568号公報)。また、熱収
縮性と自己伸縮性を有するフィルムとして、特開平9−
254338号公報には、エチレン−酢酸ビニル共重合
体等からなる両表面層と、ビカット軟化点が60℃以下
のポリオレフィン系エラストマーを含む層と、ポリプロ
ピレン系樹脂からなる層との少なくとも4層構造のフィ
ルムが開示されている。しかし、従来のストレッチシュ
リンクフィルムは、食品や雑貨等の包装に使用され、縦
及び横の二軸に熱収縮するものであって、シュリンクラ
ベルやストレッチラベルのように筒状に形成して容器の
ラベルとして使用されるものではない。
【0007】一方、本発明者らは、メタロセン触媒を用
いて得られる線状低密度ポリエチレンフィルムに分子配
向を付与して、ストレッチ性とある程度のシュリンク性
を兼備させた容器用のストレッチシュリンクラベルを提
案している(特願平10−197779号)。しかし、
ストレッチシュリンクラベルのベースフィルムを前記メ
タロセン線状低密度ポリエチレンフィルムの単層で構成
した場合には、熱収縮後の復元性と耐ブロッキング性と
を両立できないという問題がある。すなわち、ある種の
メタロセン線状低密度ポリエチレンフィルムは、低温延
伸が可能であり、例えば80℃の加熱により高い収縮率
が得られ、しかも熱収縮後にも優れた復元性を示すもの
の、このもの単層では、常態で粘着性があり、フィルム
として巻き上げる場合にブロッキングが生じる。また、
別のメタロセン線状低密度ポリエチレンフィルムは、耐
ブロッキング性に優れるものの、単層では熱収縮後の復
元性が著しく劣る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、耐ブロッキング性に優れ、しかも熱収縮後にも
高い復元性を保持するストレッチシュリンクラベル用の
フィルム、及び該フィルムを用いたストレッチシュリン
クラベルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討した結果、ストレッチシュリン
クラベルのベースフィルムをそれぞれ特定の物性を有す
る線状低密度ポリエチレンからなる多層構造とすると、
熱収縮後の復元性と耐ブロッキング性とを両立できるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は、密度0.880〜
0.907g/cm3、ビカット軟化点58〜88℃の
線状低密度ポリエチレンからなる芯層と、該芯層の両側
に積層された密度0.910〜0.925g/cm3
ビカット軟化点90〜115℃の線状低密度ポリエチレ
ンからなる外層とで構成されているとともに、前記芯層
の厚みが全体の厚みの70〜95%であり、且つ延伸処
理が施されているストレッチシュリンクラベル用積層フ
ィルムを提供する。
【0011】本発明は、また、上記のストレッチシュリ
ンクラベル用積層フィルムをベースフィルムとし、該ベ
ースフィルムの少なくとも一方の面に印刷層が設けられ
たストレッチシュリンクラベルを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を必要
に応じて図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発
明のストレッチシュリンクラベルの一例を示す概略断面
図であり、図2は図1のストレッチシュリンクラベルを
被装着物(容器)に装着する際の状態を示す斜視図であ
る。
【0013】このストレッチシュリンクラベル1は、ベ
ースフィルム2と、ベースフィルム2の一方の面に設け
られた印刷層3とで構成されており、前記ベースフィル
ム2は外層5/芯層4/外層5の3層構造を有してい
る。このベースフィルム2は、本発明のストレッチシュ
リンクラベル用積層フィルムに該当する。
【0014】芯層4は、密度0.880〜0.907g
/cm3、ビカット軟化点58〜88℃の線状低密度ポ
リエチレン(以下、「LLDPE」と略称することがあ
る)により形成されており、外層5,5は、密度0.9
10〜0.925g/cm3、ビカット軟化点90〜1
15℃の線状低密度ポリエチレン(LLDPE)で形成
されている。
【0015】LLDPEはエチレンと少量のα−オレフ
ィンとの共重合体であり、前記α−オレフィンとして、
例えば、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−
ペンテン、1−オクテンなどの炭素数4〜8程度のα−
オレフィンが使用される。LLDPEには、チグラー触
媒を用いて得られるポリマー、メタロセン触媒を用いて
得られるポリマーなどがあり、本発明では、何れの方法
で得られるものも使用できるが、メタロセン触媒を用い
て得られるポリマー(メタロセンLLDPE)がより好
ましい。
【0016】前記メタロセン触媒は、通常、メタロセン
系遷移金属化合物(チタン、ジルコニウム又はハフニウ
ムと、シクロペンタジエニル、インデニル、テトラヒド
ロインデニル、フルオニルなどの配位子とからなる金属
錯体)と、有機アルミニウム化合物(例えば、トリエチ
ルアルミニウムなどのアルキルアルミニウム、メチルア
ルモキサンなどの鎖状又は環状アルモキサンなど)又は
ホウ素化合物とで構成される。この触媒は、シリカゲ
ル、ゼオライト、ケイソウ土などの担体に担持して使用
してもよい。
【0017】特に好ましいメタロセンLLDPEには、
メタロセン触媒のなかでも活性点が均一なシングルサイ
ト系メタロセン触媒を用いて得られるLLDPEが含ま
れる。このようなポリエチレンは、例えば、特開平9−
297539号公報に記載の方法により製造できる。
【0018】LLDPEの密度及びビカット軟化点は、
コモノマーであるα−オレフィンの種類や量、重合触媒
の種類や量、重合温度や圧力などの重合条件等を適宜選
択することにより調整できる。
【0019】芯層4を構成するLLDPEの密度が0.
880g/cm3より低い場合にはベースフィルムの熱
収縮性が低下し、0.907g/cm3より高い場合に
は復元性が低下する。また、芯層4として線状の低密度
ポリエチレンではなく、通常の低密度ポリエチレン(L
DPE)フィルムで形成する場合には、収縮率が低い
上、延伸処理時に破断することがある。
【0020】一方、外層5,5を構成するLLDPEの
密度が0.910g/cm3より低い場合には粘着性が
ありブロッキングを起こしやすく、ベースフィルムを巻
き取りフィルムとしたときの実際上の取扱いに支障を来
す。また、0.925g/cm3を超える場合には、熱
収縮性及び復元性が低下すると共に、延展追随性に劣
り、延伸処理時にヘーズが悪化したりフィルムが破断し
たりする。
【0021】芯層4、外層5,5には、熱収縮性、復元
性(伸縮性)、耐ブロッキング性などを損なわない範囲
で、それぞれ、前記LLDPE以外のポリマーを少量含
んでいてもよい。芯層4の厚みは、例えば20〜120
μm程度、好ましくは30〜90μm程度である。ま
た、外層5,5の厚みは、それぞれ、例えば2〜20μ
m程度、好ましくは5〜15μm程度である。ベースフ
ィルム2全体の厚みは、例えば30〜150μm程度で
ある。
【0022】本発明の積層フィルムにおいて、芯層4の
厚みは、ベースフィルム2全体の厚みの70〜95%で
あり、好ましくは80〜90%程度である。芯層4の厚
みがベースフィルム2全体の70%未満の場合には、熱
収縮率が低下すると共に、熱収縮後の復元性が低下し、
ストレッチ機能が充分発現しなくなる。また、芯層4の
厚みがベースフィルム2全体の95%を超えると、外層
5,5の厚みが薄くなり、耐ブロッキング性が低下す
る。
【0023】前記外層5のうち印刷層3側の表面には、
印刷性を向上させるため、コロナ放電処理、プラズマ処
理などの慣用の表面処理を施してもよい。また、芯層
4、外層5,5には、必要に応じて、滑剤、充填剤、熱
安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃
剤、着色剤、耐ブロッキング剤などの各種添加剤を添加
してもよい。
【0024】なお、前記芯層4及び外層5,5はそれぞ
れ複数の層で構成することもできる。また、芯層4と外
層5,5との間に、剛性、熱収縮性、復元性等を損なわ
ない範囲で他の樹脂層を設けてもよい。
【0025】ベースフィルム2は、積層フィルムを製造
する際に用いられる慣用の方法、例えば、共押出法など
により製造できる。例えば、図1に示されるベースフィ
ルム2は、芯層4を形成する樹脂を含む樹脂組成物と、
外層5,5を形成する樹脂を含む樹脂組成物とを、Tダ
イを備え、合流方式がフィードブロック2種3層型の押
出機を用いて、芯層4の厚みが全体の70〜95%とな
るように溶融押出しし、冷却ロールにより冷却した後、
延伸処理することにより得ることができる。なお、Tダ
イに代えて環状ダイを用いることもできる。
【0026】延伸は、テンター方式、チューブ方式の何
れの方式で行うこともできる。延伸処理は、通常60〜
90℃、好ましくは70〜85℃程度の温度で、幅方向
(横方向;TD方向)に2.5〜5.0倍、好ましくは
3.0〜4.0倍程度延伸することにより行われる。延
伸は一軸延伸が好ましいが、必要に応じて、長さ方向
(縦方向;MD方向)に延伸処理を施してもよい。こう
して得られるベースフィルム2は、幅方向(延伸処理を
施した方向)に熱収縮性を示すとともに、自己伸縮性を
も有する。
【0027】本発明では、ベースフィルム2の芯層4が
柔軟性の極めて高いLLPDEにより形成されているた
め、低温収縮性が付与され、低温度(例えば、90℃以
下)で例えば3倍以上の延伸が可能となるだけでなく、
収縮後にも弾性(復元性)が保持される。
【0028】例えば、前記ベースフィルム2を80℃の
温水中に10秒間浸漬した後の一方向X(延伸処理を施
した方向;前記の場合は幅方向)における熱収縮率(以
下、「熱収縮率A」という場合がある)は、例えば25
%以上(25〜50%程度)となる。また、ベースフィ
ルム2を前記方向Xに1.25倍伸長させた状態で3秒
間保持した後の復元率(以下、「復元率A」という場合
がある)は、例えば5.0%以下(0〜5.0%)であ
り、前記ベースフィルム2を80℃の温水中に10秒間
浸漬した後、前記方向Xに1.25倍伸長させた状態で
3秒間保持した後の復元率(以下、「復元率B」という
場合がある)は、例えば7.0%以下(0〜7.0%)
である。このため、例えば湾曲面を有する容器にも簡易
にしかも密着性よく装着できるとともに、開栓後に容器
が微妙に変形しても、ラベルの装着位置がずれたりしな
い。
【0029】前記熱収縮率Aとは、ベースフィルム2を
80℃の温水中に10秒間浸漬した後の一方向Xにおけ
る収縮率を言い、下記式により求められる。 熱収縮率A(%)=[{(方向Xの元の長さ)−(方向
Xの浸漬後の長さ)}/(方向Xの元の長さ)]×10
【0030】また、前記復元率Aとは、ベースフィルム
2を一方向Xに元の長さの1.25倍に伸長させた状態
で3秒間保持した後、引張り力を解除した場合に復元す
る割合を言い、下記式により求められる。 復元率A(%)=[{(方向Xの引張り力解除後の長
さ)−(方向Xの元の長さ)}/(方向Xの元の長
さ)]×100
【0031】さらに、前記復元率Bとは、ベースフィル
ム2を80℃の温水中に10秒間浸漬した後、一方向X
に元の長さの1.25倍に伸長させた状態で3秒間保持
した後、引張り力を解除した場合に復元する割合を言
い、下記式により求められる。 復元率B(%)=[{(方向Xの引張り力解除後の長
さ)−(方向Xの浸漬後の長さ)}/(方向Xの浸漬後
の長さ)]×100
【0032】熱収縮率Aの値が大きいほど熱収縮性が高
いことを意味し、復元率A及びBの値が小さいほど復元
性に優れていることを意味する。前記熱収縮率A、復元
率A及び復元率Bは、芯層4や外層5,5を構成する樹
脂の種類、延伸倍率、温度等の延伸条件などを適宜選択
することにより調整できる。
【0033】また、本発明では、両外層5,5が特定範
囲の密度及びビカット軟化点を有するLLDPEにより
形成されているため、ブロッキングを防止できると共
に、延展追随性に優れ、延伸処理時に破断しない。さら
に、芯層4及び外層5,5が共に低密度の材料で構成さ
れており、水に浮くので、ラベルとして比重1以上の被
着体に装着した場合、該被着体の使用後、比重差を利用
することにより、該被着体(又はその粉砕物)と簡単に
分離できる。そのため、ラベル及び被着体のリサイクル
が容易となる。
【0034】本発明のストレッチシュリンクラベル1
は、上記のようにして得られたベースフィルム2の少な
くとも一方の面に、グラビア印刷等の慣用の印刷法によ
り所望の画像、文字を印刷して印刷層3を形成すること
により製造できる。なお、ベースフィルム2の反対側の
面には、損傷防止等のため、アクリル系樹脂などからな
るオーバーコート層を設けてもよい。そして、印刷層3
を形成した後、通常、所望の幅の長尺帯状に切断し、印
刷面を内側にして、ベースフィルム2のうち前記方向X
が周方向となり、ベースフィルム2の前記方向Xと直交
する方向Yが長さ方向となるように筒状に丸め、両端辺
を溶剤や熱融着等で接着した後、必要に応じて所望の長
さに切断することにより、筒状のストレッチシュリンク
ラベルとすることができる。
【0035】このようにして得られた筒状のストレッチ
シュリンクラベルを自動ラベル装着装置に供給し、必要
な長さに切断した後、該装置の拡径アームによってラベ
ルを径大となるように伸張させ、その状態で、通常内容
物を充填した被装着物6(例えば、PETボトルなどの
プラスチック製又はガラス製の瓶状容器など)であっ
て、その胴部がラベルの周囲よりも僅かに大きい容器に
外嵌した後、ラベル装着装置の拡径アームを抜き取り、
次いで、所定温度のスチームトンネル(例えば、70〜
100℃程度)や熱風トンネル(例えば、80〜150
℃程度)を通過させて熱収縮させることにより、該スト
レッチシュリンクラベル1を被装着物6に装着できる。
この際、被装着物に外嵌したラベルは熱収縮するので、
被装着物6の肩部の形状にも適合して密着する。また、
このラベルは自己収縮性を有するので、被装着物が僅か
に変形してもラベル自身が縮径し、装着位置はほとんど
ずれることがない。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてより詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例により限定される
ものではない。
【0037】実施例1 メタロセンLLDPE(商品名「ユメリット0540
F」、宇部興産(株)製、密度0.904g/cm3
ビカット軟化点81℃)(a1)と、メタロセンLLDP
E(商品名「ユメリット1540F」、宇部興産(株)
製、密度0.913g/cm3、ビカット軟化点97
℃)(b1)とを、合流方式がフィードブロック2種3層
型の押出機を用い、層構成が(b1)/(a1)/(b1)とな
り且つ芯層(a1)の厚みが全体の厚みの85%となるよ
うに、Tダイから温度190℃で共押出した。次いで約
85℃で幅方向(TD方向)に4倍テンター延伸し、そ
の後緊張状態で75℃の熱処理ゾーンで固定し、テンタ
ー外部に出して冷却し、コアに巻き取り、ベースフィル
ムを得た(厚み90μm)。このベースフィルムから1
0cm×10cm(幅方向(TD方向)の長さ×長さ方
向(MD方向)の長さ)の試験片を切り取り、この試験
片を80℃の温水中に10秒間浸した後、ベースフィル
ムのTD方向及びMD方向の長さを測定し、前記式によ
りTD方向及びMD方向の熱収縮率Aを求めた。また、
前記ベースフィルムから10cm×1cm(TD方向の
長さ×MD方向の長さ)の試験片を切り取り、常温下、
この試験片の両端辺をベースフィルムのTD方向に、長
さが1.25倍に伸長するように引っ張った状態で3秒
間保持した後、引張り力を解除してその長さを測定し、
前記式によって復元率Aを求めた。さらに、前記ベース
フィルムを80℃の温水中に10秒間浸した後、10c
m×1cm(TD方向の長さ×MD方向の長さ)の試験
片を切り取り、試験片の両端辺をベースフィルムのTD
方向に、長さが1.25倍に伸長するように引っ張った
状態で3秒間保持した後、引張り力を解除してその長さ
を測定し、前記式により復元率Bを求めた。以上の熱収
縮率A、復元率A及び復元率Bの測定結果を表1に示
す。前記で得られたベースフィルムの一方の表面に水性
インキを用いて8色からなるデザインのグラビア印刷を
施して印刷層を形成するとともに、他方の面に損傷防止
のためにアクリル系樹脂からなるオーバーコート層を形
成し、ロール状に巻回した。得られた印刷ロールを所定
の幅にスリットして複数個のロール状物とした後、各ロ
ール状物を巻き戻し、印刷層を内側にし、ベースフィル
ムのTD方向が周方向となるように筒状に丸めて両端部
を接着剤で接着し、長尺筒状のストレッチシュリンクラ
ベル連続体を得た。このストレッチシュリンクラベル連
続体を自動ラベル装着装置に供給し、各ラベルに切断し
た後、該装置の拡径アームによってラベルを径大となる
ように伸張させ、その状態で、内容物を充填したポリエ
チレンテレフタレート製の500ml容器に外嵌し、次
いでラベル装着装置の拡径アームを抜き取って容器に密
着させ、スチームトンネル(温度90℃)を通過させて
熱収縮させることにより、ラベルを容器に装着した。装
着性は良好であり、また装着仕上がりも美麗であった。
【0038】比較例1 メタロセンLLDPE(商品名「ユメリット1540
F」、宇部興産(株)製、密度0.913g/cm3
ビカット軟化点97℃)を、押出機を用い、Tダイから
押出し、次いで約85℃で幅方向(TD方向)に4倍テ
ンター延伸し、その後緊張状態で75℃の熱処理ゾーン
で固定し、テンター外部に出して冷却し、コアに巻き取
り、単層のベースフィルムを得た(厚み90μm)。こ
のベースフィルムのTD方向及びMD方向の熱収縮率
A、復元率A及び復元率Bを、実施例1と同様の方法に
より求めた。この結果を表1に示す。
【0039】比較例2 メタロセンLLDPE(商品名「ユメリット0540
F」、宇部興産(株)製、密度0.904g/cm3
ビカット軟化点81℃)を、押出機を用い、Tダイから
押出し、次いで約85℃で幅方向(TD方向)に4倍テ
ンター延伸し、その後緊張状態で75℃の熱処理ゾーン
で固定し、テンター外部に出して冷却し、コアに巻き取
り、単層のベースフィルムを得た(厚み90μm)。こ
のベースフィルムのTD方向及びMD方向の熱収縮率
A、復元率A及び復元率Bを、実施例1と同様の方法に
より求めた。この結果を表1に示す。
【0040】比較例3 芯層(a1)の厚みが全体の厚みの65%となるように共
押出しした点以外は、実施例1と同様にしてベースフィ
ルムを得た。このベースフィルムのTD方向及びMD方
向の熱収縮率A、復元率A及び復元率Bを、実施例1と
同様の方法により求めた。この結果を表1に示す。
【0041】評価試験 (ヘーズ)実施例及び比較例で得られた各ベースフィル
ムのヘーズを、JIS K 7105に準拠して測定し
た。結果を表1に示す。 (延伸加工性)実施例及び比較例に示す各条件でベース
フィルムの製膜を30分間行い、この時間中のフィルム
の破断状況を観察し、下記の基準で延伸加工性を評価し
た。結果を表1に示す。 ○:正常に製膜できた。 ×:破断が起きた。 (耐ブロッキング性)実施例及び比較例において製膜し
たベースフィルムから、50mm×50mmの大きさの
フィルムを6枚切り出し、これらのフィルムを重ね合わ
せ、全面に40kgの重りを置いて50℃の雰囲気中に
48時間放置した。重ねたフィルムを取り出し、フィル
ムを剥がしてブロッキングの有無を観察し、下記の基準
で耐ブロッキング性を評価した。結果を表1に示す。 ○:ブロッキングは無く、スムーズに剥がすことができ
た。 ×:ブロッキングが有り、剥がしにくかった。
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、芯層及び外層がそれぞ
れ特定の密度及びビカット軟化点を有する線状低密度ポ
リエチレンで形成され、且つ芯層の厚みの全体の厚みに
対する割合が特定の範囲にあるので、低温収縮性に優
れ、収縮後にも高い復元性(弾性)が維持されるととも
に、低温延伸時における延展追従性が良好で、破断しに
くく、透明性に優れ、しかも高い耐ブロッキング性を有
する。そのため、湾曲面を有する容器にも簡易に且つ密
着性よく装着できるとともに、ベースフィルムとして巻
き上げたり積み重ねたりする際にも取扱いに支障が生じ
ない。また、密度が小さく水に浮くので、ラベルとして
使用した後、ラベルと被着体とを比重差を利用すること
により簡単に分離できる。そのため、ラベル及び被着体
のリサイクルが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストレッチシュリンクラベルの一例を
示す概略断面図である。
【図2】図1のストレッチシュリンクラベルを被装着物
に装着する際の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ストレッチシュリンクラベル 2 ベースフィルム(ストレッチシュリンクラベル用積
層フィルム) 3 印刷層 4 芯層 5 外層 6 被装着物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29C 55/08 B29C 55/08 B29K 23:00 B29K 23:00 B29L 9:00 B29L 9:00 (72)発明者 大瀬 泰生 大阪市鶴見区今津北5丁目3番18号 株式 会社フジシール内 (72)発明者 竹内 俊明 三重県名張市八幡字口入野1300番3 株式 会社フジシール名張工場内 Fターム(参考) 3E067 AA21 AB99 BA24A BB15A BB18A BB25A CA01 CA02 EC28 EE02 FB06 GD05 3E086 AD16 AD17 BA04 BA15 BB67 4F100 AK63A AK63B AK63C BA03 BA06 BA10A BA10C BA16 BA26 EH17 EJ37 GB16 GB90 JA03 JA04A JA04B JA04C JA13A JA13B JA13C JK06 JK07 JL05 JL08A JL08B JL08C JN01 YY00A YY00B YY00C 4F210 AA08 AD08 AD20 AG01 AG03 QA02 QA05 QC03 QD13 QD33 QG01 QG15 QG18 QK01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度0.880〜0.907g/c
    3、ビカット軟化点58〜88℃の線状低密度ポリエ
    チレンからなる芯層と、該芯層の両側に積層された密度
    0.910〜0.925g/cm3、ビカット軟化点9
    0〜115℃の線状低密度ポリエチレンからなる外層と
    で構成されているとともに、前記芯層の厚みが全体の厚
    みの70〜95%であり、且つ延伸処理が施されている
    ストレッチシュリンクラベル用積層フィルム。
  2. 【請求項2】 80℃の温水中に10秒間浸漬した後の
    一方向Xにおける熱収縮率が25%以上である請求項1
    記載のストレッチシュリンクラベル用積層フィルム。
  3. 【請求項3】 一方向Xに1.25倍伸長させた状態で
    3秒間保持した後の復元率が5.0%以下であり、且つ
    80℃の温水中に10秒間浸漬した後、前記方向Xに
    1.25倍伸長させた状態で3秒間保持した後の復元率
    が7.0%以下である請求項1又は2記載のストレッチ
    シュリンクラベル用積層フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかの項に記載のスト
    レッチシュリンクラベル用積層フィルムをベースフィル
    ムとし、該ベースフィルムの少なくとも一方の面に印刷
    層が設けられたストレッチシュリンクラベル。
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