JP2001145674A - 下肢用体操補助具 - Google Patents

下肢用体操補助具

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JP2001145674A
JP2001145674A JP37455699A JP37455699A JP2001145674A JP 2001145674 A JP2001145674 A JP 2001145674A JP 37455699 A JP37455699 A JP 37455699A JP 37455699 A JP37455699 A JP 37455699A JP 2001145674 A JP2001145674 A JP 2001145674A
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plate
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knee
gymnastics
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JP37455699A
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Hisatake Hasegawa
久剛 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膝が曲がらないようにして、下肢背面の筋肉
や腰の筋肉を伸ばす体操の補助具を提供する。 【解決手段】 膝が曲がらないように大腿F1と下腿D
1を固定する当板2を設ける手段と、該当板2の先端2
aでやや鋭角α状に立設した足裏C1を固定する反板
3を設ける手段と、両固定状態で足先を自力で上げて体
操するようにした手段とからなる下肢用体操補助具1
と、また膝が曲がらないように大腿F2と下腿D2を固
定する当板12を設ける手段と、該当板12の先端12
aでやや鋭角α状に立設した足裏C2を固定する反板
13を設ける手段と、両固定状態で足先を受動で吊り上
げて体操させるようにした手段とからなる下肢用体操補
助具11を構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足の背面の筋肉を
伸ばす下肢用体操補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マツサージや指圧の最後には、ベッドに
寝たままで、膝が曲がらないようにして足を高く上げる
体操が行なわれる。これは、下肢背面の筋肉や腰の筋肉
を伸ばす体操であって、足の引きつり防止や腰痛の治療
に多大の効果があるので、常時行いたい体操の一つであ
る。
【0003】然しこれは人に持ち上げてもらうから軽々
と出来るのであって、自力でやろうとすると、膝が曲が
ってしまって中々うまくはいかない。けれども従来は、
そのような目的の体操を補助する器具は見当らなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は膝が曲がらないようにして、下肢背面の筋肉や腰
の筋肉を伸ばす体操の補助具の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、膝が曲がらないように固定する当板を設
ける手段と、該当板の先端でやや鋭角状に立設した足裏
を固定する反板を設ける手段と、両固定状態で足先を自
力で上げて体操するようにした手段とからなる下肢用体
操補助具を構成するものである。
【0007】また膝が曲がらないように固定する当板を
設ける手段と、該当板の先端でやや鋭角状に立設した足
裏を固定する反板を設ける手段と、両固定状態で足先を
受動で吊り上げて体操させるようにした手段とからなる
下肢用体操補助具を構成するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の下肢用体操補助具
を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、最初に人の
下肢の筋肉を背面からみた正面図である。図2が、本発
明の下肢用体操補助具の一実施例を示す斜視図である
が、これは飽くまでも原型を示したものであって、商品
化に際してはこれに付属品を付設して付加価値の高いも
のとすることが望ましい。また図3は、同下肢用体操補
助具を使用して、体操している状態を示す正面図であ
る。
【0009】人の下肢は、全身を支えて歩行を受け持つ
重要な器具であり、血管や神経が沢山のびており、足底
には毛や皮脂線がなく厚い角質層になっている。本発明
で足のことを別名の「下肢」としたのは、膝から上を大
腿、下を下腿と分けた場合、足と云えば踵から先に限定
されるので、本発明ではこれと区別するために、大腿を
含む足全体のことを下肢と称し、踵から先を足底と称す
るようにした。
【0010】図1は、人の下肢背面の筋肉を説明したも
のである。下肢Aは下から踵Bを有する足底Cと下腿D
と、背面の膝Eより上の大腿Fとから構成されている。
この下肢Aの背面には、足底Cと下腿Dに跨がって「ア
キレス腱」Gが走っており、アキレス腱Gの両脇には
「ヒラメ筋」H,Hがあり、ヒラメ筋H,Hの上部は
「ひ腹筋」I,Iが走っており、その上には「大腿二頭
筋」J,Jと「大臀筋」Kで構成されている。
【0011】この中で特にアキレス腱Gとひ腹筋Iは、
引きつりの原因にもなるので、常日頃からよく伸ばす運
動をしておく必要があり、また大臀筋Jは、臀から腰へ
連結しているので、腰痛防止のためには、これも常日頃
からよく伸ばす運動をしておく必要がある。
【0012】図2と図3に示される本発明の下肢用体操
補助具1は、木板や金属板やプラスチック板等で作るこ
とができる。これは、膝が曲がらないように固定する水
平な当板2と、当板2の先端部2aには足裏を固定する
ための反板3を鋭角状に立設させ、当板2と反板3に繋
板4,4を掛け渡し固着している。本実施例の場合の当
板2は、幅11cmで長さ70〜75cmにしている。
また反板3の場合は、28cm高さにしている。
【0013】この鋭角αを何度にするかは重要で、足底
Cを反らせるためには若干鋭角であることが好ましい。
然し初心者向きには直角あるいは若干鈍角であっても、
運動の効果が全くないとは云えないので、これも本発明
に包含すべく、敢えて「やや鋭角」なる表現にしたもの
である。人体の構造と、繰り返しの実験結果から、本実
施例の場合はαを80°に設定しており、本発明品を効
果的にするためには、鋭角αをこの80°前後に設定す
ることが、最も好ましい。
【0014】そして当板2の先端部2aの上面には、ク
ッション材5を敷設している。これは、足を反らす際に
踵が強く当たるからである。そして本発明品に下肢A1
を縛って固定するためのバンドからなる固定具6a,6
b,6cが付いている。
【0015】バンド6aは、両繋板4,4に掛け渡して
足の甲をこの中に入れ、ダブらせて下肢A1の上から締
め付けることにより、足底Bを反板3に、踵Bを当板2
に押し当てるものである。また、バンド6bは当板2を
回して膝Eの下の方を縛るものであり、バンド6cは当
板2を回して膝Eの上の方を縛ることにより、膝が曲が
らないように固定するものである。なおバンド6cは、
締め付け前の状態を示している。
【0016】バンド6a,6b,6cの締め付けは、バ
ンド6cに示すように、一端の外側にはループを、他端
の内側には鉤を有する、通称マジックファスナー(商
標)と称されている、係合離脱の布ファスナーを取り付
けている。従って、締め付け長さは自在に調節すること
ができる。なお固定具6a,6b,6cは、実施例の如
きバンドに限定されるものではなく、カバー状や袋状等
で固定するようにしてもよい。
【0017】固定具6cで大腿F1を、固定具6bで下
腿D1を当板2に固定し、固定具6aで足底C1を反板
3に固定した下肢A1は、寝た状態で自力で爪先を高く
持ち上げて、背面の筋肉を伸ばす体操をすることができ
る。この時、下肢A1が上げにくい場合には、下肢Aを
本発明の補助具1ごと両手で持ち支えて上げるようにし
てもよい。本発明の補助具1を使用した体操は、下肢A
だけでなく腰痛の治療にもよく、また背筋を曲げる屈伸
の運動にもなる。
【0018】実施例の本発明品1は、片方の下肢A1だ
けに使用するタイプを紹介したが、幅の広いものにして
両方の下肢を一緒に縛り付けて同時に上げて体操するよ
うにしてもよい。然し、足先を持ち上げる運動は非常に
辛いので、自力以外の次のような受動で行なうようにし
てもよい。
【0019】図4は、受動で行なう本発明の下肢用体操
補助具を使用して、体操している状態を示す正面図であ
るが、これは飽くまでも機構的な原型を示したものであ
り、商品化に際してはこれに付属品を付設して付加価値
の高いものとすることが望ましい。
【0020】図4に示される本発明の下肢用体操補助具
11は、同じく膝が曲がらないように固定する水平な当
板12と、当板12の先端部12aには足裏を固定する
ための反板13を鋭角状に立設させ、当板12と反板1
3に繋板14,14を掛け渡し固着している。
【0021】当板12の先端部12aの上面には、クッ
ション材15を敷設している。また本発明品に下肢A2
を縛って固定するためのバンドからなる固定具16a,
16b,16cが付いている。固定具16cで大腿F2
を、固定具16bで下腿D1を当板12に固定し、固定
具16aで足底C2を反板13に固定した下肢A2は寝
た状態で、背面の筋肉を伸ばす体操をすることができ
る。
【0022】そして本実施例の場合は、当板12の先端
部12aと反板13との連結コーナーに、吊り紐17a
の一端を連結し、吊り紐17aの他端は、上部の滑車1
8に巻回している。滑車18には、吊り紐17bの他端
も巻回しており、吊り紐17bのぶら下つている一端の
下には、吊り輪19を連結している。
【0023】下肢A2を、当板12と反板13の両板
に、固定具16a,16b,16cで膝が曲がらないよ
うにしっかり固定し、吊り輪19を引いて下に降ろす。
そうすると滑車18が矢印Rの方に回転して、反対の吊
り紐17aが巻き上げられるので、固定された下肢A2
は寝た状態で、楽に爪先が高く持ち上げられ、受動で下
肢A2の背面の筋肉を伸ばす体操をすることができる。
【0024】図4は機構的な構成のアウトラインを示し
たに過ぎず、当板12の先端部12aと反板13との連
結コーナーの一ヶ所で、吊り紐17aに連結した例を示
したものである。然し実用化に際しては、また上昇時の
本発明品11の傾斜に即応させて数ヶ所で、より安定し
た状態で吊り上げるようにする必要がある。
【0025】また図4の例の如く、引く方の吊り紐17
bは、滑車18の大きな輪18aに巻回し、吊り上げる
方の吊り紐17aは、滑車18の小さな輪18bに巻回
すれば、僅かな引き代で大きく引き上げることができ
て、両者のバランスを保つことができる。
【0026】さらに吊り輪19が、一定の位置以上には
上り過ぎないように、また滑車18が逆転しないよう
に、滑車18の軸にラチェットやブレーキを付設する必
要もある。そして滑車18の固定は、図4のようにベツ
トBeと繋がずに、独立したスタンドを立てて移動しう
るようにしてもよく、このようにして引き上げを受動に
した下肢用体操補助具11を、実用化することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の下肢用体操補助具は、膝が曲が
らないようにして、下肢背面の筋肉や腰の筋肉を伸ばす
体操をすることができる。
【0028】本発明の下肢用体操補助具は、従来から自
分で下肢をあげる運動をすると、必ずといってよい程、
膝が曲がってしまっていたが、この補助具の出現によっ
て、初めてこの欠点が解消された。
【0029】本発明の下肢用体操補助具は、手動でする
ことができ、またはベットに従来から付設されている牽
引装置等に連携するもよく、あるいは腕の体操を兼ねた
受動の器具にして、付加価値の高いものとして発展させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】人の下肢の筋肉を背面からみた正面図である。
【図2】本発明の手動で行なう下肢用体操補助具の一実
施例を示す斜視図である。
【図3】図2の下肢用体操補助具を使用して体操してい
る状態を示す正面図である。
【図4】本発明の受動で行なう下肢用体操補助具を使用
して体操している状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 : 下肢用体操補助具 2 : 当板 2a : 当板の先端部 3 : 反板 4 : 繋板 5 : クッション材 6a : 固定具 6b : 固定具 6c : 固定具 11 : 下肢用体操補助具 12 : 当板 12a : 当板の先端部 13 : 反板 14 : 繋板 15 : クッション材 16a : 固定具 16b : 固定具 16c : 固定具 17a : 吊り紐 17a : 吊り紐 18 : 滑車 18a : 滑車の大きな輪 18a : 滑車の小さな輪 19 : 吊り輪 A : 下肢 A1 : 下肢 A2 : 下肢 B : 踵 C : 足底 C1 : 足底 C2 : 足底 D : 下腿 D1 : 下腿 D2 : 下腿 E : 膝 F : 大腿 F1 : 大腿 F2 : 大腿 G : アキレス腱 H : ヒラメ筋 I : ひ腹筋 J : 大腿二頭筋 K : 大臀筋 Be : ベット α : やや鋭角状の傾斜角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膝が曲がらないように固定する当板を設
    ける手段と、該当板の先端でやや鋭角状に立設した足裏
    を固定する反板を設ける手段と、両固定状態で足先を自
    力で上げて体操するようにした手段とからなることを特
    徴とした下肢用体操補助具。
  2. 【請求項2】 膝が曲がらないように固定する当板を設
    ける手段と、該当板の先端でやや鋭角状に立設した足裏
    を固定する反板を設ける手段と、両固定状態で足先を受
    動で吊り上げて体操させるようにした手段とからなるこ
    とを特徴とした下肢用体操補助具。
JP37455699A 1999-11-22 1999-11-22 下肢用体操補助具 Pending JP2001145674A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110478159A (zh) * 2019-09-12 2019-11-22 山东省千佛山医院 一种下肢制动防治足下垂和辅助踝泵运动的装置
JP2020078531A (ja) * 2018-11-14 2020-05-28 株式会社武蔵 ハムストリングスストレッチ補助具
CN112891827A (zh) * 2021-01-18 2021-06-04 复旦大学附属儿科医院 一种儿童抬腿训练设备

Cited By (5)

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