JP2001144480A - 熱発生源内蔵装置 - Google Patents

熱発生源内蔵装置

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JP2001144480A
JP2001144480A JP32228899A JP32228899A JP2001144480A JP 2001144480 A JP2001144480 A JP 2001144480A JP 32228899 A JP32228899 A JP 32228899A JP 32228899 A JP32228899 A JP 32228899A JP 2001144480 A JP2001144480 A JP 2001144480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
air
temperature
exhaust port
inclined surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP32228899A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shiozaki
武志 塩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamatake Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Yamatake Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamatake Building Systems Co Ltd filed Critical Yamatake Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盤内に上下に並べて設置するような場合、上
側の装置を高温としてしまうことがないようにする。装
置間のスペースを小さくし、省スペース化を実現する。 【解決手段】 筐体2の内部上方に吸気口2−1から吸
い込まれた空気の流れを排気口2−2へ向ける傾斜面4
を設ける。吸気口2−1から吸い込まれた空気(外の冷
えた空気)は筐体2内を上昇し、回路基板3を冷却す
る。この回路基板3を冷却した空気は傾斜面4に当た
り、その流れが排気口2−2へ向けられる。これによ
り、筐体2内を上昇し回路基板3を冷却した空気は、筐
体2の前面の排気口2−2から排出されるものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御用コントロ
ーラなどの熱発生源(例えば、電子回路が搭載された回
路基板)を筐体の内部に備えた熱発生源内蔵装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、制御用コントローラでは、筐
体内部に設けられた電子回路が搭載された回路基板が熱
を発生するために、自然空冷を行っている。図4は、そ
の一例であり、筐体1の下方に吸気口1−1を設け、筐
体1の上面に排気口1−2を設け、吸気口1−1から吸
い込まれた空気(外の冷えた空気)を排気口1−2から
排気し、常に筐体1内の通気をよくして、筐体1内の自
然空冷を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自然空冷方式によると、複数の制御用コントローラ
を盤内に上下に並べて設置するような場合、図5に示す
ように、下側の制御用コントローラAからの排気が上側
の制御用コントローラBへの吸気となり、上側の制御用
コントローラBが高温となってしまうという問題があっ
た。下側の制御用コントローラAと上側の制御用コント
ローラBとの間のスペースを広くとれば、下側の制御用
コントローラAからの排気熱をさまして上側の制御用コ
ントローラBへの吸気とすることができるが、下側の制
御用コントローラAからの排気熱を充分さますだけの広
いスペースを必要とし、省スペース化が困難となる。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、盤内に上下
に並べて設置するような場合、上側の装置を高温として
しまうことのない、また装置間のスペースを広くとる必
要のない熱発生源内蔵装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、筐体の下方に吸気口を設け、筐体の
前面および側面の少なくとも一方に排気口を設け、筐体
の内部に吸気口から吸い込まれた空気の流れを排気口へ
向ける傾斜面を設けたものである。この発明によれば、
吸気口から吸い込まれた空気は筐体内を上昇し、傾斜面
でその空気の流れ方向が変えられて、前面および側面の
少なくとも一方に設けられた排気口から排出される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明の一実施の形態を示
す制御用コントローラの外観斜視図である。
【0007】同図において、2は制御用コントローラの
筐体であり、筐体2の内部には電子回路を搭載した回路
基板が設けられている。筐体2の下方には、吸気口2−
1が設けられており、筐体2の前面には排気口2−2が
設けられている。すなわち、従来の筐体1(図4)では
筐体1の上面に排気口1−2が設けられていたが、本実
施の形態の筐体2では筐体2の前面に排気口2−2が設
けられている。
【0008】図1は筐体2の内部における吸気から排気
までの空気の流れを示す側断面図である。同図におい
て、3は筐体2の内部に設けられた電子回路が搭載され
た回路基板であり、この回路基板3が熱を発生する。本
実施の形態において、筐体2の内部上方には、吸気口2
−1から吸い込まれた空気の流れを排気口2−2へ向け
る傾斜面4が設けられている。
【0009】すなわち、この制御用コントローラにおい
て、吸気口2−1から吸い込まれた空気(外の冷えた空
気)は筐体2内を上昇し、回路基板3を冷却する。この
回路基板3を冷却した空気は傾斜面4に当たり、その流
れが排気口2−2へ向けられる。これにより、筐体2内
を上昇し回路基板3を冷却した空気は、筐体2の前面の
排気口2−2から排出されるものとなる。
【0010】したがって、この制御用コントローラが図
5に示されるように盤内に上下に並べて設置されたよう
な場合、下側の制御用コントローラの排気が上側の制御
用コントローラへの吸気となることが防がれ、上側の制
御用コントローラが高温になってしまうという問題が生
じなくなる。また、下側の制御用コントローラと上側の
制御用コントローラとの間のスペースを広くとる必要が
ないので、省スペース化を実現することができる。
【0011】なお、筐体2内に傾斜面4を設けず、筐体
2の前面に排気口2−2を設けただけとすることが考え
られる。しかし、この方法では、筐体2の内部天井付近
で熱が溜まり、冷却効果が低減する。本実施の形態で
は、筐体2内に傾斜面4を設けているので、筐体2内部
の熱だまりが解消され、また傾斜面4で排熱温度が低減
され、冷却効果が高まる。傾斜面4の材質や形状を変え
ることにより、排出する空気温度をさらに低減すること
が可能である。例えば、傾斜面4の形状をフィン形状と
し、空気との接触面積を増すことにより、排気温度を下
げることができる。
【0012】なお、本実施の形態では、筐体2の前面に
排気口2−2を設けたことによる波及効果として、すな
わち筐体2の上面に排気口を設けないことによる波及効
果として、ごみや埃が筐体2の内部に入り難くなり、信
頼性を向上させることができるようになる。
【0013】図2では筐体2の前面に排気口3−2を設
けるようにしたが、前面ではなく、側面(左右の面)に
設けるようにしてもよい。また、前面と側面の両方に排
気口を設けるようにしてもよい。
【0014】また、図3(a)に示すように、回路基板
3に取り付けられた安定動作させたい素子8の近くに温
度センサ5を設け、この温度センサ5によって筐体2の
内部の温度を検出し、この温度が所定の温度となるよう
に演算回路6を介してモータ7を駆動し、傾斜面4の傾
斜角度を調整するようにしてもよい。これにより、周囲
温度によって動作に違いが出てくる素子(例えば、水晶
振動子など)8を、周囲温度を一定として、安定動作さ
せることが可能となる。
【0015】図3(a)では、傾斜面4の傾斜角度をモ
ータ7を用いて調整するようにしたが、図3(b)に示
すように、形状記憶合金によって形成された傾斜面4′
とし、この傾斜面4′を加熱するなどして、傾斜角度を
調整するようにしてもよい。また、図3(c)に示すよ
うに、形状記憶合金によって形成された保持金具9を取
り付けて傾斜面4を保持し、この保持金具9を加熱する
などして、傾斜角度を調整するようにしてもよい。ま
た、図3(d)に示すように、吸気口2−1に傾斜面1
0を設け、内部温度が高くなれば開き、内部温度が低く
なれば閉じるように、モータ7を介して傾斜面10の傾
斜角度を調整するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、筐体の下方に吸気口を設け、筐体の前面
および側面の少なくとも一方に排気口を設け、筐体の内
部に吸気口から吸い込まれた空気の流れを排気口へ向け
る傾斜面を設けたので、筐体からの排気は上面ではな
く、筐体の前面および側面の少なくとも一方に設けられ
た排気口から排出されるものとなり、盤内に上下に並べ
て設置するような場合、上側の装置を高温としてしまう
ことがない。また、装置間のスペースを広くとる必要が
なく、省スペース化を実現することができるなどの優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2に示した制御用コントローラにおいてそ
の筐体の内部における吸気から排気までの空気の流れを
示す側断面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態を示す制御用コントロ
ーラの外観斜視図である。
【図3】 筐体内部の温度が一定となるように傾斜面の
傾斜角度を調整するようにした制御用コントローラの要
部を示す側断面図である。
【図4】 従来の制御用コントローラにおける吸気口お
よび排気口の形成例を示す外観斜視図である。
【図5】 複数の制御用コントローラを盤内に上下に並
べて設置した場合の従来の空気の流れを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
2…筐体、2−1…吸気口、2−2…排気口、3…回路
基板、4,4′…傾斜面、5…温度センサ、6…演算回
路、7…モータ、8…素子、9…保持金具、10…傾斜
面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱発生源を筐体の内部に備えた熱発生源
    内蔵装置において、前記筐体の下方に吸気口が設けら
    れ、前記筐体の前面および側面の少なくとも一方に排気
    口が設けられ、前記筐体の内部に前記吸気口から吸い込
    まれた空気の流れを前記排気口へ向ける傾斜面が設けら
    れていることを特徴とする熱発生源内蔵装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記筐体の内部の温
    度を検出する温度センサと、この温度センサが検出する
    筐体の内部の温度に基づいてこの温度が所定の温度とな
    るように前記傾斜面の傾斜角度を調整する傾斜角度調整
    手段とを備えたことを特徴とする熱発生源内蔵装置。
JP32228899A 1999-11-12 1999-11-12 熱発生源内蔵装置 Pending JP2001144480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154440A (ja) * 2006-11-21 2008-07-03 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
JP2011066421A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Fisher-Rosemount Systems Inc 熱を放散するための改善された通気を有する電子装置のエンクロージャ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154440A (ja) * 2006-11-21 2008-07-03 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040518