JP2001144228A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2001144228A
JP2001144228A JP32286099A JP32286099A JP2001144228A JP 2001144228 A JP2001144228 A JP 2001144228A JP 32286099 A JP32286099 A JP 32286099A JP 32286099 A JP32286099 A JP 32286099A JP 2001144228 A JP2001144228 A JP 2001144228A
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wiring layer
metal post
forming
semiconductor device
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Hiroyuki Shinoki
裕之 篠木
Toshimichi Tokushige
利洋智 徳重
Nobuyuki Takai
信行 高井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
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    • HELECTRICITY
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップサイズパッケージの信頼性を向上させ
る。 【解決手段】 Al電極1と接続され、チップ表面に延
在するCuから成る配線層7と、当該配線層7上に位置
するように感光性のブロック共重合ポリイミド層Pを介
して形成されたメタルポスト8と、当該メタルポスト8
上にPd9,Ni10,Au11を介して形成された半
田ボール12とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法に関し、特にチップサイズパッケージ(Chip S
ize Package、以下CSPと称す。)と呼ばれる、チッ
プサイズと同等か、わずかに大きいパッケージの総称で
あり、高密度実装を目的としたパッケージ技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この分野では、一般にBGA(Ba
ll Grid Array)と呼ばれ、面状に配列された複数のハ
ンダボールを持つ構造、ファインピッチBGAと呼ば
れ、BGAのボールピッチをさらに狭ピッチにして外形
がチップサイズに近くなった構造等が知られている。
【0003】また、最近では、「日経マイクロデバイ
ス」1998年8月号 44頁〜71頁に記載されたウ
エハCSPがある。このウエハCSPは、基本的には、
チップのダイシング前に配線やアレイ状のパッドをウエ
ハプロセス(前工程)で作り込むCSPである。この技
術によって、ウエハプロセスとパッケージ・プロセス
(後工程)が一体化され、パッケージ・コストが大幅に
低減できるようになることが期待されている。
【0004】ウエハCSPの種類には、樹脂封止型と再
配線型がある。樹脂封止型は、従来のパッケージと同様
に表面を封止樹脂で覆った構造であり、チップ表面の配
線層上にメタルポストを形成し、その周囲を封止樹脂で
固める構造である。
【0005】一般にパッケージをプリント基板に搭載す
ると、プリント基板との熱膨張差によって発生した応力
がメタルポストに集中すると言われているが、樹脂封止
型では、メタルポストが長くなるため、応力が分散され
ると考えられている。
【0006】一方、再配線型は、図12に示すように、
封止樹脂を使わず、再配線を形成した構造である。つま
りチップ51の表面にAl電極52、配線層53、絶縁
層54が積層され、配線層53上にはメタルポスト55
が形成され、その上に半田ボール56が形成されてい
る。配線層53は、半田ボール56をチップ上に所定の
アレイ状に配置するための再配線として用いられる。
【0007】樹脂封止型は、メタルポストを100μm
程度と長くし、これを封止樹脂で補強することにより、
高い信頼性が得られる。しかしながら、封止樹脂を形成
するプロセスは、後工程において金型を用いて実施する
必要があり、プロセスが複雑になる。
【0008】一方、再配線型では、プロセスは比較的単
純であり、しかも殆どの工程をウエハプロセスで実施で
きる利点がある。しかし、なんらかの方法で応力を緩和
し信頼性を高めることが必要とされている。
【0009】また図13は、図12の配線層53を省略
したものであり、Al電極52が露出した開口部を形成
し、この開口部には、メタルポスト55とアルミ電極5
2との間にバリアメタル58を少なくとも一層形成し、
このメタルポスト55の上に半田ボール56が形成され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記したよう
にメタルポスト55を形成した後に、その周囲を例え
ば、エポキシ樹脂等で封止する構造のものでは、樹脂ス
トレスの影響によりウエハに反りが発生することがあっ
た。
【0011】そして、このような反りが出たウエハを製
造ライン内で搬送させる場合には、搬送エラーが発生す
ることがあった。このことは、ウエハの大口径化が進み
ことで、より顕著になる。
【0012】また、信頼性向上を図るためにメタルポス
トをより高くしたくても、この反りの問題が支障となっ
ていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題に鑑み
本発明の半導体装置は、図8に示すようにAl電極1と
接続され、チップ表面に延在するCuから成る配線層7
と、当該配線層7上に位置するように感光性のブロック
共重合ポリイミド層Pを介して形成されたメタルポスト
8と、当該メタルポスト8上にPd9,Ni10,Au
11を介して形成された半田ボール12とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】また、その製造方法は、図4に示すように
Al電極1と接続され、チップ表面に延在するCuから
成る配線層7を形成し、図5に示すようにホトレジスト
層PR2を介して前記配線層7上にCuから成るメタル
ポスト8を形成する。次に、図7に示すように前記メタ
ルポスト8を被覆するように感光性のブロック共重合ポ
リイミド層Pを形成し、図8に示すように前記ポリイミ
ド層Pから露出させたメタルポスト8上にPd9,Ni
10,Au11を介して半田ボール12を形成する工程
とを具備することを特徴とする。
【0015】また、他の製造方法は、図4に示すように
Al電極1と接続され、チップ表面に延在するCuから
成る配線層7を形成し、図9に示すように前記配線層7
を被覆するように感光性のブロック共重合ポリイミド層
Pを形成した後に、当該配線層7上に位置するようにブ
ロック共重合ポリイミド層Pに開口部kを形成する。続
いて、図10に示すように前記開口部kを介して前記配
線層7上にメタルポスト8を形成し、図11に示すよう
にメタルポスト8上にPd9,Ni10,Au11を形
成した後に、その上に半田ボール12を形成する工程と
を具備することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
半導体装置とその製造方法について説明する。
【0017】図8に於いて、図番1は、通常のワイヤボ
ンディングタイプのICチップに於いて、最上層のメタ
ル(ボンディングパッドとしても機能する部分)の部分
であり、このAl電極1のコンタクトホールCが形成さ
れる層間絶縁膜を図番2で示す。
【0018】また、このコンタクトホールCの下層に
は、メタルが複数層で形成され、例えばトランジスタ
(MOS型のトランジスタまたはBIP型のトランジス
タ)、拡散領域、ポリSiゲートまたはポリSi等とコ
ンタクトしている。
【0019】ここで、本実施形態は、MOS型で説明し
ているが、BIPでも実施できることは言うまでもな
い。
【0020】また本構造は、一般には一層メタル、2層
メタル…と呼ばれるICである。
【0021】更には、パッシベーション膜を図番3で示
す。ここでパッシベーション膜3は、Si窒化膜、エポ
キシ樹脂またはポリイミド層等でなり、更にこの上に
は、絶縁樹脂層rが被覆されている。この絶縁樹脂層r
は、後述するようにフラット性を実現し、半田ボールの
高さを一定にしている。
【0022】また、Al電極1上には、キャップメタル
として窒化Ti膜(TiN)5が形成されている。
【0023】パッシベーション膜3と絶縁樹脂層rは、
窒化Ti膜(TiN)5を露出する開口部Kが形成さ
れ、ここには、配線層のメッキ電極(シード層)として
Cuの薄膜層6が形成される。そしてこの上には、Cu
メッキにより形成される配線層7が形成される。
【0024】そして、配線層7を含むチップ全面には、
感光性のポリイミド層Pが形成されている。
【0025】本実施形態では、感光性のポリイミド層P
として塗布される以前に既にイミド化された、いわゆる
ブロック共重合ポリイミド層(株式会社ピーアイ技術研
究所製:商品名キューピロン)を採用している(特開平
4−306232号等参照)。
【0026】このブロック共重合ポリイミド層は、上記
配線層7上にスピンコートする際、既にイミド化された
ポリイミド溶液であるため、Cuとの反応が起き難い材
質であり、従ってその界面を悪化させるおそれが抑止で
きる。即ち、従来用いられていたポリアミック酸溶液の
ようにおよそ250以上の加熱イミド化処理を行う必要
がなくなり、この処理時に起きていたCuとの反応を回
避できる。
【0027】そして、このポリイミド層Pの表面に露出
したメタルポスト8の頭部には、Pd9、Ni10及び
Au11がメッキ形成されている。
【0028】Cuから成るメタルポスト8の上に直接半
田ボールが形成されると、酸化されたCuが原因で半田
ボールとの接続強度が劣化する。また酸化防止のために
Auを直接形成すると、Auが拡散されるため、間にN
iが挿入されている。PdはNiを選択成長させるため
に用いられ、NiはCuの酸化防止をし、またAuはN
iの酸化防止をしている。
【0029】従って半田ボールの劣化および強度の劣化
は抑制される。
【0030】ここでPd9、Ni10、Au11は、電
解メッキで形成されるが無電解メッキでも良い。
【0031】最後に、メタルポスト8の頭部に、前記P
d9、Ni10、Au11を介して半田ボール12が形
成される。
【0032】続いて、図8に示す構造の製造方法につい
て説明する。
【0033】先ず、Al電極1を有するLSIが形成さ
れた半導体基板(ウエハ)を準備する。ここでは、前述
したように1層メタル、2層メタル・・のICで、例え
ばトランジスタのソース電極、ドレイン電極が1層目の
メタルとして形成され、ドレイン電極とコンタクトした
Al電極1が2層目のメタルとして形成されている。
【0034】ここでは、ドレイン電極が露出する層間絶
縁膜2のコンタクト孔Cを形成した後、ウエハ全面にA
lを主材料とする電極材料、窒化Ti膜5を形成し、ホ
トレジスト層をマスクとして、Al電極1と窒化Ti膜
5を所定の形状にドライエッチングしている。
【0035】ここでは、パッシベーション膜3を形成
し、この後開口したコンタクト孔Cにバリアメタルを形
成するのと違い、バリアメタルとしての窒化Ti膜も含
めてホトレジスト層で一度に形成でき、工程数の簡略が
可能となる。
【0036】また窒化Ti膜5は、後に形成するCuの
薄膜層6のバリアメタルとして機能している。しかも窒
化Ti膜は、反射防止膜として有効であることにも着目
している。つまりパターニングの際に使用されるレジス
トのハレーション防止としても有効である。ハレーショ
ン防止として最低1200Å〜1300Å程度必要であ
り、またこれにバリアメタルの機能を兼ね備えるために
は、2000Å〜3000Å程度が好ましい。これ以上
厚く形成されると、今度は窒化Ti膜が原因で、ストレ
スが発生する。
【0037】また、Al電極1と窒化Ti膜5がパター
ニングされた後、全面にパッシベーション膜3が被覆さ
れる。パッシベーション膜として、ここではSi34
が採用されているが、ポリイミド層等も可能である(以
上図1参照)。
【0038】続いて、パッシベーション膜3の表面に絶
縁樹脂層rが被覆される。この絶縁樹脂層は、ここで
は、ポジ型の感光性ポリイミド膜が採用され、約3〜5
μm程度が被覆されている。そして開口部Kが形成され
る。
【0039】この感光性ポリイミド膜を採用すること
で、図2の開口部Kのパターニングにおいて、別途ホト
レジスト層を形成して開口部Kを形成する必要が無くな
り、メタルマスクの採用により工程の簡略化が実現でき
る。もちろんホトレジスト層でも可能である。しかもこ
のポリイミド膜は、平坦化の目的でも採用されている。
つまり半田ボール12の高さが全ての領域において均一
であるためには、メタルポスト8の高さが全てにおいて
均一である必要があり、配線層7もフラットに精度良く
形成される必要がある。そのためにポリイミド層を塗布
し、ある粘度を有した流動性を有する樹脂である故、そ
の表面をフラットにできる。
【0040】ここでAl電極1はLSIの外部接続用の
パッドも兼ね、半田ボール(半田バンプ)から成るチッ
プサイズパッケージとして形成しない時は、ワイヤボン
ディングパッドとして機能する部分である(以上図2参
照)。
【0041】続いて全面にCuの薄膜層6を形成する。
このCuの薄膜層6は、後に配線層7のメッキ電極とな
り、例えばスパッタリングにより約1000〜2000
Å程度の膜厚で形成される。
【0042】続いて、全面に例えばホトレジスト層PR
1を塗布し、配線層7に対応するホトレジスト層PR1
を取り除く(以上図3参照)。
【0043】続いて、このホトレジスト層PR1の開口
部に露出するCuの薄膜層6をメッキ電極とし、配線層
7を形成する。この配線層7は機械的強度を確保するた
めに2〜5μm程度に厚く形成する必要がある。ここで
は、メッキ法を用いて形成したが、蒸着やスパッタリン
グ等で形成しても良い。
【0044】この後、ホトレジスト層PR1を除去する
(以上図4参照)。
【0045】続いて、配線層7上のメタルポスト8が形
成される領域を露出したホトレジスト層PR2が形成さ
れ、この露出部に電解メッキでCuのメタルポスト8が
形成される。これもCuの薄膜層6がメッキ電極として
活用される(以上図5参照)。
【0046】続いて、前記ホトレジスト層PR2を除去
する(以上図6参照)。
【0047】そして、感光性のポリイミド層Pを全面に
塗布する。本発明の特徴は、当該ポリイミド層Pの形成
にあり、ポリイミド層Pとしてスピンコートした際に、
既にイミド化された、いわゆるブロック共重合ポリイミ
ド層を形成している。先ず、ウエハ全面にポジ型感光性
ポリイミドをスピンコートして、厚さ50〜100μm
程度に形成する。その後、このポリイミド層Pは、熱硬
化反応により重合されて共重合ポリイミド層となる。キ
ュア温度は、200℃以下で良い。
【0048】このブロック共重合ポリイミド層は、従来
のポリイミド層のようにスピンコートした後の高温(2
50℃以上)熱処理(脱水)によるイミド化が不要であ
るため、配線層7上にスピンコートした状態で、低温
(200℃以下)での熱処理を加えるだけで、硬化す
る。そのため、Cuとの反応が起き難くく、その界面を
悪化させるおそれが小さい。
【0049】また、ブロック共重合ポリイミド層は、従
来のポリイミド層に比して1回のスピンコートによる成
膜量を厚くすることができるため、作業工程数の削減化
が図れる。
【0050】更に言えば、従来のポリイミド層を用いた
場合には、Cuとの反応を防止するために配線層の表面
に例えばSi34膜等のバリア膜を被覆しておく必要が
あったが、上記ブロック共重合ポリイミド層ではそのよ
うなバリア膜は必要なくなり、作業工程数の削減化が図
れる。
【0051】更に、前記ブロック共重合ポリイミド層P
は、感光基を入れることにより感光性ポリイミドとなる
ため、露光で簡単にメタルポスト8の頭部を露出させる
ことができ、その後、メタルポスト8上にPd9を約1
000Å、Ni10を約1000Å、Au11を約50
00Å程度それぞれ電解メッキにより形成する。
【0052】Cu8、Pd9、Ni10、Au11が連
続されて形成されるため、長時間放置されないため、C
uの酸化防止、Niの酸化防止が実現できる。ここでA
uの代わりにPt,Pdが用いられても良い(以上図7
参照)。
【0053】最後に、用意した半田ボール12を位置合
わせして搭載し、リフローする(以上図8参照)。そし
て、半導体基板をダイシング工程により、スクライブラ
インに沿ってチップに分割し、チップサイズ・パッケー
ジとして完成する。
【0054】また、他の製造方法について説明すると、
先ず、図4に示すようにAl電極1と接続され、チップ
表面に延在するCuから成る配線層7を形成した後に、
図9に示すように前記配線層7を被覆するように感光性
のブロック共重合ポリイミド層Pを形成した後に、当該
ポリイミド層Pを露光・現像することで配線層7上に位
置するようにポリイミド層Pに開口部kを形成する。
【0055】続いて、図10に示すように前記開口部k
を介して前記配線層7上にメタルポスト8を形成し、図
11に示すように前記メタルポスト8上にPd9,Ni
10,Au11を形成した後に、その上に図8に示すよ
うに半田ボール12を形成するものである。このように
ブロック共重合ポリイミド層を採用することで、一実施
形態で用いたメタルポスト形成用のホトレジスト膜PR
2に代えて、直にポリイミド層Pを用いてメタルポスト
8を形成することができるため、製造工程数の削減化が
図れる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、ブロック共重合ポリイ
ミド層は、従来のポリイミド層のようにスピンコートし
た後の高温熱処理(脱水)によるイミド化が不要である
ため、Cuとの反応が起き難くく、その界面を悪化させ
るおそれが小さく、従来のポリイミド層では扱えなかっ
たプロセスへの適用が可能となり、作業性が向上する。
【0057】また、従来用いられていたエポキシ樹脂層
にみられる樹脂ストレス等による影響が小さく、ウエハ
の反りが発生し難いという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方
法を示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係る半導体装置の製造
方法を示す断面図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係る半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る半導体装置の製
造方法を示す断面図である。
【図12】従来のチップサイズパッケージを示す断面図
である。
【図13】従来のチップサイズパッケージを示す断面図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 信行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4M109 AA02 CA05 DB17 EC20 ED03 ED05 5F033 HH07 HH11 HH13 JJ11 KK08 KK33 MM05 MM13 NN19 PP15 PP19 PP27 PP28 QQ08 QQ11 QQ73 QQ75 RR06 RR21 RR22 RR27 SS22 TT04 VV07 XX19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極パッドと接続され、チップ表面に延
    在する配線層と、前記配線層上の所望領域に形成される
    メタルポストと、前記配線層及びメタルポストを被覆す
    るポリイミド層とを有する半導体装置において、 前記ポリイミド層がブロック共重合ポリイミド層である
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロック共重合ポリイミド層は感光
    性を有し、当該感光性のブロック共重合ポリイミド層か
    ら露出したメタルポスト上に半田ボールが形成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 電極パッドと接続され、チップ表面に延
    在する配線層を形成する工程と、 前記配線層を被覆するように開口部を有するホトレジス
    ト層を形成し、当該ホトレジスト層を介して前記配線層
    上にメタルポストを形成する工程と、 前記配線層及びメタルポストを被覆するようにブロック
    共重合ポリイミド層を形成した後に当該ポリイミド層か
    ら露出したメタルポスト上に半田ボールを形成する工程
    とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 電極パッドと接続され、チップ表面に延
    在する配線層を形成する工程と、 前記配線層を被覆するようにブロック共重合ポリイミド
    層を形成した後に当該配線層上の前記ポリイミド層に開
    口部を形成する工程と、 前記開口部を介して前記配線層上にメタルポストを形成
    する工程と、 前記メタルポスト上に半田ボールを形成する工程とを具
    備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ブロック共重合ポリイミド層は感光
    性を有し、前記メタルポスト上の当該感光性のブロック
    共重合ポリイミドを露光・現像処理することで露出させ
    た当該メタルポスト上に半田ボールを形成することを特
    徴とする請求項3あるいは請求項4に記載の半導体装置
    の製造方法。
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