JP2001143894A - プラズマ発生装置及び薄膜形成装置 - Google Patents

プラズマ発生装置及び薄膜形成装置

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JP2001143894A
JP2001143894A JP31994399A JP31994399A JP2001143894A JP 2001143894 A JP2001143894 A JP 2001143894A JP 31994399 A JP31994399 A JP 31994399A JP 31994399 A JP31994399 A JP 31994399A JP 2001143894 A JP2001143894 A JP 2001143894A
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discharge chamber
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plasma
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Shigeo Konno
茂生 今野
Toru Takashima
徹 高島
Akira Taniguchi
明 谷口
Tadayoshi Otani
忠義 男谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ発生装置のシールド電極を改良した
処理装置を提供する。 【解決手段】 プラズマ発生装置7の第2アノード30
Bはカーボンで製作されている。従って、酸素を多量に
供給して、酸素の一部がプラズマ発生装置7で、一番反
応ガスボンベに近い側に配置されている第2アノード2
1Bに向かって来て、カーボン製の第2アノードと酸素
とが反応しても、その反応物は二酸化炭素(CO2)か
一酸化炭素(CO)のガスであり、基板6に付着するこ
となく、真空ポンプ9により真空容器1外に排気されて
しまう。従って、第2アノード30Bの消耗と、第2ア
ノード材の酸化物付着による基板6の汚染が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、内部で発生させたプラ
ズマから電子を外部に導くように成したプラズマ発生装
置及びこの様なプラズマ発生装置を用いた薄膜形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】イオンプレーティング装置やプラズマC
VD装置等の薄膜形成装置にプラズマ発生装置が利用さ
れている。
【0003】図1は、プラズマ発生装置を備えたイオン
プレーティング装置の概略を示し、図2はプラズマ発生
装置の詳細を示している。図中1はイオンプレーテイン
グ装置の真空容器で、この真空容器の底部には、被蒸発
材料2を収容した坩堝3、該被蒸発材料に電子ビームを
照射するための電子銃4が設けられている。一方、真空
容器の上部には、基板電源5から負の電圧が印加されて
いる基板6が取り付けられている。図中7は真空容器の
底部に支持台8により支持されたプラズマ発生装置で、
その詳細は後述するが、該プラズマ発生装置からの電子
ビームが、前記基板6と坩堝3の間に照射されるように
成している。図中9は真空ポンプ、10はバルブ、11
は反応ガスボンベ、12はバルブ、13は放電ガスボン
ベ、14はバルブである。
【0004】図2は前記プラズマ発生装置の概略を示し
ており、15は放電室を形成するケースである。該ケー
ス内にはカソード16が配置されており、該カソードは
加熱電源17に接続されていると共に、放電電源18に
も接続されている。該ケースには放電ガス供給管19が
設けられており、前記放電ガスボンベ13から該放電ガ
ス供給管19を介してArガスの如き不活性ガスがケー
ス内に導入される。該ケースの一方の端部には、ケース
15に碍子20を介してリング状の第1アノード21が
設けられている。この第1アノードは、例えばステンレ
スなどで形成され、且つ環状に形成されており、第1ア
ノードを含め放電室の他の部品の熱に依る損傷を防止す
る為に、該第1アノード内には冷却水が流されている。
又、この第1アノードの反カソード側には高融点材料
(例えば、モリブデン)製でリング状の第2アノード2
1Bが接続されている。この第1カソード21Aと第2
アノード21Bの接続は、互いの間の熱抵抗が大きくな
るように、互いの一部分同士が繋がれることにより行わ
れている。又、各アノードの内側には、前記カソード1
6からの電子が該各アノードに直接照射されないように
シールド電極22が配置されている。尚、このシールド
電極は同時に電子ビームを通過させるオリフィスを成し
ている。前記ケース15は抵抗R1を介して前記放電電
源18に接続され、前記アノード21A,21Bは抵抗
R2を介して放電電源18に接続されている。更に、前
記真空容器1は抵抗R3を介して放電電源18接続され
ている。尚、これらの抵抗の抵抗値は、通常、R1≫R
3>R2とされており、前記放電電源18に流れる電流
の大部分は、アノード21A,21Bとカソード16と
の間で放電電流となる。図中23はケース内の放電電流
を整形するための電磁石を構成するコイルで、ケースの
外側に設けられている。
【0005】この様な構成のイオンプレーティング装置
において、先ず、バルブ10を開き、真空容器1とケー
ス15内を真空ポンプ9により所定の圧力になるまで排
気する。そして、バルブ14を開き、ケース15内に放
電ガス供給管19を介して放電ガスボンベ13から放電
ガス(例えば、Arガス)を所定量導入し、ケース15
内の圧力を高め、カソード16を加熱電源17により熱
電子放出可能な温度にまで加熱する。
【0006】次に、コイル23に所定の電流を流し、プ
ラズマの点火と安定なプラズマを維持するのに必要な磁
場を電子ビームの軸方向に発生させる。この状態におい
て、カソード16と第1及び第2アノード21A,21
Bに放電電源18から所定の電圧を印加すると、カソー
ド16とケース15との間で初期放電が発生する。この
初期放電がトリガとなってケース15内にプラズマが発
生する。この放電プラズマ中の電子は、前記コイル23
が形成する磁場の影響で、電子ビームの軸方向に集束を
受け、シールド電極22の第2アノード21Bに近い側
の先端近傍に発生する加速電界により真空容器1内へと
引き出される。
【0007】一方、真空容器1の内部においては、被蒸
発材料2に向けて電子銃4からの電子ビームが照射さ
れ、該被蒸発材料は加熱されて蒸発させられる。又、真
空容器1内には、バルブ12が開かれることにより、反
応ガスボンベ11から反応ガス(例えば、酸素ガス)が
導入される。前記プラズマ発生装置7から引き出された
電子ビームは、前記真空容器1内に導入された反応ガス
や蒸発粒子と衝突し、それらを励起、イオン化させて真
空容器1内にプラズマPを形成する。該プラズマ中のイ
オン化された蒸発粒子は、基板6に引き寄せられて付着
し、該基板上には蒸発粒子の成膜が成される。
【0008】尚、プラズマ発生装置7から真空容器1内
に引き出された電子及びプラズマP中の電子は、真空容
器1や第1及び第2アノード21A,21Bに流れ込
み、安定な放電が維持される。又、プラズマPの強さ
は、放電ガスの流量やカソード16の加熱温度によって
制御することが出来る。又、抵抗R2とR3について、
これらの抵抗値の関係を、R3>R2としたが、この抵
抗値の関係を、 R3=R2、R3>R2、R3<R
2、R3≪R2と任意に変えることにより、アノード2
1と真空容器1に流れる電流量を自由に選択することが
出来る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、この様なイオン
プレーティング装置において、基板に酸化物(例えば、
SiO2)等の絶縁物材料を成膜する場合、真空容器1
と該真空容器1中に置かれている第2アノード21Bに
蒸発している絶縁物が付着し、真空容器1と第2アノー
ド21Bの導電性が低下する。その為に、時間の経過と
共に真空容器1や第2アノード21Bに流れ込む電子が
減少し(即ち、電子ビーム出力が減少し)、安定な放電
が維持されなくなる恐れがある。そこで、前記各抵抗R
2,R3の関係を調整してプラズマ発生装置7から出力
され、第2アノード21Bに戻って流れ込む電子ビーム
の量を多くしている。その為に、第2アノードが極めて
高温(例えば、1000℃以上)に加熱され、その為、
第2アノード21Bへの絶縁物付着が防止される。
【0010】しかしながら、基板6に酸化物成膜を行う
際、多量の酸素ガス供給を行わざるを得ない場合、前記
第2アノード21Bの酸化と、第2アノード21Bの表
面層で生成された第2アノード材料の酸化物の蒸発が同
時に起こる。その結果、第2アノード21Bの消耗と、
第2アノード材の酸化物付着による基板6の汚染が発生
する。
【0011】本発明は、この様な問題点を解決する為に
なされたもので、新規なプラズマ発生装置及び薄膜形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】 本発明のプラズマ発生
装置は、放電室と、該放電室内に配置されたカソード
と、該放電室の端部に配置されたアノードと、前記カソ
ードに対して少なくとも前記アノードを囲うように前記
放電室内に取り付けられた筒状のシールド体と、前記カ
ソードと前記アノードとの間に放電電圧を印加するため
の放電電源と、前記放電室内に放電用ガスを供給するた
めの手段を備えており、前記放電室内で形成されたプラ
ズマ中の電子を前記アノードの開口部内側にある前記シ
ールド体の一部を通して前記放電室外の真空容器中に照
射させるように構成したプラズマ発生装置において、前
記アノードをカーボンで成したことを特徴とする。
【0013】又、本発明のプラズマ発生装置は、放電室
と、該放電室内に配置されたカソードと、該放電室の端
部に配置されたアノードと、前記カソードに対して少な
くとも前記アノードを囲うように前記放電室内に取り付
けられた筒状のシールド体と、前記カソードと前記アノ
ードとの間に放電電圧を印加するための放電電源と、前
記放電室内に放電用ガスを供給するための手段を備えて
おり、前記放電室内で形成されたプラズマ中の電子を前
記アノードの開口部内側にある前記シールド体の一部を
通して前記放電室外の真空容器中に照射させるように構
成したプラズマ発生装置において、前記アノード表面を
耐腐食性金属でコーティングしたことを特徴とする。
【0014】又、本発明の薄膜形成装置は、放電室と、
該放電室内に配置されたカソードと、該放電室の端部に
配置されアノードと、前記カソードに対して少なくとも
前記アノードを囲うように前記放電室内に取り付けられ
た筒状のシールド体と、前記カソードと前記アノードと
の間に放電電圧を印加するための放電電源と、前記放電
室内に放電用ガスを供給するための手段を有し、前記放
電室内で形成されたプラズマ中の電子を前記アノードの
開口部内側にあるシールド体の一部を通して放電室と繋
がった真空容器内に照射させるように構成する様に成し
たプラズマ発生を備え、前記真空容器内で気化状態の蒸
着材料に前記プラズマ発生装置からの電子を照射して発
生したプラズマ中のイオンを基板に付着させるようにし
た薄膜形成装置において、前記アノードをカーボンで成
したことを特徴としている。又、本発明の薄膜形成装置
は、放電室と、該放電室内に配置されたカソードと、該
放電室の端部に配置されアノードと、前記カソードに対
して少なくとも前記アノードを囲うように前記放電室内
に取り付けられた筒状のシールド体と、前記カソードと
前記アノードとの間に放電電圧を印加するための放電電
源と、前記放電室内に放電用ガスを供給するための手段
を有し、前記放電室内で形成されたプラズマ中の電子を
前記アノードの開口部内側にあるシールド体の一部を通
して放電室と繋がった真空容器内に照射させるように構
成する様に成したプラズマ発生を備え、前記真空容器内
で気化状態の蒸着材料に前記プラズマ発生装置からの電
子を照射して発生したプラズマ中のイオンを基板に付着
させるようにした薄膜形成装置において、前記アノード
の表面を耐腐食性金属でコーティングしたことを特徴と
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0016】図3は本発明のプラズマ発生装置の一例を
示している。尚、図中、前記図2にて使用した番号と同
一番号の付されたものは同一構成要素である。
【0017】図3に示された装置と、図2で示された装
置の構成上の差異を、以下に説明する。
【0018】図2で示された装置においては、第2アノ
ード21Bは、飛んでくる酸化物蒸発粒子が付着しない
ように、高融点材料(例えば、モリブデン)で製作され
ていた。それに対して、図3に示す装置では、第2アノ
ード30Bはカーボンで製作されている。
【0019】この様な構成の第2アノード30Bを備え
たプラズマ発生装置を、例えば、図1に示す如きイオン
プレーティング装置に応用した場合、次のように動作す
る。
【0020】先ず、バルブ10を開き、真空容器1とケ
ース15内を真空ポンプ9により所定の圧力になるまで
排気する。そして、バルブ14を開き、ケース15内に
放電ガス供給管19を介して放電ガスボンベ13から放
電ガス(例えば、Arガス)を所定量導入し、ケース1
5内の圧力を高め、カソード16を加熱電源17により
熱電子放出可能な温度にまで加熱する。
【0021】次に、コイル23に所定の電流を流し、プ
ラズマの点火と安定なプラズマを維持するのに必要な磁
場を電子ビームの軸方向に発生させる。この状態におい
て、カソード16と第1,第2アノード30A,30B
に放電電源18から所定の電圧を印加すると、カソード
16とケース15との間で初期放電が発生する。この初
期放電がトリガとなってケース15内にプラズマが発生
する。この放電プラズマ中の電子は、前記コイル23が
形成する磁場の影響で、電子ビームの軸方向に集束を受
け、シールド電極22の第2アノード30Bに近い側の
先端近傍に発生する加速電界により真空容器1内へと引
き出される。尚、カソード16からの熱電子は、シール
ド電極22により、直接第1アノード30Aに照射され
ることはない。
【0022】一方、真空容器1の内部においては、被蒸
発材料2に向けて電子銃4からの電子ビームが照射さ
れ、該被蒸発材料は加熱されて蒸発させられる。又、真
空容器1内には、バルブ12が開かれることにより、反
応ガスボンベ11から反応ガス(例えば、酸素ガス)が
導入される。前記プラズマ発生装置7から引き出された
電子ビームは、前記真空容器1内に導入された反応ガス
や蒸発粒子と衝突し、それらを励起、イオン化させて真
空容器1内にプラズマPを形成する。該プラズマ中のイ
オン化された蒸発粒子は、基板6に引き寄せられて付着
し、該基板上には蒸発粒子の成膜が成される。
【0023】さて、この様な成膜において、反応ガス
(この場合、酸素)を多量に供給すると、反応ガス(こ
の場合、酸素)の一部がプラズマ発生装置7で一番外側
(即ち、一番反応ガスボンベに近い側)に配置されてい
る第2アノード30Bに向かって来る。この際、カーボ
ン製の第2アノードと酸素とが反応しても、その反応物
は二酸化炭素(CO2)か一酸化炭素(CO)のガスで
あり、基板6に付着することなく、真空ポンプ9により
真空容器1外に排気されてしまう。従って、第2アノー
ド30Bの消耗と、第2アノード材の酸化物付着による
基板6の汚染が防止される。
【0024】その為、第2アノード30Bの消耗による
第2アノード30B交換の頻度が著しく低くなる。しか
も、この第2アノードは従来使用されていた高融点金属
材料に対しかなり安価な材料(カーボン)が使用されて
いるので、第2アノードのコストが著しく低く抑えるこ
とが出来る。
【0025】尚、第2アノード30Bをカーボン製にす
る代わりに、表面を耐腐食性金属(例えば、クロム、金
等)でコーテイングし、第2アノード表面での酸化を防
止するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラズマ発生装置を備えたイオンプレーティ
ング装置の概略を示している。
【図2】 従来のプラズマ発生装置の概略を示してい
る。
【図3】 本発明のプラズマ発生装置の一例を示してい
る。
【符号の説明】
1…真空容器 2…被蒸発材料 3…坩堝 4…電子銃 5…基板電源 6…基板 7…プラズマ発生装置 8…支持台 9…真空ポンプ 10…バルブ 11…反応ガスボンベ 12…バルブ 13…放電ガスボンベ 14…バルブ 15…ケース 16…カソード 17…加熱電源 18…放電電源 19…放電ガス供給管 20…碍子 22…シールド電極 21A,30A…第1アノード 21B,30B…第2アノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 男谷 忠義 東京都昭島市武蔵野三丁目1番2号 日本 電子株式会 社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電室と、該放電室内に配置されたカソ
    ードと、該放電室の端部に配置されたアノードと、前記
    カソードに対して少なくとも前記アノードを囲うように
    前記放電室内に取り付けられた筒状のシールド体と、前
    記カソードと前記アノードとの間に放電電圧を印加する
    ための放電電源と、前記放電室内に放電用ガスを供給す
    るための手段を備えており、前記放電室内で形成された
    プラズマ中の電子を前記アノードの開口部内側にある前
    記シールド体の一部を通して前記放電室外の真空容器中
    に照射させるように構成したプラズマ発生装置におい
    て、前記アノードをカーボンで成したことを特徴とする
    プラズマ発生装置。
  2. 【請求項2】 前記アノードは、放電室の中心軸方向に
    互いに接続されて配置された少なくとも2枚から構成さ
    れ、その内、反カソード側のアノードをカーボンで成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のプラズマ発生装置
  3. 【請求項3】 放電室と、該放電室内に配置されたカソ
    ードと、該放電室の端部に配置されたアノードと、前記
    カソードに対して少なくとも前記アノードを囲うように
    前記放電室内に取り付けられた筒状のシールド体と、前
    記カソードと前記アノードとの間に放電電圧を印加する
    ための放電電源と、前記放電室内に放電用ガスを供給す
    るための手段を備えており、前記放電室内で形成された
    プラズマ中の電子を前記アノードの開口部内側にある前
    記シールド体の一部を通して前記放電室外の真空容器中
    に照射させるように構成したプラズマ発生装置におい
    て、前記アノード表面を耐腐食性金属でコーティングし
    たことを特徴とするプラズマ発生装置。
  4. 【請求項4】 前記アノードは、放電室の中心軸方向に
    互いに接続されて配置された少なくとも2枚から構成さ
    れ、その内、反カソード側のアノード表面を耐腐食性金
    属でコーティングしたことを特徴とする請求項3に記載
    のプラズマ発生装置
  5. 【請求項5】 放電室と、該放電室内に配置されたカソ
    ードと、該放電室の端部に配置されアノードと、前記カ
    ソードに対して少なくとも前記アノードを囲うように前
    記放電室内に取り付けられた筒状のシールド体と、前記
    カソードと前記アノードとの間に放電電圧を印加するた
    めの放電電源と、前記放電室内に放電用ガスを供給する
    ための手段を有し、前記放電室内で形成されたプラズマ
    中の電子を前記アノードの開口部内側にあるシールド体
    の一部を通して放電室と繋がった真空容器内に照射させ
    るように構成する様に成したプラズマ発生を備え、前記
    真空容器内で気化状態の蒸着材料に前記プラズマ発生装
    置からの電子を照射して発生したプラズマ中のイオンを
    基板に付着させるようにした薄膜形成装置において、前
    記アノードをカーボンで成したことを特徴とする薄膜作
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記アノードは、放電室の中心軸方向に
    互いに接続されて配置された少なくとも2枚から構成さ
    れ、その内、反カソード側のアノードをカーボンで成し
    たことを特徴とする請求項5に記載の薄膜作成装置。
  7. 【請求項7】 放電室と、該放電室内に配置されたカソ
    ードと、該放電室の端部に配置されアノードと、前記カ
    ソードに対して少なくとも前記アノードを囲うように前
    記放電室内に取り付けられた筒状のシールド体と、前記
    カソードと前記アノードとの間に放電電圧を印加するた
    めの放電電源と、前記放電室内に放電用ガスを供給する
    ための手段を有し、前記放電室内で形成されたプラズマ
    中の電子を前記アノードの開口部内側にあるシールド体
    の一部を通して放電室と繋がった真空容器内に照射させ
    るように構成する様に成したプラズマ発生を備え、前記
    真空容器内で気化状態の蒸着材料に前記プラズマ発生装
    置からの電子を照射して発生したプラズマ中のイオンを
    基板に付着させるようにした薄膜形成装置において、前
    記アノードの表面を耐腐食性金属でコーティングしたこ
    とを特徴とする薄膜作成装置。
  8. 【請求項8】 前記アノードは、放電室の中心軸方向に
    互いに接続されて配置された少なくとも2枚から構成さ
    れ、その内、反カソード側のアノード表面を耐腐食性金
    属でコーテイングしたことを特徴とする請求項7に記載
    の薄膜作成装置。
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