JP2001143643A - 陰極線管用ガラスパネル - Google Patents

陰極線管用ガラスパネル

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JP2001143643A
JP2001143643A JP34426699A JP34426699A JP2001143643A JP 2001143643 A JP2001143643 A JP 2001143643A JP 34426699 A JP34426699 A JP 34426699A JP 34426699 A JP34426699 A JP 34426699A JP 2001143643 A JP2001143643 A JP 2001143643A
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glass panel
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ray tube
conductive
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Yoshiharu Miwa
義治 三和
Toshimasa Kanai
敏正 金井
Tsutomu Imamura
努 今村
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面反射光の低減と輝度及びコントラストの
向上が図れ、優れた帯電防止性と電磁波遮蔽性を有し、
しかも光透過率の高いガラスパネルであっても、裏面視
感反射率の低い陰極線管用ガラスパネルを提供すること
を目的とする。 【構成】 本発明の陰極線管用ガラスパネルは、肉厚を
10.16mmに換算した場合の波長550nmにおけ
る光透過率が70%以上のガラスから作製され、フェー
ス部の外表面に着色層を有する導電性反射防止膜が形成
されており、導電性反射防止膜が、波長550nmにお
ける光透過率が90%以下、表面の視感反射率が2%以
下、裏面の視感反射率が7%以下であることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェース部の外表面に
導電性反射防止膜が形成された陰極線管用ガラスパネル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、陰極線管には、反射光の低減
やコントラストの向上が要求されており、最近では、帯
電防止や人体に影響を及ぼす極低周波の電磁波を遮蔽す
ることも求められるようになってきている。
【0003】そのため、陰極線管の表示面であるガラス
パネルのフェース部の外表面に各種の機能性膜を形成す
ることによって、反射光を低減し、コントラストを向上
し、さらに帯電防止や電磁波遮蔽の機能を付与すること
が提案されている。
【0004】例えば、特表平6−510382号には、
基体側から順に、NbNを含む層、TiO2を含む層、
SiO2を含む層からなる導電性反射防止膜が提案さ
れ、また特開平9−156964号には、基体側から順
に、Ti、ZrおよびHfから選択された金属の窒化物
を主成分とする層、Si又はSiの窒化物を主成分とす
る層、SiO2層からなる導電性反射防止膜が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで陰極線管用ガ
ラスパネルの光透過率は、陰極線管に映像を映し出した
際の輝度とコントラストに影響を与える。すなわち、陰
極線管用ガラスパネルの光透過率が高くなるほど、輝度
は高くなるが、コントラストが低下し、逆にガラスパネ
ルの光透過率が低くなるほど、コントラストは向上する
が、輝度が低下する。
【0006】近年、フェース部の外表面が平坦な陰極線
管用ガラスパネルが普及しつつあるが、このようなフラ
ットガラスパネルは、所望の機械的強度を得る目的で、
フェース部の内表面の曲率半径が小さくなるように設計
されており、フェース部の中央部の肉厚に比べて、周辺
部の肉厚が非常に大きくなっている。
【0007】従って、このようなフラットガラスパネル
を、光透過率の低いガラスから作製すると、フェース部
の中央部と周辺部の肉厚差による光の透過量の違いが大
きくなり、中央部と周辺部の映像に輝度差が生じること
になる。そのため、ガラスパネルを光透過率の高いガラ
スから作製することによって、フェース部の中央部に比
べて、周辺部の輝度が極端に低下することを防止し、さ
らにフェース部の外表面に着色膜を被覆形成することに
よってコントラストを向上することが試みられている。
【0008】しかしながら、特表平6−510382号
や特開平9−156964号に開示された導電性反射防
止膜は、陰極線管のコントラストを向上し、フェース部
表面の反射光を大幅に低減できるものの、フェース部に
形成された膜の裏面の反射光を低減する効果が小さいと
いう問題がある。この裏面視感反射率は、光透過率の高
いガラスほど高くなるため、上記のような導電性反射防
止膜を光透過率の高いガラスから作製されたフラットガ
ラスパネルのフェース部外表面に被覆形成しても、裏面
視感反射率の低減が図れず、陰極線管に映し出された映
像が二重に見えるという致命的欠陥を招きやすくなる。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、表面反射光の低減と輝度及びコントラストの向上
が図れ、優れた帯電防止性と電磁波遮蔽性を有し、しか
も光透過率の高いガラスパネルであっても、裏面視感反
射率の低い陰極線管用ガラスパネルを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の陰極線管用ガラ
スパネルは、肉厚を10.16mmに換算した場合の波
長550nmにおける光透過率が70%以上のガラスか
ら作製され、フェース部の外表面に着色層を有する導電
性反射防止膜が形成されており、導電性反射防止膜が、
波長550nmにおける光透過率が90%以下、表面の
視感反射率が2%以下、裏面の視感反射率が7%以下で
あることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の陰極線管用ガラスパネルは、肉厚を1
0.16mmに換算した場合の波長550nmにおける
光透過率が70%以上のガラスから作製されているた
め、ガラスパネルの中央部と周辺部の肉厚差に起因する
陰極線管の映像の輝度の低下を防止できる。しかも、こ
のガラスパネルのフェース部の外表面には、波長550
nmにおける光透過率が90%以下の着色層を有する導
電性反射防止膜が形成されているため、陰極線管の映像
のコントラストの低下も防止できる。
【0012】つまり、本発明の陰極線管用ガラスパネル
は、波長550nmにおける光透過率が70%以上(好
ましくは75%以上、より好ましくは80%以上)の透
明度の高いガラスからなるパネルと、光透過率が90%
以下(好ましくは75%以下、より好ましくは60%以
下)の着色層を含む導電性反射防止膜とを組合わせるこ
とにより、様々な光透過率を得ることができ、陰極線管
の輝度とコントラストを最適なものに調整することが可
能である。
【0013】また、本発明における着色層を含む導電性
反射防止膜は、表面の視感反射率が2%以下(好ましく
は1%以下)であるため、表面反射光が低減し、陰極線
管の画面に外光による反射像が映り込むのを防止でき
る。さらに裏面の視感反射率が7%以下(好ましくは6
%以下、より好ましくは4%以下)であるため、陰極線
管に映し出された映像が二重に見えるのを防止できる。
因みに視感反射率は、色に関する用語を規定したJIS
Z−8105等に定義されている。
【0014】本発明における導電性反射防止膜は、基本
的に、所望の屈折率と幾何学的膜厚を有する着色層、導
電層及び透明層とを適宜組み合わせて積層することによ
って得ることができる。
【0015】例えば、基体側から順に、Si34からな
り、5〜50nmの幾何学的厚みを有する第1の層、T
iNを主成分とし、5〜50nmの幾何学的厚みを有す
る第2の層、Si34からなり、5〜100nmの幾何
学的厚みを有する第3の層、TiNあるいはNbNを主
成分とし、5〜50nmの幾何学的厚みを有する第4の
層、Si34からなり、5〜50nmの幾何学的厚みを
有する第5の層、SiO2からなり、50〜150nm
の幾何学的厚みを有する第6の層を積層した導電性反射
防止着色膜や、Si34からなり、5〜50nmの幾何
学的厚みを有する第1の層、TiNを主成分とし、5〜
50nmの幾何学的厚みを有する第2の層、Si34
らなり、5〜100nmの幾何学的厚みを有する第3の
層、TiNあるいはNbNを主成分とし、5〜50nm
の幾何学的厚みを有する第4の層、SiO2からなり、
50〜150nmの幾何学的厚みを有する第5の層を積
層した導電性反射防止着色膜が適している。
【0016】また、本発明の導電性反射防止膜は、3つ
の層からなり、基体側から順に第1、第2、第3の層と
呼ぶとき、第1の層は、チタンの酸化物、窒化物及び炭
化物から選ばれた2種以上の混合物または化合物の着色
層で、50〜150nmの幾何学的厚みを有し、第2の
層は、屈折率が1.5〜2.5の導電層で、5〜50n
mの幾何学的厚みを有し、第3の層は、屈折率が1.4
〜1.6の透明層で、50〜200nmの幾何学的厚み
を有する膜や、3つの層からなり、基体側から順に第
1、第2、第3の層と呼ぶとき、第1の層は、屈折率が
1.5〜2.5の導電層で、5〜50nmの幾何学的厚
みを有し、第2の層は、チタンの酸化物、窒化物及び炭
化物から選ばれた2種以上の混合物または化合物の着色
層で、50〜150nmの幾何学的厚みを有し、第3の
層は、屈折率が1.4〜1.6の透明層で、50〜20
0nmの幾何学的厚みを有する膜が適している。
【0017】以上示したように、本発明の導電性反射防
止膜としては、3〜6層の多層膜が適しているが、生産
性や製造原価を考慮すると、3層構造を有する膜がさら
に好適である。
【0018】次に、上記3層構造を有する導電性反射防
止膜について詳述する。
【0019】導電性反射防止膜の着色層が、チタンの酸
化物、窒化物及び炭化物から選ばれた2種以上の混合物
または化合物の着色層で、50〜150nmの幾何学的
厚みを有していると、他の層との干渉効果により表面反
射光と裏面反射光を低減し、コントラストを向上させ、
熱処理を行っても、表面視感反射率や抵抗値が大きくな
らないため好ましい。即ち、チタンの酸化物、窒化物及
び炭化物から選ばれた2種以上の混合物または化合物
は、チタンの窒化物よりも同じ膜厚での光透過率が高い
ため、表面及び裏面視感反射率を低減できる膜厚(50
〜150nm)でも、光透過率が低くなり過ぎず、ま
た、チタンの窒化物よりも耐熱性が高く、熱処理を行っ
ても酸化等の化学変化を起こしにくいからである。尚、
この着色層の屈折率は、1.5〜2.5であることが好
ましい。
【0020】また、導電層は、屈折率が1.5〜2.5
で、5〜50nmの幾何学的厚みを有していると、他の
層との干渉効果により、表面反射光と裏面反射光を低減
し、導電性を付与する作用も有するため好ましい。尚、
この導電層は、導電性、成膜性、生産コスト等を考慮す
ると、錫、インジウム及び亜鉛のうちから選ばれた1種
の金属酸化物、あるいは2種以上の金属酸化物の混合物
または化合物の層であることが好ましい。
【0021】また、本発明の導電性反射防止膜は、着色
層の上に導電層が形成されても、導電層の上に着色層が
形成されても、同等の効果をもたらす。
【0022】さらに、透明層は、屈折率が1.4〜1.
6で、50〜200nmの幾何学的厚みを有している
と、他の層との干渉効果により表面反射光と裏面反射光
を低減する作用を有するため好ましい。尚、この透明層
は、成膜性、生産コスト等を考慮すると、シリコンの酸
化物、あるいはシリコンの酸化物及び窒化物の混合物ま
たは化合物であることが好ましい。
【0023】尚、本発明における幾何学的厚みとは、λ
/4等の光学的厚みと区別されるものであり、波長に依
存しない厚みを意味する。また本発明においては、上記
したような着色層、導電層及び透明層以外にも、膜の密
着性や耐熱性をより向上させたり、色調を調整する目的
で、付加的な薄膜層を適宜設けることも可能である。
【0024】本発明の導電性反射防止膜の成膜方法とし
ては、一般的な薄膜形成手段が使用できる。例えば、ス
パッタリング法、真空蒸着法、CVD法、スピンコート
法、ゾルゲル法などが適用可能であるが、大面積化が容
易であることや膜厚を制御しやすいこと等を考慮すると
スパッタリング法が最も好ましい。
【0025】また、本発明においては、着色層を含む導
電性反射防止膜の外表面の表面抵抗値が105Ω(好ま
しくは103Ω)を超えると、帯電防止性能としては十
分であるが、電磁波遮蔽の性能が不十分となるため、1
5Ω以下であることが好ましい。
【0026】さらに本発明においては、フェース部の外
表面の平均曲率半径がフェース部の中央を通る全放射方
向において10000mm以上であることが好ましい。
その理由は、フェース部の外表面の平均曲率半径が上記
の値から外れると、外表面が若干湾曲面となり、内表面
の内表面の曲率半径を大きくすることが可能で、フェー
ス部の中央部と周辺部の肉厚差を小さくでき、上記した
ような光透過率の高いガラスを使用する利点が小さくな
るためである。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
詳細に説明する。
【0028】表1〜3は、実施例の陰極線管用ガラスパ
ネル(試料No.1〜8)と、比較例の陰極線管用ガラ
スパネルを示すものである。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】表1〜3の各陰極線管用ガラスパネルは、
次のようにして作製した。
【0033】まず、フェース部の外表面の平均曲率半径
の最小値(フェース部中央を通る全放射方向において)
が50000mmで、肉厚を10.16mmに換算した
場合の波長550nmにおける光透過率が80%のガラ
スからなる陰極線管用ガラスパネル(17インチサイ
ズ)を準備し、そのフェース部の外表面に、マグネトロ
ンスパッタ成膜装置を用いて、表1〜3に示すような導
電性反射防止膜を形成した。表中の膜構成の欄には、各
層の材料と、幾何学的厚みを示した。
【0034】こうして得られた各試料を箱型電気炉に入
れ、450℃、60分間の熱処理を行い、熱処理前後の
波長450nm、波長550nm、波長620nmにお
ける表面視感反射率と、抵抗値を測定し、熱処理後の波
長450nm、波長550nm、波長620nmにおけ
る裏面視感反射率を測定した。
【0035】その結果、実施例のガラスパネルはいずれ
も、膜の光透過率が75%以下と低いため、陰極線管の
コントラストを向上させる効果が大きい。また、表面視
感反射率が0.8%以下と低いため、外光による反射画
像の映り込みを防止でき、しかも裏面視感反射率が5.
8%以下と低いため、映像の二重映りを防止できるもの
と推測される。
【0036】また、実施例のガラスパネルは、いずれも
熱処理により表面視感反射率に変化がなく、膜の抵抗値
も熱処理により増加せず、900Ω以下と低いため、十
分な電磁波遮蔽性能を有している。
【0037】それに対し、比較例のガラスパネルは、裏
面視感反射率が6〜10%と高いため、これを使用した
陰極線管は、映像が二重に映る虞れがある。
【0038】尚、表中の膜の光透過率は、自記分光光度
計によって、波長550nmにおける光透過率を測定し
たものである。
【0039】また、表中の表面視感反射率は、瞬間マル
チ反射率測定器を用いて15゜正反射を測定し、分光立
体面反射率を求めて、C光源またはD65光源の分光分布
から換算し、裏面視感反射率は、瞬間マルチ反射率測定
器を用い、ガラスの反射率と吸収率を考慮して光源の分
光分布から換算して求めたものである。
【0040】さらに抵抗値は、ガラスパネルのフェース
部の短辺側の中央部に超音波ハンダで電極を取り付け、
電極間の抵抗をテスターで測定したものである。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の陰極線管用ガラ
スパネルは、肉厚を10.16mmに換算した場合の波
長550nmにおける光透過率が70%以上のガラスか
らなるため、フェース部の中央部と周辺部の輝度差が小
さく、またフェース部の外表面に上記した導電性反射防
止膜が被覆形成されてなるため、表面視感反射率が低
く、コントラストが高く、優れた帯電防止性と電磁波遮
蔽性を有し、しかも裏面視感反射率が低いため、映像が
二重に見えることのない陰極線管を得ることが可能とな
る。
【0042】また、この導電性反射防止膜は、陰極線管
以外にも、成膜後に高温の熱処理が施される液晶ディス
プレイ基板やプラズマディスプレイ基板等の各種ディス
プレイに適用可能である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉厚を10.16mmに換算した場合の
    波長550nmにおける光透過率が70%以上のガラス
    から作製され、フェース部の外表面に着色層を有する導
    電性反射防止膜が形成されており、導電性反射防止膜
    は、波長550nmにおける光透過率が90%以下、表
    面視感反射率が2%以下、裏面視感反射率が7%以下で
    あることを特徴とする陰極線管用ガラスパネル。
  2. 【請求項2】 導電性反射防止膜が3つの層からなり、
    基体側から順に第1、第2、第3の層と呼ぶとき、第1
    の層は、チタンの酸化物、窒化物及び炭化物から選ばれ
    た2種以上の混合物または化合物の着色層で、50〜1
    50nmの幾何学的厚みを有し、第2の層は、屈折率が
    1.5〜2.5の導電層で、5〜50nmの幾何学的厚
    みを有し、第3の層は、屈折率が1.4〜1.6の透明
    層で、50〜200nmの幾何学的厚みを有することを
    特徴とする請求項1の陰極線管用ガラスパネル。
  3. 【請求項3】 導電性反射防止膜が3つの層からなり、
    基体側から順に第1、第2、第3の層と呼ぶとき、第1
    の層は、屈折率が1.5〜2.5の導電層で、5〜50
    nmの幾何学的厚みを有し、第2の層は、チタンの酸化
    物、窒化物及び炭化物から選ばれた2種以上の混合物ま
    たは化合物の着色層で、50〜150nmの幾何学的厚
    みを有し、第3の層は、屈折率が1.4〜1.6の透明
    層で、50〜200nmの幾何学的厚みを有することを
    特徴とする請求項1の陰極線管用ガラスパネル。
  4. 【請求項4】 導電性反射防止膜の外表面の抵抗値が1
    5Ω以下であることを特徴とする請求項1の陰極線管
    用ガラスパネル。
  5. 【請求項5】 フェース部の外表面の平均曲率半径がフ
    ェース部中央を通る全放射方向において10000mm
    以上であることを特徴とする請求項1の陰極線管用ガラ
    スパネル。
  6. 【請求項6】 導電層が、錫、インジウム及び亜鉛から
    選ばれた1種の金属酸化物、あるいは2種以上の金属酸
    化物の混合物または化合物の層であることを特徴とする
    請求項2、3の陰極線管用ガラスパネル。
  7. 【請求項7】 透明層が、シリコンの酸化物、あるいは
    シリコンの酸化物及び窒化物の混合物または化合物であ
    ることを特徴とする請求項2、3の陰極線管用ガラスパ
    ネル。
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