JP2001142278A - レジストレーション補正方法 - Google Patents

レジストレーション補正方法

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JP2001142278A
JP2001142278A JP32172499A JP32172499A JP2001142278A JP 2001142278 A JP2001142278 A JP 2001142278A JP 32172499 A JP32172499 A JP 32172499A JP 32172499 A JP32172499 A JP 32172499A JP 2001142278 A JP2001142278 A JP 2001142278A
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Tomohiro Hashimoto
朋浩 橋本
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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度検知センサによるレジマークの検出精度
を向上させて、色ずれのない高画質の画像を形成する。 【解決手段】 4個のレーザスキャナユニットを同時に
オンして形成した静電潜像にトナーを付着さてレジマー
クR1 、R2 、R3 、R4 を形成し、これを中間転写ベ
ルト6上に転写する。レジマークを濃度検知センサ11
によって読み取り、その読取り結果に基づいて、各色の
レジストレーション補正を行う。中間転写ベルト6上に
レジマークを形成するときの中間転写ベルト6の移動速
度に対し、中間転写ベルト6上のレジマークを検出する
ときの中間転写ベルト6の移動速度を例えば1/2にす
ることで、同じサンプリングクロックを用いる場合に、
通常速ではレジマークの先端から距離aの所でサンプリ
ングしていたものが、先端からa/2の所で検出できる
ため検出精度を2倍に上げることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間転写ベルトを
使用した多色の画像形成装置におけるレジストレーショ
ン補正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に、4連ドラム方式の画像形成装置
の一例を示す。
【0003】同図において、1Y、1M、1C、1Bk
は、この順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の感光ドラムであり、1色の現像剤につき1本の感光ド
ラムが対応している。2Y、2M、2C、2Bkは、一
次帯電器であり、各感光ドラム表面を所定の極性、所定
の電位に均一に帯電する。3Y、3M、3C、3Bk
は、レーザスキャナユニットであり、それぞれコントロ
ーラ(不図示)から送られる画像信号によって生成され
るレーザのオン・オフ信号により感光ドラム1上を露光
して静電潜像を形成する。4Y、4M、4C、4Bk
は、現像器であり、各感光ドラム上の静電潜像に各色の
トナーを付着させてトナー像として現像する。5Y、5
M、5C、5Bkは、転写ローラであり、各感光ドラム
上に形成されたトナー像を中間転写ベルト6上に一次転
写するためのものである。7aは給紙カセットであり、
中間転写ベルト6上に形成された複数色のトナー像が転
写される転写材が収給紙トレイ7bから給紙された転写
材Pは、給搬送装置7cによって搬送される。8は二次
転写ローラであり、搬送されてきた転写材Pに、中間転
写ベルト6上の4色のトナー像を一括で二次転写するも
のである。9は転写材Pに二次転写されたトナー像を定
着するための定着装置、10は定着後の転写材Pが排出
される排紙トレイである。11は濃度検知センサ(検出
手段)であり、ユーザが所望の出力画像を得られるよう
に、最大濃度を出力するための条件(例えば、帯電バイ
アス)およびγテーブルを決定するために中間転写ベル
ト6上に転写された濃度検出用のトナー像であるパッチ
の濃度を検出するためのものである。
【0004】上述の画像形成装置においては、濃度検知
センサ11を利用して、レジストレーション補正を行っ
ている。各色の感光ドラム1a、1b、1c、1d上に
形成したレジストレーション補正用のトナー像であるレ
ジマークを、中間転写ベルト6上に転写し、この中間転
写ベルト6上のレジマークを、濃度検知センサ11を使
用して読み取り、この読取り結果に基づいて、レーザス
キャナユニット3Y、3M、3C、3Bkのレーザによ
る潜像の書き出しタイミングを調整するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像形成
装置、つまり感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkが固
定式である多色の画像形成装置においては、中間転写ベ
ルト6が1回転するうちに1つのカラー画像(ただし、
連続印字モードでは複数のカラー画像の形成も可能。)
を形成する構成のため、各色間のPLL制御が間に合わ
ず、画像形成前に補正値をフィードバックしておく必要
があり、その方法として中間転写ベルト6上にマーキン
グしたレジマークを濃度検知センサ11で読み取り、演
算によってずれ量を割り出し、画像書き出しタイミング
にフィードバックすることがなされている。ここで、P
LL(Phase Locket Loop )制御とは、複数のポリゴン
ミラーを同時に回転させる場合の制御であり、基準のポ
リゴンミラーに対して他のポリゴンミラーの位相が一定
になるように制御するものである。このような制御を行
う理由は、複数のポリゴンミラーを同時に回転させる場
合、速度が一定になったときに必ずしもポリゴンミラー
の面が同位相になっているとは限らず、また、それぞれ
のポリゴンモータは独立の速度偏差をもっているため、
位相差は、回転中一定になっているとは限らないからで
ある。
【0006】上述の各色のレジマークの形成、およびそ
の読取りは、中間転写ベルト6を画像形成時の速度で回
転させた状態で行っている。
【0007】しかし、上述の方法によると、レジマーク
の検出精度をさらに向上させることがむずかしいという
問題があった。
【0008】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、レジマークの検出精度をさらに向上させて、色
ずれのない高画質の画像を形成することのできる画像形
成装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、それぞれ色の異なるトナー像を
形成する複数の画像形成部を中間転写ベルトの移動方向
に沿って配設し、各画像形成部で形成した色の異なるト
ナー像を前記中間転写ベルト上に順次に転写して、前記
中間転写ベルト上で複数色のトナー像を重ね合わせた
後、前記中間転写ベルト上の複数色のトナー像を一括で
転写材上に転写する画像形成装置におけるレジストレー
ション補正方法において、前記中間転写ベルトを第1の
速度で移動させた状態で、前記各色の画像形成部にて前
記中間転写ベルト上にレジストレーション補正用のトナ
ー像であるレジマークを形成し、前記レジマークの形成
後、前記中間転写ベルトを前記第1の速度と異なる第2
の速度で移動させた状態で、前記各色のレジマークを検
出装置で検出する、ことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る本発明は、請求項1のレジ
ストレーション補正方法において、前記第2の速度を前
記第1の速度よりも遅く設定する、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に係る本発明は、請求項1または
2のレジストレーション補正方法において、前記各色の
画像形成部は、均一に帯電された像担持体表面を露光し
て静電潜像を形成する露光手段を備え、前記レジマーク
は、前記各色の露光手段の露光光を同時にオンして形成
した静電潜像を現像、転写して形成する、ことを特徴と
する。
【0012】請求項4に係る本発明は、請求項1、2、
または3のレジストレーション補正方法において、レジ
ストレーション補正用の補正値は、前記検出手段による
前記中間転写ベルト上の基準色のレジマークの検出から
各色のレジマークの検出までの時間を計測した結果から
算出する、ことを特徴とする。
【0013】請求項5に係る本発明は、請求項1、2、
3、または4のレジストレーション補正方法において、
前記レジマークと同じ方法で前記中間転写ベルト上に形
成する濃度検出用のトナー像をパッチとすると、前記レ
ジマークの形成・検出を、前記パッチの形成・検出と並
列処理で、1つの前記検出手段によって行う、ことを特
徴とする。
【0014】請求項6に係る本発明は、請求項1、2、
3、4、または5のレジストレーション補正方法におい
て、前記検出手段による前記レジマークと前記パッチと
の検出の切替えは、1つの信号のローとハイの切替えに
よって行う、ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0016】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
4連ドラム方式の4色フルカラーの画像形成装置であ
り、同図はその概略構成を示す縦断面図である。
【0017】同図において、1Y、1M、1C、1Bk
は、この順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の感光ドラム(像担持体)であり、1色の現像剤につき
1本の感光ドラムが対応している。2Y、2M、2C、
2Bkは、一次帯電器であり、各感光ドラム表面を所定
の極性、所定の電位に均一に帯電する。3Y、3M、3
C、3Bkは、露光手段としてのレーザスキャナユニッ
トであり、それぞれコントローラ(不図示)から送られ
る画像信号によって生成されるレーザのオン・オフ信号
により感光ドラム1上を露光して静電潜像を形成する。
4Y、4M、4C、4Bkは、現像器であり、各感光ド
ラム上の静電潜像に各色のトナーを付着させてトナー像
として現像する。5Y、5M、5C、5Bkは、転写ロ
ーラであり、各感光ドラム上に形成されたトナー像を中
間転写ベルト6上に一次転写するためのものである。
【0018】上述の感光ドラム1Y、一次帯電器2Y、
レーザスキャナユニット3Y、現像器4Y、転写ローラ
5Yによってイエローの画像形成部が構成されている。
他の3色の画像形成部、すなわちマゼンタ、シアン、ブ
ラックの画像形成部についても、イエローの画像形成部
と同様の部材によって構成されている。
【0019】7aは給紙カセットであり、中間転写ベル
ト6上に形成された複数色のトナー像が転写される転写
材が収給紙トレイ7bから給紙された転写材Pは、給搬
送装置7cによって搬送される。8は二次転写ローラで
あり、搬送されてきた転写材Pに、中間転写ベルト6上
の4色のトナー像を一括で二次転写するものである。9
は転写材Pに二次転写されたトナー像を定着するための
定着装置、10は定着後の転写材Pが排出される排紙ト
レイである。11は検出装置としての濃度検知センサで
あり、ユーザが所望の出力画像を得られるように、最大
濃度を出力するための条件(例えば、帯電バイアス)お
よびγテーブルを決定するために中間転写ベルト6上に
転写された濃度調整用のトナー像(パターン)であるパ
ッチ(濃検パッチ)の濃度を検出するためのものであ
る。濃度検知センサ11は、中間転写体6上に転写され
たレジストレーション補正用のトナー像(パターン)で
あるレジマークをも検出する。
【0020】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら、実施の形態1におけるレジストレーション補正方法
およびそのシーケンスについて説明する。
【0021】画像形成装置は、スイッチオンにより、装
置が正常に画像を形成できるようにイニシャルのシーケ
ンスが行われる。レジストレーション補正制御は、この
イニシャライズルーチンの一部に組み込まれている。
【0022】イニシャライズルーチンの中のレジストレ
ーション補正サブルーチンが呼び出されると、ステップ
1(S1)で、例えば図3に示すような、レジストレー
ション補正に用いるレジマークR1 、R2 、R3 、R4
の一次転写像を中間転写ベルト6上に生成する。生成さ
れるレジマークは、レジストレーションのずれ量を演算
により容易に求められるよう、例えば、図4に示すよう
に、ずれ量がゼロの時に各色のレジマークR1 、R2
3 、R4 の間隔が各感光ドラム1Y、1M、1C、1
Bkの軸間距離Sに等しくなるように各色のレーザのオ
ン・オフ信号(LONY、LONM、LONC、LON
Bk)が同時にオンされるパターンになっている。
【0023】S1におけるパターンの生成は、ステップ
2(S2)で管理され、レジストレーションの補正に必
要なパターンのすべてを中間転写ベルト6上に生成し終
えたらステップ3(S3)に処理を移行する。
【0024】S3では中間転写ベルト6を搬送するため
の駆動源であるモータ(不図示)の速度切替信号(VC
HG)を切り替えてモータを減速させ、ステップ4(S
4)で速度の管理をしながら目標速度へと到達させる。
【0025】ステップ5(S5)では濃度検知センサ1
1により、中間転写ベルト6上に生成されたレジマーク
1 、R2 、R3 、R4 を基準色から時間管理しながら
読み取っていき、各感光ドラムの相対的な副走査方向
(中間転写ベルト6の移動方向(矢印R6方向))のず
れ量を補正するかたちでレーザ書き出しタイミングにフ
ィードバックする。ここで、レジストレーション補正制
御は、図5に示すようにBkのレジマークR4 が濃度検
知センサ11を通過するときの濃度検知センサ11に入
力される信号(DSNS)を基準にしてBkのレジマー
クR4 からCのレジマークR3 までの時間をt1 、Bk
のレジマークR4 からMのレジマークR2までの時間を
2 、BkのレジマークR4 からYのレジマークR1
での時間をt3 として計測し、実際の画像形成時に基準
となるYのレジマークR1 からのずれ量へと計測値を補
正、すなわちYのレジマークR1 からMのレジマークR
2 への時間は(t3 −t2 )、YのレジマークR1 から
CのレジマークR3 への時間は(t3 −t1 )、Yのレ
ジマークR1 からBkのレジマークR4 への時間はt 3
とし、各色の感光ドラム間の搬送時間基準値tと(t3
−t2 )とを、また2tと(t3 −t1 )とを、また3
tとt3 とをそれぞれ比較することにより、基準色
(Y)に対する時間的なずれ量を演算によって求める。
【0026】ステップ6(S6)で各色の静電潜像の書
き出しタイミングにフィードバックした後、新たな静電
潜像の書き出しタイミングデータをメモリ等に格納する
方法によって行われる。減速する効果は、例えば検出時
の中間転写ベルト6の搬送速度を通常の1/2速にした
場合、図6に示すように濃度検知センサ11によって各
色のレジマークが検出される時間が通常速(破線の波
形)に比べて2倍に増加し、同じサンプリングクロック
(SCLOCK)を用いる場合に、通常速ではレジマー
クの先端から距離aの所でサンプリングしていたもの
が、先端からa/2の所で検出できるため検出精度を2
倍に上げることが可能になるところにある。
【0027】補正制御が終了したら、ステップ7(S
7)でVCHGを切替て、減速していたモータを通常速
に復帰させるべく加速を開始し、ステップ8(S8)で
速度の管理をしながら通常の速度に復帰したところでレ
ジストレーション補正サブルーチンを抜け、メインルー
チンへ戻る。
【0028】〈実施の形態2〉図7のフローチャートを
参照して、本実施の形態におけるレジストレーション補
正方法およびそのシーケンスについて説明する。
【0029】実施の形態2の特徴はレジストレーション
補正制御と画像濃度制御とを並列処理で行うことにあ
る。
【0030】画像形成装置は、スイッチオンにより、装
置が正常に画像を形成できるようにイニシャルのシーケ
ンスが行われる。画像濃度制御およびレジストレーショ
ン補正制御はこのイニシャライズルーチンの一部に組み
込まれている。
【0031】イニシャライズルーチンの中の画像濃度・
レジストレーション補正サブルーチンが呼び出される
と、ステップ11(S11)で、例えば図8に示すよう
な、レジストレーション補正用のトナー像であるレジマ
ークR1 、R2 、R3 、R4 の一次転写像および画像濃
度制御用のトナー像であるパッチP1 、P2 、P3 、P
4 を中間転写ベルト6上に生成する。レジマークR1
2 、R3 、R4 は、実施の形態1と同様に、レジスト
レーションのずれ量を演算により容易に求められるよう
に生成される。
【0032】S11のパターンの生成はステップ12
(S12)で管理され、レジストレーションの補正に必
要なレジマークR1 、R2 、R3 、R4 とパッチP1
2 、P3 、P4 のすべてを中間転写ベルト6上に生成
し終えたらステップ13(S13)に処理を移行する。
【0033】S13では中間転写ベルト6を搬送するた
めの駆動源であるモータ(不図示)の速度切替信号(V
CHG)を切り替えてモータを減速させ、ステップ14
(S14)で速度の管理をしながら目標速度へと到達さ
せる。
【0034】ステップ15(S15)では濃度検知セン
サ11により中間転写ベルト6上に生成されたレジマー
クR1 、R2 、R3 、R4 を基準色から時間管理しなが
ら、パッチP1 、P2 、P3 、P4 を各色のレジマーク
1 、R2 、R3 、R4 の間で読み取っていき、各感光
ドラムの相対的な副走査方向のずれ量を補正するかたち
でレーザ書き出しタイミングにフィードバックするとと
もに、パッチP1 、P 2 、P3 、P4 の濃度を検出し、
濃度調整用のパラメータ(例えば、帯電バイアス、現像
バイアス)にフィードバックする。ここで、レジストレ
ーション補正制御は、図9に示すように、レジマーク生
成のために各色のレーザのオン・オフ信号が同時にオン
され、それぞれの感光ドラム上にレジマークの静電潜像
を形成すると、中間転写ベルト6上に一次転写されて濃
度検知センサ11で検出可能な範囲にBkのレジマーク
4 が到達する前にレジマーク検出のためのマスク信号
(RMASK)をオフにしてレジマークを検出可能な状
態にする。
【0035】この状態で濃度検知センサ11に入力され
る信号はレジマークR4 であると判断し、Bkのレジマ
ークR4 が濃度検知センサ11に入力されると信号入力
があった時間を基準として内部メモリに記憶する。Bk
のレジマークR4 が濃度検知センサ11で検出可能な範
囲を抜けるとRMASKをオンにして、次に来るべくパ
ッチP4 を読み取るための準備をする。規定の数のパッ
チ濃度を検出した後、Bkのレジマーク入力から所定の
時間経過後、RMASKをオフしてCのレジマークR3
の入力を持つ。ここで、規定の数のパッチは決してRM
ASK信号と重複しない位置に形成され、レジマーク入
力から次にRMASKをオフするまでの時間は、Bkの
感光ドラム1BkとCの感光ドラム1C間で起こりうる
ずれ量の最大マイナス公差の距離を進む時間より短い時
間で設定される。
【0036】CのレジマークR3 の入力があるとBkの
レジマーク入力からの時間t1 を計測し、この値を内部
メモリに記憶させる。CのレジマークR3 が濃度検知セ
ンサ11で検出可能な範囲を抜けると再びRMASKを
オンにして、次に来るべくCのパッチP3 を読み取るた
めの準備をする。Bkの時と同様に規定の数のパッチ濃
度を検出した後、Bkのレジマーク入力から所定の時間
経過後、RMASKをオフしてMのレジマークの入力を
待つ。ここで、レジマーク入力から次にRMASKをオ
フするまでの時間は、Bkの感光ドラム1BkとMの感
光ドラム1M間で起こりうるずれ量の最大マイナス公差
の距離を進む時間より短い時間で設定される。
【0037】MのレジマークR2 の入力があるとBkの
レジマーク入力からの時間t2 を計測し、この値を内部
メモリに記憶させる。同様にしてMのパッチ濃度を検出
した後、所定のタイミングでRMASKをオフしてYの
レジマークR1 の入力を待ち、YのレジマークR1 の入
力があるとBkのレジマーク入力からの時間t3 を計測
する。t3 が計測されると実際の画像形成時に基準とな
るYのレジマークR1からのずれ量へと計測値を補正、
すなわちYのレジマークR1 からMのレジマークR2
の時間は(t3 −t2 )、YのレジマークR1 からCの
レジマークR3への時間は(t3 −t1 )、Yのレジマ
ークR1 からBkのレジマークR4 への時間はt3
し、それぞれ感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkの軸
距離の中心値S、2S、3Sを移動するのにかかる時間
t、2t、3tと比較して基準色(Y)に対する時間的
なずれ量を演算によって求める。
【0038】ステップ16(S16)で各色の静電潜像
の書き出しタイミングにフィードバックした後、新たな
静電潜像の書き出しタイミングデータをメモリ等に格納
する方法によって行われる。
【0039】本実施の形態における減速の効果は、前述
の実施の形態1と同様に検出精度を2倍に上げることが
可能になることに加え、画像濃度制御と並列処理による
イニシャルシーケンスの短縮、さらには、検出時の中間
転写ベルト6の速度が1/n(実施の形態1ではn=
2)になる場合に、パッチ濃度の検出速度も遅くなるこ
とから、通常速と同等のパッチ濃度検出精度を保つとし
た場合には、パッチの大きさが搬送方向に対して1/n
でよくなり、廃トナーを減らすことも可能になる。
【0040】補正制御が終了したら、ステップ17(S
17)でVCHGを切替て減速していたモータを通常速
に復帰させるべく加速を開始し、ステップ18(S1
8)で速度の管理をしながら通常の速度に復帰したとこ
ろで画像濃度・レジストレーション補正サブルーチンを
抜け、メインルーチンへ戻る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
中間転写ベルトの移動速度を、中間転写ベルト上にレジ
マークを形成するときの第1の速度と、中間転写ベルト
上のレジマークを検出手段で検出するときの第2の速度
とで変更することにより、レジマークの検出精度を向上
させることができるので、色ずれのない高画質の画像を
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間転写ベルトに移動方向に沿って4個の画像
形成部を配設した4色フルカラーの画像形成装置の概略
構成を示す縦断面図。
【図2】実施の形態1におけるレジストレーション補正
制御のフローチャート。
【図3】(a)は実施の形態1において中間転写ベルト
上に形成されたレジマークを示す上面図。(b)は実施
の形態1において中間転写ベルト上に形成されたレジマ
ークを示す側面図。
【図4】実施の形態1における各色のレーザオン信号と
レジマークとの関係を示す図。
【図5】実施の形態1におけるレーザオン信号と濃度検
知センサに入力される信号とを示すタイミングチャー
ト。
【図6】実施の形態1において中間転写ベルトを減速さ
せてレジマーク検出を行うことのメリットを説明するた
めのタイミングチャート。
【図7】実施の形態2におけるレジストレーション補正
制御のフローチャート。
【図8】(a)は実施の形態2において中間転写ベルト
上に形成されたレジマークおよびパッチを示す上面図。
(b)は実施の形態1において中間転写ベルト上に形成
されたレジマークおよびパッチを示す側面図。中間転写
ベルト上に形成されるレジマークと濃度パッチの一例。
【図9】実施の形態2におけるレーザオン信号と濃度検
知センサに入力される信号とを示すタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
1Y、1M、1C、1Bk像担持体(感光ドラム) 2Y、2M、2C、2Bk一次帯電器 3Y、3M、3C、3Bk露光手段(レーザスキャナユ
ニット) 4Y、4M、4C、4Bk現像器 5Y、5M、5C、5Bk転写ローラ 6 中間転写ベルト 11 検出手段(濃度検知センサ) P 転写材 P1 、P2 、P3 、P4パッチ R1 、R2 、R3 、R4レジマーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ色の異なるトナー像を形成する
    複数の画像形成部を中間転写ベルトの移動方向に沿って
    配設し、各画像形成部で形成した色の異なるトナー像を
    前記中間転写ベルト上に順次に転写して、前記中間転写
    ベルト上で複数色のトナー像を重ね合わせた後、前記中
    間転写ベルト上の複数色のトナー像を一括で転写材上に
    転写する画像形成装置におけるレジストレーション補正
    方法において、 前記中間転写ベルトを第1の速度で移動させた状態で、
    前記各色の画像形成部にて前記中間転写ベルト上にレジ
    ストレーション補正用のトナー像であるレジマークを形
    成し、 前記レジマークの形成後、前記中間転写ベルトを前記第
    1の速度と異なる第2の速度で移動させた状態で、前記
    各色のレジマークを検出装置で検出する、 ことを特徴とするレジストレーション補正方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の速度を前記第1の速度よりも
    遅く設定する、 ことを特徴とする請求項1に記載のレジストレーション
    補正方法。
  3. 【請求項3】 前記各色の画像形成部は、均一に帯電さ
    れた像担持体表面を露光して静電潜像を形成する露光手
    段を備え、 前記レジマークは、前記各色の露光手段の露光光を同時
    にオンして形成した静電潜像を現像、転写して形成す
    る、 ことを特徴とする請求項1または2に記載のレジストレ
    ーション補正方法。
  4. 【請求項4】 レジストレーション補正用の補正値は、
    前記検出手段による前記中間転写ベルト上の基準色のレ
    ジマークの検出から各色のレジマークの検出までの時間
    を計測した結果から算出する、 ことを特徴とする請求項1、2、または3に記載のレジ
    ストレーション補正方法。
  5. 【請求項5】 前記レジマークと同じ方法で前記中間転
    写ベルト上に形成する濃度検出用のトナー像をパッチと
    すると、 前記レジマークの形成・検出を、前記パッチの形成・検
    出と並列処理で、1つの前記検出手段によって行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、または4に記載の
    レジストレーション補正方法。
  6. 【請求項6】 前記検出手段による前記レジマークと前
    記パッチとの検出の切替えは、1つの信号のローとハイ
    の切替えによって行う、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、または5に記
    載のレジストレーション補正方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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