JP2001141527A - 車両用メータの文字盤照明装置 - Google Patents

車両用メータの文字盤照明装置

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JP2001141527A
JP2001141527A JP32604999A JP32604999A JP2001141527A JP 2001141527 A JP2001141527 A JP 2001141527A JP 32604999 A JP32604999 A JP 32604999A JP 32604999 A JP32604999 A JP 32604999A JP 2001141527 A JP2001141527 A JP 2001141527A
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light
dial
guide plate
light guide
light emitting
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JP32604999A
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English (en)
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Masato Tamaki
真人 田牧
Toshinori Takahashi
利典 高橋
Satoshi Inagaki
聡 稲垣
Tokuhito Kino
徳人 木野
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け及び取り外し作業を簡単に行え、文
字盤の照明色を容易に変更でき、かつ、文字盤照明を均
一に行えるようにする。 【解決手段】 メータ部30の文字盤31の目盛及び文
字部分に対応する平面形状を有して文字盤31の裏面側
に配置される光放射部61と、光放射部61の外側の輪
郭から外方に突出し、その外周側面からの入射光を光放
射部61に導入する光導入部62とを備え、光導入部6
2から光放射部61に導入した光を光放射部61の厚さ
方向一側面から文字盤31に向かって放射する。導光板
ケース70は、導光板60の全体の輪郭に対応する全体
形状を有して導光板60の外側に装着される。LED8
2は、導光板ケース70内に収容されて、光軸が導光板
60の光導入部62の外周側面から光放射部61に向か
って所定角度θで交差するよう、導光板60の光導入部
62の外周側面に対向配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用メータの文
字盤照明装置に関し、特に、光源として発光ダイオード
(以下、LEDという)を使用し、スピードメータ、タ
コメータ等の自動車用メータの文字盤を裏面側から照明
する車両用メータの文字盤照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用メータの文字盤照明装置と
しては、文字盤の裏面側から文字盤を間接的に照明する
間接照明装置、及び、文字盤の表面側から文字盤を直接
照明する直接照明装置等がある。また、間接照明装置の
中では、導光板を使用した間接照明装置(以下、導光板
型照明装置という)が近年注目されている。この導光板
型照明装置は、文字盤の裏面側に所定形状の導光板を配
置すると共に、導光板の端部等の所定位置に、ランプバ
ルブ等の光源を配置している。そして、光源からの光を
導光板に入射し、導光板内を導いて文字盤に向かって放
射することにより、文字盤を裏面側から照明する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の導光板
型照明装置は、文字盤の寸法、形状等の仕様に応じて導
光板を作成し、その導光板を文字盤の裏面側の所定位置
に配置して、ネジ等の固定手段によりその位置に組み付
ける作業が必要となる。また、光源用の基盤を導光板の
端部等の所定位置近傍に配置して、ネジ等の固定手段に
より組み付けると共に、必要数の光源を基盤に実装する
作業も必要となる。よって、従来の導光板型照明装置
は、その組み付け作業が煩雑となり、作業性の点で改善
する余地がある。
【0004】一方、自動車業界においては、近年、需要
者(ユーザー)の趣味感及び嗜好性の多様化に伴い、内
装品(シート、センターコンソール、計器盤、ハンドル
等)に求められるデザインも多様化しており、同一車種
においても多種多様のデザインまたは意匠が用意される
傾向にある。ここで、計器盤に配置されるメータ類は、
自動車の内装意匠において重要な部分を占めると共に、
メータ類の照明色は、夜間等において独特の意匠性(イ
ルミネーション効果)を発揮するための重要な要素とな
る。よって、例えば、ディーラーオプション等におい
て、メータの照明色を簡単に変更できるようにすること
が望まれる。しかし、従来の導光板型照明装置は、上記
のように各部材毎に取り付けおよび取り外しを行う必要
があるため、その組み付け作業のみならず、取り外し作
業も煩雑であり、照明色変更時の作業性の点で改善する
余地がある。
【0005】更に、従来の導光板型照明装置は、文字盤
における照明時の輝度むらを無くして照明を均一に行う
ために、光源からの光を導光板の全面に均等に放射する
必要がある。しかし、従来の導光板型照明装置では、光
源から離れた位置においては、光源の指向性に応じた入
射光の広がりにより、比較的広範囲を均等に照明できる
ものの、光源の近傍位置では、入射光の広がりが少な
く、輝度が低くなる部分が存在し、輝度むらが発生する
可能性がある。よって、従来の導光板型照明装置は、文
字盤照明の均一性の点で改善する余地がある。
【0006】そこで、本発明は、組み付け及び取り外し
が簡単で、文字盤の照明色を容易に変更することがで
き、かつ、文字盤照明を均一に行うことができる車両用
メータの文字盤照明装置の提供を課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置は、導光板と一対のLEDとを具
備する。
【0008】導光板は、メータ部の文字盤の少なくとも
目盛及び文字部分に対応する平面形状を有して前記文字
盤の裏面側に配置される光放射部と、前記光放射部の外
側の輪郭線から外方に突出し、その外周側面からの入射
光を前記光放射部に導入する光導入部とを備え、前記光
導入部から前記光放射部に導入した光を前記光放射部の
厚さ方向一側面から前記文字盤に向かって放射する。
【0009】一対のLEDは、光軸が前記導光板の光導
入部の外周側面から前記光放射部に向かって所定角度で
交差するよう、前記導光板の光導入部の外周側面にそれ
ぞれ対向配置される。
【0010】したがって、一対のLEDを発光すると、
LEDから放射された一対の光が導光板の光導入部の外
周側面から光導入部に入射される。そして、一対の入射
光は、光導入部の外周側面から前記光放射部に向かって
所定角度で交差して進行する。即ち、各LEDの近傍位
置では、そのLEDと対をなす他のLEDが存在し、そ
れらの一対のLEDからの入射光が光導入部内で広が
り、その広がりを維持しながら光放射部内に進入して進
行する。その結果、LEDの近傍位置においても、全体
として入射光の広がる範囲が大きくなり、輝度が低くな
る部分が無く、輝度むらを防止することができる。そし
て、LEDから離れた位置のみならず、LEDの近傍位
置においても、均等な照明を行うことができ、文字盤の
照明部分全体における照明の均一性を向上することがで
きる。
【0011】請求項2に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、導光板と、導光板ケースと、一対の発光ダイオ
ードとを具備する。
【0012】前記導光板は、メータ部の文字盤の少なく
とも目盛及び文字部分に対応する平面形状を有して前記
文字盤の裏面側に配置される光放射部と、前記光放射部
の外側の輪郭から外方に突出し、その外周側面からの入
射光を前記光放射部に導入する光導入部とを備え、前記
光導入部から前記光放射部に導入した光を前記光放射部
の厚さ方向一側面から前記文字盤に向かって放射する。
【0013】前記導光板ケースは、前記導光板の全体の
輪郭に対応する全体形状を有して前記導光板の外側に装
着される。
【0014】前記一対の発光ダイオードは、前記導光板
ケース内に収容されて、光軸が前記導光板の光導入部の
外周側面から前記光放射部に向かって所定角度で交差す
るよう、前記導光板の光導入部の外周側面に対向配置さ
れる。
【0015】したがって、一対のLEDを発光すると、
LEDから放射された一対の光が導光板の光導入部の外
周側面から光導入部に入射される。そして、一対の入射
光は、光導入部の外周側面から前記光放射部に向かって
所定角度で交差して進行する。即ち、各LEDの近傍位
置では、そのLEDと対をなす他のLEDが存在し、そ
れらの一対のLEDからの入射光が光導入部内で広が
り、その広がりを維持しながら光放射部内に進入して進
行する。
【0016】また、請求項2に係る文字盤照明装置は、
導光板を導光板ケース内に装着し、LEDを導光板ケー
ス内に収容配置することにより、全体として一体化され
ている。したがって、全体を一体として文字盤の裏面側
の所定位置に組み付けたり、取り外したりすることがで
きる。
【0017】更に、導光板ケース内にLEDが収容さ
れ、所定位置に配置及び固定されているため、導光板を
導光板ケースに装着すると、LEDを光導入部の外周側
面に対して自動的に位置決めされる。
【0018】請求項3に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、請求項1または2の構成において、前記導光板
の光放射部の外側の輪郭を略円形または略円弧状とし、
前記光導入部を前記光放射部の外側の輪郭の周方向に略
等間隔で2個以上配置すると共に、前記各光導入部を平
面略三角形状とし、かつ、その頂点が前記光放射部の外
側の輪郭から略放射方向に突出するようにした。
【0019】請求光3に係る文字盤照明装置では、光導
入部が2個以上配置され、各光導入部に一対のLEDが
対向配置されるため、その配置個数に応じて光放射部及
び装置全体の輝度が大きくなる。また、光導入部が光放
射部の外側の輪郭の周方向に略等間隔で配置されるた
め、光放射部の各部分の照明が均等となる。
【0020】また、各光導入部が平面略三角形状をなす
と共に、その頂点が光放射部の外側の輪郭から略放射方
向に突出するため、光導入部の頂点を挟む2辺(両外周
側面)の各々に、各LEDを容易に位置決めして対向配
置することができる。例えば、LEDとしてチップLE
Dを使用する場合、一対のチップLEDの発光面側を光
導入部の両外周側面にそれぞれ対向配置するだけで、そ
れらの光軸が前記両外周側面の交差角度(頂角)に応じ
た角度で交差する。その結果、光導入部の三角形状及び
頂角を適宜設定することにより、前記両LEDの光軸の
交差角度を所望の角度に設定することができる。
【0021】請求項4に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、前
記一対のLEDを、その光軸が前記光導入部の外周側面
から前記光放射部に向かって90〜120度の範囲の角
度で交差するよう、前記光導入部の外周側面に配置し
た。
【0022】LEDの光軸の交差角度を90〜120度
の範囲に設定すると、対をなすLEDの光の重複範囲を
少なくし、かつ、均一な照明を行うことができる。即
ち、使用するLEDの指向性に応じて、光導入部で対を
なすLEDの光は、交差部分より光放射部側で、光軸の
周囲の部分が重複する可能性がある。このとき、通常の
指向性のLEDを使用する場合、LEDの光軸の交差角
度を90度未満の範囲とすると、LEDの光の重複範囲
が過度になり、光の重複部分とその他の部分とで輝度差
が大きくなり、照明の均一性を損なう可能性がある。一
方、LEDの光軸の交差角度を120度を超える範囲と
すると、LEDの光が全く重複しない部分、即ち、LE
D光が存在しない部分が生じる可能性があり、その部分
の輝度が落ち、照明の均一性を損なう可能性がある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、各実施の形態を通じて同一の部材または要
素には同一の符号または部材番号を付してその説明を省
略する。
【0024】図1は本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータの全
体を示す正面図である。図2は本発明の実施の形態1に
係る車両用メータの文字盤照明装置を適用した自動車用
メータを裏面側から見て示す分解斜視図である。図3は
本発明の実施の形態1に係る車両用メータの文字盤照明
装置を示す平面図である。
【0025】実施の形態1に係る車両用メータの文字盤
照明装置は、コンビネーションメータ等の自動車用メー
タに適用される。この自動車用メータは、図1及び図2
に示すように、非透明樹脂製のメータケース10と、メ
ータケース10の前面側に装着される見返し板50とを
備える。メータケース10の後面の下端部中央には左右
に延びる長孔11が形成され、メータケース10内の左
部にはタコメータ部20が設けられている。タコメータ
部20は、文字盤21と、指針22とを有する。文字盤
21の外周部には、エンジン回転数を表す目盛及び文字
が所定間隔で配置されている。また、メータケース10
内の中央部にはスピードメータ部30が設けられてい
る。スピードメータ部30は、文字盤31と、指針32
とを有する。文字盤31の外周部には、車速を表す目盛
及び文字が所定間隔で配置されている。更に、メータケ
ース10内の右部には燃料計、電圧計及び温度計等の補
助計器を適宜配置した補助メータ部40が設けられてい
る。補助メータ部40は、文字盤41と、各種計器の指
針42,43,44とを有する。文字盤41において各
種計器の外周部には、それぞれ、その計器の変量(燃料
残量、バッテリ電圧、冷却水温度等)を表す目盛及び文
字が所定間隔で配置されている。
【0026】一方、図2に示すように、見返し板50
は、非透明樹脂製のケース状をなし、その後端側に平板
状のマスク部51を有している。マスク部51は、前記
タコメータ部20、スピードメータ30部及び補助メー
タ部40に対応する位置に、それぞれ、開口52,5
3,54を形成している。そして、各開口52,53,
54からタコメータ部20、スピードメータ30部及び
補助メータ部40の各文字盤21,31,41及び指針
22,32,42,43,44が露出している。なお、
見返し板50の前面側の開口にはカバーレンズ59が装
着される。
【0027】次に、本発明の実施の形態1に係る車両用
メータの文字盤照明装置の構成について説明する。な
お、実施の形態1では、本発明に係る車両用メータの文
字盤照明装置を、自動車用コンビネーションメータのス
ピードメータ部30の文字盤照明装置に具体化して説明
する。無論、本発明に係る車両用メータの文字盤照明装
置は、スピードメータ部30の場合と同様にして、タコ
メータ部20、補助メータ部40等、その他のメータ類
の文字盤照明装置として具体化することができる。
【0028】実施の形態1に係る車両用メータの文字盤
照明装置は、図3に示すように、導光板60と、導光板
ケース70と、LED82とを具備する。導光板60
は、光放射部61及び光導入部62を備える。光放射部
61は、スピードメータ部30の文字盤31の少なくと
も目盛及び文字部分に対応する平面形状を有して文字盤
31の裏面側に配置される。
【0029】詳細には、実施の形態1では、文字盤31
は円形の下端部を切除した略扇形状をなし、文字盤31
の目盛及び文字部分は全体としてドーナツリングの下側
を開口したリング形状をなす。よって、光放射部61
は、前記目盛及び文字部分の形状に対応して、下側を開
口したリング形状をなす。これにより、光放射部61の
略中央部には下側を開口した凹部63が形成される。一
方、光放射部61の外側の輪郭(外形)は、文字盤31
の外周形状(外周側の輪郭)に対応する円弧状をなして
いる。また、光放射部61の内側の輪郭(外形)である
凹部63の輪郭は、全体として、縦長長方形の上側を外
方(左右)に膨出して湾曲させた形状をなし、文字盤3
1の目盛及び文字部分とスピードメータ部30の指針3
2の基端部分(駆動軸付近)との間に位置している。そ
して、光放射部61は、文字盤31の目盛及び文字部分
の裏面側に対向配置され、少なくとも文字盤31の目盛
及び文字部分の全面に対向するようになっている。
【0030】また、光導入部62は、光放射部61の外
側の輪郭から外方に突出し、その外周側面からの入射光
を光放射部61に導入する。詳細には、光導入部62
は、光放射部61の円弧状をなす外側の輪郭(外周面)
の周方向に略等間隔で合計3個配置される。即ち、光放
射部61の外周面中央位置(図3中上端)と、その外周
面中央位置と両下端(凹部63の左右両側)との間の中
間位置に、それぞれ、同一形状の光導入部62が配置さ
れる。各光導入部62は、頂点の角度を直角とした平面
直角二等辺三角形状をなしている。そして、各光導入部
62は、その配置位置において、底辺を光放射部61の
外周面の接線と略一致させ、頂点を光放射部61の外周
面から略放射方向に突出させている。
【0031】導光板ケース70は、導光板60の全体の
輪郭に対応する全体形状を有して導光板60の外側に装
着されている。導光板ケース70は、導光板60の発光
面となる表面(文字盤31との対向面)以外の部分、即
ち、その外周面及び裏面を覆う箱状に形成される。詳細
には、導光板ケース70は、光放射部61に対応する基
部71と、光導入部62に対応する突部72と、凹部6
3に対応する駆動軸収容凹部73とを備え、全体とし
て、導光板60の全体の輪郭を所定寸法拡大した略相似
の輪郭を有している。なお、駆動軸収容凹部73は、導
光板60の凹部63を縮小した相似形状を有し、導光板
ケース70の略中央に配置される。また、基部71及び
突部72の後端(裏面側)には薄板状の底部75が形成
され、基部71及び突部72の後端を閉塞している。
【0032】なお、基部71及び突部72の内周面並び
に底部75の前面(文字盤31側の面)により、導光板
ケース70の内側に、導光板60を密接状態で嵌め込ん
で収容する嵌合凹部74が形成されている。そして、導
光板ケース70の嵌合凹部74に導光板60を嵌め込ん
だ状態で、導光板60の表面と導光板ケース70の表面
とが面一となるよう、導光板60の厚さと嵌合凹部74
の深さ(基部71または突部72の厚さ)とは同一値に
設定されている。
【0033】前記LED82は、導光板ケース70内に
収容されて、光軸が導光板60の光導入部62の外周側
面から光放射部61に向かって所定角度で交差するよ
う、導光板60の光導入部62の外周側面にそれぞれ対
向配置される。詳細には、各突部72の両内周側面の内
部には、それぞれ、プリント基盤81が収容して固定さ
れ、そのプリント基盤81にLED82が実装されてい
る。LED82としては、チップLEDを使用し、その
発光側の端面を光導入部62の各外周側面に略当接状態
で対向配置している。これにより、各光導入部62に一
対のLED82が対応し、それらの光軸が、図3中矢印
で示すように、光導入部62の外周側面と直交して入射
し、所定角度θで交差した後、光放射部61内を進行す
る。本実施の形態では、光導入部62の頂角が90度に
設定されているため、LED82の光軸の交差角度θも
90度となる。
【0034】更に、本実施の形態では、前記導光板60
の各光導入部62に加え、光放射部61の下端内側(凹
部63側)の両角部から、それぞれ、一対のLED82
の光を入射するようになっている。光放射部61の前記
各角部は、直角に交差する一対の外周側面を有し、その
外周側面に、一対のLED82がそれぞれ対向配置され
ている。即ち、光放射部61の各角部に対応する導光板
ケース70の基部71の角部には、その一対の内周側面
の内部に、それぞれ、プリント基盤81が収容して固定
され、そのプリント基盤81にLED82が実装されて
いる。LED82としては、上記と同様、チップLED
を使用し、その発光側の端面を光放射部61の角部の各
外周側面に略当接状態で対向配置している。これによ
り、各LED82の光軸は、図3中矢印で示すように、
光放射部61の角部の外周側面と直交して入射し、所定
角度θで交差して光放射部61内を進行する。本実施の
形態では、光放射部61の角部の角度が90度に設定さ
れているため、LED82の光軸の交差角度θも90度
となる。
【0035】なお、光放射部61の角部用のLED82
は、全体の輝度を増大すると共に、輝度むらをなくすた
めに設けるものである。しかし、本実施の形態のよう
に、光導入部62を複数設ける場合は、全体的に十分な
輝度が得られ、かつ、輝度むらを生じる可能性も低いた
め、光放射部61の角部用のLED82は省略しても良
い。
【0036】前記LED82の発光色は、得ようとする
メータの意匠性に応じて、任意のものとすることができ
る。例えば、LED82を、赤色R、緑色G、青色Bの
三原色のチップLEDを有するマルチカラーLEDより
構成しても良く、この場合、白色を含む任意の色を発光
自在となる。また、LED82としては、三原色のチッ
プLEDを有するLEDの代わりに、任意の二色以上の
チップLEDを有するLEDを使用したり、単色のLE
Dを使用したり、或いは、チップLEDではなくLED
ランプを使用しても良い。
【0037】また、プリント基盤81は、各LED82
毎に別個に設けているが、フレキシブルプリント基盤か
らなる単一のプリント基盤を各突部72の内部に収容
し、そのプリント基盤に一対のLED82を実装しても
良い。或いは、フレキシブルプリント基盤からなる単一
のプリント基盤を基部71及び全ての突部72の内部に
延設して収容し、そのプリント基盤に全ての対のLED
82を実装しても良い。更に、LED82としては、チ
ップLEDを使用する以外に、砲弾型LED等の樹脂レ
ンズまたは封止樹脂を有するLEDランプを使用しても
良い。この場合、LEDの光軸が所定角度θで交差する
よう、LEDランプの軸心を突部72の内周側面または
光導入部62の外周側面と直交させる。
【0038】更に、前記メータケース10の後面の下端
部中央には左右に延びる長孔11が形成され、長孔11
に相通した給電線を前記基盤81に接続し、LED82
への給電を行うようになっている。
【0039】次に、上記のように構成した実施の形態1
に係る車両用メータの文字盤照明装置の製造及び文字盤
への組み付けについて説明する。
【0040】本実施の形態では、導光板60は、透明ア
クリル樹脂等の公知の導光体材料により上記形状となる
よう一体成形される。また、導光板ケース70は、塩ビ
樹脂等の非透明材料により、前記基盤81及びLED8
2を内部に収容した状態で、上記形状となるよう一体成
形されている。そして、この導光板60を導光板ケース
70の嵌合凹部74に嵌め込んで、接着剤等により固定
することにより、導光板60及び導光板ケース70を一
体化することができる。このとき、嵌合凹部74が導光
板60と同一形状(合同)であるため、導光板ケース7
0に対して導光板60を容易に位置決めすることができ
る。また、導光板ケース70内に基盤81及びLED8
2が収容され、所定位置に配置及び固定されているた
め、LED82を光導入部62の外周側面に対して自動
的に位置決めすることができ、LED82の光軸が前記
所定交差角度で交差するようにすることができる。その
結果、LED82を導光板60の光導入部62の外周側
面の所定位置に位置決めして対向配置するための特別な
作業が不要となる。
【0041】これにより、上記のように、LED82の
発光側端面が、光導入部61の対応する外周側面に密接
して対向配置される。そして、LED82を発光してそ
の光を光導入部61に入射することにより、光導入部6
2の光が光放射部61に導入され、導光板60が、光放
射部61に導入した光を光放射部61の厚さ方向一側面
(文字盤31との対向面)から文字盤31に向かって放
射自在となる。
【0042】一方、本実施の形態の文字盤照明装置は、
スピードメータ部30の文字盤31の裏面側に、クリッ
プ、ネジ等の締結手段を介して固定配置される。このと
き、導光板ケース70に駆動軸収容凹部73を設けたた
め、駆動軸収容凹部73を介して、文字盤照明装置をス
ピードメータ部30の指針32の駆動軸部分に上方から
支障無く嵌め込むことができ、指針32の駆動軸部分を
駆動軸収容凹部73内に円滑に配置することができる。
【0043】このようにして文字盤31の裏面側に配置
した文字盤照明装置は、導光板60の光放射部61の外
周面が、文字盤31の露出部分外周縁、即ち、開口53
の内周縁と一致し、光放射部61の全面が文字盤の目盛
及び文字部分(照明部分)と一致し、文字盤31の照明
部分を照明自在となる。また、光導入部62は、開口5
3の内周縁より外側に位置し、マスク部51により遮蔽
されるため、開口53から外部に露出して視認されるこ
とはない。更に、導光板ケース70の導光板60からの
露出部分である基部71及び突部72も、開口53の内
周縁より外側に位置し、マスク部51により遮蔽される
ため、開口53から外部に露出して視認されることはな
い。
【0044】次に、上記のように構成した実施の形態1
に係る車両用メータの文字盤照明装置の動作を説明す
る。
【0045】まず、LED82を所定の発光色となるよ
う発光駆動制御すると、導光板の各光導入部62に対応
する一対のLED82が、その発光色で発光する。する
と、一対のLED82から放射された一対の光が、導光
板60の光導入部62の外周側面から光導入部62に入
射される。そして、一対の入射光は、光導入部62の外
周側面から前記光放射部61に向かって所定角度θで交
差して進行する。即ち、各LED82の近傍位置では、
そのLED82と対をなす他のLED82が存在し、そ
れらの一対のLED82からの入射光が光導入部62内
で広がり、その広がりを維持しながら光放射部61内に
進入して進行する。よって、LED82の近傍位置にお
いても、全体として入射光の広がる範囲が大きくなり、
輝度が低くなる部分が無く、輝度むらを防止することが
できる。その結果、LED82から離れた位置のみなら
ず、LED82の近傍位置においても、均等な照明を行
うことができ、文字盤31の照明部分全体における照明
の均一性を向上することができる。
【0046】特に、本実施の形態では、上記のように、
各光導入部62の頂角は90度であり、かつ、その頂点
が光放射部61の放射方向に突出する。よって、光導入
部62の一方の外周側面から入射するLED82の光軸
は、他方の外周側面と略平行に延びるため、他方の外周
側面がLED光の進行の妨げとなることがない。その結
果、光導入部62に入射したLED82の光を、光放射
部61内に効率良く円滑に導入することができる。
【0047】更に、本実施の形態では、光放射部61の
下端角部にも、それぞれ、一対のLED82から光が入
射されるため、全体の輝度を増大することができると共
に、輝度むらの発生を一層効果的に防止することができ
る。
【0048】また、実施の形態1に係る文字盤照明装置
は、導光板60を導光板ケース70内に装着し、LED
82を導光板ケース70内に収容配置することにより、
全体として一体化されている。したがって、全体を一体
として文字盤31の裏面側の所定位置に組み付けたり、
取り外したりすることができる。その結果、組み付け及
び取り外し作業を容易に行うことができ、作業性を向上
することができる。また、交換作業を簡単に行うことが
できるため、ディーラオプション等により、ユーザーの
要望等に応じて、スピードメータ部30の照明色を容易
に変更することができ、多種多様な照明色を提供するこ
とができる。
【0049】更にまた、実施の形態1では、導光板ケー
ス70の駆動軸収容凹部73にスピードメータ部30の
指針32の駆動軸を収容するため、文字盤照明装置の装
着時に指針32の駆動軸が妨げとなることが無く、文字
盤照明装置の組み付け作業を円滑に進めることができ
る。なお、本実施の形態では、スピードメータ部30の
指針32の駆動軸近傍に光放射部62が存在しない。よ
って、その部分の照明は、ランプバルブ、LED等、指
針32の駆動軸近傍に別個に設けた照明装置により行っ
ても良い。例えば、指針32専用の照明装置を別個に設
けたり、オドメータ及び/またはトリップメータ専用の
照明装置を別個に設けても良い。
【0050】次に、本発明の実施の形態2に係る車両用
メータの文字盤照明装置について説明する。図4は本発
明の実施の形態2に係る車両用メータの文字盤照明装置
を示す平面図である。
【0051】実施の形態2に係る文字盤照明装置は、全
体形状が実施の形態1に係る文字盤照明装置と異なる。
具体的には、実施の形態2に係る車両用メータの文字盤
照明装置は、図4に示すように、導光板90と、導光板
ケース100と、LED82とを具備する。導光板90
は、光放射部91及び光導入部92を備える。光放射部
91は円板状をなし、文字盤の裏面側に対向配置され
る。よって、実施の形態2の文字盤照明装置は、通常、
円板状の文字盤の照明に適用される。
【0052】実施の形態2では、光放射部91の中心部
に、文字盤の指針の駆動軸を挿入するための円形の駆動
軸挿入孔93が貫通形成されている。また、光放射部9
1は、文字盤全面に対向するようになっている。更に、
光導入部92は、光放射部91の外周面の周方向に略等
間隔(180度間隔)で合計2個配置される。即ち、光
放射部91の外周面の右上位置及び左下位置に、それぞ
れ、同一形状の光導入部92が配置される。各光導入部
92は、実施の形態1の光導入部62と同様の構成であ
り、頂点を直角とした平面直角二等辺三角形状をなし、
頂点を光放射部91の外周面から略放射方向に突出させ
ている。
【0053】導光板ケース100は、導光板90の全体
の輪郭に対応する全体形状を有して導光板90の外側に
装着され、導光板90の発光面となる表面以外の部分、
即ち、その外周面及び裏面を覆う箱状に形成される。詳
細には、導光板ケース100は、光放射部91に対応す
る基部101と、光導入部92に対応する突部102
と、駆動軸貫通孔93に対応する駆動軸貫通孔103と
を備え、全体として、導光板90の全体の輪郭を所定寸
法拡大した略相似の輪郭を有している。なお、駆動軸貫
通孔103は、導光板90の駆動軸貫通孔93と同一形
状(合同形状)とされ、導光板ケース100の中心部に
配置される。また、基部101及び突部102の後端
(裏面側)には、実施の形態1の底部75と同様、薄板
状の底部(図示略)が形成され、基部101及び突部1
02の後端を閉塞している。
【0054】なお、基部101及び突部102の内周面
並びに底部の前面により、導光板ケース100の内側
に、導光板90を密接状態で嵌め込んで収容する嵌合凹
部104が形成されている。そして、導光板ケース10
0の嵌合凹部104に導光板90を嵌め込んだ状態で、
導光板90の表面と導光板ケース100の表面とが面一
となるよう、導光板90の厚さと嵌合凹部104の深さ
とは同一値に設定されている。
【0055】なお、導光板ケース100の各突部102
内には、実施の形態1と同様、プリント基板81に実装
した一対のLED82が収容配置され、その光軸が導光
板90の光導入部92の外周側面から光放射部91に向
かって所定角度θで交差するよう、光導入部92の外周
側面に対向配置されている。本実施の形態では、光導入
部92の頂角が90度に設定されているため、LED8
2の光軸の交差角度θも90度となる。
【0056】前記導光板90及び導光板ケース100
は、実施の形態1と同様にして形成される。そして、こ
の導光板90を導光板ケース100の嵌合凹部104に
嵌め込んで、接着剤等により固定することにより、導光
板90及び導光板ケース100を一体化することができ
る。これにより、実施の形態1と同様、LED82の発
光側端面が、光導入部92の対応する外周側面に密接し
て対向配置される。そして、LED82を発光してその
光を光導入部92に入射することにより、光導入部92
の光が光放射部91に導入され、導光板90が、光放射
部91に導入した光を光放射部91の厚さ方向一側面か
ら文字盤全面に向かって放射自在となる。
【0057】一方、本実施の形態の文字盤照明装置は、
実施の形態1と同様にして、文字盤の裏面側に固定配置
される。このとき、導光板90及び導光板ケース100
に、それぞれ合同形状の駆動軸収容孔93及び103を
設けたため、駆動軸収容孔93,103を介して、文字
盤照明装置をメータ部の指針の駆動軸部分に支障無く嵌
め込むことができ、指針の駆動軸部分を駆動軸収容孔9
3,103内に円滑に挿入して配置することができる。
【0058】このようにして文字盤の裏面側に配置した
文字盤照明装置は、導光板90の光放射部91の外周面
が、文字盤の露出部分外周縁と一致し、光放射部91の
全面により文字盤の全面(照明部分)を照明自在とな
る。また、実施の形態1と同様、光導入部92並びに導
光板ケース100の基部101及び突部102は、文字
盤外周縁より外側に位置し、マスク部51により遮蔽さ
れるため、外部に露出して視認されることはない。
【0059】上記のように構成した実施の形態2に係る
車両用メータの文字盤照明装置は、実施の形態1に係る
車両用メータの文字盤照明装置と同様に動作し、同様の
作用及び効果を発揮する。
【0060】即ち、各光導入部92に対応する一対のL
ED82から放射された一対の光が、導光板90の光導
入部92の外周側面から光導入部92に入射される。そ
して、一対の入射光は、光導入部92の外周側面から前
記光放射部91に向かって所定角度θで交差して進行す
る。即ち、各LED82の近傍位置においても、一対の
LED82からの入射光が光導入部92内で広がり、そ
の広がりを維持しながら光放射部91内に進入して進行
する。よって、LED82の近傍位置においても、輝度
むらを無くして均等な照明を行うことができ、文字盤の
照明部分全体における照明の均一性を向上することがで
きる。
【0061】また、本実施の形態の文字盤照明装置も、
実施の形態1と同様、全体として一体化されているた
め、全体を一体として文字盤の裏面側の所定位置に組み
付けたり、取り外したりすることができ、また、照明色
変更等のための交換作業を簡単に行うことができる。更
にまた、導光板90及び導光板ケース100の駆動軸収
容孔93,103に指針の駆動軸を収容するため、文字
盤照明装置の装着時に指針の駆動軸が妨げとなることが
無く、文字盤照明装置の組み付け作業を円滑に進めるこ
とができる。一方、本実施の形態では、メータ部の指針
の駆動軸の周囲に光放射部92が存在するため、指針専
用の照明装置、オドメータ及び/またはトリップメータ
専用の照明装置を別個に設ける必要がない。
【0062】次に、本発明の実施の形態3に係る車両用
メータの文字盤照明装置について説明する。図5は本発
明の実施の形態3に係る車両用メータの文字盤照明装置
を示す平面図である。
【0063】実施の形態3に係る文字盤照明装置は、全
体形状が実施の形態2に係る文字盤照明装置と異なる。
具体的には、実施の形態3に係る車両用メータの文字盤
照明装置は、図5に示すように、導光板110と、導光
板ケース120と、LED82とを具備する。一方、本
実施の形態では、導光板110は、メータ部の文字盤の
全体形状である円形を内接円とする正六角形板状をなし
ている。そして、図5中一点鎖線で示す内接円により囲
まれる部分を光放射部111とすると共に、前記内接円
より外側の部分、即ち、正六角系の角部を光導入部11
2としている。
【0064】実施の形態3でも、実施の形態2と同様、
光放射部111の中心部に、文字盤の指針の駆動軸を挿
入するための円形の駆動軸挿入孔113が貫通形成され
ている。また、光放射部111は、文字盤の裏面側に対
向配置され、文字盤全面に対向するようになっている。
更に、光導入部112は、光放射部111の周方向に略
等間隔(60度間隔)で合計6個配置される。各光導入
部112は、頂角を120度とした平面直角二等辺三角
形状をなし、頂点を光放射部111の外周面から略放射
方向に突出させている。
【0065】導光板ケース120は、実施の形態2と同
様、導光板110の全体の輪郭に対応する全体形状を有
して導光板110の外側に装着され、光放射部111の
発光面となる表面以外の部分、即ち、その外周面及び裏
面を覆う箱状に形成される。詳細には、導光板ケース1
20は、正六角形リング状の基部121と、基部121
の角部122と、駆動軸貫通孔123とを備え、全体と
して、導光板110の全体の輪郭を所定寸法拡大した略
相似の輪郭を有している。なお、駆動軸貫通孔123
は、導光板110の駆動軸貫通孔93と同一形状(合同
形状)とされ、導光板ケース120の中心部に配置され
る。また、基部121及び角部122の後端(裏面側)
には、実施の形態1の底部75と同様、薄板状の底部
(図示略)が形成され、基部121及び角部122の後
端を閉塞している。
【0066】なお、基部121及び角部122の内周面
並びに底部の前面により、導光板ケース120の内側
に、導光板110を密接状態で嵌め込んで収容する嵌合
凹部124が形成されている。そして、導光板ケース1
20の嵌合凹部124に導光板110を嵌め込んだ状態
で、導光板110の表面と導光板ケース120の表面と
が面一となるよう、導光板110の厚さと嵌合凹部12
4の深さとは同一値に設定されている。
【0067】なお、導光板ケース120の各角部122
内には、実施の形態1と同様、プリント基板81に実装
した一対のLED82が収容配置され、その光軸が導光
板110の光導入部112の外周側面から光放射部11
1に向かって所定角度θで交差するよう、光導入部11
2の外周側面に対向配置されている。本実施の形態で
は、光導入部112の頂角が120度に設定されている
ため、LED82の光軸の交差角度θは60度となる。
【0068】前記導光板110及び導光板ケース120
は、実施の形態1と同様にして形成される。そして、こ
の導光板110を導光板ケース120の嵌合凹部124
に嵌め込んで、接着剤等により固定することにより、導
光板110及び導光板ケース120を一体化することが
できる。これにより、実施の形態1と同様、LED82
の発光側端面が、光導入部112の対応する外周側面に
密接して対向配置される。そして、LED82を発光し
てその光を光導入部112に入射することにより、光導
入部112の光が光放射部111に導入され、導光板1
10が、光放射部111に導入した光を光放射部111
の厚さ方向一側面から文字盤全面に向かって放射自在と
なる。
【0069】一方、本実施の形態の文字盤照明装置は、
実施の形態1と同様にして、文字盤の裏面側に固定配置
される。このとき、実施の形態2と同様、駆動軸収容孔
113,123を介して、文字盤照明装置をメータ部の
指針の駆動軸部分に支障無く嵌め込むことができる。
【0070】このようにして文字盤の裏面側に配置した
文字盤照明装置は、導光板110の光放射部111の全
面により文字盤の全面(照明部分)を照明自在となる。
また、実施の形態1と同様、光導入部112並びに導光
板ケース120の基部121及び角部122は、文字盤
外周縁より外側に位置し、マスク部51により遮蔽され
るため、外部に露出して視認されることはない。
【0071】上記のように構成した実施の形態3に係る
車両用メータの文字盤照明装置は、実施の形態2に係る
車両用メータの文字盤照明装置と同様に動作し、同様の
作用及び効果を発揮する。特に、実施の形態3では、導
光板110が正六角形状をなし、合計6個の光導入部1
22を有するため、各光導入部122に対向配置したL
ED82により、光放射部121及び文字盤に十分な輝
度を与えることができ、かつ、輝度むらの発生を効果的
に防止することができる。
【0072】次に、本発明の実施の形態4に係る車両用
メータの文字盤照明装置について説明する。図6は本発
明の実施の形態4に係る車両用メータの文字盤照明装置
を示す平面図である。
【0073】実施の形態4に係る文字盤照明装置は、導
光板130の光導入部132の形状が実施の形態1に係
る文字盤照明装置と異なる。また、導光板ケース140
の突部142の形状も実施の形態1に係る文字盤照明装
置と異なる。その他の構成は実施の形態1と同様であ
る。
【0074】即ち、導光板130の各光導入部132
は、平面台形状をなし、光放射部61の外周面から略放
射方向に突出している。各光導入部132の左右の外側
面の延長線は、所定角度(60度)で交差するようにな
っている。また、導光板ケース140の各突部142
は、前記光導入部132を所定寸法拡大した相似の平面
台形状をなしている。そして、導光板ケース140の各
突部142内には、実施の形態1と同様、プリント基板
81に実装した一対のLED82が収容配置され、その
光軸が導光板130の光導入部132の外周側面から光
放射部61に向かって所定角度θで交差するよう、光導
入部132の外周側面に対向配置されている。本実施の
形態では、光導入部132の左右外側面の交差角度が6
0度に設定されているため、LED82の光軸の交差角
度θは120度となる。
【0075】上記のように構成した実施の形態4に係る
車両用メータの文字盤照明装置は、実施の形態1に係る
車両用メータの文字盤照明装置と同様に動作し、同様の
作用及び効果を発揮する。特に、実施の形態4では、L
ED82の光軸の交差角度θを120度としたため、一
対のLED82からの光の重複を最小限とすることがで
きる。その結果、少ない数のLED82で広範囲を均一
に照明することができる。
【0076】図7は本発明の実施の形態5に係る車両用
メータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータを裏
面側から見て示す分解斜視図である。
【0077】実施の形態5に係る文字盤照明装置は、実
施の形態1に係る文字盤照明装置の導光板ケース70か
ら、裏面側を遮蔽する底部75を省略した点において実
施の形態1と異なる。その他の構成は実施の形態1と同
様である。即ち、実施の形態5の導光板ケース170
は、基部71及び突部72のみから構成され、それらの
裏面側を閉塞する底部75は設けていない。これによ
り、実施の形態5では、基部71及び突部72の内側面
により、導光板ケース170の内側に、導光板60を密
接状態で嵌め込んで収容する嵌合凹部174が形成され
ている。この嵌合凹部174は、裏面側を開放した点を
除いて、実施の形態1の嵌合凹部74と同様の構成であ
る。なお、導光板ケース170の略中央には駆動軸収容
凹部73が配置されている。導光板ケース170の各突
部72には、実施の形態1と同様、一対のLED82が
配置されている。
【0078】上記のように構成した実施の形態5に係る
車両用メータの文字盤照明装置は、実施の形態1に係る
車両用メータの文字盤照明装置と同様に動作し、同様の
作用及び効果を発揮する。特に、実施の形態5では、導
光板ケース170を基部71及び突部72のみから構成
したため、その製造が簡単となり、かつ、材料費を削減
して、製造コストを削減することができる。
【0079】ところで、上記各実施の形態では、導光板
60,130の光放射部61,131は文字盤の目盛お
よび文字部分にのみ対応する形状を有する一方、導光板
90,110の光放射部91,111は、文字盤全体に
対応する形状を有している。しかし、本発明では、導光
板の光放射部は、全体として、少なくとも、文字盤の目
盛及び文字部分、即ち、照明を必要とする部分に対応す
る平面形状を有して、文字盤の裏面側に配置可能なもの
であれば、任意の形状とすることができる。例えば、文
字盤より大径の円板状としたり、文字盤より大きな寸法
の多角形板状とする等、文字盤全体より大きな寸法の平
面形状とすることができる。しかし、自動車用メータ
(スピードメータ、タコメータ等)の文字盤は、通常、
円板形状または扇形板状の平面形状を有するため、光放
射部は、文字盤形状と略同一の円形板状または扇形板状
に成形することが好ましい。
【0080】また、上記実施の形態では、導光板60,
90,110,130の光導入部62,92,112,
132は、光放射部61,91,111,131の外周
側面から略放射方向に突出する二等辺三角形板状または
台形板状に形成した。しかし、本発明では、導光板の光
導入部は、その外側面からの入射光を光放射部に導入自
在な形状であれば、任意の形状とすることができる。例
えば、光放射部を半円形または半楕円形等の略円形板状
とすることもできる。この場合、略円形板状の光導入部
は、その半径方向または長軸若しくは短軸が光放射部の
外周側面から略放射方向に突出するよう配置する。ま
た、この場合、LED82は、その発光側端面が光導入
部の接線方向に延びるよう配置する。
【0081】更に、上記実施の形態では、各光導入部6
2,92,112,132に設ける一対のLED82
は、その光軸が光導入部62,92,112,132の
各外周側面と直交するよう配置したが、光導入部62,
92,112,132の外周側面から光放射部61,9
1,111,131に向かって所定角度θで交差して進
行する一対の光を前記光導入部62,92,112,1
32に入射するものであれば、任意の態様で光導入部6
2,92,112,132の外周側面に配置することが
できる。例えば、光軸が光導入部62,92,112,
132の各外周側面と傾斜するよう配置することもでき
る。この場合、入射光が光導入部62,92,112,
132を通って光放射部61,91,111,131に
導入される限りにおいて、その傾斜角度を任意の角度に
設定することができる。このように構成すると、光導入
部62,92,112,132の形状(特にその平面形
状及び両外周側面の交差角度)に関係無く、光導入部6
2,92,112,132の各外周側面に対するLED
82の傾斜角度を変更することで、LED82の入射光
の交差角度θを変更できる。
【0082】しかし、光導入部62,92,112,1
32の平面形状または外周側面の形状にもよるが、通
常、LED82は、光導入部62,92,112,13
2の外周側面に対して、その光軸が直交するよう対向配
置される。この場合、光導入部62,92,112,1
32の平面形状(特に外周側面の交差角度)に応じて、
一対のLED82からの一対の光の交差角度θが決定さ
れる。具体的には、光導入部62,92,112,13
2の外周側面の交差角度が大きくなれば、LED82の
光軸の交差角度θは小さくなり、光導入部62,92,
112,132のの外周側面の交差角度が小さくなれ
ば、LED82の光軸の交差角度θは大きくなる。
【0083】なお、実施の形態1〜4のように、光導入
部62,92,112,132の平面形状を二等辺三角
形状とすれば、その外周側面に直交する方向にLED8
2を対向配置するだけで、光軸の交差角度θを所望角度
に設定でき、LED82の配置作業が容易となる。即
ち、光導入部62,92,112,132の頂角の角度
を適宜に変更設定すれば、光導入部62,92,11
2,132の外周側面にLED82を直交して配置する
だけ、LED82の光軸の交差角度θが自動的に設定さ
れる。その結果、LED82の配置作業を容易に行うこ
とができる。
【0084】また、上記実施の形態では、LED82を
導光板ケース70,100,120,140,170に
収容配置し、導光板60,90,110,130の光導
入部62,92,112,132の外周側面に密接状態
で対向配置したが、LED82は、光導入部62,9
2,112,132の外周側面に若干の間隔を置いて対
向配置しても良い。また、これ以外にも、LED82を
光導入部62,92,112,132の外周側面から内
部に埋設して対向配置することもできる。本明細書中に
おいて、LEDを光導入部の外周側面に「対向配置」す
るとは、上記のような各種の配置態様を含む意味で使用
している。
【0085】本発明では、LED82の光軸の交差角度
θは、90〜120度の範囲とすることが好ましい。L
ED82の光軸の交差角度θを90〜120度の範囲に
設定すると、対をなすLED82の光の重複範囲を少な
くし、かつ、均一な照明を行うことができる。即ち、使
用するLED82の指向性に応じて、光導入部62,9
2,112,132で対をなすLED82の光は、交差
部分より光放射部61,91,111,131側で、光
軸の周囲の部分が重複する可能性がある。このとき、通
常の指向性のLED82を使用する場合、LED82の
光軸の交差角度θを90度未満の範囲とすると、LED
82の光の重複範囲が過度になり、光の重複部分とその
他の部分とで輝度差が大きくなり、照明の均一性を損な
う可能性がある。一方、LED82の光軸の交差角度θ
を120度を超える範囲とすると、LED82の光が全
く重複しない部分、即ち、LED光が存在しない部分が
生じる可能性があり、その部分の輝度が落ち、照明の均
一性を損なう可能性がある。更に、上記効果の点から
は、LED82の光軸の交差角度θは、100〜110
度の範囲とすることがより好ましい。
【0086】また、上記各実施の形態に係る文字盤照明
装置は、導光板ケース70,100,120,140,
170を介して導光板60,90,110,130及び
LED82を一体化しているが、本発明は、少なくと
も、導光板60,90,110,130及びLED82
から構成すれば良く、導光板ケース70,100,12
0,140,170を備えない構成として具体化するこ
ともできる。この場合、導光板60,90,110,1
30の各光導入部62,92,112,132に対し、
LED82を別個に組み付ける必要がある。しかし、全
体をユニット化して組み付け及び取り外し作業を容易化
する点から、導光板60,90,110,130及びL
ED82を導光板ケース70,100,120,14
0,170と一体化して配置する構成とすることが好ま
しい。
【0087】更に、導光板ケース70,100,12
0,140,170は、導光板60,90,110,1
30を収容自在な形状であれば良く、上記各実施の形態
のように導光板60,90,110,130の外側の輪
郭に対応する全体形状を有する構成とすることなく、導
光板60,90,110,130の外側の輪郭と無関係
な単純形状として構成し、その製造を容易化しても良
い。また、実施の形態5のように、導光板ケース170
の裏面側の底部を省略しても良い。しかし、導光板ケー
ス70,100,120,140,170は、導光板6
0,90,110,130の裏面を覆う箱状とすると、
導光板60,90,110,130の位置決め、導光板
60,90,110,130裏面からの光の漏れを防止
する等の点から好ましい。本発明では、更に、嵌合凹部
74,174の内面、即ち、基部71及び突部72の内
周面及び/または底部75の前面に、白色塗料等の光拡
散膜またはアルミ蒸着膜等の反射膜を塗付形成しても良
い。
【0088】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置は、上記のように構成したため、
LEDからの一対の入射光が所定の角度で交差して進行
し、光導入部内で広がり、その広がりを維持しながら光
放射部内に進入して進行する。その結果、LEDの近傍
位置においても、全体として入射光の広がる範囲が大き
くなり、輝度が低くなる部分が無く、輝度むらを防止す
ることができる。そして、LEDから離れた位置のみな
らず、LEDの近傍位置においても、均等な照明を行う
ことができ、文字盤の照明部分全体における照明の均一
性を向上することができる。
【0089】請求項2に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、上記のように構成したため、LEDからの一対
の入射光が所定の角度で交差して進行し、光導入部内で
広がり、その広がりを維持しながら光放射部内に進入し
て進行する。その結果、LEDの近傍位置においても、
全体として入射光の広がる範囲が大きくなり、輝度が低
くなる部分が無く、輝度むらを防止することができる。
そして、LEDから離れた位置のみならず、LEDの近
傍位置においても、均等な照明を行うことができ、文字
盤の照明部分全体における照明の均一性を向上すること
ができる。また、導光板ケースを介して導光板及びLE
Dを一体化したため、装置全体の組み付け及び取り外し
作業を容易に行うことができ、作業性を向上することが
できる。更に、交換作業を簡単に行うことができるた
め、ディーラオプション等により、ユーザーの要望等に
応じて、メータの照明色を容易に変更することができ、
多種多様な照明色を提供することができる。更に、導光
板ケース内にLEDを収容配置したため、導光板を導光
板ケースに装着すると、LEDを光導入部の外周側面に
対して自動的に位置決めして、光軸が前記所定交差角度
で交差するようにすることができる。その結果、LED
を導光板の光導入部の外周側面の所定位置に位置決めし
て対向配置するための特別な作業が不要となる。
【0090】請求項3に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、上記のように構成したため、請求項1または2
の効果に加えて、略等間隔で複数配置される光導入部に
より、光放射部及び装置全体の輝度を大きくすることが
できると共に、光放射部の各部分を均等に照明すること
ができる。その結果、文字盤照明の輝度を大きくするこ
とができると共に、文字盤照明の均一性を更に向上する
ことができる。また、光導入部の両外周側面の各々に、
各LEDを容易に位置決めして対向配置することができ
ると共に、光導入部の三角形状及び頂角を適宜設定する
ことにより、前記両LEDの光軸の交差角度を所望の角
度に設定することができる。
【0091】請求項4に係る車両用メータの文字盤照明
装置は、上記のように構成したため、請求項1乃至3の
いずれかの効果に加え、光軸の交差角度を90〜120
度の範囲に設定したLEDにより、LEDの光の重複範
囲を少なくし、かつ、均一な照明を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータの全体
を示す正面図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータを裏面
側から見て示す分解斜視図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態1に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置を示す平面図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態2に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置を示す平面図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態3に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置を示す平面図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態4に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置を示す平面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態5に係る車両用メ
ータの文字盤照明装置を適用した自動車用メータを裏面
側から見て示す分解斜視図である。
【符号の説明】
21,31,41:文字盤 22,32,42:指針 60,90,110,130:導光板 61,91,111:光放射部 62,92,112,132:光導入部 70,100,120,140,170:導光板ケース 82:LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 聡 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 木野 徳人 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 2F074 AA01 BB06 DD03 EE03 FF01 3D044 BA08 BA12 BA21 BA22 BB01 BD02 5C096 AA05 AA25 BA01 BB41 CA29 CA32 CB01 CC06 CC21 CD03 CD12 CD41 CD52 CE17 CE19 FA11 FA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータ部の文字盤の少なくとも目盛及び
    文字部分に対応する平面形状を有して前記文字盤の裏面
    側に配置される光放射部と、前記光放射部の外側の輪郭
    線から外方に突出し、その外周側面からの入射光を前記
    光放射部に導入する光導入部とを備え、 前記光導入部から前記光放射部に導入した光を前記光放
    射部の厚さ方向一側面から前記文字盤に向かって放射す
    る導光板と、 光軸が前記導光板の光導入部の外周側面から前記光放射
    部に向かって所定角度で交差するよう、前記導光板の光
    導入部の外周側面にそれぞれ対向配置された一対の発光
    ダイオードとを具備することを特徴とする車両用メータ
    の文字盤照明装置。
  2. 【請求項2】 メータ部の文字盤の少なくとも目盛及び
    文字部分に対応する平面形状を有して前記文字盤の裏面
    側に配置される光放射部と、前記光放射部の外側の輪郭
    から外方に突出し、その外周側面からの入射光を前記光
    放射部に導入する光導入部とを備え、 前記光導入部から前記光放射部に導入した光を前記光放
    射部の厚さ方向一側面から前記文字盤に向かって放射す
    る導光板と、 前記導光板の全体の輪郭に対応する全体形状を有して前
    記導光板の外側に装着された導光板ケースと、 前記導光板ケース内に収容されて、光軸が前記導光板の
    光導入部の外周側面から前記光放射部に向かって所定角
    度で交差するよう、前記導光板の光導入部の外周側面に
    対向配置された一対の発光ダイオードとを具備すること
    を特徴とする車両用メータの文字盤照明装置。
  3. 【請求項3】 前記導光板の光放射部の外側の輪郭を略
    円形または略円弧状とし、 前記光導入部を前記光放射部の外側の輪郭の周方向に略
    等間隔で2個以上配置すると共に、前記各光導入部を平
    面略三角形状とし、かつ、その頂点が前記光放射部の外
    側の輪郭から略放射方向に突出するようにしたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の車両用メータの文字
    盤照明装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の発光ダイオードを、その光軸
    が前記光導入部の外周側面から前記光放射部に向かって
    90〜120度の範囲の角度で交差するよう、前記光導
    入部の外周側面に配置したことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載の車両用メータの文字盤照明
    装置。
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