JP2001141182A - 噴霧給油装置 - Google Patents

噴霧給油装置

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JP2001141182A
JP2001141182A JP32824499A JP32824499A JP2001141182A JP 2001141182 A JP2001141182 A JP 2001141182A JP 32824499 A JP32824499 A JP 32824499A JP 32824499 A JP32824499 A JP 32824499A JP 2001141182 A JP2001141182 A JP 2001141182A
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JP
Japan
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oil
mist
cyclone
oil mist
spray
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JP32824499A
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English (en)
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Nobuhiko Takubo
宣彦 田窪
Nobuyuki Ikeda
信幸 池田
Yuichiro Koike
勇一郎 小池
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FUOOGERU JAPAN KK
Original Assignee
FUOOGERU JAPAN KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N7/00Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
    • F16N7/30Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the oil being fed or carried along by another fluid
    • F16N7/32Mist lubrication

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒径の揃った油霧を安定的に供給することが
でき、かつ、潤滑点に想定した量の油霧を噴霧でき、微
少量切削における切削油の供給にも使用可能である噴霧
給油装置を提供する。 【解決手段】 オイルタンク2内の油Aを吸引吐出する
定量式ポンプ3からの油を霧化機4で霧状の油霧にする
噴霧給油装置において、上記油霧から適切な粒径の油霧
だけを内部で発生する遠心力で選別吐出するサイクロン
5を設け、このサイクロン5で油霧の粒径を大小に分離
して、粒径が小さくて揃った油霧を安定的に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸受、歯車等の
潤滑を必要とする機械要素の摩擦部分に霧状の油油霧に
した潤滑油を供給すると共に、被加工物と加工物の間に
対する切削油の供給にも利用することができる噴霧給油
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦部分に潤滑油を供給するため
の噴霧給油装置は、オイルタンクと、このオイルタンク
内の油を吸引吐出する定量式ポンプと、該定量式ポンプ
から吐出された油を霧状の油霧にする霧化機とで構成さ
れ、自由落下により小さな油霧だけを選別して供給する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
噴霧給油装置は、吐出される風圧で大きな粒径の潤滑油
が吐出されたり、吐出部から本来なら吐出しないはずの
液状の油が風圧のために、選別部の壁面を伝って吐出さ
れるといった現象が起こり、霧化機と噴霧するノズルの
間の配管内で油霧が液化し、各潤滑点で想定した量の油
霧が噴霧されないという問題がある。
【0004】また、吐出する油霧の粒径を簡単に調整す
ることができないため、使用できる用途が軸受等の潤滑
に限られてしまい、もっと小さな粒径の油霧だけを必要
とする微少量切削における使用は、同じシステムを採用
しているにも関わらず不可能であると言う問題があっ
た。
【0005】そこで、この発明の課題は、粒径の揃った
油霧を安定的に供給することができ、かつ、潤滑点に想
定した量の油霧を噴霧でき、微少量切削における切削油
の供給にも使用可能である噴霧給油装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、オイルタンクと、このオ
イルタンク内の油を吸引吐出する定量式ポンプと、該定
量式ポンプから吐出された油を霧状の油霧にする霧化機
とからなる噴霧給油装置において、上記油霧から適切な
粒径の油霧だけを内部で発生する遠心力で選別吐出する
サイクロンを設けた構成を採用したものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記サイクロンの内部に、液状の油が風圧で吐出口
に流出するのを阻止する流出阻止部材を装備した構成を
採用したものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、上記サイクロンに、該サイクロン内の風速
を速くする二次エアの供給部を設け、この二次エアの供
給部に絞り弁を装備した構成を採用したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0010】図1は噴霧給油装置の全体構造を示す断面
図、図2は同要部の横断平面図、図3は回路図である。
【0011】同図において、噴霧給油装置1は、オイル
タンク2と、このオイルタンク2内の油Aを吸引吐出す
る定量式ポンプ3と、該定量式ポンプ3から吐出された
油を霧状の油霧にする霧化機4と、上記油霧から適切な
粒径の油霧だけを内部で発生する遠心力で選別吐出する
サイクロン5とからなり、上記定量式ポンプ3は圧力流
体供給源からの圧力流体をソレノイドバルブ6の切り換
えにより油の吐出と吸引が制御される。
【0012】上記霧化機4とサイクロン5は一体化した
状態でオイルタンク2の上部に設けられ、サイクロン5
は円筒部7の下部にオイルタンク2内へ突出する分離用
の円錐部8を設け、霧化機4は円筒部7の外側に設けら
れている。
【0013】霧化機4は、定量式ポンプ3から吐出され
た油を吐出するノズル9をサイクロン5の円筒部7に設
けた一次エア供給口10に臨ませ、このノズル9の周囲
に一次エア供給口10と連通する一次エア供給路11を
設ける。一次エア供給口10を通るエアの流速は非常に
速いため、ノズル9から吐出される油を油霧化すること
ができる。そして、ノズル9からの油霧を一次エアと共
にサイクロン5の円筒部7内に向けて接線方向から噴射
するようになっている。
【0014】上記サイクロン5は、円筒部7内の中央に
吐出管12を同軸心状に配置し、この吐出管12の上端
がサイクロン5の外部で開口する吐出口13になり、吐
出口13から吐出される油霧は潤滑部分や切削部分に導
かれることになり、該吐出管12の下端部に液状の油a
が風圧で吐出口13に流出するのを阻止する流出阻止部
材14が設けられている。
【0015】この流出阻止部材14は、上面が凹入した
円板の皿状に形成され、円筒部7内に同軸心状の配置と
なり、その外周面と円筒部7の内周面の間に狭い通路を
形成していると共に、上面の凹部で開口するパイプ15
の下端が円錐部8内の下部に導かれている。
【0016】上記サイクロン5の円筒部7には、一次エ
ア供給口10と例えば軸心を挟んで対向する位置に二次
エアの供給部16が設けられ、この二次エアの供給部1
6の通路の途中に絞り弁17が装備されている。
【0017】この発明の噴霧給油装置は、上記のような
構成であり、定量式ポンプ3の起動により、オイルタン
ク2内の油Aが吸い上げられ、該定量式ポンプ3から吐
出された油は、霧化機4で霧状の油霧にされ、ノズル9
からの油霧を一次エアと共に供給口10からサイクロン
5の円筒部内に噴射する。
【0018】サイクロン5内にエアと共に噴射された霧
状の油霧は、図1に示すように、遠心力で螺旋を描きな
がら円錐部8の下方に流れた後、上部中央の吐出管12
に流れ、吐出口13から吐出される油霧は潤滑部分や切
削部分に導かれることになる。
【0019】上記サイクロン5内に噴射された霧状の油
霧は、遠心力の作用で粒径の小さなものは中央に、粒径
の大きいものは外側に集まり、サイクロン5の円錐部8
の内周に付着した液状の油aは、旋回するエアで押し下
げられ、円錐部8の下部からオイルタンク2内に戻され
る。一方、風圧によりサイクロン5の円筒部7の上面に
押し上げられた油は、吐出管12を伝って、流出阻止部
材14の上面に捕捉され、パイプ15の中を通って、先
程と同様に円錐部8の下部からオイルタンク2内に戻さ
れる。
【0020】このように、エアでサイクロン5内の円筒
部7の上面に押し上げられた油霧になれなかった油は、
流出阻止部材14で捕捉され、吐出口13に液状の油が
浸入することを極力抑えることができるので、吐出管1
2から吐出口13に小さくて粒径の揃った油霧を安定的
に供給することができることになる。
【0021】また、サイクロン5内には、二次エアの供
給部16から絞り弁17で流量が設定された二次エアが
吹き込まれ、サイクロン5内のエアの流速が速められて
遠心力が増し、これにより、油霧の大小の分離がより確
実になり、より小さな粒径の油霧だけを吐出口13に取
り出すことができ、噴霧給油装置1を微少量切削の用途
にも使用できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、オイ
ルタンク内の油を吸引吐出する定量式ポンプからの油を
霧化機で霧状の油霧にする噴霧給油装置において、上記
油霧から適切な粒径の油霧だけを内部で発生する遠心力
で選別吐出するサイクロンを設けたので、遠心力で油霧
の粒径を大小に分離して、粒径が小さくて揃った油霧を
安定的に供給することができ、かつ、潤滑点に想定した
量の油霧を噴霧できるようになる。
【0023】また、2次エアを吹き込むことにより、粒
径がより小さい油霧を安定的に供給できるので、微少量
切削における切削油の供給にも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】噴霧給油装置の縦断面図
【図2】噴霧給油装置の横断平面図
【図3】噴霧給油装置の回路図
【符号の説明】
1 噴霧給油装置 2 オイルタンク 3 定量式ポンプ 4 霧化機 5 サイクロン 6 ソレノイドバルブ 7 円筒部 8 円錐部 9 ノズル 10 供給口 12 吐出管 13 吐出口 14 流出阻止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 勇一郎 東大阪市菱江2丁目16番20号 フォーゲル ジャパン株式会社内 Fターム(参考) 3C011 EE08 FF05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルタンクと、このオイルタンク内の
    油を吸引吐出する定量式ポンプと、該定量式ポンプから
    吐出された油を霧状の油霧にする霧化機とからなる噴霧
    給油装置において、上記油霧から適切な粒径の油霧だけ
    を内部で発生する遠心力で選別吐出するサイクロンを設
    けたことを特徴とする噴霧給油装置。
  2. 【請求項2】 上記サイクロンの内部に、液状の油が風
    圧で吐出口に流出するのを阻止する流出阻止部材を装備
    したことを特徴とする請求項1に記載の噴霧給油装置。
  3. 【請求項3】 上記サイクロンに、該サイクロン内の風
    速を速くする二次エアの供給部を設け、この二次エアの
    供給部に絞り弁を装備したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の噴霧給油装置。
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