JP2001140455A - 木質床およびその貼り付け方法と木質床構造。 - Google Patents

木質床およびその貼り付け方法と木質床構造。

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JP2001140455A
JP2001140455A JP32872999A JP32872999A JP2001140455A JP 2001140455 A JP2001140455 A JP 2001140455A JP 32872999 A JP32872999 A JP 32872999A JP 32872999 A JP32872999 A JP 32872999A JP 2001140455 A JP2001140455 A JP 2001140455A
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Hajime Inui
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Jujo Paper Co Ltd
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Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床下地のコンクリ−トスラブや捨て貼り合板
が半乾燥状態で施工されることによる下地からの湿気、
および施工後の床材表面や裏面から浸入する湿気や水分
の影響によって、床材の目隙、突き上げ等の欠点が発生
し易く大きな問題点となっていた。 【解決手段】 ほぼ同寸法の木質基材をその長さ、幅寸
法の40%〜60%に相当する位置まで平行移動して接
着し、複合基材となし、その裏面に伸縮性を有する裏面
シ−トを貼着し、表面に化粧材を貼着して木質床とな
し、施工時、裏面基材上面4周端部で表面基材と重なり
部分を持たない長手方向端部全長と幅方向端部全長に接
着剤を塗布し、1枚目の木質床に隣接して貼るべき2枚
目の木質床の表面基材下面を、前記1枚目の木質床の裏
面基材上面に重ねて貼り付け、以下同様に順次貼り付け
ることで作製された木質床構造によって課題を解決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅の内装に使用さ
れる木質床に関するものであって、特に、コンクリ−ト
スラブの上または捨て貼り合板、パ−ティクルボ−ド、
OSB等の床下地上に直貼施工するための木質床および
その貼り付け方法と木質床構造に関するものであり、特
に床材表面裏面からの湿気、水分による目隙、反り、突
き上げ等の極めて少ない木質床およびその貼り付け方法
と木質床構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木質床、特に直貼施工に使用され
る床材としては合板、MDF、パ−ティクルボ−ド、O
SB等木質材料の単一基材又はそれらを積層接着した複
合基材の裏面に発泡プラスチック、不織布、ゴム系シ−
ト等のクッション材を貼着したものをコンクリ−トスラ
ブ又は捨て貼り合板、MDF、パ−ティクルボ−ド等か
らなる木質床下地上に施工用接着剤を用いて直貼したも
のが一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、施工
後、目隙や突き上げ現象を生じさせないためにはコンク
リ−トスラブや木質床下地が十分に乾燥してから施工す
る必要があった。すなわち、床下地のコンクリ−トスラ
ブ、合板、MDF、パ−ティクルボ−ド、OSB等が十
分乾燥していることを良く確認してから施工する必要が
あった。ここで言う床材の突き上げ現象とは、湿気や水
分の影響で隣接する床材どうしが長手方向に伸長し、相
互に突き上げ、長手方向端部が急に反り上がった様な現
象が発生することがあるが、このことを突き上げ現象と
いう。特に、コンクリ−トスラブ下地の場合は、施工ス
ケジュ−ル、納期その他の事情で、下地が半乾燥状態で
施工されることも多々有り、その場合、コンクリ−トス
ラブ下地からの湿気によって床材表面化粧材の目隙や、
床材長手方向端部の突き上げ現象の発生につながってい
た。また、施工後床材表面や裏面から湿気や水分が浸入
すると、その影響によって床材の含水率が変化し、床材
の伸縮の経時変化によって、目隙、突き上げ等の欠点が
発生し易く、大きな問題点となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、鋭意研究を重ねた結果、本発明者等は下記の解決手
段に到達したものである。すなわち、請求項1の発明
は、ほぼ同寸法の表面基材(2)および裏面基材(3)
を、その長さ寸法、幅寸法の40〜60%に相当する位
置まで相互に平行移動して接着し、複合基材(5)とな
し、該複合基材裏面に伸縮性を有する裏面シ−ト(4)
が貼着され、表面に化粧材(1)が貼着されたことを特
徴とする木質床によって上記課題を解決したものであ
る。
【0005】さらに、請求項2の発明は請求項1に記載
の木質床の表面基材(2)の長手方向および、又は幅方
向の、つぎ目が一直線になるように床下地(10)に貼
り付ける方法であって、先ず、第1枚目の木質床の裏面
シ−ト(4)の下面もしくは床下地、又は裏面シ−トの
下面と床下地との両方に接着剤を塗布して床下地に接着
するとともに、裏面基材(3)上面の4周端部で、表面
基材(2)と重なり部分を持たない長手方向の端部全長
(7)と幅方向の端部全長(8)に接着剤を塗布し、第
1枚目の木質床に隣接して貼るべき第2枚目の木質床の
表面基材の下面を、前記第1枚目の木質床の裏面基材上
面に重ね合わせて貼り付け、以下、同様にして、前記第
2枚目と第3枚目、第4枚目以降の木質床を順次貼り付
ける方法によって、上記課題を解決するに至ったもので
ある。
【0006】さらにまた、請求項3の発明は、請求項1
に記載の木質床の表面基材(2)の長手方向および、又
は幅方向の、つぎ目が一直線になるように床下地(1
0)に貼り付けられた木質床構造であって、前記木質床
の裏面シ−ト(4)の下面と床下地とが接着され、裏面
基材(3)上面の4周端部で、表面基材(2)と重なり
部分を持たない長手方向の端部全長(7)および幅方向
の端部全長(8)が隣接する木質床の表面基材の下面と
接着されていることを特徴とする木質床構造によって上
記課題を解決するに至ったものである。
【0007】すなわち、以上述べた木質床およびその貼
り付け方法と木質床構造によれば、床下地(10)から
の水分や湿気による裏面基材(3)の伸縮の、表面基材
(2)への影響は緩和され、また、逆に、床材表面側か
らの水分や湿気に対する表面基材(2)の伸縮は裏面基
材(3)へ影響しにくくなる。この理由は、裏面に伸縮
性のある裏面シ−ト(4)が貼着されていること、およ
び、施工用接着剤の塗布位置にある。
【0008】すなわち、施工用の接着剤(9)は裏面シ
−ト(4)の下面もしくは床下地、又は裏面シ−トの下
面と床下地との両方に塗布され、本発明の木質床が床下
地に接着されるが、それのみならず、裏面基材(3)上
面の4周端部で、表面基材(2)と重なり部分を持たな
い長手方向の端部全長(7)と幅方向の端部全長(8)
にも接着剤を塗布する。すなわち、接着剤の塗布される
位置は、長手方向、幅方向いずれにしても裏面基材上面
で表面基材と重なりを持たない部分(11)においては
その部分全面ではなく、端部の全長のみである。従っ
て、木質床の裏面基材上面で表面基材と重なりを持たな
い部分(11)に、隣接して貼るべき木質床の表面基材
下面で裏面基材と重なりを持たない部分(12)を重ね
合わせて貼り付ける時、接着剤の塗布された端部のみ完
全に固着されるが、それ以外の部分は接着されていない
ので固着されていない。従って、木質床の裏面基材と隣
接の木質床の表面基材は接着剤にて固着された端部以外
は互いに自由に伸縮できる。それゆえ、部屋全体のどこ
か特定の場所に突き上げによる応力が集中的に発生する
ことがなく、部屋全体にバランスよく応力が分散され
る。また、目隙現象においても、部屋全体にバランスよ
く分散され、ひとつ、ひとつの目隙、突き上げ量はずい
ぶんと少なくて済む。従って、床下地(10)からの湿
気や、床材表面からの湿気や水分の浸入に対して目隙、
突き上げが少ない木質床および木質床構造が可能にな
る。
【0009】すなわち、接着剤を裏面基材上面で表面基
材と重なりを持たない部分(11)の全面に塗布する
と、隣接の木質床の表面基材下面で裏面基材と重なりを
持たない部分(12)を重ね合わせる際に両方の基材が
完全に固着されてしまって、伸縮時に相互にフリ−に伸
縮できる部分が全く残存しない。それゆえに、床材伸縮
時の応力集中が発生し易く、目隙、突き上げに不利とな
る。このようにして、施工用の接着剤(9)を塗布しな
い面を積極的に残存させることで、施工後、部屋全体の
目隙、突き上げがどこか特定の箇所に集中することがな
く、部屋全体にほどよくバランスを保って分散される。
それゆえに、たとえ、目隙、突き上げが発生しても1カ
所当たりの目隙、突き上げの量は極めて小さく、ほとん
ど問題とならなくなるのである。一方、従来から使われ
ている直貼床材とその施工方法によれば、部屋全体に床
材を完全に接着剤で固定してしまうので、部屋のどこか
特定箇所に伸縮の応力が集中し易く従って、目隙、突き
上げ等が集中し易くなり、施工後の大きな問題点となっ
ていたが、本発明の木質床およびその貼り付け方法と木
質床構造では、自由に伸縮できる部分を積極的に残存さ
せることで、これらの課題を解決するに至ったものであ
る。
【0010】表面基材と裏面基材を相互に平行移動する
際の移動寸法は基材の長さ寸法、幅寸法の40〜60%
がよい。40%より少なかった場合は、目隙、突き上げ
を緩和させる効果がほとんどなくなり、また、60%を
越えて平行移動させて、ずらすと、表裏各基材の接着面
積が減少し、床材そのものが弱くなり、施工時など取り
扱い時に破損し易くなる。このように、木質床の表面基
材と隣接木質床の裏面基材が接着剤で完全固定されるの
でなく、端部以外は互いに自由に伸縮できる余地を残す
ことで、施工後の目隙、突き上げ、等の極めて少ない床
材となすことが可能となる。また、床下地から湿気や水
分が浸入し裏面基材(3)の含水率が変化し、裏面基材
(3)が伸縮してもその影響は伸縮性のある裏面シ−ト
(4)の伸縮によって軽減され、床下地(10)との間
の応力が緩和され、さらに、隣接の木質床との接点にお
ける応力もその部分に集中することがなく緩和され、部
屋全体に分散されるので、目隙、突き上げ現象が部屋全
体にほどよく分散され、目隙、突き上げの極めて少ない
木質床および木質床構造となる。裏面基材(3)の裏面
にある裏面シ−ト(4)は防湿性能を有する方がより良
いが、必ずしもこれに限るものではない。
【0011】複合基材(5)の裏面に貼着される伸縮性
を有する裏面シ−ト(4)はJIS−Z−1702に記
載されている引っ張り試験の伸び率でおよそ10%以上
あれば、木質基材の伸縮に十分追随できるので、目隙、
突き上げ軽減効果にとって有利である。その理由は、木
材の含水率変化による寸法変化率が木材丸太の長さ方
向、半径方向、切線方向の3方向で最大約10%程度で
あり、裏面シ−トはおよそ10%程度以上の伸び率があ
る方が望ましい。しかしこれに限るものではない。材質
は合成樹脂系材料、繊維質材料、ゴム系材料、その他が
利用できるが、これらに限定されるものではない。さら
に詳しくは、表面基材(2)および裏面基材(3)は材
質が同じ種類の方が伸縮率が似通っており、伸縮率差に
よる応力が発生しにくいので目隙、突き上げに有利であ
る。また、表裏両基材を接着する際の積層用接着剤
(6)は、木質系素材が接着できるものであれば、どの
ようなものであってもよいが、ウレタン系接着剤が、そ
の汎用性、接着力、コスト、接着作業性、接着層の品質
の安定性等の点で最も適する。
【0012】そして、硬化後の接着層は適度な柔軟性が
ある方が目隙、突き上げにとって、有利に働く。その理
由は、隣接木質床の表裏各基材間が互いに伸縮するとき
に、各基材の伸縮率にたとえ差があっても積層用接着材
(6)の接着層が柔らかいとその方が相互に比較的自由
に伸縮でき、従って、目隙、突き上げに有利となるから
である。こうした目的にかなう接着剤として、発泡倍率
がおよそ5倍以上20倍以下程度のウレタン系接着剤が
最適である。発泡倍率がおよそ5倍よりも小さくなる
と、硬化後の接着層が比較的硬く、目隙、突き上げ軽減
効果が薄れる。また、発泡倍率がおよそ20倍を越える
と、接着層が柔らかすぎて、接着力そのものが十分に発
現されないので、複合基材の接着強度が弱く、ハンドリ
ング時の破損の原因となる。しかし、基本的には木質素
材が接着できる程度の接着力を有する通常の木工用接着
剤であればなんでも使用可能であり、目隙、突き上げ軽
減効果は発現できるが、最も適するのは、発泡倍率がお
よそ5倍〜20倍程度のウレタン系接着剤である。
【0013】
【発明の実施の形態】木質基材として、合板、MDF、
パ−ティクルボ−ド、OSB、LVL、集成材、その他
木質材料が使用できるが、これに限定されるものではな
い。木質基材であれば何でもよい。これらの基材を所定
サイズにカットし、ほぼ同寸法の表面基材および裏面基
材を作製する。表面基材と裏面基材は異なった材質のも
のでもよいが、できれば、同じか又は類似の材料である
ことが望ましい。また、異なった厚みのものでもよい
が、できれば同厚みの方がよい。表面基材(2)および
裏面基材(3)を、その長さ寸法、幅寸法の40〜60
%に相当する位置まで相互に平行移動して、ずらせて積
層用接着剤(6)を用いて接着し、複合基材(5)とす
る。接着する際、表裏両基材を平行移動した分だけ、そ
の下に当板等を敷くことによって比較的簡単にずらし接
着が可能となる。積層用接着剤(6)としては、およそ
5倍〜20倍程度の発泡倍率のウレタン系接着剤が最適
であるが、これに限るものではない。接着面に100〜
180g/m2塗布し、下記に述べるように、当板を利
用して、ずらし接着を行う。ずらし接着は、圧締圧力2
〜5kg/cm2、冷圧で2〜6時間圧締し、さらに2
4時間以上養生して所望の複合基材(5)が得られる。
【0014】ずらし接着の作業方法をもう少し詳しく述
べると、ずらし部分において、表面基材(2)の下面お
よび、裏面基材(3)の上面に当板となる固木を上下バ
ランス良く載置し、圧締プレスに挿入する。上下それぞ
れの当板の厚みは表裏両基材とそれぞれ同じ厚みにして
おく必要がある。表面基材、裏面基材として異質な基材
を組み合わせる場合は、含水率変化に対する伸縮量がで
きるだけ近いものどうしを組み合わせる方が有利であ
る。しかし、これに限るものではない。また、ずらし接
着において、基材の長さ寸法、幅寸法の60%を越え
て、ずらすと、各基材の接着面積が減少し、床材そのも
のの強度が低下し、ハンドリング時の破損の原因とな
る。また、40%を下まわると、表裏基材間の接着面積
が増加し、木質床自体のハンドリング時の強度は増す
が、裏面基材とそれに重ね合わされた隣接木質床の表面
基材乾の相互伸縮の自由度が低下し、目隙、突き上げ等
が発生し易くなる。40%以上〜60%以下が最適であ
る。また、裏面基材(3)は表面基材(2)の裏面サイ
ズより幅、長さ方向いずれもおよそ3mm〜5mm程度
小さくする方が施工が容易で且つ美しく仕上がる。しか
し、このことは必ずしも必須条件ではない。
【0015】複合基材(5)の裏面に貼着された裏面シ
−ト(4)としては、伸縮性、クッション性、防水性、
防湿性に優れ、伸び率がJIS−Z−1702に記載さ
れている引っ張り試験の伸び率でおよそ10%以上ある
材料が適するが、これに限るものではない。この条件に
かなうものとして、合成樹脂系材料としては、ウレタ
ン、軟質ポリエステル、軟質塩化ビニ−ル、塩化ビニリ
デン、高圧または低圧のポリエチレン等の合成樹脂シ−
ト状発砲体、又は合成樹脂シ−ト状成形体等が適する。
また、繊維質材料としては、ニ−ドルパンチ法に代表さ
れる乾式不織布、または、湿式不織布等が利用できる。
材質としてはポリエステル、ナイロン、レ−ヨンまたは
それ以外の材質のものであってもよい。目付量はおよそ
200〜400g/m2のものが適する。ゴム系シ−ト
としては、合成ゴム系シ−ト、天然ゴム系シ−ト等が利
用できる。この裏面シ−ト(4)はJIS−Z−170
2に記載される引っ張り試験の伸び率でおよそ10%以
上あることが望ましいが、それ以外であっても伸縮性を
有する材料であればよい。その他の性能、例えば防水
性、防湿性等はあった方がよいが必ずしも必須条件では
ない。
【0016】また、裏面シ−ト(4)を木質床の裏面基
材(3)の裏面に貼着する際の接着剤はアクリル変性酢
酸ビニル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤等が性
能、ゴム系接着剤等がコスト、使い易さの点から最適で
あるが、裏面シ−トそれぞれに合ったものであれば何で
もよい。コスト、使いやすさ、接着力、品質安定性等か
ら見て、アクリル変性酢酸ビニル樹脂系接着剤が最適で
ある。アクリル変性酢酸ビニル樹脂系接着剤の場合は、
接着条件は接着剤塗布量100〜150g/m2、冷圧
で、圧締圧力0.5〜1.0kg/cm2、圧締時間3
0分以上とした後、24時間以上養生するのが望まし
い。また、裏面シ−ト(4)は裏面基材(3)よりも長
さ寸法、幅寸法とも若干小さめで貼着する方が施工状態
の精度が若干粗くても、きれいに美しく仕上がる。しか
し、このことは必ずしも必須の条件ではない。
【0017】以上のような構成を有する木質床を施工現
場で床下地(10)上に貼り付ける方法を以下に述べ
る。先ず、施工用の接着剤(9)としてはエポキシ樹脂
接着剤、ウレタン樹脂接着剤等が利用できる。チュ−ブ
状容器に充填されたものを用意するとよい。接着剤を施
工現場で木質床の裏面シ−ト(4)の下面もしくは床下
地(10)の表面、又は裏面シ−ト(4)の下面と床下
地(10)の表面の両方に塗布し、第1枚目の木質床を
床下地に接着する。この時の塗布量は150〜500g
/m2が標準である。続いて、この第1枚目の木質床の
裏面基材(3)上面の4周端部で、表面基材(2)と重
なり部分を持たない長手方向の端部全長(7)と幅方向
の端部全長(8)に施工用の接着剤(9)を塗布する。
この時の接着剤塗布量も150〜500g/m2が標準
である。
【0018】続いて、第1枚目の木質床に隣接して貼る
べき第2枚目の木質床の表面基材の下面を、前記第1枚
目の木質床の裏面基材上面に重ね合わせて貼り付け、以
下、同様にして、前記第2枚目と第3枚目、第4枚目以
降の木質床を順次貼り付ける。このようにして、本発明
の木質床を施工すると、1例として、第1図に示すよう
に、木質床の表面基材(2)の長手方向および幅方向の
両方の継ぎ目を一直線にして貼りあげることが可能であ
る。いわゆる、升目貼りが可能となる。また、1例とし
て、第7図に示すように表面基材(2)の長手方向の継
ぎ目のみを一直線にして、幅方向の継ぎ目は適当にずら
しながら貼りあげることもできる。また、他の例とし
て、第8図に示すように、幅方向の継ぎ目のみを一直線
にして、長手方向の継ぎ目は適当にずらしながら貼りあ
げることもできる。
【0019】このように、施工用の接着剤(9)を木質
床の裏面基材(3)上面の4周端部で、表面基材(2)
と重なり部分を持たない長手方向の端部全長(7)と幅
方向の端部全長(8)に施工用の接着剤(9)を塗布す
るので、すなわち、木質床の裏面基材上面で表面基材と
重なりを持たない部分(11)の全面には接着剤を塗布
しないので、施工後の木質床の含水率の経時変化におい
て、各基材が比較的自由に伸縮でき、隣接床材相互間
で、目隙、突き上げ等の応力集中が発生しにくくなる。
それゆえ、目隙、突き上げ現象が施工される部屋全体に
ほどよくバランスを持って分散され、従って、木質床と
隣接木質床の間の個々の継ぎ目は目隙、突き上げ量が小
さく、目立たないので大きな問題とならない。
【0020】
【実施例】次ぎに実施例、比較例によって具体的に述べ
る。 〔実施例1〕表面基材として、実加工済み5.5mm厚
さの化粧単板貼りMDFを用い、裏面基材としては5.
5mm厚さのMDFを用いた。また、裏面シ−トとして
は伸縮性のポリエステル系5mm厚不織布で、目付量3
00g/m2のものを用いた。この際、裏面基材は表面
基材の裏面寸法より、幅、長さ方向いずれも約5mm小
さくした。表裏面両基材を接着する際の積層用接着剤に
は発泡倍率10倍のウレタン系接着剤を使用した。それ
を裏面基材上面で表面基材が重なる部分に塗布し、両基
材を当板を利用して圧締接着し複合基材とした。この時
の接着剤塗布量は130g/m2とし、長手方向、幅方
向の寸法の50%に相当する位置まで、それぞれの方向
に平行移動し、ずらせて接着した。この時ずらせた部分
に固木の当板を上下バランスをとって当てて圧締した。
接着条件は冷圧で、圧締圧力3.5kg/cm2とし、
圧締時間5時間とした。圧締完了後24時間養生した。
続いて、変性酢酸ビニル樹脂系接着剤を裏面基材の裏面
側に塗布し、不織布製裏面シ−トの上に堆積した。この
時の接着条件は、接着剤塗布量120g/m2、冷圧で
圧締圧力0.8kg/cm2、圧締時間60分とした。
その後24時間養生して本発明の実施例1の木質床とし
た。
【0021】次ぎに、以上のようにして作製された木質
床をコンクリ−トスラブの上に直貼施工した。貼り付け
方法は升目貼りとし、以下の方法で行った。先ず、施工
用の接着剤として、エポキシ系接着剤を用い、塗布量を
300g/m2として、床下地上に塗布した。続いて、
第1枚目の木質床を施工用の接着剤が塗布された床下地
の上に接着した。続いて、前記第1枚目の木質床の裏面
基材上面の4周端部で、表面基材と重なり部分を持たな
い長手方向の端部全長と幅方向の端部全長にエポキシ系
接着剤をおよそ同じ塗布量で塗布し、第1枚目の木質床
に隣接して貼るべき第2枚目の木質床の表面基材の下面
を、前記、第1枚目の木質床の裏面基材上面に重ね合わ
せて貼り付け、以下同様にして、前記第2枚目と第3枚
目、第4枚目以降の木質床を順次貼り付ける。このよう
にして、本発明の実施例1の木質床構造を作製した。
【0022】〔比較例1〕実施例1と同じ表面基材、裏
面基材を接着して複合基材となすに当たり、長手方向、
幅方向に相互に平行移動することなく表裏面基材をほぼ
同じ位置に重なるようにして接着した。すなわち、相互
に、ずらすことをしないで接着し、比較例1の木質床を
作製した。実施例1の木質床との相違点は、表面基材と
裏面基材を相互に平行に移動して接着しなかったことの
みで、そのほかは実施例1と全く同様にして比較例1の
木質床を作製した。続いて、この比較例1の木質床を床
下地であるコンクリ−トスラブの上へ貼り付ける方法と
しては、施工用の接着剤の塗布位置を床下地であるコン
クリ−トスラブの表面のみとし、第1枚目の木質床を床
下地の上に貼り付けた。次ぎに、第2枚目以降の木質床
を第1枚目の木質床に隣接させて順次並べていき、升目
貼りの木質床構造とし、比較例1の木質床構造を作製し
た。実施例1の木質床構造との相違点は、木質床を作製
するに当たり、表面基材と裏面基材を相互に平行移動し
て互いにずらすことをしなかったこと、従って、木質床
の裏面基材上面には施工用の接着剤が全く塗布されなか
ったこと、さらに、木質床の床下地への貼り付け方法と
して、木質床を升目状に隣接させつつ単に並べるだけの
貼り付け方法であったことのほかは実施例1と同様であ
った。
【0023】〔比較例2〕実施例1と全く同様の構成の
木質床を作製し、これを床下地であるコンクリ−トスラ
ブの上へ貼り付ける方法としては、施工用の接着剤の塗
布位置を床下地であるコンクリ−トスラブの表面のみと
し、第1枚目の木質床を床下地の上に接着した。木質床
の裏面基材上面で表面基材と重なりを持たない部分には
接着剤を全く塗布しなかった。続いて、実施例1と同様
にして、第1枚目の木質床に隣接して貼るべき第2枚目
の木質床の表面基材の下面を、前記、第1枚目の木質床
の裏面基材上面に重ね合わせて、以下同様にして、前記
第2枚目と第3枚目、第4枚目以降の木質床を順次重ね
合わせ、このようにして比較例2の木質床構造を作製し
た。実施例1との相違点は木質床の裏面基材上面で表面
基材と重なりを持たない部分には接着剤を全く塗布しな
かったことのみで、その他は実施例1と同様であった。
【0024】〔比較例3〕表面基材、裏面基材からなる
複合基材としないで、基材としては実加工済みの11m
m厚さの化粧単板貼りMDF単体を用いて、その他は実
施例1と同様にして比較例3の木質床を作製した。続い
て、この比較例3の木質床を床下地であるコンクリ−ト
スラブの上へ貼り付ける方法としては、施工用の接着剤
の塗布位置を床下地であるコンクリ−トスラブの表面の
みとし、第1枚目の木質床を床下地の上に貼り付けた。
次ぎに、第2枚目以降の木質床を第1枚目の木質床に隣
接させて順次並べていき、升目貼りの木質床とし、比較
例3の木質床構造を作製した。実施例1との相違点は、
木質床を作製するに当たり、複合基材としなかったこ
と、さらに、木質床の床下地への貼り付け方法として、
木質床を升目状に隣接させつつ単に並べるだけの貼り付
け方法であったことの他は実施例1と同様であった。
【0025】〔試験方法〕次ぎに、施工後、室内環境を
室温50℃、相対湿度40%の乾燥環境下及び、室温5
0℃、相対湿度95%の加湿環境下に調整し、各実施
例、比較例の木質床構造の目隙、突き上げ発生状況を観
察した。初めに、乾燥環境下で7日間処理しつつ目隙量
の変化を観察し、続いて加湿環境下で7日間処理しつつ
目隙量の変化とその後の突き上げ現象の発生状況を観察
した。目隙量は床材間に生じた隙間の大きさを隙間ゲ−
ジで測定した。また、突き上げ状態とは、目隙状態とは
逆に、床材が伸長し、隣接床材とぶつかり、その個所が
急激に反り上がった用に盛り上がる状態を言う。
【0026】〔試験結果〕各実施例、比較例の木質床構
造の施工後の目隙、突き上げ現象の発生状況を観察、測
定したものを表1に示す。スタ−ト時点での初期状態に
おける目隙量はいずれの場合も、0.2mm以下であ
り、床材として実用上全く問題ない程度であることを確
認した。試験は乾燥環境下で連続7日間試験し、続いて
加湿環境下で7日間連続して試験した。
【0027】
【表1】目隙、突き上げ現象発生状況。
【0028】上記表1を見てわかるとおり、本発明の実
施例1の木質床構造は乾燥環境下、加湿環境下において
7日経過後も試験スタ−トの初期状態と、ほとんど変化
せず目隙量は0.2mm未満を維持している。また、突き上
げ状態も全く見られなかった。これに対して、従来タイ
プの直貼床材と同じ構造である比較例3の木質床構造は
目隙、突き上げとも一番大きく、施工後の乾燥環境下、
加湿環境下に極めて弱いことがわかる。比較例のなかで
は最も目隙、突き上げに弱いことがわかった。また、表
面基材と裏面基材を接着して複合基材となしているが、
各基材をその長さ寸法、幅寸法の40%〜60%だけ平
行移動しないで、ほぼ同じ位置で接着し、複合基材とし
た比較例1の木質床構造では、比較例3よりは若干小さ
いが、やはり、目隙、突き上げ現象が発生している。そ
して、床材長手方向の突き上げが加湿環境下7日後に発
生している。
【0029】また、実施例1と全く同様の構成で作製さ
れ、すなわち、表裏面各基材を実施例1と同様に所定の
方法で平行移動して接着しているが、施工用の接着剤を
コンクリ−トスラブ表面にのみ塗布し、木質床の裏面基
材上面で表面基材と重なりを持たない部分には接着剤を
全く塗布しなかった比較例2の木質床構造も比較例の中
では最も目隙量が少ないが、やはり問題となる程度の目
隙が発生している。しかし加湿環境下においては突き上
げは発生していなかった。住宅の室内で使用される内装
用木質床構造として許容される目隙量は0.3mm以下
である。そして床材長手方向の突き上げが発生しないこ
とが品質上クリアしなければならない最小限の必要条件
となる。
【0030】以上の試験結果から、木質床構造の乾燥、
加湿環境下において、その目隙、突き上げ等が生じない
ためには、以下の木質床構造とするとよいことがわか
る。すなわち、ほぼ同寸法の表面基材および裏面基材
を、その長さ寸法、幅寸法の40〜60%に相当する位
置まで相互に平行移動して接着し、複合基材となし、該
複合基材裏面に伸縮性を有する裏面シ−トを貼着し、表
面に化粧材を貼着してなる木質床とし、該木質床の床下
地への貼り付け方法としては、表面基材の長手方向およ
び、又は幅方向の、つぎ目が一直線になるように床下地
に貼り付ける方法であって、先ず、第1枚目の木質床の
裏面シ−トの下面もしくは床下地、又は裏面シ−トの下
面と床下地との両方に接着剤を塗布して床下地に接着す
るとともに、裏面基材上面の4周端部で、表面基材と重
なり部分を持たない長手方向の端部全長と幅方向の端部
全長に接着剤を塗布し、第1枚目の木質床に隣接して貼
るべき第2枚目の木質床の表面基材の下面を、前記第1
枚目の木質床の裏面基材上面に重ね合わせて貼り付け、
以下、同様にして、前記第2枚目と第3枚目、第4枚目
以降の木質床を順次貼り付けて、目隙、突き上げ現象が
発生しにくい木質床構造が可能となる。
【0031】
【発明の効果】従来から存在する直貼床材の床構造によ
れば、床材全体を完全に接着剤で床下地に固定してしま
うので、どこか1カ所に伸縮の応力が集中しがちであ
り、目隙、突き上げ現象が集中してしまって、大きな問
題となっていたが、本発明の木質床構造においては、ほ
ぼ同寸法の表面基材および裏面基材を、その長さ寸法、
幅寸法の40〜60%に相当する位置まで相互に平行移
動して接着し、複合基材となし、該複合基材裏面に伸縮
性を有する裏面シ−トを貼着し、表面に化粧材を貼着し
て本発明の木質床となし、該木質床の貼り付け方法とし
ては、木質床の裏面基材上面の全面に接着剤を塗布しな
いで、すなわち、裏面基材上面の4周端部で、表面基材
と重なり部分を持たない長手方向の端部全長と幅方向の
端部全長にのみ接着剤を塗布し、従ってその部分のみが
接着、固着され、接着剤を塗布しない部分は固着されな
いで、基材の伸縮に対して自由な部分を積極的に残存さ
せることで、施工された部屋の環境湿度が変化しても、
また、施工前の床下地の湿度が高くても、また、施工後
木質床表面から湿気や水分が浸入しても、また、施工後
の部屋全体が乾燥環境下に曝されても木質床の目隙、突
き上げ現象の発生しにくい木質床構造となる。
【0032】さらに、木質床の裏面には、裏面シ−トが
貼着されており、該裏面シ−トは伸縮性が有り、裏面基
材の伸縮にうまく追随し、裏面基材の伸縮のために発生
する床下地材との間の応力も集中することなく緩和さ
れ、従って、部屋全体の目隙、突き上げ量がバランスを
持って、ほど良く分散される。従って、目隙、突き上げ
現象が発生しても1カ所に集中しないので、一カ所当た
りのその量は極めて小さく、ほとんど問題にならない。
このように、木質床構造の各基材が接着剤で完全固定さ
れるのでなく、互いに自由に伸縮できる余地を残すこと
で、施工後の目隙、突き上げ等を部屋全体にほど良く分
散させることができ、従って、目隙、突き上げの発生の
少ない木質床構造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の升目貼りの実施例の木質床構造を示す
平面図。
【図2】本発明の木質床構造を示す断面図。
【図3】本発明の木質床の斜視図で、裏面基材上面の端
部に接着剤を塗布したところを示す。
【図4】本発明の木質床の平面図で、裏面基材上面の端
部に接着剤を塗布したところを示す。
【図5】本発明の木質床の断面図。
【図6】本発明の木質床の貼り付け方法を示す断面図。
【図7】本発明の木質床の貼り付け方法の他の実施例を
示す平面図。
【図8】本発明の木質床の貼り付け方法の他の実施例を
示す平面図。
【符号の説明】
1 化粧材。 2 表面基材。 3 裏面基材。 4 裏面シ−ト。 5 複合基材。 6 積層用接着剤。 7 裏面基材上面の4周端部で、表面基材と重なり部
分を持たない長手方向の端部全長。 8 裏面基材上面の4周端部で、表面基材と重なり部
分を持たない幅方向の端部全長。 9 施工用の接着剤。 10 床下地。 11 裏面基材上面で表面基材と重なりを持たない部
分。 12 表面基材下面で裏面基材と重なりを持たない部
分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B002 AA02 AA12 BA01 BB06 DA01 2B200 AA01 AA07 BA01 BB06 CA20 DA04 EA06 EE13 EF05 FA24 FA32 2B250 AA05 BA05 CA11 DA04 EA02 EA13 FA21 FA28 FA31 HA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ同寸法の表面基材(2)および裏面
    基材(3)を、その長さ寸法、幅寸法の40〜60%に
    相当する位置まで相互に平行移動して接着し、複合基材
    (5)となし、該複合基材裏面に伸縮性を有する裏面シ
    −ト(4)が貼着され、表面に化粧材(1)が貼着され
    たことを特徴とする木質床。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の木質床の表面基材
    (2)の長手方向および、又は幅方向の、つぎ目が一直
    線になるように床下地(10)に貼り付ける方法であっ
    て、先ず、第1枚目の木質床の裏面シ−ト(4)の下面
    もしくは床下地、又は裏面シ−トの下面と床下地との両
    方に接着剤を塗布して床下地に接着するとともに、裏面
    基材(3)上面の4周端部で、表面基材(2)と重なり
    部分を持たない長手方向の端部全長(7)と幅方向の端
    部全長(8)に接着剤を塗布し、第1枚目の木質床に隣
    接して貼るべき第2枚目の木質床の表面基材の下面を、
    前記第1枚目の木質床の裏面基材上面に重ね合わせて貼
    り付け、以下、同様にして、前記第2枚目と第3枚目、
    第4枚目以降の木質床を順次貼り付けることを特徴とす
    る請求項1に記載の木質床の貼り付け方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の木質床の表面基材
    (2)の長手方向および、又は幅方向の、つぎ目が一直
    線になるように床下地(10)に貼り付けられた木質床
    構造であって、前記木質床の裏面シ−ト(4)の下面と
    床下地とが接着され、裏面基材(3)上面の4周端部
    で、表面基材(2)と重なり部分を持たない長手方向の
    端部全長(7)および幅方向の端部全長(8)が隣接す
    る木質床の表面基材の下面と接着されていることを特徴
    とする木質床構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100507894B1 (ko) * 2002-06-14 2005-08-11 이순숙 조립식 종이장판
CN103101086A (zh) * 2013-01-14 2013-05-15 王勤 一种复合材料夹层结构的集装箱用地板

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