JP2001140310A - スライド式シャワーハンガー装置 - Google Patents

スライド式シャワーハンガー装置

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JP2001140310A
JP2001140310A JP32412099A JP32412099A JP2001140310A JP 2001140310 A JP2001140310 A JP 2001140310A JP 32412099 A JP32412099 A JP 32412099A JP 32412099 A JP32412099 A JP 32412099A JP 2001140310 A JP2001140310 A JP 2001140310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shower
hanger
shower hanger
hanger device
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP32412099A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okawa
広行 大河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作レバーをスライド式シャワーハンガー装置
の正面視左右どちら側にでも容易に配置でき、2種類の
シャワーヘッドの接手形状に対応できるスライド式シャ
ワーハンガー装置を提供すること。 【解決手段】スライド式シャワーハンガー装置の一側に
昇降方向と直交する方向を軸線として回転可能な締付け
用の操作レバーを設けるとともに、他側に同じく昇降方
向と直交する方向を軸線として回転可能なシャワーヘッ
ドを掛止させる切欠を有するシャワーハンガー設け、前
記切欠は前記スライド式シャワーハンガー装置の軸線方
向からシャワーを掛け外し自在としている。さらにシャ
ワー支持部はシャワーハンガーの回転軸に対し垂直方向
に広がる2つの異なるテーパー形状が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室、シャワールー
ム等の壁面に取付けられた手すり等のバーにシャワーヘ
ッドを掛止させるシャワーハンガーを昇降し得るように
構成したスライド式シャワーハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平10−8514号に見られ
るものを詳述すると、以下の通りである。
【0003】浴室、シャワールーム等の壁面に取付けら
れた手すり等のパイプに沿ってスライドするスライド体
の一側にシャワーヘッドを掛止する切欠を有するハンガ
ー部をスライド体のスライド方向に直交する方向を軸線
として回転可能に設けるとともに、スライド体の他側に
締付け用の操作レバーを設け、前記パイプをスライド体
の両側から挟むための一対のパイプ受けをスライド体内
に設け、前記操作レバーの締付け操作より前記パイプ受
けを前記パイプに挟着させてシャワーヘッドを支持する
シャワーハンガーであって、ハンガー部の前記切欠はシ
ャワーヘッドをスライド体の軸線方向から掛け外し自在
に支持するよう形成され、かつ、一対のパイプ受けは前
記パイプの径に応じて交換可能に設けられている。以上
によりこの発明によればハンガー部の切欠はシャワーヘ
ッドをスライド体の軸線方向から掛け外し自在に支持す
るように形成されているので、操作レバーを左右のどち
らに配置しても使用できる。
【0004】図7はこの公報に記載のスライド式シャワ
ーハンガーの斜視図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記発明では
操作レバーを左右のどちらに配置しても使用できるスラ
イドハンガー装置があったが、1種類のシャワーヘッド
の接手形状しか対応できなかった。本発明は、上記課題
を解決するためになされたもので、本発明の目的は、操
作レバーを左右のどちらに配置しても使用でき、かつ2
種類のシャワーヘッドの接手形状に対応できるスライド
式シャワーハンガー装置を提供することにある。
【0006】要するに操作レバーをスライド式シャワー
ハンガー装置の正面視左右どちら側にでも容易に配置で
き、2種類のシャワーヘッドの接手形状に対応できるス
ライド式シャワーハンガー装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、浴室、シャワールーム等の壁面に取付け
られた手すり等のバーにシャワーヘッドを掛止させるシ
ャワーハンガーを昇降し得るように構成したスライド式
シャワーハンガー装置において、前記スライド式シャワ
ーハンガー装置の一側に昇降方向と直交する方向を軸線
として回転可能な締付け用の操作レバーを設けるととも
に、他側に同じく昇降方向と直交する方向を軸線として
回転可能なシャワーヘッドを掛止させる切欠を有するシ
ャワーハンガーを設け、前記切欠は前記スライド式シャ
ワーハンガー装置の軸線方向からシャワーを掛け外し自
在としているので、例えばスライド式ハンガー装置の正
面視左側に操作レバーがある使用状態から180°回転
させ、正面視右側に操作レバーがある使用状態に容易に
変更できる。さらにシャワー支持部はシャワーハンガー
の回転軸に対し垂直方向に広がる2つの異なるテーパー
形状が設けられているのでシャワーハンガーを180°
回転させることにより、2種類のシャワーヘッドの接手
形状に対応することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により本
発明の特徴を具体的に説明する。図1は本発明のスライ
ド式シャワーハンガー装置を備えた手すりの要部を示す
正面図である。例えば浴室の壁に縦方向の姿勢として固
定した手すり1をガイド部材として備え、この手すり1
に対してスライド式シャワーハンガー装置が上下高さ調
整できるように取付けられている。スライド式ハンガー
装置の正面視右側にシャワーヘッド31を掛止するシャ
ワーハンガー3が、スライド式シャワーハンガー装置の
正面視左側に操作レバー2が、それぞれ位置するように
構成されている。シャワーハンガー3はスライド式シャ
ワーハンガー装置の昇降方向と直交する方向を軸線とし
て回転可能に設けられている。操作レバー2はスライド
式シャワーハンガー装置の昇降方向と直交する方向を軸
線として回転可能に設けられている。
【0009】図2は本発明のスライド式シャワーハンガ
ー装置を手すりに対して締付け固定したときの正面縦断
面図及びシャワーハンガーの上面図である。操作レバー
2は半径方向の突き出したハンドル2aを一体に備えて
いる。ハンドル2bを手前または奥側に向けて90°回
転させるとスライド式シャワーハンガー装置を手すり1
に対して締付け固定が解除され、スライド式シャワーハ
ンガー装置が上下方向に昇降可能と共に手すり1の軸線
に対し回転可能となり、次にハンドル2aを図2におい
て上または下方向に回転させるとスライド式シャワーハ
ンガー装置が手すりに対して締付け固定される。すなわ
ちスライド式シャワーハンガー装置を手すりに対して締
付け固定及び締付け解除する構造が操作ハンドル部の設
けられている。このような構造は特開平9−10056
1号に示されている。
【0010】シャワーハンガー3は図3のシャワーヘッ
ド31の接手32のテーパ部32aを掛けるようにシャ
ワー支持部3a、3bを設けている。シャワー支持部3
a、3bはスライド式シャワーハンガー装置の軸線に対し
て垂直方向に広がる異なるテーパ形状を成している。図
3のシャワーヘッド31の接手32のテーパ部32aの
形状はシャワー製造メーカーによりことなる場合がある
ので、シャワー支持部3a、3bに異なるテーパ形状にす
ることにより、異なるテーパーの形状の2種類の継ぎ手
のシャワーに対応可能となる。図2にもどり、シャワー
ハンガー3の左側の円筒体に設けた環状溝3cとライナ
ー4の右側の円筒体に設けた環状突起4aは同軸上で差
込み締結されたのみなので、これらのシャワーハンガー
3とライナー4は同軸上で回転可能である。しかし、ラ
イナー4は図6に示すように手すり1を挿入するための
貫通孔4cが設けてあるため、シャワーハンガー3を回
転させるとライナー4は手すり1により回転が妨げられ
シャワーハンガー3のみが360°任意の角度に回転可
能となる。また図2にもどり、スライド式シャワーハン
ガー装置の軸線方向からシャワーを掛け外し自在とする
ためシャワーハンガー3はスライド式ハンガー装置の軸
線方向に3dの切欠を設けている。この切欠は図3のシ
ャワーホース33が挿入できるようにシャワーホース3
3の直径よりも大きい幅となっている。
【0011】図4はシャワーハンガー3の部品の左側面
図である。シャワーハンガー3に凸状のスプライン3e
を10°ピッチで設けている。図5はライナー4の部品
の右側面図である。ライナー4に凹状のスプラインを4
bを弾性を持たせるため6分割にし設けている。シャワ
ーハンガー3とライナー4は合成樹脂製であって、前記
凸状のスプライン3eと凹状のスプラインを4bは同軸上
嵌合され回転可能であり、シャワーハンガー3を回転さ
せた場合10°毎にクリック感が得られ、10°毎の任
意の角度で停止できる。要するに、シャワーハンガー3
にシャワーヘッド31を掛け、シャワーを浴びる際、使
用者が10°毎の任意の角度にシャワーヘッド31の角
度を調整することが可能である。また、図1においてス
ライド式ハンガー装置の正面視右側にシャワーヘッド3
1がある使用状態から180°回転させ、正面視左側に
シャワーヘッド31がある使用状態に容易に変更可能で
ある。さらに、シャワーハンガー3を180°回転させ
ることによりシャワー支持部3a、3bに異なるテーパ形
状が形成されているので、異なるテーパーの形状の2種
類の継ぎ手に対応可能となる。
【0012】図6は本発明のスライド式シャワーハンガ
ー装置の手すりへの取付けを示す概略分解斜視図であ
る。ライナー4は、手すり1の軸線方向に貫通孔4cを
設け、この貫通孔4cの中にスライドリング6を組込む
と共に、その外周にカバー5を外挿したものである。ス
ライドリング6は合成樹脂製であって周壁の一部を手す
り1の軸線方向に切開したスリット6aを備え、このス
リット6aによって径をある程度の範囲で自由に変える
ことができる。また、カバー5は金属製であって、その
半径方向の2か所に手すり1が貫通する貫通孔5aを開
けたものである。そしてスライドリング6を組込んだと
きにその上下両端を覆う程度の貫通孔5aの内径とする
ことによって、このスライドリング6の抜けを規制して
ライナー4の貫通孔4Cの中に拘束する。
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、浴室、シャワールーム等の壁面に
取付けられた手すり等のバーにシャワーヘッドを掛止さ
せるシャワーハンガーを昇降し得るように構成したスラ
イド式シャワーハンガー装置において、スライド式シャ
ワーハンガーの一側に昇降方向と直交する方向を軸線と
して回転可能な締付け用の操作レバーを設けるととも
に、他側に同じく昇降方向と直交する方向を軸線として
回転可能なシャワーヘッドを掛止させる切欠を有するシ
ャワーハンガー設け、前記切欠は前記スライド式シャワ
ーハンガー装置の軸線方向からシャワーを掛け外し自在
とし、かつシャワー支持部はシャワーハンガーの回転軸
に対し垂直方向に広がる2つの異なるテーパー形状が設
けられているので、例えばスライド体の正面視左側に操
作レバーがある使用状態から180°回転させ、正面視
右側に操作レバーがある使用状態にしたい場合、シャワ
ーハンガーを180°回転させることによりシャワーヘ
ッドを掛け使用することができる。さらに、シャワーハ
ンガー3を180°回転させることによりシャワー支持
部3a、3bに異なるテーパ形状が形成されているので、
異なるテーパーの形状の2種類の継ぎ手に対応可能とな
る。これにより操作レバーをスライド式シャワーハンガ
ー装置の正面視右側、左側のどちらに配置しても使用で
きるものであって、スライド式シャワーハンガー装置の
正面視右側、左側の兼用が容易に可能になると共に1種
類のスライド式ハンガー装置でシャワー製造メーカー2
社のシャワーに対応可能となり従来のように2種類のス
ライド式ハンガー装置が必要でないので、生産コストを
安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライド式シャワーハンガー装置の一
実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明のスライド式シャワーハンガー装置を手
すりに対して締付け固定したときの正面縦断面図及びシ
ャワーハンガーの上面図である。
【図3】シャワーヘッドを示す斜視図である。
【図4】シャワーハンガーの部品の左側面図である。
【図5】ライナーの部品の右側面図である。
【図6】本発明のスライド式シャワーハンガー装置の手
すりへの取付けを示す概略分解斜視図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 :手すり 2 :操作レバー 2a:ハンドル 3 :シャワーハンガー 3a:シャワー支持部 3b:シャワー支持部 3c:環状溝 3d:切欠 3e:凸状のスプライン 4 :ライナー 4a:環状突起 4b:凹状のスプライン 4c: 貫通孔 5 :カバー 5a:貫通孔 6 :スライドリング 6a: スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室、シャワールーム等の壁面に取付
    けられた手すり等のバーにシャワーヘッドを掛止させる
    シャワーハンガーを昇降し得るように構成したスライド
    式シャワーハンガー装置において、前記スライド式シャ
    ワーハンガー装置の一側に昇降方向と直交する方向を軸
    線として回転可能な締付け用の操作レバーを設けるとと
    もに、他側に同じく昇降方向と直交する方向を軸線とし
    て回転可能なシャワーヘッドを掛止させる切欠を有する
    シャワーハンガー設け、前記切欠は前記スライド式シャ
    ワーハンガー装置の軸線方向からシャワーを掛け外し自
    在とし、かつシャワー支持部はシャワーハンガーの回転
    軸に対し垂直方向に広がる2つの異なるテーパー形状が
    設けられていることを特徴とするスライド式シャワーハ
    ンガー装置。
JP32412099A 1999-11-15 1999-11-15 スライド式シャワーハンガー装置 Pending JP2001140310A (ja)

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