JPH108514A - スライド式シャワーハンガー - Google Patents
スライド式シャワーハンガーInfo
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- JPH108514A JPH108514A JP18123696A JP18123696A JPH108514A JP H108514 A JPH108514 A JP H108514A JP 18123696 A JP18123696 A JP 18123696A JP 18123696 A JP18123696 A JP 18123696A JP H108514 A JPH108514 A JP H108514A
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- slide body
- shower
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 操作レバーを左右のどちらに配置しても使用
できるとともに、異なるパイプ径でもシャワーハンガー
自体を交換することなく容易に取付けでき、しかも締め
跡が残らず簡単に締付け操作できるスライド式シャワー
ハンガーを提供すること。 【解決手段】 浴室、シャワールーム等の壁面に取付け
られた手すり等のパイプ１に沿ってスライドするスライ
ド体２の一側にシャワーヘッド４を掛止する切欠５を有
するハンガー部６をスライド体２のスライド方向Ａに直
交する方向Ｂを軸線７として回転可能な状態で設けると
ともに、スライド体２の他側に締付け用の操作レバー３
を設け、パイプ１をスライド体２の両側から挟むための
一対のパイプ受け８，９をスライド体２内に設け、操作
レバー３の締付け操作によりパイプ受け８，９をパイプ
１に挟着させてシャワーヘッド４を支持する。
できるとともに、異なるパイプ径でもシャワーハンガー
自体を交換することなく容易に取付けでき、しかも締め
跡が残らず簡単に締付け操作できるスライド式シャワー
ハンガーを提供すること。 【解決手段】 浴室、シャワールーム等の壁面に取付け
られた手すり等のパイプ１に沿ってスライドするスライ
ド体２の一側にシャワーヘッド４を掛止する切欠５を有
するハンガー部６をスライド体２のスライド方向Ａに直
交する方向Ｂを軸線７として回転可能な状態で設けると
ともに、スライド体２の他側に締付け用の操作レバー３
を設け、パイプ１をスライド体２の両側から挟むための
一対のパイプ受け８，９をスライド体２内に設け、操作
レバー３の締付け操作によりパイプ受け８，９をパイプ
１に挟着させてシャワーヘッド４を支持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室、シャワー
ルーム等の壁面に取付けられた手すり等のパイプにシャ
ワーヘッドをスライド可能に取付けるためのスライド式
シャワーハンガーに関するものである。
ルーム等の壁面に取付けられた手すり等のパイプにシャ
ワーヘッドをスライド可能に取付けるためのスライド式
シャワーハンガーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のシャワーハンガーとして、
スライド体の正面視左側に操作レバーが、スライド体の
正面視右側にシャワーヘッドを掛止する切欠を有するハ
ンガー部が、それぞれ位置するようスライド体を例えば
縦手すりに固定し、ハンガー部をスライド体に対しスラ
イド体のスライド方向に直交する方向を軸線として回転
させることでハンガー部の傾斜角度を調節できるもの
や、ビスを用いたネジ操作によりスライド体を縦手すり
に固定して使用者の身長等に合わせてシャワーの散水位
置を可変にできるものが提案されている。
スライド体の正面視左側に操作レバーが、スライド体の
正面視右側にシャワーヘッドを掛止する切欠を有するハ
ンガー部が、それぞれ位置するようスライド体を例えば
縦手すりに固定し、ハンガー部をスライド体に対しスラ
イド体のスライド方向に直交する方向を軸線として回転
させることでハンガー部の傾斜角度を調節できるもの
や、ビスを用いたネジ操作によりスライド体を縦手すり
に固定して使用者の身長等に合わせてシャワーの散水位
置を可変にできるものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のシャワ
ーハンガーにおいては、ハンガー部の切欠はシャワーヘ
ッドを前方から掛け外し自在に支持するよう構成されて
いて、操作レバーとハンガー部を左右に逆転配置させて
使用することはできなかった。すなわち、上述した使用
状態の位置からスライド体を１８０°回転させ、かつ、
ハンガー部を１８０°回転させても、切欠は上下逆さま
に位置するから、シャワーヘッドを掛止できなかった。
ーハンガーにおいては、ハンガー部の切欠はシャワーヘ
ッドを前方から掛け外し自在に支持するよう構成されて
いて、操作レバーとハンガー部を左右に逆転配置させて
使用することはできなかった。すなわち、上述した使用
状態の位置からスライド体を１８０°回転させ、かつ、
ハンガー部を１８０°回転させても、切欠は上下逆さま
に位置するから、シャワーヘッドを掛止できなかった。
【０００４】また、手すり表面には樹脂がコーティング
されているから、後者のシャワーハンガーにおいては、
ビスによる締付け操作により手すり表面に締め跡が残
る。さらに、ネジ式なので締付け操作が煩わしい。
されているから、後者のシャワーハンガーにおいては、
ビスによる締付け操作により手すり表面に締め跡が残
る。さらに、ネジ式なので締付け操作が煩わしい。
【０００５】しかも、両者とも、限られたサイズのパイ
プ径を有する手すりにしか取付けできず、パイプ径に応
じて複数種のシャワーハンガーを準備する必要があっ
た。
プ径を有する手すりにしか取付けできず、パイプ径に応
じて複数種のシャワーハンガーを準備する必要があっ
た。
【０００６】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、操作レバーを左右のどちらに配置しても使用できる
とともに、異なるパイプ径でもシャワーハンガー自体を
交換することなく容易に取付けでき、しかも締め跡が残
らず簡単に締付け操作できるスライド式シャワーハンガ
ーを提供することを目的としている。
で、操作レバーを左右のどちらに配置しても使用できる
とともに、異なるパイプ径でもシャワーハンガー自体を
交換することなく容易に取付けでき、しかも締め跡が残
らず簡単に締付け操作できるスライド式シャワーハンガ
ーを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、浴室、シャワールーム等の壁面に取付
けられた手すり等のパイプに沿ってスライドするスライ
ド体の一側にシャワーヘッドを掛止する切欠を有するハ
ンガー部をスライド体のスライド方向に直交する方向を
軸線として回転可能な状態で設けるとともに、スライド
体の他側に締付け用の操作レバーを設け、前記パイプを
スライド体の両側から挟むための一対のパイプ受けをス
ライド体内に設け、前記操作レバーの締付け操作により
前記パイプ受けを前記パイプに挟着させてシャワーヘッ
ドを支持するシャワーハンガーであって、ハンガー部の
前記切欠はシャワーヘッドをスライド体の軸線方向から
掛け外し自在に支持するよう形成され、かつ、一対のパ
イプ受けは前記パイプの径に応じて交換可能に設けられ
ている。
に、この発明は、浴室、シャワールーム等の壁面に取付
けられた手すり等のパイプに沿ってスライドするスライ
ド体の一側にシャワーヘッドを掛止する切欠を有するハ
ンガー部をスライド体のスライド方向に直交する方向を
軸線として回転可能な状態で設けるとともに、スライド
体の他側に締付け用の操作レバーを設け、前記パイプを
スライド体の両側から挟むための一対のパイプ受けをス
ライド体内に設け、前記操作レバーの締付け操作により
前記パイプ受けを前記パイプに挟着させてシャワーヘッ
ドを支持するシャワーハンガーであって、ハンガー部の
前記切欠はシャワーヘッドをスライド体の軸線方向から
掛け外し自在に支持するよう形成され、かつ、一対のパ
イプ受けは前記パイプの径に応じて交換可能に設けられ
ている。
【０００８】この発明では、ハンガー部の切欠はシャワ
ーヘッドをスライド体の軸線方向から掛け外し自在に支
持するよう形成されているので、操作レバーを左右のど
ちらに配置しても使用できる。
ーヘッドをスライド体の軸線方向から掛け外し自在に支
持するよう形成されているので、操作レバーを左右のど
ちらに配置しても使用できる。
【０００９】また、パイプをスライド体の両側から挟む
ための一対のパイプ受けはパイプの径に応じて交換可能
に設けられているので、パイプ径に応じて複数種のシャ
ワーハンガーを準備する必要が無くなる。
ための一対のパイプ受けはパイプの径に応じて交換可能
に設けられているので、パイプ径に応じて複数種のシャ
ワーハンガーを準備する必要が無くなる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下にこの発明のスライド式シャ
ワーハンガーを図面を参照しつつ詳細に説明する。図１
〜図８において、１は、浴室、シャワールーム等の壁面
に取付けられた、例えば縦手すり（以下、単に手すりと
いう）で、２は、手すり１にガイドされてその立設方向
（矢印Ａで示す方向）にスライドするスライド体であ
る。前記手すり１は、ステンレス等のパイプからなり、
表面には滑り難く握り易いように樹脂がコーティングさ
れている。そして、スライド体２の正面視左側に操作レ
バー３が、スライド体２の正面視右側にシャワーヘッド
４を掛止する切欠５を有するハンガー部６が、それぞれ
位置するようスライド体２が手すり１の所定高さの位置
に固定されている。
ワーハンガーを図面を参照しつつ詳細に説明する。図１
〜図８において、１は、浴室、シャワールーム等の壁面
に取付けられた、例えば縦手すり（以下、単に手すりと
いう）で、２は、手すり１にガイドされてその立設方向
（矢印Ａで示す方向）にスライドするスライド体であ
る。前記手すり１は、ステンレス等のパイプからなり、
表面には滑り難く握り易いように樹脂がコーティングさ
れている。そして、スライド体２の正面視左側に操作レ
バー３が、スライド体２の正面視右側にシャワーヘッド
４を掛止する切欠５を有するハンガー部６が、それぞれ
位置するようスライド体２が手すり１の所定高さの位置
に固定されている。
【００１１】ハンガー部６は、前記立設方向に直交する
方向（矢印Ｂで示す方向）を軸線７として矢印Ｃで示す
方向に回転可能な状態で設けられており、後述するクリ
ック機構によりハンガー部６の傾斜角度が調節される。
方向（矢印Ｂで示す方向）を軸線７として矢印Ｃで示す
方向に回転可能な状態で設けられており、後述するクリ
ック機構によりハンガー部６の傾斜角度が調節される。
【００１２】また、操作レバー３は矢印Ｆで示す方向に
回動可能な状態で設けられており、この実施形態では、
スライド体２を手すり１に固定するための締付け操作と
スライド体２の手すり１に対する締付けを緩めて固定解
除するための緩め操作が操作レバー３のレバー部３ａを
矢印Ｆで示す方向に９０°回動させる度に交互に切換わ
る回動方式を採用している。すなわち、レバー部３ａ
が、図１のＰで示すように、下向きに位置するようセッ
トされた場合と、上向きに位置するようセットされた場
合は締付け操作が行われる一方、レバー部３ａが、図１
のＱで示すように、後向きに水平に位置するようセット
された場合と、前向きに水平に位置するようセットされ
た場合には緩め操作が行われる。
回動可能な状態で設けられており、この実施形態では、
スライド体２を手すり１に固定するための締付け操作と
スライド体２の手すり１に対する締付けを緩めて固定解
除するための緩め操作が操作レバー３のレバー部３ａを
矢印Ｆで示す方向に９０°回動させる度に交互に切換わ
る回動方式を採用している。すなわち、レバー部３ａ
が、図１のＰで示すように、下向きに位置するようセッ
トされた場合と、上向きに位置するようセットされた場
合は締付け操作が行われる一方、レバー部３ａが、図１
のＱで示すように、後向きに水平に位置するようセット
された場合と、前向きに水平に位置するようセットされ
た場合には緩め操作が行われる。
【００１３】８，９は、手すり１（パイプ）をスライド
体２の両側から挟むための樹脂性のパイプ受けで、同一
形状に形成されている。また、スライド体２は、パイプ
挿通穴２ａを形成する曲面部１０，１１を有し、パイプ
挿通穴２ａから操作レバー３側にセットされるパイプ受
け８〔図３、図５、図７（Ｃ）参照〕は、スライド体２
の操作レバー３側の曲面部１０〔図３、図５、図７
（Ｂ）参照〕に形成された２つの縦孔１０ａ，１０ａを
貫通する両足８ａ，８ａを有する。一方、パイプ受け９
は、スライド体２のハンガー部６側の曲面部１１〔図
３、図５参照〕に形成された２つの縦孔１１ａ，１１ａ
を貫通する両足９ａ，９ａを有する。例えば、パイプ受
け８は、図４に示すように、中央にピン穴３０が形成さ
れた湾曲形状の胴部８ｂと足８ａ，８ａで構成され、胴
部８ｂの湾曲部分ｎの形状は、手すり１のパイプ径（例
えば、φ３４，φ３０，φ２８ｍｍ）に応じた曲率に設
定されている。すなわち、パイプ受け８の両足８ａ，８
ａ間の長さは３種のパイプ径で同一に設定されており、
唯一湾曲部分ｎの曲率が異なる。よって、パイプ径に応
じてパイプ受け８を交換するだけでよい。
体２の両側から挟むための樹脂性のパイプ受けで、同一
形状に形成されている。また、スライド体２は、パイプ
挿通穴２ａを形成する曲面部１０，１１を有し、パイプ
挿通穴２ａから操作レバー３側にセットされるパイプ受
け８〔図３、図５、図７（Ｃ）参照〕は、スライド体２
の操作レバー３側の曲面部１０〔図３、図５、図７
（Ｂ）参照〕に形成された２つの縦孔１０ａ，１０ａを
貫通する両足８ａ，８ａを有する。一方、パイプ受け９
は、スライド体２のハンガー部６側の曲面部１１〔図
３、図５参照〕に形成された２つの縦孔１１ａ，１１ａ
を貫通する両足９ａ，９ａを有する。例えば、パイプ受
け８は、図４に示すように、中央にピン穴３０が形成さ
れた湾曲形状の胴部８ｂと足８ａ，８ａで構成され、胴
部８ｂの湾曲部分ｎの形状は、手すり１のパイプ径（例
えば、φ３４，φ３０，φ２８ｍｍ）に応じた曲率に設
定されている。すなわち、パイプ受け８の両足８ａ，８
ａ間の長さは３種のパイプ径で同一に設定されており、
唯一湾曲部分ｎの曲率が異なる。よって、パイプ径に応
じてパイプ受け８を交換するだけでよい。
【００１４】１２，１３は、操作レバー３およびスライ
ド体２間に設けられる同一形状のディスク〔図５参照〕
で、ディスク１２は操作レバー３の締付け・緩め操作に
連動して回動する回動ディスク、ディスク１３は矢印Ｂ
で示す方向にパイプ受け８と共にスライドするスライド
ディスクである。例えば、ディスク１２は中央を貫通す
るピン挿入用の穴１６を有し、操作レバー３側の面１２
ａ〔図６（Ｂ）参照〕には、操作レバー３の係合突起１
４とでディスク１２を操作レバー３に係止させるための
係止溝１５が外周に形成され、さらに、ピン挿入用の穴
１６に隣接して２個のボール溝１７が形成されている。
一方、ディスク１３の操作レバー３側の面１３ａ〔図４
参照〕にも同様のものが形成されている。また、ディス
ク１２のスライド体２側の面１２ｂには、ディスク１３
のスライド体２側の面１３ｂと同様のものが形成されて
いる。すなわち、ディスク１３の面１３ｂ〔図６
（Ｃ）、図７（Ａ）参照〕には、ピン挿入用の穴１６の
周りに、浅い窪み２０，２０および深い窪み２１，２１
が９０°間隔で交互に形成されており、さらに、浅い窪
み２０，２０に隣接して外方側に、パイプ受け８の両足
８ａ，８ａの先端挿入部分ｍ，ｍ〔図３参照〕が嵌挿可
能な大きさの溝１８，１８が形成されている。
ド体２間に設けられる同一形状のディスク〔図５参照〕
で、ディスク１２は操作レバー３の締付け・緩め操作に
連動して回動する回動ディスク、ディスク１３は矢印Ｂ
で示す方向にパイプ受け８と共にスライドするスライド
ディスクである。例えば、ディスク１２は中央を貫通す
るピン挿入用の穴１６を有し、操作レバー３側の面１２
ａ〔図６（Ｂ）参照〕には、操作レバー３の係合突起１
４とでディスク１２を操作レバー３に係止させるための
係止溝１５が外周に形成され、さらに、ピン挿入用の穴
１６に隣接して２個のボール溝１７が形成されている。
一方、ディスク１３の操作レバー３側の面１３ａ〔図４
参照〕にも同様のものが形成されている。また、ディス
ク１２のスライド体２側の面１２ｂには、ディスク１３
のスライド体２側の面１３ｂと同様のものが形成されて
いる。すなわち、ディスク１３の面１３ｂ〔図６
（Ｃ）、図７（Ａ）参照〕には、ピン挿入用の穴１６の
周りに、浅い窪み２０，２０および深い窪み２１，２１
が９０°間隔で交互に形成されており、さらに、浅い窪
み２０，２０に隣接して外方側に、パイプ受け８の両足
８ａ，８ａの先端挿入部分ｍ，ｍ〔図３参照〕が嵌挿可
能な大きさの溝１８，１８が形成されている。
【００１５】２２は、ディスク１２，１３間に介装され
る２個のボールで、図９に示す緩め操作のときには、デ
ィスク１２の深い窪み２１とディスク１３のボール溝１
７にボール２２が嵌まり込む。この状態から、レバー部
３ａを矢印Ｆで示す方向に９０°回動させると、ディス
ク１２も回動してボール２２がディスク１３のボール溝
１７に嵌まり込んだ状態で、ディスク１２の深い窪み２
１から浅い窪み２０に乗り移り、ディスク１２の浅い窪
み２０とディスク１３のボール溝１７にボール２２が位
置する〔図１０参照〕。このため、深い窪み２１と浅い
窪み２０の深さ分に相当する長さ（＝Ｄ−ｄ）だけディ
スク１３がパイプ受け８と共に手すり側にスライドして
手すり１が両側からパイプ受け８，９によって挟まれる
ことで、スライド体２を手すり１に固定できる。
る２個のボールで、図９に示す緩め操作のときには、デ
ィスク１２の深い窪み２１とディスク１３のボール溝１
７にボール２２が嵌まり込む。この状態から、レバー部
３ａを矢印Ｆで示す方向に９０°回動させると、ディス
ク１２も回動してボール２２がディスク１３のボール溝
１７に嵌まり込んだ状態で、ディスク１２の深い窪み２
１から浅い窪み２０に乗り移り、ディスク１２の浅い窪
み２０とディスク１３のボール溝１７にボール２２が位
置する〔図１０参照〕。このため、深い窪み２１と浅い
窪み２０の深さ分に相当する長さ（＝Ｄ−ｄ）だけディ
スク１３がパイプ受け８と共に手すり側にスライドして
手すり１が両側からパイプ受け８，９によって挟まれる
ことで、スライド体２を手すり１に固定できる。
【００１６】この締付け・緩め操作は、ピン３１、２つ
のスプリング３２，３３を用いて行われる。なお、３４
は、ピン３１に形成された係止凹部３５に係入されるス
トッパ、３６はピン３１先端に位置するストッパであ
る。
のスプリング３２，３３を用いて行われる。なお、３４
は、ピン３１に形成された係止凹部３５に係入されるス
トッパ、３６はピン３１先端に位置するストッパであ
る。
【００１７】また、操作レバー３は、操作レバー３の内
周溝４１にスライド体２の係止突起４０〔図２、図３参
照〕を嵌め込むことで取付けられる。
周溝４１にスライド体２の係止突起４０〔図２、図３参
照〕を嵌め込むことで取付けられる。
【００１８】一方、ハンガー部６は、ハンガー部６の内
周溝５１にスライド体２の係止突起５２〔図２、図３参
照〕を嵌め込むことで取付けられるとともに、図４、図
８に示すように、板バネ５３をスライド体２に形成され
た溝５４に嵌め込む一方、ハンガー部６の対向する位置
に、ハンガー部６の回転に伴って板バネ５３の頭５３ａ
に当接可能な溝５５を設けることで、ハンガー部６のク
リック機構が構成されている。
周溝５１にスライド体２の係止突起５２〔図２、図３参
照〕を嵌め込むことで取付けられるとともに、図４、図
８に示すように、板バネ５３をスライド体２に形成され
た溝５４に嵌め込む一方、ハンガー部６の対向する位置
に、ハンガー部６の回転に伴って板バネ５３の頭５３ａ
に当接可能な溝５５を設けることで、ハンガー部６のク
リック機構が構成されている。
【００１９】更に、図２、図５に示すように、シャワー
ヘッド４を掛止する切欠５はテーパ部５ａを有する。す
なわち、切欠５の上部は、シャワーヘッド４の取り付け
部分の形状に合わせてテーパ状に形成されている。
ヘッド４を掛止する切欠５はテーパ部５ａを有する。す
なわち、切欠５の上部は、シャワーヘッド４の取り付け
部分の形状に合わせてテーパ状に形成されている。
【００２０】而して、図９に示す緩め操作のときには、
パイプ受け８，９間の中心距離はＤに設定されている。
この状態で、スライド体２をパイプ挿通穴２ａを介して
手すり１に挿入できる。そして、スライド体２が手すり
１の所定高さの位置に来ると、レバー部３ａを９０°回
動させる。このとき、ディスク１２も回動してボール２
２がディスク１３のボール溝１７に嵌まり込んだ状態
で、ディスク１２の深い窪み２１から浅い窪み２０に乗
り移り、ディスク１２の浅い窪み２０とディスク１３の
ボール溝１７にボール２２が位置する〔図１０参照〕。
このため、深い窪み２１と浅い窪み２０の深さ分に相当
する長さ（＝Ｄ−ｄ）だけディスク１３がパイプ受け８
と共に手すり側にスライドして手すり１が両側からパイ
プ受け８，９によって挟まれることで、スライド体２を
手すり１に固定できる。
パイプ受け８，９間の中心距離はＤに設定されている。
この状態で、スライド体２をパイプ挿通穴２ａを介して
手すり１に挿入できる。そして、スライド体２が手すり
１の所定高さの位置に来ると、レバー部３ａを９０°回
動させる。このとき、ディスク１２も回動してボール２
２がディスク１３のボール溝１７に嵌まり込んだ状態
で、ディスク１２の深い窪み２１から浅い窪み２０に乗
り移り、ディスク１２の浅い窪み２０とディスク１３の
ボール溝１７にボール２２が位置する〔図１０参照〕。
このため、深い窪み２１と浅い窪み２０の深さ分に相当
する長さ（＝Ｄ−ｄ）だけディスク１３がパイプ受け８
と共に手すり側にスライドして手すり１が両側からパイ
プ受け８，９によって挟まれることで、スライド体２を
手すり１に固定できる。
【００２１】この実施形態では、以下のメリットがあ
る。 ハンガー部６の切欠５はシャワーヘッド４をスライ
ド体２の軸線方向から掛け外し自在に支持するよう形成
してあるので、操作レバー３を左右のどちらに配置して
も使用できる。 締付け操作、緩め操作の切り換えは、操作レバー３
を９０°回動させるだけで行われるので、操作が容易
で、かつ、ビスによる締付け操作のような大きな力を必
要としない。 シャワーハンガー自体を交換することなくパイプ受
け８，９を交換するだけで異なる径（例えば、φ３４，
φ３０，φ２８ｍｍ）の手すり１に簡単に取り付けでき
る。 ハンガー部６の傾斜角度の調節が心地良いクリック
感を伴ってできる。 締付け・緩め操作をボール２２を用いて行ったの
で、操作レバー３の回転がスムーズである。 パイプ受け８，９は樹脂性ものを用い、しかも手す
り１に沿った形状の胴部８ｂを採用したので、スライド
体２の位置を変えたとき、ビスによる締付け操作のよう
に手すり表面に締め跡が残ることはない。
る。 ハンガー部６の切欠５はシャワーヘッド４をスライ
ド体２の軸線方向から掛け外し自在に支持するよう形成
してあるので、操作レバー３を左右のどちらに配置して
も使用できる。 締付け操作、緩め操作の切り換えは、操作レバー３
を９０°回動させるだけで行われるので、操作が容易
で、かつ、ビスによる締付け操作のような大きな力を必
要としない。 シャワーハンガー自体を交換することなくパイプ受
け８，９を交換するだけで異なる径（例えば、φ３４，
φ３０，φ２８ｍｍ）の手すり１に簡単に取り付けでき
る。 ハンガー部６の傾斜角度の調節が心地良いクリック
感を伴ってできる。 締付け・緩め操作をボール２２を用いて行ったの
で、操作レバー３の回転がスムーズである。 パイプ受け８，９は樹脂性ものを用い、しかも手す
り１に沿った形状の胴部８ｂを採用したので、スライド
体２の位置を変えたとき、ビスによる締付け操作のよう
に手すり表面に締め跡が残ることはない。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ハンガー部の切欠はシャワーヘッドをスライド体の
軸線方向から掛け外し自在に支持するよう形成されてい
るので、操作レバーを左右のどちらに配置しても使用で
きる。
ば、ハンガー部の切欠はシャワーヘッドをスライド体の
軸線方向から掛け外し自在に支持するよう形成されてい
るので、操作レバーを左右のどちらに配置しても使用で
きる。
【００２３】また、パイプをスライド体の両側から挟む
ための一対のパイプ受けはパイプの径に応じて交換可能
に設けられているので、パイプ径に応じて複数種のシャ
ワーハンガーを準備する必要が無くなる。
ための一対のパイプ受けはパイプの径に応じて交換可能
に設けられているので、パイプ径に応じて複数種のシャ
ワーハンガーを準備する必要が無くなる。
【図１】この発明の一実施形態を示す全体斜視図であ
る。
る。
【図２】上記実施形態における締付け状態を示す縦断正
面図である。
面図である。
【図３】上記実施形態における締付け状態を示す横断平
面図である。
面図である。
【図４】上記実施形態におけるスライド機構を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図５】上記実施形態におけるスライド機構を示す全体
構成説明図である。
構成説明図である。
【図６】上記実施形態における操作レバーの回動機構を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図７】上記実施形態におけるパイプ受けのスライド機
構を説明するための図である。
構を説明するための図である。
【図８】上記実施形態におけるハンガー部のクリック機
構を説明するための図である。
構を説明するための図である。
【図９】上記実施形態における緩め操作を説明するため
の図である。
の図である。
【図１０】上記実施形態における締付け操作を説明する
ための図である。
ための図である。
１…手すり、２…スライド体、３…操作レバー、４…シ
ャワーヘッド、５…切欠、６…ハンガー部、７…軸線、
８，９…パイプ受け、Ａ…立設方向、Ｂ…立設方向に直
交する方向。
ャワーヘッド、５…切欠、６…ハンガー部、７…軸線、
８，９…パイプ受け、Ａ…立設方向、Ｂ…立設方向に直
交する方向。
Claims (1)
- 【請求項１】 浴室、シャワールーム等の壁面に取付け
られた手すり等のパイプに沿ってスライドするスライド
体の一側にシャワーヘッドを掛止する切欠を有するハン
ガー部をスライド体のスライド方向に直交する方向を軸
線として回転可能な状態で設けるとともに、スライド体
の他側に締付け用の操作レバーを設け、前記パイプをス
ライド体の両側から挟むための一対のパイプ受けをスラ
イド体内に設け、前記操作レバーの締付け操作により前
記パイプ受けを前記パイプに挟着させてシャワーヘッド
を支持するシャワーハンガーであって、ハンガー部の前
記切欠はシャワーヘッドをスライド体の軸線方向から掛
け外し自在に支持するよう形成され、かつ、一対のパイ
プ受けは前記パイプの径に応じて交換可能に設けられて
いることを特徴とするスライド式シャワーハンガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18123696A JP3720917B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | スライド式シャワーハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18123696A JP3720917B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | スライド式シャワーハンガー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH108514A true JPH108514A (ja) | 1998-01-13 |
| JP3720917B2 JP3720917B2 (ja) | 2005-11-30 |
Family
ID=16097185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18123696A Expired - Fee Related JP3720917B2 (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | スライド式シャワーハンガー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3720917B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4838632A (en) * | 1988-05-06 | 1989-06-13 | Lumisys Inc. | Two-dimensional beam scanner |
| JP2008267054A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Naka Ind Ltd | 可動式シャワーフック |
| KR200459153Y1 (ko) | 2010-12-30 | 2012-03-22 | 홍기 | 높낮이 조절과 샤워헤드의 각도 조절이 가능한 샤워장치의 고정홀더부재 |
| KR200490239Y1 (ko) * | 2019-05-21 | 2019-10-16 | 우관식 | 샤워기헤드 고정장치 |
| CN110616777A (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-27 | 汉斯格罗欧洲公司 | 能够杆装配的支架 |
| JP2020007886A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 栄 天野 | シャワーハンガー |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP18123696A patent/JP3720917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4838632A (en) * | 1988-05-06 | 1989-06-13 | Lumisys Inc. | Two-dimensional beam scanner |
| JP2008267054A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Naka Ind Ltd | 可動式シャワーフック |
| KR200459153Y1 (ko) | 2010-12-30 | 2012-03-22 | 홍기 | 높낮이 조절과 샤워헤드의 각도 조절이 가능한 샤워장치의 고정홀더부재 |
| CN110616777A (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-27 | 汉斯格罗欧洲公司 | 能够杆装配的支架 |
| US11035109B2 (en) | 2018-06-20 | 2021-06-15 | Hansgrohe Se | Rod-mountable holder |
| JP2020007886A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 栄 天野 | シャワーハンガー |
| KR200490239Y1 (ko) * | 2019-05-21 | 2019-10-16 | 우관식 | 샤워기헤드 고정장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3720917B2 (ja) | 2005-11-30 |
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