JP2005090730A - 雲台装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボール部の首部を倒した角度で撮影する際にも高い操作性を得る。
【解決手段】 この雲台装置は、ボール部6と、ボール部6を固定可能に支持する本体1と、機器を支持する支持部10と、基台(18,20)とを有する。本体1は、ボール部6の外周面を挟むボール受け面48を有する本体下部(1A,2,14,16)と、ボール受け面34を有し回動可能に取り付けられた上ボール受け4と、上ボール受け4に形成されたスロット72と、ボール受け面34,48同士の距離を変更するための締結機搆(14,16,22)と、操作つまみ24と、締結機構によってボール部とともに固定される軸体18とを有し、軸体18に基台(18,20)が固定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作性を高めた雲台装置に関する。
雲台装置の一種として自由雲台を例に挙げて説明する。自由雲台は、球状のボールと、このボールに首部を介して連結されカメラ等を支持するための上皿と、ボールを回動可能かつ任意角度で固定可能に支持する本体とを有する。前記本体は、ボールの外周面を挟む通常一対のボール受け面と、このボール受け面同士の距離を変更してボールを固定する止めネジを有する。この止めネジを回すことにより、ボール受け面の間隔を狭めてボールを任意の角度で固定し、カメラ等の向きを自由に設定できる。
前記本体の上端には、通常、周方向の一部にU字状の凹部(スロット)が形成されており、このスロット内にボールの首部を倒し入れることにより、上皿が90°傾けられるようになっている。これにより、カメラの位置を水平位置から、垂直位置まで傾動できる。
特開平10−288811号公報
しかし、従来の雲台装置では、ボールを固定するための操作つまみと、スロットの相対的な位置が本体に対して固定されていた。このため、ボールの首部をスロットに倒し入れた角度で撮影する際に、操作つまみとカメラが接近し、操作つまみを回すことがむずかしくなったり、操作つまみが操作しづらい位置へ回ってしまったりすることがあった。
本発明に係る雲台装置は、球状をなすボール部と、前記ボール部を回動可能かつ任意角度で固定可能に支持する本体と、前記ボール部に固定されて機器を支持する支持部と、基台とを有し、前記本体は、前記ボールの外周面を挟む少なくとも一対のボール受け面の一つを有する本体下部と、前記ボール受け面の他の一つを有し前記本体下部に対して回動可能に取り付けられた本体上部と、前記本体上部に形成され前記ボール部の傾動を可能とするための凹部と、前記ボール受け面同士の距離を変更するための締結機搆と、前記本体下部に設けられ締結機構を操作するための操作つまみと、前記締結機構によって前記ボール部を固定すると同時に固定される中心軸とを有し、前記中心軸に前記基台が固定されている。
本発明に係る雲台装置では、例えば三脚に固定される基台と、操作つまみを備えた本体下部と、支持部の傾動方向を決定する凹部を有する本体上部と、ボール部とがそれぞれ独立して回動できる。したがって、ボール部の首部を凹部に倒し入れた角度で撮影する際にも、操作つまみと支持部を適切に離すことができ、操作つまみの操作が難しくなることがない。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、周知の構成を以下の実施形態に適用してもよいし、以下の実施形態の構成を組み合わせたり、相互に置換してもよい。
図1ないし図4は、本発明の第1実施形態に係る雲台装置として、自由雲台を示している。しかし、本発明はこの種の自由雲台への適用に限られるものではなく、ボール部を少なくとも一対のボール受け面で挟んで固定する形式の雲台装置には全て適用可能である。この実施形態の自由雲台は、例えば三脚の上端に取り付けられ、例えばカメラ、望遠鏡、双眼鏡、測定器具等を任意の向きで保持する役目を果たす。ただし、本発明の雲台装置はこのような用途に限定されることはなく、いかなる用途に使用されてもよい。
この自由雲台は、球状をなすボール6と、ボール6を回動可能かつ任意角度で固定可能に支持する本体1と、ボール6に固定されてカメラ等の機器を支持する支持部10と、三脚などに固定される基台(18,20)とを有する。
本体1は、ボール6の外周面を挟む少なくとも一対のボール受け面の一つ(48)を有する本体下部(1A,2,14,16)と、ボール受け面の他の一つ(34)を有し本体下部(1A,2,14,16)に対して回動可能に取り付けられた上ボール受け4と、上ボール受け4に形成されボール6の傾動を可能とするための凹部72(図2参照)と、ボール受け面(34,48)同士の距離を変更するための締結機構(14,16,22)と、本体下部に設けられ締結機構を操作するための操作つまみ24と、締結機構によってボール6を固定すると同時に固定される中心軸(18)とを有する。中心軸(18)に基台(18,20)が固定されている。
本体下部(1A,2,14,16)は、円筒形の基部1Aと、基部1Aの上端に取り付けられた円環状のリングネジ2と、基部1Aの中にそれぞれ配置された円盤状の下ボール受け14および円環状のコマ16と、基部1Aの側面を貫通して設けられた止めネジ22とを有する。操作つまみ24は止めネジ22に固定されている。
基部1Aの上端には、リングネジ2を介して、円筒状の上ボール受け(本体上部)4が同軸に取り付けられている。リングネジ2の下部の内周面には雌ネジ26が形成され、基部1Aの上端部に形成された雄ネジ28と螺合している。リングネジ2の上端には内方へ突出する係合部30が全周にわたって形成され、この係合部30が上ボール受け4の下端部に全周にわたって形成された係合部32と係合している。
上ボール受け4の上端部の内周面は、上方へ向けてすぼまるボール受け面34とされている。ボール受け面34の直径および断面の傾斜角度は、ボール受け面34の幅方向のほぼ中央部がボール6の外周面に接するように設定されている。ボール受け面34となる部分を、上ボール受け4の本体と別の材質で形成してもよい。上ボール受け4の上端部の一部には、図2に示すように1つのスロット(凹部)72が形成されている。スロット72は上ボール受け4に2つ以上形成されていてもよい。
上ボール受け4の中には、球状のボール6が収容されている。ボール6には同軸に延びる円柱状の首部8が一体的に形成され、この首部8の先端に上皿(支持部)10が垂直に固定されている。スロット72の幅は首部8の直径よりも若干大きく、スロット72の下端は半円状にされている。これにより、首部8はスロット72内に例えば90°倒れこむことができ、例えばカメラを縦位置で使用できるようになっている。
上皿10は、図3に示すように平面視して矩形状をなす枠体40と、この枠体40内に収容された円盤状の回転板42と、この回転板42に固定された雄ネジ12と、枠体40の天板部の上面に貼られた滑り止めシート44とを有する。上皿10の形状は矩形状に限定されず、円形や楕円形であってもよい。滑り止めシート44はゴム、コルクなど周知の材質でよい。本発明では上皿10をいかなる方向へも傾動させることができるため、傾動時に上皿10に対して機器が回転しやすいが、滑り止めシート44を設けることにより機器の回動を抑制できる。ただし、滑り止めシート44を設けない構成も可能である。
雄ネジ12は、枠体40の天板部を貫通し、ワッシャ46により天板部から抜けないように留められている。回転板42は枠体40から一部露出し、この回転板42を回すことにより雄ネジ12が回転する。雄ネジ12をカメラ等の機器(被支持物)の下面の雌ネジに螺合させることにより、被支持物が上皿10に固定される。上皿10は、首部8内に同軸に配置されたネジ38により、首部8の上端に垂直に固定されている。なお、上皿10とボール6とは、図示するように直線的な首部8で連結されていてもよいし、首部8を屈折させてボール6と上皿10との連結角度や相対位置をさまざまに変更してもよい。
ボール6の内部には、図1に示すように、軽量化を図るために首部8と同軸に円柱状の空洞6Aおよびねじ穴36が形成され、空洞6Aはボール6の下端面に開口している。この空洞6Aの内径は、例えばボール6の直径の30〜45%であるがこの範囲に限定はされない。空洞6Aは無くてもよい。ねじ穴36はネジ38を収容する。
基部1Aの内部には、円筒形の空洞15が形成され、この空洞15内には上から順に、下ボール受け14、コマ16、および軸体18が収容されている。下ボール受け14はすり鉢状をなしており、空洞15の内径は下ボール受け14の外径よりも僅かに大きく、下ボール受け14は空洞15の内周面に沿って上下に摺動する。下ボール受け14の上端には、上から見て円環状をなす、すり鉢状に傾斜したボール受け面48が形成され、このボール受け面48がボール6の下面を支える。ボール受け面48の直径および断面の傾斜角度は、ボール受け面48の幅方向のほぼ中央部がボール6の外周面に接するように設定されている。
ボール受け面48の内径は、ボール6の空洞6Aの内径よりも十分に大きく設定されている。この例では、ボール受け面48の軸方向に沿った断面が直線状であり、ボール6とボール受け面48との当接領域は円環状となる。円環状領域の幅はほぼ線と見なせるほど狭くてもよいし、ボール受け面48を凹曲面としてその曲率をボール6の外周面の曲率に近づけることにより、当接領域の幅を大きくしてもよい。ボール受け面48となる部分を、下ボール受け14の本体と別の材質で形成してもよい。
下ボール受け14の下面には、下へ向けてすぼまるテーパ面52が形成されている。コマ16の上端はテーパ面52と同じテーパを有するテーパ面54とされ、両者はほぼ同軸に当接している。コマ16の下端にも、上方へ向けてすぼまるテーパ面56が形成されている。コマ16の外径は下ボール受け14の外径よりも小さい。
軸体18の上端には円環状に張り出したフランジ部64が形成され、空洞15内に形成された円環状の段差部66に、フランジ部64が係止されている。軸体18は回転可能かつ上方へは移動可能とされている。軸体18の上端面はコマ16のテーパ面56に対応したテーパ面58とされている。この実施形態における各当接部のテーパ角度は15°程度が好ましいが、45°以下であれば機能する。
基部1Aの側面の一部には、軸心に向けて雌ネジ穴が形成され、この雌ネジ穴に止め止めネジ22が螺合されている。操作つまみ24を回して止めネジ22を締め込むと、その先端がコマ16を押して偏心させる。コマ16が偏心すると、軸体18が下方へ押圧されるとともに、下ボール受け14が押し上げられ、ボール6を押し上げる。これにより、ボール6は上ボール受け4のボール受け面34と、下ボール受け14のボール受け面48とに強固に挟まれて、回転が阻止される。この状態で、ボール受け面34およびボール受け面48はいずれも、細い幅を有する円環状の領域を以てボール6に当接する。一方、軸体18のフランジ部64が段差部66に押しつけられ、両者の摩擦により軸体18の回転が止められる。また、上ボール受け4はボール6により圧迫され、係合部32がリングネジ2の係合部30と強く係合するため、上ボール受け4の回転も止められる。
軸体18の下面の中央には雌ネジ穴60が形成され、この雌ネジ穴60が三脚等の上端に設けられる雄ネジに固定される。また、軸体18の下端部には縮径部68が形成され、この縮径部68に円盤状のベース板20が同軸に固定され、基部1Aの下面に沿って配置されている。ベース板20の外径は基部1Aの外径よりも若干大きく、その外周縁には上方へ突出する円環状の突起62が全周にわたって形成されている。突起62は基部1Aの下端縁を覆い、基部1Aとベース板20との間の隙間を隠す効果を奏する。ベース板20は、操作つまみ24で止めネジ22を締め込むと基部1Aに対して回転不能となり、操作つまみ24を緩めると回転可能となる。
上記の雲台装置を使用する場合、三脚などの上端の雄ネジに、軸体18の雌ネジ穴60を当てて締めこむ。また、雄ネジ12をカメラの下面の雌ネジを当て、回転板42を回して雄ネジ12を締め込む。
次に、上皿10が適切な角度になるようにボール6を回してカメラの位置決めを行う。スロット72の位置が適切でなければ、上ボール受け4を回してスロット72の位置を調整する。そして、操作つまみ24の位置も扱いが容易な所に調整する。これにより、図4に示すように、上皿10の倒れ方向に操作つまみ24がないようにすることができる。位置決めが完了したら、操作つまみ24を締める。すると、コマ16が偏心し、ボール6が固定されるとともに、ベース板20が回転不能となり、上ボール受け4も基部1Aに固定される。すなわち、操作つまみ24を締めるだけで、全ての固定が完了する。操作つまみ24を緩めれば、ベース板20、上ボール受け4、およびボール6のいずれも動くようになる。
以上のように、この実施形態では、操作つまみ24を緩めることによって、三脚に固定されるベース板20と、操作つまみ24を備えた基部1Aと、上皿10の傾動方向を決定するスロット72を有する上ボール受け4と、上皿10およびボール6がそれぞれ他者から独立して自由に回動できる。このため、ボール6の首部8をスロット72に倒し入れた角度で撮影する際にも、操作つまみ24を機器から適切に離しておくことができ、操作つまみ24の操作がしにくくなることがない。また、操作つまみ24を締めるだけで上記全ての固定や解除が行えるので、操作性が良好である。
図5〜図8は、基部1Aとベース板20との間のがたつきを低減する効果を高めた実施形態を示す。特に説明しない箇所は図1の実施形態と同様でよい。
図5の実施形態では、基部1Aの下端縁が全周にわたって斜めに面取りされて面取り部76が形成されている。ベース板20の突起62の内側と、面取り部76との間には弾性体からなるOリング74が挟み込まれている。Oリング74の断面形状は円形が好ましいが、楕円形、矩形状など他の形状であってもよい。弾性体としては、ゴム系材料、エンジニアリングプラスチック(特にテフロン、ポリアセタール)などが使用できる。以下の実施形態でも同様である。この構造によれば、基部1Aの下端部外周縁とベース板20の外周部との間隙量が、Oリング74によって全周にわたって一定に保たれるので、基部1Aとベース板20とのがたつきを低減できる。また、操作つまみ24を緩めたときにOリング74はベース板20に適度な回転抵抗を与え、操作感を高めることができる。回転抵抗を適切にするために、Oリング74の表面にグリスなどの潤滑剤を塗布しておいてもよい。
図6の実施形態では、ベース板20の突起62の内側に全周にわたって環状の溝80が形成されている。この溝80内には弾性体からなるリング78がはめ込まれ、基部1Aの下面に当接している。この実施形態によっても、図5の実施形態と同様の効果が得られる。
図7の実施形態では、基部1Aの下端面の外周部に全周にわたって環状の溝82が形成されている。この溝82内には弾性体からなるOリング84がはめ込まれ、ベース板20の上面に当接している。この実施形態によっても、図5の実施形態と同様の効果が得られる。
図8の実施形態では、基部1Aの下端面の内周部に全周にわたって環状の凹部86が形成されている。この凹部86内には、円環状をなす波形バネ(波座金)88が配置され、ベース板20の上面に当接している。この実施形態によっても、図5の実施形態と同様の効果が得られる。基部1Aの下面およびベース板20の上面の両方に溝を形成し、それら溝の間に弾性体リングを配置してもよい。
図9〜図11は、下ボール受け14、コマ16、および軸体18の構造を変えた実施形態を示す。特に説明しない箇所は図1の実施形態と同様でよい。
図9の実施形態では、軸体18の上端面が平坦な水平面90にされ、コマ16の下端面も平坦な水平面にされている。この場合、テーパ当接面の角度は第1実施形態よりも大きくされ30°程度が好ましいが、45°以下であれば動作する。この実施形態のようにコマ16の下端面を水平にした場合にも、止めネジ22によってコマ16が偏心されると、テーパ面52、54の偏心により下ボール受け14は上方へ圧迫され、軸体18はその反力で下方へ圧迫されるため、図1の実施形態と同様の効果が得られる。
図10の実施形態では、下ボール受け14の下端面が平坦な水平面92にされ、コマ16の上端面も平坦な水平面にされている。このようにコマ16の上端面を水平にした場合にも、止めネジ22によってコマ16が偏心されると、テーパ面56,58の偏心により軸体18は下方へ圧迫され、下ボール受け14はその反力で上方へ圧迫されるため、図1の実施形態と同様の効果が得られる。
図11の実施形態では、下ボール受け14の上端面に上方へ向けてすぼまるテーパ面94が形成され、コマ16の上端面もそれに対応して、上方へ向けてすぼまるテーパ面96とされている。一方、コマ16の下端面は下方へ向けてすぼまるテーパ面98とされ、軸体18の上端面もそれに対応して、下方へ向けてすぼまるテーパ面100とされている。止めネジ22によってコマ16が偏心されると、テーパ面94と96、98と100とがそれぞれ偏心するため、下ボール受け14は上方へ、軸体18は下方へ圧迫される。これにより、図1の実施形態と同様の効果が得られる。
図12〜図14は、止めネジ22を使用しない締結機構を採用した実施形態を示している。特に説明しない箇所は、図1の実施形態と同様でよい。
図12の実施形態では、止めネジ22とコマ16の代わりに、図13に示すような締結具102が使用されている。締結具102は、C字状をなす環状部と、この環状部の両端から平行に延びる一対のアーム104と、これらアーム104の先端の距離を調整するためのネジ108と、このネジ108を回すつまみ106とを有している。環状部の上面および下面には、テーパ面54およびテーパ面58と相補形状をなすテーパ面110、112がそれぞれ形成されている。つまみ106を締めるとアーム104が互いに接近し、テーパ面110、112が縮径し、下ボール受け14を上方へ、軸体18を下方へ圧迫する。これにより、図1の実施形態と同様の効果が得られる。
図14の実施形態では、図12の実施形態から下ボール受け14を省いた構造を有する。この実施形態の締結具114は、C字状をなす環状部の軸線方向の長さが大きく、環状部の上端はボール6に届いている。環状部の両端から平行に延びる一対のアーム104と、これらアーム104の先端の距離を調整するためのネジ108と、このネジ108を回すつまみ106とを有している。環状部の上面には、ボール6の外周面に対応したテーパ面116が形成され、環状部の下面には、テーパ面58と相補形状をなすテーパ面118が形成されている。つまみ106を締めるとアーム104が互いに接近し、テーパ面116,118が縮径し、ボール6を上方へ、軸体18を下方へ圧迫する。これにより、図1の実施形態と同様の効果が得られる。図12の実施形態に比べて部品点数が減らせる。
図15〜図17は、上ボール受け4と基部1Aとの接続構造を変えた実施形態を示す。特に説明しない箇所は、図1の実施形態と同様でよい。
図15の実施形態は、基部1Aの上端面の外周部に全周にわたって環状の溝120が形成され、この溝120の内周面には雄ネジが形成されている。リングネジ2の下端は溝120内に差し込まれ、リングネジ2の内周面の雌ネジ26が溝120の溝に螺合されている。この構成によっても、図1の実施形態と同様の効果が得られる。
図16の実施形態は、リングネジ2の代わりに、基部1A全体を覆う筒状のスリーブ122を使用している。スリーブ122の内径は基部1Aの外径とほぼ等しく、基部1Aと同軸にその全周をほぼ隙間無く覆っている。スリーブ122は、例えば2本の着脱可能なネジ124で基部1Aに対して固定されている。スリーブ122の上端には、リングネジ2と同様に内方へ突出する係合部30が形成され、この係合部30が上ボール受け4の下端に形成されている係合部32と係合し、上ボール受け4を固定している。この構成によっても、図1の実施形態と同様の効果を得ることができる。またスリーブ122を高級感のある素材で形成することにより、雲台装置の高級感を高めることが可能である。スリーブ122はネジでなく、C型の止め輪で基部1Aに固定してもよい。
図17の実施形態は、上ボール受け4の下端に係合部32を一体に形成する代わりに、上ボール受け4の下端部の外周面に全周にわたって延びる溝を形成し、この溝にC字状のワッシャ126をはめたことを特徴としている。ワッシャ126がリングネジ2の上端に形成された係合部30と係合することにより、リングネジ2で上ボール受け4が固定できる。この構成によっても、図1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図18の実施形態は、先の実施形態で使用していた軸体18を2分割し、軸体下部18Aと、軸体上部18Bとから構成したことを特徴とする。軸体下部18Aは基部1A内に収容される円柱部と、この円柱部の下端に同軸かつ一体的に形成された外径の大きい円板状のベース板部とからなる。ベース板部は基部1Aの下面に沿って配置されている。軸体上部18Bは、軸体下部18Aの円柱部よりも径の大きい円板状をなし、軸体下部18Aの円柱部の上端に同軸に固定されている。両者はピン130により相互回転不能に固定されている。軸体上部18Bの外周部はフランジ部64となり、基部1Aの空洞15内の段差部66に係合している。他の構成は図1と同様でよい。この実施形態では、雲台装置の組立時に、軸体上部18Bと軸体下部18Aをそれぞれ基部1Aの上方および下方から挿入して相互に固定すればよいため、組立が容易である。
図19の実施形態は、基部1Aを上下に2分割し、円筒状の基部上部131と、その下に固定される円板状の基部下部132とから構成したことを特徴とする。基部上部131の内径は、その上部で相対的に小さく、下部で相対的に大きくされている。基部下部132の内径は一定で、基部上部131の上部の内径よりも小さくされている。これにより、基部1Aの空洞15の内壁には、円環状の凹部133が形成され、この凹部133内に軸体18のフランジ部64が収容されている。基部上部131と基部下部132とは、複数本のネジ134により分解可能に固定されている。
このような構造によれば、フランジ部64の外径を下ボール受け14の外径よりも大きくとることができ、フランジ部64と段差部136の係合面の幅を他の実施形態よりも大きく確保できる。係合面積を拡大することにより、特に操作つまみ24を締めフランジ部64と段差部136を圧接させた際に、基部1Aとベース板20との剛性を高めることができ、両者のがたつきを抑制できる。
図20および図21の実施形態は、コマ16を左右に2分割し、いずれも半円弧状のコマ右部16Aおよびコマ左部16Bとから構成したことを特徴とする。コマ右部16Aおよびコマ左部16Bは、図21に示すように全体として円環状をなすように互いに間隔をあけて配置されている。コマ右部16Aおよびコマ左部16Bの上面および下面には、それぞれテーパ面54,56が形成されている。
コマ右部16Aの中央には単純な貫通孔140が形成され、コマ左部16Bの中央にはネジ孔138が形成され、段付きネジ142が締め込まれている。段付きネジ142は、雄ネジ部144と、雄ネジ部144よりも太い段部146とを有する。雄ネジ部144がコマ右部16Aの貫通孔140に通され、コマ左部16Bのネジ孔138に締め込まれている。段部146の外周にはネジが形成されておらず、基部1Aに形成された単純孔に通されている。これにより、操作つまみ24を締めると、コマ左部16Bが右に移動し、かつ段付きネジ142が左に移動し、段部146に押されてコマ右部16Aが左に移動する。コマ右部16Aおよびコマ左部16Bの移動量は、下ボール受け14および軸体18のテーパ面52,58の働きにより左右対称に保たれる。
図20および図21の実施形態によれば、一体型のコマ16を偏心させる場合に比べて、下ボール受け14および軸体18との当たりが均等になるため、コマ16,下ボール受け14,軸体18の偏摩耗が生じにくい利点を有する。
以上、さまざまな実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されず、特許請求の範囲内でいかなる変形も可能である。例えば、各実施形態の構成を相互に置換してもよいし、他の周知な構成と置換したり加えたりしてもよい。
本発明に係る雲台装置では、三脚などに固定される基台と、操作つまみを備えた本体下部と、支持部の傾動方向を決定する凹部を有する本体上部と、ボール部とがそれぞれ独立して回動できる。したがって、このため、ボール部の首部を凹部に倒し入れた角度で撮影する際にも、操作つまみと支持部を適切に離すことができ、操作つまみの操作が難しくなることがない。
本発明に係る雲台装置の第1実施形態を示す縦断面図である。 第1実施形態の正面図である。 第1実施形態の上皿を示す平面図である。 第1実施形態の効果を示す側面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 図12の実施形態に使用される締結具の平面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る雲台装置の他の実施形態の要部を示す縦断面図である。 図20の実施形態に使用される締結具の一部破断した平面図である。
符号の説明
1 本体
2 リングネジ
4 上ボール受け(本体上部)
6 ボール
8 首部
10 上皿(支持部)
12 雄ネジ
14 下ボール受け
16 コマ
18 軸体(中心軸)
20 ベース板(基台)
34,48 ボール受け面
72 スロット(凹部)
102、114 締結具
106 操作つまみ

Claims (1)

  1. 球状をなすボール部(6)と、前記ボール部(6)を回動可能かつ任意角度で固定可能に支持する本体(1)と、前記ボール部(6)に固定されて機器を支持する支持部(10)と、基台(18,20)とを有し、
    前記本体(1)は、前記ボール部(6)の外周面を挟む少なくとも一対のボール受け面の一つ(48)を有する本体下部(1A,2,14,16)と、前記ボール受け面の他の一つ(34)を有し前記本体下部に対して回動可能に取り付けられた本体上部(4)と、前記本体上部(4)に形成され前記ボール部(6)の傾動を可能とするための凹部(72)と、前記ボール受け面(34,48)同士の距離を変更するための締結機構(14,16,22)と、前記本体下部に設けられ締結機構を操作するための操作つまみ(24)と、前記締結機構によって前記ボール部を固定すると同時に固定される中心軸(18)とを有し、前記中心軸(18)に前記基台(18,20)が固定されていることを特徴とする雲台装置。
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