JP2000317760A - 卓上固定クランプ - Google Patents

卓上固定クランプ

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JP2000317760A
JP2000317760A JP2000124782A JP2000124782A JP2000317760A JP 2000317760 A JP2000317760 A JP 2000317760A JP 2000124782 A JP2000124782 A JP 2000124782A JP 2000124782 A JP2000124782 A JP 2000124782A JP 2000317760 A JP2000317760 A JP 2000317760A
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clamp
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stopper
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JP2000124782A
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English (en)
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Werner Halder
ハルダー ヴェルナー
Dieter Hummel
フメル ディーター
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HALDER ERWIN KG
Erwin Halder KG
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HALDER ERWIN KG
Erwin Halder KG
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B5/10Arrangements for positively actuating jaws using screws

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円柱状案内棒(2)と、締めつかみ部
(4)と、締めしぼり手段(8,9)とを備え、これら
締めしぼり手段(8,9)により、円柱状案内棒(2)
に接して配された締めつかみ部(4)が円柱状案内棒
(2)に対して軸方向に移動可能である卓上固定クラン
プにおいて、締付精度と締付の再現性とを向上させる。 【解決手段】円柱状案内棒(2)周りの締めつかみ部
(4)の回動性を制限する手段(14,17)が備えら
れる。この手段(14,17)は、ストッパ(14)を
有する位置決めリング(12)が円柱状案内棒(2)に
接して配されることにより形成される。ここで、ストッ
パ(14)が、締めつかみ部(4)に沿って配される対
向ストッパ(17)と組み合わさって回動振れ動き範囲
を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円柱状案内棒、締
めつかみ部、及び締めしぼり手段とを備え、この締めし
ぼり手段により、円柱状案内棒に接して配された締めつ
かみ部が該円柱状案内棒に対して軸方向に移動可能であ
る卓上固定式のクランプに関する。
【0002】
【従来の技術】工具や被加工物等を機械テーブル上に固
定するのに役立つこのような卓上固定式のクランプは、
実務上、広く知られている。通常、円柱状案内棒は、円
柱状案内棒の下端のネジ山受入部に噛み合わされるとと
もに孔の中に保持されネジ切ピンを介して機械テーブル
上に固定される。または、キー溝や凹陥部に嵌め込み可
能なキーや突起によって機械テーブル上に固定されてい
る。このように円柱状案内棒の位置が固定されているに
もかかわらず、締め付けられるべき部分に対する締めつ
かみ部の位置についての高い精度と充分な再現性は得ら
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の根底
をなす課題は、締付精度と締付の再現性が向上するよう
に、冒頭に述べたような卓上固定クランプを構成するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に述べ
たような卓上固定クランプにおいて、締めつかみ部が円
柱状案内棒の周りを回動しようとするのを制限する手段
が備えられることにより解決される。
【0005】本発明により得られる利点は、次のようで
ある。回動性を制限するための手段により、回動軸の役
割をする円柱状案内棒に対する締めつかみ部の、角度上
の位置・姿勢には限界をなす位置・姿勢が予め与えられ
る。そして、この締めつかみ部は二つの限界状態の間に
限り回動が可能である。したがって、結果的に、締めつ
かみ部は、常に、一方の限界状態において締め付けられ
るべき部品や部分の同じ位置をつかむことができ、ま
た、他方の限界状態へと、使用者が自由に決定できる一
定の範囲で回動方向に振れ動くことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の特に好ましい実施態様に
よると、回動性の制限のための手段が、円柱状案内棒の
表面に配された、ストッパを有する位置決めリングによ
り形成されるものであり、このストッパが、締めつかみ
部に配されていて回動方向の振れ動き範囲を制限する対
向ストッパと一緒になって作用するものであることを特
徴とする。
【0007】この位置決めリングは以下の利点をもたら
す。この位置決めリングそのものを円柱状案内棒に対し
て回動させることができ、円柱状案内棒に対して所定の
角度の位置・姿勢に来たところで初めて固定を行なうと
いうことができる。したがって、円柱状案内棒そのもの
には次のような固定された構造を備える必要がない。回
動を限定する手段を所定の向きにし、また、締めつかみ
部の向きを限定させる所定の固定された構造である。
【0008】構造の単純さの観点において好ましい実施
態様は、対向ストッパが、半径の小さい領域、すなわ
ち、該領域の外に位置する締めつかみ部の領域に比べて
半径の小さい領域により形成され、ストッパが、この半
径の小さい領域中に突出するピンとして構成されている
ことを特徴としている。
【0009】該半径の小さい領域が、数個、締めつかみ
部の周囲にわたって配分されて、該締めつかみ部に接し
て構成されているなら、卓上固定クランプを使用するに
あたっての柔軟性が向上する。
【0010】位置決めリングが解除可能に円柱状案内棒
の外面に配されているならば、締めつかみ部の回動性の
制限が望まれていない場合に、本発明の卓上固定クラン
プについて、位置決めリングを簡単に円柱状案内棒から
取り外して、同様に用いることができる。そのため、こ
の場合も好都合である。
【0011】本発明の卓上固定クランプは、水平での使
用、すなわち円柱状案内棒を水平に向けて使用するのに
も適している。締めつかみ部が通常の非対称の構成を有
するものであっても、質量中心がその最深の位置に達す
るまで、締めつかみ部の、円柱状案内棒の周りの回転が
ストッパ及び対向ストッパによって阻止され続けられる
からである。
【0012】確かに、このような水平な姿勢であると、
締めつかみ部が円柱状案内棒に接したままであることに
ついて重力によって確保されておらず、特に、卓上固定
クランプを保持プレートに対して位置決めする際に、円
柱状案内棒から滑り落ちることがある。この滑り落ちを
防ぐために、締めつかみ部の内側には、リング溝、及び
リング溝中に保持される留めリング(位置固定用リン
グ)が配され、円柱状案内棒の表面には、留めリングを
受け入れるための切り欠きが形成されている。このよう
な構成であると、次のような、卓上固定クランプの自動
ロックが実現される。留めリングが切り欠き中に食い込
んでいない状態では、締めつかみ部が円柱状案内棒に接
して自由に移動可能である。最大限に可能なだけ軸方向
に伸ばした使用状態での、切り欠きによって与えられる
限界位置に達するまで、自由に移動可能である。これに
加えて、留めリングは、締めつかみ部と円柱状案内棒と
の間の摩擦を高める。この摩擦は、通常、円柱状案内棒
の周りの締めつかみ部の回転を防ぐのであり、回転を防
がないとしても回転を著しく困難にするものである。
【0013】締めしぼり手段が、円柱状案内棒の締付用
ネジすじに噛み合う締付ボルト(ネジ)によって形成さ
れ、この締付ボルトをスラスト軸受上に支持されたクラ
ンプレバーによって回転することができるのならば合目
的であることが明らかになった。ここで、特にスラスト
軸受を用いることは、締め付けていく力、すなわち締め
しぼりの力を明らかに高めることができることから好ま
しい。このように高めることができるのは、締付レバー
の回転の際に克服されるべき摩擦力が、実質上、締付用
ネジすじと締付ボルトの間に限定され、したがって、締
め付けていくにあたっても効果的だからである。
【0014】円柱状案内棒と締めつかみ部の間には、更
に、バネが配されている。
【0015】以下において、図面に描かれた実施例を用
いて本発明が詳細に説明される。
【0016】図面において、軸方向通し孔3を有する円
柱状案内棒2を備えた卓上固定クランプ1が示されてい
る。該円柱状案内棒2に接するように、締めつかみ部4
が回転可能に配されており、この締めつかみ部4には締
付鉤(かぎ)5が形成されている。締めつかみ部4から
離れた方の、通し孔3の端部には、ネジ切受入部6中へ
とネジ込みが可能なネジ切ピン7が配されている。この
ネジ切ピン7を用いて、卓上固定クランプ1を、例え
ば、それ自体は不図示である機械テーブル上に固定する
ことができる。通し孔3のもう一方の端部には、締付用
ネジすじ8が形成されている。この締付用ネジすじ8は
締付ボルト9と噛み合わされる。これらが一緒になって
締めしぼり手段8,9を形成する。この締めしぼり手段
8,9が、締めつかみ部4を円柱状案内棒2に沿って軸
方向に移動させて、締付鉤5により被工作物等を機械テ
ーブル上に固定するようにするのである。締付ボルト9
は、クランプレバー10によって回転させることができ
る。クランプレバー10はスラスト軸受11を介して締
めつかみ部4の側から支持されている。
【0017】円柱状案内棒2の外面に、位置決めリング
12が解除可能に配される。この位置決めリング12
の、円柱状案内棒2に対する回転方向の位置・姿勢は、
留めボルト13により固定可能である。この位置決めリ
ング12上にストッパ14としてピン15が配置されて
いる。このピン15は、締めつかみ部4に形成された一
の領域16中へと突き出す。締めつかみ部4は、この一
の領域16において、この外の領域におけるよりも、小
さな半径を有する。この領域16が対向ストッパ17と
して働く。その結果、ストッパ14と対向ストッパ17
が、円柱状案内棒2の周りの締めつかみ部4の回動性を
制限するための手段14,17を形成する。
【0018】半径の小さい領域16は、図面に描かれて
いない実施例によると、締めつかみ部4の周囲の全体に
わたって数個がまんべんなく配分されることができる。
【0019】特に図2、図3、及び、図8及び図9より
明らかなように、締めつかみ部4の内側に、リング溝1
8中に保持された留めリング19が配されている。この
留めリング19は、締めつかみ部4を円柱状案内棒2に
対して移動させてこれら部材4,2の引き離しに対応す
る軸方向の向きに移動するようにする際に、円柱状案内
棒2の表面に形成された切り欠き20に入り込んで係合
する。このようにして、軸方向のさらなる移動を防ぐと
ともに、円柱状案内棒2に対する締めつかみ部4の回転
を困難にする。卓上固定クランプ1を洗浄するには、締
めつかみ部4と円柱状案内棒2の間での留めリング19
による自動ロックに打ち克つ力を加える。このようにし
て卓上固定クランプ1を分解することができる。円柱状
案内棒2と締めつかみ部4との間には、これらの部材に
ついて、互いに応力を及ぼし合う状態に保つための圧縮
バネ21が配されている。
【0020】
【発明の効果】締めつかみ部は、常に、一方の限界状態
において締め付けられるべき部品や部分の同じ位置をつ
かむことができ、また、他方の限界状態へと、使用者が
自由に決定できる一定の範囲で回動方向に振れ動くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の卓上固定クランプの側面図である。
【図2】締めつかみ部が、円柱状案内棒に対する移動範
囲内にあって円柱状案内棒の先端側の端に位置する場合
の、卓上固定クランプの縦断面図である。
【図3】締めつかみ部が締付状態にある場合の、図2に
対応する図である。
【図4】位置決めリングの縦方向断面図である。
【図5】位置決めリングの平面図である。
【図6】図3のVI−VI断面図である。
【図7】簡素化された実施態様の図3に対応する図であ
る。
【図8】図2の細部VIIIである。
【図9】図3の細部IXである。
【符号の説明】
1 卓上固定クランプ 2 円柱状案内棒 3 軸方向通し孔 4 締めつかみ部 5 締付鉤(かぎ) 6 ネジ切受入部 7 ネジ切ピン 8 締付用ネジすじ 9 締付ボルト 10 クランプレバー 11 スラスト軸受 12 位置決めリング 13 留めボルト 14 ストッパ 15 ピン 16 半径の小さい領域 17 対向ストッパ 18 リング溝 19 留めリング 20 切り欠き

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状案内棒(2)と締めつかみ部
    (4)と締めしぼり手段(8,9)とを備え、これら締
    めしぼり手段(8,9)により、円柱状案内棒(2)に
    接して配された締めつかみ部(4)が円柱状案内棒
    (2)に対して軸方向に移動可能である卓上固定クラン
    プにおいて、 円柱状案内棒(2)周りの締めつかみ部(4)の回動性
    を制限する手段(14,17)が備えられていることを
    特徴とする卓上固定クランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の卓上固定クランプにお
    いて、 ストッパ(14)を有する位置決めリング(12)が円
    柱状案内棒(2)に接して配されることにより、回動性
    を制限する手段(14,17)が形成され、 ここで、ストッパ(14)が、締めつかみ部(4)に沿
    って配される対向ストッパ(17)と組み合わさって回
    動振れ動き範囲を制限することを特徴とする卓上固定ク
    ランプ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の卓上固定クランプにお
    いて、 締めつかみ部(4)は一の領域(16)での半径がその
    他の領域での半径よりも小さく、このような、半径が他
    より小さい領域(16)により対向ストッパ(17)が
    構成され、 ストッパ(14)は、該半径が他より小さい領域(1
    6)中に突き出すピン(15)として構成されることを
    特徴とする卓上固定クランプ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の卓上固定クランプにお
    いて、半径が他より小さい領域(16)は、締めつかみ
    部(4)の全周にわたって配分されるようにして、複数
    が重ねて構成されていることを特徴とする卓上固定クラ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の卓上固
    定クランプにおいて、位置決めリング(12)が、解除
    可能なように円柱状案内棒(2)に接して配されている
    ことを特徴とする卓上固定クランプ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の卓上固
    定クランプにおいて、 締めつかみ部(4)の内側には、リング溝(18)中に
    保持される留めリング(19)が配され、 円柱状案内棒(2)の表面には、該留めリング(19)
    を受け入れるための切り欠き(20)が形成されている
    ことを特徴とする卓上固定クランプ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の卓上固
    定クランプにおいて、締めしぼり手段(8,9)が、円
    柱状案内棒(2)の締付用ネジすじ(8)に噛み合う締
    付ボルト(9)によって形成され、 この締付ボルト(9)が、スラスト軸受(11)上に支
    持されたクランプレバー(10)によって回転可能であ
    ることを特徴とする卓上固定クランプ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の卓上固
    定クランプにおいて、円柱状案内棒(2)と締めつかみ
    部(4)の間に、バネ(21)が配されていることを特
    徴とする卓上固定クランプ。
JP2000124782A 1999-04-26 2000-04-25 卓上固定クランプ Pending JP2000317760A (ja)

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