JP2001139181A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
おける搬送路で生じた紙詰りを簡素で操作で確実に解除
することにある。 【解決手段】開放部を有する本体ケースと、一端部が本
体ケースに枢支され用紙搬送路およびこの用紙搬送路の
一方側に位置する一方の搬送ローラを有する第1のカバ
ーと、第1のカバーの他端部に枢支されて第1のカバー
に重なる位置と離れる位置との間を回動し、第1のカバ
ーに重なる位置にある時に用紙搬送路の他方側に位置し
て一方の搬送ローラに接触する他方のローラを有する第
2のカバーと、第2のカバーが第1のカバーに重なる位
置にある時に第2のカバーの係止部が第1のカバーの係
止部に係止し且つ第1のカバーが閉塞位置にある時に両
方の係止部間に間隙が形成される係止手段と、第1のカ
バーが閉塞位置にある時に第2のカバーを第1のカバー
に押圧する弾性部材とを具備する。
Description
ケースとこの本体ケースに枢支されて前記開放部を開閉
する本体カバーを備えた画像形成装置に関する。
どに用いられる画像形成装置においては、上面部を開放
した本体ケースと、この本体ケースの一方の端部が本体
ケースに枢支されて開放部を閉塞する位置と開放部から
離間して開放する位置との間を回動可能な本体カバーと
で装置本体を構成し、本体ケースには記録紙に画像を記
録する電子写真方式を採用した画像記録機構を搭載する
とともに、本体カバーに画像記録を終えた記録紙を搬送
する搬送路およびこの搬送路の記録紙厚さ方向両側に位
置して記録紙を挟んで搬送する対をなす搬送ローラを設
けたものがある。
体ケースに設けた画像記録機構を保守点検する場合に、
本体カバーを本体ケースから離間して開放する位置まで
振上げ回動して本体ケースの開放部を開放して画像記録
機構を容易に取扱うことができる。
が詰まる事態、いわゆる紙ジャムが発生した場合には、
本体カバーを本体ケースから離間して開放する位置まで
振上げ回動して本体カバーの内側部を外側から取扱える
状態にして、本体カバーの内側部に位置する搬送路から
詰まっている記録紙を取出すようにしている。
録紙を取出すためには、本体カバーにジャム解除レバー
を設けている。すなわち、対をなす搬送ローラを搬送路
で詰まった記録紙を取除くために記録紙厚さ方向に変位
可能とし、また弾性部材によりこの変位可能な搬送ロー
ラを記録紙を押圧する向きに弾性力を加えるようにして
いる。そして、ジャム解除レバーは前記弾性部材の弾性
力に抗して搬送ローラを記録紙から離れる方向ヘ強制的
に変位できる動作させることが可能な構成としている。
従って、紙ジャムが発生した時には、使用者がジャム解
除レバーを操作して動かし、搬送ローラを記録紙から離
れる方向ヘ強制的に変位させて対をなす搬送ローラの間
隔を開き、詰まっている記録紙を取出すようにしてい
る。
は、本体カバーの搬送路に詰まった記録紙を取除くため
には、本体カバーに設けたジャム解除レバーを操作して
搬送ローラを記録紙から離れる方向ヘ強制的に変位させ
て詰まっている記録紙を取出すようにしているので、使
用者はジャム解除レバーを動作させる操作と、搬送路か
ら記録紙を取出す操作の両方を一度に行なわなければな
らず、大変操作が面倒となっている。
かった場合、また詰まった記録紙が破損して細かく分断
した場合には、搬送路を構成する搬送路構成部材および
搬送ローラを本体カバーから取外して搬送路を分解し、
さらには本体カバーを本体ケースから取外して画像形成
装置を分解する必要が生じて、前述の場合に比較してよ
り一層紙ジャムを解除する操作が大変面倒となる。
で、本体カバーにおける搬送路で生じた紙詰りを簡素で
操作で確実に解除できる画像形成装置を提供することを
目的とする。
成装置は、開放部を有する本体ケースと、一方の端部が
前記本体ケースに枢支されて前記開放部を閉塞する位置
と前記開放部から離間して開放する位置との間を回動可
能に設けられ且つ用紙を搬送する搬送路を構成する搬送
路構成部材およびこの搬送路の用紙厚さ方向の一方側に
位置する一方の搬送ローラを有する第1のカバーと、前
記第1のカバーの他方の端部に枢支されて前記第1のカ
バーに重なる位置と前記第1のカバーから離間する位置
との間を回動可能に設けられ且つ前記第1のカバーの搬
送路構成部材と組合せて前記搬送路を構成する搬送路構
成部材および前記第1のカバーに重なる位置にある時に
前記搬送路の用紙厚さ方向の他方の側に位置して前記一
方の搬送ローラに接触する他方のローラを有する第2の
カバーと、前記第1のカバーに設けられた係止部および
前記第2のカバーに設けられ前記第2のカバーが前記第
1のカバーに重なる位置にある時に前記第1のカバーに
設けられた係止部に係止する係止部を有する係止手段
と、前記第1のカバーが前記本体ケースを閉塞する位置
にある時に前記第2のカバーに対して前記第1のカバー
に接近する向きの力を加え前記他方の搬送ローラを前記
一方の搬送ローラに接触させる弾性部材とを具備し、前
記係止手段は、前記第1のカバーが前記本体ケースの開
放部を閉塞して前記第2のカバーが前記弾性部材により
力が加えられている時に、互いに係止した前記第1のカ
バーの係止部と前記第2のカバーの係止部との間に、前
記搬送路の記録紙厚さ方向に沿う間隙が形成されている
ことを特徴とする。
本体ケースから離れる位置へ回動させる簡素な操作で、
第2のカバーが回動変位して対をなす搬送ローラが用紙
搬送路の厚さ方向に沿って離間して間隙が生じるので、
この搬送ローラ間の間隙を利用して詰まった用紙を取出
すことができる。
形成装置において、前記係止手段における前記第1のカ
バーの係止部と前記第2のカバーの係止部は係脱可能に
係止し、且つこの両方の係止部の係止が解除された時に
前記第2のカバーが第1のカバーとの枢支部を中心とし
て前記第1のカバーに重なる位置から前記第1のカバー
から離間する位置へ回動することを特徴とする。
第1のカバーの係止部と前記第2のカバーの係止部との
係止を解除すると、第2のカバーが第1のカバーとの枢
支部を中心として自重で自動的に回動して第1のカバー
から離間するので、簡素な構成と簡素な操作で用紙の搬
送路が開放されてより一層詰まった用紙を取出すことが
容易となる。
形成装置において、前記本体ケースの開放部はケース上
面部に設けられ、前記第1のカバーは前記本体ケースに
その上面開放部を閉塞する位置から振上げ回動が可能に
枢支され、且つ前記第2のカバーはその一方の端部が前
記第1のカバーの他方の端部に枢支されて前記第1のカ
バーの内側に重なる位置とここから離れる位置の間を回
動可能であり、さらに前記第2のカバーは、他方の端部
に係止部が形成され、前記第1のカバーの係止部と前記
第2のカバーの係止部との係止が解除された時に、前記
第1のカバーとの枢支部を中心として前記第1のカバー
の内側に重なる位置から前記第1のカバーから離間する
位置ヘ回動するように枢支されていることを特徴とす
る。
対をなす搬送ローラの間に間隙を発生させるための構成
および搬送路を開放するための構成を効果的な形態で提
供することができる。
1ないし図6を参照して説明する。
リンタに適用したものである。図1は画像形成装置にお
ける(本体ケースを閉塞している状態にある)第1およ
び第2のカバーを模式的に示す断面図、図2は図1にお
ける搬送路部を拡大して模式的に示す断面図、図3は画
像形成装置における(本体ケースを開放している状態に
ある)第1および第2のカバーを模式的に示す断面図、
図4は図3における搬送路部を拡大して模式的に示す断
面図、図5は画像形成装置における(本体ケースを開放
している状態にある)第1および第2のカバーを模式的
に示す断面図、図6は画像形成装置における第1および
第2のカバーを模式的に示す平面図である。
バー、3は第2のカバーであり、これら本体ケース1、
第1のカバーおよび第2のカバー3を持って画像形成装
置本体が構成されており、第1のカバー2および第2の
カバー3には記録を終えた記録紙を搬送して外側ヘ排出
する搬送路が設けられている。第1のカバー2および第
2のカバー3は夫々合成樹脂により形成されている。
が形成されており、その内部には図示しないが電子写真
方式を採用した画像記録機構が搭載されている。
部1aを閉塞する大きさと形状をなし、この上面開放部
1aに配置されている。第1のカバー2は一方の端部
(図示右端部)2aにおける幅方向両側部が枢軸11に
より本体ケース1における上部に両側部に枢支され、本
体ケース1の上面開放部1aを閉塞する位置と上面開放
部1aから上側に離間して開放する位置との間を上下方
向に沿い回動するように設けられている。すなわち、第
1のカバー2は本体ケース1にその上面開放部1aを閉
塞する位置から振上げ回動が可能に枢支される。
る搬送路Rを構成する搬送路構成部材と、記録紙を搬送
するための搬送ローラが設けられている。すなわち、こ
の搬送路Rは例えば第1のカバー2の下側から上側へ向
けてく字形に湾曲した形態の通路であり、本体ケース1
の内部には記録紙を搬送路Rに送込む排出手段12が設
けてあり、また第1のカバー2の上面部には搬送路Rか
ら排出された記録紙を受ける排紙トレイ13が設けてあ
る。搬送路Rを構成する搬送路構成部材としては例えば
搬送路Rにおいて記録紙厚さ方向の一方の壁を構成する
搬送路構成部材14Aと、記録紙厚さ方向の他方の壁の
上半分を構成する搬送路構成部材14Bが夫々設けられ
ている。すなわち、搬送路構成部材14Bは搬送路Rの
下半分に相当する部分が欠除している。搬送路Rの下端
部(入口)には記録紙厚さ方向の一方の側(搬送路構成
部材14A側)には一方の搬送ローラ15Aがカバー幅
方向に沿って配置され、カバー両側面部に回転自在に支
持されている。すなわち、一方の搬送ローラ15Aは搬
送路構成部材14Aにおける欠除した下半分に面して設
けられる。また、搬送路Rの上端部(出口)には記録紙
厚さ方向の一方の側(搬送路構成部材14A側)には一
方の搬送ローラ16Aがカバー幅方向に沿って配置さ
れ、他方の側には他方の搬送ローラ16Bがカバー幅方
向に沿って対向して配置され、これら各ローラ16A、
16Bはカバー両側面部に回転自在に支持されている。
なお、一方の搬送ローラ15Aおよび一方の搬送ローラ
16Aは駆動側ローラとして本体ケース1および第1の
カバー2に設けた図示しない回転駆動機構により回転駆
動される。搬送ローラ16Bは搬送ローラ16Aに接触
して従動回転するピンチローラである。18は第1のカ
バー2に設けた原稿台である。
て長さはやや短く且つ幅もやや短い寸法を有し、第1の
カバー2の内側に嵌まり込むことが可能である。第2の
カバー3は、一方の端部3bにおける両側部が第1のカ
バー2における他方の端部2bの両側部に枢軸17によ
り枢支されており、第1のカバー2の内側に重なる位置
と第1のカバー2から離間する位置との間を回動するよ
うに設けられている。すなわち、第2のカバー3は、枢
支点を中心として第1のカバー2に重なる位置から離間
する方向ヘ回動できるように設けられる。
る搬送路Rを構成する搬送路構成部材と、記録紙を搬送
するための搬送ローラが設けられている。すなわち、搬
送路Rを構成する搬送路構成部材としては例えば搬送路
Rにおいて記録紙厚さ方向の他方の壁の下半分を構成す
る搬送路構成部材14Cが設けられ、搬送路Rの下端部
に位置して第1のカバー2に設けた搬送ローラ15Aに
対向接触する位置に搬送ローラ15Bがケース幅方向に
沿って配置されてケース両側部に回転自在に支持されて
いる。この搬送ローラ15Bは搬送ローラ15Aに接触
して従動回転するピンチローラである。
部3aには、この第2のカバー3が第1のカバー2に重
なる位置にある時に上縁となる部分にストッパ22が上
向きに形成され、且つ第1のカバー2における両側部の
下縁には、第2のカバー3が第1のカバー2と重なる位
置にある時に第2のカバー3のストッパ22が当接する
ストッパ21となっている。第2のカバー3には、第1
のカバー2と重なる位置にある第2のカバー3に対して
上向き(第1のカバー向き)に弾性力を加える弾性部材
23、例えば第2のカバー3を下側で受ける板ばね、圧
縮コイルばねが設けてある。これにより第1のカバー2
と重なる位置にある第2のカバー3は上向きに押され
て、そのストッパ22が第1のカバー2のストッパ21
に当接して停止している。すなわち、第1のカバー2が
本体ケース1を閉じていて第2のカバー3が第1のカバ
ー2と重なる位置にある時に、第2のカバー3の下部と
なる部分に弾性部材23が設けてある。この弾性部材2
3は本体ケース1に設けた図示しない部材に当接して第
2のカバー3に対して上向きの力を加えている。また、
この弾性部材23により上向きに押された第2のカバー
3に設けた他方の搬送ローラ15Bは、第1のカバー2
に設けた一方の搬送ローラ15Aに接触するようになっ
ている。
止部である。32は第2のカバーに設けられた係止部で
ある。この実施の形態では、第2のカバー3の係止部3
2は、第2のカバー3の両側部における一方の端部3a
に形成されたケース幅方向外側へ向けて水平に突出する
突部であり、これら係止部32をケース幅方向内側ヘ向
けて押すことにより図6に示すようにケースの端部3a
を内側へ向けて弾性変形させることができる。第1のカ
バー2の係止部31は、第2のカバー3が第1のカバー
2に重なる位置にある時に第2のカバー3に形成した係
止部32が、第1のカバー2から外側へ挿通して係止す
る孔である。第1のカバー2の係止部31と第2のカバ
ー2の係止部32とで係止手段を構成している。
いる。第1のカバー2の係止部31と第2のカバー2の
係止部32は係脱可能に係止する。すなわち、前述した
ように第2のカバー2を弾性変形して係止部32を変位
することにより係止部31に対して係止、抜出しするこ
とができる。そして、第1のカバー2が本体ケース1の
開放部1aを閉塞して第2のカバー3が第1のカバー2
に重合する位置にあっての弾性部材23により力が加え
られている時に、互いに係止した第1のカバー2の係止
部31と第2のカバー3の係止部32との間に、搬送路
Rにおける記録紙厚さ方向に沿う間隙Sが形成される。
すなわち、突部である係止部32の上面は孔である係止
部31の上縁に当接して、係止部32の下面と係止部3
1の下縁との間に記録紙厚さ方向に沿う間隙Sが形成さ
れる。この間隙Sは搬送路Rに詰まっている記録紙を取
り除くことができる大きさである。
作動について説明する。
には、図1および図2に示すように第2のカバー3が第
1のカバー2に重なる位置にあって、止部32が第1の
カバー2の係止部31に係止している。第1のカバー2
が本体ケース1の上面開放部1aを閉塞する位置にあっ
て、第2のカバー3は装置本体1に設けた弾性部材23
により上向きに押されている。このため、第2のカバー
3に設けた他方の搬送ローラ15Bは、第1のカバー2
に設けた一方の搬送ローラ15Aに接触するようになっ
ている。また、第2のカバー3は、ストッパ22が第1
のカバー2のストッパ21に当接することによっても停
止している。これにより第2のカバー3は所定位置で確
実に停止する。また、第2のカバー3に設けた搬送路構
成部材14Cは第1のカバー2の搬送路構成部材14b
に組み合わさって搬送路構成部材14A〜14Cで搬送
路Rを形成している。さらに、突部である第2のカバー
3の係止部32の上面は孔である係止部31の上縁に当
接して、係止部32の下面と係止部31の下縁との間に
記録紙厚さ方向に沿う間隙Sが形成される。
2に設けた搬送ローラ15A、16Aが記録紙搬送方向
へ回転され、第2のカバー3に設けたピンチローラであ
る搬送ローラ15Bと第1のカバー2に設けた搬送ロー
ラ16Bも各ローラ15A、16Aに接触して記録紙搬
送方向へ回転する。このため、排出手段12により搬送
されてきた記録紙は搬送路Rの下端で回転する搬送ロー
ラ15A、15Bの間を通過して搬送され、続いて搬送
路Rの内部を通過し搬送路Rの上端で回転する搬送ロー
ラ15A、15Bの間を通過して第1のカバー2の外側
へ排出され、排紙トレイ13上に落下する。
第2のカバー3とで構成される搬送路Rで詰まる事態、
すなわち紙ジャムが発生した場合には図3および図5に
示す操作を行なう。すなわち、第1のカバー2を枢軸1
1を中心として本体ケース1の上面開放部1aを閉塞す
る位置から振上げ回動して上面開放部1aaを開放す
る。このため、第2のカバー3は第1のカバー2と一体
で振り上げ回動して上面開放部1aから離れる。第2の
カバー3と一体で弾性部材23も移動して、本体ケース
1に設けた部材から離れる。これにより第2のカバー3
は弾性部材23による支持がなくなるために枢軸17を
中心として回動できる状態になる。第2のカバー3の係
止部32が第1のカバー2の係止部31との間で形成さ
れる間隙S分だけ記録紙厚さ方向に沿って下降して、係
止部32の下面が係止部31の下縁に当接して停止す
る。この状態で突部である第2のカバー3の係止部32
の上面は孔である係止部31の上縁から離れて、係止部
32の上面と係止部31の上縁との間に記録紙厚さ方向
に沿う間隙が形成される。そして、第2のカバー3と一
体で他方の搬送ローラ15Bが記録紙厚さ方向に沿って
下向きに移動して第1のカバー2の搬送ローラ15Aか
ら離間する。この時の搬送ローラ15Aと搬送ローラ1
5Bとの間に間隙Sが形成される。また、搬送路Rを形
成する搬送路構成部材14Cも第2のカバー3と一体で
下向きに移動して対向する第1のカバー2の搬送路構成
部材14Aから離間して搬送路Rの下半分が記録紙厚さ
方向に沿って広がる。
ていた記録紙は搬送ローラ15A、15Bによる挟持が
解除され、且つ搬送路Rが広がる。これにより使ってい
る記録紙を搬送路Rから取出すことができる。
ジャムが発生した場合には、まず第1のカバー2を本体
ケース1から離れる位置へ回動させる簡素な操作で、第
2のカバー3が回動変位して対をなす搬送ローラ15
A、15Bが用紙搬送路の厚さ方向に沿って離間して間
隙が生じるので、この搬送ローラ15A、15B間の間
隙を利用して詰まった記録紙を容易に無理なく取出すこ
とができる。
った記録紙がまだ取出すことができない場合や記録紙が
破損した場合には図5に示す操作を行なう。すなわち、
第1のカバー2の係止部31に挿入係止されている第2
のカバー3の係止部32を第2のカバー32の内側ヘ向
けて押込むと、第2のカバー3の端部3aがカバー内側
に向けて弾性変形して係止部32が係止部31から外れ
る。これにより第2のカバー3と第1のカバー2との係
止が解除して、第2のカバー3を枢軸17を中心として
第1のカバー2に重なる位置からこれより離間する位置
まで回動させる。つまり、第2のカバー3は第1のカバ
ー2が本体ケース1から振り上げする枢支部とは、反対
側の枢支部ゐ中心として回動する。これにより第2のカ
バー3の搬送ローラ15Bが第2のカバー3とともに移
動して第1のカバー2の搬送ローラ15Aから遠く離れ
た位置へ移動する。また、搬送路Rの一部を構成する搬
送路構成部材14Cも第2のカバー3とともに移動して
第1のカバー2の搬送路構成部材14Aから遠く離れた
位置へ移動する。これにより搬送路Rの一部が開放され
る。従って、従来のように搬送路全体を分解することな
く、第2のカバー3を操作するだけで搬送路Rに強固に
詰まっていた記録紙や破損した記録紙を容易に無理なく
取出すことができる。
の係止部31と第2のカバー3の係止部32との係止を
解除すると、第2のカバー3が第1のカバー2との枢支
部を中心として回動して第1のカバー2から離間するの
で、簡素な構成と簡素な操作で記録紙の搬送路Rが開放
される。これにより開放された搬送路Rから詰まった用
紙を一層容易に取出すことができる。
置は、搬送路に設けた対をなす搬送ローラの間に間隙を
発生させるための構成および搬送路を開放するための構
成を効果的な形態で提供することができる。
されず、種々変形して実施することができる。例えば、
例えばカバーに設ける搬送路は画像を記録した記録紙を
搬送するだけでなく、画像を記録する前の記録紙を搬送
するもの、あるいは原稿を搬送する搬送路であっても良
い。また第2のカバーは第1のカバーの内側に重合させ
るだけでなく外側へ重合させても良い。
ば、第1のカバーを本体ケースから離れる位置へ回動さ
せる簡素な操作で、第2のカバーが回動変位して対をな
す搬送ローラが用紙搬送路の厚さ方向に沿って離間して
間隙が生じるので、この搬送ローラ間の間隙を利用して
詰まった用紙を取出すことができる。
第1のカバーの係止部と前記第2のカバーの係止部との
係止を解除すると、第2のカバーが第1のカバーとの枢
支部を中心として回動して第1のカバーから離間するの
で、簡素な構成と簡素な操作で用紙の搬送路が開放され
て詰まった用紙を取出すことが一層容易となる。
対をなす搬送ローラの間に間隙を発生させるための構成
および搬送路を開放するための構成を効果的な形態で提
供することができる
ーを模式的に示す断面図。
を拡大して模式的に示す断面図。
ーを模式的に示す断面図。
を拡大して模式的に示す断面図。
ーの構成を模式的に拡大して示す断面図。
示す上側から見た断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 開放部を有する本体ケースと、一方の端
部が前記本体ケースに枢支されて前記開放部を閉塞する
位置と前記開放部から離間して開放する位置との間を回
動可能に設けられ且つ用紙を搬送する搬送路を構成する
搬送路構成部材およびこの搬送路の用紙厚さ方向の一方
側に位置する一方の搬送ローラを有する第1のカバー
と、前記第1のカバーの他方の端部に枢支されて前記第
1のカバーに重なる位置と前記第1のカバーから離間す
る位置との間を回動可能に設けられ且つ前記第1のカバ
ーの搬送路構成部材と組合せて前記搬送路を構成する搬
送路構成部材および前記第1のカバーに重なる位置にあ
る時に前記搬送路の用紙厚さ方向の他方の側に位置して
前記一方の搬送ローラに接触する他方のローラを有する
第2のカバーと、前記第1のカバーに設けられた係止部
および前記第2のカバーに設けられ前記第2のカバーが
前記第1のカバーに重なる位置にある時に前記第1のカ
バーに設けられた係止部に係止する係止部を有する係止
手段と、前記第1のカバーが前記本体ケースを閉塞する
位置にある時に前記第2のカバーに対して前記第1のカ
バーに接近する向きの力を加え前記他方の搬送ローラを
前記一方の搬送ローラに接触させる弾性部材とを具備
し、 前記係止手段は、前記第1のカバーが前記本体ケースの
開放部を閉塞して前記第2のカバーが前記弾性部材によ
り力が加えられている時に、互いに係止した前記第1の
カバーの係止部と前記第2のカバーの係止部との間に、
前記搬送路の記録紙厚さ方向に沿う間隙が形成されてい
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記係止手段における前記第1のカバー
の係止部と前記第2のカバーの係止部は係脱可能に係止
し、且つこの両方の係止部の係止が解除された時に前記
第2のカバーが第1のカバーとの枢支部を中心として前
記第1のカバーに重なる位置から前記第1のカバーから
離間する位置へ回動することを特徴とする請求項1に記
載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記本体ケースの開放部はケース上面部
に設けられ、前記第1のカバーは前記本体ケースにその
上面開放部を閉塞する位置から振上げ回動が可能に枢支
され、且つ前記第2のカバーはその一方の端部が前記第
1のカバーの他方の端部に枢支されて前記第1のカバー
の内側に重なる位置とここから離れる位置の間を回動可
能であり、さらに前記第2のカバーは、他方の端部に係
止部が形成され、前記第1のカバーの係止部と前記第2
のカバーの係止部との係止が解除された時に、前記第1
のカバーとの枢支部を中心として前記第1のカバーの内
側に重なる位置から前記第1のカバーから離間する位置
ヘ回動するように枢支されていることを特徴とする請求
項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32828499A JP2001139181A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32828499A JP2001139181A (ja) | 1999-11-18 | 1999-11-18 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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ID=18208517
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Country | Link |
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JP (1) | JP2001139181A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011079597A (ja) * | 2009-10-03 | 2011-04-21 | Oki Electric Industry Co Ltd | プリンタ装置 |
-
1999
- 1999-11-18 JP JP32828499A patent/JP2001139181A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011079597A (ja) * | 2009-10-03 | 2011-04-21 | Oki Electric Industry Co Ltd | プリンタ装置 |
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