JP2001139167A - シート送りローラ - Google Patents

シート送りローラ

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JP2001139167A
JP2001139167A JP31934399A JP31934399A JP2001139167A JP 2001139167 A JP2001139167 A JP 2001139167A JP 31934399 A JP31934399 A JP 31934399A JP 31934399 A JP31934399 A JP 31934399A JP 2001139167 A JP2001139167 A JP 2001139167A
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JP31934399A
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Takafumi Suzuki
貴文 鈴木
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TAKASHO GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間の使用によっても表面が磨り減ったり
することがなく、当初の搬送力を維持することのできる
シート送りローラを提供すること。 【解決手段】 ローラ本体10と、このローラ本体10
の外周に嵌め込まれる固定リング11と、前記ローラ本
体10の外周に固定リング11と交互に嵌め込まれ固定
リング11によって固定される薄板リング12とを備
え、薄板リング12の外周縁に形成された多数の送り歯
が固定リング11の外周面21から突出し、この送り歯
がシート表面との間で大きな摩擦力を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートを搬送するた
めのシート送りローラに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ、プリンタなどの
画像形成装置にあっては、給紙トレイに積載されている
シートを一枚ずつ分離して搬送路に送り出し、画像形成
部でトナーの定着を行なった後、収納トレイまで搬送す
る。給紙トレイから収納トレイまでのシート搬送には、
搬送路の各所に配設された一対毎のゴムローラが使用さ
れ、回転するゴムローラの間に挟み込んだシートをゴム
ローラとの摩擦力によって搬送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ゴ
ムローラを長期間使用していると、ゴムローラの表面が
磨り減ってシートとの摩擦力が弱くなってしまったり、
ゴムローラの表面に付着した紙粉によって摩擦力が十分
に得られず、シートがスリップして搬送されず紙詰まり
の原因になっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、長期間の使用に
よっても表面が磨り減ったりすることがなく、当初の搬
送力を維持することのできるシート送りローラを提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は、ローラ外周面に細かな鋭角の歯を設
け、この歯によるシートの引っ張り力を増すことで、上
記従来におけるシートのスリップを回避するようにし
た。具体的には、請求項1の発明は、ローラ外周面に一
つ一つの歯先が鋭角をなす複数の送り歯が設けられてい
るシート送りローラによって、上述の課題を解決した。
【0006】この発明によれば、ローラ外周面に配設し
た歯先が鋭角状をなす複数の送り歯をシートの表面に引
っ掛けてシートとの間に大きな摩擦力を生じさせ、シー
トを確実に引っ張ることができる。
【0007】請求項2の発明は、前記送り歯がローラ外
周面の円周に沿ってのこぎり歯状に設けられると共に、
こののこぎり歯状の送り歯がローラ軸方向に沿って所定
間隔毎に複数配列されていることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、のこぎり歯状の送り歯
が所定間隔毎に複数配列されることで、スリップのない
安定したシート送りが得られる。
【0009】請求項3の発明は、ローラ本体と、このロ
ーラ本体の外周に嵌め込まれる固定リングと、前記ロー
ラ本体の外周に嵌め込まれると共に固定リングによって
固定され且つ外周縁に多数の送り歯が形成された薄板リ
ングとを備え、固定リングの外周面から送り歯が突出す
ることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、固定リングと薄板リン
グとの組付けによる簡易な手段で上記と同様なシート引
っ張り力を得ることができる。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載のシート
送りローラにおいて、前記ローラ本体の外周に固定リン
グと薄板リングとが交互に複数枚嵌め込まれることを特
徴とする。
【0012】この発明によれば、薄板リングが前後の固
定リングによってしっかりと押さえ付けられて確実な固
定手段となる。
【0013】請求項5の発明は、請求項3又は4記載の
シート送りローラにおいて、前記固定リングが硬質材で
形成され、薄板リングは外周縁に形成した送り歯が固定
リングの外周面から突出した状態で固定されていること
を特徴とする。
【0014】この発明によれば、硬質の固定リングによ
って薄板リングの押えが確実になると共に、送り歯が突
出量を常に一定に確保することができる。
【0015】請求項6の発明は、請求項3又は4記載の
シート送りローラにおいて、前記固定リングの少なくと
も外周部が弾性材で形成され、薄板リングは外周縁に形
成した送り歯が弾性材の外周面と同一若しくは該外周面
より引っ込んだ状態で固定され、前記固定リングが押圧
された時に弾性材が撓んで薄板リングの送り歯が弾性材
の外周面から突出することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、常時は薄板リングの送
り歯が固定リングの中に隠れるため取り扱う際の安全性
が高くなると共に、シート搬送時には固定リングの弾性
材が撓むことで送り歯が露出し確実なシート搬送が確保
される。
【0017】請求項7の発明は、請求項3乃至7のいず
れか記載のシート送りローラにおいて、前記薄板リング
の送り歯が、一つ一つの歯先が鋭角をなすのこぎり歯状
のものであることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、送り歯の歯先が鋭角を
なすので、シートへの引っ掛かりが確実なものとなり、
シートとの間で大きな摩擦力が得られる。
【0019】請求項8の発明は、請求項3乃至7のいず
れか記載のシート送りローラにおいて、前記薄板リング
の送り歯が、隣り合う薄板リングの送り歯と互いに位置
がずれていることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、送り歯の位置が薄板リ
ングの配列方向で互いにずれているので、薄板リングの
回転時には常にどこかの送り歯がシートに当たることに
なり、シートのスリップが生じにくくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明に係るシート送りローラの実施形態を詳細に説明す
る。図1は本発明に係るシート送りローラの原理図を示
したものである。本発明を構成するシート送りローラ1
の外周面2からは鋭角の送り歯3が僅かに突出してお
り、他方側の回転ローラ4との間でシート5を挟み込む
際に送り歯3の歯先がシート5の表面に引っ掛かり、そ
の摩擦力でシート5を矢印A方向に引っ張って搬送する
ものである。送り歯3の突出高さは、シート5の厚みの
約1/2程度である。なお、上記シート送りローラ1
は、駆動側ローラ若しくは従動側ローラのいずれでも適
用できる。
【0022】図2乃至図10は、本発明に係るシート送
りローラ1の第1実施形態を示したものであり、図2は
シート送りローラ1を組み付ける際の斜視図、図3はシ
ート送りローラ1の組付け完成後の斜視図である。ま
た、図4は前記図3においてB−Bに沿って切断した時
の断面図であり、図5は薄板リングの送り歯を示す図2
におけるC部拡大図、図6は送り歯の具体的な形状を示
す拡大図である。また、図7及び図8は隣接する薄板シ
ート間で送り歯の位置がずれている関係を示すシート送
りローラ1の正面図であり、図9は前記図4における要
部拡大図、そして図10はシートを搬送する際の送り歯
の作用を示す図である。
【0023】図2乃至図4に示したように、この実施形
態に係るシート送りローラ1は、ローラ本体10と、こ
のローラ本体10の外周に嵌め込まれる固定リング11
と、この固定リング11と同様にローラ本体10の外周
に嵌め込まれる薄板リング12とで構成される。ローラ
本体10はプラスチックによって円筒状に形成されてお
り、中心部には支持孔13が、また支持孔13の周囲に
は補強リブ14が設けられている。ローラ本体10の外
周面には軸方向に長く延びる突起15が一体成形されて
いる他、一端部には外周面から外方に突出するストッパ
壁16が円周方向に沿って一体成形されている。
【0024】前記固定リング11は、硬質のプラスチッ
ク又は硬質ゴムによって円筒状に形成されており、ロー
ラ本体10の外周に嵌め込まれる内径と、ローラ本体1
0のストッパ壁16と同一面を形成する外径とを有す
る。また、内周面の一部には前記ローラ本体10の突起
15と係合するキー溝17が形成されており、ローラ回
転時にローラ本体10と固定リング11との間でのスリ
ップを防いでいる。なお、固定リング11の厚み寸法t
は適宜設定されるが、少なくとも固定リング11はロー
ラ本体10に2個以上が嵌め込まれる。この実施形態に
おいて、固定リング11は7個全てが同一の厚みを有し
ているが、必ずしも同じである必要はない。
【0025】前記薄板リング12は、厚さ0.2mm以
下、好ましくは0.1mm以下のステンレス鋼によって
形成されており、ローラ本体10の外周に嵌め込まれる
内径を有し、その内周面の一部には前述と同様、ローラ
本体10の突起15と係合するキー溝18が形成されて
いる。また、図5に示したように、薄板リング12の外
周縁には同一形状の細かい歯がのこぎり歯状に連続して
形成された送り歯19が全周に亘って配列されている。
この送り歯19は、回転方向Dに対して全てが鋭角に前
傾した状態で円周上に多数設けられている。一つの一つ
の送り歯19の形状は、図6に示したように、高さ寸法
hが0.05〜0.08mm、立上りの前傾角αが約6
0°の三角状であるが、必ずしもこの数値に限定される
ものではない。このように、送り歯19を前傾させるこ
とで、送り歯19の歯先20がシート表面に引っ掛かり
易くなってシートの引張力が強くなり、シート表面でス
リップすることなく確実な搬送が可能となる。
【0026】次に、上記構成の固定リング11及び薄板
リング12をローラ本体10に組み付ける手段を説明す
る。この実施形態では固定リング11及び薄板リング1
2を7個ずつ用意し、薄板リング12、固定リング11
の順序で交互にローラ本体10に嵌め込んでいく。最初
に嵌め込まれた薄板リング12aは最初の固定リング1
1aによって押込まれ、ストッパ壁16と固定リング1
1aとの間に挟まれて固定される。それ以降の薄板リン
グ12は前後の固定リング11に挟まれて固定される。
最後の固定リング11bは、接着剤又は圧入によってロ
ーラ本体10の外周面に固着され組付け工程が完了す
る。接着剤での固定は、予め薄板リング12の内周面に
接着剤を塗布し又はローラ本体11の外周面に塗布する
ことによってなされる。
【0027】上記薄板リング12は、図5及び図7に示
したように、隣り合う二枚の薄板リング12の送り歯1
9の位置が半ピッチずつずれた状態で固定されている。
これはキー溝18の位置が半ピッチずれた薄板リング1
2を二種類用意し、これをローラ本体10に交互に嵌め
込むことで構成することができる。なお、薄板リング1
2の送り歯19の位置をずらせる方法として、例えば図
8に示したように、配列された7枚の薄板リング12の
送り歯19を円周方向に僅かずつ連続的にずらせたり、
規則性を持たせないことで位置をずらせる方法などがあ
る。このように、送り歯19の位置を薄板リング12の
配列方向においてずらせることで、シート送りローラ1
が回転する際には常にどこかの送り歯19がシートに当
たることになって摩擦力が得られるため、シートのスリ
ップが生じにくくなる。
【0028】このようにして、組付けられたシート送り
ローラ1の外周縁は、図9に示したように、薄板リング
12の外周縁に形成された送り歯19が固定リング11
の外周面21から僅かに突出した状態となっている。ま
た、薄板リング12がシート送りローラ1の全長に亘っ
て所定間隔毎に設けられているので、送り歯19が適当
な間隔でシート表面を押圧することになってシートとの
間で大きな摩擦力が得られる。また、シートを所定の幅
で挟持することになるので、安定した搬送が得られるこ
とになる。したがって、図10に示したように、上記構
成のシート送りローラ1と対をなす回転ローラ4との間
でシート5を挟み込んだ時に、シート表面に対する送り
歯19の摩擦抵抗が大きいので、スリップなどが生ずる
ことなく確実にシート5を搬送することができる。ま
た、薄板リング12の送り歯19には紙粉が付着しにく
いため、従来のような紙粉による摩擦力の低下といった
こともない。
【0029】図11及び図13は、本発明に係るシート
送りローラ1の第2実施形態を示したものである。この
実施形態では固定リング11が硬質のプラスチックで形
成された内側リング22と、弾性材によって形成された
外側リング23とで構成されている。内側リング22の
外径寸法は、先の実施形態における固定リングより小さ
く設定される。一方、この内側リング22の外周に嵌ま
り込む外側リング23の外径寸法は、薄板リング12の
外径寸法より大きく設定されており、図12に示したよ
うに、ローラ本体10に組付けた時には外側リング23
の外周面24が薄板リング12の送り歯19の歯先20
より外方に突出して送り歯19を隠す。なお、外側リン
グ23の外径寸法は、少なくとも薄板リング12の外径
寸法と同一であってもよく、その場合には外側リング2
3の外周面24が薄板リング12の送り歯19の歯先2
0と同一面となる。
【0030】外側リング23を構成する弾性材は、例え
ばウレタンを発泡させたスポンジ状のものやシリコンな
どの軟質ゴム、あるいはポリエステルエラストマーなど
の軟質樹脂を用いることができる。弾性材の種類や弾性
率等は、設計事項の範囲で適宜調整される。
【0031】従って、この実施形態では図11に示した
ように、ローラ本体10に薄板リング12、内側リング
22の順で嵌め入れた後、内側リング22の外周に外側
リング23を嵌め入れ、これを交互に繰り返して全体を
組付ける。この実施例では内側リング22と外側リング
23とを別体で形成し、組み付けの際に嵌め入れている
が、予め外側リング23を嵌め入れておくこともできる
し、また両者を一体成形しておくこともできる。なお、
内側リング22及び外側リング23の半径方向での厚さ
の比率は適宜調整可能であるが、硬質プラスチックから
なる内側リング22の比率を大きくすることで、薄板リ
ング12の固定性が高くなる。
【0032】上述の構成からなる第2実施形態にあって
は、固定リング11の内側リング22によって薄板リン
グ12を確実に固定すると共に、外側リング23によっ
ても薄板リング12を補助的に固定することができる。
また、図12に示したように、常時は薄板リング12の
送り歯19が外側リング23の内部に隠れているが、図
13に示したように、対を構成する回転ローラ4との間
でシート5を挟み込んだ時には、回転ローラ4からの押
圧力を受けることで外側リング23が撓み変形して沈み
込み、その結果として外側リング23の外周面24から
薄板リング12の送り歯19が突出してシート表面に引
っ掛かり、前記第1実施形態と同様、大きな摩擦力が生
じてシートを確実に搬送することができる。
【0033】上述したように、この実施形態では薄板リ
ング12の送り歯19が外部には露出しないので、シー
ト送りローラ1を取り扱う際の安全性が高くなる。ま
た、紙詰まりしたシートをシート送りローラ1から引き
出す場合には、外側リング23の弾力性によってシート
が押し出されるので、その分引き出し易くなる。さら
に、外側リング23が元の状態に弾性復帰する際には、
薄板リング12の両面を擦るようにして移動するので、
送り歯19に付着した紙粉が外側リング23によって擦
り落され、送り歯19への紙粉の付着を防止できる。
【0034】図14及び図15は、本発明に係るシート
送りローラ1の第3実施形態を示したものであり、固定
リング11の全体を弾性材によって形成したものであ
る。この場合には図14に示したように、固定リング1
1の外径寸法を薄板リング12の外形寸法と同一に設定
するか、若しくは僅かに大きく設定することで、上記第
2実施形態と同様、薄板リング12の送り歯19が外部
には露出しないことになる。固定リング11を構成する
弾性材の種類は、上記第2実施形態と同様であるが、薄
板リング12を前後の固定リング11の間に挟み込んで
固定する必要から、その点を考慮して弾性率等が設定さ
れ、多少固目である方が望ましい。
【0035】従って、この実施形態にあっては、図15
に示したように、対を構成する回転ローラ4との間でシ
ート5を挟み込んだ時には、回転ローラ4からの押圧力
を受けて固定リング11の全体が撓み変形して僅かに沈
み込み、固定リング11の外周面21から薄板リング1
2の送り歯19が突出する。固定リング11が弾性材に
よって形成されていることに起因するその他の作用効果
は、上記第2実施形態の場合と同様であるので詳細な説
明は省略する。
【0036】なお、本発明に係るシート送りローラは、
シートを搬送するための送りローラの全てに適用可能で
あるが、特に給紙トレイの給紙口近傍に配置され、給紙
トレイに積載されたシートを一枚ずつ分離して搬送路に
給紙するための給紙ローラに最適である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ト送りローラによれば、ローラ外周面に送り歯を設け、
この送り歯をシート表面に引っ掛かってシートとの間に
大きな摩擦力を生じさせるようにしたので、長期間の使
用によっても表面が磨り減ったりすることがなく、当初
の搬送力を維持することのできる。
【0038】また本発明によれば、ローラ本体の外周に
固定リングと外周縁に多数の送り歯が形成された薄板リ
ングとを交互に嵌め込むことで、薄板リングがしっかり
と固定されたシート送りローラを簡易に構成することが
できた。
【0039】また、本発明によれば、固定リングの一部
又は全部を弾性材によって構成し、搬送時以外は固定リ
ングの中に薄板リングの送り歯を隠すようにしたので、
シート送りローラを取り扱う際の安全性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート送りローラの搬送原理を示
す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るシート送りローラ
の構成部材を示す斜視図である。
【図3】前記シート送りローラの組付け完成後の斜視図
である。
【図4】前記図3においてB−Bに沿って切断した時の
断面図である。
【図5】第1実施形態に係る薄板リングの送り歯を示す
図2のC部拡大図である。
【図6】前記送り歯の一つ一つの具体的な形状を示す拡
大図である。
【図7】隣接する薄板シート間で送り歯の位置がずれて
いる関係を示すシート送りローラの正面図である。
【図8】前記図7において、他の例を示すシート送りロ
ーラの正面図である。
【図9】前記図4における要部拡大図である。
【図10】シートを搬送する際の送り歯の作用を示す図
である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るシート送りロー
ラの構成部材を示す斜視図である。
【図12】本発明の第2実施形態を示す前記図9と同様
の断面図である。
【図13】本発明の第2実施形態を示す前記図10と同
様の断面図である。
【図14】本発明の第3実施形態を示す前記図9と同様
の断面図である。
【図15】本発明の第3実施形態を示す前記図10と同
様の断面図である。
【符号の説明】
1 シート送りローラ 2 外周面 3 送り歯 10 ローラ本体 11 固定リング 12 薄板リング 19 送り歯 21 外周面 22 内側リング 23 外側リング 24 外側リングの外周面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ外周面に一つ一つの歯先が鋭角を
    なす複数の送り歯が設けられていることを特徴とするシ
    ート送りローラ。
  2. 【請求項2】 前記送り歯がローラ外周面の円周に沿っ
    てのこぎり歯状に設けられると共に、こののこぎり歯状
    の送り歯がローラ軸方向に沿って所定間隔毎に複数配列
    されていることを特徴とする請求項1記載のシート送り
    ローラ。
  3. 【請求項3】 ローラ本体と、このローラ本体の外周に
    嵌め込まれる固定リングと、前記ローラ本体の外周に嵌
    め込まれると共に固定リングによって固定され且つ外周
    縁に多数の送り歯が形成された薄板リングとを備え、固
    定リングの外周面から送り歯が突出することを特徴とす
    るシート送りローラ。
  4. 【請求項4】 前記ローラ本体の外周に固定リングと薄
    板リングとが交互に複数枚嵌め込まれることを特徴とす
    る請求項3記載のシート送りローラ。
  5. 【請求項5】 前記固定リングが硬質材で形成され、薄
    板リングは外周縁に形成した送り歯が固定リングの外周
    面から突出した状態で固定されていることを特徴とする
    請求項3又は4記載のシート送りローラ。
  6. 【請求項6】 前記固定リングの少なくとも外周部が弾
    性材で形成され、薄板リングは外周縁に形成した送り歯
    が弾性材の外周面と同一若しくは該外周面より引っ込ん
    だ状態で固定され、前記固定リングが押圧された時に弾
    性材が撓んで薄板リングの送り歯が弾性材の外周面から
    突出することを特徴とする請求項3又は4記載のシート
    送りローラ。
  7. 【請求項7】 前記薄板リングの送り歯が、一つ一つの
    歯先が鋭角をなすのこぎり歯状のものであることを特徴
    とする請求項3乃至6のいずれか記載のシート送りロー
    ラ。
  8. 【請求項8】 前記薄板リングの送り歯が、隣り合う薄
    板リングの送り歯と互いに位置がずれていることを特徴
    とする請求項3乃至7のいずれか記載のシート送りロー
    ラ。
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