JP2001138024A - 金属射出成形機の材料予備加熱方法および装置 - Google Patents

金属射出成形機の材料予備加熱方法および装置

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JP2001138024A
JP2001138024A JP33058599A JP33058599A JP2001138024A JP 2001138024 A JP2001138024 A JP 2001138024A JP 33058599 A JP33058599 A JP 33058599A JP 33058599 A JP33058599 A JP 33058599A JP 2001138024 A JP2001138024 A JP 2001138024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予熱効果が低減されることなく、短時間で水
分や油等の付着物を除去できると共に、金属材料同士が
溶着することもなく、さらに温度ムラを防止することが
できる金属射出成形機の材料予備加熱方法および装置を
得る。 【解決手段】 加熱シリンダ(7)により加熱され、溶
融状態へと変化をしてゆく金属材料をスクリュ(1)の
回転により加熱シリンダ(7)の先端部に計量するよう
にした金属射出成形機の材料予備加熱方法において、金
属材料(2)を加熱シリンダ(7)へ投入する前に予備
加熱し、保温するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属射出成形機、
特に軽金属材料の射出成形に適する金属射出成形機の材
料予備加熱方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の金属射出成形機の材料予備
加熱装置を示す簡略図である。図2に示される金属射出
成形機は、軽金属材料2を溶融状態(半溶融状態を含
む)で射出成形させる金属射出成形機であり、加熱装置
4を有する加熱シリンダ7に回転自在に内挿され、図示
しない回転駆動源によって回転駆動されるスクリュ1を
備えている。
【0003】材料夕ンク20に貯留させた軽金属材料2
は、ホッパローダ23によって吸引され、フィーダ6内
のフィーダスクリュ14により、計量工程毎に射出の1
ショット分に必要な量の軽金属材料2が少しずつ加熱シ
リンダ7に供給される。加熱シリンダ7には、フィーダ
6から軽金属材料が投入される材料投入口3が開口され
ている。
【0004】加熱シリンダ7内において、加熱装置4に
よって加熱されながらスクリュ1によって混練される軽
金属材料2は、溶融状態(通常は半溶融状態)で加熱シ
リンダ7の先端部に次第に貯められ、所定量を計量後に
スクリュ1を前進移動させることによって射出される。
このような従来の金属射出成形機においては、次のよう
な理由により、軽金属材料2を加熱シリンダ7に投入す
る前に予熱しておかなければならない。
【0005】1)水分、油等が付着したままの軽金属材
料2を材料投入口3から投入すると、これらが加熱シリ
ンダ7内において加熱されてガス化し、溶融金属内(半
溶融金属内)に気泡として取り込まれることになり、巣
やガス焼けによる外観不良といった成形不良の原因とな
る。 2)加熱シリンダ7で軽金属材料2は加熱装置4から熱
を受けて溶融されながらスクリュ1の回転によって加熱
シリンダ7の前方へ計量されるが、成形サイクルが短い
場合は、加熱装置4からの熱を充分に受けることができ
ない。即ち溶解能力の不足で溶融されないままの軽金属
材料2が加熱シリンダ7の前方ヘ計量されながら進み、
スクリュ1が未溶融の軽金属材料2によって回転不能に
なるという間題が生じる。
【0006】上述の不具合を防ぐため、図2に示したよ
うに、加熱シリンダ7へ軽金属材料2を投入する前に予
め材料タンク20を加熱ヒータ24によって加熱し、軽
金属材料2を予熱することで、水分や油等を蒸発除去し
たり、予熱効果による溶解能力の不足を補うといった方
法が提案されている。
【0007】これにより、水分、油等を蒸発させた後の
予熱された軽金属材料2がホッパローダ23によって吸
引される。その結果、フィーダ6によってホッパロ−ダ
23から加熱シリンダ7内に送られた軽金属材料2が熔
融状態になる際に、予め予熱されているので溶解能力不
足も補え、また水分や油等の付着物も除去されているの
で、加熟シリンダ7内で付着物によって発生するガスも
無くなる。
【0008】このように、材料夕ンク20を加熱ヒータ
24によって加熱することにより、溶解能力不足を補っ
たり、軽金属材料2から付着物を予め蒸発除去させるこ
とが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
材料予備加熱方法および装置には次のような問題点を有
している。 1)溶解能力不足を補うために予熱された軽金属材料2
がホッパローダ23によつてフィーダ6に送られるがホ
ッパローダ23及びフィーダ6を通過する際に折角予熱
した軽金属材料2の温度が下がってしまい、溶解能力不
足を補うための予熱効果も低減してしまう。
【0010】2)材料夕ンク20は予熱を目的としたも
のではなく、軽金属材料2のストツクが第一の目的とさ
れているため、大量の軽金属材料2を蓄えている。従っ
て、大量の軽金属材料2の水分や油等の付着物を所定温
度で除去させるためには、長時間加熱しなければ付着物
を除去できない。
【0011】3)上記2)の問題点を解消しようとして
加熱ヒータ24の容量を上げ、短時間で昇温すると、加
熱ヒー夕24の近傍の材料タンク20壁面内側で軽金属
材料2同士が溶着してしまう。
【0012】4)ホッパローダ23及びフィーダ6部分
には昇温装置も温度制御装置も無いため、加熱シリンダ
7へ入っていく軽金属材料2の温度ムラが生じてしま
う。
【0013】そこで、本発明は、予熱効果が低減される
ことなく、短時間で水分や油等の付着物を除去できると
共に、金属材料同士が溶着することもなく、さらに温度
ムラを防止することができる金属射出成形機の材料予備
加熱方法および装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため本発明に係る金属射出成形機の材料予備加熱方法
は、加熱シリンダ(7)により加熱され、溶融状態へと
変化してゆく金属材料をスクリュ(1)の回転により加
熱シリンダ(7)の先端部に計量するようにした金属射
出成形機の材料予備加熱方法において、金属材料(2)
を加熱シリンダ(7)へ投入する前に予備加熱し、保温
するようにしたことを特徴とするものである。
【0015】このような構成によれば、一度予熱した金
属材料(2)の温度が低下することを防止でき、溶解能
力不足を補うための予熱効果が低減することを防止でき
る金属射出成形機の材料予備加熱方法を得ることができ
る。
【0016】また、本発明に係る金属射出成形機の材料
予備加熱装置は、加熱シリンダ(7)により加熱され、
溶融状態へと変化してゆく金属材料をスクリュ(1)の
回転により加熱シリンダ(7)の先端部に計量するよう
にした金属射出成形機であって、金属材料を貯蔵するホ
ッパ部(11,12)と加熱シリンダ(7)の間にフィ
ーダスクリュ(14)を有するフィーダ(6)を備えた
金属射出成形機の材料予備加熱装置において、金属材料
(2)を加熱シリンダ(7)へ投入する前に予備加熱す
る予備加熱手段(21)と、予備加熱手段(21)で加
熱された金属材料(2)を保温してフィーダ(6)に供
給するための保温ヒータ(16)とを備えたことを特徴
とするものである。
【0017】このような構成によれば、一度予熱した金
属材料(2)の温度が低下することを防止でき、溶解能
力不足を補うための予熱効果が低減することを防止でき
る金属射出成形機の材料予備加熱装置を得ることができ
る。
【0018】また、本発明に係る金属射出成形機の材料
予備加熱装置は、フィーダ(6)とホッパ部(12)と
を仕切る仕切柵(15)を備え、フィーダスクリュ(1
4)の逆回転と仕切柵(15)の作用により金属材料
(2)を循環させることにより、金属材料(2)の温度
ムラが解消するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0019】このような構成によれば、金属材料(2)
が一箇所に留まることがないので、均一な温度を保持で
きると共に、金属材料(2)が重なったままの状態で発
生する材料同士の溶着を防止できる。
【0020】また、本発明に係る金属射出成形機の材料
予備加熱装置は、ホッパ部(11,12)を上側ホッパ
(11)と下側ホッパ(12)とにより構成し、上側ホ
ッパ(11)と下側ホッパ(12)の間に円筒(17)
を設けると共に該円筒(17)に予備加熱手段(21)
を装着して予備加熱室(5)を構成し、加熱シリンダ
(7)の材料投入口(3)へ接続されるフィーダ(6)
と上側ホッパ(11)及び下側ホッパ(12)とを合体
構造としたことを特徴とするものである。
【0021】このような構成によれば、予熱された金属
材料(2)の温度が低下することを有効に防止できる金
属射出成形機の材料予備加熱装置の構造を得ることがで
きる。
【0022】また、本発明に係る金属射出成形機の材料
予備加熱装置は、予備加熱手段(21)は誘導加熱コイ
ルにより構成されることを特徴とするものである。
【0023】このような構成によれば、短時間で大容量
の金属材料(2)を予備加熱することができるので、形
成サイクルが短い場合でも、金属材料(2)を十分に予
熱することができる。
【0024】また、本発明に係る金属射出成形機の材料
予備加熱装置は、予備加熱手段により予備加熱された金
属材料が滞留によって溶着することを防止するための撹
拌手段(18,19)を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0025】このような構成によれば、材料が滞留して
過熱状態になることを防止することができる。
【0026】また、本発明に係る金属射出成形機の材料
予備加熱装置は、予備加熱手段(21)を備えた材料予
熱室(5)および材料予熱室(5)に金属材料を供給す
る上側ホッパ(11)に金属材料を所定レベルに貯留さ
せておくためのレベル検知器(8)を備えたことを特徴
とするものである。
【0027】このような構成によれば、上側ホッパ(1
1)に貯留される金属材料(2)を常時所定レベルにし
ておくことができ、予備加熱制御も容易となる。
【0028】また、本発明に係る金属射出成形機の材料
予備加熱装置は、さらに、金属材料(2)の温度を検出
する温度検出器(13)と、温度検出器(13)からの
検出温度に基づいて、金属材料(2)の加熱制御を行う
加熱制御装置(9)を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0029】このような構成によれば、金属材料(2)
を所定の温度に加熱して予熱することができ、良好な成
型品を得ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1を参照して説明する。図1は本発明に係る金属射
出成形機の材料予備加熱装置を示す図であり、図2と同
一符号を付したものは図2に示したものと同一又は相当
物を示している。図1に示される金属射出成形機は、加
熱装置4が装着された加熱シリンダ7内にスクリュ1が
回転かつ前後動自在に収容されている。一方、加熱シリ
ンダ7の材料投入口3に取り付けたフィーダ6の上方に
材料予備加熱装置22を設置する。
【0031】材料予備加熱装置22は、上部にホッパロ
ーダ23が設けられる上側ホッパ11と、フィーダ6の
上側に接続される下側ホッパ12と、これら上側ホッパ
11と下側ホッパ12の間に設けられる円筒17を備
え、この円筒17が材料予熱室5を形成している。フィ
ーダ6は、フィーダモータ10により回転するフィーダ
スクリュ14を備え、フィーダ6の出ロが材料投入ロ3
に接統され、フィーダ6の入りロが材料予熱室5の下方
に接続されている。この材料予備加熱装置22は、さら
に、円筒17で形成される材料予熱室5の外周に装着し
た誘導加熱コイル21と温度検出器13とを有する。円
筒17は非磁性材料で構成される。
【0032】材料予熱室5内に位置する軽金属材料2の
温度制御は、加熱制御装置9で設定した温度と温度検出
器13の検出値によって制御される。即ち円筒17内に
設置した温度検出器13により、検出した実測温度と加
熱制御装置9で設定した温度とを比較して、設定温度以
下の場合には、誘導加熱コイル21を加熱して材料予熱
室5内の軽金属材料2を加熱する。
【0033】材料予備加熱装置22の材料予熱室5上部
の上側ホッパ11には、ホッパローダ23が設置され、
材料タンク20内の軽金属材料2を上側ホッパ11内に
移送し、上側ホッパ11から円筒17よりなる材料予熱
室5を通つて下側ホッパ12へと落として貯留するよう
になつている。上側ホッパ11には、上側ホッパ11内
に貯留される軽金属材料2を一定レベルに維持するため
の検出器であるレベル検知器8が設けられている。
【0034】以上の構成においては、軽金属材料2が誘
導加熱コイル21によって加熱され、部分的に高温とな
る可能性があり、部分的に加熱されたチップ形状の軽金
属材料2は軟化し、軽金属材料2同士が溶着してしまう
恐れがある。軽金属材料2同士が溶着すると、フィーダ
スクリュ14が正回転してもフィーダ6から先に移送不
可能となる不具合が生ずる。
【0035】この不具合を防止するため、材料予熱室5
の円筒17内には撹拌羽根18を設置し、撹拌モータ1
9で撹拌羽根18を常時回転させて、軽金属材料2を撹
拌する。これにより加熱による軟化溶着を防止する。ま
た撹拌することで、軽金属材料2の温度均一化を図るこ
ともできる。
【0036】更に、下側ホッパ12へは、材料予熱室5
で加熱された軽金属材料2が落下してくるが、下側ホッ
パ12内で貯留されている間に温度が低下する恐れがあ
る。この温度低下を防止するために、下側ホッパ12の
内壁面に保温ヒータ16を設置する。尚、保温ヒ−タ1
6の容量は、材料予熱室5で加熱された軽金属材料2の
温度を維持するためのもので、放熱の損失熱量を補う程
度の容量とする。
【0037】次に均一な温度を保持させると共に、軽金
属材料2が重なったままの状態で発生する材料同士の溶
着を防止する手段としてフィーダスクリュ14は、計量
工程の度に加熱シリンダ7へ軽金属材料2を供給させる
ために正回転させるが、計量工程以外は逆回転させるよ
うにする。
【0038】逆回転させることで、下側ホッパ12内に
貯留している軽金属材料2は、下側ホッパ12の中央部
に設置した仕切柵15を乗り越え、仕切柵15の左右を
軽金属材料2が循環しながら撹拌される。撹拌すること
に加え、保温ヒ−タ16によって軽金属材料2は保温さ
れながら循環するので、温度ムラもなく、かつ溶着する
不具合をも防止することができる。
【0039】以上に詳述した実施の形態においては、軽
金属材料2の温度が下がってしまうことの解決手段とし
て、次のような構成が採られている。まず、加熱シリン
ダ7の材料投入口3に取り付けたフィーダ6の上方に、
上側ホッパ11と下側ホッパ12と円筒17から成る材
料予熱室5を合体構造に構成させ、軽金属材料2の温度
を材料予備加熱装置22によって制御させるようにして
いる。
【0040】また、成形サイクルが短い場含、短時間で
大容量の軽金属材料2を予備加熱させる必要があるた
め、上側ホッパ11と下側ホッパ12間の円筒17から
なる材料予熱室5に、誘導加熱コイル21を装着し、ま
た円筒17を非磁性材料としている。更に、誘導加熱コ
イル21の制御は円筒17からなる材料予熱室5の出口
に温度検出器13を設置し、加熱制御装置9で設定され
た温度と温度検出器13で検出した温度とを比較して誘
導加熱コイル21の制御を行う。
【0041】また、加熱シリンダ7の材料投入口3に取
り付けたフィーダスクリュ14は、加熱シリンダ7に内
挿されたスクリュ1が回転するタイミングに合わせて同
時に回転し、下側ホッパ12から加熱シリンダ7へ材料
を供給するが、加熱シリンダ7内のスクリュ1の停止時
には、フィーダスクリュ14を逆方向回転させることに
より、下側ホッパ12内の中央に設けた仕切柵15の左
右の空間室を軽金属材料2が仕切柵15を乗り越えなが
ら循環され、これによって、軽金属材料2は一箇所に留
まることがないので、均一な温度を保持できると共に、
軽金属材料2が重なったままの状態で発生する材料同士
の溶着を防止する。
【0042】更に、円筒17からなる材料予熱室5に
は、上側から撹拌羽根18を設け、撹拌モータ19によ
り、常時回転させ、材料が滞留して過熱状態になること
を防止する。また、加熱シリンダ7ヘ投入前の軽金属材
料2の温度をー定に保持するため、下側ホッパ12内部
に保温ヒ−タ16を配備し、軽金属材料2の温度低下と
温度ムラを解消する。
【0043】更に材料予熱室5及び上側ホッパ11に常
時一定量の軽金属材料2を貯留させておくために上側ホ
ッパ11内にレベル検知器8を設置し、上側ホッパ11
内の軽金属材料2が減ると材料夕ンク20からホッパロ
ーダ23によって軽金属材料2を補給させる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、予熱効果が低減されることなく、短時間で水
分や油等の付着物を除去できると共に、金属材料同士が
溶着することもなく、さらに温度ムラを防止することが
できる金属射出成形機の材料予備加熱方法および装置を
提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る金属射出成形機の材
料予備加熱装置を示す概略図である。
【図2】従来の金属射出成形機の材料予備加熱装置を示
す概略図である。
【符号の脱明】
1 スクリュ 2 軽金属材料(金属材料) 3 材料投入口 4 加熱装置 5 材料予熱室 6 フィーダ 7 加熱シリンダ 8 レベル検知器 9 加熱制御装置 10 フィーダモータ 11 上側ホッパ 12 下側ホッパ 13 温度検出器 14 フィーダスクリュ 15 仕切柵 16 保温ヒータ 17 円筒 18 撹拌羽根 19 撹拌モータ 20 材料タンク 21 誘導加熱コイル 22 材料予備加熱装置 23 ホッパローダ 24 加熱ヒータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱シリンダ(7)により加熱され、溶
    融状態へと変化をしてゆく金属材料をスクリュ(1)の
    回転により加熱シリンダ(7)の先端部に計量するよう
    にした金属射出成形機の材料予備加熱方法において、 金属材料(2)を加熱シリンダ(7)へ投入する前に予
    備加熱し、保温するようにしたことを特徴とする金属射
    出成形機の材料予備加熱方法。
  2. 【請求項2】 加熱シリンダ(7)により加熱され、溶
    融状態へと変化をしてゆく金属材料をスクリュ(1)の
    回転により加熱シリンダ(7)の先端部に計量するよう
    にした金属射出成形機であって、金属材料を貯蔵するホ
    ッパ部(11,12)と加熱シリンダ(7)の間にフィ
    ーダスクリュ(14)を有するフィーダ(6)を備えた
    金属射出成形機の材料予備加熱装置において、 金属材料(2)を加熱シリンダ(7)へ投入する前に予
    備加熱する予備加熱手段(21)と、予備加熱手段(2
    1)で加熱された金属材料(2)を保温してフィーダ
    (6)に供給するための保温ヒータ(16)とを備えた
    ことを特徴とする金属射出成形機の材料予備加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の金属射出成形機の材料
    予備加熱装置において、 フィーダ(6)とホッパ部(12)とを仕切る仕切柵
    (15)を備え、フィーダスクリュ(14)の逆回転と
    仕切柵(15)の作用により金属材料(2)を循環させ
    ることにより、前記金属材料(2)の温度ムラが解消す
    るようにしたことを特徴とする金属射出成形機の材料予
    備加熱装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の金属射
    出成形機の材料予備加熱装置において、 ホッパ部(11,12)を上側ホッパ(11)と下側ホ
    ッパ(12)とにより構成し、上側ホッパ(11)と下
    側ホッパ(12)の間に円筒(17)を設けると共に該
    円筒(17)に予備加熱手段(21)を装着して予備加
    熱室(5)を構成し、加熱シリンダ(7)の材料投入口
    (3)へ接続されるフィーダ(6)と上側ホッパ(1
    1)及び下側ホッパ(12)とを合体構造としたことを
    特徴とする金属射出成形機の材料予備加熱装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
    の金属射出成形機の材料予備加熱装置において、 予備加熱手段(21)は誘導加熱コイルにより構成され
    ることを特徴とする金属射出成形機の材料予備加熱装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載
    の金属射出成形機の材料予備加熱装置において、 予備加熱手段により予備加熱された金属材料が滞留によ
    って溶着することを防止するための撹拌手段(18,1
    9)を備えたことを特徴とする金属射出成形機の材料予
    備加熱装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
    の金属射出成形機の材料予備加熱装置において、 予備加熱手段(21)を備えた材料予熱室(5)および
    材料予熱室(5)に金属材料を供給する上側ホッパ(1
    1)に金属材料を所定レベルに貯留させておくためのレ
    ベル検知器(8)を備えたことを特徴とする金属射出成
    形機の材料予備加熱装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至請求項7のいずれかに記載
    の金属射出成形機の材料予備加熱装置において、 さらに、金属材料(2)の温度を検出する温度検出器
    (13)と、温度検出器(13)からの検出温度に基づ
    いて、金属材料(2)の加熱制御を行う加熱制御装置
    (9)を備えたことを特徴とする金属射出成形機の材料
    予備加熱装置。
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