JP2001137455A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001137455A
JP2001137455A JP32644899A JP32644899A JP2001137455A JP 2001137455 A JP2001137455 A JP 2001137455A JP 32644899 A JP32644899 A JP 32644899A JP 32644899 A JP32644899 A JP 32644899A JP 2001137455 A JP2001137455 A JP 2001137455A
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昭治 佐藤
Shoji Mori
昭二 森
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Taiyo Elecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技状態の発生後においても、遊技者の
興趣を一層高める遊技を可能とする弾球遊技機を提供す
る。 【解決手段】 変動入賞装置18の大入賞口44内の特
定領域70と、特定領域外領域71とに設けられた各通
過検知スイッチの検知情報に基づいて、特別遊技の遊技
態様を変化させる。例えば、特別遊技中の9ラウンド終
了時における特定領域70への入賞カウント数が50個
を超える場合、特別遊技のラウンド数が6ラウンド追加
継続され、カウント数が40個を超える場合、3ラウン
ド追加継続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるフィーバ
ー機、羽根物、権利物又はアレンジボール等の弾球遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機を始めとする弾球遊技
機においては、一般的に、遊技盤に配設された液晶表示
盤等を始めとする図柄表示装置において、予め定められ
た図柄で確定すると、可変入賞装置が開放されて特別遊
技状態となる。この特別遊技状態中に、その開放された
可変入賞装置に次々と遊技球が入球する。そして、この
可変入賞装置には、一般入賞口と特別入賞口という少な
くとも2種類の入賞領域が設けられており、可変入賞装
置の開放時間中に特別入賞口に少なくとも1個の入賞球
が入球すると、可変入賞装置の開放が一旦終了した後、
再び可変入賞装置が開放されるというサイクル遊技状態
が発生する。但し、サイクル遊技の最高回数、すなわ
ち、ラウンド数の最高回数は、予め決定されている(例
えば、16回)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、予めラウンド数の最高回数は決められている
ので、遊技者は、特別遊技状態の発生後においては、開
放時間内にできるだけ多数の遊技球を可変入賞装置へ入
球させることのほか、その開放された可変入賞装置にお
ける特別入賞口へ少なくとも1個の遊技球を入球させ、
サイクル遊技を長く、例えば16回まで継続させる努力
をするのみとなる。従って、慣れてしまえば、かかる遊
技に特別な技術は不要であり、特別遊技状態の発生後に
おける遊技の興趣は当然低下せざるを得ない。
【0004】そこで、本発明の課題は、特別遊技状態の
発生後においても、従来のサイクル遊技を可能な限り継
続させるための遊技に加えて、遊技者の興趣を一層高め
る遊技を可能とする弾球遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明の弾球遊技機の第一の構成
は、複数の入賞領域と、入賞球を各入賞領域毎に検出す
る複数の入賞球検出手段と、を含む可変入賞装置と、所
定条件の成立により前記可変入賞装置を開放する特別遊
技の制御を行う特別遊技制御手段と、前記複数の入賞領
域のうち特定の入賞領域(特定入賞領域ともいう)に対
応した特定入賞球検出手段により、2球以上に定められ
た所定の入賞球数がカウントされた場合に、前記特別遊
技の遊技態様を変化させる制御を行う遊技態様変更制御
手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】すなわち、可変入賞装置の特定の入賞領域
へ入賞した遊技球数(入賞球数)が、2球以上に定めら
れた所定の数に達した場合に、新たな遊技状態が発生す
るものであって、特別遊技中(大当たり遊技中)に遊技
態様が変化することになるので、遊技者に対し高い興趣
を付与することができる。従来の弾球遊技機では、特別
遊技中において、可変入賞装置への入賞(特に特定の入
賞領域への入賞)に特別な技術は不要であったのに対
し、本発明の弾球遊技機では、特定領域への入賞が2球
以上の所定数に達した場合に、特別遊技の遊技態様を変
化させるため、可変入賞装置の特定の入賞領域への入賞
を増やす技術がある程度必要となる場合があり、遊技者
にとって、特別遊技状態の発生後における遊技の興趣が
高まるものとなる。なお、遊技態様の変更が遊技者にと
って不利な変更である場合には、上記特定の入賞領域へ
の入賞を減らす技術も必要となることもある。
【0007】前記特別遊技は、予め定められた遊技ラウ
ンドを単位として所定の継続条件が成立した場合に次ラ
ウンドへの継続が可能となるように行われるものであ
り、前記遊技態様変更制御手段は、前記特別遊技におけ
る前記次ラウンドへの継続を許可する処理とは別途定め
られた追加遊技態様を許可する制御を行う追加遊技態様
許可制御手段を含むものとすることができる。遊技態様
の変更が、次ラウンドへの継続とは異なる追加遊技態様
への変更である場合、特定の入賞領域への入賞が所定数
に達した場合に追加の遊技態様が付加されるため、遊技
者は、追加遊技態様を獲得するために、特定の入賞領域
への入賞を所定数にする等の特別の技術が必要となり、
遊技に対する興趣が一層高まる。
【0008】次に、上記課題を解決するために、本発明
の弾球遊技機の第二の構成は、複数の入賞領域と、入賞
球を各入賞領域毎に検出する複数の入賞球検出手段と、
を含む可変入賞装置と、所定条件の成立により前記可変
入賞装置を開放する特別遊技の制御を行う特別遊技制御
手段とを備え、前記特別遊技は、予め定められた遊技ラ
ウンドを単位として所定の継続条件が成立した場合に次
ラウンドへの継続が可能となるように行われるものであ
り、前記複数の入賞領域のうち特定の入賞領域に対応し
た特定入賞球検出手段が検出する検出結果に基づいて、
前記特別遊技における前記次ラウンドへの継続を許可す
る処理とは別途定められた追加遊技態様を許可する制御
を行う追加遊技態様許可制御手段を備えることを特徴と
する。
【0009】すなわち、特定入賞球検出手段により上記
特定入賞領域へ入賞した遊技球(入賞球)が検出され、
その検出結果に基づいて、次ラウンドへの継続とは異な
る追加遊技態様を許可する制御が行われる。この場合、
遊技者は、特別遊技中において追加遊技態様を獲得する
ために、特定の入賞領域に入賞する技術がある程度必要
となる場合があり、従来の特別遊技に比べ、興趣の高い
遊技を楽しむことが可能である。
【0010】前記継続条件の成立により反復される遊技
ラウンドの数には上限値が定められており、その上限値
の範囲内で行われる1又は複数の遊技ラウンドの組を基
本遊技として、前記追加遊技態様は、その基本遊技の後
に行われるものとすることができる。すなわち、特定の
入賞領域への入賞検出に基づいて、基本遊技に加えて追
加遊技態様が許可されることになり、その追加遊技態様
により、例えば遊技者は一層の遊技利益を獲得すること
が可能となるため、特別遊技に対する興趣は一層高まる
こととなる。この場合、特別遊技において継続が上限値
まで続いて基本遊技が終了する場合も、上限値に達する
前に継続が終了して基本遊技が終了(いわゆるパンク)
する場合もあり、いずれの場合においても、特定の入賞
検出結果が成立した場合に、基本遊技の終了後において
追加遊技態様が許可される。なお、追加遊技態様として
は、例えば基本遊技に1ないし複数のラウンド数が追加
される態様とすることができる。
【0011】上記追加遊技態様許可制御手段は、前記特
別遊技中の特定期間において、前記特定の入賞領域への
入賞球数が所定数に達した場合に、前記追加遊技態様を
許可する制御を行うものとすることができる。この場
合、特別遊技中の特定期間における入賞領域への入賞球
数に基づいて、追加遊技態様が追加される否かが決定さ
れるため、特定領域への入賞球数が、遊技者の利益に大
きく関わるものとなり、特別遊技中の特定期間におい
て、遊技者に対し一層高い興趣を付与することが可能で
ある。なお、上記特定期間は、例えば基本遊技の全部又
は一部の期間とするのがよい。
【0012】一方、前記特定期間における前記特定の入
賞領域への入賞球数を表示する入賞球数表示手段を設け
ることができる。特定の入賞領域への入賞球数に基づい
て遊技態様が変化する上記の弾球遊技機においては、遊
技者にとって遊技中の入賞球数を知ることが必然的に望
まれるが、上記のように入賞球数表示手段を設けること
で、その表示情報により、所定の入賞球数に近づける遊
技を楽しむことが可能となる。このような入賞球数表示
手段は、例えば可変入賞装置に設けることができる。
【0013】一方、前記可変入賞装置には、その内部に
形成された前記複数の入賞領域に入賞球を振り分ける振
分装置を設けることができる。その振分けは、自然に傾
動されるもの、あるいは所定の条件に基づいて傾動され
るものともすることができる。このように、振分装置に
より入賞球が複数の入賞領域に振り分けられる場合、そ
の振分けを特定の入賞領域、あるいは非特定の入賞領域
へ位置付けるための遊技技術がある程度必要となる場合
があり、遊技者にとって特別遊技中の興趣がさらに高い
ものとなる。
【0014】なお、上記追加遊技態様としては、基本遊
技に1ないし複数の遊技ラウンドを追加する態様のほ
か、特定の入賞領域への入賞検出に基づき、追加遊技態
様成立の条件が成立した後の所定の特別遊技ラウンドに
おいて、可変入賞装置等の入賞装置ないし特定の入賞口
への入賞に対する賞球払出数を、追加遊技態様成立前の
遊技ラウンド(通常遊技ラウンド)における賞球払出数
よりも多くする等の態様を例示できる。具体的には、例
えば通常遊技ラウンドにおいて賞球払出数が16個であ
ったものを、特別遊技ラウンドにおいて2倍の32個に
する等である。
【0015】また、上記追加遊技態様を成立させるため
の前記特定入賞領域への入賞条件としては、上述した特
定期間内における入賞球数によるもののほか、例えば、
特定入賞領域への遊技球の入賞の内、特定順位の入賞球
の入賞条件(例えば入賞タイミング)に基づいて追加遊
技態様を成立させることもできる。この場合、例えば、
上記特定順位の入賞球の入賞検知に基づき所定の乱数を
発生させ(プログラムを発生させても、所定の乱数発生
回路を用いてもいずれでもよい)、その乱数値により条
件成立の可否判定を行うものとすることができる。ま
た、特定入賞領域への複数の入賞球の入賞条件が成立し
た場合、例えば、特定入賞領域への遊技球の入賞の内、
連続する2以上の入賞が、所定時間内に検知された場合
に追加遊技態様を成立させることもできる。
【0016】一方、上記特定の入賞領域は、所定数の前
記遊技ラウンド毎に、前記複数ある入賞領域の内から選
択・変更されるものとすることもできる。例えば、2つ
の入賞領域が形成された可変入賞装置において、1回の
遊技ラウンド毎に交互に特定入賞領域と非特定入賞領域
とを変更させたり、あるいは2以上の複数回の遊技ラウ
ンド毎に交互に変更させたりすることも可能である。な
お、この特定入賞領域の選択・変更は、所定の入賞条件
等の特定入賞領域判定手段を定めて、その特定入賞領域
判定手段に基づいて前記複数の入賞領域から適宜選択さ
れるものとすることも可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。ここでは遊技機と
して、いわゆるフィーバー機と呼ばれるタイプの第一種
パチンコ機(弾球遊技機)を例に取り、その構造を図1
〜図3を参照して説明する。
【0018】パチンコ機1の前面部は、本体枠2と、中
枠3と、前面枠4と、上皿部5と、下皿部6と、施錠装
置7とから構成されている。本体枠2は、木製の板状体
を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。中枠
3は、全体がプラスチック製で、枠体部(図示略)と下
板部(図示略)とを有して本体枠2の内周側に嵌合し取
り付けられている。
【0019】ここで枠体部は、上端から下方へ中枠3全
体の略2/3程度に略長方形の額縁状に形成され、上端
部には、前面枠4の枠飾りランプ用レンズ4bに対応し
て、左側に賞球表示LED(図示略)及び賞球表示LE
D基板4d(図4参照)が、右側にストップ表示LED
(図示略)及びストップ表示LED基板4f(図4参
照)が配設されている。
【0020】また、下板部は、下端から上方へ中枠3全
体の略1/3程度を占め、左端には、上皿部5に形成さ
れたスピーカ面5aに対応すべく、遊技状態に応じた効
果音その他の音(以下音声情報等という)を発生させる
スピーカ400(図4参照)が配設され、略中央には、
遊技球を発射する発射装置ユニット8(図3参照)に上
皿部5に貯留された遊技球を供給する供給装置等(図示
略)が設けられている。さらに、下方には下皿部6が設
けられ、右端中央には施錠装置7が設けられている。
【0021】下皿部6は、灰皿や玉抜きレバー等を備え
て、パチンコ機1の内部から遊技球を排出するための排
出口6cが開設され、右端に発射装置ユニット8を操作
する発射ハンドル9が設けられている。また、この発射
ハンドル9には、遊技者がタッチしていることを検出す
るタッチスイッチ9aが装着され、その近傍には、発射
停止を一時的に指令する発射停止スイッチ9bが配置さ
れている。施錠装置7は、正面視すると鍵穴を備えた略
長方形状を呈し、前面枠4を閉鎖した場合に施錠するた
めのものである。
【0022】前面枠4は、全体がプラスチック製であ
り、遊技盤10を前方から視認するべく、遊技盤10に
形成された遊技領域11の形状に対応して(図2参照)
上側が略円弧状を呈し、全体が略弾丸形状に開設された
開口部4aを有している。そして、その裏面には、開口
部4aに応じてガラス板が嵌められた略長方形状のガラ
ス枠(図示略)が装着されている。また、この前面枠4
は、パチンコ機1の前面全体の略2/3程度のサイズを
占め、中枠3の左端に軸着され開閉可能に形成されてい
る。さらに、上端部には、枠飾りランプ用レンズ4bが
設けられ、このレンズ4b内部には、開口部4a上端の
円弧部分に沿って、枠飾りランプ基板4g(図3参照)
及び複数個の遊技効果ランプ(図示略)が配設されてい
る。
【0023】上皿部5は、前面枠4の下側で、中枠3の
左端に軸着され開閉可能に形成されている。皿外縁部5
dには、玉抜きボタンや遊技球の貸出・返却ボタン等が
配設されている。またパチンコ機1の内部から遊技球を
排出するための排出口5cが開設されている。左端に
は、複数の長孔を有するスピーカ面5aが形成され、そ
の裏面には、音量スイッチ基板12(図4参照)が設け
られている。パチンコ機1の左端側には、プリペイドカ
ードユニット13が装着されている。
【0024】次に、本実施例の遊技盤10の表面構造を
図2を参照して説明する。遊技盤10は、略長方形の木
製の板状体であって、後述する裏機構盤102(図3参
照)により保持され、その表面に設けられた外レール1
4と内レール15とにより略円形状に形成される遊技領
域11内に、特別図柄表示装置(可変表示装置)16
と、第1種始動口(普通電動役物)17と、変動入賞装
置(可変入賞装置)18と、左上入賞口19、右上入賞
口20、左下入賞口21、右下入賞口22と、多数の障
害釘23と、一対のランプ風車24、25や一対の風車
26、27等が配設されて、構成されている。
【0025】特別図柄表示装置16は、遊技領域11の
略中央部に配置され、センター役物28と、液晶表示盤
29とを備えている。ここで、液晶表示盤29は、複数
種類の識別情報としての特別図柄(図示略)等を変動表
示するもので、その映像画面は略長方形状を呈してい
る。また、この液晶表示盤29は、遊技球が第1種始動
口(普通電動役物)17に入球することにより、その映
像画面に表示される各特別図柄をそれぞれ変動させて停
止表示させるものである。そして、例えば、図柄が少な
くとも横一列及び/又は斜め一列とされた有効列上で
「7、7、7」等の3桁同一図柄で揃って停止表示する
と、変動入賞装置18に配設された後述する大入賞装置
30の大入賞口44が開放される。また、センター役物
28は、液晶表示盤29の前面周辺部に額縁状に突設し
て装着され、普通図柄表示装置31と、翼状部32、3
3とを備えている。
【0026】普通図柄表示装置31は、センター役物2
8上部中央に配置され、7セグメント表示器31aと、
普通図柄保留表示LED31bとを有している。また、
この普通図柄表示装置31の両側にはそれぞれ、略翼状
に延びた翼状部32、33が配設されている。さらに、
その下側には、4個の丸形の緑色LEDで構成され、横
一列状に特別図柄保留表示LED35が設けられてい
る。これは、第1種始動口(普通電動役物)17に入球
した遊技球の数を4個まで保留し、入球毎に順次点灯し
左へシフト表示するものである。そして、液晶表示盤2
9で次の特別図柄の変動が開始するたびに、未始動回数
が消化され、1個の特別図柄保留表示LED35は消灯
される。
【0027】7セグメント表示器31aは、1〜9の奇
数数字を変動表示させるもので、後述する左右の普通図
柄作動ゲート36、37のいずれかを遊技球が通過する
ことにより、変動して所定時間経過後に1種類の奇数数
字が停止表示される。そして、例えば「7」で停止表示
すると、第1種始動口(普通電動役物)17が所定時間
(例えば、0.5秒)開放される。
【0028】普通図柄保留表示LED31bは、4個の
丸形の赤色LEDで構成され、7セグメント表示器31
aの両側に2個ずつに分けて配置されている。これは、
左右の普通図柄作動ゲート36、37を通過した遊技球
の数を4個まで保留とし、通過毎に順次点灯しシフト表
示するものである。次の7セグメント表示器31aの変
動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個
の普通図柄保留表示LED31bは消灯される。
【0029】第1種始動口(普通電動役物)17の左右
両側には、普通図柄作動ゲート36、37がそれぞれ設
けられている。各ゲート36、37から入った遊技球
は、内部に配設された左、右普通図柄作動ゲート通過検
知スイッチ36s、37s(図4参照)を通過する。な
お、遊技球の普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ36
s、37sのいずれかの通過により、普通図柄表示装置
31における7セグメント表示器31aが変動表示す
る。
【0030】第1種始動口(普通電動役物)17は、特
別図柄表示装置16におけるセンター役物28の中央直
下に配設され、いわゆるチューリップ式で左右に一対の
翼片部が開閉するべく形成されている。内部には、遊技
球の通過を検知する第1種始動口(普通電動役物)入賞
検知スイッチ17s(図4参照)が備えられている。こ
の一対の翼片部が左右に開くと、遊技球の入球可能な開
放状態となり、一対の翼片部が閉じると、遊技球の入球
困難な閉鎖状態となる。
【0031】変動入賞装置(可変入賞装置)18は、上
記第1種始動口(普通電動役物)17の下方に配設さ
れ、前面側が略逆台形状に形成された基板41に、大入
賞装置30と、左入賞口42と右入賞口43とを備えて
いる。ここで、大入賞装置30は、略中央に形成され、
帯状に開口された大入賞口44と、この大入賞口44を
開放・閉鎖する開閉板39と、この開閉板39を開閉す
るための大入賞口ソレノイド45(図4参照)と、連動
杆(図示略)と、特定入賞領域(以下、単に特定領域と
もいう)70(図10参照)と、特定領域外入賞領域
(以下、単に特定領域外領域ともいう)71(図10参
照)とから構成されている。
【0032】また、左入賞口42は、大入賞装置30の
左斜め上方に配設されている。さらに、右入賞口43
は、大入賞装置30の右斜め上方に配設されている。ア
ウト口46は、変動入賞装置18における大入賞装置3
0の中央直下に配設されている。バック球防止部材47
は、アウト口46の下部に設けられ、遊技領域11に到
達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防
止するものである。ファール球防止部材48は、内レー
ル15の先端部に取り付けられ、返しゴム49は、ファ
ール球防止部材48の位置とは略正反対側の、遊技盤1
0の右半分側の位置であって、外レール14に沿って嵌
合状に取り付けられている。
【0033】一対のランプ風車24、25はそれぞれ、
特別図柄表示装置16から左右斜め上方に配設されてい
る。左上入賞口19及び右上入賞口20はそれぞれ、特
別図柄表示装置16から左右両側方に配設されている。
左下入賞口21及び右下入賞口22はそれぞれ、特別図
柄表示装置16から左右斜め下方に配設されている。
【0034】一対の風車26、27はそれぞれ、特別図
柄表示装置16から左右両側方であって、特別図柄表示
装置16と左上入賞口19又は右上入賞口20間に配設
されている。一対のサイドランプ50、51はそれぞ
れ、遊技領域11の左右両端部において、縦帯状で相対
称状に配設されている。なお、多数の障害釘23は、以
上説明した各装置との位置バランスを考慮して、遊技領
域11にパチンコ遊技に適するべく、配設されている。
【0035】次に、本実施例のパチンコ機1の裏面構造
について図3を参照して説明する。前面枠4は、中枠3
にあって前面枠4の上下端の位置に設けられた一対のヒ
ンジ101により、開閉可能に支持されている。機構盤
102は中枠3にあって機構盤102の上下端の位置に
設けられた一対のヒンジ103により、開閉可能に支持
されている。遊技盤10は中枠3の表面側に着脱可能に
取り付けられている。上端側にあるヒンジ101の配設
位置からみて左側には、タンク球切れ検知スイッチ10
4をタンク底部に備えた賞球タンク105と、この賞球
タンク105に接続されるタンクレール106とが取り
付けられている。また、タンクレール106の右端側に
は、球抜きレバー107が設けられ、その下流側には、
補給球切れ検知スイッチ108が、さらに、その下流側
には、賞球払出装置109が配設されている。
【0036】続いて、遊技球の振り分け部110が賞球
払出装置109の下流側に設けられている。タンクレー
ル106の下側には、特別図柄表示装置16における液
晶表示盤29を格納した蓋付きの裏ケース111が、こ
の裏ケース111の下側には、後述する主制御部140
(図4参照)である主制御基板340(図4参照)を格
納した主制御基板ケース112がそれぞれ設けられてい
る。主制御基板ケース112の左側には、発射装置制御
基板201(図4参照)を格納した発射装置制御基板ケ
ース113及び発射制御集合中継基板116が設けられ
ている。機構盤102の左下方部には、上述した発射装
置ユニット8が、同じく右下方部には、補給球詰まり、
下皿部満タン、主電源電圧異常、発射停止、主制御基板
通信異常、賞球モータ異常などを7セグメントLEDで
表示する枠状態表示器117を備えた、枠制御部150
(図4参照)である第一周辺制御基板(枠制御基板)3
50(図4参照)を格納した枠制御基板ケース118が
設けられている。また、特別図柄表示装置16の液晶表
示盤29の作動制御を行う、特別図柄制御部160が形
成される特別図柄制御基板(第二周辺制御基板)360
(図4参照)、各種ランプ類の制御を統括して行う、ラ
ンプ制御部170(図4参照)が形成されるランプ制御
基板(第三周辺制御基板)370(図4参照)、スピー
カ400からの音声出力制御を司る音声制御部180が
形成される音声制御基板(第四周辺制御基板)380
(図4参照)もそれぞれ取り付けられている。
【0037】一方、機構盤102の右上端部には、ヒュ
ーズボックス119、電源スイッチ120、電源ターミ
ナル基板121、及び、発射装置制御、球切れ、扉開
放、賞球、球貸し用等の遊技機枠用外部接続端子を備え
た端子基板122が設けられている。また、外部からの
電力の供給を受けるための電源ケーブル123も端子基
板122の下側に配設されている。枠制御基板を格納し
た枠制御基板ケース118からは接続ケーブル124が
上方へ延出し、電源ケーブル125を備えたプリペイド
カードユニット13に接続されている。また、機構盤1
02の略中央下端部には、下皿部用球通路部材126が
設けられている。
【0038】次に、本実施例のパチンコ機1の電子制御
装置130について、図4を参照して説明する。まず、
電子制御装置130は、主制御部140と、共通信号伝
送経路である共有バス500により、その主制御部14
0に直列的に接続された枠制御部150、特別図柄制御
部160、ランプ制御部170及び音声制御部180と
を含んで構成されている。主制御部以外の4つの制御部
150、160、170、180は前述の通り、第一〜
第四の周辺制御部をなすものである。
【0039】主制御部(特別遊技制御手段、遊技態様変
更制御手段、追加遊技態様許可制御手段)140は、C
PU141と、RAM142と、ROM143と、入出
力ポート144とをバス145により相互に接続したも
のである。そして、CPU141はROM143に格納
された制御プログラムにより、RAM142をワークエ
リアとしてパチンコ機1全体の作動制御(すなわち、遊
技の基本進行制御)を司る。また、ROM143に記憶
された当否判定プログラムにより、CPU141が主体
となって当否判断制御を行う。また、入出力ポート14
4には前記した共有バス500が接続され、後述する通
り入出力ポート144からその共有バス500へ、各周
辺制御部150、160、170、180へ処理内容を
指示する、指令信号たるコマンドデータを送信する。な
お、主制御部140から各周辺制御部150、160、
170、180へは、一方向形式でデータが伝送され
る。また、該主制御部140には、電源ターミナル基板
121が接続されている。なお、主制御部140は、そ
れ自体が遊技者の賞球獲得上の利害に関与する第一種作
動部となっていることは明らかである。また、RAM1
42は、遊技者の賞球獲得上の利害に関与する制御情報
を記憶する第一種制御情報記憶手段をなす。
【0040】中継基板200には、タッチスイッチ9
a、発射停止スイッチ9b、右普通図柄作動通過口通過
検知スイッチ37s、左普通図柄作動通過口通過検知ス
イッチ36s、カウント検知スイッチ53、カウント検
知及び特定領域通過検知スイッチ54、ヴォリュームス
イッチ202、タンク球切れ検知スイッチ104及び補
給球切れ検知センサ108等が接続され、中継基板20
0の出力端子は、入出力ポート144と接続されてい
る。また、第一種始動口(普通電動役物)入賞検知スイ
ッチ17sも、入出力ポート144に接続されている。
【0041】枠制御部150は、主制御部140と同様
の演算回路構成要素151〜155を含んで構成され、
入出力ポート154において共有バス500に接続され
ている。また、入出力ポート154には、普通図柄表示
装置基板31f、役物作動を司る各種ソレノイド45、
76、賞球払出装置109、発射装置制御基板201等
が接続されている。なお、枠制御部150と普通図柄表
示装置基板31f(及びこれに接続される普通図柄表示
装置31)、役物作動を司る各種ソレノイド45、7
6、賞球払出装置109、発射装置制御基板201(及
びこれに接続される発射装置)等は、遊技者の賞球獲得
上の利害に関与する第一種作動部となっている。また、
RAM152は、遊技者の賞球獲得上の利害に関与する
制御情報を記憶する第一種制御情報記憶手段をなす。
【0042】特別図柄制御部160は、主制御部140
と同様の演算回路構成要素161〜165を含んで構成
され、入出力ポート164において共有バス500に接
続されている。入出力ポート164には、液晶表示盤2
9が接続されている。なお、特別図柄制御部160と、
特別図柄を表示する液晶表示盤29は、遊技者の賞球獲
得上の利害に関与する第一種作動部と見ることもでき
る。
【0043】ランプ制御部170は、主制御部140と
同様の演算回路構成要素171〜175を含んで構成さ
れ、入出力ポート174において共有バス500に接続
されている。入出力ポート174には、枠飾りランプ基
板4g、各種ランプ基板17f、19f、20f、21
f、22f、36f、37f、各種LED基板4d、4
f、35fが接続されている。これら各基板にランプあ
るいはLEDが1又は複数個接続される。なお、ランプ
制御部170とこれに接続される各種基板類(ひいては
ランプ等)は、いずれも遊技者の賞球獲得上の利害に関
与しない第二種作動部となっている。
【0044】音声制御部180は、主制御部140と同
様の演算回路構成要素181〜185を含んで構成さ
れ、入出力ポート184において共有バス500に接続
されている。入出力ポート184には、サウンドジェネ
レーター203、音量スイッチ基板12が接続されてい
る。サウンドジェネレーター203は、図示しないLS
I等に格納された音声データと音声出力モジュールとに
基づいて、これに接続されたスピーカ400より、ゲー
ムの進行に対応した各種の音声出力を行う。音量スイッ
チ基板12は、図示しない音量スイッチの操作に伴い、
サウンドジェネレーター203に対して出力音量の設定
を行うものである。なお、音声制御部180とこれに接
続されるサウンドジェネレーター203等は、いずれも
遊技者の賞球獲得上の利害に関与しない第二種作動部と
なっている。
【0045】次に、賞球動作は、以下の順序で実行され
る。主制御部140は、遊技球がカウント検知スイッチ
53またはカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ
54を通過したら15個の賞球個数データを、第一種始
動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ17sを通過し
たら6個の賞球個数データを、それ以外の場合、例え
ば、左右上入賞口19、20の通過検知スイッチ19
s、20s(図4参照)の通過を検知した場合などにお
いては、10個の賞球個数データを、枠制御部150に
対してその検知順に、枠制御部150を作動指令対象と
する指令信号として、前記した共有バス500を介して
送信する(すなわち、固有賞球数はここでは、6個、1
0個あるいは15個である)。枠制御部150は、主制
御部140からの賞球個数データを受け取り、賞球払出
信号の送信により賞球払出装置109を作動させる。
【0046】また、主制御部140は、上述の各種検知
スイッチの出力に基づいて遊技状態を判断し、また、そ
の遊技状態に基づいて当否判定を行うとともに、判定内
容に応じて対応する図柄表示態様で画像表示制御を行う
ためのデータを作成する。例えば、主制御部140は、
第一種始動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ17
s、カウント検知スイッチ53、カウント検知及び特定
領域通過検知スイッチ54等の検知結果や、特別図柄当
否判定乱数の取得値などを使用して、遊技が行われてい
ない客待ちの状態、遊技は行われているが始動入賞がな
い状態(変動準備状態)、始動入賞があった状態、及
び、特別遊技状態なども判断する。また、始動入賞が検
知されると乱数値に基づいて当否判定が行われ、その判
定結果に基づいて特別図柄の変動、または確定などの表
示態様制御のためのデータが作成される。このデータ
は、特別図柄制御部160を作動指令対象とする指令信
号として、前記した共有バス500を介して送信され
る。
【0047】さらに、枠飾りランプ基板4g等の各種ラ
ンプやサウンドジェネレーター203は、特別図柄制御
部160の制御による特別図柄の変動・停止表示態様、
リーチ発生の有無、リーチ表示態様(全回転、コマ送
り、逆進、図柄の拡大・縮小など)、特別遊技態様、及
び、遊技モード(確率変動、時短など)等に応じてその
態様は制御される。その制御指令の指令信号は、ランプ
制御部170あるいは音声制御部180を作動指令対象
とする指令信号として、前記した共有バス500を介し
て送信される。
【0048】次に、主制御部140と特別図柄制御部1
60とにより実行される各種ジョブのうち、主要なジョ
ブについて以下に説明する。まず、主制御部140によ
り実行されるメインジョブについて図5を参照して説明
する。これは、主制御部140のROM143に格納さ
れたプログラムに基づき、CPU141により実行され
るものである。すなわち、スタックポインタをRAM1
42の所定のアドレスに設定した後(S10)、初期化
終了の判定が行われる(S20)。初期化が終了してい
れば(S20:YES)、LEDジョブ(S30)から
スイッチジョブ(S70)までのジョブが実行される。
また、初期化が終了していなければ(S20:NO)、
初期化ジョブ(S190)が実行される。
【0049】LEDジョブ(S30)においては、普通
図柄及び普通図柄未始動回数の表示態様データや、特別
図柄未始動回数の表示態様データなどが出力される。等
速乱数ジョブ(S40)では、RAM142の特別図柄
当否判定乱数メモリや汎用カウントメモリ(図示略)な
どが更新される。非等速乱数ジョブ(S50)では、外
れ普通図柄乱数メモリ(図示略)が更新される。なお、
汎用カウントメモリ(図示略)は、ユーザーリセット毎
の「0」〜「255」の値の作成や、コマンドジョブ、
飾りジョブの実行などに使用される。また、音楽作成ジ
ョブ(S60)では、音楽や音声に関するデータの作成
が行われ、スイッチジョブ(S70)では、各種検知ス
イッチの読み込みが行われる。すなわち、発射停止検知
信号、タッチ検知信号、ヴォリューム検知信号、カウン
ト検知信号、特定領域通過検知信号、普通図柄作動ゲー
ト通過検知信号などの各種信号が中継基板200を介し
て主制御部140に取り込まれ、また、第1種始動口
(普通電動役物)入賞検知スイッチ17sから第1種始
動口入賞検知信号が取り込まれる。
【0050】さらに、カウント検知スイッチ53又はカ
ウント検知及び特定領域通過検知スイッチ54に異常が
あるか否かが判定され(S80)、異常がなければ(S
80:YES)、特別図柄メインジョブ(S90)から
音声ジョブ(S110)までのジョブが実行される。ま
た、異常(球詰まりや断線など)があれば(S80:N
O)、エラージョブ(S130)が実行される。
【0051】特別図柄メインジョブ(S90)において
は、主制御部140と特別図柄制御部160とが協調し
て動作するために必要なデータに関するジョブが実行さ
れる。このジョブについては後述する。また、普通図柄
メインジョブ(S100)では、普通図柄及び普通図柄
未始動回数の表示態様データの作成が行われる。音声ジ
ョブ(S110)では、遊技状態に応じた音声のデータ
が出力される。
【0052】この後、賞球信号ジョブ(S150)、情
報信号ジョブ(S160)、コマンドジョブ(S17
0)、及び残余時間ジョブ(S180)が実行される。
【0053】賞球信号ジョブ(S150)においては、
賞球払出しに関するデータの作成や出力が行われ、情報
信号ジョブ(S160)では、他の制御部への情報出力
に必要なデータの作成が行われる。さらに、コマンドジ
ョブ(S170)では、特別図柄管理のためのコマンド
の入出力が行われ、残余時間ジョブ(S180)では、
非等速乱数の呼出しや、汎用乱数メモリ(図示略)の更
新が行われる。
【0054】次に、上記メインジョブの一連の流れの中
で実行される、始動入賞時の当否判定についての当否判
定ジョブと、それに伴う特別図柄の表示態様を決定する
特別図柄メインジョブに関して以下に説明する。なお、
これらのジョブで使用する各種メモリは、図4に示すR
AM142に格納され、代表的なもの(142a〜14
2i)を図7に示す。
【0055】まず、当否判定ジョブの概略の流れを図6
を参照して説明する。S200において始動入賞があっ
たか否かを確認し、YESであれば、S210において
特別図柄保留数メモリ142b(図7参照)に記憶され
ている保留数(未始動回数)を1インクリメントする。
この保留数(未始動回数)が一定値(本実施例では
「4」)を超えていれば、その始動入賞は無効となり、
S250へスキップする。また、一定値内の保留数(未
始動回数)であれば、S230において、特別図柄当否
判定乱数(以下、判定乱数ともいう)を発生させ(プロ
グラムを発生させても、所定の乱数発生回路を用いても
いずれでもよい)、読み込んだ判定乱数値を、S240
において、特別図柄当否判定乱数メモリ142a(図7
参照:以下、判定乱数メモリともいう)に記憶する。こ
のメモリは、読み込んだ判定乱数値を始動入賞の時系列
にシフトメモリ形式で記憶している。
【0056】次に、S250において、判定乱数メモリ
142a(図7参照)から記憶している最も古い先頭の
判定乱数値を読み出す。そして、S260において、大
当り番号メモリ142g(図7参照)から大当り番号を
読み出し、S270において、上記判定乱数値との比較
を行い、両者が一致していれば大当り判定となり、一致
していなければ外れ判定となる。大当り判定の場合に
は、S280に進み、大当り図柄決定乱数を発生させ、
これを読み込んでその決定乱数値を大当り図柄決定乱数
メモリ142c(図7参照)に記憶する。また、「大当
り」という判定結果(本実施例では「1」)を判定結果
メモリ142i(図7参照)に記憶する。この大当り図
柄決定乱数値で指定される特別図柄は、特別図柄画像デ
ータが記憶されている圧縮画像データに基づいて、液晶
表示盤29(図2参照)に、変動表示状態を経た後、定
められた配列態様で表示される(例えば、横一列及び/
又は斜め一列の「7、7、7」の3桁同一図柄の配列態
様)。
【0057】一方、外れ判定となった場合は、S270
からS310に進み、外れリーチジョブを行うかどうか
を乱数により決定する。すなわち、S310において、
リーチジョブ決定乱数を発生させ、これを読み込み、他
方、S320において、リーチ番号メモリ142h(図
7参照)に記憶されているリーチ番号を読み出す。S3
30において、両者が一致していれば外れリーチジョブ
に、一致していなければ通常外れジョブとなる。
【0058】外れリーチジョブの場合は、S340へ進
み、少なくとも横一列及び/又は斜め一列の揃えるべき
2つの特別図柄を、大当り図柄決定乱数(別途乱数を発
生させるようにしてもよい)を使用して決定する(S3
40、S350)。また、S360において、外れ中図
柄を乱数により同様に決定し、S370において決定し
た乱数値を外れ中図柄番号メモリ142f(図7参照)
に記憶する。また、S380において、「外れリーチ」
という判定結果(本実施例では「2」)を判定結果メモ
リ142i(図7参照)に記憶する。一方、通常外れジ
ョブの場合は、S390に進み、各特別図柄をそれぞれ
乱数により決定し、決定した各乱数値をそれぞれ対応す
る外れ番号メモリに記憶する(S390〜S440)。
また、S450において、「通常外れ」という判定結果
(本実施例では「3」)を判定結果メモリ142i(図
7参照)に記憶する。
【0059】次に、特別図柄メインジョブの概略の流れ
を、図8を参照して説明する。まず、S500におい
て、特別図柄表示装置16の液晶表示盤29(図2参
照)上の表示領域で各特別図柄の変動表示を開始させ
る。
【0060】次いで、S510において判定結果メモリ
142i(図7参照)から図6で得られた各入賞に対す
る判定結果を読み出す。具体的には、大当り(当たり、
当選)判定(「1」)の場合は(S520:YES)、
S600に進み、大当り番号を大当り番号メモリ142
g(図7参照)から読み出し、リーチジョブ(S60
1)を経て、図柄確定ジョブ(S603)で各特別図柄
を、例えば、左図柄、右図柄、中図柄の順序で、例えば
全ての図柄を同一に液晶表示盤29の表示領域上に確定
表示させる。
【0061】一方、外れリーチ判定(「2」)の場合は
(S530:YES)、S590に進み、大当り番号
(少なくとも揃えるべき2つの特別図柄、例えば、左図
柄番号と右図柄番号)と、外れ中図柄番号とを各メモリ
142c、142f(図7参照)から読み出し、リーチ
ジョブ(S591)を経て、図柄確定ジョブ(S59
3)で各特別図柄を、例えば、左図柄、右図柄、中図柄
の順序で、液晶表示盤29の表示領域上に左図柄及び右
図柄は同一図柄に揃え、中図柄は他の図柄とは異なる図
柄で確定表示させる。また、通常外れ判定(「3」)の
場合は(S540)、S550に進み、外れ各図柄番号
を外れ番号メモリ142d、142e、142f(図7
参照)からそれぞれ読み出し、S560〜S580に進
んで、各特別図柄を液晶表示盤29の表示領域上におい
て、左図柄、右図柄及び中図柄の順で相互にずれたタイ
ミングで停止させ確定表示させる。
【0062】次に、変動入賞装置(可変入賞装置)18
の構成について詳細を説明する。図9に示すように、変
動入賞装置18は、基板41に、大入賞装置30と、左
入賞口42と右入賞口43とを備えている。大入賞装置
30は、変動入賞装置18の略中央に形成され、帯状に
開口された大入賞口44を開放・閉鎖するための開閉板
39を有しており、開閉板39は、その下端側を枢軸と
して前後方向に作動可能とされている。図10に示すよ
うに、大入賞口44の左右両端側の奥底部にはそれぞ
れ、右入賞領域(特定領域)70と左入賞領域(特定領
域外領域)71とが形成され、その各領域内部にはカウ
ント検知及び特定領域通過検知スイッチ54(図11参
照)とカウント通過検知スイッチ53(図11参照)と
が設けられている。
【0063】一方、大入賞口44の中央には、シーソー
状に作動する水平板74等を有する振分装置75が配設
されている。この振分装置75は、遊技球の入球により
水平板74が自然に左右に傾動したり、又は、所定の振
分装置傾動用ソレノイド76(図11参照)により周期
的に傾動したりするものであり、上記領域70、71の
うち、いずれか一方の領域へ入賞球を導くものである。
【0064】また、大入賞口44の内部の奥壁部には、
例えば2桁の7セグメント表示器が中央と左右両端とに
3個設けられており、正面右から順に右入賞領域入賞球
数表示器(入賞球数表示手段)80、1ラウンド中の総
入賞球数表示器81、左入賞領域入賞球数表示器(入賞
球数表示手段)82とされている。左・右入賞領域入賞
球数表示器82、80は、振分装置75により左右の各
領域71、70に振り分けられた入賞球のカウント数
(入賞球数)を、各検知スイッチ54、53による入賞
球の検出があるごとに随時表示するものであり、中央の
1ラウンド中の総入賞球数表示器81は、特別遊技進行
中のラウンド(遊技ラウンド)の入賞球のカウント数を
表示するものである。なお、特別遊技進行中のラウンド
数(遊技ラウンドの順位)は、例えば特別図柄表示装置
16(図2参照)の液晶表示盤29の表示領域に表示さ
れる。
【0065】本実施例の場合、特別遊技中の特定期間に
おいて、例えば遊技ラウンド数が9ラウンドの終了時に
おいて、右端側の特定領域70に入賞し、カウント検知
及び特定領域通過検知スイッチ54(図11参照)にて
検出された入賞球のカウント数により、以後の遊技態様
が異なるものとされている。例えば、図13に示す継続
ラウンド数追加ジョブにおいて、まず、9ラウンド終了
時点で(S700:YES)、特定領域70への入賞球
数を確認する。特定領域70への入賞球数が50個を超
えているときには(S710:YES)、通常のラウン
ド数(基本遊技:本実施例では10回継続)に6ラウン
ドが追加され、11ラウンド以降16ラウンドまで継続
可能とされており(S720)、50個以下で40個を
超えているときには(S730:YES)、通常のラウ
ンド数(10回)に3ラウンドが追加され、11ラウン
ド以降13ラウンドまで継続可能とされている(S74
0)。ただし、40個以下のときには(S730:N
O)、ラウンド数の追加は行われず、10ラウンドで特
別遊技を終了させるものとなっている(S750)。
【0066】すなわち、本実施例のパチンコ機1は、特
別遊技状態中において、入賞領域(例えば特定領域)の
入賞球のカウント数に基づいて、基本遊技における遊技
ラウンド数(10回)に、特別のラウンド数(0回又は
3回又は6回)が追加されるものとなっている。なお、
大入賞口44の1回の開放で(1遊技ラウンドで)、入
球可能とする遊技球数を最大10個とし、かつ、その1
回の開放時間を最高30秒としている。また、1ラウン
ドにおいて、特定領域70に1個の入賞球のカウントも
ない場合、すなわち継続条件が成立しない場合には、そ
のラウンドで特別遊技を終了させるものとなっている。
【0067】このような継続ラウンド数追加ジョブは、
本実施例では例えば9ラウンド終了時点で行われ、その
継続ラウンド数追加ジョブの判定結果を10ラウンド時
に例えば表示器80、81等に告知することも可能であ
る。この場合、例えば、6ラウンド追加の判定結果の場
合、表示器80、81の両者を「V」表示にし、3ラウ
ンド追加の場合、片方のみを「V」表示する等の方法が
ある。
【0068】以下、振分装置75の傾動機構について詳
しく説明する。例えば、図11(a)においては、傾動
用ソレノイド76が励磁し、プランジャが上動して連結
杆79を介して可動軸78が上方に引き上げられ、その
結果、固定軸77を支点として、振分装置75の水平板
74の右側が下方に傾斜した状態になり、右入賞領域
(特定領域)70への入賞が優位な状態とされている。
また、図11(b)は、傾動用ソレノイド76が消磁
し、プランジャが下動して連結杆79を介して可動軸7
8が下方に引き下げられ、振分装置75の水平板74の
左側が下方に傾斜した状態であって、左入賞領域(特定
領域外領域)71への入賞が優位となっている。なお、
符号90は入賞した遊技球を示している。この場合、振
分装置75の傾動態様は、種々の遊技条件により変更す
ることも可能で、例えば大当たり時の特別図柄の組み合
わせの違いにより、上記右傾斜、左傾斜のいずれかの状
態の継続時間を異なるものとすることや、特別遊技状態
における特定の入賞口や入賞領域への入賞タイミングや
入賞数等により上記継続時間を異なるものとすること等
が可能である。
【0069】一方、図12は、振分装置75は固定軸7
7を支点として、遊技球の入球により水平板74が自然
に左右に傾動する構成の一例である。図12(a)は、
大入賞口44内に遊技球の入賞がない場合で、振分装置
は平衡状態にあり、水平板74に傾斜が生じていない状
態である。図12(b)は、例えば遊技球90が右側寄
りに入賞した場合で、水平板74の右側が下方へ傾斜し
た状態であり、図12(c)は、例えば遊技球90が左
側寄りに入賞した場合で、水平板74の左側が下方へ傾
斜した状態である。この場合、振分装置75は自然に左
右に傾動する構成であり、左・右入賞領域への入賞カウ
ント数により決定される遊技態様は、偶然により決定さ
れることが多くなるが、例えば、当該変動入賞装置18
の上方に設けられる障害釘の配置により、左右いずれか
への入賞を優位にすることも可能である。
【0070】なお、変動入賞装置18について図14の
ように変形することも可能である。この変動入賞装置1
8aは、右入賞領域入賞球数表示器80a、1ラウンド
中の総入賞球数表示器81a、左入賞領域入賞球数表示
器82aが、当該変動入賞装置18aの基板41上に配
設されたものである。右入賞領域入賞球数表示器80
a、左入賞領域入賞球数表示器82aは大入賞装置30
の左右にそれぞれ設けられ、総入賞球数表示器81aは
大入賞装置30の下方に設けられており、上記と同様、
表示器80a及び82aは、それぞれの入賞領域への入
賞カウント数を、表示器81aは特別遊技進行中のラウ
ンド(遊技ラウンド)の入賞球のカウント数等を表示す
るものである。
【0071】一方、上記追加遊技態様の変形例として
は、追加遊技態様成立の条件が成立した後に所定の特別
遊技ラウンド(ボーナスラウンド)を設けることができ
る。このボーナスラウンドにおいては、変動入賞装置1
8の大入賞口44への入賞に対する賞球払出数を、通常
の遊技ラウンド(通常遊技ラウンド)における賞球払出
数の例えば2倍多くすることができる。
【0072】また、上記追加遊技態様を成立させるため
の前記特定入賞領域70への入賞条件としては、例え
ば、特定入賞領域70への遊技球の入賞の内、特定順位
の入賞球の入賞条件(入賞タイミング)に基づいて追加
遊技態様を成立させることもできる。例えば、9回目の
遊技ラウンドにおいて、特定領域70への入賞の内、最
初の入賞について、上記追加遊技態様を成立させるため
の判定を行うことができる。図15に示すように、9ラ
ウンドにおいて(S810:YES)、特定領域70へ
の最初の入賞を検知した場合(S820:YES)、S
830において、その入賞検知に基づき所定の追加遊技
判定乱数を発生させ(プログラムを発生させても、所定
の乱数発生回路を用いてもいずれでもよい)、その乱数
値を読み込む。次に、S840でRAM142に予め記
憶されている追加遊技当選番号を読み出し、S850に
て上記判定乱数と当選番号とを比較する。両者が一致し
ていれば(S850:YES)、追加遊技態様が許可さ
れ(S860)、不一致の場合は(S850:NO)、
追加遊技態様が不許可となる(S870)。そして、追
加遊技態様が許可された場合は、例えば、10ラウンド
終了後に6ラウンドの追加等が行われる。
【0073】一方、追加遊技態様を成立させるための特
定の入賞領域を、2つの入賞領域70、71から選択・
変更されるものとすることもできる。例えば、2つの入
賞領域70、71において、1回の遊技ラウンド毎に交
互に特定入賞領域と非特定入賞領域とを変更することが
できる。すなわち、奇数番目の遊技ラウンドにおいては
特定の入賞領域を右側の入賞領域70とし、偶数番目の
遊技ラウンドにおいては特定の入賞領域を左側の入賞領
域71として交互に変更することができる。あるいは2
以上の複数回の遊技ラウンド毎に交互に変更させたりす
ることも可能である。なお、この特定入賞領域の選択・
変更は、所定の入賞条件により発生させる特定入賞領域
判定乱数に基づいて判定を行う特定入賞領域判定手段を
定めて、前記複数の入賞領域から適宜選択されるものと
することも可能である。この場合、上記追加遊技態様成
立の判定と同様に、例えば各ラウンドの特定領域(1ラ
ウンド目は例えば右側の入賞領域70を特定領域とす
る)への最初の入賞に基づいて乱数を発生させ、その乱
数値を予め記憶されている判定番号(右側用の番号と、
左側用の番号とがある)と比較して、その次のラウンド
における特定領域を決定することができる。
【0074】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記
載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限
定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範
囲にもおよび、かつ、当業者が通常有する知識に基づく
改良を適宜付加することができる。また、本発明は、第
一種パチンコ機以外にも、いわゆる権利物、羽根物、ア
レンジボールと呼ばれている機種、一般電役などの種々
の弾球遊技機へも適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例たるパチンコ機の正面図。
【図2】その遊技盤の正面図。
【図3】図1のパチンコ機の裏面図。
【図4】図1のパチンコ機の電子制御装置の一例を示す
ブロック図。
【図5】図4の電子制御装置におけるメインジョブの流
れを示すフローチャート。
【図6】その当否判定ジョブの流れを抽出して示すフロ
ーチャート。
【図7】図4の特別図柄制御部の主要メモリを示す説明
図。
【図8】特別図柄メインジョブの流れを示すフローチャ
ート。
【図9】変動入賞装置の斜視図。
【図10】変動入賞装置の大入賞口内の要部を示す断面
斜視図。
【図11】振分装置の傾動機構を示す説明図。
【図12】振分装置の傾動機構の変形例を示す説明図。
【図13】継続ラウンド数追加ジョブの流れを示すフロ
ーチャート。
【図14】変動入賞装置の一変形例を示す斜視図。
【図15】追加遊技判定ジョブの流れを示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 パチンコ機(弾球遊技機) 16 特別図柄表示装置 18 変動入賞装置(可変入賞装置) 30 大入賞装置 44 大入賞口 53 カウント通過検知スイッチ(入賞球検出手段) 54 カウント検知及び特定領域通過検知スイッチ(入
賞球検出手段) 70 特定入賞領域(入賞領域) 71 特定領域外入賞領域(入賞領域) 80 右入賞領域入賞球数表示器(入賞球数表示手段) 82 左入賞領域入賞球数表示器(入賞球数表示手段) 140 主制御部(特別遊技制御手段、遊技態様変更制
御手段、追加遊技態様許可制御手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入賞領域と、入賞球を各入賞領域
    毎に検出する複数の入賞球検出手段と、を含む可変入賞
    装置と、 所定条件の成立により前記可変入賞装置を開放する特別
    遊技の制御を行う特別遊技制御手段と、 前記複数の入賞領域のうち特定の入賞領域に対応した特
    定入賞球検出手段により、2球以上に定められた所定の
    入賞球数がカウントされた場合に、前記特別遊技の遊技
    態様を変化させる制御を行う遊技態様変更制御手段と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特別遊技は、予め定められた遊技ラ
    ウンドを単位として所定の継続条件が成立した場合に次
    ラウンドへの継続が可能となるように行われるものであ
    り、 前記遊技態様変更制御手段は、前記特別遊技における前
    記次ラウンドへの継続を許可する処理とは別途定められ
    た追加遊技態様を許可する制御を行う追加遊技態様許可
    制御手段を含む請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 複数の入賞領域と、入賞球を各入賞領域
    毎に検出する複数の入賞球検出手段と、を含む可変入賞
    装置と、 所定条件の成立により前記可変入賞装置を開放する特別
    遊技の制御を行う特別遊技制御手段とを備え、 前記特別遊技は、予め定められた遊技ラウンドを単位と
    して所定の継続条件が成立した場合に次ラウンドへの継
    続が可能となるように行われるものであり、 前記複数の入賞領域のうち特定の入賞領域に対応した特
    定入賞球検出手段が検出する検出結果に基づいて、前記
    特別遊技における前記次ラウンドへの継続を許可する処
    理とは別途定められた追加遊技態様を許可する制御を行
    う追加遊技態様許可制御手段を備えることを特徴とする
    弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記継続条件の成立により反復される前
    記遊技ラウンドの数には上限値が定められており、その
    上限値の範囲内で行われる1又は複数の遊技ラウンドの
    組を基本遊技として、 前記追加遊技態様は、前記基本遊技の後に行われるもの
    である請求項2又は3に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記追加遊技態様は、前記基本遊技に1
    ないし複数の遊技ラウンドを追加するものである請求項
    4記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記追加遊技態様許可制御手段は、前記
    特別遊技中の特定期間において、前記特定の入賞領域へ
    の入賞球数が所定数に達した場合に、前記追加遊技態様
    を許可する制御を行うものである請求項2ないし5のい
    ずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記特定期間は、前記基本遊技の全部又
    は一部の期間とされている請求項6記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記特定期間における前記特定の入賞領
    域への入賞球数を表示する入賞球数表示手段が備えられ
    ている請求項6又は7に記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 前記可変入賞装置には、その内部に形成
    された前記複数の入賞領域に前記入賞球を振り分ける振
    分装置が備えられている請求項1ないし8のいずれかに
    記載の弾球遊技機。
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