JP2001137056A - 集塵装置つき家具 - Google Patents

集塵装置つき家具

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JP2001137056A
JP2001137056A JP32268199A JP32268199A JP2001137056A JP 2001137056 A JP2001137056 A JP 2001137056A JP 32268199 A JP32268199 A JP 32268199A JP 32268199 A JP32268199 A JP 32268199A JP 2001137056 A JP2001137056 A JP 2001137056A
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dust
furniture
dust collecting
front plate
floor
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JP32268199A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Mutsuko Miyazaki
睦子 宮崎
Tomohisa Imai
智久 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L7/00Suction cleaners adapted for additional purposes; Tables with suction openings for cleaning purposes; Containers for cleaning articles by suction; Suction cleaners adapted to cleaning of brushes; Suction cleaners adapted to taking-up liquids
    • A47L7/0047Furniture or stationary devices with suction openings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具に集塵装置を組込むことにより床面上の
ゴミを吸引させて簡単に掃除することのできる集塵装置
つき家具を提供する。 【解決手段】 家具1内に、下部にゴミの取入口13を
有する前面板11、この取入口13に接続された集塵室
及びモータ室からなる集塵装置10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵装置つき家具
に係り、さらに詳しくは、台所に据付けられた流し台や
トレーなどの家具の内部に集塵装置を設け、正面下部に
設けた取入口から床面上のごみ等を吸引させるようにし
た集塵装置つき家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、台所の床面にはごみが溜り易
く、また、流し台上で食品を加工したり調理したりする
際に、食品の屑、調味料、米やパン粉、小麦粉などが床
面に落下し、散乱することがある。このような場合、手
で拾ったり、箒やモップで一か所に寄せ集めて塵取りに
入れてゴミ箱に捨てたりしており、特に粉や粒状のゴミ
の場合は、別の場所に置いてある電気掃除機を運んでき
て掃除を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
床面上のゴミなどを手で拾ったり、塵取りに掃き込んで
捨てたり、あるいは電気掃除機を運んで来て掃除したり
しているので、手間がかかるばかりでなく、きわめて面
倒であった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、家具に集塵装置を組込むことにより、床
面上に散乱したゴミを吸引させて簡単に掃除することの
できる集塵装置つき家具を提供することを目的としたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る集塵装置つ
き家具は、家具内に、下部にゴミの取入口を有する前面
板、該取入具に連結された集塵室及びモータ室からなる
集塵装置を設けたもののである。また、上記の集塵装置
を、家具に出し入れ自在とした。
【0006】上記の前面板にけこみを設け、このけこみ
に取入口を設けた。取入口の下部を外方向に向って下方
に傾斜した傾斜面で形成した。集塵室とモータ室又はモ
ータ室と排気管とを伸縮自在の連通管で連結した。
【0007】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1に係る集塵装置つき家具の斜視図、図2は
図1の要部の縦断面図、図3は図2の要部の正面図及び
平断面図である。図において、1は床材41の床面42
上に据付けられた流し台、2はカウンタートップで、シ
ンク3及びこれに隣接して調理台4が設けられている。
なお、カウンタートップ2は、例えば金属板、人造大理
石など比重の高い材料で構成することが望ましい。5は
カウンタートップ2の下部に設けられて調理具などを収
納する収納部の前面を開閉する扉、6は収納部の下部に
形成されたけこみである。7は収納部の一部を上下に仕
切る仕切り板で、その上段4aには引出し8が設けられ
ている。
【0008】10は仕切り板7の下段4b内に設置され
た集塵装置である。集塵装置10において、11は扉5
とほぼ同一垂直面上に位置する前面板で、下段4bの開
口部に整合する大きさに形成されており、下部にはけこ
み6とほぼ同じ位置にけこみ12(以下、前面板けこみ
という)が形成されている。そして、前面板けこみ12
の垂直面の中央部には、上下左右の壁面が内側に傾斜し
て凹状に形成されたゴミの取入口13が設けられてい
る。なお、取入口13の下辺14は外方に向って下方に
傾斜した傾斜面で形成され、その前端部は床面42とほ
ぼ同じ高さになっている。15は前面板11の前面上部
に設けたハンドルである。なお、図示してないが、流し
台1又は前面板11には集塵装置10の電源スイッチが
設けられている。
【0009】20は上部が開口された箱状の集塵室で、
前壁及び後壁には接続口21,22が突設されており、
前壁に設けた接続口21と前面板11の取入口13と
は、連結管17により一端が集塵室20内に突出した状
態で気密に連結されている。16は一端が取入口13の
集塵室20側に固定された開閉弁で、ゴムの如き軟質材
料からなり、常時は自重により垂下して吸込口13を閉
塞している。
【0010】23は底面に設けた脚であるが、この脚2
3に代えてキャスタを設けてもよい。24は集塵室20
の開口部に着脱自在に取付けられる蓋体である。なお、
この蓋体24は一端を集塵室20にヒンジで連結して開
閉自在に構成してもよい。25は連結管17に嵌合され
て集塵室20の内壁に接着されたパッキン、26は開口
部から挿入されて連結管17に着脱自在に装着される集
塵袋である。なお、前面板11と集塵室20とは、例え
ば連結板の如き連結部材18により連結して、一体化す
ることが望ましい。
【0011】30は集塵室20の後方に設置された箱状
のモータ室で、前壁には接続口31が、また、底部には
排気口32が突設されており、内部に支持部材34によ
り電動送風機33が取付けられている。そして、集塵室
20の接続口22とモータ室30の接続口31とは、例
えば蛇腹の如き伸縮自在の連通管35により連結されて
いる。36はモータ室30の排気口32に連結された排
気管で、床材41を貫通して床に固定され、床下に開口
している。なお、この排気管36の排気方向は任意の方
向に設定することができ、場合によっては流し台1の後
面板9及び建物の後壁46又は土台44を貫通させて外
部に排気するようにしてもよい。
【0012】50は床面42を掃除するモップで、その
柄にはリモートスイッチ51が着脱自在に取付けられて
いる。なお、図2において、43は地盤、44は換気口
45を有する土台で、上記の説明では地盤43上の床材
41の上に流し台1を据付けた場合を示したが、2階以
上の階やアパート、マンションなどの各階に据付けた流
し台にも、同様にして本発明を実施することができる。
【0013】次に、上記のように構成した本実施の形態
の作用を説明する。台所の床面42上にのゴミ52が散
乱したときは、モップ50や箒など(以下、モップ等5
0という)により床面42上のゴミ52を集塵装置10
の取入口13の近傍に寄せ集め、モップ等50の柄に取
付けたリモコンスイッチ51をONする。これにより、
電動送風機33が駆動されて開閉弁16を破線で示すよ
うに吸引し、取入口13を開口してその近傍に集められ
たゴミ52を吸引し、集塵袋26内に集積する。このと
き、排気はモータ室30の排気口32から排気管36を
経て床下に排気される。
【0014】ゴミ52の吸引が終ったときは、リモコン
スイッチ51をOFFすれば電動送風機33が停止して
掃除が終了する。このとき、開閉弁16は自重により垂
下し、取入口13を閉塞する。なお、集塵装置10の起
動及び停止にあたっては、リモコンスイッチ51を使用
せず、前面板11等に設けた電源スイッチを手動により
ONしてもよい。
【0015】集塵袋26がゴミで一杯になったときは、
図4に示すように、ハンドル15を持って前面板11及
び集塵室20を前方に引出し、蓋体24をとって集塵袋
26を交換すればよい。このとき、モータ室30は固定
されているが、連通管35が伸張するので、集塵室20
を容易に引出すことができる。集塵袋26を交換したと
きは、前面板11を押して元の位置に戻す。なお、図示
してないが、集塵装置10を流し台1内に収容したと
き、及び流し台1から引出したときに、その位置に保持
されるためのストッパを設けることが望ましい。
【0016】上記の説明では、カウンタートップ2にシ
ンク3及び調理台4を設けた流し台1に本発明を実施し
た場合を示したが、これに限定するものではなく、例え
ばレンジ等の調理器や食器洗浄機などが組込まれた流し
台にも本発明を実施することができる。
【0017】本実施の形態によれば、集塵装置10を流
し台1の収納部内に設置し、ゴミの取入口13を、流し
台1のけこみ6とほぼ同じ位置に形成した前面板けこみ
12に設けたので、バランスがよく意匠的にすぐれた流
し台を得ることができる。また、前面板11の下端部に
けこみ12を設けたので、流し台に接近して調理などを
行う際に、つま先が前面板11に当ることがない。さら
に、床面42上のゴミ52は、取入口13の近傍に寄せ
集めて電源スイッチをONするだけで集塵袋26内に吸
引されるので、掃除がきわめて容易である。また、集塵
室20を引出し可能に構成したので、集塵袋の交換がき
わめて容易である。
【0018】また、ゴミ52の寄せ集めにあたって化学
雑巾を用いたモップ等50を使用すれば、微小な塵埃は
これに吸着され、大きなゴミ52は集塵装置10に吸引
されるので、室内にほこりが立つことがない。さらに、
排気を床下に排出すれば、床下の澱んだ空気を撹拌する
ことができ、また一部を換気することができる。
【0019】上記の説明では、前面板11の下部に前面
板けこみ12を設け、ここにゴミの取入口13を設けた
場合を示したが、図4に示すように、前面板11にけこ
みを設けず、前面板11の下部の扉5とほぼ同じ垂直面
上にゴミの取入口13を設けてもよい。
【0020】図6〜図9は本実施の形態の他の例を示す
ものである。図6は洗面所の洗面台1aの収納部の一部
に、本実施の形態に係る集塵装置10を設け、そのけこ
み6に対応した位置に取入口13を開口したもので、こ
れにより、洗面所の床面上のゴミを取入口13の近傍に
集めて吸引させることにより簡単に掃除することができ
る。また、図7はシステムキッチン1bの収納部に集塵
装置10を設け、けこみ6に対応して設けた前面板けこ
み12に取入口13を開口したもので、図1〜図4の例
の場合と同様に、台所の床面に散乱したゴミを取入口1
3から吸引させることにより、簡単に掃除することがで
きる。
【0021】また、図8は玄関に設置した靴箱1cのけ
こみ6の下部において、タタキ上に集塵装置10を設け
たもので、これにより、タタキ上のゴミを吸引させて簡
単に掃除することができる。なお、靴箱1cのけこみ6
の下部の板の間上に集塵装置10を設ければ、同様に板
の間上のゴミを吸引させて簡単に掃除することができ
る。また、図9はクローゼット内に設置した収納棚1d
の最下部に集塵装置10を設けたもので、クローゼット
内及びその周辺のゴミを吸引させることにより簡単に掃
除することができる。
【0022】ところで、図9においては、収納棚1dの
最下部に集塵装置10を設けたが、この種収納棚1dは
構造上一般にけこみが設けられていない。そこで、本例
においては、図1で説明したように、けこみ12に取入
口13を設けた前面板11を用いてもよいが、例えば図
5で説明したように、前面板11をけこみのない平板状
のもので構成し、図10に示すように、その下部に取入
口13を設けてもよい。
【0023】本実施の形態においては、床面上に固定的
に設置した家具に、本発明に係る集塵装置10を設ける
ことにより、周辺のゴミをモップ等で掃き寄せて塵り取
りに入れて捨てたり、他所から電気掃除機を運んできて
掃除したりすることなく、モップ等でゴミを集塵装置1
0の取入口13の近傍に集めてスイッチをONすること
により吸引させるようにしたので、掃除がきわめて容易
である。
【0024】[実施の形態2]実施の形態1において
は、床面上に固定的に設置した流し台、洗面台等の家具
に本発明に係る集塵装置を設けた場合を示したが、本実
施の形態は、簡単に移動できる家具に本発明に係る集塵
装置を設けたものである。図11は簡単に移動できる電
話台61の最下部に集塵装置10を設け、前面板11又
は本体に電源スイッチ(図示せず)を設けたものであ
る。このように構成した電話台61は、居間、食堂、玄
関など任意の位置に設置され、その周辺のゴミを取入口
13の近傍に寄せ集めて、モップ等に設けたリモコンス
イッチ又は電源スイッチをONし、取入口13からゴミ
を吸引させれば、簡単に掃除することができる。
【0025】また、図12はキャスタ63を有するトレ
ー62の最下部に集塵装置10を設け、その前面板11
又は本体に電源スイッチ(図示せず)を設けたものであ
る。なお、本例及び図11の例の場合は、構造上一般に
けこみが設けられていないので、図5及び図10で示し
たように、けこみのない前面板11を用いてもよい。本
例の場合は、キャスタ63を有するため、集塵装置10
を収容したトレー62の底板が床面より高い位置にあ
る。このため、取入口13に塵取り状のガイド13aを
出し入れ自在に設け、常時は取入口13内に押し込んで
おき、使用時には引き出してその先端部を床面に当接さ
せるようにしたもので、これにより、トレー62周辺の
床面上のゴミを吸引させて簡単に掃除することができ
る。
【0026】このように、トレー62に集塵装置10を
設けた場合は、キャスタ63を有するため、台所、食
堂、居間、玄関、寝室など任意の場所に移動させて、そ
の周辺の床面上のゴミを吸引させて掃除することができ
る。なお、電話台61、トレー62などの簡単に移動し
うる家具に集塵装置10を設けた場合は、これら家具の
後壁又は底板から排気を排出させるようにすればよい。
【0027】[実施の形態3]実施の形態1では、集塵
装置10を、前面板11、この前面板11と連結管17
で連結された集塵室20及び集塵室20に蛇腹状の連通
管35により連結されたモータ室30とにより構成し、
モータ室30を流し台1又は床材41に固定して前面板
11及び集塵室20を引き出し可能に構成した場合を示
したが、本実施の形態は、集塵室20とモータ室30を
一体に構成し、又は前面板11、集塵室20及びモータ
室30を一体に構成したものである。
【0028】図13は本実施の形態の一例を示す要部の
縦断面図で、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符
号を付し、説明を省略する。図において、20aは箱状
のケースで、ほぼ中央部には開口部20cを有する隔壁
20bが設けられており、この隔壁20bの前面側には
上部が開口された集塵室20が形成されている。そし
て、集塵室20の前壁には連結管17が接続される接続
口21が設けられており、また、上部開口部にはヒンジ
27により開閉自在の蓋体24が設けられていて、集塵
室20内には着脱可能に集塵袋26が配設される。
【0029】また、モータ室30は上部が閉塞されて後
壁には排気口32aが突設されており、内部には吸込口
を隔壁20bの開口部20cと対向させて、支持部材3
4により電動送風機33が取付けられている。36aは
一端が排気口32aと対向し、他端が床材41を貫通し
て床材41に固定された排気管の一部を構成するエルボ
で、床下開口部には排気管36が接続されている。そし
て、モータ室30の排気口32aとエルボ36aの一端
とは、例えば蛇腹の如き伸縮自在な連通管35により連
結されている。なお、排気管36の排気口はどの方向に
向けてもよく、また、エルボ36aに代えて直管を用
い、流し台1の後壁9から室内に排気するようにしても
よく、あるいは、さらに建物の壁を貫通して外部に排気
するようにしてもよい。
【0030】上記のような本実施の形態の作用も実施の
形態1の場合とほぼ同様であって、床面42上のゴミを
モップ等により集塵装置10の前面板11の取入口13
の近傍に寄せ集め、モップ等に設けたリモコンスイッチ
あるいは前面板11などに設けた電源スイッチをONす
る。これにより電動送風機33が駆動され、ゴミが吸引
されて集塵袋26内に集積される。一方、排気は、隔壁
20bの開口部20cからモータ室20a、排気口32
a、連通管35を経てエルボ36aから排気管36に送
られ、床下に排出される。
【0031】集塵袋26を交換する場合は、ハンドル1
5を持って前面板11を引き出すと、これに連結された
集塵室20とモータ室30が設けられたケース20aも
一緒に流し台1から引き出されるので、蓋体24を開い
て集塵袋26を交換する。このとき、一端がケース20
aに取付けられ、他端が固定のエルボ36aに取付けら
れた連通管35が伸張するので、ケース20aを容易に
引き出すことができる。集塵袋26の交換が終ったとき
は、前面板11を押圧することにより、ケース20a及
び前面板11は再び元の位置に収容される。
【0032】上記の例では、集塵装置10を、前面板1
1と、集塵室20及びモータ室30が設けられたケース
20aとによって構成した場合を示したが、前面板1
1、集塵室20及びモータ室30を、1つのケースに設
けて構成してもよい。本実施の形態によれば、集塵装置
10をコンパクトに構成することができる。
【0033】[実施の形態4]本実施の形態は、例えば
図12で説明したトレー62に設けた集塵装置10を、
電気掃除機として使用しうるようにしたものである。図
14に本実施の形態の要部を示す。55は電気掃除機の
アタッチメントで、集塵装置10の前面板11に設けた
取入口13の開口部の内形に対応した形状の鍔部56
と、前面に開口し、後方に突設された管状の接続部57
とからなり、接続部57の内径dは電気掃除機のホース
58の差込部59の外径d1 とほぼ等しく形成されてい
る。
【0034】上記のように構成した本実施の形態におい
ては、通常は実施の形態2の図11で説明したように、
取入口13の近傍にゴミを寄せ集め、スイッチをONし
て電動送風機を駆動してゴミを吸引して掃除を行う。次
に、電気掃除機として使用する場合は、先ず、アタッチ
メント55を前面板11の取入口13に嵌入し、気密に
固定する。ついで、電気掃除機のホース58の差込部5
9をアタッチメント55の接続部57に挿入する。そし
て、ホース58の他端に、直接又は延長管を介して床ブ
ラシを接続し、電源スイッチをONすれば、床ブラシに
より床面等を掃除することができる。
【0035】本実施の形態によれば、取入口13の近傍
に集められたゴミを直接吸引して掃除することができ、
また、電気掃除機のホース58をアタッチメント55を
介して取入口13に接続することにより、電気掃除機と
して使用することもできるのて、きわめて便利である。
なお、上記の説明では、本実施の形態を集塵装置10を
備えたトレー62に実施した場合を示したが、他の実施
の形態に係る家具にも同様にして実施することができ
る。
【0036】以上本発明の実施の形態について説明した
が、ここに示した家具はその一例を示すもので、他の造
り付け家具、据付用家具、移動可能な家具にも本発明に
係る集塵装置を設けて、取入口の近傍に集められたゴミ
を吸引させて簡単に掃除することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る集塵装置つき家具は、家具
内に、下部にゴミの取入口を有する前面板、この取入口
に連結された集塵室及びモータ室からなる集塵装置を設
け、床面上のゴミを取入口の近傍に寄せ集めてモータ室
内の電動送風機を駆動することにより、このがゴミを集
塵室内に吸引するようにしたので、きわめて簡単に掃除
することができる。
【0038】また、上記の集塵装置を、家具に出し入れ
自在に設けたので、ゴミが一杯になった集塵袋を交換し
ようとする場合は、前面板及び集塵室を家具から引出し
て新らしい集塵袋と交換すればよいので、集塵袋の交換
がきわめて容易である。
【0039】上記の集塵装置の前面板に、家具のけこみ
と同様のけこみを設け、このけこみにゴミの取入口を設
けたので、家具の意匠性を損なうことがなく、また、例
えば流し台に近接して調理などを行う場合に、つま先が
前面板に突き当たこともない。
【0040】上記の前面板に設けた取入口の下部を外方
に向って下方に傾斜した傾斜面で形成したので、ゴミを
円滑に効率よく吸引することができる。
【0041】上記の集塵室とモータ室又はモータ室と排
気管とを伸縮自在の連通管で連結したので、前面板及び
集塵室を円滑に引出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の斜視図である。
【図2】 図1の要部の縦断面図である。
【図3】 図2の集塵装置の正面図及び平断面図であ
る。
【図4】 実施の形態1の作用説明図である。
【図5】 前面板の他の例の正面図及び平断面図であ
る。
【図6】 実施の形態1の他の例の斜視図である。
【図7】 実施の形態1の他の例の斜視図である。
【図8】 実施の形態1の他の例の斜視図である。
【図9】 実施の形態1の他の例の斜視図である。
【図10】 図9の前面板の縦断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2の斜視図である。
【図12】 実施の形態2の他の例の斜視図である。
【図13】 本発明の実施の形態3の要部の縦断面図で
ある。
【図14】 本発明の実施の形態4の要部の縦断面図及
びそのアタッチメントの斜視図である。
【符号の説明】
1 流し台、2 カウンタートップ、5 収納部の扉、
6 けこみ、10集塵装置、11 前面板、12 けこ
み、13 ゴミの取入口、15 ハンドル、16 開閉
弁、17 連結管、20 集塵室、20a ケース、2
4 蓋体、26集塵袋、30 モータ室、33 電動送
風機、35 連通管、36 排気管、42 床面、50
モップ等、51 リモートスイッチ、55 アタッチ
メント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 豊 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 宮崎 睦子 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 今井 智久 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3E023 GA06 GB02 GC01 HA05 LA02 LA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具内に、下部にゴミの取入口を有する
    前面板、該取入口に連結された集塵室及びモータ室から
    なる集塵装置を設けたことを特徴とする集塵装置つき家
    具。
  2. 【請求項2】 集塵装置を、家具に出し入れ自在に設け
    たことを特徴とする請求項1記載の集塵装置つき家具。
  3. 【請求項3】 前面板にけこみを設け、該けこみに取入
    口を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の集塵
    装置つき家具。
  4. 【請求項4】 取入口の下部を外方に向って下方に傾斜
    した傾斜面で形成したことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の集塵装置つき家具。
  5. 【請求項5】 集塵室とモータ室又はモータ室と排気管
    とを伸縮自在の連通管で連結したことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の集塵装置つき家具。
JP32268199A 1999-11-12 1999-11-12 集塵装置つき家具 Pending JP2001137056A (ja)

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