JP2001161619A - 掃き込みブラシ及びこれを備えた電気吸塵装置 - Google Patents

掃き込みブラシ及びこれを備えた電気吸塵装置

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JP2001161619A
JP2001161619A JP34799799A JP34799799A JP2001161619A JP 2001161619 A JP2001161619 A JP 2001161619A JP 34799799 A JP34799799 A JP 34799799A JP 34799799 A JP34799799 A JP 34799799A JP 2001161619 A JP2001161619 A JP 2001161619A
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dust
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brush
suction port
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JP34799799A
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Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
Yutaka Takahashi
豊 高橋
Tomohisa Imai
智久 今井
Mutsuko Miyazaki
睦子 宮崎
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床上のゴミなどを簡単かつ効率よく寄せ集め
ることのできる使い勝手のよい掃き込みブラシ、及び家
具に組込まれこの掃き込みブラシ内に集積されたゴミな
どを吸引する電気吸塵装置を得ること。 【解決手段】 平面ほぼ長方形の本体ケース1と、本体
ケース1に設けた柄21とを有し、本体ケース1の底部
四隅に回転自在に清掃ブラシ10a〜10dを設けると
共に、本体ケース1の下部中央部に前後に開口するゴミ
溜り室6を設け、各清掃ブラシ10a〜10dをゴミ溜
り室6に向って回転するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃き込みブラシ及
びこれを備えた電気吸塵装置に係り、さらに詳しくは、
床面のゴミなどを掃き寄せて集塵し、このゴミなどを例
えば流し台等の家具に設けた電気吸塵装置に吸引させる
場合に使用して特に有効な掃き込みブラシ及びこれを備
えた電気吸塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、台所の床面にはゴミが溜り易
く、また、流し台上で食品を加工したり調理したりする
際に、食品の屑、調味料、米やパン粉、小麦粉などが床
面に落下し、散乱することがある。このような場合、手
で拾ったり、帚やモップで一か所に寄せ集めて塵取りに
入れてゴミ箱に捨てたりしており、特に粉や粒状のゴミ
の場合は、別の場所に置いてある電気掃除機を運んでき
て掃除を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
床面上のゴミなどを手で拾ったり、塵取りに掃き込んで
捨てたり、あるいは電気掃除機を運んで来て掃除したり
しているので、手間がかかるばかりでなく、きわめて面
倒であった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、床上のゴミなどを簡単かつ効率よく寄せ
集めることのできる使い勝手のよい掃き込みブラシ、及
び流し台などの家具に組込まれ、この掃き込みブラシ内
に集積されたゴミなどを吸引する電気吸塵装置を提供す
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る掃き込みブ
ラシは、平面ほぼ長方形の本体ケースと、該本体ケース
に設けた柄とを有し、前記本体ケースの底部四隅に回転
自在に清掃ブラシを設けると共に、前記本体ケースの下
部中央部に前後に開口するゴミ溜り室を設け、前記各清
掃ブラシを前記ゴミ溜り室に向って回転するように構成
したものである。
【0006】また、上記の本体ケースに設けた前側の一
対の清掃ブラシと後側の一対の清掃ブラシとを、それぞ
れ独立して回転しうるように構成した。さらに、上記の
ゴミ溜り室の前後に、外方に拡大する吸塵口を設けた。
【0007】また、本発明に係る掃き込みブラシを備え
た電気吸塵装置は、家具内に電気吸塵装置を設けると共
に、前記家具の前面下端部に前記電気吸塵装置の吸込口
を設け、上記の掃き込みブラシの吸塵口を前記吸込口内
に挿入しうるように構成したものである。さらに、電気
吸塵装置の吸込口に、電源スイッチを設けた。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1に係る掃き込みブラシの斜視図、図2は一
部を断面で示した図1の本体ケースの正面図、図3は図
2の下面図、図4は図2のA−A断面図である。図にお
いて、1は平面ほぼ長方形の本体ケース、21は本体ケ
ース1に前後に回動自在に装着された柄である。
【0009】本体ケース1は、例えば合成樹脂製で下部
が開口した断面コ字状の上ケース2と、上部が開口さ
れ、上ケース2の開口部に嵌合されて固定された下ケー
ス3と、下ケース3の底部四隅に回転自在かつ着脱可能
に設けられた清掃ブラシ10a,10b,10c,10
d(以下、単に10で表わすことがある)等からなって
いる。そして、上ケース2の上面中央部には一対のブラ
ケット4が立設されており、このブラケット4の間に
は、柄21がピン22により前後に回動可能に装着され
ている。
【0010】また、下ケース3の底部の四隅には、ほぼ
4分の1円状の凹部5a,5b,5c,5dが設けられ
ており、さらに、中央部には前後に開口するゴミ溜り室
6が設けられ、前後の開口部から凹部5a〜5dに向っ
て傾斜面7a,7b,7c,7dにより外方に拡大され
た吸塵口8a,8bが形成されている。そして、ゴミ溜
り室6の底部は、図4に示すように、吸塵口8a,8b
の外端部が断面三角形状の凸部9a,9bにより一段高
く形成され、その奧は平坦になっている。
【0011】10a,10bは下ケース3の凹部5a,
5b内に回転自在、着脱可能に装着された左右一対の前
側の清掃ブラシ、10c,10dは同じく凹部5c,5
d内に装着された左右一対の後側の清掃ブラシである。
これら清掃ブラシ10a〜10dの先端部は、下ケース
3の底面より下方に位置しており、それぞれ本体ケース
1内に設けられたモータ11a,11b,11c,11
d(但し、11b,11dは図示してない)に駆動され
て、図3に矢印で示すように互いにゴミ溜り室6に向っ
て回転するようになっている。なお、モータ11a〜1
1dの駆動電源は電池を用いてもよく、あるいは商用電
源を使用してもよい。12は下ケース3の底板に回転自
在に設けられた一対の走行車輪で、その走行面は清掃ブ
ラシ10のブラシの先端部とほぼ同じか、又はこれより
若干上方に位置している。
【0012】本体ケース1に装着された柄21の上部に
は握り部23が設けられており、この握り部23には電
源スイッチ24等を有する操作部(図示せず)が設けら
れている。なお、電源スイッチ24は後述の電気吸塵装
置を起動するリモコンスイッチを兼ねてもよい。
【0013】上記のように構成した掃き込みブラシによ
り床上に散乱したゴミなどを掃除するには、柄21の握
り部23を持って電源スイッチ24をONし、床面に沿
って本体ケース1を移動させる。これにより、各清掃ブ
ラシ10はいずれも図3に矢印で示すように、ゴミ溜り
室6に向って回転し、床上のゴミなどを掃き寄せて吸塵
口8a,8bからゴミ溜り室6内に掃き込む。このと
き、ゴミ溜り室6の吸塵口8a,8bの底部には凸部9
a,9bが設けられているので、ゴミ溜り室6に溜った
ゴミなどが外部に飛び出すことはない。
【0014】また、走行車輪12の走行面が、清掃ブラ
シ10のブラシの先端部とほぼ同じか又はこれより若干
上方に位置して本体ケース1等を支持しているので、本
体ケース1や柄21の重量によりブラシが押し潰される
ことがなく、比較的小さい抵抗で回転し、周囲のゴミな
どをゴミ溜り室6に掃き込むことができる。
【0015】[実施の形態2]図5は本発明の実施の形
態2に係る掃き込みブラシの本体ケースの縦断面図であ
る。実施の形態1においては、本体ケース1の四隅に設
けた清掃ブラシ10a〜10dをすべて回転させて、床
上のゴミなどをゴミ溜り室6内に掃き込むようにした
が、本実施の形態は、掃除にあたって、ゴミなどの掃き
込みに寄与する清掃ブラシだけを回転させるようにした
ものである。
【0016】図5において、13a,13b,13c,
13d(13b,13dは図示してない)は各モータ1
1a〜11dにそれぞれ対応して本体ケース1内に設け
られた例えばマイクロスイッチの如き接点部で、後述の
切換レバーの回動範囲内に配設され、それぞれモータ1
1a〜11dに接続されている。14a,14b(14
bは図示してない)は対向する接点部13aと13c、
13bと13dのほぼ中間部にそれぞれ設けられ、長手
方向のほぼ中間部が軸15により本体ケース1に回転自
在に軸止された一対の切換レバーで、上部は本体ケース
1内に位置し、下端部は走行車輪12の走行面より下方
に位置している。
【0017】上記のように構成した本実施の形態におい
ては、例えば本体ケース1を前進させると、切換レバー
14a,14bが床面の抵抗により軸15を中心に破線
で示すように回動し、その上部が接点部13a,13b
に当接して接点をONする。これにより、前側のモータ
11a,11bに通電されて清掃ブラシ10a,10b
を回転し、周辺のゴミなどを掃き寄せてゴミ溜り室6に
掃き込む。このとき、後側の清掃ブラシ10c,10d
は回転せず、床面上をブラッシングする。
【0018】また、同じ経路又は経路を変えながら本体
ケース1を後退させると、切換レバー14a,14bは
床面の抵抗により前進の場合と反対方向に回動し、接点
部13c,13dをONして後側の清掃ブラシ10c,
10dを回転させ、周辺のゴミなどをゴミ溜り室6に掃
き込むと共に、回転していない前側の清掃ブラシ10
a,10bにより床面をブラッシングする。
【0019】このように、本実施の形態においては、本
体ケース1の移動方向に対応してゴミ等の掃き込みに寄
与する側の清掃ブラシ10だけを自動的に回転させ、ゴ
ミ等の掃き込みに寄与しない側の清掃ブラシ10は停止
させて床面をブラッシングするようにしたので、使い勝
手のよい掃き込みブラシを得ることができ、その上省エ
ネ効果も得られる。
【0020】上記の説明では、各モータ11a〜11d
に対応してそれぞれ接点部13a〜13dを設けると共
に、前後に対向する接点部13aと13c、13dと1
3dの間にそれぞれ切換レバー14a,14bを設けた
場合を示したが、前側の清掃ブラシ10a,10bと、
後側の清掃ブラシ10c,10dとにそれぞれ共通の接
点部を対向して設けると共に、両接点部の間に切換レバ
ーを設けて、本体ケース1の移動方向に応じて前側の清
掃ブラシ10a,10b又は後側の清掃ブラシ10c,
10dを回転させるようにしてもよい。
【0021】また、前記の例では、前側の清掃ブラシ1
0a,10bと、後側の清掃ブラシ10c,10dの回
転を、本体ケース1に設けた切換レバーによりどちらか
の接点部を機械的にONして制御する場合を示したが、
他の機械的手段により切換えるようにしてもよく、ある
いは柄21の操作部に切換スイッチを設け、これを操作
することにより電気的に切換えるようにしてもよい。
【0022】[実施の形態3]実施の形態1では、各清
掃ブラシ10a〜10dにそれぞれモータ11a〜11
dを設けて駆動する場合を示したが、本実施の形態にお
いては、図6に示すように、本体ケース1内に1台のモ
ータ11を設け、このモータ11と各清掃ブラシ10a
〜10dとを例えば歯車、タイミングベルトの如き動力
伝達手段16で連結したものである。
【0023】本実施の形態は上記のように構成したの
で、モータ11の数を減してコストを低減することがで
きる。なお、実施の形態2の場合のように、本体ケース
1の移動方向に応じて前側の清掃ブラシ10a,10b
又は後側の清掃ブラシ10c,10dのいずれか一方の
みを回転させる場合は、例えばモータ11と動力伝達手
段16との間にクラッチを設けるなどして切換えればよ
い。
【0024】上記の説明では、1台のモータ11により
すべての清掃ブラシ10a〜10dを回転させる場合を
示したが、前側の清掃ブラシ10a,10bと後側の清
掃ブラシ10c,10dとを、それぞれ1台のモータで
独立して回転させるようにしてもよい。このように構成
すれば、ケース本体1の移動方向に応じていずれか一方
の側の清掃ブラシを回転させる場合に、モータの制御が
容易である。
【0025】以上、本発明に係る掃き込みブラシの実施
の形態について説明したが、例えば、モップ状の布ブラ
シを有する回転モップを清掃ブラシ10a〜10dに代
えて本体ケース1に装着し、これら各回転モップを回転
させて床上を移動させれば、床面をブラッシングして清
掃することができる。
【0026】[実施の形態4]本実施の形態は、上述の
掃き込みブラシを備えた電気吸塵装置に関するもので、
図7は電気吸塵装置を備えた流し台等の斜視図、図8は
図7の要部の縦断面図、図9は図8の要部の正面図及び
平断面図である。
【0027】図において、31は床61上に据付けられ
た流し台、32はカウンタートップで、シンク33及び
これに隣接して調理台34が設けられている。なお、カ
ウンタートップ32は、例えば金属板、人造大理石など
比重の高い材料で構成することが望ましい。35はカウ
ンタートップ32の下部に設けられて調理具などを収納
する収納部の前面を開閉する扉、36は収納部の下部に
形成されたけこみである。37は収納部の一部を上下に
仕切る仕切り板で、その上段34aには引出し38が設
けられている。
【0028】40は仕切り板37の下段34b内に設置
された電気吸塵装置である。電気吸塵装置40におい
て、41は扉35とほぼ同一垂直面上に位置する前面板
で、下段34bの開口部に整合する大きさに形成されて
おり、下部にはけこみ36とほぼ同じ位置にけこみ42
が形成されている。そして、けこみ42の垂直面の中央
部には、上下左右の壁面が内側に傾斜して凹状に形成さ
れたゴミの吸込口43が設けられている。なお、吸込口
43の下辺44は外方に向って下方に傾斜した傾斜面で
形成され、その前端部は床面61とほぼ同じ高さになっ
ている。45は前面板41の前面上部に設けたハンド
ル、48は吸込口43に設けた電気吸塵装置40の電源
スイッチである。なお、電源スイッチは、流し台31又
は前面板41に設けてもよい。
【0029】50は上部が開口された箱状の集塵室で、
前壁及び後壁には接続口が突設されており、前壁に設け
た接続口と前面板31の吸込口43とは、連結管47に
より一端が集塵室50内に突出した状態で気密に連結さ
れている。46は一端が吸込口43の吸塵室50側に固
定された開閉弁で、ゴムの如き軟質材料からなり、常時
は自重により垂下して吸込口43を閉塞している。
【0030】51は底面に設けた脚であるが、この脚5
1に代えてキャスタを設けてもよい。52は集塵室50
の開口部に着脱自在に取付けられる蓋体である。なお、
この蓋体52は一端を集塵室50にヒンジで連結して開
閉自在に構成してもよい。53は開口部から挿入されて
連結管47に着脱自在に装着される集塵袋である。な
お、前面板41と集塵室50とは、例えば連結板の如き
連結部材により連結して、一体化することが望ましい。
【0031】55は集塵室50の後方に設置された箱状
のモータ室で、前壁には接続口が、また、底部には排気
口56が突設されており、内部に支持部材により電動送
風機57が取付けられている。そして、集塵室50の接
続口とモータ室55の接続口とは、例えば蛇腹の如き伸
縮自在の連通管58により連結されている。59はモー
タ室55の排気口56に連結された排気管で、床61を
貫通して床に固定され、床下に開口している。この排気
管59の排気方向は任意の方向に設定することができ、
場合によっては流し台31の後面板39及び建物の後壁
64又は土台63を貫通させて外部に排気するようにし
てもよい。なお、Bは前述した本発明に係る掃き込みブ
ラシである。
【0032】次に、上記のように構成した本実施の形態
の作用を説明する。台所の床61上にゴミなどが散乱し
たときは、前述のように、掃き込みブラシBの柄21の
握り部23を持って電源スイッチ24をONし、清掃ブ
ラシ10a〜10dの全部又は一部を回転させて、床6
1上に本体ケース1を移動させ、周辺のゴミなどを掃き
寄せて吸塵口8a,8bからゴミ溜り室6内に掃き込
む。
【0033】ゴミ溜り室6内がゴミなどで一杯になった
とき、又は掃除が終ったときは、本体ケース1を電気吸
塵装置40側に移動させ、図8に示すように、吸込口4
3内に本体ケース1が壁面に当るまで挿入する。これに
より、電源スイッチ48がONして電動送風機57が駆
動され、開閉弁46を破線で示すように吸引して吸込口
43を開口する。吸込口43の開口により、掃き込みブ
ラシBの本体ケース1のゴミ溜り室6内に集積されたゴ
ミなどが吸引され、集塵袋53内に集積される。このと
き、排気はモータ室55の排気口56から排気管59を
経て、床下に排出される。
【0034】ゴミ溜り室6内のゴミなどの吸引が終った
ときは、本体ケース1を吸込口43から引出せば、電源
スイッチ48がOFFされ、電動送風機57が停止して
吸塵が終了する。このとき、開閉弁46は自重により垂
下し、吸込口43を閉塞する。なお、電気吸塵装置40
の起動及び停止にあたっては、吸込口43に設けた電源
スイッチ48を省略し、前面板31等に設けた電源スイ
ッチあるいは掃き込みブラシBの操作部に設けたリモコ
ンスイッチを手動により操作してもよい。
【0035】集塵袋53がゴミで一杯になったときは、
図10に示すように、ハンドル45を持って前面板41
及び集塵室50を前方に引出し、蓋体52をとって集塵
袋53を交換すればよい。このとき、モータ室55は固
定されているが、連通管58が伸張するので、集塵室5
0を容易に引出すことができる。集塵袋53を交換した
ときは、前面板41を押して元の位置に戻す。なお、図
示してないが、電気吸塵装置40を流し台31内に収容
したとき、及び流し台31から引出したときに、その位
置に保持されるためのストッパを設けることが望まし
い。
【0036】本実施の形態によれば、電気吸塵装置40
を流し台31の収納部内に設置し、ゴミの吸込口43
を、流し台31のけこみ36とほぼ同じ位置に形成した
前面板31のけこみ42に設けたので、バランスがよく
意匠的にすぐれた流し台を得ることができる。また、前
面板41の下端部にけこみ42を設けたので、流し台3
1に接近して調理などを行う際に、つま先が前面板41
に当ることがない。さらに、床61上のゴミなどは、掃
き込みブラシBのゴミ溜り室6に集積して本体ケース1
を電気吸塵装置40の吸込口43に挿入するだけで集塵
袋53内に吸引されるので、掃除がきわめて容易であ
る。また、集塵室50を引出し可能に構成したので、集
塵袋53の交換がきわめて容易である。
【0037】上記の説明では、前面板41の下部にけこ
み42を設け、ここにゴミなどの吸込口43を設けた場
合を示したが、前面板41にけこみを設けず、前面板4
1の下部の扉35とほぼ同じ垂直面上にゴミなどの吸込
口43を設けてもよい。
【0038】また、上記の説明では、流し台に電気吸塵
装置40を設けた場合を示したが、これに限定するもの
ではなく、例えば洗面所に設置した洗面台、玄関に設置
した靴箱、クローゼット内に設置した収納棚等の家具、
さらには電話台やトレーなどの移動可能な家具等にも電
気吸塵装置40を設けることができる。また、集塵室5
0とモータ室55を別に構成して両者を伸縮自在の連通
管58で連結した場合を示したが、集塵室とモータ室を
一体に構成し、床61に固定した排気管との間を伸縮自
在の連通管で連結してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る掃き込みブラシは、平面ほ
ぼ長方形の本体ケースと、本体ケースに設けた柄とを有
し、本体ケースの底部四隅に回転自在に清掃ブラシを設
けると共に、本体ケースの下部中央部に前後に開口する
ゴミ溜り室を設け、各清掃ブラシをゴミ溜り室に向って
回転するように構成したので、簡単な構造で床上のゴミ
などを掃き寄せてゴミ溜り室へ掃き込むことができる。
【0040】また、上記の本体ケースに設けた前側の一
対の清掃ブラシと後側の一対の清掃ブラシとを、それぞ
れ独立して回転しうるように構成し、本体ケースを前後
に移動させて床上のゴミなどを清掃するにあたり、移動
方向側の清掃ブラシだけを回転させるようにしたので、
使い勝手のよい掃き込みブラシを得ることができる。
【0041】さらに、上記のゴミ溜り室の前後に、外方
に拡大する吸塵口を設けたので、周辺のゴミなどを効率
よくゴミ溜り室に掃き込むことができる。
【0042】また、本発明に係る掃き込みブラシを備え
た電気吸塵装置は、家具内に電気吸塵装置を設けると共
に、家具の前面下端部に電気吸塵装置の吸込口を設け、
上述の掃き込みブラシの吸塵口を吸込口内に挿入しうる
ように構成したので、ゴミ溜り室内に集積されたゴミな
どを集塵袋に確実に吸引することができる。
【0043】さらに、上記の電気吸塵装置の吸込口に電
源スイッチを設けたので、掃き込みブラシの本体ケース
を吸込口内に挿入して電源スイッチに当接させることに
より、電源スイッチをONして吸塵装置を自動的に起動
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る掃き込みブラシ
の斜視図である。
【図2】 一部を断面で示した図1の本体ケースの正面
図である。
【図3】 図2の下面図である。
【図4】 図2のA−A断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る掃き込みブラシ
の本体ケースの縦断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係る掃き込みブラシ
の本体ケースの下面図である。
【図7】 本発明の実施の形態4に係る掃き込みブラシ
を備えた吸塵装置を設けた流し台等の斜視図である。
【図8】 図7の要部の断面図である。
【図9】 図8の要部の正面図及び平断面図である。
【図10】 図7の吸塵装置の作用説明図である。
【符号の説明】
B 掃き込みブラシ、1 本体ケース、2 上ケース、
3 下ケース、5a〜5d 凹部、6 ゴミ溜り室、8
a,8b 吸塵口、9a,9b 凸部、10a〜10d
清掃ブラシ、11a〜11d モータ、12 走行車
輪、13a,13b 接点部、14a,14b 切換レ
バー、16 動力伝達機構、21 柄、23 握り部、
31 流し台、40 電気吸塵装置、41 前面板、4
3 吸込口、50 集塵室、53 集塵袋、55 モー
タ室、57 電動送風機、58連通管、59 排気管、
61 床。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 豊 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 今井 智久 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 宮崎 睦子 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3B074 AB03 EE01 FF05 3B202 AA24 BA18 BB10 BC01 BE09 DA03 EG20 GA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面ほぼ長方形の本体ケースと、該本体
    ケースに設けた柄とを有し、 前記本体ケースの底部四隅に回転自在に清掃ブラシを設
    けると共に、前記本体ケースの下部中央部に前後に開口
    するゴミ溜り室を設け、前記各清掃ブラシを前記ゴミ溜
    り室に向って回転するように構成したことを特徴とする
    掃き込みブラシ。
  2. 【請求項2】 本体ケースに設けた前側の一対の清掃ブ
    ラシと後側の一対の清掃ブラシとを、それぞれ独立して
    回転しうるように構成したことを特徴とする請求項1記
    載の掃き込みブラシ。
  3. 【請求項3】 ゴミ溜り室の前後に、外方に拡大する吸
    塵口を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の掃
    き込みブラシ。
  4. 【請求項4】 家具内に電気吸塵装置を設けると共に、
    前記家具の前面下端部に前記電気吸塵装置の吸込口を設
    け、請求項1〜3のいずれかに記載の掃き込みブラシの
    吸塵口を前記吸込口内に挿入しうるように構成したこと
    を特徴とする掃き込みブラシを備えた電気吸塵装置。
  5. 【請求項5】 電気吸塵装置の吸込口に、電源スイッチ
    を設けたことを特徴とする請求項4記載の掃き込みブラ
    シを備えた電気吸塵装置。
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