JP2001309828A - 吸塵装置つき家具 - Google Patents

吸塵装置つき家具

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JP2001309828A
JP2001309828A JP2000128801A JP2000128801A JP2001309828A JP 2001309828 A JP2001309828 A JP 2001309828A JP 2000128801 A JP2000128801 A JP 2000128801A JP 2000128801 A JP2000128801 A JP 2000128801A JP 2001309828 A JP2001309828 A JP 2001309828A
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輝一 川合
Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
Shinji Nakajima
伸治 中島
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L7/00Suction cleaners adapted for additional purposes; Tables with suction openings for cleaning purposes; Containers for cleaning articles by suction; Suction cleaners adapted to cleaning of brushes; Suction cleaners adapted to taking-up liquids
    • A47L7/0047Furniture or stationary devices with suction openings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具に吸塵装置を組込むことにより、床面上
の塵埃を吸引させて簡単に掃除することのできる吸塵装
置つき家具を提供すること。 【解決手段】 家具1の下部に設けたけこみ部内に、室
内に開口する塵埃取入口11aを有する吸込み口12
と、塵埃を捕集するフィルター体18を着脱可能に収納
した集塵室15と、電動送風機34を収納する電動機収
納室31とを備えた吸塵装置10を収容した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸塵装置つき家具
に係り、さらに詳しくは、台所に据付けられた流し台や
トレーなどの家具の内部に吸塵装置を設け、正面下部に
設けた吸入口から床面上のごみ等を吸引させるようにし
た吸塵装置つき家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、台所の床面にはごみが溜り易
く、また、流し台上で食品を加工したり調理したりする
際に、食品の屑、調味料、米やパン粉、小麦粉などが床
面に落下し、散乱することがある。このような場合、手
で拾ったり、箒やモップで一か所に寄せ集めて塵取りに
入れてゴミ箱に捨てたりしており、特に粉や粒状のゴミ
の場合は、別の場所に置いてある電気掃除機を運んでき
て掃除を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
床面上のゴミなどを手で拾ったり、塵取りに掃き込んで
捨てたり、あるいは電気掃除機を運んで来て掃除したり
しているので、手間がかかるばかりでなく、きわめて面
倒であった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、家具に吸塵装置を組込むことにより、床
面上に散乱した塵埃を吸引させて簡単に掃除することの
できる吸塵装置つき家具を提供することを目的としたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吸塵装置つ
き家具は、家具の下部に設けたけこみ部内に、室内に開
口する塵埃取入口を有する吸込み口と、塵埃を捕集する
フィルター体を着脱可能に収納した集塵室と、電動送風
機を収納する電動機収納室とを備えた吸塵装置を収容し
たものである。
【0006】本発明に係る吸塵装置つき家具は、家具の
下部に、室内に開口する塵埃取入口を有する吸込み口
と、塵埃を捕集するフィルター体を着脱可能に収納した
集塵室と、電動送風機を収納する電動機収納室とを有す
る吸塵装置を備え、前記電動機収納室と吸込み口とを連
通する排気風路を設けたものである。
【0007】上記の吸塵装置の少なくとも吸込み口と集
塵室を、家具から引出し自在に構成した。また、上記の
吸込み口の底面を床面で形成した。さらに、上記の吸込
み口を、その長手方向が床面と平行に形成されたほぼ直
方体状に構成し、この直方体状の対向する短辺に吸気口
と排気口を対向して形成すると共に、長手方向の一方の
辺に塵埃取入口を設けた。
【0008】また、上記の排気口を、塵埃取入口と対向
する面側に傾斜させた。さらに、上記の吸気口の面積を
排気口の面積より大きく形成した。また、上記の排気風
路に、排気の一部を排出する排気出口を設けた。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は本発明の
実施の形態1に係る吸塵装置つき家具の斜視図、図2は
図1の要部の縦断面図、図3は図2の平断面図、図4は
吸塵装置の正面図である。図において、1は床面51上
に据付けられた流し台、2はカウンタートップで、シン
ク3及びこれに隣接して調理台4が設けられている。な
お、カウンタートップ2は、例えば金属板、人造大理石
など比重の高い材料で構成することが望ましい。5はカ
ウンタートップ2の下部に設けられて調理具などを収納
する収納部の前面を開閉する扉、6は収納部の下部に形
成されたけこみ部である。7は流し台1の底板、8は収
納部を仕切る仕切り板で、引出し9が設けられている。
なお、引出し9の下方のけこみ部6の前面は開口されて
いる。
【0010】10は底板7の下部においてけこみ部6内
に設けた吸塵装置で、この吸塵装置10は、吸込み口1
2、集塵室15、吸気路16、排気路22等からなる吸
込み部11と、電動機収納室31、消音室40等からな
る排気部30と、制御部45とからなっており、吸込み
部11と排気部30はそれぞれ独立して構成され、制御
部45は吸込み部11の前面側に設けられている。な
お、以下の説明では、図の左側(吸込み部11側)を
前、図の右側(排気部30側)を後という。
【0011】吸込み部11を構成する塵埃等の吸込み口
12は、横長のほぼ直方体状に形成され、一方の長手方
向(前面側)は室内に開口されて塵埃取入口11aが形
成されており、また、底部は開口されて床面51により
底面が形成されている。そして、両短手側(両側壁)に
は吸気口13及び排気口14が対向して開口している。
【0012】15は吸込み口12の後方に設けられた上
部が開口された箱状の集塵室で、一方の側壁には吸気風
路16を介して吸気口13に連通する開口部17が設け
られており、また、後壁には後述の電動送風機34に対
向して開口部19が設けられている。なお、17aは塵
埃等を捕獲する例えば集塵袋の如きフィルタ体18の取
付部である。20はパッキン21を介して集塵室15の
上部開口部に、着脱可能かつ気密に装着される開閉蓋で
ある。
【0013】22は吸気通路16の反対側において集塵
室15の側壁に沿って設けられた排気風路で、一端は排
気口14に連通し、他端は後壁に開口している。23は
排気風路22の後壁側の開口部の外周に設けたシールパ
ッキンである。なお、上述の吸気口13の面積Aは、排
気口14の面積Bより大きくA>Bに形成されており、
また、排気口14は、後方に傾斜して、すなわち、塵埃
取入口11aと対向する面(集塵室15の前壁)側に傾
斜して開口している。
【0014】25は吸込み部11の前面側上部に設けた
とっ手である。なお、図示していないが、吸込み部11
と流し台1との間にはロック機構が設けられており、例
えば、とっ手25の先端部を下降させるとロックが解除
され、元に戻すとロックされるように構成するなど、適
宜構造のロック機構を設けることができる。
【0015】排気部30は、周囲が壁板によって閉塞さ
れた電動機収納室31と、この電動機収納室31と隣接
して設けられ、周囲が壁板によって閉塞された消音室4
0とからなっている。そして、電動機収容室31の前壁
には集塵室15の開口部19と対向して開口部32が設
けられており、消音室40との境界を形成する共通の壁
板には排気が流出する開口部33が設けられている。
【0016】34は電動機収納室31内に設置された電
動機送風機で、開口部32に係止したモータ支持パッキ
ン36と、後壁に装着されたモータ支持パッキン39と
により水平に支持されている。上記のモータ支持パッキ
ン36には、集塵室15の開口部19に対向して開口部
37が設けられており、この開口部37の外周には、開
口部32に係止しかつ開口部32から前面側に突出する
らっぱ状のリップ38が形成されている。なお、電動送
風機34を電動機収納室31内に水平に設置した場合を
示したが、上下方向に垂直に設置してもよく、また、振
動や騒音が床面に伝播するのを防止するため、電動送風
機34はできるだけ上方に設けることが望ましい。
【0017】消音室40内には通気性を有する消音材4
1が充填されており、この消音機41には一端が前壁に
開口して吸込み部11の排気風路22に連通し、他端が
電動機収納室31の開口部33に連通する排気風路42
が設けられている。43a,43bは消音室40の外壁
に設けられ、排気の一部を外部に排出するする排気出口
である。なお、図にはこの排気出口43a,43bを2
個設けた場合を示したが、1個以上であればよい。ま
た、設置場所も消音室40の外壁に限定するものではな
く、排気風路22,42中であれば、他の場所に設けて
もよい。
【0018】制御部45は、中央に塵埃取入口11aか
ら吸込み口12内に摺動自在に挿入される筒状のガイド
部47を有し、吸込み部11の前面側に配設された制御
板46と、制御板46の後面両側に設けられ、吸込み部
11の前壁内側に設けたガイド穴24a,24bに摺動
自在に挿入されるT字状の可動素子48a,48bと、
吸込み部11の前壁と制御板46との間に介装され、制
御板46を前方向に付勢するばね49と、吸込み部11
に可動素子48a,48bと対向して設けられて電源に
接続された、例えばマイクロスイッチの如き開閉器50
a,50bとからなっている。なお、上記の説明では、
制御部45の可動素子48a,48b及び開閉器50
a,50b等を2組設けた場合を示したが、1組又はそ
れ以上であってもよく、2組以上設けた場合は、開閉器
50a,50bを電源に直列に接続することが望まし
い。
【0019】上記のように構成した本実施の形態の吸塵
装置1は、常時はこけみ部6内に収容されている。すな
わち、排気部30はけこみ部6の最奥部に収容されてお
り、必要に応じて流し台1に固定される。一方、前面に
制御部45が設けられた吸込み部11は、けこみ部6の
前面開口部からけこみ部6内に押し込まれ、排気部30
の前壁に当接してロックされる。このとき、集塵室15
の開口部19の周囲には電動機収納室31のモータ支持
用パッキン36のリップ38が密着して気密に保持さ
れ、また、排気風路22の後部開口部はその外周に設け
たシールパッキン23が消音室40の前壁に密着し、両
排気風路22,42は気密にシールされて連通する。な
お、このとき、制御板46はけこみ部6の前面とほぼ同
一平面上に位置する。
【0020】次に、本実施の形態の作用を、図5、図6
を用いて説明する。台所の床面51上に塵埃52が散乱
したときは、ブラシ具、モップ、箒などの清掃具55に
より床面51上の塵埃52を、吸塵装置10の塵埃入口
11aの近傍に寄せ集める。そして、清掃具55を吸塵
装置10の制御板46に押しつけると、制御板46はば
ね49に抗して吸込み部11の前壁側に移動する。これ
により、制御板46に設けた可動素子48a,48bも
移動し、開閉器50a,50bのアクチュエータを押圧
して開閉器50a,50bをONさせる。開閉器50
a,50bがONすると電動送風機34に通電されて駆
動され、吸込み口12内及び清掃具55の下に集められ
た塵埃52が吸引されて矢印方向に導かれ、フィルター
体18内に捕集される。このとき、吸込み口12の底面
は床面51で形成されているため、塵埃52を床面と同
一平面上の塵埃取入口11aからスムーズに吸引するこ
とができる。
【0021】そして、塵埃52と共にフィルター体18
内に吸引された空気は、排気となって集塵室15の開口
部19から電動送風機34内に導かれ、電動送風機34
を冷却したのち、開口部35から電動機収納室31内に
排出される。この排気は開口部33から消音室40内の
排気風路42、吸込部11の排気風路22を経て排気口
14から吸込み口12に排気され、吸込み口12内の塵
埃52を吸気口13方向に吹きつけて、塵埃52と共に
再び吸気口13から吸引される。このようにして、吸込
み口12から吸引された空気は、吸塵装置10内を循環
する。
【0022】このとき、吸込み口12には吸気口13と
排気口14が対向して設けられ、かつ、排気口14は後
方に傾斜して開口しており、そして、吸気口13の開口
面積Aを排気口14の開口面積Bより大きく形成したの
で排気が吸込み口12から外部に排出されることがな
く、全排気が吸込み口12内の塵埃を確実に吸気口13
に向って移動させることができる。また、排気が消音室
40の排気風路42を通過する際に、その一部が通気性
を有する消音材41を通って排気出口43a,43bか
ら流し台1内に排出されるので、流し台1内の湿気を除
去してかびや雑菌の発生を防止することができる。
【0023】塵埃52の吸引が終ったときは、清掃具5
5を制御板46から離すと、制御板46がばね49に付
勢されて元の位置に戻り、可動素子48a,48bが開
閉器50a,50bのアクチュエータから離脱して電動
送風機34への通電がOFFされ、停止する。なお、清
掃具55を制御板46から離したのちも電動送風機34
を駆動させ、所定時間経過後に自動的に停止させるよう
にしてもよい。
【0024】集塵室15内のフィルター体18がゴミで
一杯になったときは、吸込み部11のとっ手を掛けてロ
ックを解除し、図7に示すように、吸込み部11を前方
に引けば、吸込み部11は床面51に沿って前進し、け
こみ部6から引き出すことができる。そして、開閉蓋2
0を外して集塵室15からフィルター体18を取出し、
新しいフィルター体18と交換して開閉蓋20を集塵室
15の上部開口部に装着し、とっ手25により吸込み部
11をけこみ部6内に押し込んで元の位置に戻せば、自
動的にロックされる。このようにして、吸込み部11を
流し台1から引き出すことにより、フィルター体18の
交換は勿論、保守や修理作業も容易に行うことができ
る。
【0025】ところで、清掃具55は、前述のように、
ブラシ具、モップ、箒等を使用することが、好ましい清
掃具55の一例を図8に示す。この清掃具55は、硬質
材料からなる直方体状の本体56を有し、その両短辺側
には例えばゴム材からなるサイドシール片57が取付け
られている。そして、本体56の下面には長手方向に沿
って複数条(図には2条の場合が示してある)の刷毛5
8が植毛されており、刷毛58の先端部を所定の間隔で
切除してバイパス風路59を形成したものである。な
お、図には前後の刷毛58に交互にバイパス風路59を
設けた場合を示したが、同一線上に設けてもよい。60
は本体56の上面に傾斜自在に設けたとっ手である。
【0026】上記のように構成した清掃具55によれ
ば、制御板46に当接して塵埃を吸引させる際に、バイ
パス風路59から外気を吸込み口12に吸引することが
できるので、清掃具55の下面に溜った塵埃を外気と共
に確実に集塵室15へ移動させることができる。
【0027】図9〜図11は本実施の形態の他の例を示
すものである。図9は洗面所の洗面台1aのけこみ部
に、本実施の形態に係る吸塵装置10を設け、けこみ部
6と対応した位置に塵埃入口11aを開口したもので、
洗面所の床面上の塵埃を清掃具により塵埃入口11aの
近傍に集めて吸引させれば、簡単に掃除することができ
る。また、図10はシステムキッチン1bのけこみ部6
に吸塵装置10を設け、けこみ部6に対応した位置に塵
埃入口11aを開口したもので、図1〜図6の例の場合
と同様に、台所の床面上の塵埃を掃除具により塵埃入口
11aの近傍に集めて吸引させれば、簡単に掃除するこ
とができる。
【0028】図11は玄関に設置した靴箱1cのけこみ
部6の下部において、タタキ上に吸塵装置10を設けた
もので、これによりタタキ上の塵埃を吸引させれば簡単
に掃除することができる。なお、靴箱1cの一部が板の
間上に設置されている場合は、そのけこみ部6に吸塵装
置10を設けることにより、板の間上の塵埃を吸引させ
ることにより簡単に掃除することができる。
【0029】本実施の形態においては、一般にデッドス
ペースである家具のけこみ部6内に吸塵装置10を設置
するようにしたので、けこみ部6の上部に設けられた収
納用引き出し等をなんら改造することなくそのまま利用
でき、デッドスペースを有効に活用することができる。
また、電動送風機34からの排気を吸込み口12に循環
させるようにしたので、排気を例えば床下等に導く配管
工事などが不要になるばかりでなく、吸込み口12に排
気を吐出させるため、その排気力により塵埃をより確実
に集塵室15へ移動させることができる。また、排気が
室内に排出されないので、床面のほこりや塵埃が舞い上
って不衛生になったり、人体に触れて不快感を与えるこ
ともない。
【0030】[実施の形態2]実施の形態1では、家具
の下部に設けたけこみ部6内に吸塵装置10を設けた場
合を示したが、家具によってはけこみ部が設けられてい
ないものもある。本実施の形態は、このような家具に吸
塵装置10を設置したものである。図12はクローゼッ
ト内に設置した収納棚1dの最下部に前面及び下面に開
口する空間部を設け、この空間部に吸塵装置10を設置
したものである。これにより、クローゼット内及びその
周辺の塵埃を清掃具により塵埃入口11aの近傍に寄せ
集めて吸収することができる。
【0031】また、図13は電話台1eの最下部に空間
部を設け、この空間部に吸塵装置10を設置したもの
で、このように構成した電話台10は、居間、食堂、玄
関などの任意の場所に設置し、電源コードをコンセント
と接続して、その周辺の塵埃を清掃具で塵埃入口11a
の近傍に寄せ集めて吸引させることにより、簡単に掃除
することができる。
【0032】[実施の形態3]実施の形態1では、吸込
み部11と排気部30とを別体に構成し、吸込み部11
のみをけこみ部6等から引出してフィルター体18の交
換などを行う場合を示したが、本実施の形態は、吸込み
部11と排気部30の両者をけこみ部6等から引出せる
ようにしたものである。すなわち、実施の形態1におけ
る制御部45を備えた吸込み部11と、排気部30を、
着脱可能に一体的に連結し、あるいは、1つの筐体内に
吸込み部11と排気部30とを組込んで、その前面側に
制御部45を設けたものである。
【0033】本実施の形態は上記のように構成したの
で、フィルター体18の交換は勿論、吸込み部11及び
排気部30の保守、点検や修理を容易に行うことができ
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係る発明は、家具の下部に設
けた一般にデッドスペースとされているけこみ部内に、
室内に開口する塵埃取入口を有する吸込み口と、塵埃を
捕集するフィルター体を着脱可能に収納した集塵室と、
電動送風機を収納する電動機収納室とを備えた吸塵装置
を収容するようにしたので、けこみ部の上部に設けられ
た収納用引き出し等をなんら改造することなくそのまま
利用でき、デッドスペースを有効に活用することができ
る。
【0035】また、請求項2に係る発明は、家具の下部
に、室内に開口する塵埃取入口を有する吸込み口と、塵
埃を捕集するフィルター体を着脱可能に収納した集塵室
と、電動送風機を収納する電動機収納室とを有する吸塵
装置を備え、前記電動機収納室と吸込み口とを連通する
排気風路を設けることにより、電動送風機からの排気を
吸込み口に循環させるようにしたので、排気を例えば床
下等に導くための配管工事等が不要になると共に、吸込
み口に排気を吐出させることにより、その排気力によっ
て塵埃の集塵室への移動がより確実になる。また、排気
を室内に排気しないので床面上のほこりや塵埃が舞上っ
て不衛生になったり、人体に触れて不快感を与えること
がない。
【0036】請求項3に係る発明は、上記請求項1又は
2の吸塵装置の少なくとも吸込み口と集塵室を、家具か
ら引出し自在に構成したので、集塵室内の塵埃の処理が
簡単であるばかりでなく、吸塵装置の保守、点検や修理
作業を容易に行うことができる。
【0037】請求項4に係る発明は、上記請求項1,2
又は3の吸込み口の底面を床面で形成したので、床面上
の塵埃を床面と同一平面上に設けた塵埃取入口から吸込
み口にスムーズに取り込むことができる。
【0038】請求項5に係る発明は、上記請求項1,
2,3又は4の吸込み口を、その長手方向が床面と平行
に形成されたほぼ直方体状に構成し、この直方体状の対
向する短辺に吸気口と排気口を対向して形成すると共
に、長手方向の一方の辺に塵埃取入口を設けたので、吸
込み口内の塵埃を電動送風機の吸気力と排気力により確
実に集塵室へ導くことができる。
【0039】請求項6に係る発明は、上記請求項5の排
気口を、塵埃取入口と対向する面側に傾斜させたので、
排気が塵埃取入口から外部に排出されることなく、全排
気によって塵埃を確実に吸気口へ移動させることができ
る。
【0040】請求項7に係る発明は、上記請求項5又は
6の吸気口の面積を排気口の面積より大きく形成したの
で、排気口からの排気をすべて吸気口に吸引させること
ができ、吸込み口内の塵埃を確実に移動させることがで
きる。
【0041】請求項8に係る発明は、上記請求項2〜7
のいずれかの排気風路に、排気の一部を排出する排気出
口を設けたので、家具内の湿気を除去し、かびや雑菌の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の斜視図である。
【図2】 図1の要部の縦断面図である。
【図3】 図2の吸塵装置の平断面図である。
【図4】 図2の吸塵装置の正面図である。
【図5】 実施の形態1の作用説明図である。
【図6】 実施の形態1の作用説明図である。
【図7】 実施の形態1の作用説明図である。
【図8】 本発明に使用して有効な清掃具の一例の正面
図及び底面図である。
【図9】 実施の形態1の他の例の斜視図である。
【図10】 実施の形態1の他の例の斜視図である。
【図11】 実施の形態1の他の例の斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態2の斜視図である。
【図13】 実施の形態2の他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 流し台(家具)、2 カウンタートップ、5 収納
部の扉、6 けこみ部、10 吸塵装置、11 吸込み
部、11a 塵埃取入口、12 吸込み口、13 吸気
口、14 排気口、15 集塵室、16 吸気風路、1
8 フィルター体、22,42 排気風路、25 とっ
手、30 排気部、31 電動機収納室、34 電動送
風機、36,39 モータ支持パッキン、40 消音
室、41消音機、43a,43b 排気出口、45 制
御部、46 制御板、50a,50b 開閉器、51
床面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 輝一 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 岡崎 光宏 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 中島 伸治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具の下部に設けたけこみ部内に、室内
    に開口する塵埃取入口を有する吸込み口と、塵埃を捕集
    するフィルター体を着脱可能に収納した集塵室と、電動
    送風機を収納する電動機収納室とを備えた吸塵装置を収
    容したことを特徴とする吸塵装置つき家具。
  2. 【請求項2】 家具の下部に、室内に開口する塵埃取入
    口を有する吸込み口と、塵埃を捕集するフィルター体を
    着脱可能に収納した集塵室と、電動送風機を収納する電
    動機収納室とを有する吸塵装置を備え、前記電動機収納
    室と吸込み口とを連通する排気風路を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の集塵装置つき家具。
  3. 【請求項3】 少なくとも吸込み口と集塵室を、家具か
    ら引出し自在に構成したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の吸塵装置つき家具。
  4. 【請求項4】 吸込み口の底面を床面で形成したことを
    特徴とする請求項1,2又は3のいずれかに記載の吸塵
    装置つき家具。
  5. 【請求項5】 吸込み口を、その長手方向が床面と平行
    に形成されたほぼ直方体状に構成し、この直方体状の対
    向する短辺に吸気口と排気口を対向して形成すると共
    に、長手方向の一方の辺に塵埃取入口を設けたことを特
    徴とする請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の吸
    塵装置つき家具。
  6. 【請求項6】 排気口を、塵埃取入口と対向する面側に
    傾斜させたことを特徴とする請求項5記載の吸塵装置つ
    き家具。
  7. 【請求項7】 吸気口の面積を排気口の面積より大きく
    形成したことを特徴とする請求項5又は6記載の吸塵装
    置つき家具。
  8. 【請求項8】 排気風路に、排気の一部を排出する排気
    出口を設けたことを特徴とする請求項2,3,4,5,
    6又は7のいずれかに記載の吸塵装置つき家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012010865A1 (en) 2010-07-20 2012-01-26 Tidymatic Holdings Limited Waste collection apparatus
JP2014503266A (ja) * 2010-12-07 2014-02-13 スイーポバック リミテッド バキューム装置

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